このマニュアルについて
この章では、目的、対象読者、使用する表記法について説明しています。また、関連マニュアルの入手方法に関する情報も提供しています。
この章は、次のトピックについて説明しています。
• 「目的」
• 「対象読者」
• 「マニュアルの構成」
• 「関連マニュアル」
• 「表記法」
• 「マニュアルの入手」
• 「テクニカル サポート」
• 「その他の出版物や情報の入手」
目的
『Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド』では、Cisco CallManager の機能の理解、インストール、設定、管理、使用、およびトラブルシューティングに必要な情報を提供しています。
対象読者
『Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド』は、Cisco CallManager システムの管理を担当する、ネットワーク管理者を対象としています。このマニュアルの読者には、テレフォニー技術および IP ネットワーク技術に関する知識が必要です。
マニュアルの構成
次の表は、このマニュアルの構成を示しています。
関連マニュアル
Cisco IP telephony 関連のアプリケーション、および製品の詳細については、次のマニュアルを参照してください。
• Cisco CallManager Release 4.0 インストレーション ガイド
• Cisco CallManager Release 4.0 アップグレード手順
• Cisco IP Telephony Backup and Restore System (BARS) Administration Guide
• Release Notes for Cisco CallManager Release 4.0
• Cisco CallManager システム ガイド
• Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド
• Cisco CallManager Serviceability System Guide
• Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド
• Troubleshooting Guide for Cisco CallManager
• Cisco IP Phone Administration Guide for Cisco CallManager
• Cisco CallManager Bulk Administration Tool ユーザ ガイド
表記法
ここでは、次の表記法を使用しています。
|
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boldface フォント |
コマンドおよびキーワードは boldface フォントで表します。 |
italic フォント |
ユーザが入力する引数は italics フォントで表します。 |
[ ] |
オプション要素は角カッコで表します。 |
{x | y | z} |
どれかを選択するキーワードは、波カッコで囲み、パイプで区切って表します。 |
[ x | y | z ] |
オプションでどれかを選択するキーワードは、角カッコで囲み、パイプで区切って表します。 |
string |
カッコで囲まれていない文字列。文字列を引用符で囲まないでください。引用符は文字列の一部とみなされます。 |
screen フォント |
端末セッションおよびシステムが表示する情報は screen フォントで表します。 |
boldface screen フォント |
ユーザが入力する必要がある情報は boldface screen フォントで表します。 |
italic screen フォント |
ユーザが入力する引数は italic screen フォントで表します。 |
|
このポインタは、例題において重要な部分のテキストを強調表示します。
|
^ |
Control キーは画面上では ^ 記号で表示されます:たとえば Control キー を押しながら D キーを押すという指示は、画面では ^D と表示されます。 |
< > |
パスワードのように、表示されない文字は、山カッコで囲んで表します。 |
Action > Reports |
コマンド用のパスは、Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)で表示されます。 |
注釈には、次の表記法を使用しています。
(注) 「注釈」を意味しています。役立つ情報や、このマニュアル以外の参考資料などを紹介しています。
ワンポイント・アドバイスでは、次の表記法を使用しています。
ワンポイント・アドバイス 時間を節約する方法です。ここに紹介している方法で作業を行うと、時間を短縮できます。
ヒントには、次の表記法を使用しています。
ヒント 便利なヒントです。
注意では、次の表記法を使用しています。
注意 「注意」が必要であることを意味します。この記号がある場合、装置の故障またはデータの消失につながることがありますので、注意して作業してください。
警告には、次の表記法を使用しています。
警告 「危険」を意味します。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。機器の作業を行うときは、電気回路の危険性および一般的な事故防止対策に十分注意してください。
マニュアルの入手
シスコでは、マニュアル、テクニカル サポート、およびその他のリソースをいくつかの方法で提供しています。シスコシステムズからマニュアルを入手する方法について説明します。
テクニカル サポート
シスコでは、技術上のあらゆる問題の最初の窓口として Cisco.com を運営しています。Cisco.com には、 Cisco TAC Web サイトが含まれます。お客様およびパートナーは Cisco TAC Web サイトからマニュアル、トラブルシューティングに関するヒント、およびコンフィギュレーション例を入手できます。Cisco.com にご登録済みのお客様は、TAC の Web サイトにあるテクニカル サポート(TAC ツールやユーティリティなどのリソースを含む)にアクセスできます。
Cisco.com
Cisco.com は、いつでもどこからでも、シスコの情報やリソースにアクセスできる対話形式のネットワーク サービスです。
Cisco.com を活用すると、シスコ製品を次のような形でより一層有効にご活用いただけます。
• ビジネス プロセスの合理化と生産性の向上
• オンライン テクニカル サポートによる技術上の問題の解決
• ソフトウェア パッケージのダウンロードとテスト
• シスコのトレーニング資料や製品の発注
• オンラインでの技術査定、トレーニング、認定プログラムへの登録
Cisco.com に登録されると、各ユーザに合った情報やサービスをご利用いただくことができます。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
TAC(Technical Assistance Center)
Cisco TAC では、すべてのお客様が、シスコ製品または技術についてのテクニカル サポートを受けることができます。Cisco TAC Web サイトと Cisco TAC Escalation センターの 2 タイプのサポートが提供されます。不具合の優先レベルとお客様が加入されたサービス契約の条件に基づいて、シスコ製品または技術についてのテクニカル サポートを受けることができます。
Cisco TAC inquiries は、問題の緊急性の度合いによって分類されます。
• 優先レベル 4(P4):シスコ製品の機能、インストレーション、基本的なコンフィギュレーションについて、情報または支援が必要である。業務に影響がほとんどないか、またはない。
• 優先レベル 3(P3):ネットワークのパフォーマンスが低下したが、ほとんどの業務運用が機能している。シスコはお客様とともに、通常の営業時間内にリソースを投入して、サービスを満足いくレベルまで回復させます。
• 優先レベル 2(P2):使用中のネットワークのパフォーマンスが著しく低下したり、またはシスコの製品の不十分なパフォーマンスのためにお客様の業務に重大な悪影響を及ぼしている。シスコはお客様と協力して、問題解決のために、通常の営業時間内で専任のリソースを投入します。
• 優先レベル 1(P1):使用中のネットワークが停止したために、お客様の業務に深刻な影響を及ぼしている。シスコはお客様と協力して、問題が解決するまで24時間体制で必要なリソースを投入し続けます。
Cisco TAC Web サイト
Cisco TAC Web サイトには、トラブルシューティングに役立ち、シスコ製品や技術の問題を解決するためのオンラインのマニュアルやツールが用意されています。Cisco TAC Web サイトには、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/tac
シスコと正式なサービス契約を交わしているすべてのお客様、パートナー、および代理店は、Cisco TAC Web サイトのテクニカル サポートをご利用いただけます。Cisco TAC Web サイトのサービスには、Cisco.com のログイン ID とパスワードが必要なものもあります。ログイン ID とパスワードを取得されていない場合は、次の URL にアクセスして登録手続きを行ってください。
http://tools.cisco.com/RPF/register/register.do
Cisco.com 登録ユーザは、TAC Web サイトで技術上の問題を解決できなかった場合、TAC Case Open ツールのオンライン サービスをご利用いただけます。TAC Case Open ツールの URL は次のとおりです。
http://www.cisco.com/tac/caseopen
インターネットからのアクセスの場合は、P3 および P4 に対応したサイトの利用をお勧めします。このサイトにより、状況をご自身の言葉で説明でき、任意の必要なファイルを取得できます。
Cisco TAC Escalation センター
Cisco TAC Escalation センター では、P1 から P2 に該当する問題を取り扱います。P1 と P2 は、重大なネットワークの性能低下がビジネスの遂行に著しく影響する場合に割り当てられます。TAC Escalation センターに P1 または P2 レベルのご相談をした場合、Cisco TAC の担当者は、すぐに関連する Web サイトを開きます。
TAC フリーダイヤルの国別番号へは、次の URL からアクセスしてください。
http://www.cisco.com/warp/public/687/Directory/DirTAC.shtml
電話で問い合せる前に、お客様のネットワーク管理センターへ連絡して、シスコが御社へ提供できるサービス(SMARTnet、 SMARTnet Onsite、Network Supported Accounts など)を確認してください。お電話の場合は、有効なサービス契約番号と製品のシリアル番号をお手元にご用意ください。