Cisco VG200 T1 CAS、T1 PRI、E1 PRI、FXS、または FXO ゲートウェイおよびポート用 CSV データ ファイルのための BAT スプレッドシートの使用方法
BAT スプレッドシートを使用して、個々の T1 CAS、T1 PRI、E1 PRI、FXS、または FXO ポートの詳細情報、たとえば、ドメイン名、MGCP 説明、およびポート識別子を含む CSV データ ファイルを作成します。
BAT スプレッドシートのインストール方法と使用方法については、「BAT スプレッドシートをデータ収集に使用する方法」を参照してください。
VG200 ゲートウェイ用にテキストベースの CSV データ ファイルを作成する場合は、「T1 CAS トランク、T1 PRI トランク、または E1 PRI トランクのファイル形式」の情報と例を参照してください。
VG200 ゲートウェイ用にテキストベースの CSV データ ファイルを作成する場合は、「FXO トランクまたは FXS トランクの CSV ファイル形式」の情報と例を参照してください。
手順
ステップ 1 BAT.xlt ファイルを検索し、ダブルクリックして、BAT スプレッドシートを開きます。
ステップ 2 プロンプトが表示されたら、 Enable Macros ボタンをクリックして、スプレッドシート機能を使用します。
ステップ 3 VG200 T1-Pri T1-CAS E1-Pri FXSFXO タブをクリックします。
ステップ 4 T1 CAS エンドポイントの場合に限り、Number of Port Identifiers フィールドが表示されるまで右にスクロールします。Cisco VG200 ゲートウェイごとに追加するポート識別子の数を入力します。1 つのポート識別子だけを使用する場合は、このステップをスキップしてください。
ステップ 5 各行に、次のフィールド用の情報を指定します。
• MGCP Domain Name :ゲートウェイを識別する名前を 1 ~ 64 文字で入力します。DNS ホスト名が正しく解決するように設定されている場合は、そのホスト名を使用します。そのように設定されていない場合は、Cisco MGCP ゲートウェイで定義されているとおりのホスト名を使用してください。
ホスト名は Cisco IOS ゲートウェイ上で設定されているホスト名と正確に一致している必要があります。たとえば、ホスト名が vg200-1 に解決されるようにゲートウェイ上で設定され、IP ドメイン名が設定されていない場合、このフィールドには、そのホスト名を入力します(この場合、vg200-1)。ホスト名が vg200-1 としてゲートウェイ上で設定され、IP ドメイン名が cisco.com としてゲートウェイ上で設定されている場合、このフィールドには vg200-1.cisco.com と入力します。
• MGCP Description :ゲートウェイの説明を 100 文字以下で入力します。ゲートウェイの検索に役立つ固有の説明を使用します。
• Port Description :ポートの説明を 50 文字以下で入力します。ポートのリスト内でポートの識別に役立つ説明を使用します。この要件は、ポート 2 ~ポート 4 の Description フィールドに入力する場合にも当てはまります。
• Port Directory Number :このポートの電話番号を 24 桁以下の数字と特殊文字で入力します。この要件は、ポート 2 ~ポート 4 の Directory Number フィールドに入力する場合にも当てはまります。
(注) Port 1 Directory Number フィールドと Port 1 Partition フィールドが必要なのは FXS ポートだけです。FXO ポートでは、これらのフィールドはブランクのままにします。
• Slot: 設定を試みているスロット番号を入力します。VG200 の場合は、常に 1 です。
• Subunit: サブユニットの値を表す整数を入力します。
• Port Number :ポート番号を表す整数を入力します。
(注) T1 CAS の場合に限り、ここで指定するポートは、VG200 テンプレートに指定されているポートと同じでなければなりません。CSV データ ファイルでは、テンプレートで設定されているポートは、none、some、または all ports と指定できます。テンプレートで設定されていないポートを CSV データ ファイルに設定しないでください。設定した場合、BAT VG200 テンプレートと CSV ファイルを挿入しようとするとエラーが発生します。
たとえば、テンプレートでポート 1、2、3、および 4 を設定した場合、これらのポートをどれも設定しないか、ポート 1、2、3、4、またはポート 1、2 などを CSV ファイルに設定すれば、挿入は受け入れられます。ただし、CSV ファイルでポート 5 および 6 を設定した場合、それらがテンプレートで設定されていないと、BAT で挿入エラーが発生します。
ステップ 6 Export to BAT Format をクリックして、BAT Excel スプレッドシートから CSV ファイルにデータを転送します。
このファイルは、次の名前が付けられて、C:\XLSDataFiles(または、指定した別の既存フォルダ)に保存されます。
VG200Gateways#timestamp.txt
ここで、「timestamp」は、このファイルが作成された正確な日時を表します。
ヒント いずれかのフィールドにカンマを入力した場合、BAT.xlt を使用して BAT 形式にエクスポートするときに、そのフィールド エントリは二重引用符で囲まれます。
スプレッドシートにブランク行を入力すると、その空の行はファイルの終わりとして扱われます。ブランク行の後に入力されたデータは、BAT 形式には変換されません。
CSV データ ファイルは、Cisco CallManager パブリッシャ データベース サーバにコピーして、BAT からこのデータ入力ファイルにアクセスできるようにする必要があります。詳細については、「ファイルのアップロードとダウンロード」を参照してください。
(注) エクスポートされた CSV ファイルを読み取る方法については、BAT の Insert Gateways ウィンドウで、View Sample File へのリンクをクリックしてください。
その他の情報
詳細については、「関連項目」を参照してください。