電話機の挿入
Cisco CallManager データベースに電話機、Cisco VGC Phone、CTI ポート、または H.323 クライアントを追加する手順は、次のとおりです。
始める前に
• 追加するデバイスには、Cisco CallManager Bulk Administration(BAT)電話機テンプレートが必要です。
• 電話機または他の IP テレフォニー デバイスに固有の詳細を含むカンマ区切り値(CSV)形式のデータ ファイルが必要です。
• トランザクションのための該当ターゲットと機能を選択するデータ ファイルをアップロードします。
• 電話機を挿入する前に、電話機レコードを確認します。
次の手順を使用して、電話機を Cisco CallManager に挿入します。
Cisco CallManager への電話機の挿入
次の手順を使用して、電話機を Cisco CallManager に挿入します。
手順
ステップ 1 Bulk Administration > Phones > Insert Phones の順に選択します。
Phone Insert Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Insert Phones Specific Details オプション ボタンをクリックし、カスタマイズされたファイル形式を使用する電話機レコードを挿入します。ステップ 4 と 6 に進みます。
ステップ 3 Insert Phones All Details オプション ボタンをクリックして、All Details オプションを使用して生成したエクスポート電話機ファイルから電話機レコードを挿入します。
ステップ 4 File Name ドロップダウン リストボックスで、この特定のバルク トランザクション用に作成した CSV データ ファイルを選択します。Allow Update Phone with Custom File チェックボックスをオンにして、選択したカスタム ファイルを使用して電話機を更新できるようにします。
ステップ 5 Override Configuration Settings チェックボックスをオンにすると、既存の電話機の設定が、挿入するファイルに含まれている情報によって上書きされます。
ステップ 6 Specific Details オプションを選択した場合は、Phone Template Name ドロップダウン リスト ボックスで、このタイプのバルク トランザクション用に作成した BAT 電話機テンプレートを選択します。
CSV データ ファイルに個々の MAC アドレスを入力しなかった場合は、 Create Dummy MAC Address チェックボックスをオンにする必要があります。CTI ポートを追加する場合、ダミー MAC アドレス オプションを使用すると、ダミー MAC アドレスの形式で、CTI ポートごとに固有のデバイス名が指定されます。
このフィールドは、XXXXXXXXXXXX という形式でダミー MAC アドレスを自動生成します。
X は任意の 12 文字の 16 進数(0 ~ 9 および A ~ F)を表します。
• ユーザに割り当てられる電話機の MAC アドレスが分からない場合に、このオプションを選択します。電話機が接続されると、そのデバイスに対する MAC アドレスが登録されます。
• データ入力ファイルに MAC アドレスまたはデバイス名を指定した場合は、このオプションを選択しないでください。
Cisco CallManager Administration にこの情報を手作業で入力するか、または、TAPS を使用すると、後で、電話機またはデバイスを正しい MAC アドレスで更新できます。TAPS の詳細については、「TAPS の概要」を参照してください。ステップ 9 に進みます。
ステップ 7 Job Information 領域に、ジョブの説明を入力します。
ステップ 8 Run Immediately オプション ボタンをクリックして電話機レコードを即座に挿入するか、Run Later をクリックして電話機レコードを後で挿入します。
ステップ 9 Submit をクリックして、電話機レコードを挿入するジョブを作成します。
ステップ 10 Job Configuration ウィンドウで、このジョブのスケジュールやアクティブ化を行います。
ジョブの詳細については、 「ジョブのスケジュール」 を参照してください。
ログ ファイルの詳細については、「BAT ログ ファイル」を参照してください。