この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
このまえがきでは、このマニュアルの目的、対象読者、マニュアルの構成、およびこのマニュアルで使用される表記法について説明します。
このマニュアルは、Cisco CallManager Release 3.0(5) に基づく Cisco AVVID(音声、映像、および統合データのアーキテクチャ)ネットワークの実装ガイドになるものです。IP テレフォニーに関する産業界の関心の高さを反映して、お客様は、規模の大小を問わず、自社のネットワークに対してシスコのソリューションを積極的に導入しています。シスコは、Cisco CallManager Release 3.0(5) に基づくソリューションを使用して、多くの機能を持つ大規模な IP テレフォニー システムを提供できます。
ただし、これらのシステムが一連の境界内で確実に適合していることが重要です。このマニュアルは、Cisco AVVID ネットワークの設計に関するすべての面でのガイドとして使用できるだけでなく、ネットワークの稼働状況での構成についても説明しています。Cisco CallManager Release 3.0(5) のもつ多くの新しいハードウェア、およびソフトウェアの機能については、各種のソリューション、および配置モデルで詳しく説明されています。必要最少限の Cisco IOS リリース要件、および推奨プラットフォームなど重要なコンポーネントについては、モデルごとに注記されています。
このマニュアルは、Cisco CallManager の新しいリリースと共に、Cisco AVVID のソリューション セットが増強されるたびに、アップデートされます。
このマニュアルでは、Cisco CallManager Release 3.0(5) に基づき Cisco AVVID のネットワーク設計を担当する、システム エンジニアなどを対象としています。
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第 1 章 |
Cisco AVVID の配置モデルごとに高度な内容の概要を記述するとともに、これらの設計に対する境界を定義しています。 |
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第 2 章 |
Cisco AVVID ソリューションに必要な LAN インフラストラクチャの準備するに当たって、考慮する必要のある問題について説明しています。 |
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第 3 章 |
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第 4 章 |
IP テレフォニー ネットワークを公衆電話交換網、あるいはレガシー PBX とキー システムに接続するに当たっての、ゲートウェイの選択問題について説明しています。 |
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第 5 章 |
Cisco CallManager ダイアル プランのアーキテクチャおよび動作について説明し、キャンパス環境を設計する上での推奨事項について解説しています。 |
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第 6 章 |
分散型コール処理に Cisco CallManager Release 3.0(5) を使用して、複数サイト WAN(広域ネットワーク)システムを設計するためのガイドラインを記述しています。 |
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第 7 章 |
中央集中型コール処理に Cisco CallManager Release 3.0(5) を使用して、複数サイトの WAN システムを設計するガイドラインを記述しています。 |
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第 8 章 |
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第 9 章 |
Catalyst デジタル信号プロセッサ(DSP)のリソース、およびこれらのリソースを供給する方法について説明しています。 |
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第 10 章 |
企業が、従来の PBX、およびその付属システム(主として、音声メッセージング)を Cisco AVVID ネットワークに移行できる方法について説明しています。 |
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第 11 章 |
Cisco AVVID ネットワークにネットワーク管理機能を提供する、Cisco CallManager に使用する CiscoWorks2000、および リモート保守性の機能について紹介しています。 |
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• ネットワーク管理に関する第 11 章を追加 • 第 6 章のゲートキーパー情報を改訂 |
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• Cisco CallManager Release 3.0(5) 用のマニュアル改訂 • 第 2 章のキャンパス インフラストラクチャ設計の詳細をアップデート • 第 3 章のクラスタ間コールに必要な帯域幅要件を改訂 • 第 4 章のゲートウェイ情報をアップデート • ゲートキーパー情報を第 5 章に追加 • 第 6 章のコール アドミッション制御と、ゲートキーパーの詳細をアップデート • 第 8 章の QoS 情報の主要個所を改訂 • 第 9 章の Catalyst DSP 供給の詳細をアップデート • このマニュアルから Cisco uOne に関する章を削除。この情報は別のマニュアルで扱います。 • 第 10 章の移行情報をアップデート |
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• 第 3 章のクラスタ プロビジョニングの詳細をアップデート • 第 9 章の Catalyst DSP プロビジョニングの詳細をアップデート |
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引用符を含まない文字列です。文字列には引用符を含めないでください。引用符があると、その引用符は文字列の一部と見なされます。 |
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このポインターは、例文中の重要な行やテキストを強調表示します。 |
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^ 記号は、Control キーを表します。たとえば、画面に示される ^D というキーの組み合わせは、Control キーを押しながら D キーを押すことを意味します。 |
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(注) 「注釈」の意味です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参考資料などを紹介しています。
ワンポイント・アドバイス 「作業を簡単にする方法」の意味です。ここに紹介している方法で行うと、作業が簡単になります。
警告 安全上の「警告」の意味です。人身事故を生じかねない状況に対する注意事項が記述されています。機器の作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止対策を十分理解してください。
このセクションには、このマニュアルで説明されている主題に関する追加情報を提供する文書の参照が記述されています。
–http://www.apcc.com/go/machine/cisco/3a.cfm
–http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/software/ioss390/ios390ug/ugsmtp.htm
• インターネット メッセージ アクセス プロトコル(IMAP)
–http://www.imap.org/whatisIMAP.html
–http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/cisintwk/ita/index.htm
–http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/index.htm
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