会議について
会議を有効にするには、次の概念について理解しておく必要があります。
• 「会議概要」
• 「Oct-Lines による会議」
• 「セキュア会議の制限」
• 「アドホック会議」
• 「Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョンのミートミー会議」
• 「Cisco CME 3.2 から Cisco Unified CME 4.0 へのミートミー会議」
会議概要
会議により、3 人以上の参加者が電話機の会話に参加することができます。Cisco Unified CME には、アドホック会議とミートミー会議の 2 つのタイプがあります。
アドホック会議は、ハードウェアベースとソフトウェアベースのどちらにすることもできます。ソフトウェアベースの会議はルータ CPU を使用して音声ミキシング(G.711)を提供し、参加者は 3 人に制限されます。ハードウェアベースのマルチパーティ アドホック会議はデジタル シグナル プロセッサ(DPS)を使用して、ソフトウェアベースのアドホック会議よりも多くの参加者に対応可能で、Join and Conference Participant List(ConfList)などの追加機能を提供します。
ミートミー会議は、指定された会議番号をコールする参加者によって作成されます。ミートミー会議はハードウェアベースでのみ使用できます。ソフトウェアベースの会議を設定した場合は、ミートミー会議を使用できません。
Oct-Lines による会議
Cisco Unified CME 4.3 以降のバージョンで、会議の開催者が octo-line ディレクトリ番号の場合、Cisco Unified CME はそのディレクトリ番号からアイドル状態のチャネルを選択します。ユーザは新しいコールを確立して会議を完了する必要があります。同じ octo-line ディレクトリ番号でアイドル状態のチャネルが使用できない場合、会議は打ち切られ、「利用できる回線がありません(No Line Available)」というメッセージが表示されます。Cisco Unified CME は、他のディレクトリ番号からはアイドル状態のチャネルを選択しません。ユーザは、そのディレクトリ番号、または他のディレクトリ番号の他のチャネルで「保留」のコールを選択できません。これは、シングルラインおよびデュアルラインのディレクトリ番号の動作となります。
octo-line ディレクトリ番号では、参加者が 8 人のミートミー会議またはアドホック会議について、1 つのディレクトリ番号のみが必要です。最大 8 個の select(選択)および join(参加)のインスタンスがサポートされます。
セキュア会議の制限
Cisco Unified CME はセキュア会議の DSP ファーム機能を使用できません。Cisco Unified CME でマルチパーティ アドホック会議またはミートミー会議に対して会議 DSP のファーム リソースが必要な場合、Cisco Unified CME にどのリソースが登録されているかによって、セキュアまたは非セキュアの DSP ファーム リソースが使用されます。Cisco Unified CME が意図せずにセキュア DSP ファーム リソースを選択した場合、会議自身はセキュアではなく、セッションのキャパシティの観点からすると、より高価なセキュア DSP ファーム リソースを無駄に使用していることになります。
高価なセキュア DSP ファーム リソースの使用を防止するには、セキュアな会議の DSP Farm プロファイルを登録しないことを推奨します。Cisco Unified CME は DSP ファームのセキュア機能を使用できないためです。
アドホック会議
Cisco Unified CME 4.1 よりも前のバージョンでは、会議のサポートは、G.711 コーデックを使用した、3 者間アドホック会議に制限されていました。G.711 コーデックを使用せずに、参加者でアドホック会議を開催するには、トランスコーディングが必要です。詳細については、「リモート電話機で G.729r8 を使用する場合のトランスコーディング」を参照してください。
同時会議の最大数は、Cisco Unified CME のタイプに対してはプラットフォームに特有で、各 Cisco Unified IP Phone は一度に最大 1 つの会議をホストできます。既存の会議がすでに保留になっている場合に、2 つめの会議を作成することはできません。
会議のゲイン レベル
Cisco Unified CME 3.3 以降のバージョンでは、外部コールのゲイン レベルを調整して、より適切なボリュームを提供できます。この機能は受信オーディオ パケットに適用され、会議の参加者は、コールに参加しているリモート PSTN または VoIP の発信者の声を明瞭に聞くことができます。この機能は、リモート VoIP/Foreign Exchange Office(FXO)ソースを判別できないことに注意してください。FXO ではボリューム ゲインが必要です。リモート VoIP ではボリューム ゲインは不要なため、音声のひずみが生じることがあります。
会議の終了オプション
Cisco CME 3.2 以降のバージョンでは、電話会議を開始および終了するユーザは、残りの参加者を会議に接続したままにすることも、切断することもできます。
Cisco Unified IP Phone では、会議の開催者が会議を終了する(ハンドセットをオンフックの場所に戻す)ときに、会議の残りの参加者を接続したままにするよう設定できます。会議の発信者は、[会議(Confrn)] ソフトキーキーを押して、電話会議から切断することができます。開催者が [会議(Confrn)] キーを使用して電話会議から切断すると、最も古いコール レッグが保留状態になり、開催者は最新のコール レッグに接続されたままになります。会議の開催者は、[保留(Hold)] ソフトキーを押すか、または回線ボタンを押して適切なコールを選択することによって、2 者間を移動できます。
Cisco Unified CME 4.0 以降のバージョンでは、3 者間会議の終了の動作は電話機レベルで設定できます。会議に参加していた最後の参加者が会議からドロップできるかどうか、および会議の開催者が会議を退出した後で残りの 2 人の参加者の接続を継続できるようにするかどうかを、オプションで指定します。
参加者が 3 人を超えるマルチパーティ アドホック会議
Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョンでは、ハードウェアベースのマルチパーティ アドホック会議で 3 人を超える参加者が可能です。ある参加者が別の参加者にコールし、2 人の参加者のいずれかが、3 人目の参加者をコールに参加させることを決めたとき、アドホック会議が作成されます。アドホック会議は、いくつかの方法で作成できます。
図 48 に示す会議は、内線 1215 が内線 1225 にダイヤルしたときに作成されます。2 人の参加者が、3 人目の参加者(内線 1235)を参加させることを決めます。これで、内線 1215、1225、および 1235 がアドホック会議の参加者になります。内線 1215 が作成者です。
図 48 [会議(Conf)] ソフトキーを使用した簡単なアドホック会議
作成者のみが会議に参加者を追加できるように、アドホック会議を設定することができます。デフォルトでは、すべての参加者が他の参加者を会議に追加できます。
会議の設定では、作成者が電話を切ったときに会議をドロップすることも、最後のローカルな参加者が電話を切ったときに会議をドロップすることもできます。デフォルトでは、3 人の参加者が会議に残っていれば、作成者が電話を切ったかどうかに関係なく、会議はドロップされません。
設定については、「SCCP:電話機の会議オプションの設定」を参照してください。
Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョンのミートミー会議
Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョンでは、ミートミー会議は、システム管理者が事前に定義したミートミー会議番号にダイヤルしている 3 人以上の参加者によって構成されます。たとえば、図 49 に示す会議は、内線 1215 の会議作成者が [ミートミー(MeetMe)] ソフトキーを押して確認音を聞き、ミートミー会議番号 1500 にダイヤルしたときに作成されます。内線番号 1225 と 1235 が 1500 をダイヤルし、ミートミー会議に参加します。これで内線 1215、1225、および 1235 が内線 1500 のミートミー会議の参加者になります。
図 49 単純なミートミー会議のシナリオ
最大参加者数の設定
ミートミー会議の場合は、会議の最大参加者数を、実際の最大数 32 よりも少なく設定することができます。詳細については、「SCCP:DSP ファームの設定」を参照してください。
会議リソースの開放
参加者の 1 人が電話を切るのを忘れている場合など、ミートミー会議に残っている参加者が 1 人のみの場合は、5 分後に電話会議が切断されて、システム リソースが解放されます。
作成者が会議へ参加者が来るのを待っており、その会議の参加者が作成者のみの場合は、多くのリソースが使用されていないため、会議は切断されません。
会議機能のソフトキー
Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョンでは、以下のソフトキーで、ご使用の電話機にハードウェア ベースのマルチパーティ会議の拡張機能を提供しており、適切な DSP ファームの設定が必要です。設定については、「SCCP:Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョンのマルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議の設定」を参照してください。
• [参加者(ConfList)]:会議参加者リスト。会議のすべての参加者をリストします。マルチパーティ アドホック会議では、会議のすべての参加者がこのソフトキーを使用できます。ミートミー会議では、作成者だけがこのソフトキーを使用できます。たとえば、ある参加者が会議から削除されたことを確認するには、[更新(Update)] を押して会議の参加者リストを更新します。
• [参加(Join)]:確立されたコールをアドホック会議に参加させます。最初に [選択(Select)] を押して、接続されたコールで会議に参加させる接続済みコールを選択し、次に [参加(Join)] を押して、選択したコールを会議に参加させます。
• [ドロップ(RmLstC)]:最後の発信者を削除します。会議に追加された最後の参加者を削除します。このソフトキーは作成者だけが使用できます。
• [選択(Select)]:会議に参加させるコールまたは会議を選択します。また、会議から削除するコールを選択します。作成者は、[参加者(ConfList)] ソフトキーを押し、次に [選択(Select)] および [削除(Remove)] ソフトキーを使用して対象の参加者を削除することにより、他の参加者を削除できます。
• [ミートミー(MeetMe)]:ミートミー会議を開始します。作成者は、会議番号にダイヤルする前にこのソフトキーを押します。他のミートミー会議の参加者は、会議番号にダイヤルするだけで会議に参加できます。このソフトキーは、ミートミー会議を開始する前に設定しておく必要があります。
Cisco CME 3.2 から Cisco Unified CME 4.0 へのミートミー会議
組み込みの Cisco Unified CME 会議機能とは異なり、ミートミー会議には参加者が 3 人の制限はありません。Cisco CME 3.2 から Cisco Unified CME 4.0 へのミートミー会議では、発信者を適切なミートミー ブリッジへ転送するための Cisco Unity Express の自動アテンダント、および DSP リソースを提供するためのデュアル T-1/E-1 VWIC カードが必要です。デフォルトでは、発信者の最大数によって、8 人の発信者を伴う 3 つのミートミー ブリッジが定義されています。発信者の最大数は、Cisco ルータで使用できる DSP リソースの数によって制限されます。会議では、最大 96 人の発信者がサポートされます。マルチキャスト会議は IP Phone、公衆電話交換網(PSTN)の発信者、および Cisco Unified CME ルータ上の ear and mouth(E&M)音声ポートに接続されている Cisco Land Mobile Radio(LMR)デバイスからアクセスできます。
このソリューションの唯一の制限要因は、T1 または E1 ループバック ポートの数、および使用できるデジタル シグナル プロセッサ(DSP)リソースです。
図 50 は、Cisco CME 3.2 が搭載されたシスコ ルータから、Cisco Unified CME 4.0 および Cisco Unity Express へのミートミー会議のコールフローを示しています。IP Phone および PSTN の発信者は、別のアクセス番号を使用して Cisco Unity Express Auto Attendant へダイヤルします。Cisco Unity Express の Auto Attendant は、コールされたアクセス番号に基づいて、マルチキャスト会議へ発信者をルーティングします。この例では、ローカル IP Phone が 202 にコールし、PSTN ユーザが 203 にコールして Cisco Unity Express へダイヤルします。
図 50 Cisco CME 3.2 から Cisco Unified CME 4.0 のミートミー会議
1. マルチキャスト会議から音声を送信または受信するには、音声ミキシングのためにコールは DSP を通過する必要があります。デフォルトでは、IP Phone のコールは DSP を通過しません。IP Phone のコールを T1 または E1 ループバックへルーティングすると、コールが強制的に DSP を通過するようになります。この例では、Cisco Unity Express は、202 にダイヤルした発信者を、E1/T1 ループバックを介してルーティングします。
2. T1/E1 ループバック ポートは永続的にマルチキャスト会議へトランクされます。T1 ループバックへの着信コールは、Cisco CME 上のマルチキャスト会議へルート バックされます。
3. すべての PSTN コールは必ず DSP を通過するため、PSTN の着信コールは T1 ループバックへルーティングする必要はありません。Auto Attendant は、PSTN コールを直接マルチキャスト会議へルーティングします。この例では、Cisco Unity Express は、203 にダイヤルした発信者をマルチキャスト会議へ直接ルーティングします。
4. Cisco LMR ポートは永続的にマルチキャスト会議へトランクされるため、無線の参加者は、IP Phone と PSTN の両方から音声を聞くことができます。無線のハンドセット キーで「トーク」ボタンを押すと、Cisco CME E&M ポートの M リードと無線ハンドセットで音声を送信できます。
(注) Cisco LMR デバイスは通常、音声を同時に送受信できません。Cisco LMR デバイスがマルチキャスト会議から音声を受信する場合は、音声を送信できません。Cisco LMR デバイスが会議へ音声を送信するには、IP Phone および PSTN のすべての参加者がミュートの状態となり、LMR デバイスが音声を受信しないようになっている必要があります。会議内で 1 つの IP Phone または PSTN デバイスが音声を送信すると、Cisco LMR デバイスを使用している人は話せなくなります。
ダイヤル プラン
Cisco Unified CME および Cisco Unity Express を設定する前に、ミートミー会議のダイヤル プランを計画する必要があります。表 70 は、Cisco CME 3.2 から Cisco Unified CME 4.0 へのミートミー会議を設定する前に、定義する必要のあるダイヤル プラン パラメータについて示しています。
IP Phones がマルチキャスト ブリッジに直接ダイヤルしないようにするには、マルチキャストの番号を、英文字で始まるダイヤル不可能な番号に設定する必要があります。
マルチキャスト ブリッジへダイヤルする IP Phone は音声を送受信できないため、IP Phone のコールはループバック番号へルーティングされるようにします。これらの番号は、マルチキャスト ブリッジへのすべてのアクセスを制御する Cisco Unity Express Auto Attendant を設定するために必要です。
表 70 ミートミー会議をサポートするためのダイヤル プラン
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外線番号 |
203 |
PSTN からの外線の発信者が Cisco Unity Express Auto Attendant 会議ブリッジへダイヤルするために使用する番号。 |
内線番号 |
202 |
ローカル IP Phone からの内線の発信者が Cisco Unity Express Auto Attendant 会議ブリッジへダイヤルするために使用する番号。 |
bridge1 |
212 |
E1 または T1 ループバックへコールをルーティングする(これはマルチキャスト ブリッジ 1 へトランクされます)ために、Cisco Unified CME が使用する番号。 |
bridge2 |
213 |
E1 または T1 ループバックへコールをルーティングする(これはマルチキャスト ブリッジ 2 へトランクされます)ために、Cisco Unified CME が使用する番号。 |
bridge3 |
214 |
E1 または T1 ループバックへコールをルーティングする(これはマルチキャスト ブリッジ 3 へトランクされます)ために、Cisco Unified CME が使用する番号。 |
bridge1_pstn |
A212 |
マルチキャスト ブリッジ 1 へコールをルーティングするために、Cisco Unified CME が使用するダイヤル不可能な番号。番号の先頭文字は英文字にする必要があります。 |
bridge2_pstn |
A213 |
マルチキャスト ブリッジ 2 へコールをルーティングするために、Cisco Unified CME が使用するダイヤル不可能な番号。番号の先頭文字は英文字にする必要があります。 |
bridge3_pstn |
A214 |
マルチキャスト ブリッジ 3 へコールをルーティングするために、Cisco Unified CME が使用するダイヤル不可能な番号。番号の先頭文字は英文字にする必要があります。 |
operator |
150 |
ユーザがサポートを必要とする場合にダイヤルする番号。 |
会議の設定方法
ここでは、次の作業について説明します。
(ソフトウェア ベース)3 者間アドホック会議
• 「3 者間アドホック会議のデフォルト設定の変更」(任意)
• 「SCCP:電話機での会議オプションの設定」(任意)
• 「SIP:電話機での会議オプションの設定」(任意)
(ハードウェア ベース)Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョンのマルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議
• 「SCCP:Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョンのマルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議の設定」(必須)
• 「SCCP:マルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議の確認」(任意)
Cisco CME 3.2 から Cisco Unified CME 4.0 へのミートミー会議
• 「SCCP:Cisco CME 3.2 から Cisco Unified CME 4.0 へのミートミー会議の設定」(必須)
3 者間アドホック会議のデフォルト設定の変更
3 者間アドホック会議で、デフォルトの設定をグローバルに変更し、次のパラメータに何らかの変更を加えるには、次の手順に従います。
• Cisco Unified CME ルータで同時にサポートされる、3 者間会議の最大数。ルータでサポートされる、同時 3 者間会議の最大数はプラットフォームに依存します。デフォルト値は最大数の半分です。
• 電話会議に参加している VoIP および公衆電話交換網(PSTN)の参加者の音量を上げます。
制約事項
• 3 者間会議が確立されると、参加者はコール転送を使用して、残りの会議参加者を別の番号へ参加させることができません。
• 3 者間アドホック会議では、ミートミー会議がサポートされません。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. telephony-service
4. max-conferences max-conference-number [ gain -6 | 0 | 3 | 6 ]
5. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
telephony-service
Router(config)# |
telephony-service コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
max-conferences max-conference-number [ gain -6 | 0 | 3 | 6 ]
Router(config-telephony)# max-conferences 6 |
ルータでサポートされる、同時 3 者間会議の最大数を設定します。 • max-conference-number :最大値はプラットフォームに依存します。最大値を表示するには ? と入力します。デフォルトは最大値の半分です。 • gain :(任意)会議に参加している VoIP および PSTN コール音量の増加量(デシベル)。有効値は -6 、 0 、 3 、および 6 です。デフォルトは -6 です。 |
ステップ 5 |
end
Router(config-telephony)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
SCCP:電話機での会議オプションの設定
Skinny Client Control Protocol(SCCP)を実行している Cisco Unified IP Phone で 3 者間アドホック会議において、オプションの会議終了オプションを設定するには、各電話機で次の手順に従います。
前提条件
• 会議の開催者が会議を退出するときに、会議はコール転送を使用して、会議の残り 2 名の参加者を接続します。この機能を使用するには、 transfer-system コマンドを設定する必要があります。設定情報については、 コール転送とコール自動転送の設定を参照してください。
• Cisco VG 224 を介して Cisco Unified CME システムに接続されているアナログ電話機上の Keep Conference の drop-last 機能では、Cisco IOS Release 12.4(9)T 以上のリリースが必要です。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. ephone phone-tag
4. keep-conference [ drop-last ] [ endcall ] [ local-only ]
5. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ephone phone-tag
Router(config)# ephone 1 |
ephone コンフィギュレーション モードを開始します。 • phone-tag :設定タスク中にこの ephone を識別する一意のシーケンス番号。 |
ステップ 4 |
keep-conference [ drop-last ] [ endcall ] [ local-only ]
Router(config-ephone)# keep-conference endcall |
会議の開催者は電話会議を終了して、残りの参加者が会議を終了することも、会議を保持することもできるようにします。 • no keep-conference :(デフォルト、コマンドの no 形式)。会議の開催者は電話を切るか、または [終了(EndCall)] ソフトキーを押し、会議を終了して残りのすべての参加者を切断することができます。または、[会議(Confrn)] ソフトキーを押して、会議に最後接続された参加者のみをドロップすることもできます。 • keep-conference :(キーワードは使用しない)。会議の開催者は [終了(EndCall)] ソフトキーを押して会議を終了し、すべての参加者を切断することができます。または電話を切って会議を退出し、接続されている他の 2 人の参加者を保持することもできます。会議の開催者は [会議(Confrn)] ソフトキー(IP Phone)またはフックフラッシュ(アナログ電話機)を使用して会議を中断し、残りの 2 人の参加者を接続したままにすることができます。 • drop-last :[会議(Confrn)] ソフトキーのアクションが変更されました。会議の開催者は、[会議(Confrn)] ソフトキー(IP Phone)を押すか、またはフックフラッシュ(アナログ電話機)を使用して最後の参加者をドロップすることができます。 • endcall :[終了(EndCall)] ソフトキーのアクションが変更されました。会議の開催者は電話を切るか、または [終了(EndCall)] ソフトキーを押して会議を退出し、残りの 2 人の参加者を接続したままにすることができます。 • local-only :会議の開催者は電話を切って会議を終了し、残りの参加者の一方が Cisco Unified CME システムに対してローカル(内線)の場合のみ、2 人の参加者を接続したままにすることができます。 |
ステップ 5 |
end
Router(config)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
SIP:電話機での会議オプションの設定
SIP を実行している Cisco Unified IP Phone で 3 者間アドホック会議において、オプションの会議終了オプションを設定するには、各電話機で次の手順に従います。
前提条件
• [会議(Confrn)] ソフトキーを使用してコール転送を容易にするには、会議および在籍転送、またはブラインド転送をイネーブルにする必要があります。設定情報については、 コール転送とコール自動転送の設定を参照してください。
制約事項
SIP 電話機から呼び出されたコール保留に対しては、保留音(MOH)はサポートされません。SIP 電話機によって保留中にされた場合、発信者は何も聞こえません。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. voice register pool pool-tag
4. keep-conference
5. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
voice register pool pool-tag
Router(config)# voice register pool 3 |
音声レジスタ プール コンフィギュレーション モードを開始して、SIP 電話機の電話機固有パラメータを設定します。 • pool-tag :設定する SIP 電話機の一意のシーケンス番号。範囲は 1 ~ 100、または max-pool コマンドで定義された上限までです。 |
ステップ 4 |
keep-conference
Router(config-register-pool)# keep-conference |
Cisco Unified IP Phone 会議の開催者は電話会議を終了し、残りの参加者を接続したままにすることができます。 (注) この手順は、コマンドがディセーブルになっていた場合に、コマンドをイネーブルにする方法を示すために含まれています。 • デフォルトでは有効です。 • 残りのコールは、 transfer-attended (voice register template) または transfer-blind (voice register template) コマンドでイネーブルにされ、打診なしで転送されます。 |
ステップ 5 |
end
Router(config-register-pool)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
3 者間アドホック会議の確認
ステップ 1 show running-config コマンドを使用して、設定を確認します。デフォルト以外の会議パラメータは、出力の telephony-service 部分にリストされ、会議の終了オプションは ephone 部分にリストされます。
Router# show running-config
!
ephone-dn 1 dual-line
ring feature secondary
number 126 secondary 1261
description Sales
name Smith
call-forward busy 500 secondary
call-forward noan 500 timeout 10
huntstop channel
no huntstop
no forward local-calls
!
ephone 1
mac-address 011F.92A0.C10B
type 7960 addon 1 7914
no dnd feature-ring
keep-conference
前提条件
• Cisco Unified CME 4.1 以降のバージョン
• マザーボードにホストされている PVDM2-8、PVDM2-16、PVDM2-32、または PVDM2-64 高密度パケット音声デジタル シグナル プロセッサ モジュール、または NM-HDV2 や NM-HD-2VE のモジュールを備えている必要があります。
• Cisco Unified IP Phone 7985 については、ファームウェアの 4-1-2-0 以降のバージョン。
制約事項
• ミートミー会議の参加者の最大数は、G.711 コーデックを使用した DSP では 32 人、G.729 コーデックの場合は 16 人です。
• 参加者は、同時に複数の会議に参加することはできません。
• 参加者が 3 人を超えるハードウェアベースのマルチパーティ アドホック会議は、ソフトキーをサポートしていない電話機ではサポートされません。
• 参加者が 3 人を超えるハードウェアベースのマルチパーティ アドホック会議は、SIP を実行している Cisco Unified IP Phone ではサポートされません。
• ハードウェアベースのマルチパーティ アドホック会議は、ローカル打診転送方法( transfer-system local-consult コマンド)をサポートしていません。
SCCP:ボイス カードに対する DSP ファーム サービスのイネーブル化
ボイス カードに対して DSP ファーム サービスをイネーブルにして、マルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議をサポートするには、次の手順に従います。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. voice-card slot
4. dsp services dspfarm
5. exit
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
voice-card slot
Router(config)# voice-card 2 |
voice-card コンフィギュレーション モードを開始し、音声カードを設定します。 |
ステップ 4 |
dsp services dspfarm
Router(config-voicecard)# dsp services dspfarm |
特定の音声ネットワーク モジュールに対してデジタル シグナル プロセッサ(DSP)ファーム サービスをイネーブルにします。 |
ステップ 5 |
exit
Router(config-voicecard)# exit |
voice-card コンフィギュレーション モードを終了します。 |
SCCP:参加トーンと終了トーンの設定
参加者がマルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議に対して参加および退出したときに再生されるトーンを設定するには、設定する各トーンについて次の手順に従います。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. voice class custom-cptone cptone-name
4. dualtone conference
5. frequency frequency-1 [ frequency-2 ]
6. cadence { cycle-1-on-time cycle-1-off-time [ cycle-2-on-time cycle-2-off-time ] [ cycle-3-on-time cycle-3-off-time ] [ cycle-4-on-time cycle-4-off-time ] | continuous }
7. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
voice class custom-cptone cptone-name
Router(config)# voice class custom-cptone jointone |
検出するカスタム コール プログレス トーンを定義するには、音声クラスを作成します。 |
ステップ 4 |
dualtone conference
Router(cfg-cptone)# dualtone conference |
会議の参加トーンおよび終了トーンを設定します。 |
ステップ 5 |
frequency frequency-1 [ frequency-2 ]
Router(cfg-cp-dualtone)# frequency 600 900 |
コール プログレス トーンの周波数成分を定義します。 |
ステップ 6 |
cadence { cycle-1-on-time cycle-1-off-time [ cycle-2-on-time cycle-2-off-time ] [ cycle-3-on-time cycle-3-off-time ] [ cycle-4-on-time cycle-4-off-time ] | continuous }
Router(cfg-cp-dualtone)# cadence 300 150 300 100 300 50 |
コール プログレス トーンのトーンがオンの時間とオフの時間を定義します。 |
ステップ 7 |
end
Router(cfg-cp-dualtone)# exit |
コンフィギュレーション モードを終了して、特権 EXEC モードを開始します。 |
SCCP:Cisco Unified CME に対する SCCP の設定
Cisco Unified CME で SCCP をイネーブルにしてマルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議をサポートするには、次の手順に従います。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. sccp local interface-type interface-number [ port port-number ]
4. sccp ccm { ip-address | dns } identifier identifier-number [ port port-number ] [ version version-number ]
5. sccp ccm group group-number
6. bind interface interface-type interface-number
7. exit
8. sccp
9. exit
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
sccp local interface-type interface-number [ port port-number ]
Router(config)# sccp local FastEthernet0/0 |
Cisco Unified CME に登録するために SCCP アプリケーション(トランスコーディングおよび会議)が使用する、ローカル インターフェイスを選択します。 |
ステップ 4 |
sccp ccm { ip-address | dns } identifier identifier-number [ port port-number ] [ version version-number ]
Router(config)# sccp ccm 10.4.158.3 identifier 100 version 4.0 |
SCCP アプリケーションを登録するための Cisco Unified CME ルータをイネーブルにします。 • version-number : 4.0 以上に設定する必要があります。 |
ステップ 5 |
sccp ccm group group-number
Router(config)# sccp ccm group 123 |
Cisco Unified CME グループを作成します。 |
ステップ 6 |
bind interface interface-type interface-number
Router(config-sccp-cm)# bind interface fastethernet 0/0 |
インターフェイスを Cisco Unified CME グループへバインドします。 |
ステップ 7 |
exit
Router(config-sccp-cm)# exit |
SCCP Cisco Unified CME コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 8 |
sccp
Router(config)# sccp |
SCCP および関連アプリケーション(トランスコーディングと会議)をイネーブルにします。 |
ステップ 9 |
exit
Router(config)# exit |
グローバル コンフィギュレーション モードを終了します。 |
SCCP:DSP ファームの設定
マルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議用に DSP ファーム プロファイルを設定するには、次の手順に従います。
(注) DSP ファームは Cisco Unified CME と同じルータ上にすることも、別のルータ上にすることも可能です。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. dspfarm profile profile-identifier conference
4. codec { codec-type | pass-through }
5. conference-join custom-cptone cptone-name
6. conference-leave custom-cptone cptone-name
7. maximum conference-participants max-participants
8. maximum sessions number
9. associate application sccp
10. end
手順の詳細
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|
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
dspfarm profile profile-identifier conference
Router(config)# dspfarm profile 1 conference |
DSP ファーム プロファイル コンフィギュレーション モードを開始し、DSP ファーム サービス用のプロファイルを定義します。 |
ステップ 4 |
codec { codec-type | pass-through }
Router(config-dspfarm-profile)# codec g711ulaw |
DSP ファーム プロファイルでサポートされるコーデックを指定します。 (注) サポートされているすべてのコーデックを指定するには、この手順を必要なだけ繰り返します。 |
ステップ 5 |
conference-join custom-cptone cptone-name
Router(config-dspfarm-profile)# conference-join custom-cptone jointone |
カスタム コール プログレス トーンを関連付けて、会議が DSP ファーム プロファイルに参加することを示します。 と同じにする必要があります。 |
ステップ 6 |
conference-leave custom-cptone cptone-name
Router(config-dspfarm-profile)# conference-leave custom-cptone leavetone |
カスタム コール プログレス トーンを関連付けて、会議が DSP ファーム プロファイルを終了することを示します。 と同じにする必要があります。 |
ステップ 7 |
maximum conference-participants max-participants
Router(config-dspfarm-profile)# maximum conference-participants 32 |
(任意)各ミートミー会議で許可される、会議参加者の最大数を設定します。maximum はコーデックに依存します。 |
ステップ 8 |
maximum sessions number
Router(config-dspfarm-profile)# maximum sessions 8 |
このプロファイルでサポートされる最大セッション数を指定します。 |
ステップ 9 |
associate application sccp
Router(config-dspfarm-profile)# associate application sccp |
SCCP を DSP ファーム プロファイルに関連付けます。 |
ステップ 10 |
end
Router(config-dspfarm-profile)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
SCCP:Cisco Unified CME と DSP ファーム プロファイルの関連付け
DSP サービスを制御する Cisco Unified CME ルータのグループに DSP ファーム プロファイルを関連付けるには、次の手順に従います。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. sccp ccm group group-number
4. associate ccm identifier-number priority priority-number
5. associate profile profile-identifier register device-name
6. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
sccp ccm group group-number
Router(config)# sccp ccm group 1 |
Cisco Unified CME グループを作成します。 |
ステップ 4 |
associate ccm identifier-number priority priority-number
Router(config-sccp-ccm)# associate ccm 100 priority 1 |
Cisco Unified CME ルータをグループに関連付けて、グループ内の優先度を設定します。 |
ステップ 5 |
associate profile profile-identifier register device-name
Router(config-sccp-ccm)# associate profile 2 register confdsp1 |
DSP ファーム プロファイルを Cisco Unified CME グループに関連付けます。 • device-name は最大 16 文字です。 (注) すべての会議の DSP ファームおよびトランスコーディングの DSP ファームごとに、この手順を繰り返します。 |
ステップ 6 |
end
Router(config-sccp-ccm)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
SCCP:マルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議のイネーブル化
参加者が 3 人を超えるハードウェアベースのマルチパーティ アドホック会議、およびミートミー会議を可能にするには、次の手順に従います。
(注) Cisco Unified CME でマルチパーティ アドホック会議を設定すると、3 者間(ソフトウェアベース)アドホック会議がディセーブルになります。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. telephony-service
4. conference hardware
5. transfer-system full-consult
6. sdspfarm units number
7. sdspfarm tag number device-name
8. sdspfarm conference mute-on mute-on-digits mute-off mute-off-digits
9. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
telephony-service
Router(config)# telephony-service |
telephony-service コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
conference hardware
Router(config-telephony)# conference hardware |
マルチパーティ会議専用に Cisco Unified CME を設定します。 |
ステップ 5 |
transfer-system full-consult
Router(config-telephony)# transfer-system full-consult |
可能な場合は、2 番めの電話回線を使用した打診により、コールを H.450.2 を使用して転送します。 • 2 番めの回線が使用できない場合、このコールはフルブラインドにフォールバックします。 • これは、Cisco Unified CME 4.0 以降のバージョンにおけるデフォルトの転送方法です。 |
ステップ 6 |
sdspfarm units number
Router(config-telephony)# sdspfarm units 3 |
SCCP サーバに登録できる DSP ファームの最大数を指定します。 |
ステップ 7 |
sdspfarm tag number device-name
Router(config-telephony)# sdspfarm tag 2 confdsp1 |
DSP ファームを Cisco Unified CME に登録できるようにして、それを SCCP クライアント インターフェイスの MAC アドレスに関連付けます。 と同じにする必要があります。 |
ステップ 8 |
sdspfarm conference mute-on mute-on-digits mute-off mute-off-digits
Router(config-telephony)# sdspfarm conference mute-on 111 mute-off 222 |
会議のミュートオンおよびミュートオフの桁を定義します。 • 最大:3 桁。有効な値は電話機のキーパッドに表示される数字および記号(1、2、3、4、5、6、7、8、9、0、*、および #)です。 • ミュートオンとミュートオフの桁は同じにできます。 |
ステップ 9 |
end
Router(config-telephony)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
SCCP:マルチパーティ アドホック会議およびミートミー番号
ハードウェアベースのマルチパーティ アドホックおよびミートミー アドホック会議に対して、設定する会議参加者の最大数に基づいて内線番号を設定するには、次の手順に従います。アドホック会議では、会議の参加者によって実際に使用される内線の数に関係なく、1 つの会議につき 4 つの内線が必要です。
(注) 予想される会議数に対応できるように、十分なディレクトリ番号を設定してください。IP Phone でのマルチパーティ アドホック会議の参加者の最大数は 8 人で、アナログ電話機の場合の最大数は 3 人です。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. ephone-dn dn-tag [ dual-line ]
4. number number [ secondary number ] [ no-reg [ both | primary ]]
5. conference { ad-hoc | meetme }
6. preference preference-order [ secondary secondary-order ]
7. no huntstop [ channel ]
8. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ephone-dn dn-tag dual-line
Router(config)# ephone-dn 18 dual-line |
ephone-dn コンフィギュレーション モードを開始し、電話回線に対して内線(ephone-dn)を設定します。 • デュアル ラインとして設定されている場合、各 ephone-dn は 2 人の参加者を処理することができます。 • サポートされる会議参加者の最大数に対応できるように、十分な数の ephone-dn を設定してください。 • マルチパーティ アドホック会議では、ディレクトリ番号の最大数は 8 ですが、それよりも小さい最大数を設定できます。 • ミートミー会議ではディレクトリ番号の最大数は 32 ですが、それよりも小さい最大数を設定できます。 • 最小限必要なディレクトリ番号の数:2。 |
ステップ 4 |
number number [ secondary number ] [ no-reg [ both | primary ]]
Router(config-ephone-dn)# number 6789 |
電話番号または内線番号を、Cisco Unified CME システムの ephone-dn に関連付けます。 • 1 つの会議の各 DN は、同じプライマリ番号とセカンダリ番号を持っている必要があります。 |
ステップ 5 |
conference ad-hoc または conference meetme
Router(config-ephone-dn)# conference ad-hoc または Router(config-ephone-dn)# conference meetme |
コールを DSP ファームに関連付けるために、アドホック会議について、1 つの数字をプレースホルダとして設定します。 または (任意)ミートミー会議をディレクトリ番号に関連付けます。 |
ステップ 6 |
preference preference-order [ secondary secondary-order ]
Router(config-ephone-dn)# preference 1 |
Cisco Unified IP Phone に関連付けられている内線(ephone-dn)に対して、ダイヤルピアの優先順位を設定します。 • 最後の DN に対しては、「preference x」を小さい値に設定してください。 • preference-order 引数の値が小さいほど、内線の優先度が高くなります。 |
ステップ 7 |
no huntstop [ channel ]
Router(config-ephone-dn)# no huntstop |
内線(ephone-dn)または内線チャネルに対してコール ハンティングの動作を継続します。 • 最後の DN 以外のすべての DN に対して no huntstop を設定してください。 |
ステップ 8 |
end
Router(config-ephone-dn)# end |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
SCCP:電話機の会議オプションの設定
パーティ モードの追加、パーティ モードのドロップ、ハードウェアベースのマルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議に対するソフトキー、電話機へのテンプレートの適用など、会議機能のテンプレートを設定するには、次の手順に従います。
(注) ephone コンフィギュレーション モードで以下のコマンドも設定することができます。ephone コンフィギュレーション モードで設定されるコマンドは、ephone-template コンフィギュレーション モードのコマンドよりも優先されます。
制約事項
• ConfList(ConfList(参加者)機能の [削除(Remove)]、[更新(Update)]、および [終了(Exit)] ソフトキーなど)、およ [ドロップ(RmLstC)] ソフトキーは Cisco Unified IP Phone 7902、7935、および 7936 では機能しません。
• [ドロップ(RmLstC)]、[参加者(ConfList)]、[参加(Join)]、および [選択(Select)] の機能およびソフトキーは、ソフトベースの会議ではサポートされません。
手順の概要
1. enable
2. configure terminal
3. ephone-template template-tag
4. conference add-mode [ creator ]
5. conference drop-mode [ creator | local ]
6. conference admin
7. softkeys connected {[ Acct ] [ ConfList ] [ Confrn ] [ Endcall ] [ Flash ] [ HLog ] [ Hold ] [ Join ] [ LiveRcd ] [ Park ] [ RmLstC ] [ Select ] [ TrnsfVM ] [ Trnsfer ]}
8. softkeys hold {[ Join ] [ Newcall ] [ Resume ] [ Select ]}
9. softkeys idle {[ Cfwdall ] [ ConfList ] [ Dnd ] [ Gpickup ] [ HLog ] [ Join ] [ Login ] [ Newcall ] [ Pickup ] [ Redial ] [ RmLstC ]}
10. softkeys seized {[ CallBack ] [ Cfwdall ] [ Endcall ] [ Gpickup ] [ HLog ] [ MeetMe ] [ Pickup ] [ Redial ]}
11. exit
12. ephone phone-tag
13. ephone-template template-tag
14. end
手順の詳細
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ステップ 1 |
enable
Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。 • プロンプトが表示されたら、パスワードを入力します。 |
ステップ 2 |
configure terminal
Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ephone-template template-tag
Router(config)# ephone-template 1 |
ephone テンプレート コンフィギュレーション モードを開始し、一連の電話機能を設定するための ephone テンプレートを作成します。 |
ステップ 4 |
conference add-mode [ creator ]
Router(config-ephone-template)# conference add-mode creator |
(任意)参加者を会議に追加するためのモードを設定します。 • creator :作成者のみが、会議に参加者を追加することができます。 |
ステップ 5 |
conference drop-mode [ creator | local ]
Router(config-ephone-template)# conference drop-mode creator |
(任意)マルチパーティ アドホック会議から参加者をドロップするためのモードを設定します。 • creator :作成者が電話を切ったときにアクティブな会議が終了します。 • local :会議内の最後のローカル参加者が電話を切ったとき、または会議からドロップしたときに、アクティブな会議が終了します。 |
ステップ 6 |
conference admin
Router(config-ephone-template)# conference admin |
(任意)ephone を会議の管理者として設定します。管理者は以下のことができます。 • 会議番号を通じて、すべての会議へ直接ダイヤルする • [参加者(ConfList)] ソフトキーを使用して会議の参加者をリストする • 任意の会議から任意の参加者を削除する |
ステップ 7 |
softkeys connected {[ Acct ] [ ConfList ] [ Confrn ] [ Endcall ] [ Flash ] [ HLog ] [ Hold ] [ Join ] [ LiveRcd ] [ Park ] [ RmLstC ] [ Select ] [ TrnsfVM ] [ Trnsfer ]}
Router(config-ephone-template)# softkeys connected Hold Trnsfer Park Endcall Confrn ConfList Join Select RmLstC |
接続状態のコール ステージにおけるソフトキー表示用の ephone テンプレートを設定します。 • マルチパーティ会議で使用されるソフトキーは [ドロップ(RmLstC)]、[参加者(ConfList)]、[参加(Join)]、および [選択(Select)] です。 これらのソフトキーはハードウェアベースの会議でのみサポートされており、適切な DSP ファーム設定が必要です。 • このコマンドに入力するソフトキー キーワードの数と順序は、使用する電話機のソフトキーの数と順序に対応します。 |
ステップ 8 |
softkeys hold {[ Join ] [ Newcall ] [ Resume ] [ Select ]}
Router(config-ephone-template)# softkeys hold Join Newcall Resume Select |
コール保留のコール ステージにおけるソフトキー表示を変更するための ephone テンプレートを設定します。 • マルチパーティ会議で使用されるソフトキーは、[参加(Join)] および [選択(Select)] です。これらのソフトキーはハードウェアベースの会議でのみサポートされており、適切な DSP ファーム設定が必要です。 • このコマンドに入力するソフトキー キーワードの数と順序は、使用する電話機のソフトキーの数と順序に対応します。 |
ステップ 9 |
softkeys idle {[ Cfwdall ] [ ConfList ] [ Dnd ] [ Gpickup ] [ HLog ] [ Join ] [ Login ] [ Newcall ] [ Pickup ] [ Redial ] [ RmLstC ]}
Router(config-ephone-template)# softkeys idle ConfList Gpickup Join Login Newcall Pickup Redial RmLstC |
アイドル状態のコール ステージにおけるソフトキー表示用の ephone テンプレートを設定します。 • マルチパーティ会議で使用されるソフトキーは、[ドロップ(RmLstC)]、[参加者(ConfList)]、および [参加(Join)] です。 これらのソフトキーはハードウェアベースの会議でのみサポートされており、適切な DSP ファーム設定が必要です。 • このコマンドに入力するソフトキー キーワードの数と順序は、使用する電話機のソフトキーの数と順序に対応します。 |
ステップ 10 |
softkeys seized {[ CallBack ] [ Cfwdall ] [ Endcall ] [ Gpickup ] [ HLog ] [ MeetMe ] [ Pickup ] [ Redial ]}
Router(config-ephone-template)# softkeys seized Redial Endcall Cfwdall Pickup Gpickup Callback Meetme |
(任意)捕捉コール ステージにおけるソフトキー表示用の ephone テンプレートを設定します。 • 捕捉状態で ephone がミートミー会議を開始するには、[ミートミー(MeetMe)] ソフトキーを設定する必要があります。 • このコマンドに入力するソフトキー キーワードの数と順序は、使用する電話機のソフトキーの数と順序に対応します。 |
ステップ 11 |
exit
Router(config-ephone-template)# exit |
ephone テンプレート コンフィギュレーション モードを終了します。 |
ステップ 12 |
ephone phone-tag
Router(config)# ephone 1 |
ephone コンフィギュレーション モードを開始して、ephone を作成および設定します。 |
ステップ 13 |
ephone-template template-tag
Router(config-ephone)# ephone-dn-template 1 |
ephone-dn テンプレートを ephone-dn に適用します。 と同じにする必要があります。 |
ステップ 14 |
end
Router(config-ephone)# exit |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
SCCP:マルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議の確認
以下の show コマンドを使用して、マルチパーティ アドホック会議およびミートミー会議について確認します。
• show ephone-dn conference :アドホック会議およびミートミー会議の情報を表示します。
• show telephony-service conference hardware :ハードウェアベースの会議の情報を表示します。
show ephone-dn conference:例
type active inactive numbers
=======================================
Meetme 0 8 2345
DN tags: 9, 10, 11, 12
Ad-hoc 0 8 A001
DN tags: 13, 14, 15, 16
Meetme 0 8 1234
DN tags: 20, 21, 22, 23
show telephony-service conference hardware detail:例
Conference Type Active Max Peak Master MasterPhone Last
cur(initial)
==================================================================
8889 Ad-hoc 3 8 3 8044 29 ( 29) 8012
Conference parties:
8012
8006
8044
前提条件
• Cisco CME 3.2 から Cisco Unified CME 4.0。
• 内線発信者に対するデュアル VWIC-2MFT-T1 または E-1 ループバック。必要な VWIC-2MFT-T1 カードの数は、ミートミー会議にダイヤルする必要があるローカル IP Phone の参加者の数によって異なります。VWIC-2MFT-T1 カードごとに 24 人のローカル IP Phone 参加者をサポートできます。
• 会議内の発信者の数を処理するための Packet Voice DSP Module(PVDM DSP)。2 つ以上の PVDM2-64DSP がインストールされている Cisco 3800 ルータなどの認定プラットフォームを使用して、最大 96 人の会議参加者がサポートされます。
• IP ネットワークが動作可能で、シスコの Web にアクセスできること。
• 有効な Cisco.com アカウントを持っていること。
• Cisco Unity Express をサポートするために推奨される Cisco IOS リリースおよび Cisco Unified CME 電話機のファームウェアと GUI ファイルが、Cisco Unified CME ルータにインストールされていること。
Cisco IOS ソフトウェアのリリースおよび Cisco Unified CME ソフトウェアのバージョンが、使用している Cisco Unity Express のバージョン、Cisco ルータ モデル、および Cisco Unity Express のハードウェアと互換性があるかどうかを判断するには、『 Cisco Unity Express Compatibility Matrix 』を参照してください。
インストールされている Cisco Unity Express ソフトウェアのバージョンを確認するには、Cisco Unity Express のコマンド環境で、 show software version ユーザ EXEC コマンドを使用します。コマンド環境の詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity_exp/roadmap/cuedocs.html で該当する『 Cisco Unity Express CLI Administrator Guide 』を参照してください。
• Cisco Unified Communications Manager ではなく、適切な Cisco Unity Express のライセンスがインストールされていること。インストールされているライセンスを確認するには、Cisco Unity Express コマンド環境で、 show software license ユーザ EXEC コマンドを使用します。コマンド環境の詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity_exp/roadmap/cuedocs.html で該当する『 Cisco Unity Express CLI Administrator Guide 』を参照してください。
以下に Cisco Unified CME ライセンスの例を示します。
se-10-0-0-0> show software licenses
- total usable system ports: 8
Voicemail/Auto Attendant:
- max system mailbox capacity time: 6000
- max general delivery mailboxes: 15
- max personal mailboxes: 50
- max installed languages: 1
- max enabled languages: 1
• 同じ Cisco Unified CME ルータ上の電話機間でコールを正常に完了できること。
• ミートミー会議用のダイヤル プランが定義されていること。詳細については、「ダイヤル プラン」を参照してください。
制約事項
• ミートミー会議の数、および会議における参加者の数は、DSP リソースの数、および発信者の処理で使用できる音声ポートの数によって制限されます。
• 会議における参加者の数について、設定されている最大数はありません。ただし、マルチキャスト会議で最も音量が大きい 3 人の参加者のみが聞こえるため、会議ごとの参加者の最大数は 8 に制限することを推奨します。
• 最小限の機能セットのみが提供されます。会議ブリッジは、ダイヤルする正しい番号(内線または外線)を知っているすべてのユーザがアクセスすることが可能で、パスワードを設定するためのオプションはありません。Cisco Unity Express の自動アテンダント アプリケーションを介してミートミー会議に参加した発信者は、ブリッジ上のすべての発信者に再生する自分の名前を録音するよう求められます。ユーザが会議を退出するときに退出音は再生されません。また、ミートミー ブリッジを後日使用するよう予約することもできません。
例
以下に、 show running-config コマンドの出力の一部を示します。これは Cisco Unified CME および Cisco Unity Express を備えた Cisco 2821 ルータの設定を示しており、ミートミー会議をセットアップするための設定を記載したコメントが付加されています。
Router# show running-config
building configuration...
.
.
.
.
.
!
!---Two T1 ports connected back-to-back to bridge VOIP to Multicast
controller T1 0/3/0
framing esf
linecode b8zs
ds0-group 1 timeslots 1 type e&m-immediate-start
ds0-group 2 timeslots 2 type e&m-immediate-start
ds0-group 3 timeslots 3 type e&m-immediate-start
ds0-group 4 timeslots 4 type e&m-immediate-start
ds0-group 5 timeslots 5 type e&m-immediate-start
ds0-group 6 timeslots 6 type e&m-immediate-start
ds0-group 7 timeslots 7 type e&m-immediate-start
ds0-group 8 timeslots 8 type e&m-immediate-start
ds0-group 9 timeslots 9 type e&m-immediate-start
ds0-group 10 timeslots 10 type e&m-immediate-start
ds0-group 11 timeslots 11 type e&m-immediate-start
ds0-group 12 timeslots 12 type e&m-immediate-start
ds0-group 13 timeslots 13 type e&m-immediate-start
ds0-group 14 timeslots 14 type e&m-immediate-start
ds0-group 15 timeslots 15 type e&m-immediate-start
ds0-group 16 timeslots 16 type e&m-immediate-start
ds0-group 17 timeslots 17 type e&m-immediate-start
ds0-group 18 timeslots 18 type e&m-immediate-start
ds0-group 19 timeslots 19 type e&m-immediate-start
ds0-group 20 timeslots 20 type e&m-immediate-start
ds0-group 21 timeslots 21 type e&m-immediate-start
ds0-group 22 timeslots 22 type e&m-immediate-start
ds0-group 23 timeslots 23 type e&m-immediate-start
ds0-group 24 timeslots 24 type e&m-immediate-start
!
controller T1 0/3/1
framing esf
clock source internal
linecode b8zs
ds0-group 1 timeslots 1 type e&m-immediate-start
ds0-group 2 timeslots 2 type e&m-immediate-start
ds0-group 3 timeslots 3 type e&m-immediate-start
ds0-group 4 timeslots 4 type e&m-immediate-start
ds0-group 5 timeslots 5 type e&m-immediate-start
ds0-group 6 timeslots 6 type e&m-immediate-start
ds0-group 7 timeslots 7 type e&m-immediate-start
ds0-group 8 timeslots 8 type e&m-immediate-start
ds0-group 9 timeslots 9 type e&m-immediate-start
ds0-group 10 timeslots 10 type e&m-immediate-start
ds0-group 11 timeslots 11 type e&m-immediate-start
ds0-group 12 timeslots 12 type e&m-immediate-start
ds0-group 13 timeslots 13 type e&m-immediate-start
ds0-group 14 timeslots 14 type e&m-immediate-start
ds0-group 15 timeslots 15 type e&m-immediate-start
ds0-group 16 timeslots 16 type e&m-immediate-start
ds0-group 17 timeslots 17 type e&m-immediate-start
ds0-group 18 timeslots 18 type e&m-immediate-start
ds0-group 19 timeslots 19 type e&m-immediate-start
ds0-group 20 timeslots 20 type e&m-immediate-start
ds0-group 21 timeslots 21 type e&m-immediate-start
ds0-group 22 timeslots 22 type e&m-immediate-start
ds0-group 23 timeslots 23 type e&m-immediate-start
ds0-group 24 timeslots 24 type e&m-immediate-start
!
!
!
!--- Disable keepalive packet to multicast network on voice class and apply to LMR port
!
voice class permanent 1
signal timing oos restart 50000
signal timing oos timeout disabled
signal keepalive disabled
signal sequence oos no-action
!---Loopback0 used as source for all H323 and SCCP packets generated by CME
interface Loopback0
ip address 11.1.1.1 255.255.255.255
h323-gateway voip interface
h323-gateway voip bind srcaddr 11.1.1.1
!
!---Vif1 (virtual host interface) used as source for all multicast packets generated by CME
!
interface Vif1
ip address 192.168.11.1 255.255.255.252
ip pim dense-mode
!
interface FastEthernet0/0
no ip address
shutdown
!
!---Service-engine interface used to access Cisco Unity Express
!
interface Service-Engine0/0
ip unnumbered Vlan10
service-module ip address 192.168.1.2 255.255.255.0
service-module ip default-gateway 192.168.1.1
!
interface FastEthernet0/1
no ip address
shutdown
!
interface FastEthernet0/0/0
switchport access vlan 10
no ip address
!
interface FastEthernet0/0/1
switchport access vlan 10
no ip address
!
interface FastEthernet0/0/2
switchport access vlan 10
no ip address
!
interface FastEthernet0/0/3
switchport access vlan 10
no ip address
!
interface Vlan1
no ip address
!
!---All IP phones reside on VLAN 10
interface Vlan10
ip address 192.168.1.1 255.255.255.0
ip pim dense-mode
!
ip classless
!--- Static route to reach other devices on network
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 192.168.1.2
!--- Static route to reach Cisco Unity Express
ip route 192.168.1.2 255.255.255.255 Service-Engine0/0
!
ip http server
ip http path flash:
!
!
tftp-server flash:P00305000301.sbn
!
control-plane
!
!
!
!---VOIP side of the Back-to-Back T1 used for bridging VOIP to
!---Multicast (Hoot n' Holler)
!---Port 0/3/0:x connects to Port 0/3/1:x
voice-port 0/3/0:1
auto-cut-through
!
voice-port 0/3/0:2
auto-cut-through
!
.
.
.
!
voice-port 0/3/0:24
auto-cut-through
!
!---Multicast side of the Back-to-Back T1 used for bridging VOIP to
!---Multicast (Hoot n' Holler)
!--- Port 0/3/1:1 - 8 is permanently trunked to multicast bridge A212
!--- Port 0/3/1:9 - 16 is permanently trunked to multicast bridge A213
!--- Port 0/3/1:17 - 24 is permanently trunked to multicast bridge A214
voice-port 0/3/1:1
auto-cut-through
timeouts call-disconnect 3
connection trunk A212
!
.
.
.
!
voice-port 0/3/1:9
auto-cut-through
timeouts call-disconnect 3
connection trunk A213
!
.
.
.
!
voice-port 0/3/1:17
auto-cut-through
timeouts call-disconnect 3
connection trunk A214
.
.
.
!
!--- Analog FXO lines on port 0/2/x route incoming calls to CUE AA external extension 203
voice-port 0/2/0
connection plar opx 203
!
voice-port 0/2/1
connection plar opx 203
!
voice-port 0/2/2
connection plar opx 203
!
voice-port 0/2/3
connection plar opx 203
!
!--- LMR devices are connected to E&M ports 0/1/x. The E&M ports are permanently trunked to multicast conference bridges. Port 0/1/0 will send and receive audio from conference A212 and port 0/1/1 will send and receive audio from conference A213.
voice-port 0/1/0
voice-class permanent 1
lmr m-lead audio-gate-in
lmr e-lead voice
auto-cut-through
operation 4-wire
type 3
signal lmr
timeouts call-disconnect 3
connection trunk A212
!
voice-port 0/1/1
voice-class permanent 1
lmr m-lead audio-gate-in
lmr e-lead voice
auto-cut-through
operation 4-wire
type 3
signal lmr
timeouts call-disconnect 3
connection trunk A213
!
!--- Dial-peers to route extension 212 to T1 loopback, which is trunked to bridge A212
dial-peer voice 1 pots
preference 1
destination-pattern 212
port 0/3/0:1
!
.
.
.
!
dial-peer voice 8 pots
preference 8
destination-pattern 212
port 0/3/0:8
!
!--- Dial-peers to route extension 213 to T1 loopback, which is trunked to bridge A213
dial-peer voice 9 pots
preference 1
destination-pattern 213
port 0/3/0:9
!
.
.
.
!
dial-peer voice 16 pots
preference 8
destination-pattern 213
port 0/3/0:16
!
!--- Dial-peers to route extension 214 to T1 loopback, which is trunked to bridge A214
dial-peer voice 17 pots
preference 1
destination-pattern 214
port 0/3/0:17
!
.
.
.
!
dial-peer voice 24 pots
preference 8
destination-pattern 214
port 0/3/0:24
!--- Dial-peer to route calls to CUE AA for internal ext. 202 and external ext. 203
dial-peer voice 200 voip
destination-pattern 20.
session protocol sipv2
session target ipv4:192.168.1.2
dtmf-relay sip-notify
codec g711ulaw
no vad
!
!--- Dial-peers for multicast bridges
dial-peer voice 212 voip
destination-pattern A212
voice-class permanent 1
session protocol multicast
session target ipv4:237.111.0.0:22222
dtmf-relay cisco-rtp
codec g711ulaw
vad aggressive
!
dial-peer voice 213 voip
destination-pattern A213
voice-class permanent 1
session protocol multicast
session target ipv4:237.111.0.1:22222
dtmf-relay cisco-rtp
codec g711ulaw
vad aggressive
!
dial-peer voice 214 voip
destination-pattern A214
voice-class permanent 1
session protocol multicast
session target ipv4:237.111.0.2:22222
dtmf-relay cisco-rtp
codec g711ulaw
vad aggressive
!
telephony-service
load 7960-7940 P00305000301
max-ephones 24
max-dn 144
ip source-address 11.1.1.1 port 2000
create cnf-files version-stamp Jan 01 2002 00:00:00
voicemail 200
web admin system name cisco password cisco
max-conferences 8 gain -6
transfer-system full-consult
!
!
ephone-dn 1 dual-line
number 150
!
.
.
.
次の作業
ミートミー会議用の自動アテンダント スクリプト ファイルをロードし、設定します。GUI ウィンドウおよびメニューへのログインの詳細については、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/unity_exp/roadmap/cuedocs.html にある『 Cisco Unity Express GUI Administrator Guide 』を参照してください。
ステップ 1
「
Download Software 」サイトに移動します。Conference Express TCL および AA 音声ファイル(conf-express.zip)をダウンロードします。PC 上のフォルダにアーカイブを展開します。
ステップ 2 管理者として Cisco Unity Express へログインします。
ステップ 3 [ボイスメール(Voice mail)] > [自動アテンダント(Auto Attendant)] メニューに移動して [追加(Add)] をクリックします。[新しい自動アテンダントの追加(Add a New Automated Attendant)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [自動アテンダントの選択(Select Automated Attendant)] 領域で、次の表に記載されているパラメータを設定します。該当するフィールドに必要な情報を入力します。
|
|
自動アテンダント スクリプトの選択(Select Automated Attendant Script) |
mp-exp.aef |
アプリケーション名(小文字)(Application Name (lower case)) |
conference-express |
宛先ファイル名(Destination file name) |
mp-exp.aef |
ステップ 5 [次へ(Next)] をクリックします。[アップロード(Upload)] ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 使用している PC から自動アテンダント アプリケーションへスクリプト(mp-exp.aef)をアップロードします。詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。
ステップ 7 [新しい自動アテンダントの追加(Add a New Automated Attendant)] ウィンドウで、ダイヤル プランで定義したとおりの数、および次の表に記載されている値でパラメータを設定します。該当するフィールドに必要な情報を入力します。ダイヤル プランの情報については、「ダイヤル プラン」を参照してください。
|
|
|
BridgeDir |
bridge.wav |
record_name |
record_name.wav |
SystemProblems |
SystemProblems.wav |
|
コールイン番号(Call-in Number) |
ダイヤル プランで定義した InternalNumber |
最大セッション |
4 |
ステップ 8 [終了(Finish)] をクリックします。
ステップ 9 [管理(Administration)] > [コールイン番号(Call-In Numbers)] メニューに移動して [追加(Add)] をクリックします。
ステップ 10 [コールイン番号の追加(Add a Call-In Number)] ウィンドウで、次の表に記載されているパラメータを設定します。該当するフィールドに必要な情報を入力します。
|
|
アプリケーション |
conference-express |
コールイン番号(Call-in Number) |
ダイヤル プランで定義した ExternalNumber |
最大セッション |
4 |
ステップ 11 [追加(Add)] をクリックします。
ステップ 12 [管理(Administration)] > [コールイン番号(Call-In Numbers)] ウィンドウで、conference-express アプリケーションに対して 2 つのコールイン番号がイネーブルになっていることを確認します。
会議の設定例
ここでは、次の設定例について説明します。
• 「基本的な会議:例」
• 「会議の終了オプション:例」
• 「同じルータ上の DSP ファームと Cisco Unified CME:例」
• 「異なるルータ上の DSP ファームと Cisco Unified CME:例」
基本的な会議:例
次の例では、Cisco Unified IP Phone に対して会議の最大数を 4 に設定し、会議に参加しているリモート PSTN または VoIP コールからの受信オーディオ パケットに対して 6 db のゲインを設定します。
telephony-service
max-conferences 4 gain 6
会議の終了オプション:例
次の例では、内線 3555 が 3 者間会議を開始します。会議が確立されると、内線 3555 は [会議(Confrn)] ソフトキーを押して、接続していた最後の参加者を切断し、接続していた最初の参加者を接続したままにすることができます。内線 3555 が電話を切って会議から退出すると、残りの 2 人の一方が Cisco Unified CME システムに対してローカルな場合は、残りの 2 人の参加者が接続されたままになります。
ephone-dn 35
number 3555
ephone 24
button 1:35
keep-conference drop-last local-only
次の例では、内線 3666 が 3 者間会議を開始します。会議が確立されると、内線 3666 は [会議(Confrn)] ソフトキーを押して、接続していた最後の参加者を切断し、接続していた最初の参加者を接続したままにすることができます。また、内線 3666 は電話を切るか、または [終了(EndCall)] ソフトキーを押して会議から退出し、他の 2 人の参加者を接続したままにすることができます。
ephone-dn 36
number 3666
ephone 25
button 1:36
keep-conference drop-last endcall
次の例では、内線 3777 が 3 者間会議を開始します。会議が確立されると、内線 3777 は [会議(Confrn)] ソフトキーを押して、接続していた最後の参加者を切断し、接続していた最初の参加者を接続したままにすることができます。また、内線 3777 は電話を切るか、または [終了(EndCall)] ソフトキーを押して会議から退出し、2 人の参加者の一方が Cisco Unified CME システムに対してローカルな場合 のみ 、残りの 2 人の参加者を接続したままにすることができます。
ephone-dn 38
number 3777
ephone 27
button 1:38
keep-conference drop-last endcall local-only
次の例では、内線 3999 が 3 者間会議を開始します。会議が確立された後、内線 3999 は電話を切るか、または [終了(EndCall)] ソフトキーを押して会議から退出し、2 人の参加者のうちの一方が Cisco Unified CME システムに対してローカルな場合 のみ 、残りの 2 人の参加者を接続したままにすることができます。また、内線 3999 は [会議(Confrn)] ソフトキーを使用して会議を中断して、残りの 2 人の参加者を接続したままにすることができます。
ephone-dn 39
number 3999
ephone 29
button 1:39
keep-conference endcall local-only
同じルータ上の DSP ファームと Cisco Unified CME:例
この例では、図 51 に示すように DSP ファームと Cisco Unified CME が同じルータ上にあります。
図 51 同じルータ上の CME と DSP ファーム
Current configuration : 16345 bytes
!
version 12.4
service timestamps debug datetime msec
service timestamps log uptime
no service password-encryption
service internal
!
hostname cmedsprtr
!
boot-start-marker
boot-end-marker
!
logging buffered 90000 debugging
!
no aaa new-model
!
resource policy
!
no network-clock-participate slot 1
no network-clock-participate wic 0
ip cef
!
!
ip dhcp pool phone1
host 10.4.188.66 255.255.0.0
client-identifier 0100.0ab7.b144.4a
default-router 10.4.188.65
option 150 ip 10.4.188.65
!
ip dhcp pool phone2
host 1.4.188.67 255.255.0.0
client-identifier 0100.3094.c269.35
default-router 10.4.188.65
option 150 ip 10.4.188.65
!
!
voice-card 1
dsp services dspfarm
!
!
voice call send-alert
voice call carrier capacity active
!
voice service voip
allow-connections h323 to h323
supplementary-service h450.12
h323
!
!
!
!
controller E1 1/0
framing NO-CRC4
!
controller E1 1/1
!
!
interface FastEthernet0/0
ip address 10.4.188.65 255.255.0.0
duplex auto
speed auto
no keepalive
no cdp enable
no clns route-cache
!
interface FastEthernet0/1
no ip address
shutdown
duplex auto
speed auto
no clns route-cache
!
ip route 10.4.0.0 255.255.0.0 FastEthernet0/0
ip route 192.168.254.254 255.255.255.255 10.4.0.1
!
ip http server
!
!
control-plane
!
!
sccp local FastEthernet0/0
sccp ccm 10.4.188.65 identifier 1 version 4.0
sccp
!
sccp ccm group 123
associate ccm 1 priority 1
associate profile 1 register mtp00097c5e9ce0
keepalive retries 5
!
!
dspfarm profile 1 conference
codec g711ulaw
codec g711alaw
codec g729ar8
codec g729abr8
codec g729r8
codec g729br8
maximum sessions 6
associate application SCCP
!
dial-peer cor custom
!
!
!
dial-peer voice 6 voip
destination-pattern 6...
session target ipv4:10.4.188.90
!
telephony-service
conference hardware
load 7960-7940 P00307020400
load 7905 CP7905060100SCCP050309A.sbin
max-ephones 48
max-dn 180
ip source-address 10.4.188.65 port 2000
timeouts ringing 500
system message MY MELODY (2611)
sdspfarm units 4
sdspfarm tag 1 mtp00097c5e9ce0
max-conferences 4 gain -6
call-forward pattern ....
transfer-system full-consult
transfer-pattern 7...
transfer-pattern ....
create cnf-files version-stamp Jan 01 2002 00:00:00
!
!
ephone-template 1
softkeys hold Newcall Resume Select Join
softkeys idle Cfwdall ConfList Dnd Gpickup HLog Join Login Newcall Pickup Redial RmLstC
softkeys seized Redial Pickup Gpickup HLog Meetme Endcall
softkeys connected Acct ConfList Confrn Endcall Flash HLog Hold Join Park RmLstC Select
Trnsfer
!
!
ephone-dn 1 dual-line
number 8001
name melody-8001
!
!
ephone-dn 2 dual-line
number 8002
!
!
ephone-dn 3 dual-line
number 8003
!
!
ephone-dn 4 dual-line
number 8004
!
!
ephone-dn 5 dual-line
number 8005
!
!
ephone-dn 6 dual-line
number 8006
!
!
ephone-dn 7 dual-line
number 8007
!
!
ephone-dn 8 dual-line
number 8008
!
!
ephone-dn 60 dual-line
number 8887
conference meetme
no huntstop
!
!
ephone-dn 61 dual-line
number 8887
conference meetme
preference 1
no huntstop
!
!
ephone-dn 62 dual-line
number 8887
conference meetme
preference 2
no huntstop
!
!
ephone-dn 63 dual-line
number 8887
conference meetme
preference 3
!
!
ephone-dn 64 dual-line
number 8889
name Conference
conference ad-hoc
no huntstop
!
!
ephone-dn 65 dual-line
number 8889
name Conference
conference ad-hoc
preference 1
no huntstop
!
!
ephone-dn 66 dual-line
number 8889
name Conference
conference ad-hoc
preference 2
no huntstop
!
!
ephone-dn 67 dual-line
number 8889
name Conference
conference ad-hoc
preference 3
!
!
ephone 1
ephone-template 1
mac-address 0030.94C2.6935
type 7960
button 1:1 2:2
!
!
ephone 2
ephone-template 1
mac-address 000A.B7B1.444A
type 7940
button 1:4 2:8
!
line con 0
exec-timeout 0 0
line aux 0
exec-timeout 0 0
line vty 0 4
exec-timeout 0 0
login
line vty 5 15
login
!
!
end
Cisco Unified CME ルータの設定:例
Current configuration : 5659 bytes
!
version 12.4
no service timestamps debug uptime
no service timestamps log uptime
no service password-encryption
!
boot-start-marker
boot-end-marker
!
!
card type command needed for slot 1
logging buffered 3000000 debugging
!
no aaa new-model
!
resource policy
!
no network-clock-participate slot 1
no network-clock-participate aim 0
!
voice-card 1
no dspfarm
!
voice-card 3
dspfarm
!
ip cef
!
!
no ip dhcp use vrf connected
!
ip dhcp pool IPPhones
network 10.15.15.0 255.255.255.0
option 150 ip 10.15.15.1
default-router 10.15.15.1
!
!
interface FastEthernet0/0
ip address 10.3.111.102 255.255.0.0
duplex auto
speed auto
!
interface FastEthernet0/1
no ip address
duplex auto
speed auto
!
interface FastEthernet0/1.1
encapsulation dot1Q 10
ip address 10.15.14.1 255.255.255.0
!
interface FastEthernet0/1.2
encapsulation dot1Q 20
ip address 10.15.15.1 255.255.255.0
!
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.5.51.1
ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.3.0.1
!
ip http server
!
!
!
!
control-plane!
!
!
!
dial-peer voice 1 voip
destination-pattern 3...
session target ipv4:10.3.111.101
!
!
telephony-service
conference hardware
load 7910 P00403020214
load 7960-7940 P003-07-5-00
max-ephones 50
max-dn 200
ip source-address 10.15.15.1 port 2000
sdspfarm units 4
sdspfarm transcode sessions 12
sdspfarm tag 1 confer1
sdspfarm tag 4 xcode1
max-conferences 8 gain -6
moh flash:music-on-hold.au
multicast moh 239.0.0.0 port 2000
transfer-system full-consult
create cnf-files version-stamp Jan 01 2002 00:00:00
!
!
ephone-template 1
softkeys hold Resume Newcall Select Join
softkeys idle Redial Newcall ConfList RmLstC Cfwdall Join Pickup Login HLog Dnd Gpickup
softkeys seized Endcall Redial Cfwdall Meetme Pickup Callback
softkeys alerting Endcall Callback
softkeys connected Hold Endcall Confrn Trnsfer Select Join ConfList RmLstC Park Flash
!
ephone-dn 1 dual-line
number 6000
!
!
ephone-dn 2 dual-line
number 6001
!
!
ephone-dn 3 dual-line
number 6002
!
!
ephone-dn 4 dual-line
number 6003
!
!
ephone-dn 5 dual-line
number 6004
!
!
ephone-dn 6 dual-line
number 6005
!
!
ephone-dn 7 dual-line
number 6006
!
!
ephone-dn 8 dual-line
number 6007
!
!
ephone-dn 9 dual-line
number 6008
!
!
ephone-dn 10 dual-line
number 6009
!
!
ephone-dn 11
number 6011
!
!
ephone-dn 12
number 6012
!
!
ephone-dn 13
number 6013
!
!
ephone-dn 14
number 6014
!
!
ephone-dn 15
number 6015
!
!
ephone-dn 16
number 6016
!
!
ephone-dn 17
number 6017
!
!
ephone-dn 18
number 6018
!
!
ephone-dn 19
number 6019
!
!
ephone-dn 20
number 6020
!
!
ephone-dn 21
number 6021
!
!
ephone-dn 22
number 6022
!
!
ephone-dn 23
number 6023
!
!
ephone-dn 24
number 6024
!
!
ephone-dn 25 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 1
no huntstop
!
!
ephone-dn 26 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 2
no huntstop
!
!
ephone-dn 27 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 3
no huntstop
!
!
ephone-dn 28 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 4
no huntstop
!
!
ephone-dn 29 dual-line
number 8888
conference meetme
preference 1
no huntstop
!
!
ephone-dn 30 dual-line
number 8888
conference meetme
preference 2
no huntstop
!
!
ephone-dn 31 dual-line
number 8888
conference meetme
preference 3
no huntstop
!
!
ephone-dn 32 dual-line
number 8888
conference meetme
preference 4
!
!
ephone-dn 33
number 6033
!
!
ephone-dn 34
number 6034
!
!
ephone-dn 35
number 6035
!
!
ephone-dn 36
number 6036
!
!
ephone-dn 37
number 6037
!
!
ephone-dn 38
number 6038
!
!
ephone-dn 39
number 6039
!
!
ephone-dn 40
number 6040
!
!
ephone-dn 41 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 5
no huntstop
!
!
ephone-dn 42 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 6
no huntstop
!
!
ephone-dn 43 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 7
no huntstop
!
!
ephone-dn 44 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 8
no huntstop
!
!
ephone-dn 45 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 9
no huntstop
!
!
ephone-dn 46 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 10
no huntstop
!
!
ephone-dn 47 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 10
no huntstop
!
!
ephone-dn 48 dual-line
number 6666
conference meetme
preference 10
!
!
ephone-dn 51 dual-line
number A0001
name conference
conference ad-hoc
preference 1
no huntstop
!
!
ephone-dn 52 dual-line
number A0001
name conference
conference ad-hoc
preference 2
no huntstop
!
!
ephone-dn 53 dual-line
number A0001
name conference
conference ad-hoc
preference 3
no huntstop
!
!
ephone-dn 54 dual-line
number A0001
name conference
conference ad-hoc
preference 4
!
!
ephone 1
ephone-template 1
mac-address C863.B965.2401
type anl
button 1:1
!
!
!
ephone 2
ephone-template 1
mac-address 0016.C8BE.A04A
type 7920
!
!
!
ephone 3
ephone-template 1
mac-address C863.B965.2400
type anl
button 1:2
!
!
!
ephone 4
no multicast-moh
ephone-template 1
mac-address 0017.952B.7F5C
type 7912
button 1:4
!
!
!
ephone 5
ephone-template 1
ephone 6
no multicast-moh
ephone-template 1
mac-address 0017.594F.1468
type 7961GE
button 1:6
!
!
!
ephone 11
ephone-template 1
mac-address 0016.C8AA.C48C
button 1:10 2:15 3:16 4:17
button 5:18 6:19 7:20 8:21
button 9:22 10:23 11:24 12:33
button 13:34 14:35 15:36 16:37
button 17:38 18:39 19:40
!
!
line con 0
line aux 0
line vty 0 4
login
!
!
end
DSP ファーム ルータの設定:例
Current configuration : 2179 bytes
!
! Last configuration change at 05:47:23 UTC Wed Jul 12 2006
!
version 12.4
service timestamps debug datetime msec localtime
no service timestamps log uptime
no service password-encryption
hostname dspfarmrouter
!
boot-start-marker
boot-end-marker
!
!
card type command needed for slot 1
logging buffered 4096 debugging
enable password lab
!
no aaa new-model
!
resource policy
!
no network-clock-participate slot 1
!
!
ip cef
!
!
no ip domain lookup
!
!
voice-card 0
no dspfarm
!
voice-card 1
no dspfarm
dsp services dspfarm
interface GigabitEthernet0/0
ip address 10.3.111.100 255.255.0.0
duplex auto
speed auto
!
interface GigabitEthernet0/1.1
encapsulation dot1Q 100
ip address 192.168.1.10 255.255.255.0
!
interface GigabitEthernet0/1.2
encapsulation dot1Q 200
ip address 192.168.2.10 255.255.255.0
!
interface GigabitEthernet0/1.3
encapsulation dot1Q 10
ip address 10.15.14.10 255.255.255.0
!
interface GigabitEthernet0/1.4
encapsulation dot1Q 20
ip address 10.15.15.10 255.255.255.0
!
ip route 10.0.0.0 255.0.0.0 10.3.0.1
ip route 192.168.0.0 255.0.0.0 10.3.0.1
!
!
ip http server
!
!
!
!
control-plane
!
sccp local GigabitEthernet0/0
sccp ccm 10.15.15.1 identifier 1 version 4.1
!
!
sccp ccm group 1
associate ccm 1 priority 1
associate profile 101 register confer1
associate profile 103 register xcode1
!
!
dspfarm profile 103 transcode
codec g711ulaw
codec g711alaw
codec g729r8
maximum sessions 6
associate application SCCP
!
dspfarm profile 101 conference
codec g711ulaw
codec g711alaw
codec g729r8
maximum sessions 5
associate application SCCP
!
!
!
!
line con 0
exec-timeout 0 0
line aux 0
line vty 0 4
session-timeout 300
exec-timeout 0 0
password
no login
!
scheduler allocate 20000 1000
!
end