Cisco Unity Connection 10.x における不達確認に関するトラブルシューティング
障害が、送信者、受信者、または Cisco Unity Connection サーバのいずれで発生しているかを確認してください。より多くの情報を収集するには、別のユーザから受信者にボイス メッセージを送信します。さらに、元の送信者から別のユーザにボイス メッセージを送信してください。
Cisco Unity Connection 10.x の不達確認のステータス コード
不達確認(NDR)を調べるときは、3 桁のコード(たとえば、4.2.2)を探してください。
一般的に、1 桁目はコードのクラスを表します。4.x.x は一時的な障害で、再送信が成功する可能性がありますが、5.x.x は永続的なエラーです。
詳細な分析および SMTP の一連の標準エラーは、RFC 1893「Enhanced Mail System Status Codes」で参照できます。
Cisco Unity Connection のステータス コードには、次の意味があります。
• 4.0.0:原因不明のエラー(接続の問題など)で Connection が別の SMTP サーバと通信できなかった。
• 4.0.1:SMTP サーバへの接続でエラーが発生した。
• 4.0.2:原因不明のエラー(接続の問題など)で Connection が別の SMTP サーバと通信できなかった。
• 4.2.1:受信者のメールボックスがマウントされていない。
• 4.2.2:受信者のメールボックスが、管理者によって設定された割り当てクォータを超えている。
• 4.2.4:メッセージの有効な受信者が存在しない。
• 4.3.2:受信者が配置されたメッセージ ストアがマウントされていない。
• 5.1.1:受信者のアドレスが存在しない、または正しくない可能性があるために、受信者のメールボックスを解決できない。
• 5.2.0:不明なエラー状態が存在し、Connection がメッセージを処理できない。
• 5.4.4:Connection の VPIM 設定にエラーがある。
• 5.5.4:SMTP サーバとの接続で永続的なエラーが発生した。
• 5.6.5:Connection メッセージから VPIM メッセージへの変換に失敗した。
• 5.7.1:ユーザがプライベート メッセージを連絡先に送信しようとしたが、その操作はサポートされていない。
• 5.7.2:同報リストの拡大中にエラーが発生した。
• 5.7.3:ユーザが安全なメッセージを連絡先に送信しようとしたが、その操作はサポートされていない。
• 5.3.10:ファクス メッセージが失敗した。
(注) コード 2.0.0 は成功を示しています。このステータス コードは、配信確認と開封受信確認には含まれますが、NDR には含まれません。