Cisco Emergency Responder Server Groups in Cluster
[System] > [Cisco Emergency Responder Groups in Cluster] を選択すると、[Emergency Responder Server Groups in Cluster] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者、ERL 管理者、またはネットワーク管理者の権限が必要です。
説明
[Emergency Responder Server Groups in Cluster] ページは、Emergency Responder を構成する Emergency Responder グループを表示するために使用します。クラスタ内の各 Emergency Responder グループに属している Emergency Responder サーバを表示することができます。Emergency Responder クラスタ内のリモート サーバ グループのリンクをクリック(プライマリ サーバとバックアップ サーバのどちらかを選択)すれば、それらのサーバの Emergency Responder インターフェイスに直接移動することができます。
表 A-1 に、[Emergency Responder Server Groups in Cluster] ページの説明を示します。
表 A-1 [Cisco Emergency Responder Server Groups in Cluster] ページ
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Emergency Responder Groups |
Emergency Responder Groups list |
同じクラスタ データベース ホストを指している Emergency Responder サーバ グループのリスト。 グループ名をクリックすると、そのグループ内のサーバが表示されます。 |
Emergency Responder クラスタは、Emergency Responder グループのこのセットで構成されます。Emergency Responder サーバのインストール時にクラスタを作成します。「新しいシステムへの Cisco Emergency Responder 8.6 のインストール」 を参照してください。 |
Servergroup Details |
Emergency Responder Group Name |
サーバ グループの名前。 |
サーバ グループ名をクリックすると、[Servergroup Details] ページ セクションにそのグループ内のサーバが表示されます。 |
Primary Host Name |
グループ内のプライマリ サーバの DNS ホスト名または IP アドレス。 |
このホスト名(ローカル サーバ グループ以外)をクリックすると、そのサーバの Emergency Responder 管理ページが新しいウィンドウで開きます。 |
Standby Host Name |
グループ内のスタンバイ サーバまたはバックアップ サーバの DNS ホスト名または IP アドレス。 |
このホスト名(ローカル サーバ グループ以外)をクリックすると、そのサーバの Emergency Responder 管理ページが新しいウィンドウで開きます。 |
[Delete] ボタン |
表示している Emergency Responder グループを Emergency Responder クラスタから削除するには、[Delete] をクリックします。 |
クラスタから Emergency Responder グループを削除できるのはシステム管理者だけです。 Emergency Responder グループをアンインストールする前にクラスタからグループを削除します。 |
関連項目
• 「Cisco Emergency Responder Cluster での Cisco Emergency Responder グループおよびサーバの特定」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Cisco Emergency Responder Group Settings
[System] > [Cisco ER Group Settings] を選択すると、[Emergency Responder Group Settings] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Emergency Responder Group Settings] ページは、Emergency Responder サーバ グループの運用特性を定義するために使用します。
表 A-2 に、[Emergency Responder Server Group Settings] ページの説明を示します。
表 A-2 [Cisco Emergency Responder Group Settings] ページ
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Emergency Responder Group Name |
サーバ グループの名前。この名前は情報としてしか使用されないため、わかりやすい名前にしてください。 |
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Peer TCP Port |
サーバ グループ内の Emergency Responder サーバ間の通信に使用される TCP ポート。デフォルト ポートを使用しない場合は、未使用ポートが選択されていることを確認してください。 |
範囲は 1024 ~ 65535 です。 |
Heartbeat Count |
Emergency Responder サーバが、応答しない Emergency Responder サーバを使用不可と見なすまでのカウント数。 |
デフォルトのカウント数は 3 です。範囲は 3 ~ 10 です。 カウント間の時間は [Heartbeat Interval] で定義されます。 |
Heartbeat Interval |
サーバ グループ内の他の Emergency Responder サーバにハートビート メッセージを送信する時間間隔(秒数)。 |
デフォルトは 30 秒です。範囲は 30 ~ 300 秒です。 |
Active Call Timeout |
PSAP が緊急通報者に電話をかけ直すことができるように、コール ルート マッピングを保存しておく時間。 |
デフォルトは 180 分(3 時間)です。範囲は 30 ~ 1440 分です。 |
SMTP Mail Server |
メール サーバの IP アドレスまたは完全修飾名(email.domain.com など)。 |
緊急コールの受信時に Emergency Responder から警備員に電子メールまたは電子メールベースのページを送信する場合は、電子メール サーバを設定します。 |
Source Mail ID |
メール サーバを設定する場合は、電子メールの送信に使用可能なサーバ上の電子メール アカウントを入力する必要があります。 |
警備員に送信される電子メールまたはページは、この電子メール アカウントから配信されます。 |
System Administrator Mail ID |
Emergency Responder からシステムに関する重要情報が送信されるメール アカウント。 |
Emergency Responder からシステム管理者に送信される電子メールまたはページは、この電子メール アカウントに送信されます。 |
Enable Calling Party Modification |
発信者番号の動的変更。1 つのルート パターンに対して複数の ELIN 番号を設定することによって、ルート パターンの数を減らすことができます。ELIN 番号は一意にする必要があります。 |
Cisco Unified CM 4.0 以降と Emergency Responder 1.2(2) 以降で使用することができます。 Emergency Responder を Cisco Unified CM ユーザとして作成したときに、発信者変更をイネーブルにした場合は、このフラグをセットする必要があります。 |
Syslog |
CiscoWorks2000 Syslog Collector へのログ メッセージの書き込みをイネーブル/ディセーブルにするプルダウン メニュー。 |
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Syslog Server |
CiscoWorks2000 Resource Manager Essentials Syslog Collector を実行しているサーバの名前。 サーバの完全修飾された DNS 名(cw2k.domain.com など)を入力します。 |
[Enable Syslog] を選択した場合は、サーバ名を入力するだけで済みます。 |
注 |
サーバ グループの使用目的を明確にするために入力するメモ。 |
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Dynamic Tracking of Switch IP Address |
Emergency Responder でホスト名を使用して設定された LAN スイッチの IP アドレスを動的に更新します。 |
このアクションは、IP アドレスを使用して Emergency Responder に追加された LAN スイッチには適用されません。 |
Security end user web interface language |
ユーザ Web ページに表示される言語を選択可能なプルダウン メニュー([English] または [French (Canadian)])。 |
言語を変更したら、次の作業を完了しないと、その言語がユーザ Web ページに表示されません。 • [Tools]>[Control Center] を選択して、Emergency Responder Serviceability で Emergency Responder サービスを再起動します。 • CLI コマンドの utils service restart Cisco Tomcat を使用して Cisco Tomcat サービスを再起動します。 • 現在の Emergency Responder ユーザ Web ページを更新します。 |
Limit Concurrent Sessions |
ユーザ単位の同時セッション数を制限します。 |
このチェックボックスをオン/オフすると、[Max. number of concurrent sessions] ドロップダウン ボックスがイネーブル/ディセーブルになります。 |
Max. number of concurrent sessions |
[Limit Concurrent Sessions] がイネーブルになっている場合は、この制限がすべてのユーザに適用されます。 |
この制限は、各 Emergency Responder Web サイトに対して個別に強制されます。 • Emergency Responder Administration • Emergency Responder Serviceability • Emergency Responder User • Emergency Responder Admin Utility |
[Update Settings] ボタン |
変更を保存してアクティブにするには、[Update Settings] をクリックします。 |
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[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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関連項目
• 「Cisco Emergency Responder サーバ グループの設定」
• 「syslog からの情報収集」
• 「同時セッション数の制限」
• 「スイッチ IP アドレス変更の動的なトラッキング」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Telephony Settings
[System] > [Telephony Settings] を選択すると、[Telephony Settings] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Telephony Settings] ページは、Emergency Responder グループによって使用される電話番号とテレフォニー ポートを定義するために使用します。
表 A-3 に、[Telephony Settings] ページの説明を示します。
表 A-3 [Telephony Settings] ページ
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Specify telephony attributes |
Route Point for Primary Emergency Responder Server |
プライマリ サーバで使用すべき CTI ルート ポイント(911 など)。 |
詳細については、「緊急コールのルート ポイントの作成」を参照してください。 |
Route Point for Standby Emergency Responder Server |
スタンバイ サーバで使用すべき CTI ルート ポイント(912 など)。この番号は、プライマリ緊急番号のコール転送番号として設定します。 |
詳細については、「緊急コールのルート ポイントの作成」を参照してください。 |
PSAP Callback Route Point Pattern |
Public Safety Answering Point(PSAP; 緊急応答機関)からのコールを受信するように定義した CTI ルート ポイント。たとえば、913XXXXXXXXXX(913 + 10 個の X)と入力します。 この番号は、数字と X のみで構成する必要があります。 |
詳細については、「緊急コールのルート ポイントの作成」を参照してください。 |
ELIN Digit Strip Pattern |
[PSAP Callback Route Point Pattern] の値の先頭から除外する数字(913 など)。パターンから除外する数字は、PSAP でネットワークへのコールに使用可能な ELIN 番号にする必要があります。 |
この文字列は、[PSAP Callback Route Point Pattern] の一部である必要があります。 |
UDP Port Begin |
登録中に CTI ポートで使用されるポート番号。 |
範囲は 1024 ~ 65535 です。 |
Inter Emergency Responder Group Route Pattern |
他の Emergency Responder グループがこのグループに緊急コールをルーティングするために使用するルート パターン(1000.911 など)。 このパターンは、数字とドットのみで構成する必要があります。 |
この番号の詳細については、「Cisco Emergency Responder グループ間の通信に対するルート パターンの作成」を参照してください。 |
IP Type of service (00-FF) |
IP ヘッダー内の Type Of Service(TOS; タイプ オブ サービス)バイトの値。デフォルトの 0xB8 は、プライオリティ キューの TOS クラスを意味します。このデフォルト値は Emergency Responder 用として使用することをお勧めします。 |
ここで入力した TOS 値は、Emergency Responder からオンサイト音声アラート機能に送信される RTP パケットにのみ適用されます。 |
Onsite Alert Prompt Repeat Count |
オンサイト アラート電話機でプロンプトが再生される回数。 |
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Use IP Address from call signaling |
このパラメータがイネーブルになっている場合は、Emergency Responder が JTAPI から電話機の IP アドレスを取得します。このパラメータはコールのルーティングに使用されます。つまり、IP サブネットが電話機用に設定されている場合は、このパラメータ設定が他のどの手動設定より優先されます。 このパラメータがディセーブルになっている場合は、Emergency Responder が電話機の手動設定を使用してコールをルーティングします。 |
このフィールドは、Emergency Responder が Cisco Unified Communications Manager 6.x 以降を使用して設定されている場合のみ適用されます。 |
[Update Settings] ボタン |
変更を保存してアクティブにするには、[Update Settings] をクリックします。 |
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[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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Intrado Route Pattern Settings |
Intrado Route/Translation Pattern |
Intrado Emergency Response Location(ERL; 緊急応答ロケーション)のルート パターン/トランスレーション パターンを入力します。Intrado ERL は Intrado から提供される ERL です。Intrado ERL には、このページ上で設定されたルート パターンのみが表示されます。新しいルート パターン/トランスレーション パターンを追加することも、既存のルート パターン/トランスレーション パターンを更新または削除することもできます。 |
新しいルート パターンまたはトランスレーション パターンを追加するには、テキスト ボックスをクリックして、数字とワイルドカード(スペースは使用不可)を含むルート パターンを入力し、[Add] をクリックします。 既存のルート パターンを更新するには、該当するルート パターンをクリックして、パターンを変更し、[Update] をクリックします。 既存のルート パターンを削除するには、該当するルート パターンをクリックして、[Remove] をクリックします。 既存の変更をキャンセルして最後に保存された設定値に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
関連項目
• 「Cisco Emergency Responder サーバのグループ テレフォニー設定」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Server Settings for Emergency ResponderServerGroup
[System] > [Server Settings] を選択すると、[Server Settings for Emergency ResponderServerGroup] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
Emergency Responder サービスが開始されると、Emergency Responder サーバが Emergency Responder グループに追加されます。(「新しいシステムへの Cisco Emergency Responder 8.6 のインストール」を参照)。
[Server Settings for Emergency ResponderServerGroup] ページは、サーバ設定を更新する、たとえば、サーバ名を変更したり、トレース/デバッグ設定を変更したり、サーバを削除したりするために使用します。
(注) サーバのホスト名は変更することができません。
表 A-4 に、[Server Settings Emergency ResponderServerGroup] ページの説明を示します。
表 A-4 [Server Settings for the Emergency ResponderServerGroup] ページ
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Status |
[Server Settings Emergency ResponderServerGroup] ページのステータスが表示されます。 |
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Select Server |
Server |
すでに作成されたサーバのリスト。サーバ名をクリックすると、そのサーバの設定が表示されます。 |
サーバ グループ当たり最大 2 つのサーバを設定することができます。 |
Modify Server Settings |
Server Name |
サーバの名前。 |
この [Server Name] フィールドを必要な値に変更します。 |
Host Name |
Emergency Responder サーバの DNS 名。 |
このフィールドは変更することができません。 |
[Debug Package] リスト |
詳細なデバッグ情報を収集するサブシステムの選択肢。デバッグ情報には、トレース メッセージだけでなく、より詳細なメッセージも含まれています。シスコのテクニカル サポートから要求された場合にのみサブシステムを選択します。デバッグ情報は、シスコがお客様の問題解決を支援するために使用するものです。 |
各フィールドの説明については、「トレースおよびデバッグ情報の収集」を参照してください。 |
[Select All] ボタン |
[Debug Package] リスト内のすべてのサブシステムを選択します。 |
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[Clear All] ボタン |
[Debug Package] リストで選択されているすべてのサブシステムをクリアします。 |
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[Trace Package] リスト |
簡易なトレース情報を収集するサブシステムの選択肢。シスコのテクニカル サポートから要求された場合にのみサブシステムを選択します。トレース情報は、シスコがお客様の問題解決を支援するために使用するものです。 デバッグ用のサブシステムを選択した場合は、トレース用のサブシステムを選択する必要がありません。 |
各フィールドの説明については、「トレースおよびデバッグ情報の収集」を参照してください。 |
[Select All] ボタン |
[Trace Package] リスト内のすべてのサブシステムを選択します。 |
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[Clear All] ボタン |
[Trace Package] リストで選択されているすべてのサブシステムをクリアします。 |
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[Update Settings] ボタン |
設定に加えた変更を保存するには、既存のサーバの設定が表示されているときに [Update] をクリックします。 |
既存のサーバの設定が表示されている場合にのみ使用することができます。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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関連項目
• 「Cisco Emergency Responder サーバの設定」
• 「トレースおよびデバッグ情報の収集」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
License Manager
[System] > [License Manager] を選択すると、[License Manager] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[License Manager] ページは、サーバ グループのライセンスの詳細を表示したり、サーバ グループのライセンス ファイルをアップロードしたりするために使用します。Emergency Responder 8.6 のライセンス要件の詳細については、「Cisco Emergency Responder 8.6 のライセンス」を参照してください。
表 A-5 に、[License Manager] ページの説明を示します。
表 A-5 [License Manager] ページ
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Status |
ステータス メッセージが表示されます。 |
[Upload license] ボタン |
ドロップダウン メニューで選択したサーバにライセンス ファイルをアップロードすることができます。 (注) パブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバで別々のライセンス ファイルを購入する必要がありますが、パブリッシャ サーバ上でのみ、Cisco Emergency Administration Web ページを使用して、パブリッシャとサブスクライバの両方のライセンス ファイルをアップロードすることができます。 |
Details of Emergency Responder Licenses |
Installation Date (MM/YY/DD) |
サーバ ライセンスがインストールされた日付が表示されます。 (注) この日付は、評価ライセンスの場合にのみ表示されます。 |
Emergency Responder Server License |
Emergency Responder server license type |
インストールされたサーバ ライセンスのタイプが表示されます。このフィールドに使用可能な値は 2 つあります。 • Evaluation:サーバ ライセンスはインストールされず、Emergency Responder が 60 日モードで動作します。 • Permanent:サーバ ライセンスがインストールされます。 |
Server license count |
サーバ グループ内のライセンスされたサーバの数が表示されます。 |
Emergency Responder User License |
インストールされた Emergency Responder ユーザ ライセンスに関する次の情報が表示されます。 • 累積ユーザ ライセンス カウント • パブリッシャ ユーザ ライセンス カウント • サブスクライバ ユーザ ライセンス カウント • 検出された電話機の台数 • 手動で設定された電話機の台数 • 現在追跡中のユーザの総数 |
関連項目
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
• 「Cisco Emergency Responder 8.6 のライセンス」
• 「Cisco Emergency Responder ライセンス ファイルのアップロード」
Email Alert Settings
[System] > [Mail Alert Configurations] を選択すると、[Email Alert Settings] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Email Alert Settings] ページは、Emergency Responder から電子メール アラートを送信するパラメータを指定するために使用します。各パラメータの右側にあるチェックボックスを使用して、そのパラメータの電子メール アラートをイネーブル(オン)またはディセーブル(オフ)にします。イベント ビューアからの詳細を電子メール メッセージに含める場合は、[Include event viewer contents in mail] チェックボックスをオンにします。
表 A-6 に、[Email Alert Settings] ページの説明を示します。
表 A-6 [Email Alert Settings] ページ
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電子メール アラートが送信されるタイミング |
Discovery Parameters |
Discovery Engine Registration Failed |
Discovery Engine の登録が失敗した場合 |
Discovery Engine goes out of connection |
Discovery Engine の接続が失われた場合 |
For unreachable devices during recovery |
スイッチや Cisco Unified Communications Managers などのデバイスが到達不能になった場合 |
Emergency Call Routing Parameters |
Call information |
911 コールが発信された場合 |
Call routing session ended due to problems |
コール ルーティングが次の原因のいずれかで停止された場合 • Invalid CMC • Invalid FAC • FAC and CMC needed • CMC needed • FAC needed • RESOURCE_BUSY |
Re-Routing of call |
緊急コールが再ルーティングされた場合 |
Routing failure |
コール ルーティングが失敗した場合 |
Route Point out of Service |
ルート ポイントがアウト オブ サービスになった場合 |
Cluster Parameters |
Cluster DB Failure |
サーバがクラスタ データベース ホストと通信できなくなった場合 |
Intra Cluster Failure |
クラスタ内のサーバグループへのクラスタ内通信が失敗した場合 |
Misc Parameters |
Subscriber becomes active |
サブスクライバがアクティブになった場合 |
Publisher comes back online |
パブリッシャがオンラインに戻った場合 |
Not able to get the JTAPI Provider |
Emergency Responder が JTAPI プロバイダーを取得できなかった場合 |
Available user licenses get exhausted during phone tracking |
電話機の追跡中にユーザ ライセンス数が 0 になった場合 |
Switch Port location change reporting |
電話機に関するスイッチ ポート変更報告をイネーブルにした場合 |
Suppress IP Communicator location change reporting |
ロケーション変更報告電子メール アラートから Cisco Unified IP Communicator を除外した場合 |
[Update Settings] ボタン |
電子メール アラート設定を更新します。 |
[Cancel Changes] ボタン |
電子メール アラート設定に対する変更をキャンセルします。 |
関連項目
• 「Onsite Alert Settings」
• 「Cisco Emergency Responder サーバ グループの設定」
Add Subscriber
[System] > [Add Subscriber] を選択すると、[Add Subscriber] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Add Subscriber] ページは、Emergency Responder サーバ グループにサブスクライバ サーバを追加するために使用します。サブスクライバ情報を追加したら、次の作業のいずれかを実行する必要があります。
• インストール中にプロンプトが表示された場合は、正しいパブリッシャ サーバ情報が入力されていることを確認してください。
はじめる前に
サブスクライバ サーバを設定する前に、パブリッシャ サーバを設定する必要があります。
表 A-7 に、[Add Subscriber] ページの説明を示します。
表 A-7 [Add Subscriber] ページ
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Add Subscriber |
HostName |
サブスクライバ サーバのホスト名 |
[Insert] ボタン |
新しいサブスクライバ サーバを追加するには、[Insert] をクリックします。 |
[Cancel Changes] ボタン |
[Add Subscriber] ページから入力を削除します。 |
Configured Servers |
現在設定されているすべてのサーバのリストで、サーバごとにホスト名と IP アドレスが表示されます。 |
関連項目
• 「Cisco Emergency Responder Publisher のインストール」
• 「Cisco Emergency Responder Subscriber のインストール」
Intrado VUI Settings
[System] > [Intrado VUI Settings] を選択すると、[Intrado VUI Settings] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Intrado VUI Settings] ページは、Emergency Responder で Intrado Validation and Update Interface(検証および更新インターフェイス)を相互運用するために必要なアカウント情報を入力するために使用します。必要な情報を入力したら、このページから Intrado への接続をテストすることができます。
表 A-8 に、[Intrado VUI Settings] ページの説明を示します。
表 A-8 Intrado VUI Settings
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Status |
ステータス メッセージが表示されます。 |
Intrado VUI Settings |
Upload Certificate |
ローカル ドライブから Emergency Responder サーバに証明書をアップロードします。 証明書をアップロードするには、次の手順を実行します。 1. [Upload Certificate] リンクをクリックします。 [Upload Certificate] ウィンドウが表示されます。 2. [Browse] ボタンをクリックして、ローカル マシン上の証明書ファイルを探します。 3. [Upload] ボタンをクリックして、証明書ファイルをアップロードします。 |
Validate Certificate |
Intrado Certificate Password |
この証明書を使用して作成されたパスワード。 |
VUI URL |
VUI URL は Intrado から提供されます。 |
Test and Validate Certificate |
このボタンは、証明書の妥当性をテストするために使用します。 |
Configure Account Details |
VUI Schema URL |
Intrado から提供された VUI スキーマ URL。 |
Intrado Account ID |
Intrado から提供された Intrado アカウント ID。 |
Max VUI Connections |
Emergency Responder がサーバ グループ全体で許可する同時 VUI 接続の最大数。 |
Test Connectivity |
このリンクは、Emergency Responder から Intrado VUI に正常に接続できるかどうかを確認するために使用します。 |
Delete Account |
Emergency Responder データベースから既存の Intrado アカウントを削除します。 |
Update |
このページで加えた変更を保存するには、[Update] をクリックします。 |
Cancel |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel] をクリックします。 |
関連項目
• 「Cisco Emergency Responder の Intrado V9-1-1 Enterprise Services との併用」
Onsite Alert Settings
[ERL] > [Onsite Alert Settings] を選択すると、[Onsite Alert Settings] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Onsite Alert Settings] ページは、オンサイト アラート担当者に関する情報を追加するために使用します。ERL を設定するときに、これらの担当者を ERL に割り当てます。Emergency Responder は、ゾーン内で緊急コールが発信されたときに、割り当てられた担当者に警告します。
表 A-9 に、[Onsite Alert Settings] ページの説明を示します。
表 A-9 [Onsite Alert Settings] ページ
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Add New Onsite Alert Contact |
Onsite Alert ID |
オンサイト アラート連絡先の ID。使用する ID は、サイトの識別方法(セキュリティ ID やバッジ番号)に基づいている必要があります。このフィールドは、連絡先を識別するために Emergency Responder 全体で使用されます。たとえば、連絡先をゾーンに割り当てるときに [Onsite Alert ID] から選択します。保存されたオンサイト アラート ID は変更することができません。 |
組織にとって有意義であると同時に、Emergency Responder でのゾーン設定に有効な命名方法を使用してください。 |
Onsite Alert Name |
オンサイト アラート連絡先の名前。 |
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Onsite Alert Number |
オンサイト アラート連絡先の電話番号。この番号は音声電話番号にする必要があります。ボイスメール システムまたは自動受付の番号は入力しないでください。 |
Emergency Responder が ERL から緊急コールを受信すると、ERL の連絡先のオンサイト アラート番号を呼び出して、緊急コールが発信された電話番号を含む事前に録音されたメッセージを再生します。 Emergency Responder では、先頭に「+」が付いた E.164 番号はオンサイトのセキュリティ電話番号としてサポートされません。Cisco Unified CM で設定されたオンサイトのセキュリティ電話番号が、先頭に「+」が付いた E.164 番号である場合は、まず、先頭に「+」が付かないオンサイトのセキュリティ電話番号を Emergency Responder で設定する必要があります。次に、Emergency Responder からオンサイトのセキュリティ電話番号が受信されるときに「+」が追加されるように、Cisco Unified CM でトランスレーション パターンを設定する必要があります。「E.164 ダイヤル プランに基づくセキュリティ担当者の割り当て」を参照してください。 |
Onsite Alert Email Address |
オンライン アラート連絡先の電子メール アドレス(email@domain.com など)。 |
Emergency Responder が ERL から緊急コールを受信すると、その ERL に関連付けられたオンサイト アラート連絡先に電子メールを送信します。電子メール ID が電子メール ページング システム用の場合は、電子メールの代わりにページが連絡先に送信されます。この電子メールまたはページには、緊急コールが発信された電話番号が含まれています。 |
Onsite Alert Pager Address |
オンサイト アラート連絡先のポケットベル電子メール アドレス(<pager_number>@domain.com など)。 |
[Pager Alert Setting] ページ上のフィールドを設定することによって、ポケットベルに送信されるメッセージのサイズを制限することができます。「Pager Alert Settings」を参照してください。 |
[Insert] ボタン |
連絡先を連絡先のリストに追加するには、[Insert] をクリックします。そうすると、連絡先がページの [Available Onsite Alerts] セクションに一覧表示されます。 |
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[Cancel Changes] ボタン |
このページに加えたすべての変更をキャンセルするには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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Available Onsite Alerts |
すでに設定されているオンサイト アラート連絡先が表示されるページ セクション。設定済みのオンサイト アラート連絡先の場合は、次の情報が表示されます。 • Onsite Alert ID • Onsite Alert Name • Onsite Alert Number • Onsite Alert Email Address エントリを変更するには、そのエントリをクリックするか、[Edit] アイコンをクリックします。その人物の連絡先情報が編集ボックスにロードされます。変更を加えて、[Update] をクリックします。 エントリを削除するには、そのエントリと同じ行にある [Delete] アイコンをクリックします。 |
どの連絡先も設定されていない場合は、このセクションが空白になります。 連絡先のオンサイト アラート ID は変更することができません。 エントリを削除するには、その人物が割り当てられた ERL を更新して、ERL からその人物を削除できるようにする必要があります。 |
[Add New] ボタン |
別の連絡先を追加するには、[Add New] をクリックします。 |
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[Update] ボタン |
情報に加えた変更を保存するには、既存の連絡先の設定が表示されているときに [Update] をクリックします。 |
既存の連絡先に関する情報が表示されている場合にだけ使用することができます。 |
関連項目
• 「セキュリティ担当者(オンサイト アラート担当者)の指定」
• 「ERL の作成」
• 「Cisco Emergency Responder のためのオンサイト アラート(セキュリティ)担当者の準備」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Pager Alert Settings
[ERL] > [Pager Alert Configurations] を選択すると、[Pager Alert Settings] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Pager Alert Configurations] ページは、ポケットベルに送信するフィールドを選択して、それらのラベルを編集することによって、システム全体のポケットベル メッセージのサイズを制限するために使用します。
表 A-10 に、[Pager Alert Settings] ページの説明を示します。
表 A-10 Pager Alert Settings
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Pager Alert Settings |
次のフィールドを選択して、それらに関連付けられたラベルを編集することによって、送信するポケットベル メッセージのサイズを制限することができます。 • Extension • ERL • Location • Time • Server ポケットベルに表示するフィールドを選択するには、フィールドの隣にあるボックスをオンにします。 ポケットベルに送信するラベルを編集するには、そのフィールドのテキスト ボックスをクリックします。 |
[Update Settings] ボタン |
加えた変更を保存するには、[Update Settings] をクリックします。 |
[Restore Defaults] ボタン |
デフォルトのポケットベルとラベルの設定を復元するには、[Restore Defaults] をクリックします。 |
Send Sample Message to a pager |
ポケットベルにテスト メッセージを送信するには、テキスト ボックスにポケットベルのアドレスを入力して、[Send Test Message] ボタンをクリックします。 |
関連項目
• 「Onsite Alert Settings」
• 「Cisco Emergency Responder のためのオンサイト アラート(セキュリティ)担当者の準備」
Conventional ERL
[ERL] >[Conventional ERL] を選択すると、[Conventional ERL] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Conventional ERL Data] ページは、会社の ERL を定義するために使用します。ERL は、建物全体(小規模な場合)、建物のフロア、またはフロアの一区画にすることができます。コミュニティごとに ERL のサイズに関する法律が異なる可能性があるため、ERL を決定する前に、地元の条例を調べたり、サービス プロバイダーに相談したりしてください。作成された ERL は緊急応答チームが緊急事態を特定するために使用するため、ERL はそれらのチームが発信者を妥当な時間内に特定できる規模にする必要があります。
表 A-11 に、[Find and List ERLs] ページの説明を示します。
表 A-11 [Find and List ERLs] ページ
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ERL Search Parameters |
Find Conventional ERL where... |
検索条件を選択して、[Find] をクリックすると、既存の ERL が一覧表示されます。すべての ERL を一覧表示するには、条件を入力せずに [Find] をクリックします。ドロップダウン メニューから、検索ごとにページ単位で表示するレコード件数を選択することができます。 検索結果リストでは、次の操作を実行できます。 • エントリをクリックすると、その特性を表示して更新することができます。 • ALI データが同じ新しい ERL を作成するには、[Copy] アイコンをクリックします。 • ERL を削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。 • ERL に加えられた変更履歴を表示するには、[Audit Trail] 列の [view...] をクリックします。詳細については、「ERL Audit Trail」を参照してください。 |
ERL をコピーしても、ERL 内で一意にすべき情報はコピーされません。 詳細については、「Add New ERL」を参照してください。 |
Configure Default ERL |
デフォルト ERL を設定してから、他の ERL を設定する必要があります。 デフォルト ERL は、他に ERL 設定が見当たらない場合にコール ルーティングに使用されるシステム定義の ERL です。 (注) アップグレード シナリオでのデータ移行で、デフォルト ERL に割り当てられた手動設定電話機が存在する場合は、その設定が変更されるまでその状態が維持されます。 |
詳細については、「Add New ERL」を参照してください。 |
Add New ERL |
新しい ERL を作成するには、[Add New ERL] をクリックします。 |
詳細については、「Add New ERL」を参照してください。 |
Configure Default ERL |
デフォルト ERL を設定するには、[Configure Default ERL] をクリックします。 |
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Export |
ERL 設定を含むファイルを作成するには、[Export] リンクをクリックします。 |
ERL データのエクスポート方法については、「Export ERL Data」を参照してください。 |
Import |
別のファイルに保存された情報を使用して ERL を作成または更新するには、[Import] リンクをクリックします。ERL データをインポートすることによって、一度に複数の ERL を作成または更新することができます。 |
ERL データのインポート方法については、「Import ERL Data」を参照してください。 |
関連項目
• 「Export PS-ALI Records」
• 「ERL の作成」
• 「ERL について」
• 「ERL 管理の概要」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Add New ERL
[Add New ERL] ページと [ERL Information for ERL Name] ページは、次の点で、本質的に同じです。
(注) [ERL Information for ERL Name] ページでは、ERL Name 変数がそのページに関連付けられた ERL の名前に置き換えられます。たとえば、デフォルト ERL をクリックすると、表示されていたページのタイトルが「ERL Information for Default」に変わります。同様に、ERL 名が First Floor の場合は、表示されていたページのタイトルが「ERL Information for First Floor」に変わります。
• [Add New ERL] ページは、[Find ERL Data] ページ([ERL] > [Conventional ERL] を選択したときに表示される)で [Add New ERL] を選択すると表示されます。既存の ERL の場合は、[Copy] をクリックしてもこのページが表示されます。
• [ERL Information for Default] ページは、[Find ERL Data] ページで [Configure Default ERL] をクリックすると開きます。[ERL Information for ERL Name] ページは、[Find ERL Data] ページ([ERL] > [Conventional ERL] を選択したときに表示される)でリスト内の既存の ERL に関連付けられたリンクをクリックしても表示されます。
(注) デフォルト ERL はテスト ERL として使用できません。[ERL Information for Default] ページでは、[Test ERL] チェックボックスが使用できなくなっています。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Add New ERL] ページは、新しい ERL を作成するために使用します。また、別のファイルから事前に定義された ERL 情報をインポートすることによって、一度に複数の ERL を作成または更新することができます。詳細については、「Import ERL Data」を参照してください。
Emergency Responder 8.6 を使用すれば、ERL をテスト ERL として選択することができます。
[Find ERL Data] ページは、既存の ERL を表示または更新するために使用します。
Cisco Unified Communications Manager での ELIN 番号の設定方法については、「「ERL の作成」(P.4-33)」を参照してください。
緊急コールを PSAP の代わりにオンサイト セキュリティにルーティングする場合は、「ERL の設定(Non-PSAP 配置の場合)」で、ルート/トランスレーション パターンと ELIN の設定方法を参照してください。
表 A-12 に、[Add New ERL] ページと [ERL Information] ページの説明を示します。
表 A-12 [Add New ERL] ページと [ERL Information] ページ
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ERL Settings |
ERL Name |
ERL の名前。使用する命名方法が重要です。ERL 名は、セキュリティ チームが緊急コールを受けたときに最初に目にするものの 1 つです。この名前がわかりやすければ、チームはすばやくコールに対処することができます。 たとえば、Building J という名前の 3 階建てのビルでフロアごとに 1 つずつの ERL を作成する場合は、それらの名前を BldgJ-Floor1、BldgJ-Floor2、BldgJ-Floor3 にします。 ERL 命名方法はセキュリティ チームと協力して策定してください。 |
既存の ERL の名前は変更することができません。ERL 名を変更するには、新しい ERL を作成してから、古い ERL を削除します。 先行スペースと後続スペースは削除されます。 |
Description |
新しい ERL の説明を入力します(任意)。 |
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Test ERL (Used for Synthetic Testing) |
この ERL がテストに使用される場合に、このチェックボックスをオンにします。テスト ERL は、Emergency Responder が CiscoWorks IP Telephony Environment Monitor(ITEM)によってモニタされている場合に使用することができます。 「テスト ERL の設定」を参照してください。 |
この設定は、[ERL Information for Default] ページでは使用できません。デフォルト ERL はテスト ERL として使用できません。 |
ELIN Settings |
緊急コールを PSAP にルーティングして、PSAP が電話を切ってから緊急発信者を呼び出す必要がある場合に PSAP にコールバック番号を提供するルート パターンと電話番号の組み合わせ。 |
ERL ごとに一意の ELIN を設定する必要があります。定義した ELIN の数によって、サポート可能なコールバック回数が決定されます。ELIN は、緊急コールの発信順に使用され、必要に応じて、再利用されます。たとえば、1 つの ERL に対して 2 つの ELIN を定義して、3 回の緊急コールが発信された場合は、PSAP が最初の緊急発信者にコールバックできません。 ただし、同時緊急コール数は ELIN の数に左右 されません 。ELIN が 2 つしかない場合でも、10 回のアクティブ緊急コールを受けることができます。ELIN の数は、PSAP のコールバック能力にしか影響しません。 (注) ELIN が Off-Premises Cisco ER ユーザの直通社内通話(DID)番号として設定されている場合は、Emergency Responder が ELIN と ERL の関連付けを制限します。DID 番号が、Emergency Responder 内で構外ロケーションに関連付けられたことのないユーザに属している場合は、この制限がかかりません。 |
Route/Translation Pattern |
Cisco Unified Communications Manager 内のルート パターンとして定義された電話番号で、コールをルーティングするゲートウェイを使用して正しい PSAP に到達するように設定されます。この番号には、米国での 911 のような外部緊急番号を含める必要があります。たとえば、10.911 や 10911 を含めます。パターンに含めることができるのは、数字とドットのみです。 |
ELIN には、先頭に「+」が付いた E.164 番号を使用できません。10 桁の北米番号計画または他の国内形式の番号を使用してください。 |
ELIN Number |
コールを正しいローカル PSAP にルーティングする一意の電話番号で、PSAP が電話を切った後で緊急発信者にかけ直すときに使用することができます。この番号は、サービス プロバイダーから提供された DID 番号にする必要があります。つまり、PSTN 上でルーティング可能な番号にする必要があります。4085551212、408-555-1212、408.5551212、(408)555-1212 のように、エリア コードを含めた番号全体を入力します。番号には、数字、シングル ハイフン、ドット、括弧以外を含めることができません。 |
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[Add] ボタン |
ルート ポイントと ELIN の組み合わせを追加するには、情報を入力して [Add] をクリックします。 |
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[Update] ボタン |
既存の組み合わせを変更するには、それをリストで選択して、編集ボックスで情報を変更し、[Update] をクリックします。 |
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[Remove] ボタン |
組み合わせを削除するには、それをリストで選択して [Remove] をクリックします。 |
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Onsite Alert Settings |
Available Onsite Alert IDs |
対応可能なすべてのオンサイト アラート担当者の ID が表示されるテキスト ボックス。 |
事前に、オンサイト アラート担当者のリストに連絡先を追加しておく必要があります。詳細については、「Onsite Alert Settings」を参照してください。 |
[Add] ボタン |
ERL に割り当てるオンサイト アラート(セキュリティ)連絡先を選択します。ERL から緊急コールが発信されると、これらの連絡先に通知されます。連絡先を追加するには、[Available Onsite Alert IDs] リストからオンサイト アラート ID を選択して [Add] をクリックします。そうすると、その連絡先の ID が [Onsite Alert IDs for the ERL] テキスト ボックスに表示されます。 |
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[Remove] ボタン |
ERL の連絡先を削除するには、[Onsite Alert IDs for the ERL] テキスト ボックスで該当する ID を選択して [Remove] をクリックします。 |
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ERL Address |
[ALI Details] ボタン |
ERL の Automatic Location Information(ALI)を表示または変更するには、[ALI Details] をクリックします。ALI は、所在地住所や電話番号などの ERL の場所に関する詳細情報を提供します。 |
ALI フィールドについては、「ALI Information (for ERL Name)」を参照してください。 |
[Insert] ボタン |
新しい ERL に加えた変更を保存するには、[Insert] をクリックします。 |
[Insert] ボタンは、新しい ERL を作成している場合にのみ使用可能になります。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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[Update] ボタン |
ERL に加えた変更を保存するには、[Update] をクリックします。 |
[Update] ボタンは、既存の ERL を変更している場合にのみ使用可能になります。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。変更を保存するには、[Close] をクリックする前に、[Update] または [Insert] をクリックする必要があります。 |
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関連項目
• 「ERL について」
• 「ERL 管理の概要」
• 「デフォルト ERL の設定」
• 「ERL と ALI の設定」
• 「テスト ERL の設定」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
ALI Information (for ERL Name )
次のいずれかを実行すると、[ALI Information (for ERL Name)] ページが表示されます。
(注) [ALI Information (for ERL Name)] ページの ERL Name 変数が該当する ERL 名に置き換えられます。たとえば、[ERL Information for Default] ページで [ALI Details] をクリックすると、表示されていたページのタイトルが「ALI Information for Default」に変わります。同様に、ERL 名が First Floor の場合は、表示されていたページのタイトルが「ALI Information for First Floor」に変わります。
• [Add New ERL] ページの [ERL Address] セクションで [Add/Edit ALI] をクリックします。
(注) [Add New ERL] ページは、[Find ERL Data] ページ([ERL] > [Conventional ERL] を選択したときに表示される)で [Add New ERL] を選択すると表示されます。
• [ERL Information for ERL Name] ページで [Add/Edit ALI] をクリックします。[ERL Information for ERL Name] ページは、[Find ERL Data] ページ([ERL] > [Details] を選択したときに表示される)で既存の ERL 名または [Configure Default ERL] をクリックすると表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Enter ALI Information] ページは、ERL に関する ALI を入力するために使用します。この情報は、必要なデータベースに届くことを保証しているサービス プロバイダーに送信されます。このサービス プロバイダーは、ELIN からのコールがローカル PSAP にルーティングされ、その PSAP で緊急コールが特定できるようにします。
これらのフィールドのデータ要件は、サービス プロバイダーによって異なります。要件の詳細については、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 表 A-13 のフィールドに関する説明は、National Emergency Number Association(NENA)バージョン 2 標準(米国)に基づいています。
注意 ここで入力する情報の質が重要です。この情報は、緊急コール オペレータとローカル対応チームに表示されます。彼らはこの情報を使用して緊急発信者を特定します。データが間違っていたり、わかりにくかったりすると、緊急対応が遅れて、防げた惨事が起きてしまう可能性があります。
表 A-13 に、[Enter ALI Information] ページの説明を示します。
表 A-13 [Enter ALI Information] ページ
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Find all prevalidated fields from validation file by selecting a tag |
Select a Tag |
ウィンドウにロードする ALI データが関連付けられたタグを選択します。そうすると、その ALI に関する情報を編集することができます。 |
validate.txt ファイル内にタグをセットアップすることによって、ALI データの入力を容易にすることができます。このページには、ファイルの格納場所、ファイルの形式が記載された samplevalidate.txt ファイルの検索場所が表示されます。 タグを作成するときに、会社名、市、州などの複数の ALI に共通する情報を入力します。たとえば、25 階建てのビルがあり、そのフロアごとに 1 つずつの ERL を作成する場合は、「25story」という名前のタグを作成することができます。そうすれば、そのビルに関する情報を 25 回繰り返し入力しなくても、1 つのタグを選択するだけで、そのタグに対して定義したデータと一緒に ALI データがロードされます。 |
ALI Data |
House Number |
建物の所在地住所に含まれる番号(例:「170 West Tasman Dr.」の中の「170」)。 |
この番号は最大 10 桁にすることができますが、サービス プロバイダーが 8 桁の番号しかサポートしていない場合があります。 |
House Number Suffix |
番地の番号拡張(/2 など)。 |
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Street Name |
建物の住所に含まれる通り名。 |
60 文字以下に制限されています。 |
Prefix Directional |
通り名に含まれている場合の先行方向指示(北を示す N など)。 |
N、S、E、W、NE、NW、SE、SW のいずれかにすることができます。 |
Street Suffix |
通りの種類。ドロップダウン リストから種類を選択します。このフィールドには、U.S. Postal Service Publication 28 で許可されている略語の 1 つが入力されます(大通りを示す AVE など)。 |
サフィクスに入力することもできます。4 文字以下に制限されています。 |
Post Directional |
通り名に含まれている場合の後続方向指示(北を示す N など)。 |
N、S、E、W、NE、NW、SE、SW のいずれかにすることができます。 |
Community Name |
住所の地域名(市、町、区名など)。 |
32 文字以下に制限されています。 |
State |
2 文字の州の略語。 |
2 文字以下に制限されています。 |
Main NPA |
ERL に関連付けられた代表番号の 3 桁のエリア コード。 |
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Main Telephone No. |
ERL に関連付けられた代表電話番号。これは、ERL の警察施設の番号にすることができます。 |
7 文字以下に制限されています。 |
Class of Service |
ERL のサービス クラスを選択します。 |
サービス クラスが不明の場合は、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 |
Type of Service |
ERL のタイプ オブ サービスを選択します。 |
サービス クラスが不明の場合は、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 |
Exchange |
電話局を運営している Local Exchange Carrier(LEC; 地域通信事業者)の交換 ID。 |
4 文字以下に制限されています。この ID はサービス プロバイダーにお問い合わせください。 |
Customer Name |
ERL に関連付けられた加入者名。通常は、会社名。 |
32 文字以下に制限されています。 |
Order Number |
このレコードを設定または更新するアクティビティのサービス注文番号。 |
10 文字以下に制限されています。必要な場合は、有効な注文番号をサービス プロバイダーにお問い合わせください。 |
Extract Date |
レコードが作成された日付。 |
これは、読み取り専用フィールドです。 |
County ID |
ゾーンの国識別コード。米国では、国勢調査局によって国に割り当てられた FIPS コードを使用します。 |
4 文字以下に制限されています。 |
Company ID |
NENA に登録されている国識別コード。 |
5 文字以下に制限されています。 |
Zip Code |
住所の郵便番号。 |
5 文字以下に制限されています。 |
Zip Code Extension |
ZIP+4 番号。 |
4 桁以下に制限されています。 |
Customer Code |
顧客コード。コードが不明の場合は、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 |
3 文字以下に制限されています。 このフィールドを変更すると、Emergency Responder によって、古いコードを持つ ALI を削除するための削除レコードと、新しいコードを持つ ALI を追加するための挿入レコードが生成されます。この削除/挿入シーケンスは、次に ALI をエクスポートするときにのみ生成されます。このエクスポート ファイルがサービス プロバイダーに提出されていることを確認する必要があります。 |
Comments |
オプションのコメント。ERL から緊急コールが発信された場合に、これらのコメントが PSAP に表示されます。 |
30 文字以下に制限されています。 |
Longitude |
ERL の経度。 |
9 桁以下に制限されています。 |
Latitude |
ERL の緯度。 |
9 桁以下に制限されています。 |
Elevation |
ERL の高度。 |
5 桁以下に制限されています。 |
TAR Code |
課税区画レート コード。 |
6 文字以下に制限されています。 |
Location |
電話の正確な場所を特定するために役立つ、自由形式の追加の場所情報。 この情報は、緊急コールが発信されたときに、ERL 名と一緒にセキュリティ担当者に表示されるため、このフィールドは発信者の特定を支援するために使用します。たとえば、定義された所在地住所を、このページの他のフィールドに繰り返し入力することができます。 |
60 文字以下に制限されています。 |
Reserved |
サービス プロバイダーで有効な ALI ファイルを作成するために必要な情報。 |
予約領域への入力が必須かどうかは、サービス プロバイダーにお問い合わせください。 NENA 要件と CSV 要件が違う場合があることに注意してください。たとえば、ERL インポートでは、予約フィールドに何も入力する必要がありません。すべての ERL レコードを空にしても、Emergency Responder でそのファイルのインポートが許可されます。ただし、ファイルからフィールド自体を削除しないようにする必要があります。レコード内にフィールドが存在する必要があります。フィールドはカンマ区切りの空文字列にすることができます。 |
[Save and Close] ボタン |
変更を保存して、[Enter ALI Information] ページを閉じるには、[Save and Close] をクリックします。 |
このボタンは、新しい ERL に関する情報を入力したときにのみ使用可能になります。 |
[Update ALI Info] ボタン。 |
変更を保存するには、[Update ALI Info] をクリックします。 |
このボタンは、設定済みの ERL が表示されている場合にのみ使用可能になります。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
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関連項目
• 「デフォルト ERL の設定」
• 「ERL と ALI の設定」
• 「複数の ERL の一括インポート」
• 「Export PS-ALI Records」
• 「ERL について」
• 「ERL 管理の概要」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Export ERL Data
[Find ERL Data] ページ([ERL] > [Conventional ERL] を選択したときに表示される)で [Export] リンクをクリックすると、[Export ERL Data] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Export ERL Data] ページは、個人的に使用する ERL エクスポート ファイルを作成するために使用します。ERL エクスポート ファイルはサービス プロバイダーに提出しないでください。たとえば、ERL エクスポート ファイルは、設定をバックアップしたり、設定を別の Emergency Responder サーバに移動したりするために使用します。
ALI データを更新するためにサービス プロバイダーに送信するファイルを作成するには、「Export PS-ALI Records」を参照してください。
表 A-14 に、[Export ERL Data] ページの説明を示します。
表 A-14 [Export ERL Data] ページ
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Select Export Format |
エクスポート ファイルで使用すべきファイル形式。ERL データの場合は、comma separated value(csv; カンマ区切り値)か XML のどちらかです。 |
Enter Export File Name |
作成するファイルの名前。ファイル拡張子を含めないでください。 |
[Export] ボタン |
エクスポート ファイルを作成するには、[Export] をクリックします。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
関連項目
• 「ALI 提出要件に関するサービス プロバイダーとの交渉」
• 「ERL 情報のエクスポート」
• 「ERL について」
• 「ERL 管理の概要」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Import ERL Data
[Find ERL Data] ページ([ERL] > [Conventional ERL] を選択したときに表示される)で [Import] リンクをクリックすると、[Import ERL Data] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Import ERL Data] ページは、ERL データが定義されたファイルから一度に複数の ERL を作成または更新するために使用します。このファイルは、必要な形式(csv または xml)のいずれかで情報を保存可能なスプレッドシートを使用して作成します。インポート ファイルを作成する前に、このページのサンプルを確認してください。
多数の ERL を更新する必要がある場合は、ERL データをエクスポートして、エクスポート ファイルを更新し、そのファイルを再度インポートします。
アップロード ユーティリティを使用して、ERL データを含むファイルをローカル システムからアップロードすることもできます。その後で、ERL データをインポートすることができます。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
表 A-15 に、[Import ERL Data] ページの説明を示します。
表 A-15 [Import ERL Data] ページ
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Select Import Format |
インポートするファイルに使用される形式を選択します。 形式を選択したら、[View sample file] をクリックして、予想される形式と値のシーケンスの例を確認します。このサンプル情報を使用して、スプレッドシートでインポート ファイルを作成します。 |
Select File to Import |
ERL データをインポートするファイルを選択します。 |
[Upload] ボタン |
ファイルをローカル システムからアップロードするには、[Upload] をクリックします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。 |
[Import] ボタン |
インポート ファイルから Emergency Responder データベースに ERL データを追加するには、[Import] をクリックします。 (注) インポートされた ERL データによって、Emergency Responder データベース内の競合するデータが上書きされます。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
関連項目
• 「複数の ERL の一括インポート」
• 「ERL 情報のエクスポート」
• 「ファイルのアップロード」
• 「ERL について」
• 「ERL 管理の概要」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
• 「Export PS-ALI Records」
Off-Premises ERL (Search and List)
[ERL] > [Off-Premise ERL] > [Search And List] を選択すると、[Find Off-Premises ERL Data] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Off-Premise ERL Data] ページは、電話機が社内ネットワークの外部に設置された個人の ERL を定義するために使用します。
表 A-16 に、[Find and List Off-Premise ERLs] ページの説明を示します。
表 A-16 Find Intrado ERL Data (Off-Premise)
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ERL Search Parameters |
Find Off-Premises ERL where... |
既存の Off-Premise ERL を一覧表示するには、検索条件を選択して、[Find] をクリックします。すべての ERL を一覧表示するには、条件を入力せずに [Find] をクリックします。ドロップダウン メニューから、検索ごとにページ単位で表示するレコード件数を選択することができます。 検索結果リストでは、次の操作を実行できます。 • エントリをクリックすると、その特性を表示して更新することができます。 • ALI データが同じ新しい ERL を作成するには、[Copy] アイコンをクリックします。 • ERL を削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。 • ERL に加えられた変更履歴を表示するには、[Audit Trail] 列の [view...] をクリックします。詳細については、「ERL Audit Trail」を参照してください。 |
ERL をコピーしても、ERL 内で一意にすべき情報はコピーされません。 |
Add New ERL |
新しい ERL を作成するには、[Add New ERL] をクリックします。 |
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関連項目
• 「Add New ERL」
• 「Secondary Status」
• 「構外ユーザをサポートするための Emergency Responder の設定」
Add New ERL
[Find Intrado ERL Data] ページ([ERL] > [Off-Premise ERL] > [Search and List] を選択したときに表示される)で、[Add New ERL] を選択すると、[Add New ERL (Off-Premise phones)] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Add New ERL] ページは、構外電話機の新しい ERL を作成するために使用します。また、別のファイルから事前に定義された ERL 情報をインポートすることによって、一度に複数の ERL を作成または更新することができます。詳細については、「Import ERL Data」を参照してください。
[Find ERL Data] ページは、既存の ERL を表示または更新するために使用します。
表 A-17 に、[Add New ERL (Off-Premise Phones)] ページの説明を示します。
表 A-17 Add New ERL (Off-Premise Phones)
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ERL Settings |
ERL Name |
ERL の名前。使用する命名方法が重要です。ERL 名は、セキュリティ チームが緊急コールを受けたときに最初に目にするものの 1 つです。この名前がわかりやすければ、チームはすばやくコールに対処することができます。 ERL 命名方法はセキュリティ チームと協力して策定してください。 |
既存の ERL の名前は変更することができません。ERL 名を変更するには、新しい ERL を作成してから、古い ERL を削除します。 先行スペースと後続スペースは削除されます。 |
Description |
新しい ERL の説明を入力します(任意)。 |
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Route/Translation Pattern Settings |
Route/Translation Pattern |
Cisco Unified Communications Manager 内のルート パターンとして定義された電話番号で、コールをルーティングするゲートウェイを使用して正しい PSAP に到達するように設定されます。この番号には、米国での 911 のような外部緊急番号を含める必要があります。たとえば、10.911 や 10911 を含めます。パターンに含めることができるのは、数字とドットのみです。 |
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[Add] ボタン |
ルート ポイントを追加するには、ドロップダウン ボックスからルート ポイントを選択して [Add] をクリックします。 |
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[Remove] ボタン |
組み合わせを削除するには、それをリストで選択して [Remove] をクリックします。 |
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Onsite Alert Settings |
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Available Onsite Alert IDs |
対応可能なすべてのオンサイト アラート担当者の ID が表示されるテキスト ボックス。 |
事前に、オンサイト アラート担当者のリストに連絡先を追加しておく必要があります。詳細については、「Onsite Alert Settings」を参照してください。 |
[Add] ボタン |
ERL に割り当てるオンサイト アラート(セキュリティ)連絡先を選択します。ERL から緊急コールが発信されると、これらの連絡先に通知されます。連絡先を追加するには、[Available Onsite Alert IDs] リストからオンサイト アラート ID を選択して [Add] をクリックします。そうすると、その連絡先の ID が [Onsite Alert IDs for the ERL] テキスト ボックスに表示されます。 |
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[Remove] ボタン |
ERL の連絡先を削除するには、[Onsite Alert IDs for the ERL] テキスト ボックスで該当する ID を選択して [Remove] をクリックします。 |
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[Insert] ボタン |
新しい ERL に加えた変更を保存するには、[Insert] をクリックします。 |
[Insert] ボタンは、新しい ERL を作成している場合にのみ使用可能になります。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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[Update] ボタン |
ERL に加えた変更を保存するには、[Update] をクリックします。 |
[Update] ボタンは、既存の ERL を変更している場合にのみ使用可能になります。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。変更を保存するには、[Close] をクリックする前に、[Update] または [Insert] をクリックする必要があります。 |
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関連項目
• 「Off-Premises ERL (Search and List)」
• 「Secondary Status」
• 「構外ユーザをサポートするための Emergency Responder の設定」
Secondary Status
[ERL] > [Off-Premise ERL] > [Secondary Status] を選択すると、[Secondary Status] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Secondary Status] ページは、エラーでフラグが立てられた構外電話番号レコード更新トランザクションに関する情報を Intrado Secondary Status データベースに問い合わせるために使用します。これらのレコードには、次のデータが含まれています。
• 現在は Intrado データベース内に存在する修正済みレコード。
• 修正するために顧客に戻されたエラー レコード。
• Intrado データベースから削除されたエラー レコード。
Intrado Secondary Status データベースに、エラーを含む構外電話番号レコードを問い合わせることができます。
表 A-18 に、[Secondary Status for Off-Premise phones] ページの説明を示します。
表 A-18 Secondary Status (Off-Premise Phones)
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Find DIDs where... |
検索条件を選択して、[Find] をクリックすると、Intrado のセカンダリ ステータス サーバに対する問い合わせの結果が一覧表示されます。 |
関連項目
• 「Off-Premises ERL (Search and List)」
• 「Add New ERL」
• 「構外ユーザをサポートするための Emergency Responder の設定」
Intrado ERL (Search and List)
[ERL] > [Intrado ERL] > [Intrado ERL (Search and List)] を選択すると、[Find Intrado ERL] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
Intrado V91-1-1 サービスを使用している場合は、[Intrado ERL Data] ページを使用して、会社の ERL を定義することができます。
表 A-19 に、[Find and List Intrado ERLs] ページの説明を示します。
表 A-19 Find Intrado ERL Data
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ERL Search Parameters |
Find Intrado ERL where... |
検索条件を選択して、[Find] をクリックすると、既存の Intrado ERL が一覧表示されます。すべての ERL を一覧表示するには、条件を入力せずに [Find] をクリックします。ドロップダウン メニューから、検索ごとにページ単位で表示するレコード件数を選択することができます。 検索結果リストでは、次の操作を実行できます。 • エントリをクリックすると、その特性を表示して更新することができます。 • ALI データが同じ新しい ERL を作成するには、[Copy] アイコンをクリックします。 • ERL を削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。 • ERL に加えられた変更履歴を表示するには、[Audit Trail] 列の [view...] をクリックします。詳細については、「ERL Audit Trail」を参照してください。 |
ERL をコピーしても、ERL 内で一意にすべき情報はコピーされません。 詳細については、「Add New ERL」を参照してください。 |
Add New ERL |
新しい ERL を作成するには、[Add New ERL] をクリックします。 |
詳細については、「Add New ERL」を参照してください。 |
[Level of service] ボタン |
ALI 詳細で設定された特定の住所に対して Intrado から指定されたサービス レベルを表示するには、[Level of service] をクリックします。Intrado は、次のサービス レベルをサポートします。 • No Coverage:Intrado は、選択的ルータにアクセスすることができず、コールバック番号と住所をその住所を担当している PSAP に提供することができません。 • Basic:現在サービスを提供している PSAP は、有線回線サービスまたは VoIP サービス プロバイダーを緊急支援できません。 • Enhanced:既存の E9-1-1 選択的ルータ ネットワーク経由でコールを PSAP にルーティングすることができ、Intrado はコールバック番号と住所を PSAP に提供することができます。 |
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[Bulk TN Update] ボタン |
複数の ERL を選択して、[Bulk TN Update] をクリックすると、選択した ERL の ELIN が更新されます。 |
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Export |
ERL 設定を含むファイルを作成するには、[Export] リンクをクリックします。 |
ERL データのエクスポート方法については、「Export ERL Data」を参照してください。 |
Import |
別のファイルに保存された情報を使用して ERL を作成または更新するには、[Import] リンクをクリックします。ERL データをインポートすることによって、一度に複数の ERL を作成または更新することができます。 |
ERL データのインポート方法については、「Import ERL Data」を参照してください。 |
関連項目
• 「Default ALI Values」
• 「Secondary Status」
• 「Intrado Schedule」
• 「View ALI Discrepancies」
• 「Cisco Emergency Responder での Intrado V9-1-1 for Enterprise Service のサポート方法」
Default ALI Values
[ERL] > [Intrado ERL] > [Default ALI Values] を選択すると、[Default ALI Values] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Default ALI Values] ページは、新しい Intrado ERL の作成時に、それぞれの ALI フィールドを自動的に生成するデフォルト値を設定するために使用します。
表 A-20 に、[Default ALI Information] ページの説明を示します。
表 A-20 Default ALI Values
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Default ALI Values for Intrado ERLs |
Type of Service |
発信者番号のタイプ オブ サービスを定義します(FX in 911 area や Non-Pub など)。 (注) Intrado では、デフォルトを Non-Pub に設定することを推奨しています。 |
Class of Service |
発信者番号のサービス クラスを定義します(residential、business、VoIP など)。 (注) Intrado では、デフォルトを VoIP に設定することを推奨しています。 |
Company ID |
Intrado によって指定されます。 |
Customer Name |
Intrado によって指定されます。 |
[Update] ボタン |
[Update] をクリックして、変更を保存します。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
関連項目
• 「Intrado ERL (Search and List)」
• 「Secondary Status」
• 「Intrado Schedule」
• 「View ALI Discrepancies」
• 「Cisco Emergency Responder の Intrado V9-1-1 Enterprise Services との併用」
Intrado Schedule
[ERL] > [Intrado ERL] > [Intrado Schedule] を選択すると、[Intrado Schedule] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Intrado Schedule] ページは、ALI 更新要求とセカンダリ ステータス更新要求が Intrado に送信される曜日と時刻を指定するために使用します。ALI 更新要求では、新しく作成された TN レコードが Intrado に送信されます。セカンダリ ステータス更新要求では、修正されたエラーを含むレコードに関する情報を要求するクエリーが Intrado に送信されます。
表 A-22 に、[Intrado Schedule] ページの説明を示します。
表 A-22 Intrado Schedule
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Add New Schedule |
更新をスケジュールする曜日と時刻を指定します。 1. スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスを実行する曜日を選択します。 2. プロセスを実行する時刻を選択します。00 時 00 分が真夜中です。時刻は 24 時制に基づきます。 3. このスケジュールをアクティブにする場合は、[Enable Schedule] ボックスをオンにします。 4. [ALI Update Schedule] と [Secondary Status Update Schedule] のどちらかを選択します。 |
少なくとも 1 日 1 回は Intrado 更新プロセスを実行することをお勧めします。ネットワーク トラフィックが増加することから、通常の営業時間外にプロセスを実行することをお勧めします。 |
[Add] ボタン |
スケジュールをスケジュールのリストに追加するには、[Add] をクリックします。 |
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[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
|
[Update] ボタン |
スケジュールに加えた変更を保存するには、既存のスケジュールが表示されているときに [Update] をクリックします。 |
既存のスケジュールが表示されている場合にのみ使用可能になります。 |
関連項目
• 「Intrado ERL (Search and List)」
• 「Default ALI Values」
• 「Secondary Status」
• 「View ALI Discrepancies」
• 「Cisco Emergency Responder の Intrado V9-1-1 Enterprise Services との併用」
View ALI Discrepancies
[ERL] > [Intrado ERL] > [View ALI Discrepancies] を選択すると、[View ALI Discrepancies] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[View ALI Discrepancies] ページは、ローカル Emergency Responder データベースに保存された ALI データと、Intrado データベース内のこの ELIN に関する ALI データのレコード内での不一致を確認するために使用します。
表 A-23 に、[Find ALI Discrepancies] ページの説明を示します。
表 A-23 ALI Discrepancies
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Find ELIN where... |
探している ELIN を選択するための検索条件を入力します。 すべての ELIN を検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、ドロップダウン リストから検索するフィールドを選択して、検索関係([is contains] や [begins with] など)を選択し、検索文字列を入力します。[Find] をクリックします。 |
関連項目
• 「Intrado ERL (Search and List)」
• 「Default ALI Values」
• 「Secondary Status」
• 「Intrado Schedule」
• 「Cisco Emergency Responder の Intrado V9-1-1 Enterprise Services との併用」
View ALI Discrepancies for a Specific ELIN
[ERL] > [Intrado ERL] > [View ALI Discrepancies] を選択して、不一致を検索します。結果から特定の ELIN を選択すると、[View ALI Discrepancies for a specific ELIN] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[View ALI Discrepancies for a Specific ELIN] ページは、ローカル Emergency Responder データベースに保存された ALI データと、Intrado データベース内のこの ELIN に関する ALI データのレコード内での不一致を確認するために使用します。
表 A-24 に、[Find ALI Discrepancies for a specific ELIN] ページの説明を示します。
表 A-24 ALI Discrepancies for Specific ELIN
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View Intrado ALI Discrepancies |
ALI Fields |
ローカル Emergency Responder データベースと Intrado データベースからの ALI フィールド情報のリスト: • House Number • House Suffix • Street Name • Prefix Directional • Street Suffix • Post Directional • Community Name • State • Main NPA • Class of Service • Type of Service • Exchange • Customer Name • Order Number • Extract Date • County ID • Company ID • Zip Code • Zip Code Extension • Customer Code • Comments • Longitude • Latitude • Elevation • TAR Code • Location • Reserved |
[Save] ボタン |
変更をローカル Emergency Responder データベースに保存するには、[Save] をクリックします。 |
[Save Intrado ALI Info] ボタン |
Intrado VUI データベースを更新するには、[Save Intrado ALI Info] をクリックします。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
関連項目
• 「Intrado ERL (Search and List)」
• 「Default ALI Values」
• 「Secondary Status」
• 「Intrado Schedule」
• 「Cisco Emergency Responder の Intrado V9-1-1 Enterprise Services との併用」
ERL Migration Tool
[ERL] > [ERL Migration Tool] をクリックすると、[ERL Migration Tool] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[ERL Migration Tool] ページは、従来の ERL データから Intrado ERL データに、またはその逆方向に ERL を移行するために使用します。
表 A-25 に、[ERL Migration Tool] ページの説明を示します。
表 A-25 ERL Migration Tool
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Status |
ステータス メッセージが表示されます。 |
ERL Search Parameter |
Find |
検索条件を選択して、[Find] をクリックすると、既存の従来の ERL か Intrado ERL のどちらかが一覧表示されます。 検索結果リストから、移行する ERL を選択することができます。 |
[Migrate to Intrado ERL] ボタン |
従来の ERL を検索するときに、Intrado に移行する ERL を選択することができます。 [Migrate to Intrado ERL] ボタンをクリックすると、選択したすべての ERL に関する Intrado ルート ポイントを選択することができます。 |
Migrate to Regular ERL |
Intrado ERL を検索するときに、従来の ERL データに移行する ERL を選択することができます。 [Migrate to Regular ERL] ボタンをクリックすると、ルート ポイントを入力し、ERL がテスト ERL かどうかを指定して、ERL をテストできます。 |
関連項目
• 「Intrado ERL (Search and List)」
• 「Default ALI Values」
• 「Secondary Status」
• 「Intrado Schedule」
• 「View ALI Discrepancies」
• 「Cisco Emergency Responder の Intrado V9-1-1 Enterprise Services との併用」
• 「ERL データの移行」
SNMP Settings
[Phone Tracking] > [SNMP Settings] を選択すると、[SNMP Settings] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者またはネットワーク管理者の権限が必要です。
説明
[SNMP Settings] ページは、スイッチで使用される SNMP read コミュニティ ストリングを定義するために使用します。
表 A-26 に、[SNMP Settings] ページの説明を示します。
表 A-26 [SNMP Settings] ページ
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Add SNMP Community Setting |
IP Address/Host Name |
SNMP read コミュニティ ストリングを定義するスイッチの IP アドレスまたはホスト名。 すべてのスイッチに対して同じ read コミュニティ ストリングを使用する場合は、*.*.*.*. というエントリを定義するだけで済みます。 スイッチのセットに対して別々の read コミュニティ ストリングを使用する場合は、変数と範囲を使用して、それぞれのセットを定義することができます。たとえば、10.1.115.0 ~ 10.1.125.0 の 10 台のスイッチがある場合は、IP アドレスとして 10.1.115-125.0 を使用することができます。*.*.115-125.* のように、範囲と変数を組み合わせることもできます。 |
このページでは、スイッチを定義するのではなく、read コミュニティ ストリングに IP アドレス パターンを関連付けるだけです。 Emergency Responder は、[LAN Switch Details] ページで特定されたスイッチと一緒にこのストリングを使用します。詳細については、「LAN Switch Details」を参照してください。 1 つの IP アドレスに対して 2 つ以上のパターンが一致すると、Emergency Responder では、最も近い一致パターンに関連付けられた SNMP ストリングが使用されます。 |
Timeout |
Emergency Responder で試行されたスイッチへの接続が失敗と見なされる秒単位の時間。詳細については、再試行の説明を参照してください。 |
デフォルトは 10 秒です。最適値は 10 ~ 15 秒です。 |
Maximum Retry Attempts |
Emergency Responder がスイッチへの接続を試みる回数。 再試行ごとに、前回のタイムアウトが 2 倍され、スイッチが応答を返すのに十分な時間が確保されます。たとえば、タイムアウトとして 10 を指定した場合は、最初の試行が 10 秒でタイムアウトし、2 回目の試行が 20 秒でタイムアウトし、3 回目の試行が 40 秒でタイムアウトするといった具合です。 |
デフォルトは 2 回です。この数値には最初の試行が含まれません。つまり、再試行回数が 2 の場合は、Emergency Responder が最大で 3 回(最初の試行 + 2 回の再試行)スイッチへの接続を試みます。 最適値は 2 ~ 3 回です。 |
Read Community |
スイッチの SNMP read コミュニティ ストリング。 |
デフォルトは、SNMP 設定リストでカバーされない IP アドレスを表す public です。 |
[Insert] ボタン |
エントリを SNMP 設定のリストに追加するには、[Insert] をクリックします。 |
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[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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SNMP Settings |
すでに定義された SNMP 設定のリスト。 エントリを変更するには、そのエントリに関連付けられたリンクのいずれかをクリックして、ページ上部にある編集ボックスに詳細をロードします。その後で、変更を加えて、[Update] をクリックします。 エントリを削除するには、そのエントリの [Delete] アイコンをクリックします。 |
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[Add New] ボタン |
別の SNMP 設定を追加するには、[Add New] をクリックします。 |
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[Update] ボタン |
既存の SNMP 設定に加えた変更を保存するには、[Update] をクリックします。 |
既存の設定が表示されている場合にのみ使用可能になります。 |
関連項目
• 「SNMP 接続の設定」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Phone Tracking Schedule
[Phone Tracking] > [Schedule] を選択すると、[Phone Tracking Schedule] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者またはネットワーク管理者の権限が必要です。
説明
[Phone Tracking Schedule] ページは、ネットワークから電話機とスイッチに関する情報を更新する Cisco Emergency Responder(Emergency Responder)のスケジュールを定義するために使用します。Emergency Responder は、次の 2 つのプロセスを使用してネットワーク情報を更新します。
• 電話機トラッキング:Cisco Unified Communications Manager に登録された電話機とスイッチから取得されたロケーション情報の定期比較。電話機が移動した場合、Emergency Responder によりその電話機の ERL が更新されます。
• スイッチ ポートおよび電話機更新:電話機トラッキング プロセス + より広範囲のネットワーク スイッチのチェック。新しいまたは変更されたスイッチ モジュール(追加または削除されたポート)を特定することができます。ERL 管理者により、新しいポートへの ERL 割り当てが更新されることを確認してください。
表 A-27 に、[Phone Tracking Schedule] ページの説明を示します。
表 A-27 [Phone Tracking Schedule] ページ
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Incremental Phone Tracking
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Incremental Phone Tracking Interval |
既存の電話機ロケーションを更新する分単位の時間間隔。この定期更新によって、移動された電話機が特定され、正しい ERL に割り当てられることが保証されます。 このフィールドに加えた変更を保存するには、[Update] をクリックします。 |
デフォルトは 30 分です。 定義可能な時間間隔の範囲は 5 ~ 300 分です。 |
Add New Schedule |
追加するスケジュールを入力します。 1. スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスを実行する曜日を選択します。 2. プロセスを実行する時刻を選択します。00 時 00 分が真夜中です。時刻は 24 時制に基づきます。 |
スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスを少なくとも 1 日 1 回実行することをお勧めします。ネットワーク トラフィックが増加することから、通常の営業時間外にプロセスを実行することをお勧めします。 |
[Insert] ボタン |
スケジュールをスケジュールのリストに追加するには、[Insert] をクリックします。 |
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[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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[Update] ボタン |
スケジュールに加えた変更を保存するには、既存のスケジュールが表示されているときに [Update] をクリックします。 |
既存のスケジュールが表示されている場合にのみ使用可能になります。 |
Switch-Port and Phone Update Schedule |
定義済みのスケジュールのリスト。 スケジュールを変更するには、[Hour] リンク、[Minute] リンク、または [Edit] アイコンをクリックして、そのスケジュールをリストの上部にある [Modify Schedule] エリアにロードします。その後で、変更を加えて、[Update] をクリックします。 スケジュールを削除するには、そのスケジュールの [Delete] アイコンをクリックします。 |
スケジュールがオーバーラップしている場合は、1 つのスケジュールしか実行されません。 |
[Add New] ボタン |
別のスケジュールを追加するには、[Add New] をクリックします。 |
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関連項目
• 「電話機トラッキングとスイッチ更新スケジュールの定義」
• 「スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスの実行(手動)」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Cisco Unified Communications Manager Clusters
[Phone Tracking] > [Cisco Unified Communications Manager] を選択すると、[Cisco Unified Communications Manager Clusters] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者またはネットワーク管理者の権限が必要です。
説明
[Cisco Unified Communications Manager Clusters] ページは、この Emergency Responder グループが緊急コールを処理する Cisco Unified Communications Manager クラスタを特定するために使用します。1 つの Cisco Unified Communications Manager クラスタを 1 つの Emergency Responder グループに割り当てます。Emergency Responder は、これらの Cisco Unified Communications Manager サーバに登録された電話機のリストを入手して、それらの移動を追跡します。
表 A-28 に、[Cisco Unified Communications Manager Clusters] ページの説明を示します。
表 A-28 [Cisco Unified Communications Manager Clusters] ページ
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Add New Cisco Unified Communications Manager Cluster |
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Cisco Unified Communications Manager |
Cisco Unified Communications Manager サービスと SNMP サービスを実行している Cisco Unified Communications Manager サーバの IP アドレスまたは DNS 名。 Cisco Unified Communications Manager クラスタごとに 1 つずつのサーバを追加します。Emergency Responder はクラスタ内の他のサーバを識別することができます。指定された Cisco Unified Communications Manager サーバが、属しているクラスタを表します。 |
定義済みの Cisco Unified Communications Manager サーバが表示されているときに、Emergency Responder に [CCM List] リンクが表示されます。[CCM List] をクリックすると、選択したサーバと同じクラスタに属している Cisco Unified Communications Manager サーバのリストが表示されます。 IP アドレス/DNS 名が設定されていれば、それを変更することができません。 |
CTI Manager |
指定された Cisco Unified Communications Manager サーバで使用される CTI Manager の IP アドレスまたは DNS 名。 |
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CTI Manager User Name |
Emergency Responder で使用するために Cisco Unified Communications Manager サーバで作成されたユーザの名前。 |
このユーザは、個別の特性とデバイス割り当てを持っている必要があります。詳細については、「Cisco Emergency Responder Cisco Unified CallManager ユーザの作成」を参照してください。 |
CTI Manager Password |
ユーザのパスワード。 |
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Backup CTI Manager 1 |
指定された Cisco Unified Communications Manager サーバで使用されるバックアップ CTI Manager の IP アドレスまたは DNS 名。 |
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Backup CTI Manager 2 |
指定された Cisco Unified Communications Manager サーバで使用されるバックアップ CTI Manager の IP アドレスまたは DNS 名。 |
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Telephony Port Begin Address |
オンサイト アラート(セキュリティ)担当者の呼び出しに使用される最初の CTI ポートの番号。緊急コールが発信されると、Emergency Responder が、ここで設定されたテレフォニー ポートを使用して、発信 ERL のオンサイト アラート担当者を呼び出します。 |
事前に、Cisco Unified Communications Manager でこのポートを作成しておく必要があります。詳細については、「必要な CTI ポートの作成」を参照してください。 |
Number of Telephony Ports |
CTI ポートの数。Cisco Unified Communications Manager で作成した CTI ポートの数を入力します。ポートの数は、Emergency Responder からオンサイト アラート担当者に発信可能な同時コールの数です。 |
使用されるポートは、開始ポートから順番です。たとえば、開始ポートとして 3000 を、ポート数として 4 を入力した場合は、Emergency Responder によって 3000、3001、3002、および 3003 が使用されます。 |
Enable Secure Connection |
[Enable Secure Connection] チェックボックス |
セキュア接続をイネーブルにするには、このチェックボックスをオンにします。セキュア接続をイネーブルにした場合にのみ、このセクションの他のフィールドにデータを入力することができます。 |
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TFTP Server IP Address |
TFTP サーバの IP アドレス。 |
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TFTP Server Port |
TFTP サーバのポート。 |
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Backup TFTP Server IP Address |
追加する Cisco Unified CM ノードのバックアップ TFTP サーバの IP アドレス。 |
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CAPF Server IP Address |
CAPF サーバの IP アドレス。 |
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CAPF Server Port |
CAPF サーバのポート。 |
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Instance ID for Publisher |
パブリッシャ ノードのインスタンス ID。 |
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Secure Authentication String for Publisher |
パブリッシャ ノードのセキュア認証文字列。 |
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Instance ID for Subscriber |
サブスクライバ ノードのインスタンス ID。 |
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Secure Authentication String for Subscriber |
サブスクライバ ノードのセキュア認証文字列。 |
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AXL Settings |
AXL Username |
AXL クエリーの実行権限を持つ Cisco Unified Communications Manager 上のアプリケーション ユーザのユーザ名。 |
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AXL Password |
AXL クエリーの実行権限を持つ Cisco Unified Communications Manager 上のアプリケーション ユーザのパスワード。 |
|
AXL Port Number |
Cisco Unified Communication Manger 上のアプリケーションによって使用されるポート番号。デフォルト値は 8443 です。 |
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[Insert] ボタン |
新しい Cisco Unified Communications Manager サーバをサーバのリストに追加するには、[Insert] をクリックします。 |
|
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
|
[Update] ボタン |
サーバに加えた変更を保存するには、既存のサーバが表示されているときに [Update] をクリックします。 |
既存のサーバが表示されている場合にのみ使用可能になります。既存のサーバが表示されているときに [Insert] ボタンの代わりに表示されます。 |
Cisco Unified Communications Manager Clusters |
[Add New] ボタン |
別の Cisco Unified Communications Manager サーバを追加するには、[Add New] をクリックします。 |
|
Cisco Unified Communications Manager list |
この Emergency Responder グループに対して定義された Cisco Unified Communications Manager サーバのリスト。サーバの Emergency Responder 設定を表示して変更するには、サーバ リンクまたは [Edit] アイコンをクリックします。サーバを削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。 |
|
関連項目
• 「Cisco Unified Communications Manager クラスタの指定」
• 「Cisco Emergency Responder Cisco Unified CallManager ユーザの作成」
• 「必要な CTI ポートの作成」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
LAN Switch Details
[Phone Tracking] > [LAN Switch Details] を選択すると、[LAN Switch Details] ページが表示されます。
(注) Cisco Emergency Responder は、LAN スイッチの SNMP バージョン 1、バージョン 2、およびバージョン 2C をサポートします。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者またはネットワーク管理者の権限が必要です。
説明
[LAN Switch Details] ページは、Emergency Responder によって管理されるスイッチを追加、削除、または変更するために使用します。電話機を接続するすべてのスイッチが特定されていることを確認してください。このページでスイッチを入力する場合は、スイッチ ポートを ERL にしか割り当てることができません。未定義のスイッチまたはポートに接続された電話機は Emergency Responder に位置未確認の電話機として一覧表示され、デフォルト ERL に割り当てられます。
表 A-29 に、[LAN Switch Details] ページの説明を示します。
表 A-29 [LAN Switch Details] ページ
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LAN Switch Details |
Switch Host Name/IP Address |
スイッチの IP アドレスまたは DNS 名。 |
Description |
このスイッチの説明。 |
Enable CAM-based Phone Tracking |
自らをネットワークにアナウンスするときに Cisco Discovery Protocol(CDP)を使用しない電話機をこのスイッチに接続する可能性がある場合に、このチェックボックスをオンにします。非 CDP 電話機の場合は、Emergency Responder がスイッチの Content Addressable Memory(CAM)情報を使用して電話機を特定します。 |
Use port description as port location |
スイッチの [Location] フィールドに設定されたスイッチ ポートの説明を表示する場合に、このチェックボックスをオンにします。 |
[Insert] ボタン |
スイッチをスイッチのリストに追加するには、[Insert] をクリックします。 [Insert] をクリックすると、Emergency Responder から、今すぐスイッチ上でスイッチ ポートおよび電話機更新プロセスを実行するかどうかが尋ねられます。今すぐプロセスを実行する場合は [OK] をクリックし、すぐにプロセスを実行せずに設定にスイッチを追加するだけの場合は [Cancel] をクリックします。 (注) すぐにプロセスを実行しない場合のプロセスの実行方法については、「スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスの実行(手動)」を参照してください。 |
[Update] ボタン |
スイッチに加えた変更を保存するには、既存のスイッチが表示されているときに [Update] をクリックします。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
LAN Switches |
LAN Switch list |
定義済みのスイッチのリスト。スイッチに関する設定を表示して変更するには、スイッチの IP アドレス/DNS 名をクリックするか、[Edit] アイコンをクリックします。スイッチを削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。 |
[Add LAN Switch] ボタン |
別のスイッチを追加するには、[Add LAN Switch] をクリックします。 |
Export |
スイッチ定義を別のファイルにエクスポートするには、[Export] リンクをクリックします。詳細については、「Export LAN Switch」を参照してください。 |
Import |
スイッチのリストを Emergency Responder 設定にインポートするには、[Import] リンクをクリックします。このリストは、ネットワーク管理ソフトウェアからエクスポートすることができます。詳細については、「Import LAN Switch」を参照してください。 |
関連項目
• 「LAN スイッチの指定」
• 「スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスの実行(手動)」
• 「位置未確認の電話の識別」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Export LAN Switch
[LAN Switch Details] ページ([Phone Tracking] > [LAN Switch Details] を選択したときに表示される)で [Export] をクリックすると、[Export LAN Switch] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者またはネットワーク管理者の権限が必要です。
説明
[Export LAN Switch] ページは、Emergency Responder スイッチ設定を含むファイルを作成するために使用します。
Emergency Responder 内のいくつかのスイッチ エントリを更新する必要がある場合は、スイッチ情報をエクスポートして、スプレッドシートを使用してエクスポート ファイルの内容を変更してから、そのファイルを再度インポートします。
ダウンロード ユーティリティを使用して、ファイルをローカル システムにダウンロードすることもできます。詳細については、「ファイルのダウンロード」を参照してください。
表 A-30 に、[Export LAN Switch] ページの説明を示します。
表 A-30 [Export LAN Switch] ページ
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Select Export Format |
ファイルに使用される形式(CSV など)。 |
Enter Export File Name |
作成するファイルの名前。ファイル拡張子を含めないでください。 |
[Export] ボタン |
ファイルを作成するには、[Export] をクリックします。[Status] ボックスにエクスポートのステータスが表示されます。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Download |
Select a File to Download |
ファイルをローカル システムにダウンロードするには、プルダウン メニューを使用して LAN スイッチ設定ファイルを選択し、[Download] をクリックします。 |
関連項目
• 「スイッチ情報のエクスポート」
• 「ファイルのダウンロード」
• 「スイッチのグループのインポート」
• 「LAN Switch Details」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Import LAN Switch
[LAN Switch Details] ページ([Phone Tracking] > [LAN Switch Details] を選択したときに表示される)で [Import] をクリックすると、[Import LAN Switch] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者またはネットワーク管理者の権限が必要です。
説明
[Import LAN Switch] ページは、一度に複数のスイッチを Emergency Responder 設定に追加するために使用します。過去にエクスポートしたファイル、または、ローカル システム上で作成してアップロード ユーティリティを使用してアップロードしたファイルをインポートすることができます。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
表 A-31 に、[Import LAN Switch] ページの説明を示します。
表 A-31 [Import LAN Switch] ページ
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Select Import Format |
インポートするファイルに使用される形式を選択します。 形式を選択したら、[view sample file] をクリックして、予想される形式と値のシーケンスの例を確認します。このサンプル情報を使用して、スプレッドシートでインポート ファイルを作成したり、ネットワーク管理ソフトウェアで必要な形式が作成できるかどうかを判断したりします。 |
Select File to Import |
データをインポートするファイルを選択します。 ファイルをインポートするには、このページで指定されたフォルダにファイルを配置する必要があります。 |
[Upload] ボタン |
ファイルをローカル システムからアップロードするには、[Upload] をクリックします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。 |
[Import] ボタン |
インポート ファイル内の情報から Emergency Responder 設定にデータを追加するには、[Import] をクリックします。 Emergency Responder から、インポート先のスイッチ上で電話機トラッキングを実行するかどうかが尋ねられます。電話機トラッキングを実行しないとスイッチ ポートを設定することができないため、通常は、[OK] を選択する必要があります。[Cancel] を選択した場合は、Emergency Responder によってスイッチはインポートされますが、電話機トラッキング プロセスは実行されません。 (注) 電話機トラッキング プロセスを実行しない場合は、ファイルのインポート後に、スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスを実行してください。「スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスの実行(手動)」 を参照してください。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Import Status |
ステータス情報が表示されるテキスト ボックス。 |
関連項目
• 「スイッチのグループのインポート」
• 「スイッチ情報のエクスポート」
• 「ファイルのアップロード」
• 「LAN Switch Details」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Switch Port Details
[ERL Membership] > [Switch Ports] を選択すると、[Switch Port Details] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Switch Port Details] ページは、スイッチ ポートを ERL に割り当てるために使用します。この割り当てを使用すれば、Emergency Responder が設定済みのポート経由でネットワークに接続している電話機に正しい ERL を割り当てることができます。
スイッチ ID、モジュール ID、およびポート ID の組み合わせで一意に識別可能なポートが実装された Cisco Catalyst 3750 などのスイッチをサポートするために、Emergency Responder 8.6 では次のポート命名規則が使用されます。
• IfName:スイッチ CLI と同様にポートに付けられた新しいフィールド表示名(Fa1/5 や Gi2/0/1 など)。
– ポート ID:モジュール ID/ポート ID の代わりに使用されます。
{optional} <<スイッチ ID(Cisco Catalyst 3750 などのスタッカブル スイッチの場合)>>/ {optional} <<スイッチ内のモジュールの相対位置>> / <<モジュール内のポートの相対位置>> が含まれています。
• ポート IfName に対する検索が、モジュール ID/ポート ID 検索の代わりに使用されます。
表 A-32 に、[Switch Port Details] ページの説明を示します。
表 A-32 [Switch Port Details] ページ
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Switch Port Search Parameters
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Find ports where... |
表示または設定するポートを選択するための検索条件を入力します。 すべてのポートを表示する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、次の手順に従います。 • すべての条件と一致するコールのみを選択するように指定する場合は [All] を選択します(AND 検索)。いずれかの検索条件と一致するコールを選択するように指定する場合は [Any] を選択します(OR 検索)。プルダウン メニューから、検索するフィールド([ERL Name] や [Phone MAC Address] など)を選択して、検索関係([contains] や [starts with] など)を選択し、検索文字列を入力して、1 ページに表示する結果数を選択します。 • フィールドの組み合わせを検索するには、 プラス アイコン( + )をクリックして新しい検索パラメータを追加します。(検索パラメータを削除するには、 マイナス アイコン( - )をクリックします)。 • すべての検索パラメータを入力したら、[Find] をクリックします。 |
ポートを設定する場合は、事前に、[Find] ボタンを使用してポートのリストを生成しておく必要があります。 |
Switch Ports |
検索条件と一致するスイッチ ポートのリスト。1 行 1 ポートで表示されます。 選択したポートに ERL を割り当てるには、スイッチ詳細の左側にあるチェックボックスをオンにして、テキスト ボックスに ERL 名を入力するか、[Search ERL] をクリックして ERL を検索し、選択してから、[Assign ERL] をクリックします。 ポートの電話機ロケーションを表示して更新するには、そのポートの [Location] 列で [View] リンクをクリックします。 リストに表示されたフィールドを変更したり、その順序を変更したりするには、[Edit View] をクリックします。このアクションによって、別の [Edit View] ページが開きます。 • フィールドを追加するには、[Available Fields] リストでそれを選択して [>](右矢印)をクリックします。 • フィールドを削除するには、[Selected Fields] リストでそれを選択して [<](左矢印)をクリックします。 (注) テーブル ビューから ERL 名は削除できません。 [Edit Table View] ページの変更を保存するには、[Apply] をクリックします。ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Emergency Responder には、一度に最大 1,000 件のスイッチ ポート レコードが表示されます。検索結果が 1,000 スイッチ ポートを超えた場合は、検索を絞り込むためのエラー メッセージが表示されます。 大量のポートが検索条件と一致した場合は、複数ページにわたって表示されます。ページの下部にある [First]、[Previous]、[Next]、および [Last] リンクを使用してページ間を移動します。[Page] フィールドに特定のページ番号を入力して Enter を押せば、そのページに移動することもできます。 |
Export |
ERL とスイッチ ポート間の設定を別のファイルにエクスポートするには、[Export] をクリックします。詳細については、「Export Switch Ports」を参照してください。 |
|
Import |
ERL/ポート マッピングのセットを Emergency Responder 設定にインポートするには、[Import] をクリックします。詳細については、「Import Switch Ports」を参照してください。 |
|
関連項目
• 「スイッチ ポートの設定」
• 「LAN スイッチの指定」
• 「スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスの実行(手動)」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Export Switch Ports
[Switch Port Details] ページ([ERL Membership] > [Switch Ports] を選択したときに表示される)で [Export] をクリックすると、[Export Switch Ports] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Export Switch Ports] ページは、Emergency Responder スイッチ ポート設定を含むファイルを作成するために使用します。
大量のポート/ERL 割り当てを変更する必要がある場合は、ファイルをエクスポートして、スプレッドシートを使用してファイルの内容を変更してから、そのファイルを再度インポートします。
ダウンロード ユーティリティを使用してファイルをダウンロードして、それをローカル システム上で変更してから、アップロード ユーティリティを使用してアップロードすることもできます。詳細については、「ファイルのダウンロード」を参照してください。
表 A-33 に、[Export Switch Ports] ページの説明を示します。
表 A-33 [Export Switch Ports] ページ
|
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Select Export Format |
ファイルに使用される形式(CSV など)。 |
Enter Export File Name |
作成するファイルの名前。ファイル拡張子を含めないでください。 |
[Export] ボタン |
ファイルを作成するには、[Export] をクリックします。[Status] ボックスにエクスポートのステータスが表示されます。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Download |
Select a File to Download |
ファイルをローカル システムにダウンロードするには、プルダウン メニューを使用してファイルを選択し、[Download] をクリックします。 |
関連項目
• 「スイッチ ポート情報のエクスポート」
• 「ファイルのダウンロード」
• 「少数のポートの一括設定」
• 「Switch Port Details」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Import Switch Ports
[Switch Port Details] ページ([ERL Membership] > [Switch Ports]を選択したときに表示される)で [Import] をクリックすると、[Import Switch Ports] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Import Switch Ports] ページは、一度に複数のスイッチ ポート設定を Emergency Responder 設定に追加または更新するために使用します。スイッチ ポート設定は、ポートと ERL のマッピングです。
スイッチ ポート インポート ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 スイッチ ポート詳細をエクスポートします。
ステップ 2 これらのレコードの ERK フィールドを変更して、ファイルを保存します。
ステップ 3 スイッチ ポート インポートを使用してファイルをインポートします。
ローカル システム上でインポート ファイルを作成してから、そのファイルをアップロード ユーティリティを使用してアップロードすることもできます。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
表 A-34 に、[Import Switch Ports] ページの説明を示します。
表 A-34 [Import Switch Ports] ページ
|
|
Select Import Format |
インポートするファイルに使用される形式を選択します。 形式を選択したら、[view sample file] をクリックして、予想される形式と値のシーケンスの例を確認します。このサンプル情報を使用してスプレッドシートでインポート ファイルを作成することができますが、Emergency Responder からスイッチ ポート情報をエクスポートして、スプレッドシート プログラムを使用してエクスポート ファイルを変更してから、そのファイルをインポートする方が簡単です。 (注) スイッチ ポート情報のエクスポート方法については、「スイッチ ポート情報のエクスポート」を参照してください。 |
Select File to Import |
データをインポートするファイルを選択します。 |
[Upload] ボタン |
ファイルをローカル システムからアップロードするには、[Upload] をクリックします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。 |
[Import] ボタン |
インポート ファイル内の情報から Emergency Responder 設定にデータを追加するには、[Import] をクリックします。インポート ファイル内の ERL 割り当てによって、Emergency Responder 設定内にすでに存在する割り当てが上書きされます。 (注) ポート ERL 設定は、ポート設定をインポートする前に Emergency Responder でポートが検出された場合にのみ更新されます。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Import Status |
ステータス情報が表示されるテキスト ボックス。 |
関連項目
• 「少数のポートの一括設定」
• 「ファイルのアップロード」
• 「スイッチ ポート情報のエクスポート」
• 「Switch Port Details」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Find and List IP Subnets
[ERL Membership] > [IP Subnets] を選択すると、[Find and List IP Subnets] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Find and List IP Subnets] ページは、変更または削除する IP サブネットを検索して表示するために使用します。このページから新しい IP サブネットを追加するためにナビゲートすることもできます。
表 A-35 に、[Find and List IP Subnets] ページの説明を示します。
表 A-35 [Find and List IP Subnets] ページ
|
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IP Subnet Search Parameters |
Find IP Subnets where... |
特定の IP サブネットを一覧表示するには、検索条件を選択して [Find] をクリックします。すべての IP サブネットを一覧表示するには、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 |
IP Subnets |
IP Subnets list |
IP サブネット検索の結果が表示されます。IP サブネットが見つかった場合は、そのサブネット ID、サブネット マスク、ERL 名、およびロケーションが表示されます。 その IP サブネットを変更するには、上記のレコードのいずれかをクリックするか、[Edit] アイコンをクリックします。[Configure IP Subnets] ページが表示されます。[Location] フィールドまたは [ERL Name] フィールドを変更します。 (注) 既存の IP サブネットを変更するときに、サブネット ID またはサブネット マスクは変更できません。 IP サブネットに加えた変更を保存するには、[Update] をクリックします。 任意のレコード内で [View Phones] アイコンをクリックすると、すべての IP サブネット電話機が表示されます。[IP Subnet Phones] ページに、IP サブネット内で検出された電話機のリストが表示されます。「IP Subnet Phones」 を参照してください。 IP サブネットを削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。[Delete] をクリックすると、Cisco Emergency Responder から、スイッチ ポートおよび電話機更新プロセスを今すぐ実行するかどうかが尋ねられます。すぐにプロセスを実行する場合は [OK] をクリックし、すぐにプロセスを実行せずに IP サブネットを削除する場合は [Cancel] をクリックします。 |
[Cancel Changes] ボタン |
[Configure IP Subnets] ページに加えた変更をキャンセルするには、[Cancel Changes] をクリックします。 ページにのみ表示されます。 |
Add New IP Subnet |
新しい IP サブネットを設定するには、[Add New IP Subnet] をクリックします。[Configure IP Subnets] ページが表示されます。詳細については、「Configure IP Subnet」を参照してください。 |
Export |
IP サブネット設定情報を含むファイルを作成するには、[Export] をクリックします。[Export IP Subnet] ページが表示されます。詳細については、「Export IP Subnets」を参照してください。 |
Import |
ファイルから IP サブネット設定情報をインポートするには、[Import] をクリックします。[Import IP Subnet] ページが表示されます。詳細については、「Import IP Subnets」を参照してください。 |
Configure IP Subnet
[Configure IP Subnet] ページにアクセスするには、[ERL Membership] > [IP Subnets] を選択して [Add New IP Subnet] リンクを選択します。[Configure IP Subnet] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Configure IP Subnet] ページは、IP サブネットとその ERL を手動で定義するために使用します。次の条件のいずれかが該当する場合は、IP サブネットを手動で定義する必要があります。
• Emergency Responder で、電話機が無線の場合などに、電話機のタイプを自動的に追跡できない。電話機のサポートについては、「ネットワークのハードウェアおよびソフトウェアの要件」を参照してください。
• CiscoWorks IP Telephony Environment Monitor(ITEM)2.0 を使用して、Emergency Responder システムの動作状態を監視している。サブネットを作成し、テスト ERL を設定してそれらをサブネットに関連付け、模擬電話機をそのテスト ERL に属するように設定している。「IP サブネットベースの ERL の設定」と「擬似電話機の追加」を参照してください。
表 A-36 に、[Configure IP Subnet] ページの説明を示します。
表 A-36 [Configure IP Subnet] ページ
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Subnet ID |
定義するサブネットの IP アドレス。 |
Subnet Mask |
定義するサブネットのマスク。 |
Location(任意) |
新しい IP サブネットのロケーション。 |
ERL Name |
サブネットに割り当てる ERL。有効な ERL 名を入力するか、[Search ERL] をクリックして ERL を検索して選択します。 |
[Insert] ボタン |
サブネットを追加するには、[Insert] をクリックします。 [Insert] をクリックすると、Emergency Responder から、今すぐスイッチ上でスイッチ ポートおよび電話機更新プロセスを実行するかどうかが尋ねられます。今すぐプロセスを実行する場合は [OK] をクリックし、すぐにプロセスを実行せずに IP サブネットを設定に追加するだけの場合は [Cancel] をクリックします。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
関連項目
• 「IP サブネットベースの ERL の設定」
• 「擬似電話機の追加」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
IP Subnet Phones
[ERL Membership/ IP Subnets] を選択して、IP サブネット検索から返された任意のレコードに含まれる [View Phones] アイコンをクリックすると、[IP Subnet Phones] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[IP Subnet Phones] ページは、Emergency Responder によって検出されたすべての IP サブネット電話機を表示するために使用します。
[IP Subnet Phones] ページには、IP サブネットごとのサブネット ID とサブネット マスクが表示され、IP サブネット内で追跡されたすべての電話機と最後の電話機が追跡された時間が一覧表示されます。
関連項目
• 「Find and List IP Subnets」
• 「Configure IP Subnet」
Export IP Subnets
[Export IP Subnets] ページにアクセスするには、[ERL Membership] > [IP Subnets] を選択します。[Find and List IP Subnets] ページで、[Export] リンクをクリックします。[Export IP Subnets] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Export IP Subnets] ページは、Emergency Responder エクスポート IP サブネット設定を含むファイルを作成するために使用します。
大量のエクスポート IP サブネットを更新する必要がある場合は、電話機データをエクスポートして、スプレッドシートを使用してファイルの内容を変更してから、そのファイルを再度インポートします。
ダウンロード ユーティリティを使用してファイルをダウンロードして、それをローカル システム上で変更してから、アップロード ユーティリティを使用してアップロードすることもできます。詳細については、「ファイルのダウンロード」を参照してください。
表 A-37 に、[Export IP Subnets] ページの説明を示します。
表 A-37 [Export IP Subnets] ページ
|
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Select Export Format |
インポートするファイルに使用される形式を選択します。 形式を選択したら、[view sample file] をクリックして、予想される形式と値のシーケンスの例を確認します。このサンプル情報を使用して、スプレッドシートでインポート ファイルを作成します。 |
Enter Export File Name |
作成するファイルの名前。ファイル拡張子を含めないでください。 |
[Export] ボタン |
インポート ファイルから Emergency Responder 設定にデータを追加するには、[Export] をクリックします。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Download |
Select a File to Download |
ファイルをローカル システムにダウンロードするには、プルダウン メニューを使用してファイルを選択し、[Download] をクリックします。 |
関連項目
• 「ファイルのダウンロード」
• 「Find and List IP Subnets」
• 「Import IP Subnets」
Import IP Subnets
[Import IP Subnets] ページにアクセスするには、[ERL Membership] > [IP Subnets] を選択します。[Find and List IP Subnets] ページで、[Import] リンクをクリックします。[Import IP Subnets] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Import IP Subnet] ページは、データが定義されているファイルから一度に複数の IP サブネット電話機を作成または更新するために使用します。このファイルは、必要な形式のいずれかで情報を保存可能なスプレッドシートを使用して作成します。インポート ファイルを作成または更新する前に、このページのサンプルを確認してください。
大量の IP サブネット電話機を更新する必要がある場合は、電話機データをエクスポートして、エクスポート ファイルを更新し、そのファイルを再度インポートします。
ローカル システムにダウンロードしたファイルを変更してアップロードすることもできます。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
表 A-38 に、[Import IP Subnets] ページの説明を示します。
表 A-38 [Import IP Subnets] ページ
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Select Import Format |
インポートするファイルに使用される形式を選択します。 形式を選択したら、[view sample file] をクリックして、予想される形式と値のシーケンスの例を確認します。このサンプル情報を使用して、スプレッドシートでインポート ファイルを作成または更新します。 |
Select File to Import |
データをインポートするファイルを選択します。 |
[Upload] ボタン |
ファイルをローカル システムからアップロードするには、[Upload] をクリックします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。 |
[Import] ボタン |
インポート ファイルから Emergency Responder 設定にデータを追加するには、[Import] をクリックします。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Import Status |
ステータス情報が表示されるテキスト ボックス。 |
関連項目
• 「Find and List IP Subnets」
• 「Export IP Subnets」
• 「ファイルのアップロード」
Unlocated Phones
[ERL Membership] > [Unlocated Phones] を選択すると、[Unlocated Phones] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Unlocated Phones] ページは、Cisco Unified Communications Manager に登録されたが、Emergency Responder で検出されなかった電話機を特定するために使用します。この現象は次のような原因で発生する可能性があります。
• Emergency Responder で定義されていないスイッチに電話機が接続されています。
• 電話機がサポート対象外のデバイスに接続されています。ルータ ポート、ルータに接続されるハブ、サポート対象外のスイッチなどです。
• 電話機が接続されているスイッチが、現在、到達不能になっている。たとえば、SNMP クエリーに応答しない場合など。
• 電話機が設定済みのどの IP サブネットでも見つからず、電話機が模擬電話機として設定されていません。
• 手動で割り当てられた電話機。
• 位置未確認の電話機として特定され、ERL に割り当てられた電話機。
Emergency Responder は位置未確認の電話機を適切な ERL に割り当てることができないため、ネットワーク上でこれらの電話機の位置が検出されない原因となっている問題のすべてを特定し、解決してください。Emergency Responder でスイッチを定義するか、電話機をサポートされているスイッチ ポートに移動しても問題が解決されない場合は、このページを使用して手動で電話機を ERL に割り当てる必要があります。トラブルシューティング情報については、「位置未確認の電話機が多すぎる」を参照してください。
表 A-39 に、[Unlocated Phones] ページの説明を示します。
表 A-39 [Unlocated Phones] ページ
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Unlocated Phone Search Parameters |
Find phones where... |
検索対象となる位置未確認の電話機を選択するための検索条件を入力します。 すべての位置未確認の電話機を検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、次の手順に従います。 • すべての条件と一致する電話機のみを選択するように指定する場合は [All] を選択します(AND 検索)。いずれかの検索条件と一致する電話機を選択するように指定する場合は [Any] を選択します(OR 検索)。プルダウン メニューから、検索するフィールド([Phone Extension] や [Phone MAC Address] など)を選択して、検索関係([is Exactly] や [Starts with] など)を選択し、検索文字列を入力します。 • フィールドの組み合わせを検索するには、 プラス アイコン( + )をクリックして新しい検索パラメータを追加します。(検索パラメータを削除するには、 マイナス アイコン( - )をクリックします)。 • すべての検索パラメータを入力したら、[Find] をクリックします。 |
Assign ERL |
ERL を割り当てるには、電話機の隣にあるチェックボックスをオンにすることによって電話機を選択し、[Search ERL] をクリックして ERL を検索して選択し、[Assign ERL] をクリックします。 |
Unassign ERL |
ERL を割り当て解除するには、電話機を選択して [Unassign ERL] ボタンをクリックします。 |
List of unlocated phones |
Emergency Responder が特定の ERL に割り当てることができなかった電話機のリスト。次の情報が表示されます。 • Emergency Responder グループ • 電話機の IP アドレス • 電話機の MAC アドレス • 内線番号 • 割り当てられた ERL • 有効な ERL • ERL ルール 電話機が別の Emergency Responder グループによって制御されているスイッチに移動された場合は、その電話機の Emergency Responder グループ名がリストに表示されます。 (注) 位置未確認の電話機が数多く存在する場合は、複数ページにわたって表示されます。電話機の ERL への割り当ては、一度に 1 ページでしか実行できません。リストの下部にあるリンクを使用して、ページ間を移動します。 |
関連項目
• 「位置未確認の電話の識別」
• 「位置未確認の電話機が多すぎる」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
• 「Find and List Manually Configured Phone」
Find and List Manually Configured Phone
[ERL Membership] > [Manually Configured Phones] を選択すると、[Find and List Manually Configured Phones] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Find and List Manually Configured Phones] ページは、変更または削除する電話機を検索して表示するために使用します。このページから新しい電話機を追加するためにナビゲートすることもできます。
表 A-40 に、[Find and List Manually Configured Phones] ページの説明を示します。
(注) E.164 ダイヤル プランの一部としてこの検索を実行する場合、「+」は有効な文字です。
表 A-40 [Find and List Manually Configured Phones] ページ
|
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Manual Phone Search Parameters |
Find manual phones where Line Number... |
探している手動設定電話機を選択するための検索条件を入力します。 すべての手動設定電話機を検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、プルダウン メニューを使用して、検索条件([contains] や [Starts with] など)を選択して、テキスト ボックスに回線番号を入力します。プルダウン メニューから 1 ページに表示する結果数を選択することもできます。検索条件を指定したら、[Find] をクリックします。 |
Manually Configure Phones |
Manually Configured Phones list |
検索結果が表示されます。見つかった電話機ごとに、回線番号、ERL 名、IP アドレス、およびロケーションが表示されます。電話機に関する情報を表示して変更するには、これらのレコードのいずれかをクリックするか、[Edit] アイコンをクリックします。[Modify Manual Phone] ページが表示されます。MAC アドレス、IP アドレス、電話機のタイプ、バージョン、ロケーション、および ERL 名を変更することができます。 (注) 手動電話機を変更するときに、サブネット ID または回線番号を変更することができません。 [Update] をクリックして、変更を保存します。 |
Add new Manual Phone |
手動設定電話機を追加するには、[Add new Manual Phone] をクリックします。[Add New Manual Phone] ページが表示されます。詳細については、「Add New Manual Phone」を参照してください。 ボタンは、[Modify Manual Phone] ページから使用することもできます。 |
Export |
手動設定電話機情報をファイルにエクスポートするには、[Find and List Manually Configured Phones] ページで [Export] をクリックします。詳細については、「Export Manual Phones」を参照してください。 |
Import |
手動設定電話機情報をファイルにインポートするには、[Find and List Manually Configured Phones] ページで [Import] をクリックします。詳細については、「Import Manual Phones」を参照してください。 |
関連項目
• 「IP Subnet Phones」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
• 「Add New Manual Phone」
• 「Export Manual Phones」
• 「Import Manual Phones」
Add New Manual Phone
[Add New Manual Phone] ページにアクセスするには、[ERL Membership] > [Manually Configured Phones] を選択します。[Find and List Manually Configured Phones] ページで、[Add new Manual Phone] リンクをクリックします。[Add New Manual Phone] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Add New Manual Phone] ページは、電話機の ERL を手動で定義するために使用します。次の条件のいずれかが該当する場合は、電話機を手動で定義する必要があります。
• Emergency Responder で、電話機がアナログの場合などに、電話機のタイプを自動的に追跡できない。電話機のサポートについては、「ネットワークのハードウェアおよびソフトウェアの要件」を参照してください。
• 電話機が、ルータ ポート、ルータに接続されたハブ、サポートされていないスイッチ上のポートなどのサポートされていないポート上でホストされている。
手動で定義された電話機の場合は、Emergency Responder が ERL 情報を自動的に検索して更新することができません。定期的に手動電話機設定を検査して、それらが正しいことを確認する必要があります。
表 A-41 に、[Add New Manual Phone] ページの説明を示します。
表 A-41 [Add New Manual Phone] ページ
|
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|
Line Number |
定義する電話機の内線番号。 |
MAC Address |
IP 電話の場合の MAC アドレス。 |
IP Address |
IP 電話の場合の IP アドレス。 |
Phone Type |
「analog」などの電話機のタイプ。このフィールドは情報提供のみに使用されます。 |
Version |
電話機のソフトウェアのバージョン(存在する場合)。このフィールドは情報提供にのみ使用されます。 |
Location |
電話機のロケーション。 |
ERL Name |
電話機に割り当てる ERL。ERL を検索して選択するには、[Search ERL] をクリックします。 |
[Insert] ボタン |
電話機を電話機のリストに追加するには、[Insert] をクリックします。 (注) [Insert] ボタンは、電話機を追加している場合にのみ表示されます。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
関連項目
• 「電話機の手動での定義」
• 「Import Manual Phones」
• 「Export Manual Phones」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Export Manual Phones
[Export Manual Phones] ページにアクセスするには、[ERL Membership] > [Manually Configured Phones] を選択します。[Find and List Manually Configured Phones] ページで、[Export] リンクをクリックします。[Export Manual Phones] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Export Manual Phones] ページは、Emergency Responder 手動電話機設定を含むファイルを作成するために使用します。
大量の手動設定電話機を更新する必要がある場合は、電話機データをエクスポートして、スプレッドシートを使用してファイルの内容を変更してから、そのファイルを再度インポートします。
ダウンロード ユーティリティを使用してファイルをローカル システムにダウンロードして、その内容を変更してから、アップロード ユーティリティを使用してそのファイルをアップロードすることもできます。詳細については、「ファイルのダウンロード」を参照してください。
表 A-42 に、[Export Manual Phones] ページの説明を示します。
表 A-42 [Export Manual Phones] ページ
|
|
Export Manual Phones |
Select Export Format |
インポートするファイルに使用される形式を選択します。 形式を選択したら、[view sample file] をクリックして、予想される形式と値のシーケンスの例を確認します。このサンプル情報を使用して、スプレッドシートでインポート ファイルを作成します。 |
Enter Export File Name |
作成するファイルの名前。ファイル拡張子を含めないでください。 |
[Export] ボタン |
ファイルをファイルにエクスポートするには、[Export] をクリックします。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Download |
Select a file to download |
ファイルをローカル システムにダウンロードするには、プルダウン メニューを使用してファイルを選択してから、[Download] をクリックします。 |
関連項目
• 「電話機の手動での定義」
• 「ファイルのダウンロード」
• 「Import Manual Phones」
• 「Find and List Synthetic Phones」
Import Manual Phones
[Import Manual Phones] ページにアクセスするには、[ERL Membership] > [Manually Configured Phones] を選択します。[Find and List Manually Configured Phones] ページで、[Import] リンクをクリックします。[Import Manual Phones] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Import Manual Phones] ページは、データが定義されたファイルから一度に複数の手動設定電話機を作成または更新するために使用します。このファイルは、必要な形式のいずれかで情報を保存可能なスプレッドシートを使用して作成します。インポート ファイルを作成または更新する前に、このページのサンプルを確認してください。
大量の手動設定電話機を更新する必要がある場合は、電話機データをエクスポートして、エクスポート ファイルを更新し、そのファイルを再度インポートします。
アップロード ユーティリティを使用してファイルをローカル システムからアップロードしてから、データをファイルにインポートすることもできます。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
表 A-43 に、[Import Manual Phones] ページの説明を示します。
表 A-43 [Import Manual Phones] ページ
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Select Import Format |
インポートするファイルに使用される形式を選択します。 形式を選択したら、[view sample file] をクリックして、予想される形式と値のシーケンスの例を確認します。このサンプル情報を使用して、スプレッドシートでインポート ファイルを作成します。 |
Select File to Import |
データをインポートするファイルを選択します。 |
Upload |
ファイルをローカル システムからアップロードするには、[Upload] をクリックします。[Upload File] ページが表示されます。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。 |
[Import] ボタン |
インポート ファイルから Emergency Responder 設定にデータを追加するには、[Import] をクリックします。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じるには、[Close] をクリックします。 |
Import Status |
ステータス メッセージが表示されます。 |
関連項目
• 「電話機の手動での定義」
• 「ファイルのアップロード」
• 「Find and List Synthetic Phones」
Find and List Synthetic Phones
[ERL Membership] > [Synthetic Phones] を選択すると、[Find and List Synthetic Phones] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Find and List Synthetic Phones] ページは、変更または削除する電話機を検索して表示するために使用します。このページから新しい模擬電話機を追加するためにナビゲートすることもできます。
表 A-44 に、[Find and List Synthetic Phones] ページの説明を示します。
表 A-44 [Find and List Synthetic Phones] ページ
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Synthetic Phone Search Parameters |
Find Synthetic phones where MAC Address |
検索する模擬電話機を選択するための検索条件を入力します。 すべての模擬電話機を検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、プルダウン メニューを使用して、検索条件([contains] や [Starts with] など)を選択して、テキスト ボックスに MAC アドレスを入力します。プルダウン メニューから 1 ページに表示する結果数を選択することもできます。検索条件を指定したら、[Find] をクリックします。 |
Synthetic Phones |
Synthetic Phones list |
検索結果が表示されます。見つかった電話機ごとに、回線番号、ERL 名、IP アドレス、およびロケーションが表示されます。電話機に関する情報を表示して変更するには、これらのレコードのいずれかをクリックするか、[Edit] アイコンをクリックします。[Modify Synthetic Phone] ページが表示されます。MAC アドレス、IP アドレス、電話機のタイプ、バージョン、ロケーション、および ERL 名を変更することができます。 (注) 模擬電話機を変更するときに、サブネット ID または回線番号を変更することができません。 [Update] をクリックして、変更を保存します。 |
Add new Synthetic Phone |
模擬電話機を追加するには、[Add new Synthetic Phone] をクリックします。[Add New Synthetic Phone] ページが表示されます。詳細については、「Add New Synthetic Phone」を参照してください。 ボタンは、[Modify Synthetic Phone] ページから使用することもできます。 |
Add New Synthetic Phone
[Add New Synthetic Phone] ページにアクセスするには、[ERL Membership] > [Synthetic Phones] を選択します。[Find and List Synthetic Phones] ページで、[Add new Synthetic Phone] リンクをクリックします。[Add New Synthetic Phone] ページが表示されます。
(注) Off-Premise ERL や Intrado ERL には、テスト ERL は設定できません。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Add New Synthetic Phone] ページは、模擬電話機の ERL を手動で定義するために使用します。ERL 設定をテストするには、サブネット内に模擬電話機を設定する必要があります。CiscoWorks IP Telephony Environment Monitor(ITEM)2.0 と Emergency Responder のテスト ERL を組み合わせて使用することができます。
模擬電話機の場合は、Emergency Responder が ERL 情報を自動的に検索して更新することができません。定期的に模擬電話機設定を検査して、それらが正しいことを確認する必要があります。
表 A-45 に、[Add New Synthetic Phone] ページの説明を示します。
表 A-45 [Add New Synthetic Phone] ページ
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MAC Address |
模擬電話機の MAC アドレスまたは MAC アドレスの範囲。 |
疑似 MAC アドレスは 00059a3b7700 ~ 0059a3b8aff の範囲にする必要があります。 MAC アドレスは次の形式で入力します。 xx-xx-xx-xx-xx-xx または xxxxxxxxxxxx |
ERL Name |
模擬電話機に割り当てる ERL。有効な ERL 名を入力するか、ドロップダウン リストから ERL を選択します。 |
|
[Insert] ボタン |
模擬電話機を電話機のリストに追加するには、[Insert] をクリックします。 |
[Insert] ボタンは、電話機を追加している場合にのみ表示されます。 |
[New] ボタン |
別の電話機を追加するには、[New] をクリックします。 |
[New] ボタンは、既存の電話機が表示されている場合にのみ表示されます。 |
[Update] ボタン |
電話機に加えた変更を保存するには、既存の電話機が表示されているときに [Update] をクリックします。 |
[Update] ボタンは、既存の電話機が表示されている場合にのみ表示されます。 |
[Cancel Changes] ボタン |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
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関連項目
• 「擬似電話機の追加」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Find and List Users
[User Management] > [User] を選択すると、[Find and List Users] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Find and List Users] ページは、現在のユーザを検索して一覧表示したり、新しいユーザを追加したり、現在のユーザを変更または削除したりするために使用します。
表 A-46 に、[Find and List Users] ページの説明を示します。
表 A-46 [Find and List Users] ページ
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User Search Parameters |
Find User where User Name |
探しているユーザを選択するための検索条件を入力します。 すべてのユーザを検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、次の手順に従います。 • 選択した条件と一致するユーザのみを表示するように指定する場合は [All] を選択します(AND 検索)。 • いずれかの検索条件と一致するユーザを選択するように指定する場合は [Any] を選択します(OR 検索)。 • プルダウン メニューから、検索するフィールドを選択して、対応する関係を選択し、1 ページに表示する結果数を選択します。検索フィールドと対応する関係は次のとおりです。 – Authentication Mode:Both、Remote、または Local – User Name:Ends with、Starts with、contains、または Exactly。 – Unified CM Cluster:Ends with、Starts with、contains または Exactly。 • フィールドの組み合わせを検索するには、プラス アイコン( + )をクリックして新しい検索パラメータを追加します。(検索パラメータを削除するには、マイナス アイコン( - )をクリックします)。 • すべての検索パラメータを入力したら、[Find] をクリックします。 |
User |
Users list |
このページ セクションには、検索結果が表示されます。検索後にユーザ名が表示されなかった場合は、まだ、どのユーザも設定されていません。 |
Username |
選択条件に基づくユーザ名が表示されます。 |
Authentication Mode |
ユーザの認証モードが表示されます。認証モードは [Remote] か [Local] のどちらかにすることができます。 |
Unified CM Cluster |
この値は、ユーザが Unified CM サーバを経由してリモートで認証された場合にのみ表示されます。 |
[Edit] アイコン |
ユーザ名または [Edit] アイコンをクリックすると [Modify User] ページが表示されます。このページでは、ユーザの認証モード、パスワード、および Unified CM クラスタを変更することができます。[Modify User] ページには、ユーザに割り当てられたグループとロールも表示されます。 |
[Delete] アイコン |
ユーザをシステムから削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。 (注) 管理者は削除することができません。 |
[Add New User] ボタン |
[Add New User] ボタンをクリックすると、[Add User] ページが開きます。[Add User] ページについては、 表 A-48 を参照してください。 |
[Delete Users] ボタン |
ユーザをまとめて削除するには、[Delete Users] ボタンをクリックします。チェックボックスをオンにすることによって、リモートとローカルの両方のユーザを複数選択してから、[Delete Users] ボタンをクリックします。 |
[Change to Remote Users] ボタン |
複数のローカル ユーザをまとめてリモート認証ユーザに変更するには、[Change to Remote Users] ボタンをクリックします。 |
Modify User
[User Management] > [User] を選択して、ユーザを検索し、[Find and List Users] ページでユーザ名をクリックするか、ユーザに関連付けられた [Edit] アイコンをクリックすると、[Modify User] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Modify User] ページは、現在のユーザのパスワードを変更するために使用します。
表 A-47 に、[Modify User] ページの説明を示します。
表 A-47 [Modify User] ページ
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User Name |
情報を変更するユーザの名前が表示されます。 (注) [Modify User] ページでは、ユーザ名を変更することができません。 |
Authentication Mode |
ユーザの認証モードを変更します。ローカル ユーザをリモート ユーザに、リモート ユーザをローカル ユーザに変更することができます。 |
Password |
ユーザの新しいパスワードを入力します。 |
Confirm Password |
ユーザの新しいパスワードを再度入力します。 |
Cisco Unified CM Cluster |
Cisco Unified CM クラスタを選択します。これは、ローカル ユーザをリモート ユーザに変更するときに必要です。既存のリモート ユーザの Cisco Unified CM クラスタを別の Cisco Unified CM クラスタに変更することもできます。 (注) [Cisco Unified CM Cluster] ドロップダウン ボックスは、認証モードがリモートとして選択されている場合にのみイネーブルになります。 |
[Update] ボタン |
[Modify User] ページに加えられた変更を適用します。 |
[Cancel Changes] ボタン |
[Modify User] ページに加えられた変更をキャンセルします。 |
Add new User |
新しいユーザを追加する場合に、このボタンをクリックします。[ Add User] ページが表示されます。詳細については、 表 A-48 を参照してください。 |
User Groups for this user |
ユーザが割り当てられたグループが表示されます。 |
User Roles for this user |
ユーザに割り当てられたロールが表示されます。 |
Add User
[User Management] > [User] を選択して、[Find and List Users] ページで [Add new User] をクリックすると、[Add User] ページが表示されます。[Modify User] ページからも [Add User] ページにアクセスすることができます。詳細については、「Modify User」を参照してください。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Add User] ページは、新しいユーザをシステムに追加するために使用します。
表 A-48 に、[Add User] ページの説明を示します。
表 A-48 [Add User] ページ
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User Name |
新しいユーザのユーザ名を入力します。 |
Authentication Mode |
新しいユーザの認証モードを選択します。ユーザは、リモート ユーザかローカル ユーザのどちらかにすることができます。 |
Password |
新しいユーザのパスワードを入力します。 |
Confirm Password |
新しいユーザのパスワードを再度入力します。 |
Cisco Unified CM Cluster |
このフィールドは、ユーザがリモート ユーザの場合にのみイネーブルになります。ドロップダウン ボックスから、リモート ユーザを認証する Cisco Unified CM クラスタを選択します。 |
[Insert] ボタン |
新しいユーザを挿入します。 |
[Cancel Changes] ボタン |
[Add User] ページに加えられた変更をキャンセルします。 |
関連項目
• 「ロールベースのユーザ管理」
• 「Find and List Roles」
• 「Find and List User Groups」
Change to Remote User
[User Management] > [User] を選択して、[Find and List Users] ページで [Change to Remote Users] をクリックすると、[Change to Remote Users] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Change to Remote Users] ページは、ローカル ユーザの認証モードをリモート ユーザに変更するために使用します。
表 A-49 に、[Add User] ページの説明を示します。
表 A-49 [Change to Remote Users] ページ
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Cisco Unified CM Cluster |
ドロップダウン ボックスから、選択されたユーザをリモート認証する Cisco Unified CM クラスタを選択します。 |
Selected Users |
リモート ユーザに変更するローカル ユーザが表示されます。 |
[Update] ボタン |
[Change to Remote Users] ページに加えられた変更を適用します。 |
[Close] ボタン |
ウィンドウを閉じます。 |
Find and List Roles
[User Management] > [Role] を選択すると、[Find and List Roles] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Find and List Role] ページは、現在のロールを検索、一覧表示、変更、および削除したり、新しいロールを追加したりするために使用します。
表 A-50 に、[Find and List Roles] ページの説明を示します。
表 A-50 [Find and List Roles] ページ
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Role Search Parameters |
Find Role where Role Name is |
探しているロールを選択するための検索条件を入力します。 すべてのロールを検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、プルダウン メニューを使用して、検索条件([contains] や [Starts with] など)を選択して、テキスト ボックスにロールを入力します。プルダウン メニューから 1 ページに表示する結果数を選択することもできます。検索条件を指定したら、[Find] をクリックします。 |
Roles |
検索結果が表示されるページ セクション。インストール中に 4 つのデフォルト ロールが作成され、ここに表示されます。ロールの種類は次のとおりです。 • Emergency Responder System Admin • Emergency Responder ERL Admin • Emergency Responder Network Admin • Emergency Responder User デフォルト ロールの [Role Name] リンクまたは [Description] リンクをクリックすると、そのロールの [Standard Role] ページが表示されます。このページには、次の情報が表示されます。 • ロール名 • 説明 • ロールに割り当てられたリソースのリスト (注) デフォルト ロールに関する情報は変更することができません。変更することができるのは、作成したロールに関する情報だけです。 新しいロールを作成すると、デフォルト ロールと一緒に一覧表示されます。作成したロールの名前、説明、または [Edit] アイコンをクリックすると、[Modify Role] ページが表示されます。[Modify Role] ページの詳細については、 表 A-51 を参照してください。 |
[Edit] アイコン |
[Edit] アイコンをクリックすると、[Modify Role] ページが表示されます。[Modify Role] ページについては、 表 A-51 を参照してください。 |
[Delete] アイコン |
ロールをシステムから削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。 (注) デフォルト ロールは削除することができません。 |
[Add New Role] ボタン |
[Add New Role] をクリックすると、[Add Role] ページが表示されます。このボタンは、[Modify Role] ページと [Add Role] ページでも使用することができます。[Add Role] ページについては、 表 A-52 を参照してください。 |
Modify Role
[User Management] > [Role] を選択して、[Find and List Roles] ページで、ロールを検索して、ロール名、説明、またはロールに関連付けられた [Edit] アイコンをクリックすると、[Modify Role] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Modify Role] ページは、既存のロールに関する情報を変更するために使用します。
(注) 4 つのデフォルト ロールに関する情報は変更することができません。
表 A-51 に、[Modify Role] ページの説明を示します。
表 A-51 [Modify Role] ページ
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Modify Role |
Role Name |
変更する新しいロールの名前。 (注) ロール名は変更することができません。 |
Description |
変更するロールの説明。テキスト ボックスに新しいテキストを追加することによって説明を変更します。 |
Resource Permissions |
このページ セクションには、使用可能なすべてのリソースのリストが表示されます。リソースの左側にあるチェックボックスは、このロールに割り当てられたリソースを示します。ボックスをオンまたはオフにすることによって、リソース割り当てを変更します。 |
[Select All] ボタン |
一覧表示されたリソースのすべてを選択するには、[Select All] をクリックします。 |
[Clear All] ボタン |
現在選択されているすべてのリソースを選択解除するには、[Clear All] をクリックします。 |
[Update] ボタン |
[Modify Role] ページに加えた変更を保存するには、[Update] をクリックします。 |
[Cancel Changes] ボタン |
[Modify Role] ページに加えた変更をキャンセルするには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
[Add new Role] ボタン |
新しいロールを追加することができます。新しいロールの追加方法については、「Add Role」を参照してください。 |
Add Role
[User Management] > [Role] を選択して、[Find and List Roles] ページで [Add new Role] をクリックすると、[Add Role] ページが表示されます。[Add Role] ページには、[Modify Role] ページと [Standard Role] ページからもアクセスすることができます。詳細については、「Modify Role」を参照してください。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Add Role] ページは、新しいロールをシステムに追加するために使用します。
表 A-52 に、[Add Role] ページの説明を示します。
表 A-52 [Add Role] ページ
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Add Role |
Role Name |
追加する新しいロールの名前。 |
Description |
新しいロールの説明。 |
Resource Permissions |
このページ セクションには、使用可能なすべてのリソースのリストが表示されます。各リソースの左側にあるチェックボックスを使用すれば、新しいロールに割り当てるリソースを選択または選択解除することができます。 |
[Select All] ボタン |
一覧表示されたリソースのすべてを選択するには、[Select All] をクリックします。 |
[Clear All] ボタン |
現在選択されているすべてのリソースを選択解除するには、[Clear All] をクリックします。 |
[Insert] ボタン |
新しいロールを追加するには、[Insert] をクリックします。 |
[Cancel Changes] ボタン |
ロールの追加操作をキャンセルするには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
関連項目
• 「ロールベースのユーザ管理」
• 「Find and List Users」
• 「Find and List User Groups」
Find and List User Groups
[User Management] > [User Group] を選択すると、[Find and List User Groups] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Find and List User Groups] ページは、現在のユーザ グループを検索、一覧表示、変更、および削除したり、新しいユーザ グループを追加したりするために使用します。
表 A-53 に、[Find and List User Groups] ページの説明を示します。
表 A-53 [Find and List User Groups] ページ
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User Group Search Parameters |
Find User Group where User Group Name |
探しているユーザ グループを選択するための検索条件を入力します。 すべてのユーザ グループを検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、プルダウン メニューを使用して、検索条件([contains] や [Starts with] など)を選択して、テキスト ボックスにユーザ グループを入力します。プルダウン メニューから 1 ページに表示する結果数を選択することもできます。検索条件を指定したら、[Find] をクリックします。 |
User Groups |
検索結果が表示されるページ セクション。[User Group Name] リンク、[Description] リンク、または [Edit] アイコンをクリックすると、[Modify User Group] ページが表示されます。詳細については、「Modify User Group」を参照してください。 |
[Edit] アイコン |
[Edit] アイコンをクリックすると、[Modify User Group] ページが表示されます。詳細については、「Modify User Group」を参照してください。 |
[Delete] アイコン |
ユーザ グループをシステムから削除するには、[Delete] アイコンをクリックします。 (注) インストール中に作成されたデフォルト ユーザ グループは削除することができません。 |
[Add New User Group] ボタン |
[Add New User Group] ボタンをクリックすると、[Add User Group] ページが表示されます。[Add User Group] ページについては、 表 A-55 を参照してください。 |
Modify User Group
[User Management] > [User Group] を選択して、[Find and List User Groups] ページでユーザ グループを検索してから、ユーザ グループ名、説明、またはユーザ グループに関連付けられた [Edit] アイコンをクリックすると、[Modify User Group] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Modify Role] ページは、既存のユーザ グループに関する情報を変更するために使用します。
表 A-54 に、[Modify User Group] ページの説明を示します。
表 A-54 [Modify User Group] ページ
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Modify User Group |
User Group Name |
変更するユーザ グループの名前。 (注) ユーザ グループ名は変更することができません。 |
Description |
変更するユーザ グループの説明。テキスト ボックスにテキストを追加するか、テキスト ボックス内のテキストを修正することによって説明を変更します。 |
Add Users to the Group |
このページ セクションには、ユーザ グループ内のユーザ名が表示されるテキスト ボックスがあります。 |
[Add Users] ボタン |
新しいユーザをグループに追加することができます。[Add User] をクリックすると、[Add User] ページが表示されます。詳細については、「Add User」を参照してください。 |
[Remove Users] ボタン |
ユーザをグループから削除することができます。これを実行するには、テキスト ボックスでユーザ名を強調表示して [Remove Users] をクリックします。 |
Assign Roles to Group |
このページ セクションには、ユーザ グループに割り当てられたロールが表示されるテキスト ボックスがあります。 |
[Add Roles] ボタン |
新しいロールをグループに割り当てることができます。[Add Roles] をクリックすると、[Add Role] ページが表示されます。詳細については、「Add Role」を参照してください。 ボタンが表示されません。 |
[Remove Roles] ボタン |
ロールをグループから削除することができます。これを実行するには、テキスト ボックスでロール名を強調表示して [Remove Roles] をクリックします。 ボタンが表示されません。 |
[Update] ボタン |
[Modify User Group] ページに加えた変更を保存するには、[Update] をクリックします。 |
[Add New User Group] ボタン |
新しいユーザ グループを追加することができます。詳細については、「Add User Group」を参照してください。 |
Add User Group
[User Management] > [User Group] を選択して、[Find and List User Groups] ページで [Add new User Group] をクリックすると、[Add User Group] ページが表示されます。[Modify User Group] ページからも [Add User Group] ページにアクセスすることができます。詳細については、「Modify User Group」を参照してください。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者権限が必要です。
説明
[Add User Group] ページは、新しいユーザ グループをシステムに追加するために使用します。
表 A-55 に、[Add User Group] ページの説明を示します。
表 A-55 [Add User Group] ページ
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Add User Group |
User Group Name |
追加する新しいユーザ グループの名前。 |
Description |
新しいユーザ グループの説明。 |
Add Users to the Group |
このページ セクションには、ユーザ グループに追加したユーザ名が表示されるテキスト ボックスがあります。 |
[Add Users] ボタン |
ユーザを新しいグループに追加することができます。[Add Users] をクリックすると、[Add Users] ページが表示されます。詳細については、「Add User」を参照してください。 |
[Remove Users] ボタン |
ユーザをグループから削除することができます。これを実行するには、テキスト ボックスでユーザ名を強調表示して [Remove Users] をクリックします。 |
Assign Roles to Group |
このページ セクションには、新しいユーザ グループに割り当てたロールが表示されるテキスト ボックスがあります。 |
[Add Roles] ボタン |
ロールを新しいグループに割り当てることができます。[Add Roles] をクリックすると、[Add Roles] ページが表示されます。詳細については、「Add Role」を参照してください。 |
[Remove Roles] ボタン |
ロールをグループから削除することができます。これを実行するには、テキスト ボックスでロール名を強調表示して [Remove Roles] をクリックします。 |
[Insert] ボタン |
新しいロールを追加するには、[Insert] をクリックします。 |
関連項目
• 「ロールベースのユーザ管理」
• 「Find and List Users」
• 「Find and List Roles」
Call History
[Reports] > [Call History] を選択すると、[Call History] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者、ERL 管理者、ネットワーク管理者、またはユーザの権限を持っている必要があります。
説明
[Call History] ページを使用して、このネットワークから発信された緊急コールの履歴を表示します。Emergency Responder 8.6 は、最新の 10,000 コール履歴レコードを保存します。これらのコールを発信した時間について制限はありません。
表 A-56 に、[Call History] ページの説明を示します。
表 A-56 [Call History] ページ
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Call History Search Parameters |
Search criteria |
探しているコールを選択するための検索条件を入力します。 すべてのコールを検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、次の手順に従います。 • すべての条件と一致するコールのみを選択するように指定する場合は [All] を選択します(AND 検索)。いずれかの検索条件と一致するコールを選択するように指定する場合は [Any] を選択します(OR 検索)。プルダウン メニューから、検索するフィールド([ERL Name] や [Caller's Extension] など)を選択して、検索関係([contains] や [begins with] など)を選択し、検索文字列を入力します。 • フィールドの組み合わせを検索するには、 プラス アイコン( + )をクリックして新しい検索パラメータを追加します。検索パラメータを削除するには、 マイナス アイコン( - )をクリックします。 • すべての検索パラメータを入力したら、[Find] をクリックします。 |
Call History Matching Records |
検索条件と一致する緊急コールのリストが次の情報を伴って表示されます。 • ERL Name:名前をクリックすると、ERL の詳細とその ALI 情報が表示されます。設定フィールドについては、「Conventional ERL」を参照してください。 • Caller Extension:緊急コールの発信に使用された内線番号。 • Time:緊急コールが発信された時刻。 • Date:コールが発信された日付。 • Route Pattern-ELIN No.:コールに使用されたルート パターンと ELIN の組み合わせ。これらのフィールドの詳細については、「Conventional ERL」を参照してください。 • Location:電話の場所。電話が手動で設定されたか、スイッチ ポートまたは IP サブネットに基づいて設定されてかによって変わります。 • Call Acknowledged:[Web Alert] ページ上のコールの確認応答ステータス。 • Acknowledged By:コールを確認応答したユーザの ID。 • Time Acknowledged:コールが確認応答された時刻。 • Date Acknowledged:コールが確認応答された日付。 • Comments:コールに関して入力されたコメント。[Edit] アイコンをクリックすると、[Call Details] ページが表示されます。このページの [Comments about the call] テキスト ボックスで、コールに関するコメントを入力または変更することができます。 大量のコールが検索条件と一致した場合は、複数ページにわたって表示されます。ページの下部にある [First]、[Previous]、[Next]、および [Last] リンクを使用してページ間を移動します。[Page] フィールドに特定のページ番号を入力して Enter を押せば、そのページに移動することもできます。 |
Download |
コール履歴データをスプレッドシートに保存して、ローカル システムで表示またはダウンロードできるようにするには、[Download] をクリックします。 |
Update |
コールのコール履歴にコメントを含めるには、[Update] をクリックします。 (注) [Call Details] ページからのみ表示できます。 |
Cancel Changes |
保存されていないコメントを削除するには、[Cancel Changes] をクリックします。それからコメントを再入力できます。 (注) [Call Details] ページからのみ表示できます。 |
Close |
[Close] をクリックして [Call Details] を閉じます。 (注) [Call Details] ページからのみ表示できます。 |
関連項目
• 「緊急コール履歴の表示」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
ERL Audit Trail
次のいずれかの操作を実行すると、[ERL Audit Trail] ページが表示されます。
• [Reports] > [ERL Audit Trail] を選択する。
• [ERL Configuration] ページ([ERL] > [Conventional ERL] を選択したときに表示される)に表示された ERL に関する [Audit Trail] 列で [view] をクリックする。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者、ERL 管理者、またはネットワーク管理者の権限が必要です。
説明
[ERL Audit Trail] ページは、ERL の変更履歴を表示するために使用します。
表 A-57 に、[ERL Audit Trail] ページの説明を示します。
表 A-57 [ERL Audit Trail] ページ
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ERL Audit Trail |
Search criteria |
探している監査詳細を選択するための検索条件を入力します。 すべての監査詳細を検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、次の手順に従います。 • すべての条件と一致する監査詳細のみを選択するように指定する場合は [All] を選択します(AND 検索)。いずれかの検索条件と一致する監査詳細を選択するように指定する場合は [Any] を選択します(OR 検索)。プルダウン メニューから、検索するフィールド([ERL Name] や [Modified By] など)を選択して、検索関係([contains] や [begins with] など)を選択し、検索文字列を入力します。ERL 名で検索する場合は、ERL 名を入力することも、プルダウン メニューを使用して ERL を選択することもできます。 • フィールドの組み合わせを検索するには、 プラス アイコン( + )をクリックして新しい検索パラメータを追加します。検索パラメータを削除するには、 マイナス アイコン( - )をクリックします。 • すべての検索パラメータを入力したら、[Find] をクリックします。 |
Matching Records |
検索条件と一致する ERL 変更レコードのリスト。ERL に対する変更ごとに別々のレコードに記録されるため、1 つの ERL に複数の監査レコードが含まれる場合があります。このリストには、レコードごとに次の情報が表示されます。 • ERL Name:変更された ERL の名前。 • Modified By:ERL を変更したユーザのログイン ID。 • Modified Time:ERL が変更された日付と時刻。 • Modification Details:ERL またはその ALI で変更されたフィールドのリスト。[Modification Details] テキスト ボックス内を上下に移動するには、スクロール バーを使用します。 (注) 大量のレコードが検索された場合は、複数のページにわたって表示されます。リストの下部にあるリンクを使用して、ページ間を移動します。[Page] フィールドに特定のページ番号を入力して Enter を押せば、そのページに移動することもできます。 |
関連項目
• 「ERL の監査証跡の表示」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
Export PS-ALI Records
[Tools] > [Export PS-ALI Records] を選択すると、[Export PS-ALI Records] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Export PS-ALI Records] ページは、サービス プロバイダーに送信可能な NENA 形式でファイルを作成するために使用します。サービス プロバイダーは、このファイルを使用して、会社の ALI データを更新します。ERL からの緊急コールが正しい PSAP にルーティングされるためには、この情報がサービス プロバイダーに必要です。
サービス プロバイダーには、必ず、エクスポート ファイルを送信してください。エクスポート ファイルの送信を省略した場合は、以降のエクスポート ファイルにデータベース更新に関する正確なコマンド情報が格納されないため、エクスポート ファイルを手動で編集してアップロード可能にする必要があります。データベースのアップロードが失敗した場合に、サービス プロバイダーからエラー情報が提供されます。
(注) ALI レコード内の顧客コードを変更すると、Emergency Responder で、ALI のエクスポート時に、古いコードを持つ ALI を削除するための削除レコードと新しいコードを持つ ALI を追加するための挿入レコードが生成されます。この削除/挿入シーケンスは、コードの変更後初めて ALI をエクスポートするときにのみ生成されます。このエクスポート ファイルがサービス プロバイダーに送信されたことを確認する必要があります。ALI フィールドについては、「ALI Information (for ERL Name)」を参照してください。
エクスポート ファイルを使用して ERL 設定をバックアップすることもできます。
表 A-58 に、[Export RS-ALI Records] ページの説明を示します。
表 A-58 [Export PS-ALI Records] ページ
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Export PS-ALI Records |
Select NENA Format |
エクスポート ファイルに使用すべきファイル形式(NENA 形式 3.0、2.1、または 2.0)。 |
File to Export |
作成するファイルの名前。ファイル拡張子を含めないでください。 |
Company Name(NENA ヘッダー フィールド) |
会社の名前。名前にスペースを含めることはできません。 (注) データは NENA 要件に適合します。 |
Cycle Counter(NENA ヘッダー フィールド) |
このエクスポートが作成されるシーケンス。このフィールドは、データをエクスポートするたびに自動的に増加されます。サービス プロバイダーに送信したシーケンスと同期がとれなくなった場合は変更することができます。ただし、シーケンス番号を変更してもファイル内のデータには影響しません。エクスポートをやり直す場合は、エクスポート ファイルを手動で編集して、レコード ステータス フィールドを変更する必要があります。 (注) データは NENA 要件に適合します。 |
End of Line Format |
ダウンロード用にエクスポートされる PS-ALI レコードの改行形式を選択することができます。次の 2 つの形式から選択することができます。 • Windows スタイル(¥r¥n) • Unix/Linux スタイル(¥n) |
[Export] ボタン |
エクスポート ファイルを作成するには、[Export] をクリックします。 |
Download File |
エクスポートした PS-ALI ファイルをダウンロードするには、[Download File] をクリックします。 |
[Cancel] ボタン |
エクスポート操作をキャンセルするには、[Cancel] をクリックします。 |
関連項目
• 「ALI Information (for ERL Name)」
• 「ALI 提出要件に関するサービス プロバイダーとの交渉」
• 「ERL 情報のエクスポート」
• 「サービス プロバイダー向け ALI 情報のエクスポート」
• 「ERL について」
• 「ERL 管理の概要」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
PS-ALI Converter
[Tools] > [PS-ALI Converter] を選択すると、[PS-ALI Converter] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
PS-ALI Converter ツールは、Emergency Responder ERL で受け入れ可能な ERL ファイルを生成するために使用します。PS-ALI Converter ツールによって、ALI ファイルが NENA 2.0 形式から csv テキスト ファイルに変換されます。その後で、csv ファイルを変更(ERL 名を追加または変更するためなど)し、そのファイルを Emergency Responder にインポートすることによって、変更した ERL 詳細を保存することができます。
(注) ALI レコード内の顧客コードを変更すると、Emergency Responder で、ALI のエクスポート時に、古いコードを持つ ALI を削除するための削除レコードと新しいコードを持つ ALI を追加するための挿入レコードが生成されます。この削除/挿入シーケンスは、コードの変更後初めて ALI をエクスポートするときにのみ生成されます。このエクスポート ファイルがサービス プロバイダーに送信されたことを確認する必要があります。ALI フィールドについては、「ALI Information (for ERL Name)」を参照してください。
表 A-59 に、[PS-ALI Converter] ページの説明を示します。
表 A-59 [PS-ALI Converter] ページ
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Export PS-ALI Records |
Select PS-ALI file(NENA 2.0 フォーマット) |
変換する PS-ALI ファイルの名前。このファイルはデフォルト形式の NENA 形式 2.0 にする必要があります。 |
Output File(csv フォーマット)Name |
作成する csv ファイルの名前。 |
[Convert] ボタン |
csv ファイルを作成するには、[Convert] をクリックします。 |
[Cancel] ボタン |
変換プロセスを停止してウィンドウを閉じるには、[Cancel] をクリックします。 |
関連項目
• 「ALI Information (for ERL Name)」
• 「ALI 提出要件に関するサービス プロバイダーとの交渉」
• 「ERL 情報のエクスポート」
• 「サービス プロバイダー向け ALI 情報のエクスポート」
• 「ERL について」
• 「ERL 管理の概要」
• 「E911 および Cisco Emergency Responder の用語について」
ERL Debug Tool
[Tools] > [ERL Debug Tool] を選択すると、[ERL Debug Tool] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[ERL Debug Tool] ページでは、内線番号を入力として、その電話機の緊急コールのルーティングに使用されている ERL が表示されます。
この診断ツールは、ERL の作成期間と ERL の割り当てフェーズで Emergency Responder 設定を検証したり、不正な ERL に転送されたコールをトラブルシューティングしたりするために使用します。
表 A-60 に、[ERL Debug Tool] ページの説明を示します。
表 A-60 [ERL Debug Tool] ページ
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ERL Debug Tool |
Find Phones where extension |
探している内線番号を選択するための検索条件を入力します。 すべての内線番号を検索する場合は、条件を入力せずに [Find] をクリックします。 検索を絞り込むには、プルダウン メニューを使用して、検索条件([contains] や [Starts with] など)を選択して、テキスト ボックスに内線番号を入力します。プルダウン メニューから 1 ページに表示する結果数を選択することもできます。検索条件を指定したら、[Find] をクリックします。 |
Matching records |
電話機の緊急コールのルーティングに使用されている ERL が表示されるページ セクション。見つかった内線番号ごとに、次の情報が表示されます。 • Phone extension • ERL • IP Address • MAC Address • Why this ERL is Used? 設定が間違っていた場合は、必要な変更を行います。 |
関連項目
• 「Cisco Emergency Responder Admin Utility Tool の使用方法」
• 「ERL について」
• 「ERL 管理の概要」
ALI Formatting Tool
[Tools] > [ALI Formatting Tool] を選択すると、[ALI Formatting Tool] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[ALI Formatting Tool] ページは、サービス プロバイダーとの PS-ALI レコード トランザクションを正常に行えるように PS-ALI レコードの形式をカスタマイズするために使用します。
ALI フォーマット ツール(AFT)によって、Emergency Responder で生成された NENA ファイルが読み取られ、すべての ELIN レコードが表示されます。その後で、次のいずれかの操作を実行することができます。
• ALI レコードの詳細を表示する。
• レコードを選択して、AFT で編集できるように ALI フィールドの値を更新する。
• 複数の ALI レコードに対して一括更新処理を実行する。
• エリア コードやシティ コードに基づいて選択的に ALI レコードをエクスポートする。
表 A-61 に、[ALI Formatting Tool] ページの説明を示します。
表 A-61 [ALI Formatting Tool] ページ
|
|
Select a Service Provider |
このプルダウン メニューは、サービス プロバイダーを選択するために使用します。 |
Select an Input File for the ALI Formatting Tool from the List Below |
このプルダウン メニューは、入力ファイルを選択するために使用します。 |
[Submit] ボタン |
[Submit] ボタンをクリックすると、[Search for ELINs] ページが表示されます。このページについては、 表 A-62 を参照してください。 |
表 A-62 に、[Search for ELINs] ページの説明を示します。
表 A-62 [Search for ELINs] ページ
|
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Use Search to Filter-out ELINs on Area, City and Local Code(last 4-digits). |
ローカル コード、エリア コード、またはシティ コードで ELIN を検索することができます。 |
追加(+)ボタン |
新しい検索パラメータを追加します。 |
削除(-)ボタン |
検索パラメータを削除します。 |
表 A-63 に、[Bulk Update] ページの説明を示します。
表 A-63 [Bulk Update] ページ
|
|
[Remove Changes/Generate File] ボタン |
変更されたすべての ELIN を表示します。 |
Search for ELIN |
ELIN 検索ページが表示されます。 |
表 A-64 に、[Review Changes/Generate File] ページの説明を示します。
表 A-64 [Review Changes/Generate File] ページ
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|
Add More ELIN |
変更されていない残りの ELIN を表示します。 |
Remove ELIN |
選択された ELIN をリストから削除します。 |
Search for ELIN |
ELIN 検索画面が表示されます。 |
[Generate File] ボタン |
フォーマット済みファイルを生成します。 |
表 A-65 に、[Download Formatted File] ページの説明を示します。
表 A-65 [Download Formatted File] ページ
|
|
[Download Formatted File] ボタン |
[Download File] ダイアログボックスを表示します。このダイアログボックスでは、フォーマット済みファイルをローカル システムにダウンロードすることができます。 |
関連項目
• 「ALI Information (for ERL Name)」
• 「サービス プロバイダー向け ALI 情報のエクスポート」
• 「Bell-Canada に対する ALI フォーマット ツールの使用」
• 「SBC-Ameritech に対する ALI フォーマット ツールの使用」
• 「SBC-PacBell に対する ALI フォーマット ツールの使用」
• 「SBC-Southwestern Bell に対する ALI フォーマット ツールの使用」
• 「Qwest に対する ALI フォーマット ツールの使用」
• 「Verizon に対する ALI フォーマット ツールの使用」
File Management Utility
[Tools] > [File Management Utility] を選択すると、[File Management Utility] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[File Management Utility] ページは、エクスポートされたファイルを検索、ダウンロード、または削除するために使用します。
表 A-66 に、[File Management Utility] ページの説明を示します。
表 A-66 [File Management Utility] ページ
|
|
Search Parameters |
Please Select: |
プルダウン メニューから、検索するファイルのタイプを選択します。 |
[Search] ボタン |
検索を実行するには、[Search] ボタンをクリックします。 |
Exported Files |
検索結果が表示されるページ領域。見つかったファイルのファイル名、最終更新データ、およびファイル サイズが表示されます。 |
[Download] ボタン |
選択されたファイルをダウンロードします。 をクリックする前に、ファイル名の隣にあるボックスをオンにしてファイルを選択します。一覧表示されたすべてのファイルを選択するには、[File Name] 列見出しの隣にあるボックスをオンにします。 |
[Delete] ボタン |
選択されたファイルを削除します。 をクリックする前に、ファイル名の隣にあるボックスをオンにしてファイルを選択します。一覧表示されたすべてのファイルを選択するには、[File Name] 列見出しの隣にあるボックスをオンにします。 |
関連項目
• 「アップロードおよびダウンロード ユーティリティの使用」
Purge Call History
[Tools] > [Purge Utility] を選択すると、[Purge Utility for Call History] ページが表示されます。
許可の要件
このページにアクセスするには、システム管理者または ERL 管理者の権限が必要です。
説明
[Purge Call History Utility] ページは、指定した保存期間よりも古いコール履歴レコードを削除するために使用します。このユーティリティを使用すれば、レコードを直接パージしたり、コール履歴レコードの日次パージをスケジュールしたりすることができます。Emergency Responder は、パージの結果を Emergency Responder Administration ログに記録します。
表 A-67 に、パージ ユーティリティ ページの説明を示します。
表 A-67 Purge Utility for Call History
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Status |
ステータス メッセージが表示されます。 |
Purge Now |
Purge Data older than |
削除するレコードの保存期間を指定します。 |
Schedule Purge |
Daily Purge at |
古いレコードを削除する時刻(GMT)を指定します。 |
Purge Data older than |
削除するレコードの保存期間を指定します。 |
Update |
変更を保存してアクティブにするには、[Update] をクリックします。 |
Cancel |
このページ上のフィールドを最後に保存された設定に戻すには、[Cancel Changes] をクリックします。 |
関連項目
• 「緊急コール履歴の表示」
• 「コール履歴ログの収集」