ネットワークのリストの表示
SIP ネットワークは、一般的なルーティング目的のものと同様と見なせるローカル インターフェイスの論理集合です。
手順
ステップ 1 [Configure] > [Networks] を選択します。
[Networks] ページに、現在のすべてのネットワークの一覧が表示されます。
関連項目
「ネットワークの設定」 の目次ページに戻る
ネットワークの追加
制約事項
SIP ネットワークの作成後は、SIP ネットワークを削除できません。
手順
ステップ 1
[Configure]
> [Networks]
を選択します。
[Networks] ページが表示されます。
ステップ 2 [Add] をクリックします。
[Networks] ページが表示されます。
ステップ 3 次のネットワークに関する情報を入力します。
|
|
Name |
このネットワークの名前です。ネットワークの名前には、英数字、ピリオド、ダッシュ、およびアンダースコアを使用できます。 ヒント ネットワークの名前は変更できないため、慎重に名前を選択します。 |
Type |
次のいずれかを指定できます。 • [standard]:標準 SIP を使用するためのネットワーク インターフェイスを設定します。ネットワークは UDP に完全に対応しています。ネットワーク インターフェイスは、ICMP、および各エンドポイントで使用できるさまざまなソケットに対応しています。 • [icmp]:Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)を使用するためのネットワーク インターフェイスを設定します。 • [noicmp]:各エンドポイントで別のソケットを使用しないようにネットワーク インターフェイスを指定します。この設定によって、ICMP 以外のエラーがサポートされます。 • [nat]:Network Address Translation(NAT)を使用するためのネットワーク インターフェイスを設定します。 |
Allow Outbound Connections |
このネットワークに発信 TCP/TLS クライアント接続のイネーブル化またはディセーブル化をさせるかどうかを指定します。 イネーブルまたはディセーブルのいずれかに設定できます。デフォルト値はイネーブルです。 |
SIP Header Hiding |
ダウン ストリーム要素がメッセージ パスを認識できないように、システムに VIA ヘッダーを除去させる場合に、このチェックボックスをオンにします。 |
UDP Settings: Maximum packet size |
このネットワークの UDP データグラムの最大サイズを設定します。値は 1500 ~ 16,000 であることが必要です。 |
ステップ 4 [Add] をクリックします。
[Networks] ページに、今追加したネットワークを含め、すべてのネットワークの一覧が表示されます。
ステップ 5 SIP リッスン ポイントを追加するには、次の手順を実行します。
a. [SIP Listen Points] 列見出しの下にある、このネットワークの行の [click here] をクリックします。
b. [Add] をクリックします。
c. 次の必須の値を入力します。
–SIP リッスン ポイントの IP アドレス
–SIP リッスン ポイントのポート
–SIP リッスン ポイントのトランスポート タイプ(UDP、TCP、または TLS)
d. [Add] をクリックします。
ステップ 6 [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• システム設定の管理
• 「ネットワークの設定」 の目次ページに戻る
ネットワークの一般設定の編集
制約事項
ネットワークの名前は編集できません。
手順
ステップ 1 [Configure] > [Networks] を選択します。
[Networks] ページが表示されます。
ステップ 2 ネットワークの下線付きの名前をクリックします。
[Network: <ネットワーク名> ] ページにネットワークの情報が表示されます。ページの最上部には、[General Settings]、[SIP Retransmissions]、[SIP Listen Points]、および [SIP Record-Route] の 4 つのタブがあります。
ステップ 3 [General Settings] タブをクリックします。
ステップ 4 値を更新します。
ステップ 5 [Update] をクリックします。
ステップ 6 [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• システム設定の管理
• 「ネットワークの設定」 の目次ページに戻る
ネットワークの SIP 再送信設定の編集
手順
ステップ 1 [Configure] > [Networks] を選択します。
[Networks] ページが表示されます。
ステップ 2 ネットワークの下線付きの名前をクリックします。
[Network: <ネットワーク名> ] ページにネットワークの情報が表示されます。
ステップ 3 [SIP Retransmissions] タブをクリックします。
SIP 再送信フィールドおよびタイマー フィールドに自動的に値が代入されます。
表 2 SIP 再送信
|
|
T1 |
最初の要求の再送信間隔を設定します。 |
T2 |
要求の再送信の最大値を設定します。 |
T4 |
要求または応答の再送信を処理するために、完了後に NONINVITE クライアント トランザクションまたは INVITE サーバ トランザクションがアクティブのままになる時間を設定します。 |
TU1 |
応答の再送信を処理するために、2xx 応答の完了後に INVITE トランザクションがアクティブのままになる時間を設定します。 |
TU2 |
トランザクションがタイムアウトしたと見なされてから、サーバが INVITE クライアント トランザクションまたは NONINVITE サーバ トランザクションの暫定応答または最終応答を待機する時間を設定します。 |
clientTn |
クライアント トランザクションの最大有効期間を設定します。 |
serverTn |
サーバ トランザクションの最大有効期間を設定します。 |
Provisional (TU3) |
(オプション)TU3 送信タイプだけを使用して SIP ネットワークを設定します。 |
INVITE client transaction |
INVITE 要求の再送信回数を指定します。 |
INVITE server transaction |
INVITE 要求の最終応答の再送信回数を指定します。 |
Client transaction |
INVITE 以外の要求の再送信回数を指定します。 |
ステップ 4 値を更新します。
ステップ 5 [Update] をクリックします。
ステップ 6 [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• システム設定の管理
• 「ネットワークの設定」 の目次ページに戻る
SIP リッスン ポイント
SIP リッスン ポイントまたはリスナーは、特定の SIP ネットワーク、ホスト、およびポート上の SIP トラフィックをリッスンします。単一のネットワークに複数の SIP リッスン ポイントを設定できますが、サーバが SIP トラフィックを受け付ける前に少なくとも 1 個作成する必要があります。
(注) • ネットワークの設定の変更を行う場合に、ネットワーク上のリスナーをディセーブルにする必要はありません。
• TCP リスナーおよび TLS リスナーを同じポート上で実行することはできません。
手順
ステップ 1 [Configure] > [Networks] を選択します。
[Networks] ページに、現在のすべてのネットワークの一覧が表示されます。
ステップ 2 ネットワークに関連付けられた SIP リッスン ポイントを表示するには、[SIP Listen Points] ヘッダーの下にある [click here] をクリックします。
[Network: <ネットワーク名> ] ページが表示され、[SIP Listen Point] タブが強調表示されます。
(注) 他の数の SIP リッスン ポイントを各ページに表示するには、右上にあるドロップダウン ボックスで他の数を選択し、[Go] をクリックします。10、25、50、100、またはすべての SIP リッスン ポイントの表示を選択できます。他のページに移動するには、右下にある左右矢印ボタンを使用するか、または他のページ番号を入力して Enter を押します。
ステップ 3 SIP リッスン ポイントを削除するには、次の手順を実行します。
a. 削除する SIP リッスン ポイントの名前の隣にあるチェックボックスをオンにします。
b. [Remove] をクリックします。
関連項目
「ネットワークの設定」 の目次ページに戻る
SIP リッスン ポイントの追加
手順
ステップ 1 [Configure] > [Networks] を選択します。
[Networks] ページに、現在のすべてのネットワークの一覧が表示されます。
ステップ 2 ネットワークに関連付けられた SIP リッスン ポイントを表示するには、[SIP Listen Points] ヘッダーの下にある [click here] をクリックします。
[Network: <ネットワーク名> ] ページが表示され、[SIP Listen Point] タブが強調表示されます。
ステップ 3 SIP リッスン ポイントを追加するには、次の手順を実行します。
a. [Add] をクリックします。
a. SIP リッスン ポイントの IP アドレス、ポート、およびトランスポート タイプを入力します。
b. [Add] をクリックします。
ステップ 4 [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• システム設定の管理
• 「ネットワークの設定」 の目次ページに戻る
ネットワークの SIP レコードルートの編集
制約事項
システムで Lite モードをイネーブルにすると、レコードルート コンフィギュレーションが削除され、[SIP Record-Route] タブにアクセスできなくなります。Lite モードをイネーブルまたはディセーブルにするには、 「Administration Control Panel の使用」 を参照してください。
手順
ステップ 1 [Configure] > [Networks] を選択します。
[Networks] ページが表示されます。
ステップ 2 ネットワークの下線付きの名前をクリックします。
[Network: <ネットワーク名> ] ページにネットワークの情報が表示されます。
ステップ 3 [SIP Record-Route] タブをクリックします。
ステップ 4 イネーブルまたはディセーブルのいずれかを選択します。
ステップ 5 イネーブルを選択した場合、次の情報を入力します。
• SIP レコードルートのホスト
• SIP レコードルートのポート
• SIP レコードルートのトランスポート タイプ(UDP、TCP、または TLS)
ステップ 6 [Update] をクリックします。
ステップ 7 [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• システム設定の管理
• 「ネットワークの設定」 の目次ページに戻る