ルート テーブルの一覧の参照
手順
ステップ 1 [Configure] > [Route Tables] を選択します。
表 11 に説明されているフィールドが含まれる、[Route Tables] ページが表示されます。
ステップ 2 ルート テーブルを削除するには、次の操作を実行します。
a. 削除するルート テーブルの名前の横にあるボックスを選択します。
b. [Remove] をクリックします。
c. [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
ステップ 3 この変更内容を、最後にコミットしたときの状態に戻すには、次の手順を実行します。
a. 元に戻す変更があるルート テーブルの名前の横にあるボックスをオンにします。
b. [Revert] をクリックします。
c. [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
ルート テーブルについて
SIP 要求を適切な宛先へ送るには、ルート テーブルを設定します。各ルート テーブルは、ルックアップ ポリシーに基づいて照合するキーのセットで構成されています。
たとえば、1 つのテーブルで、各キーはダイヤルされた電話番号の市外局番を表す場合があります。テーブルでは、ダイヤルされた市外局番によって、タスクが実行されます。この例では、テーブルは、ダイヤルされた電話番号が 510 で始まっている場合を除き、呼び出しに 404 メッセージ(not found)で応答する設計になっています。別のテーブルは、ダイヤルされた電話番号がエスケープ シーケンス(91)で始まっている場合を除き、呼び出しに 404 メッセージ(not found)で応答する設計になっています。
[Route Tables] ページでは、ルート テーブルを追加、更新、または削除できます。また、ルートを追加、更新、または削除することもできます。
ルート テーブル フィールド
表 11 に、[Route Tables] ページのフィールドの一覧を示します。
表 11 ルート テーブル パラメータ
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State |
次のいずれかを指定できます。 • [New]:新しいレコード。コミット時に、アクティブな設定に追加されます。 • [Modified]:変更されたレコード。コミット時に、アクティブな設定になります。 • [Deleted]:削除されたレコード。コミット時に、アクティブな設定から削除されます。 • [Active]:アクティブなレコードとアクティブな設定。 |
Name |
このルート テーブルの名前。有効な文字は、英数文字、ダッシュ、ピリオド、および下線です。 |
Routes |
このルート テーブルに属するルート。 |
ルート フィールド
表 12 に、[Route Table: <ルート名> ] ページのフィールドの一覧を示します。
(注) 選択したルート タイプにより、これらのパラメータの一部またはすべてが表示されます。
表 12 ルート テーブルのルート パラメータ
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State |
次のいずれかを指定できます。 • [New]:新しいレコード。コミット時に、アクティブな設定に追加されます。 • [Modified]:変更されたレコード。コミット時に、アクティブな設定になります。 • [Deleted]:削除されたレコード。コミット時に、アクティブな設定から削除されます。 • [Active]:アクティブなレコードとアクティブな設定。 |
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Key |
ルート テーブルの検索キー番号を指定します。検索キーは、一致している SIP メッセージの一部を表します。また、ルーティング テーブルに対して一意である必要があります。 |
Route Type |
次のいずれかを指定できます。 • [destination] • [route-group] • [route-policy] • [response] • [default-sip] |
宛先ルート タイプ(オプション。[
Route Type] で destination または default-sip を選択した場合のみ使用可能)
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Destination Route Type |
ルートのタイプ。宛先、ネクスト ホップ、またはその両方のいずれかを指定できます。 |
Network |
SIP ネットワーク名を指定します。 |
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Host |
宛先のホスト名または IP アドレス。 |
Port |
宛先のポート。値は 1024 ~ 65535 です。 |
Transport Type |
次のいずれかを指定できます。 • [none] • [UDP] • [TCP] • [TLS] |
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SIP URI |
ネクスト ホップの URI。 |
ルート グループのルート タイプ(オプション。[
Route Type] で route-group を選択した場合のみ使用可能)
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Route Group |
ルート グループの名前。 |
応答ルート タイプ(オプション。[
Route Type] で response を選択した場合のみ使用可能)
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Response |
ルーティング テーブル内のルックアップ キーに対して応答コードを指定します。 |
ルート ポリシーのルート タイプ(オプション。[
Route Type] で route-policy を選択した場合のみ使用可能)
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Lookup Route Policy |
ルーティング テーブルで使用するルート検索ポリシーを指定します。 |
Default SIP Route |
RFC 3263 に準拠した簡易ルーティング。 |
関連項目
• 「システム設定の管理」
• 「ルート テーブルの設定」 の目次ページに戻る
ルート テーブルの追加
手順
ステップ 1 [Configure] > [Route Tables] を選択します。
[Route Tables] ページが表示されます。
ステップ 2 [Add] をクリックします。
[Route Tables] ページが表示されます。
ステップ 3 このルート テーブルの名前を入力します。
ステップ 4 [Add] をクリックします。
新しいルート テーブルの一覧が含まれる、[Route Tables] ページが表示されます。
ステップ 5 [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• 「システム設定の管理」
• 「ルート テーブルの設定」 の目次ページに戻る
ルート テーブル ルートの一覧の参照
手順
ステップ 1 [Configure] > [Route Tables] を選択します。
表 11 に説明されているフィールドが含まれる、[Route Tables] ページが表示されます。
ステップ 2 見出し [Routes] の下で、ルート テーブルに関連付けられているルートを参照するには、[click here] をクリックします。
表 12 に説明されている一部またはすべてのフィールドが含まれる、[Route Table: <ルート テーブル名> ] ページが表示されます。
ステップ 3 各ページで異なるルート番号を参照するには、右上のドロップダウン ボックスから別の番号を選択し、[Go] をクリックします。10、25、50、100、またはすべてのルートを参照するよう、選択できます。
ステップ 4 他のページに移動するには、右下にある左右矢印ボタンを使用するか、または他のページ番号を入力して Enter を押します。
ステップ 5 ルートを削除するには、次の操作を実行します。
a. 削除するルートの名前の横にあるボックスを選択します。
b. [Remove] をクリックします。
c. [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
ステップ 6 この変更内容を、最後にコミットしたときの状態に戻すには、次の手順を実行します。
a. 元に戻す変更があるルート テーブルの名前の横にあるボックスをオンにします。
b. [Revert] をクリックします。
c. [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• 「システム設定の管理」
• 「ルート テーブルの設定」 の目次ページに戻る
ルート テーブルへのルートの追加
始める前に
ファイルから 1 つまたは複数のルートをインポートする場合、ファイルを pfs:/cusp/routes/ ディレクトリに置きます。
手順
ステップ 1 [Configure] > [Route Tables] を選択します。
[Route Tables] ページが表示されます。
ステップ 2 強調表示されている、ルートを追加するルート テーブルの名前をクリックします。
[Route Table: <ルート テーブル名> ] ページが表示されます。
ステップ 3 [Add] をクリックします。
[Route Table: <ルート テーブル名> ] > [Route (New)] ページが表示されます。
ステップ 4 表 12 の説明のように、ルートに関する情報を入力します。
ステップ 5 [Add] をクリックします。
ステップ 6 ファイルからルート テーブルのルートをロードするには、[Import] をクリックします。
ステップ 7 ファイルの名前を入力します。
(注) ファイルは、ディレクトリ pfs:/cusp/routes/ にある必要があります。
ステップ 8 [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• 「システム設定の管理」
• 「ルート テーブルの設定」 の目次ページに戻る
ルート テーブルに関連付けられているルートの編集
手順
ステップ 1 [Configure] > [Route Tables] を選択します。
[Route Tables] ページが表示されます。
ステップ 2 強調表示されている、編集するルートが含まれているルート テーブルの名前をクリックします。
[Route Table: <ルート テーブル名> ] ページが表示されます。
ステップ 3 強調表示されている、編集するルートのキーの名前をクリックします。
[Route Table: <ルート テーブル名> ] > [Route] ページが表示されます。
ステップ 4 値を変更します。
ステップ 5 [Update] をクリックします。
ステップ 6 [Cisco Unified SIP Proxy] ヘッダーで、[Commit Candidate Configuration] をクリックして、変更をコミットします。
関連項目
• 「システム設定の管理」
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