SIP スタックの一般的な設定の参照と編集
手順
ステップ 1 [Configure] > [SIP Stack] > [General Settings] を選択します。
一般的な SIP 設定の一覧が示された、[SIP Stack Settings] ページが表示されます。
ステップ 2 表 1 の説明のように、値を更新します。
表 1 SIP スタックの一般的な設定
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SIP Header Compaction |
SIP ヘッダー圧縮をイネーブルにするかどうか。 イネーブルの場合、次の SIP ヘッダーに対して圧縮ヘッダー形式が使用されます。 • Call-ID • Contact • Content-Encoding • Content-Length • Content-Type • From • Subject • To • Via ヘッダー圧縮がディセーブルの場合、ヘッダー形式にかかわらず、すべての発信メッセージで SIP ヘッダー全体が使用されます。 |
SIP Message Logging |
すべての着信および発信 SIP メッセージのロギングをイネーブルにするかどうか。 (注) SIP ロギングをオンにすると、Cisco Unified SIP Proxy のパフォーマンスに大きな影響を与えます。 |
SIP Statistics |
アクティブな SIP キューの統計情報を表示するかどうか。 |
Period Time |
(オプション。[SIP Statistics] をオンにした場合にのみ使用可能)peg-logging 統計情報を収集する頻度を決定します。 |
Reset Time |
(オプション。[SIP Statistics] をオンにした場合にのみ使用可能)peg-logging 統計情報をリセットする頻度を決定します。 |
Max Forwards |
要求が別のサーバに転送できる最大回数を指定します。要求がサーバによって受信されるたびに、この値が 1 減ります(要求に Max Forwards ヘッダーがない場合は、値に 1 が追加されます)。値が 0 になると、サーバは 483(Too Many Hops)応答で応答し、トランザクションを終了します。 Max Forwards ヘッダー フィールドを使用して、ネットワーク内の転送ループを検出できます。 指定できる値は 0 ~ 255 です。デフォルト値は 70 です。 (注) このコマンドの値は 10 以上 100 以下に設定することを推奨します。 |
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Reject |
サーバが過負荷状態になったときに 503 (Server Unavailable)応答を送信するようにサーバを設定します。 |
Retry After |
(オプション。[Reject] を選択した場合にのみ使用可能) 送信者がトランザクションを再度試行できる場合に指定する、503(Server Unavailable)応答の SIP Retry-After ヘッダー フィールドの送信秒数。このオプションを指定しない場合、503 (Server Unavailable)応答に Retry-After ヘッダー フィールドが含まれません。指定できる最小値は 0 です。デフォルト値は 0 です。 |
Redirect |
サーバが過負荷状態になったときに 300(Redirect)応答を送信するようにサーバを設定します。 |
IP Address |
(オプション。[Redirect] を選択した場合にのみ使用可能) SIP Contact ヘッダー フィールドで送信されるリダイレクト インターフェイス ホスト名または IP アドレスです。以降の要求はこのアドレスでサーバにリダイレクトされます。 |
Port |
(オプション。[Redirect] を選択した場合にのみ使用可能) リダイレクト ホストのポート。有効な範囲は 1024 ~ 65535 です。デフォルトは 5060 です。 |
Transport Type |
(オプション。[Redirect] を選択した場合にのみ使用可能)リダイレクト ホストにより使用される転送プロトコルです。UDP、TCP、または TLS の場合があります。 |
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DNS SRV Lookups |
SIP DNS SRV ルックアップ コマンドを設定します。 |
DNS NAPTR Lookups |
ドメイン ホスト名/IP アドレス マッピングの、DNS NAPTR の使用をイネーブルにします。 |
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Idle Connection Timeout |
キープアライブ プローブの送信前に渡すことができる、アイドル時間の長さを設定します。 |
Maximum Connections |
TCP/TLS 接続の最大数を設定します。TCP/TLS 接続が最大数に達した場合、パッシブ(着信)接続は受け入れられず、追加のアクティブ(発信)接続は行うことができます。 |
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TLS Settings |
他の SIP エンティティとの SIP Transport Layer Security(TLS; トランスポート層セキュリティ)接続の使用をイネーブルにします。これによって、インターネット経由のセキュアな通信が実現されます。 イネーブルまたはディセーブルのいずれかに設定できます。 |
ステップ 3 [Update] をクリックします。
関連項目
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エイリアス FQDN の追加と削除
手順
ステップ 1 [Configure] > [SIP Stack] > [Alias FQDNs] を選択します。
[Alias FQDNs] ページが表示されます。
ステップ 2 エイリアス FQDN を追加するには、次の操作を実行します。
a. 名前を入力します。
b. [Add Alias] をクリックします。
ステップ 3 エイリアス FQDN を削除するには、次の操作を実行します。
a. 削除するエイリアス FQDN の名前の横にあるボックスをオンにします。
b. [Remove] をクリックします。
関連項目
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信頼できるピアの追加と削除
この手順では、1 つまたは複数の SIP TLS の信頼できるピアが作成されます。リモート側の ID と、信頼できる設定済みのピアの ID が一致しない限り、TLS 接続の確立は失敗します。信頼できるピアが設定されていない場合、TLS ハンドシェイクが成功すれば、接続は受け入れられます。
手順
ステップ 1 [Configure] > [SIP Stack] > [TLS Trusted Peers] を選択します。
[TLS Trusted Peers] ページが表示されます。
ステップ 2 TLS の信頼できるピアを追加するには、次の操作を実行します。
a. 名前を入力します。
b. [Add Trusted Peer] をクリックします。
ステップ 3 TLS の信頼できるピアを削除するには、次の操作を実行します。
a. 削除する TLS の信頼できるピアの名前の横にあるボックスをオンにします。
b. [Remove] をクリックします。
関連項目
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