バージョン 8.x のトレースについて
Cisco Unity Connection Serviceability トレースは、次のような方法で、問題の解決に役立てることができます。
• Connection コンポーネントに対してトレースを実行したときに作成されるログ ファイルの最大数や最大サイズなどのログ ファイル パラメータをコンポーネントごとに指定できます。
• マイクロ トレースと、必要なマイクロ トレース情報のレベルを有効にできます。
• マクロ トレース(事前に選択されたマイクロ トレースのグループ)と、必要なマクロ トレース情報のレベルを有効にできます。
ログ ファイルを設定してトレースを有効にしたら、次のいずれかの方法でトレース ログ ファイルを収集できます。
• Real-Time Monitoring Tool(RTMT)内の Trace and Log Central オプションを使用して。詳細については、『 Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool Administration Guide 』の「Working with Trace and Log Central」の章(「Tools for Traces, Logs, and Plug-Ins」内)を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。
• Command Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)を使用して。詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions 』を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。
(注) マクロ トレースまたはマイクロ トレースを有効にすると、システム性能が低下します。トラブルシューティングの目的以外では、トレースを有効にしないでください。
バージョン 8.x のトレース ログ ファイルの設定
Cisco Unity Connection サービスのトレース ログ ファイルを設定するには、この項の手順を実行します。
(注) トレース情報がログ ファイルに書き込まれるようにするには、まず、選択された領域にトラブルシューティング情報を提供するマイクロ トレースまたはマクロ トレースを有効にする必要があります。
バージョン 8.x のトレース ログ ファイルを設定するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability で、[Trace] > [Configuration] を選択します。
[Trace Configuration] ページが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウンボックスで、該当する Connection または Cisco Unified CMBE サーバを選択して、[Go] を選択します。
ステップ 3 [Component] ドロップダウンボックスで、トレース ログ ファイルを設定するコンポーネントを選択して、[Go] を選択します。
(注) ドロップダウンボックスにすべてのコンポーネントが表示されます(アクティブと非アクティブ)。
ステップ 4 [Maximum No. of Files] フィールドに、このコンポーネント用に作成するトレース ログ ファイルの最大数を入力します。
ステップ 5 [Maximum File Size] フィールドに、このコンポーネント用に作成するトレース ログ ファイルのサイズ限界(MB 単位)を入力します。
ステップ 6 デフォルト設定に戻す場合は、[Set Default] を選択します。それ以外の場合は、次のステップに進みます。
ステップ 7 [Save] を選択します。
ステップ 8 このコンポーネントの古いトレース ログ ファイルを新しいトレース ログ ファイルで置き換えるには、[Restart Log Files] を選択します。
バージョン 8.x のマイクロ トレースの有効化
マイクロ トレースは、特定の Cisco Unity Connection コンポーネントに伴う問題のトラブルシューティング中に有効にします。たとえば、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)内の Alert Central ツールで通知エラーが発生した場合は、Notifier トレースを有効にします。ただし、トレースを実行すると、システム性能とハードディスク スペースに影響する可能性があることに注意してください。
(注) マイクロ トレースを有効にすると、システム性能が低下します。トラブルシューティングの目的以外では、トレースを有効にしないでください。
バージョン 8.x のマイクロ トレースを有効にするには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability で、[Trace] > [Micro Traces] を選択します。
[Micro Traces] ページが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウンボックスで、該当する Connection または Cisco Unified CMBE サーバを選択して、[Go] を選択します。
ステップ 3 [Micro Trace] ドロップダウンボックスで、有効にするマイクロ トレースを選択して、[Go] を選択します。
ステップ 4 [Micro-Trace Levels] の下で、有効にするマイクロ トレース レベルに対応するチェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [Save] を選択します。
ヒント Connection の問題を解決するには、Cisco Unity Connection Serviceability と Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にしなければならない場合があります。Connection コンポーネントをトラブルシューティングするには、Cisco Unity Connection Serviceability でトレースを有効にします。同様に、Cisco Unified Serviceability でサポートされているサービスをトラブルシューティングするには、Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にします。Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にする方法については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。このドキュメントは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。
バージョン 8.x で使用可能なマイクロ トレース
表 3-1 に、使用可能なマイクロ トレース、それぞれの分析対象の説明、およびそれぞれのトレース ログのファイル名を示します。
表 3-1 バージョン 8.x のマイクロ トレース
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Arbiter |
コールに使用されるカンバセーション、ポート、およびコール ルーティング ルール |
diag_CuCsMgr_*.uc |
AudioStore |
Media Master を使用してオーディオ ストリームを再生または録音する Web ベースのアプリケーションで使用されるオーディオ録音サービス |
diag_Tomcat_*.uc |
AxlAccess |
電話機に関する特性を取得または設定するための AXL サーバとのデータのやり取り |
diag_Tomcat_*.uc |
BulkAdministrationTool |
複数のユーザまたはシステム連絡先の作成、更新、および削除に使用される Bulk Administration Tool |
diag_Tomcat_*.uc |
CCL |
カレンダー機能の会議情報の取得 |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuGalSvc_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
CDE |
カンバセーション エンジンとカンバセーション イベント |
diag_CuCsMgr_*.uc |
CDL |
データベースからの情報の取得 |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
CiscoPCA |
Cisco Personal Communications Assistant(Cisco PCA) |
diag_Tomcat_*.uc |
CML |
Cisco Unity Connection メッセージ ストアからのメッセージの取得、テキスト/スピーチ機能を使用して電子メール メッセージを読み取るための Exchange サーバからのメッセージの取得(IMAP を使用) |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuNotifier_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
Common |
Cisco Unity Connection サービスで共有されたコンポーネントの低水準アクティビティ |
<任意> |
ConfigData |
データベース内で更新された設定データの検出 |
<任意> |
ConvRoutingRules |
Arbiter からコールがルーティングされるカンバセーション |
diag_CuCsMgr_*.uc |
ConvSub |
ユーザのアクティビティと使用状況 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
CsLicense |
ライセンス処理に関連した機能 |
diag_CuLicSvr_*.uc |
CsMalUmss |
CML、Notifier、および IMAP サーバによるメッセージ ストアへのアクセス |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
CsWebDav |
Exchange に関連したカレンダー アクティビティ |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuGalSvc_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
Cuals |
ユーザを追加するための Web サービスのアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
Cuca |
Cisco Unity Connection Administration のアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
CuCcmSynchronizationTasks |
Cisco Unified CM からのユーザ データの同期化 |
diag_Tomcat_*.uc |
CuCmDbEventListener |
Cisco Unified CM データベース上の変更の検出 |
diag_CuCmDbEventListener_*.uc |
CuCsMgr |
Cisco Unity Connection の主要プロセス、Connection の起動と停止 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
CuDbProxy |
Cisco Unity Connection クラスタのデータベース レプリケーション |
diag_CuDbProxy_*.uc |
CuEncrypt |
暗号化(メッセージングを除く)と暗号化監査ログ |
<任意> |
CuESD |
Cisco Unity Connection の外部サービス診断ツールのアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
CuFileSync |
Cisco Unity Connection クラスタのファイル レプリケーション |
diag_CuFileSync_*.uc |
CuGal |
Exchange からのカレンダーおよび連絡先情報の取得 |
diag_CuGalSvc_*.uc |
CuImapSvr |
IMAP クライアントによるボイス メッセージへのアクセス |
diag_CuImapSvr_*.uc |
CuReplicator |
デジタル ネットワーキングのレプリケーション (注) Debug Traces および Debug Statistics のマイクロ トレース レベルでは大量のログ エントリが生成される場合があるため、これらのマイクロ トレース レベルを有効にする期間は 1 時間以内にすることをお勧めします。 |
diag_CuReplicator_*.uc |
CuService |
Cisco Unity Connection Serviceability のアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
CuSnmpAgt |
Cisco Unity Connection SNMP サブエージェントのアクティビティ |
diag_CuSnmpAgt_*.uc |
DataSysAgentTasks |
Data SysAgent タスク |
diag_CuSysAgent_*.uc |
DbEvent |
データベース変更のコンポーネント通知 |
<任意> |
DPAPI |
診断ポータル アプリケーション プログラミング インターフェイス Web サービスのアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
FailureConv |
システム エラーが発生した場合の障害カンバセーションの有効化 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
Feeder |
サイト間ネットワーキングでは、ローカル サイトの変更追跡データベースでディレクトリ変更をチェックし、リモート サイト ゲートウェイの Reader タスクからのポーリング要求に応答します。 |
diag_Tomcat_*.uc |
FeedReader |
サイト間ネットワーキングでは、定期的に、リモート サイト ゲートウェイで最後のポーリング インターバル以降のディレクトリ変更をポーリングします。 |
diag_Tomcat_*.uc |
LicenseClient |
ライセンス管理に関連した機能 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
Logger |
トレース、ログ、およびイベントの書き込み |
<任意> |
MediaMasterControl |
クライアントワークステーション上の Media Master |
diag_Tomcat_*.uc |
MediaMasterUMS |
Media Master と AudioStore 間のストリーム オーディオ録音を処理する UMS サービス |
diag_Tomcat_*.uc |
MediaMasterWeb |
Media Master を備えた Web ベース アプリケーションで使用される Web ページ レンダリング モジュール |
diag_Tomcat_*.uc |
MessageEventService |
メッセージの到着または削除の検出 |
diag_Tomcat_*.uc |
MiuAdm |
ボイス メッセージ ポートのテストと証明書の生成に関連した Cisco Unity Connection Administration の機能 |
diag_Tomcat_*.uc |
MiuCall |
Miu とカンバセーション間のプロセス |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MiuDatatbase |
データベースへのアクセスに関連したメディア アクティビティ |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MiuGeneral |
Telephone User Interface(TUI; 電話ユーザ インターフェイス)経由のコール追跡、呼制御機能、Message Waiting Indicator(MWI; 通話待ち指示器)のオン/オフの切り替え、通知機能とアウトダイヤル機能、基本メディアまたは WAV ファイルの使用状況 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MiuIO |
TAPI(回線交換または Cisco Unified CallManager)連動でのメディアまたは WAV ファイルの使用状況 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MiuMethods |
着信コールの処理、呼制御、MWI のオン/オフの切り替え、通知機能とアウトダイヤル機能、メディアまたは WAV ファイルの使用状況 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MiuSIP |
SIP 呼制御 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MiuSIPStack |
呼制御に関する低水準 SIP 相互作用 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MiuSkinny |
SCCP 呼制御 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MiuTranscode |
トランスコーディングに関連した低水準メディア機能 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
Mixer |
メディアおよびテキスト/ スピーチ機能に関連した低水準アクティビティ |
diag_CuMixer_*.uc |
Monitor |
コール中のボイス メッセージ ポートのステータスとコール処理の監視、Real-Time Monitoring Tool にポート ステータスを表示するためのサーバ側機能 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
MTA |
メッセージ ストアへのボイス メッセージの配信 |
diag_MTA_*.uc |
Notifier |
メッセージと選択されたイベントの通知、MWI のオン/オフの切り替え |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuNotifier_*.uc |
PCAMeetingPlace |
カレンダー機能の MeetingPlace に関連した Cisco Personal Communications Assistant のアクティビティ |
diag_Tomcat_*.u |
PCAUnifiedCM |
Cisco Unified Communications Manager 連動に関連した Cisco Personal Communications Assistant のアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
PhoneManager |
IP 電話アプリケーションの管理 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
PhraseServer |
再生するプロンプトとユーザ DTMF 入力、ログはファイルに書き込まれる |
diag_CuCsMgr_*.uc |
PhraseServerToMonitor |
再生するプロンプトとユーザ DTMF 入力、ログはモニタに出力される |
diag_CuCsMgr_*.uc |
ReportDataHarvester |
レポート データベース内のエントリに対するデータ ログ ファイルの内容の変換 |
diag_CuReportDataHarvester_*.uc |
ResourceLoader |
GUI での選択された言語の使用、製品またはメッセージ情報を使用した文字列入力 |
<任意> |
ResourceManager |
使用可能なリソースを監視し、必要に応じて Arbiter に提供 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
RoutingRules |
コール ルーティングの決定 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
RSS |
RSS クライアントからのボイスメールの確認に使用される RSS フィード |
diag_Tomcat_*.uc |
RulesEngine |
コール中に行われるユーザのパーソナル着信転送ルールの評価 |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
SMTP |
SMTP 機能 |
diag_SMTP_*.uc |
SocketPoolHelper |
IMAP サーバへのソケット接続 |
<任意> |
SRM |
クラスタ管理に関連した機能 |
diag_CuSrm_*.uc |
SslInit |
OpenSSL を使用するコンポーネントの初期化手順 |
<任意> |
SttClient |
音声テキスト変換が必要なメッセージの検出、変換したテキストを元のメッセージへ添付 |
diag_MTA_*.uc |
SttService |
Cisco Unity Connection と外部のサードパーティ音声テキスト変換サービスとの通信 |
diag_SttService_*.uc |
SysAgent |
管理者が入力したシステム タスク(MWI の再同期化など)をスケジュールするシステム エージェント コンポーネント |
diag_CuSysAgent_*.uc |
TaskRequest |
タスク管理ツールに関連した機能 |
diag_CuSysAgent_*.uc |
TextToSpeech |
テキスト/スピーチ機能のアクティビティ |
diag_CuCsMgr_*.uc |
ThreadPool |
プロセッサによるスレッドの使用 |
<任意> |
TimerHelper |
Conversation Manager コンポーネントで使用されるタイマー |
<任意> |
TranscodeWeb |
着信オーディオ ストリームを Cisco Unity Connection で使用されるオーディオ形式に変換する Web サーバ オーディオ形式変換ユーティリティ |
diag_Tomcat_*.uc |
TRaP |
クライアントが電話機を録音および再生デバイスとして使用できるようにする Telephone Record and Playback(TRaP; 電話での録音と再生) |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
UmssSysAgentTasks |
System Agent コンポーネントのメッセージ タスク |
diag_CuSysAgent_*.uc |
UnityAssistant |
Cisco Personal Communications Assistant 内の Messaging Assistant Web ツールのアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
UnityInbox |
Cisco Personal Communications Assistant 内の Messaging Inbox Web ツールのアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
UnityPCTR |
Cisco Personal Communications Assistant 内の Cisco Unity Connection Personal Call Transfer Rules Web ツールのアクティビティ |
diag_CuCsMgr_*.uc |
VirtualQueue |
コール キューイング |
diag_CuCsMgr_*.uc |
VMREST |
Representational State Transfer(REST)API クライアントとのデータのやり取り |
diag_Tomcat_*.uc |
VMWS |
ボイス メッセージ Web サービスとのデータのやり取り |
diag_Tomcat_*.uc |
VUI |
ボイス ユーザ インターフェイス |
diag_CuCsMgr_*.uc |
バージョン 8.x のマクロ トレースの有効化
マクロ トレース(事前に選択されたマイクロ トレースのセット)は、Connection 機能の一般的な領域をトラブルシューティング中に有効にします。たとえば、MWI 問題が発生した場合は、Traces for MWI Problems マクロ トレースを有効にします。ただし、トレースを実行すると、システム性能とハードディスク スペースに影響する可能性があることに注意してください。
注意 マクロ トレースを有効にすると、システム性能が低下します。トラブルシューティングの目的以外では、トレースを有効にしないでください。
マクロ トレースを有効にするには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability で、[Trace] > [Macro Traces] を選択します。
[Macro Traces] ページが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウンボックスで、該当する Connection または Cisco Unified CMBE サーバを選択して、[Go] を選択します。
ステップ 3 有効にするマクロ トレースのチェックボックスをオンにします。
ステップ 4 マクロ トレースを展開して、有効にするレベルに対応するチェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [Save] を選択します。
ヒント Connection の問題を解決するには、Cisco Unity Connection Serviceability と Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にしなければならない場合があります。Connection コンポーネントをトラブルシューティングするには、Cisco Unity Connection Serviceability でトレースを有効にします。同様に、Cisco Unified Serviceability でサポートされているサービスをトラブルシューティングするには、Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にします。Cisco Unified Serviceability でトレースを有効にする方法については、『Cisco Unified Serviceability Administration Guide』を参照してください。このドキュメントは、http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。
バージョン 8.x で使用可能なマクロ トレース
表 3-2 に、使用可能なマクロ トレース、それぞれの分析対象の説明、およびそれぞれのトレース ログのファイル名を示します。
表 3-2 バージョン 8.x のマクロ トレース
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Call Flow Diagnostics |
Cisco Unity Connection 経由のコール フロー |
diag_CuCsMgr_*.uc |
Message Tracking Traces |
メッセージ処理、メッセージを処理するオブジェクト(配信から削除まで) |
diag_CuSysAgent_*.uc diag_MTA_*.uc diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuImapSvr_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
Call Control (Miu) Traces |
呼制御機能 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
Traces for MWI Problems |
MWI のオン/オフの切り替え |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuNotifier_*.uc |
Traces for Other Notification Problems |
通知機能とアウトダイヤル機能 |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuNotifier_*.uc |
Unity Startup |
Cisco Unity Connection 起動機能 |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuNotifier_*.uc |
Conversation Traces |
カンバセーションの使用状況 |
diag_CuCsMgr_*.uc |
Voice User Interface/Speech Recognition Traces |
Voice user interface(VUI; ボイス ユーザ インターフェイス) |
diag_CuCsMgr_*.uc |
Media (Wave) Traces |
メディアおよび WAV ファイルの使用状況 |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuMixer_*.uc |
Text to Speech (TTS) Traces |
テキスト/ スピーチ(TTS)機能、TTS とデータをやり取りする別の Cisco Unity Connection コンポーネントに関するトレースを記録することもできる |
diag_CuCsMgr_*.uc |
Connection Serviceability Web Service |
Cisco Unified Serviceability のアクティビティ |
diag_Tomcat_*.uc |
ViewMail for Outlook |
Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook クライアントのアクティビティ |
diag_CuCsMgr_*.uc diag_CuImapSvr_*.uc diag_MTA_*.uc diag_Tomcat_*.uc |
Digital Networking |
デジタル ネットワーキング機能 |
diag_CuReplicator_*.uc |