パーソナル グリーティングについて
Cisco Unity Connection では、パーソナル グリーティングを最大 6 つ録音できます。 グリーティングは必要な数だけ有効にすることができます。また、グリーティングの使用期間も指定できます。
多言語システムの場合、複数の言語(システム上で利用可能なデフォルト言語と他の言語)でパーソナル グリーティングを再生するオプションを選択できます。 デフォルト以外の言語のグリーティングを管理するには、電話のキーパッドを使用します。ボイス コマンドは使用できません。
この項では、使用可能なパーソナル グリーティングについて説明しています。 Connection では、有効にしたグリーティングが適切な状況で再生されます。ただし、一部のグリーティングは他のグリーティングより優先されます。
標準グリーティング
このグリーティングは、Connection の管理者が指定した会社の勤務時間中、または他のグリーティングがすべて有効ではない状況において再生されます。
設計上、標準グリーティングはオフにすることができません。
時間外グリーティング
Connection の管理者が指定した会社の営業時間外に、特別なグリーティングを再生したい場合は、このグリーティングを有効にします (たとえば、「申し訳ありませんが、電話に出ることができません。 当社の営業時間は <時間帯> です」)。
時間外グリーティングが有効になっていると、営業時間外の場合に限り、このグリーティングが標準グリーティングより優先されます。
オプション グリーティング
休暇中などの特別な状況を知らせたい場合は、このグリーティングを特定の期間に有効にします (たとえば、「<日付> までオフィスにいません」)。
有効になっている場合、このグリーティングは他のどのグリーティングよりも優先されます。
電話の呼び出し音を鳴らさずにグリーティングを発信者を再生するかどうか、発信者がグリーティングをスキップできるかどうか、およびオプション グリーティングが有効であるときに発信者がメッセージを残せるかどうかは、Connection の管理者が指定します。 Cisco Unity Assistant Web ツールの [オプション グリーティング]ページには、管理者が使用可能にしている発信者オプションが示されます(ある場合)。 外部の発信者や他の Connection ユーザが内線をダイヤルして直接電話をかけた場合、発信者オプションは適用されません。
ヒント 他の Connection ユーザが電話でメッセージを送信する場合、そのユーザに対してはオプション グリーティングが再生されません。 オプション グリーティングを有効にするときは、自分の名前だけではなく、自分が不在であることを示す情報を録音名に含めるようにすることも検討してください。 録音名は、他のユーザがメッセージの宛先として自分を指定したときや、ディレクトリで自分を検索したときに再生されます (「録音名の変更」を参照してください)。
電話で Connection にログオンした後、オプション グリーティングが有効になっていることを知らせるプロンプトが再生されることもあります。
通話中グリーティング
通話中であることを発信者に知らせたい場合は、このグリーティングを有効にします (たとえば、「現在別の電話に出ています。メッセージを残してください」)。
通話中グリーティングが有効になっていると、通話中の場合に限り、このグリーティングが標準グリーティング、時間外グリーティング、内線グリーティングより優先されます。
一部の電話機では Connection の通話中グリーティングがサポートされない場合があるので注意してください。 詳細については、Connection の管理者に問い合せてください。
内線グリーティング
同僚に知らせたい情報を提供する場合は、このグリーティングを有効にします (たとえば、「本日の正午まで会議室 B にいます」)。
有効になっている場合、内線グリーティングは標準グリーティングおよび時間外グリーティングより優先されます。また、内線グリーティングは、電話に応答しない場合に社内の発信者に対してのみ再生されます。
一部の電話機では内線グリーティングがサポートされない場合があるので注意してください。 詳細については、Connection の管理者に問い合せてください。
祝日グリーティング
祝日に特別なグリーティングを再生する必要がある場合は、このグリーティングを有効にします (たとえば、「本日は祝日でございますので、電話に出ることができません。 <日付> ~ <日付> までオフィスにいません」)。
祝日グリーティングが有効になっていると、営業時間外の場合に限り、このグリーティングが標準グリーティングより優先されます。
現在のグリーティングの再録音
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用して現在のグリーティングを再録音するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 単一言語システムの場合は、メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]を選択します。
または、
多言語システムの場合は、メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]>[<現在のグリーティングを再録音するために使用する言語>]を選択します。
ステップ 3 Connection によって現在のグリーティングが再生された後、指示に従って再録音します。
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。 録音を終了するには、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
電話でボイス コマンドを使用して現在のグリーティングを再録音するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Record my <グリーティング名> greeting」
ステップ 3 録音が終了したら、# を押します。
オプション グリーティングのオンまたはオフ
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してオプション グリーティングをオンまたはオフにするには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 単一言語システムの場合は、メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]を選択します。
または、
多言語システムの場合は、メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]>[<オンまたはオフにするオプション グリーティングに該当する言語>]を選択します。
ステップ 3 # を押して、現在のグリーティングの再生をスキップします。
ステップ 4 指示に従って、オプション グリーティングをオンまたはオフにします。
ステップ 5 オプション グリーティングをオンにした場合は、指示に従って、いつオフにするのかを設定するか、無期限にオンのままにしておきます。
ボイス コマンドを使用してオプション グリーティングをオンまたはオフにするには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Turn on my alternate greeting」(グリーティングは無期限にオンのままになります)、または「 Turn on alternate greeting until <日付> at <時刻> 」
または、
「Turn off my alternate greeting」
グリーティングの変更
パーソナル グリーティングを有効にするときは、その有効期限を指定します。Cisco Unity Connection は、指定された日時になるまで、グリーティングを適切な状況で再生します。その後、グリーティングは自動的に無効になります。たとえば、オプション グリーティングを設定して、休暇から戻ってきた日に再生を止めることができます。
グリーティングは無期限に再生するように設定することもできます。これは、通話中グリーティングや時間外グリーティングを有効にするときに便利です。
次のいずれかを選択して、グリーティングが有効であるときに発信者に対して再生する内容を指定します。
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Connection によって、ユーザが録音したグリーティングが再生されます。
(注) グリーティングを録音しただけでは、そのグリーティングは有効になりません。
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Connection によって、あらかじめ録音されているグリーティングが、録音名とともに再生されます(たとえば、「申し訳ありません。<ユーザ名> は電話に出られません」)。 録音名が登録されていない場合は、Connection がテキスト/スピーチ機能を使用して表示名を読み上げます。 まだ録音されていないグリーティングを有効にした場合は、あらかじめ録音されているシステム グリーティングが再生されます。 |
グリーティングはいつでも無効にすることができます。 グリーティングを無効にすると、録音を消去しなくても、そのグリーティングは再生されなくなります。
ヒント パーソナル グリーティングを録音した後でシステム グリーティングを使用するように設定した場合、録音したグリーティングは電話で使用できなくなります。 新しいパーソナル グリーティングを録音して有効にする必要があります。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してグリーティングを変更するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 単一言語システムの場合は、メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]を選択します。
または、
多言語システムの場合は、メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]>[<変更するグリーティングに該当する言語>]を選択します。
ステップ 3 Connection が現在のグリーティングを再生します。再生をスキップするには、 # を押します。
ステップ 4 指示に従って、変更するグリーティングを選択してから変更を行います。
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。 録音を終了するには、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
ボイス コマンドを使用してグリーティングを変更するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のコマンドを使用してグリーティングを変更し、追加の指示が再生されたらそれに従います。
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標準グリーティングを再生する |
「Play my greeting」 |
特定のグリーティングを再生する |
「Play <グリーティング名> greeting」 |
標準グリーティングを録音または再録音する |
「Record my greeting」 |
時間外グリーティング、オプション グリーティング、通話中グリーティング、内線グリーティング、または祝日グリーティングを録音または再録音する |
「Record my <グリーティング名> greeting」 |
標準グリーティングとしてシステム グリーティングを使用する |
「Use my default greeting」 |
特定のグリーティングとしてシステム グリーティングを使用する |
「Use default <グリーティング名> greeting」 |
グリーティングとして何も使用しない (発信者にはメッセージを残すように合図する発信音のみが再生されます) |
「Play nothing for my <グリーティング名> greeting」 |
無期限にグリーティングを有効にする |
「Turn on <グリーティング名> greeting」 |
特定の日時までグリーティングを有効にする |
「Turn on <グリーティング名> greeting until <日付> at <時刻>」 |
グリーティングを無効にする |
「Turn off <グリーティング名> greeting」 |
ヘルプ |
「Greetings Help」 |
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。 録音を終了するには、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
すべてのグリーティングの再生
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してすべてのグリーティングを再生するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 単一言語システムの場合は、メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]>[全てのグリーティングを再生する]を選択します。
または、
多言語システムの場合は、メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]>[<グリーティングを再生するときに使用する言語>]>[全てのグリーティングを再生する]を選択します。
Connection が 6 つのグリーティングすべてを、現在のグリーティングから順に再生します。
ボイス コマンドを使用してすべてのグリーティングを再生するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Play all greetings」
Connection が 6 つのグリーティングすべてを、現在のグリーティングから順に再生します。 グリーティングごとに、Connection はグリーティングがオンかオフかを通知します。
多言語システムでの追加言語のグリーティングの録音
多言語システムの場合、複数の言語でグリーティングを再生するオプションを選択できます。たとえば、Cisco Unity Connection がフランス語とスペイン語でプロンプトを再生するように設定されている場合、標準グリーティングを両方の言語で録音して、スペイン語を話す発信者とフランス語を話す発信者にそれぞれの言語でグリーティングを再生することができます。
システムに対応する言語でグリーティングが録音されていない場合、Connection は、その言語に関連付けられた通話に対してシステム グリーティングを再生します。 たとえば、標準グリーティングをスペイン語ではなくフランス語で録音した場合、スペイン語を話す発信者に対してはシステム グリーティングが再生され、フランス語を話す発信者に対してはユーザが録音したフランス語のグリーティングが再生されます。
録音するグリーティングの言語を選択すると、Connection は同じ言語で[グリーティング]メニュー オプションを再生します。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用して追加言語のグリーティングを録音するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 メイン メニューで、[設定オプション]>[グリーティング]>[<録音するグリーティングに該当する言語>]を選択します。
ステップ 3 Connection が現在のグリーティングを再生します。再生をスキップするには、 # を押します。
ステップ 4 指示に従って、録音するグリーティングを選択して録音します。
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。 録音を終了するには、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
ボイス コマンドを使用して追加言語のグリーティングを録音するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Setup」 (インプット スタイルが一時的に電話のキーパッドに切り替わります)。
ステップ 3 電話のキーパッドで、[グリーティング]>[<録音するグリーティングに該当する言語>]を選択します。
ステップ 4 Connection が現在のグリーティングを再生します。再生をスキップするには、 # を押します。
ステップ 5 指示に従って、録音するグリーティングを選択して録音します。
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。 録音を終了するには、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
ヒント インプット スタイルをボイス コマンドに戻すには、「Voice Command Conversation」というプロンプトが聞こえるまで * を押し続けます。