Cisco Unity Connection の呼び出し
Cisco Unity Connection は、社内の自分専用の電話、社内の別の電話、または社外の電話から呼び出すことができます。
Cisco Unity Connection を呼び出すには
ステップ 1 適切な電話番号をダイヤルして Connection を呼び出します。
ステップ 2 社内の別の電話または社外の電話から電話している場合は、Connection の応答後、 * を押してください。
ステップ 3 指示に従って ID を入力し、# を押します。
ステップ 4 Connection パスワードを入力し、 # を押します。
(注) 音声認識オプションを使用している場合は、パスワードを発音で入力するか、電話のキーパッドで入力するかを尋ねられる場合があります。 パスワードを音声で入力するには、1 桁ずつ発音します。 1 回目の試みで Connection がパスワードを認識できない場合は、キーパッドでパスワードを入力する必要があります (セキュリティ上の理由により、パスワードは音声で入力するよりも電話のキーパッドで入力する方が安全ですが、このオプションはいつでも使用できます)。
ボイス メッセージの送信
ボイス メッセージは、内線番号をダイヤルすることなく、他の Cisco Unity Connection ユーザに送信できます。 相手の邪魔をしたくない場合や、電話で会話をする時間がない場合は、ボイス メッセージを使用すると便利です。 また、ボイス メッセージは、電子メールで伝わりにくい用件を伝達する場合にも役立つことがあります。
ボイス メッセージでは、1 人または複数の受信者、プライベート同報リスト、およびシステム同報リストを宛先として指定できます。 メッセージの宛先を指定するには、使用するインプット スタイルに応じて、Connection ユーザまたは同報リストの名前を発音するか、電話のキーパッドを使用してユーザまたはリストの名前、あるいは内線番号またはリスト番号を入力します。
次の特別な送信オプションが利用できます。
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メッセージに緊急のマークを付けて、Connection がそのメッセージを通常メッセージの前に送信するようにします。 |
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受信確認を要求して、受信者がメッセージを開いたときに Connection が発信者に通知するようにします。
(注) Connection の電話メニューで受信確認を要求できる場合でも、すべてのタイプの受信確認を受け取れるとは限りません。 Connection の管理者に、システムがユーザに対して受信確認を送信するように設定されているかどうかを問い合せてください。
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メッセージにプライベートのマークを付けて、そのメッセージを機密扱いする必要があることを受信者がわかるようにします。Connection ユーザは、プライベート メッセージを電話から転送することはできません。 |
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してボイス メッセージを送信するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 メイン メニューで、[メッセージを送信]オプションを選択します。
ステップ 3 指示に従って、ボイス メッセージの録音、宛先の指定、送信を行います。
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。 録音を終了するには、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
ヒント • メッセージの宛先指定中に、名前の入力と番号の入力を切り替えるには、## を押します(メッセージの宛先にプライベート同報リストを指定する場合は、番号の入力に切り替える必要があります)。
• 宛先指定のエントリに複数のユーザが一致する場合は、すばやく移動できる一致リストが Connection によって再生されます。 リストから受信者を選択するには # を押します。前の名前に戻るには 7 を、次の名前に進むには 9 を押します。リストの先頭に戻るには 77 を、リストの最後に進むには 99 を押します。
ボイス コマンドを使用してボイス メッセージを送信するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Send a message」
メッセージの受信者がわかっている場合や、メッセージのプロパティを指定する場合は、ここで次のように発音することができます。 たとえば、「Send an urgent message to Tim Smith」や「Send a private message」と発音します。
ステップ 3 メッセージを録音します。 終了後、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。
ステップ 4 指示に従って、メッセージ受信者の名前を発音します。 メッセージは他の Connection ユーザおよび同報リストに送信できます。
追加するつもりのない受信者が Connection によって追加された場合は、「Remove」と発音して最後に追加された受信者を削除します。
ヒント • すばやく宛先を指定するには、Connection による確認メッセージが終了する前に、次の受信者の名前を発音します。
• 受信者を追加するために一時的に電話のキーパッドを使用するように切り替えるには、 9 を押します。 受信者を追加すると、Connection は音声認識モードに戻ります。
ステップ 5 指示に従い、次のボイス コマンドを使用してメッセージを終了します。
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以後のアクションに関する Connection のプロンプトを終了する |
「Done」 |
メッセージを送信する |
「Send」 |
受信者のリストを確認する |
「Review recipients」 |
メッセージ受信者のリストを編集する |
「Edit recipients」 |
他の受信者を追加する |
「Add names」 |
録音されたメッセージを編集する |
「Change recording」 |
メッセージ プロパティを確認する |
「Review message properties」 |
メッセージに緊急のマークを付ける |
「Set urgent」 |
メッセージにプライベートのマークを付ける |
「Set private」 |
メッセージに緊急およびプライベートのマークを付ける |
「Set urgent and private」 |
メッセージに受信確認を設定する |
「Set return receipt」 |
将来の日時にメッセージを配信する メッセージをいつ配信すればよいかを尋ねられたら、「Today」、「Tomorrow」、曜日、または暦日と時刻を発音します。 将来の配信キューにメッセージを入れる準備ができたら、「Send」と発音する必要があります。 |
「Future delivery」 |
将来の配信をキャンセルする |
「Cancel future delivery」 |
録音されたメッセージおよびメッセージ プロパティを確認する |
「Review message」 |
メッセージの確認
新しいメッセージおよび開封済みメッセージは電話で確認できます。 新規のボイス メッセージを一度再生すると、そのメッセージは保存されます。
新しいメッセージおよび開封済みメッセージは、メッセージの再生中に、またはメッセージ全体を聞き終えた後で削除できます。
メッセージ保存ポリシーを適用するようにシステムが設定されているかどうかを Connection の管理者に確認し、そのように設定されている場合は、メッセージが完全に削除されるまでの期間を確認してください (Connection は、メッセージ保存ポリシーが適用されることを通知しません。また、このポリシーを実行した結果、メッセージが完全に削除されることも警告しません)。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してメッセージを確認するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 メイン メニューで、適切なメニュー オプション([新しいメッセージの再生]または[古いメッセージを確認])を選択します。
ステップ 3 指示に従い、メッセージを再生して管理します。
ボイス コマンドを使用してメッセージを確認するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Play Messages」。この場合、Connection は、新しいメッセージおよび開封済みメッセージの合計数を通知し、新しいボイス メッセージ、電子メール、および受信確認をすべて再生してから、開封済みメッセージを再生します。
または、
聞きたいメッセージのタイプを選択するには、次のコマンドを使用します。
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新規および開封済みのボイス メッセージ、電子メール、または受信確認を再生する |
「Play <voice messages/e-mails/receipts>」 |
該当なし |
すべての新規メッセージを再生する |
「Play new messages」 |
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Connection ユーザからの新しいボイス メッセージ、開封済みボイス メッセージ、または削除されたボイス メッセージを再生する |
「Play <new/saved/deleted> messages from <ユーザ名>」 |
該当なし |
開封済みボイス メッセージ、電子メール、または受信確認を再生する 1 |
「Play saved <voice messages/e-mails/receipts>」 |
該当なし |
すべての開封済みメッセージを再生する |
「Play saved messages」 |
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削除されたボイス メッセージ、電子メール、または受信確認を再生する 1 |
「Play deleted <voice messages / e-mails / receipts>」 |
該当なし |
削除されたメッセージをすべて再生する |
「Play deleted messages」 |
該当なし |
ステップ 3 メッセージの聞き取り後にメッセージを管理するには、指示に従って次のボイス コマンドを使用します。
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再度メッセージを再生する |
「Repeat」 |
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前のメッセージを再生する |
「Previous」 |
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次のメッセージを再生する |
「Next」 |
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開封済みメッセージとして保存/復元する |
「Save」 |
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メッセージを削除する |
「Delete」 |
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メッセージに返信する |
「Reply」 |
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全員に返信する |
「Reply all」 |
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元のメッセージを再送する(不達受信確認のみ) |
「Resend」 |
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送信者を呼び出す |
「Call sender」 |
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メッセージを転送する |
「Forward」 |
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新規メッセージとして保存/復元する 1 |
「Mark new」 |
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メッセージを巻き戻す |
該当なし |
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メッセージ プロパティを再生する |
「Message properties」 |
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メッセージへの返信
メッセージに返信する場合は、送信者だけに返信するか、送信者および他のすべての受信者に返信するかを選択できます。また、受信者を追加することもできます。 元のメッセージを再送信することによって、不達確認(NDR)メッセージに返信することもできます。
「Unity Connection Messaging System」からのメッセージは、発信者が Connection ユーザでないか、またはメッセージを残したときに Connection ユーザとしてログオンしていなかったことを意味します。このような発信者からのメッセージには返信できません。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してボイス メッセージに返信するには
ステップ 1 メッセージの再生後、[返信]または[全員に返信]を選択します。
ステップ 2 指示に従って、録音、受信者の追加、返信の送信を行います。
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。 録音を終了するには、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
ヒント • メッセージの宛先指定中に、名前の入力と番号の入力を切り替えるには、## を押します(メッセージの宛先にプライベート同報リストを指定する場合は、番号の入力に切り替える必要があります)。
• 宛先指定のエントリに複数のユーザが一致する場合は、すばやく移動できる一致リストが Connection によって再生されます。 リストから受信者を選択するには # を押します。前の名前に戻るには 7 を、次の名前に進むには 9 を押します。リストの先頭に戻るには 77 を、リストの最後に進むには 99 を押します。
ステップ 3 返信を送信後、指示に従って元のメッセージを処理します。
ボイス コマンドを使用してボイス メッセージに返信するには
ステップ 1 メッセージの聞き取り後、次のように言います。
送信者に返信するには、「Reply」と発音します。
または、
送信者およびすべてのメッセージ受信者に返信するには、「Reply all」と発音します。
ステップ 2 返信を録音します。 録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。
終了後、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
ステップ 3 指示に従って、次のボイス コマンドを使用して返信を終了します。
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以後のアクションに関する Connection のプロンプトを終了する |
「Done」 |
返信を送信する |
「Send」 |
受信者のリストを確認する |
「Review recipients」 |
返信受信者のリストを編集する |
「Edit recipients」 |
録音された返信を編集する |
「Change recording」 |
返信プロパティを確認する |
「Review message properties」 |
返信に緊急のマークを付ける |
「Set urgent」 |
返信にプライベートのマークを付ける |
「Set private」 |
返信に緊急およびプライベートのマークを付ける |
「Set urgent and private」 |
返信に受信確認を設定する |
「Set return receipt」 |
将来の日時に返信を配信する メッセージをいつ配信すればよいかを尋ねられたら、「Today」、「Tomorrow」、曜日、または暦日と時刻を発音します。 将来の配信キューにメッセージを入れる準備ができたら、「Send」と発音する必要があります。 |
「Mark for future delivery」 |
将来の配信をキャンセルする |
「Cancel future delivery」 |
他の受信者を追加する |
「Add names」 |
録音された返信および返信プロパティを確認する |
「Review message」 |
ステップ 4 返信を送信後、指示に従って元のメッセージを処理します。
メッセージの転送
プライベートのマークが付いているメッセージを電話から転送することはできません。 このメッセージには、Connection ユーザがプライベートのマークを付けたボイス メッセージも含まれます。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してメッセージを送信するには
ステップ 1 メッセージの再生後、[メッセージの転送]オプションを選択します。
ステップ 2 指示に従って、音声コメントの録音、宛先の指定、転送されたメッセージの送信を行います。
録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。 録音を終了するには、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
ヒント • メッセージの宛先指定中に、名前の入力と番号の入力を切り替えるには、## を押します(メッセージの宛先にプライベート同報リストを指定する場合は、番号の入力に切り替える必要があります)。
• 宛先指定のエントリに複数のユーザが一致する場合は、すばやく移動できる一致リストが Connection によって再生されます。 リストから受信者を選択するには # を押します。前の名前に戻るには 7 を、次の名前に進むには 9 を押します。リストの先頭に戻るには 77 を、リストの最後に進むには 99 を押します。
ステップ 3 転送するメッセージを送信後、指示に従って元のメッセージを処理します。
電話でボイス コマンドを使用してメッセージを転送するには
ステップ 1 メッセージの再生後、「Forward」と発音します。
ステップ 2 必要に応じて、転送するメッセージに音声コメントを録音します。 録音を一時停止または再開するには、 8 を押します。
終了後、 # を押すか、数秒間無音の状態にします。
ステップ 3 指示に従って、メッセージ受信者の名前を発音します。
追加するつもりのない受信者が Connection によって追加された場合は、「Remove」と発音して最後に追加された受信者を削除します。
ヒント • すばやく宛先を指定するには、Connection による確認メッセージが終了する前に、次の受信者の名前を発音します。
• 受信者を追加するために一時的に電話のキーパッドを使用するように切り替えるには、 9 を押します。 受信者を追加すると、Connection は音声認識モードに戻ります。
ステップ 4 指示に従って、次のボイス コマンドを使用して転送メッセージを終了します。
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以後のアクションに関する Connection のプロンプトを終了する |
「Done」 |
転送メッセージを送信する |
「Send」 |
受信者のリストを確認する |
「Review recipients」 |
転送メッセージの受信者のリストを編集する |
「Edit recipients」 |
録音された音声コメントを編集する |
「Edit message」 |
転送メッセージのプロパティを確認する |
「Review message properties」 |
転送メッセージに緊急のマークを付ける |
「Set urgent」 |
転送メッセージにプライベートのマークを付ける |
「Set private」 |
転送メッセージに緊急およびプライベートのマークを付ける |
「Set urgent and private」 |
転送メッセージに受信確認を設定する |
「Set return receipt」 |
将来の日時に転送メッセージを配信する メッセージをいつ配信すればよいかを尋ねられたら、「Today」、「Tomorrow」、曜日、または暦日と時刻を発音します。 将来の配信キューにメッセージを入れる準備ができたら、「Send」と発音する必要があります。 |
「Mark for future delivery」 |
将来の配信をキャンセルする |
「Cancel future delivery」 |
他の受信者を追加する |
「Add names」 |
録音された音声コメントおよび転送メッセージのプロパティを確認する |
「Review message」 |
ステップ 5 転送するメッセージを送信後、指示に従って元のメッセージを処理します。
受信確認の管理
Cisco Unity Connection を使用する際、 表1 に示されているように、いくつかの異なるタイプの受信確認を管理できます。どの受信確認を使用するよう設定されているかは、Connection 管理者に問い合せてください。
表1 Cisco Unity Connection 受信確認
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開封 |
受信者がメッセージを再生すると、通知される受信確認メッセージ。 |
不達(NDR) |
メッセージを目的の受信者に配信できなかった場合に、通知される受信確認メッセージ。 |
メッセージを確認する場合、Connection はその他のメッセージとともに受信確認を再生します。 受信確認を再生および管理する方法は、その他のメッセージの場合と同じですが、不達受信確認(NDR)に対する返信や転送はできません。
開封受信確認では、送信したメッセージを再生した受信者のリストが Connection によって再生されます。NDR では、Connection によって、メールボックスでメッセージを受け入れなかった受信者が示されます。
Connection が NDR を再生した後は、元のメッセージを再生し、それを受信できなかった受信者に再送することができます。音声コメントの録音、受信者リストの修正、メッセージ再送時の配信オプションの変更を実行できます。 メッセージを再送すると、自動的に Connection によって NDR が削除されます。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用して受信確認を管理するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 メイン メニューで、[新しいメッセージの再生]>[受信確認]の順に選択します。
ステップ 3 指示に従って、受信確認を管理します。
ボイス コマンドを使用して受信確認を管理するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「 Play Receipts 」。この場合、Connection は、受信確認の合計数を通知してから、受信確認を再生します。
または、
「Play <new/saved/deleted> receipts」。この場合、Connection は、基準を満たす受信確認の数を通知してから、受信確認を再生します。
ステップ 3 受信確認の聞き取り後に受信確認を管理するには、指示に従って次のボイス コマンドを使用します。
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再度受信確認を再生する |
「Repeat」 |
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開封済みメッセージとして保存/復元する |
「Save」 |
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受信確認を削除する |
「Delete」 |
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元のメッセージを再送する(NDR のみ) |
「Resend」 |
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新規メッセージとして保存する |
「Mark new」 |
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受信確認を巻き戻す |
該当なし |
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受信確認プロパティを再生する |
「Message properties」 |
該当なし |
元のメッセージを再生する(NDR のみ) |
「Play original message」 |
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