プライベート同報リストについて
プライベート同報リストを使用して、ボイス メッセージ受信者のグループを独自に作成できます。ボイス メッセージの宛先にプライベート同報リストを指定すると、そのリストに記載されている全受信者がそのボイス メッセージを受信します。Cisco Unity Connection には、個人用に使用できるプライベート同報リストがいくつか用意されています。
プライベート同報リストにボイス メッセージを送信できるのは、そのリストの所有者だけです。 これを行うには、電話のキーパッドまたはボイス コマンドを使用します。 電子メール アプリケーションでは、メッセージをプライベート同報リストに送ることはできません。
プライベート同報リストの作成
管理できるリストの最大数は、Cisco Unity Connection の管理者が指定します。
(注) 電話を使用して新しいプライベート同報リストを作成することもできますが、Cisco Unity Assistant Web ツールで作成する方が簡単です。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してプライベート同報リストを作成するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 メイン メニューで、[設定オプション]>[メッセージ設定]>[プライベート同報リスト]>[プライベート同報リストの設定状況を確認する]を選択します。
ステップ 3 空のプライベート同報リストの番号を確認します。
ステップ 4 [リストの編集]オプションを選択し、空のリストの番号を入力します。
ステップ 5 「プライベート同報リスト<番号>」というアナウンスの後、指示に従ってリストに名前を追加します。
ステップ 6 名前の追加が終了したら、[リストの名前をもう一度録音する]オプションを選択し、指示に従ってリスト名を録音します。
ボイス コマンドを使用してプライベート同報リストを作成するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Setup」 (インプット スタイルが一時的に電話のキーパッドに切り替わります)。
ステップ 3 電話のキーパッドで、[メッセージ設定]>[プライベート同報リスト]>[プライベート同報リストの設定状況を確認する]の順に選択します。
ステップ 4 空のプライベート同報リストの番号を確認します。
ステップ 5 [リストの編集]オプションを選択し、空のリストの番号を入力します。
ステップ 6 「プライベート同報リスト<番号>」というアナウンスの後、指示に従ってリストに名前を追加します。
ステップ 7 名前の追加が終了したら、[リストの名前をもう一度録音する]オプションを選択し、指示に従ってリスト名を録音します。
ヒント インプット スタイルをボイス コマンドに戻すには、「Voice Command Conversation」というプロンプトが聞こえるまで * を押し続けます。
プライベート同報リストのメンバーの変更
プライベート同報リストに追加できるメンバーの最大数は、Cisco Unity Connection の管理者が指定します。 ディレクトリ内のユーザまたはシステム同報リストはすべて、プライベート同報リストのメンバーとして指定できます。
Connection の設定状況によっては、ディレクトリ外のリモート ボイス メッセージ システム上のユーザにメッセージを送信したり返信したりできる場合があります。 その場合は、リモート連絡先であるこれらのユーザを、プライベート同報リストに含めることもできます。
すでにプライベート同報リストのメンバーとなっているユーザ、システム同報リスト、またはリモート連絡先を追加しようとしても、Connection では、そのメンバーを同じリストに再度追加することはできません。
プライベート同報リストでは、メンバーの追加、確認、削除が可能です。
(注) プライベート同報リストのメンバーに対して管理上の変更が行われた場合、後でリストを確認するときにメンバーが異なって表示されることがあります。ときには、管理上の変更によって、一部のメンバーが予告なくリストから削除される場合もあります。Connection の管理者は、変更が発生する前にユーザに通知できるはずです。それでも、誤ってメンバーが削除された場合は、ユーザがこれらのメンバーをもう一度リストに追加します。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してプライベート同報リストのメンバーを変更するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 メイン メニューで、[設定オプション]>[メッセージ設定]>[プライベート同報リスト]>[宛先の変更]を選択します。
ステップ 3 指示に従ってメンバーを変更するリストを選択し、メンバーを追加、確認、または削除します。
ヒント リストのメンバーを確認する際には、それぞれのメンバーをすばやく選択できます。 リストから受信者を削除するには 3 を押します。前の名前に戻るには 7 を押します。次の名前に進むには 9 を押します。リストの先頭に戻るには 77 を押します。リストの最後に進むには 99 を押します。
ボイス コマンドを使用してプライベート同報リストのメンバーを変更するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Setup」 (インプット スタイルが一時的に電話のキーパッドに切り替わります)。
ステップ 3 電話のキーパッドで、[メッセージ設定]>[プライベート同報リスト]>[宛先の変更]の順に選択します。
ステップ 4 指示に従ってメンバーを変更するリストを選択し、メンバーを追加、確認、または削除します。
ヒント リストのメンバーを確認する際には、それぞれのメンバーをすばやく選択できます。 リストから受信者を削除するには 3 を押します。前の名前に戻るには 7 を押します。次の名前に進むには 9 を押します。リストの先頭に戻るには 77 を押します。リストの最後に進むには 99 を押します。
ヒント インプット スタイルをボイス コマンドに戻すには、「Voice Command Conversation」というプロンプトが聞こえるまで * を押し続けます。
プライベート同報リストの録音名の変更
各プライベート同報リストには、録音名があります。 メッセージの宛先としてプライベート同報リストを指定した場合、Cisco Unity Connection は、正しいリストが指定されたことを確認できるように、そのリストの録音名を再生します。
この項では、2 つの手順を示しています。 電話のキーパッドとボイス コマンドのどちらを使用しているかに応じて、適切な手順を実行してください。
電話のキーパッドを使用してプライベート同報リストの録音名を変更するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 メイン メニューで、[設定オプション]>[メッセージ設定]>[プライベート同報リスト]>[宛先の変更]を選択します。
ステップ 3 指示に従って録音名を変更するリストを選択し、名前を再録音します(選択したリストにメンバーが存在しない場合は、メンバーを追加してからリストの名前を録音する必要があるので注意してください)。
ボイス コマンドを使用してプライベート同報リストの録音名を変更するには
ステップ 1 Connection を呼び出してログオンします。
ステップ 2 Connection から「What do you want to do」と尋ねられたら、次のように発音します。
「Setup」 (インプット スタイルが一時的に電話のキーパッドに切り替わります)。
ステップ 3 電話のキーパッドで、[メッセージ設定]>[プライベート同報リスト]>[宛先の変更]の順に選択します。
ステップ 4 指示に従って録音名を変更するリストを選択し、名前を再録音します(選択したリストにメンバーが存在しない場合は、メンバーを追加してからリストの名前を録音する必要があるので注意してください)。
ヒント インプット スタイルをボイス コマンドに戻すには、「Voice Command Conversation」というプロンプトが聞こえるまで * を押し続けます。
プライベート同報リストの削除
電話を使用して、リストの個々のメンバーを削除することはできますが、リスト自体は削除できません。 リスト自体を削除することによって、録音名とすべてのメンバーを一度に削除するには、Cisco Unity Assistant Web ツールを使用します。