Connection 8.x へのアップグレード プロセスについて
Cisco Unity Connection のアップグレード プロセスに関する考慮事項は次のとおりです。
• サーバをアップグレードするときは、既存のバージョンの Connection を実行したままで、新しいバージョンを別のパーティションにインストールします。
– Connection サーバを初めてアップグレードする場合は、アップグレード時に新しいバージョンが空のパーティションにコピーされます。
– 以前に Connection サーバをアップグレードしたことがある場合、アップグレード時に新しいバージョンが、アクティブでないパーティションにコピーされます。通常、このパーティションには、アクティブ パーティションで実行されているバージョンより古いバージョンの Connection が存在しています(以前に新しいバージョンにアップグレードした後、旧バージョンに戻している場合は、アクティブでないパーティションには現在実行されているバージョンより新しいバージョンの Connection が含まれています)。アップグレード開始前にアクティブでないパーティションにあったソフトウェアは上書きされます。
– 現在のバージョンによっては、希望のバージョンまでに 2 回アップグレードする必要があります。その場合、アップグレードが完了すると現在のバージョンは使用できなくなります。これは、現在のバージョンを含むパーティションが 2 回めのアップグレードで上書きされるためです。
• アップグレード開始時に、アクティブでないパーティションを再起動するかどうか選択します。再起動することを選択した場合は、アップグレードが完了した時点で、サーバは自動的に再起動し、アップグレード後のバージョンの Connection を実行します。再起動しない場合は、アップグレード完了後に、手動でアップグレード後のバージョンに切り替える必要があります。
• アップグレードしたソフトウェアへの切り替えには数分かかります。
Connection 8.5 にアップグレードする際に再設定が必要な機能
Connection 8.5 には、現在 Connection ユニファイド メッセージングに搭載されている次の機能の拡張機能が搭載されています。
• Text To Speech を使用した Exchange の電子メールへのアクセス。
• 電話による Exchange のカレンダーへのアクセスにより、今後の会議のリストを聞いたり、会議の開催者にメッセージを送信したり、参加者に会ったりすることが可能。
• Exchange の連絡先をインポートし、Connection Personal Call Transfer Rules で使用したり、ボイス コマンドを使用して電話をかける際に使用することが可能。
Connection 2.x からのアップグレード後に、Connection が Exchange 2007 にアクセスする場合、これらの機能は再設定するまで動作しなくなります。タスク リストに、アップグレード プロセスのどの段階でこれらの機能を再設定するかを示します。
Connection 8.x をサポートするためのメモリ アップグレードまたはハードディスク交換(特定のサーバのみ)
(注) アップグレードするサーバでメモリのアップグレードもハードディスクの交換も必要ない場合は、この項を省略してください。
Cisco Unity Connection 2.x を実行していて、Connection 8.x の使用にも適したサーバでも、Connection 8.x をサポートするためにハードディスクの交換が必要になる場合があります。さらに、一部の機能(たとえばサイト内またはサイト間ネットワーキングなど)をアップグレードしたサーバに追加する場合、メモリの増設が必要になることもあります。
使用している Connection サーバの詳細については、『 Cisco Unity Connection 8.<x> Supported Platforms List 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html )で該当するサーバに適用される表を参照してください。
警告 オン/オフ スイッチのあるシステムで作業を始める場合は、はじめに電源スイッチをオフにし、電源コードのプラグを抜いてください。ステートメント 1
警告 シャーシを開ける前に、電話網電圧に接触しないように電話網ケーブルの接続を切断します。ステートメント 2
警告 この装置の設置および保守作業は、AS/NZS 3260 Clause 1.2.14.3 Service Personnel に定められている保守担当者が行う必要があります。ステートメント 88
警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 94
警告 この製品には安全カバーが不可欠です。安全カバーを設置していない状態で装置を操作しないでください。安全カバーが正しく設置されていない装置を扱うと、安全認可が無効になり、火災や電気による事故を引き起こすおそれがあります。ステートメント 117
警告 雷が発生しているときは、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001
警告 必ず設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004
警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置の保守作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、システムが安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。
• ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
• ラックに他の装置も設置する場合は、最も重量のあるコンポーネントをラックの最下部に設置し、軽いものをラック上部に設置してください。
• ラックに安定器具が付属している場合は、その安定器具を取り付けてから、装置をラックに設置したり、ラック内の装置の保守作業を行ってください。ステートメント 1006
警告 バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。製造元が推奨するものと同じまたは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。ステートメント 1015
警告 この装置は、出入りが制限された場所に設置されることを想定しています。出入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1017
警告 感電事故を防ぐため、Safety Extra-low Voltage(SELV; 安全超低電圧)回路を Telephone-Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路、WAN ポートには TNV 回路が使用されています。LAN ポートおよび WAN ポートによっては、どちらも RJ-45 コネクタが使用されている場合があります。ケーブルを接続するときは注意してください。ステートメント 1021
警告 火災の危険性を抑えるため、No.26 AWG 以上の通信回線コードだけを使用してください。ステートメント 1023
警告 この装置はアース接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼動させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な役割があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への EMI の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の空気の流れを適切な状態に保つことです。必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーをスロットに正しく取り付けた状態で、システムを運用してください。ステートメント 1029
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030
警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律および規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040
上記の安全上の警告の翻訳については、『 Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/regulatory/compliance/ucwarns.html )を参照してください。
メモリをアップグレードする、またはハードディスクを交換するには(特定のサーバのみ)
ステップ 1 カバーを取り外します。
ステップ 2 メモリを増設しない場合は、ステップ 3 に進みます。
サーバ モデルに応じて、メモリ モジュールを適切なスロットまたは場所に取り付けます。詳細については、『 Cisco Unity Connection 8.<x> Supported Platforms List 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html )を参照してください。
注意 新しいメモリ モジュールを誤ったスロットに取り付けると、サーバとオペレーティング システムがそのモジュールを認識しない場合や、Cisco Unity Connection のパフォーマンスが低下する場合があります。
ステップ 3 ハードディスクを交換しない場合は、ステップ 4 に進みます。
サーバのハードディスクをすべて交換します。
注意 既存のハードディスクを取り外し、それと同じ台数のハードディスクを取り付ける必要があります。台数が異なると、Cisco Unity Connection のインストールが失敗します。
a. サーバに設置されているハードディスクの現在の場所(ハードディスクとハードディスク スロットの対応関係を含む)を書き留めます。交換に失敗し、現在の構成に戻す必要が生じた場合に、既存のハードディスクを現在の場所に戻す必要があるためです。
b. サーバからドライブ トレイを取り外します。
c. ドライブ トレイから古いハードディスクを取り外します。
d. 新しいハードディスクをドライブ トレイに装着します。
e. ステップ a. で書き留めた場所にドライブ トレイを再度取り付けます。
ステップ 4 カバーを再度取り付けます。
ローカル DVD による Connection 2.x ソフトウェアから 8.x へのアップグレード
ローカル DVD を実行して Connection をアップグレードするには、次のいずれかの方法を実行します。
• シスコから発送された DVD を使用する。
• Cisco.com から署名済みの .iso ファイルをダウンロードし、ダウンロードしたソフトウェアのディスク イメージを作成する。ダウンロードした .iso ファイルからディスク イメージを抽出し、それを DVD に書き込む。
ローカル DVD を使用して Connection 2.x ソフトウェアから 8.x にアップグレードするには
ステップ 1 DVD を Cisco Unity Connection サーバのディスク ドライブに挿入します。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューから、[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 4 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページの [ソース(Source)] フィールドで、[DVD/CD] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、スラッシュ( / )を入力します。
ステップ 6 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 7 インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 8 次のページで、アップグレードの進行状況をモニタします。
このステップの途中で Web ブラウザを閉じた場合、[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページを再度表示しようとすると、次のメッセージが表示されることがあります。
警告: 別のセッションでソフトウェアをインストール中です。[制御の取得(Assume Control)] をクリックしてインストールを継続します。
アップグレードのモニタリングを継続する場合は、[制御の取得(Assume Control)] を選択します。
Real-Time Monitoring Tool でアップグレードをモニタすることもできます。
ステップ 9 適切な再起動の方法を選択します。
アップグレード後に、アップグレードされたパーティションを自動的に再起動する
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[アップグレードされたパーティションをリブート(Reboot to Upgraded Partition)] を選択します。 |
アップグレード後に、アップグレードされたパーティションを後で手動で再起動する
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[アップグレード後にリブートしない(Do not reboot after upgrade)] を選択します。 |
ステップ 10 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 11 ステップ 9 で [アップグレード後にリブートしない(Do not reboot after upgrade)] を選択した場合は、アップグレード ソフトウェアのインストールが完了したら、[終了(Finish)] を選択します。[アップグレードのステータス(Upgrade Status)] ウィンドウにアップグレード ログが表示されます。
[アップグレードされたパーティションをリブート(Reboot to Upgrade Partition)] を選択した場合は、次のことに注意してください。
• Connection サービスが停止します。
• 旧バージョンがインストールされているパーティションのデータが、新バージョンがインストールされているパーティションにコピーされます。データベース スキーマの変更に合わせてデータ フォーマットを更新する必要がある場合は、この時点で行われます。メッセージは共通パーティションに保存されているので、コピーされません。
• Connection サーバが再起動されて、新しいバージョンに切り替わります。
(注) show cuc version CLI コマンドを使用して、アップグレード ソフトウェアのインストールのステータスを確認できます。インストールが完了すると、アクティブでないパーティションにアップグレードされたソフトウェアがあり、アクティブなパーティションに古いソフトウェアがある状態になります。
ネットワーク ロケーションまたはリモート サーバからの、Connection 2.x ソフトウェアから 8.x へのアップグレード
ネットワーク ロケーションから Connection をアップグレードするには、Cisco.com から署名済みの .iso ファイルをダウンロードし、その .iso ファイルを FTP または SFTP サーバにコピーします。Connection では、シスコから発送された DVD の内容や、ダウンロードした .iso ファイルから抽出した内容を FTP または SFTP サーバにコピーすることはできません。これは、改ざんされたソフトウェアを使用したアップグレードを予防するためです。
ネットワーク ロケーションまたはリモート サーバから、Connection 2.x ソフトウェアを 8.x にアップグレードするには
ステップ 1 Cisco Unity Connection サーバがアクセスできる FTP または SFTP サーバ上のフォルダにアップグレード ファイルをコピーします。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューから、[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 4 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページの [ソース(Source)] フィールドで、[リモート ファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、アップグレード ファイルを格納したフォルダのパスを入力します。
アップグレード ファイルが Linux または UNIX サーバ上にある場合は、フォルダ パスの先頭にスラッシュ(/)を入力する必要があります(たとえば、アップグレード ファイルが upgrade フォルダにある場合は、 /upgrade と入力する必要があります)。
アップグレード ファイルが Windows サーバ上にある場合は、次のように FTP または SFTP サーバに適切な構文を使用する必要があります。
• パスの記述はスラッシュ(/)で開始し、その後のパスの区切りにもスラッシュを使用します。バック スラッシュ(\)は使用しません。
• パスの先頭部分は、サーバ上の FTP または SFTP のルート フォルダにする必要があります。したがって、ドライブ文字(C: など)で始まる Windows の絶対パスは入力できません。
ステップ 6 [サーバ(Server)] フィールドに、サーバ名または IP アドレスを入力します。
ステップ 7 [ユーザ名(User Name)] フィールドに、リモート サーバにログインするときに使用するエイリアスを入力します。
ステップ 8 [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドに、リモート サーバにログインするときに使用するパスワードを入力します。
ステップ 9 [転送プロトコル(Transfer Protocol)] フィールドで、適切な転送プロトコルを選択します。
ステップ 10 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 11 インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。
ステップ 12 次のページで、アップグレードの進行状況をモニタします。
このステップの途中でリモート サーバとの接続が失われた場合、またはブラウザを閉じた場合は、[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページを再度表示しようとすると、次のメッセージが表示されることがあります。
警告: 別のセッションでソフトウェアをインストール中です。[制御の取得(Assume Control)] をクリックしてインストールを継続します。
アップグレードのモニタリングを継続する場合は、[制御の取得(Assume Control)] を選択します。
Real-Time Monitoring Tool でアップグレードをモニタすることもできます。
ステップ 13 適切な再起動の方法を選択します。
アップグレード後に、アップグレードされたパーティションを自動的に再起動する
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[アップグレードされたパーティションをリブート(Reboot to Upgraded Partition)] を選択します。 |
アップグレード後に、アップグレードされたパーティションを後で手動で再起動する
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[アップグレード後にリブートしない(Do not reboot after upgrade)] を選択します。 |
ステップ 14 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 15 ステップ 13 で [アップグレード後にリブートしない(Do not reboot after upgrade)] を選択した場合は、アップグレード ソフトウェアのインストールが完了したら、[終了(Finish)] を選択します。[アップグレードのステータス(Upgrade Status)] ウィンドウにアップグレード ログが表示されます。
[アップグレードされたパーティションをリブート(Reboot to Upgrade Partition)] を選択した場合は、次のことに注意してください。
• Connection サービスが停止します。
• 旧バージョンがインストールされているパーティションのデータが、新バージョンがインストールされているパーティションにコピーされます。データベース スキーマの変更に合わせてデータ フォーマットを更新する必要がある場合は、この時点で行われます。メッセージは共通パーティションに保存されているので、コピーされません。
• Connection サーバが再起動されて、新しいバージョンに切り替わります。
(注) show cuc version CLI コマンドを使用して、アップグレード ソフトウェアのインストールのステータスを確認できます。インストールが完了すると、アクティブでないパーティションにアップグレードされたソフトウェアがあり、アクティブなパーティションに古いソフトウェアがある状態になります。
アップグレードしたバージョンの Connection 8.x ソフトウェアへの切り替え
アップグレードの終了時に、Connection がアップグレードされたパーティションに自動的に切り替えることを選択しなかった場合は、パーティションを切り替える準備が整った時点で、次の手順を実行します。
アップグレードしたバージョンの Connection 8.x ソフトウェアに切り替えるには
ステップ 1 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
ステップ 2 [設定(Settings)] メニューから、[バージョン(Version)] を選択します。
ステップ 3 [バージョン設定(Version Settings)] ページで、[バージョンの切り替え(Switch Versions)] を選択します。次が実行されます。
• Connection サービスが停止します。
• 旧バージョンがインストールされているパーティションのデータが、新バージョンがインストールされているパーティションにコピーされます。データベース スキーマの変更に合わせてデータ フォーマットを更新する必要がある場合は、この時点で行われます。メッセージは共通パーティションに保存されているので、コピーされません。
• Connection サーバが再起動されて、新しいバージョンに切り替わります。
show cuc version CLI コマンドを使用して、アップグレード ソフトウェアのインストールのステータスを確認できます。インストールが完了すると、アクティブでないパーティションにアップグレードされたソフトウェアがあり、アクティブなパーティションに古いソフトウェアがある状態になります。
Exchange 情報へのアクセス権を持つ Connection 8.0 ユーザの外部サービス アカウントにおける電子メール アドレスの調整
この項の手順は、Connection 2.x から Connection 8.0 にアップグレードする場合にのみ必要です(外部サービス アカウントのデータベース エントリが、バージョン 8.x に移行されます)。
Connection 2.x が Exchange の連絡先および予定表の情報にアクセスするように設定されている場合、Connection 8.0 の予定表連動機能の一部(ボイス メッセージを会議の開催者または参加者に送信する機能など)が正常に動作しないことがあります。
この問題を回避するために、Exchange の連絡先および予定表情報へのアクセス権を持つ各ユーザの外部サービス アカウントについて、次の手順を実行します。
Exchange 情報へのアクセス権を持つユーザの外部サービス アカウントにおいて電子メール アドレスを調整するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で、[ユーザ(Users)] を展開し、[ユーザ(Users)] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページで、ユーザのエイリアスを選択します。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページで、[編集(Edit)] メニューから [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] を選択します。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] ページで、[サービス タイプ(Service Type)] が [Exchange 2007] または [Exchange 2003] になっていて、[予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)] がイネーブルになっているサービスの表示名を選択します。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの編集(Edit External Service Account)] ページの [電子メール(Email Address)] フィールドに、ユーザの Exchange メールボックスのプライマリ SMTP アドレスを入力し、[保存(Save)] を選択します。
ステップ 6 [テスト(Test)] を選択して、[電子メール(Email Address)] フィールドのエントリを確認します。
ステップ 7 [サービス タイプ(Service Type)] が [Exchange 2007] または [Exchange 2003] になっていて、[予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)] がイネーブルになっている残りのユーザ サービスすべてについて、ステップ 4 ~ステップ 6 を繰り返します。
ステップ 8 Exchange の連絡先および予定表情報へのアクセス権を持つ残りのユーザすべてについて、この手順を繰り返します。