Connection クラスタでない単一のサーバへの 8.x パブリッシャ サーバの変換
サブスクライバ サーバを Connection クラスタから削除し、Connection クラスタを取り消すことができます。パブリッシャ サーバは Connection クラスタでない単一のサーバとなり、サブスクライバ サーバはネットワークから削除されます(Connection クラスタでない単一のサーバとしてサブスクライバ サーバを使用するには、サーバに Connection を再インストールする必要があります)。
(注) Connection クラスタからパブリッシャ サーバを削除することはできません。
この項の 5 つの手順を、示されている順序で実行します。
パブリッシャ サーバのステータスを手動で [Primary] に変更するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability にログインします。
ステップ 2 [Tools] メニューで [Cluster Management] を選択します。
ステップ 3 [Cluster Management] ページの [Server Manager] でパブリッシャ サーバを見つけます。
ステップ 4 パブリッシャ サーバのステータスが [Primary] の場合は、この手順の以降のステップを省略して次の手順に進みます。
パブリッシャ サーバのステータスが [Secondary] の場合は、ステップ 5 に進みます。
パブリッシャのステータスが [Deactivated] の場合は、[Secondary] に変更します。
a. パブリッシャ サーバの [Change Server Status] カラムで [Activate] を選択します。
b. サーバのステータス変更の確認を求められたら、[OK] を選択します。
c. [Server Status] カラムでパブリッシャ サーバのステータスが [Secondary] になっていることを確認します。
ステップ 5 パブリッシャ サーバの [Change Server Status] カラムで [Make Primary] を選択します。
ステップ 6 サーバのステータス変更の確認を求められたら、[OK] を選択します。
変更が完了すると、[Server Status] カラムに変更されたステータスが表示されます。
(注) サブスクライバ サーバのステータスは自動的に [Secondary] に変更されます。
サブスクライバ サーバのステータスを手動で [Secondary] から [Deactivated] に変更するには
ステップ 1 Real-Time Monitoring Tool(RTMT)にログインします。
ステップ 2 [Cisco Unity Connection] メニューで [Port Monitor] を選択します。右側のペインに [Port Monitor] ツールが表示されます。
ステップ 3 [Node] フィールドでサブスクライバ サーバを選択します。
ステップ 4 右側のペインで [Start Polling] を選択します。
ステップ 5 ボイス メッセージ ポートがサーバのコールを処理中でないかどうか確認します。
ステップ 6 ボイス メッセージ ポートがサーバのコールを処理中でない場合は、ステップ 7 に進みます。
サーバのコールを処理しているボイス メッセージ ポートがある場合は、Cisco Unity Connection Serviceability の [Cluster Management] ページの [Change Port Status] でサブスクライバ サーバに対し [Stop Taking Calls] を選択して、サーバのすべてのポートがアイドル状態であることが RTMT に表示されるのを待ちます。
ステップ 7 Cisco Unity Connection Serviceability の [Cluster Management] ページにおいて、[Server Manager] の下にあるサブスクライバ サーバの [Change Server Status] カラムで [Deactivate] を選択します。
ステップ 8 サーバのステータス変更の確認を求められたら、[OK] を選択します。
変更が完了すると、[Server Status] カラムにサブスクライバ サーバの変更されたステータスが表示されます。
環境からサブスクライバ サーバを取り除くには
ステップ 1 サブスクライバ サーバをシャットダウンします。
[Server Status] カラムでサブスクライバ サーバのステータスが [Not Functioning] であると表示されます。
ステップ 2 サブスクライバ サーバからネットワーク ケーブルを取り外します。
サブスクライバ サーバを環境から取り除くことができます。
クラスタからサブスクライバ サーバを削除するには
ステップ 1 パブリッシャ サーバで Cisco Unity Connection Administration にログインします。
ステップ 2 Cisco Unity Connection Administration で [システム設定(System Settings)] を展開してから、[クラスタ(Cluster)] を選択します。
ステップ 3 [サーバの検索と一覧表示(Find and List Servers)] ページで [検索(Find)] を選択して、クラスタ内のすべてのサーバを表示します。
ステップ 4 サブスクライバ サーバ名の前のチェックボックスをオンにして [選択項目の削除(Delete Selected)] を選択します。
ステップ 5 サーバの削除の確認を求められたら、[OK] を選択します。
すべてのコールが残っている Connection サーバに転送されるようにするには
電話システム連動の種類に応じて、該当する資料を参照してください。
Skinny Client Control Protocol(SCCP)による Cisco Unified Communications Manager との連動
a. サブスクライバ サーバに接続していた電話システム上のポートを削除するには、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html )を参照してください。
b. 電話システム上のボイスメール ポートのハント グループを設定し、残っているサーバ(パブリッシャ)にだけコールを送信するようにします。
Skinny Client Control Protocol(SCCP)による Cisco Unified Communications Manager Express との連動
a. サブスクライバ サーバに接続していた電話システム上のポートを削除するには、『 Cisco Unified Communications Manager Express System Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_installation_and_configuration_guides_list.html )を参照してください。
b. 電話システム上のボイスメール ポートのハント グループを設定し、残っているサーバ(パブリッシャ)にだけコールを送信するようにします。
SIP トランクによる Cisco Unified Communications Manager との連動
電話システム上のボイスメール ポートのハント グループを設定し、残っているサーバ(パブリッシャ)にだけコールを送信するには、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html )を参照してください。
SIP トランクによる Cisco Unified Communications Manager Express との連動
電話システム上のボイスメール ポートのハント グループを設定し、残っているサーバ(パブリッシャ)にだけコールを送信するには、『 Cisco Unified Communications Manager Express System Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_installation_and_configuration_guides_list.html )を参照してください。
PIMG/TIMG 装置による連動
PIMG/TIMG 装置を設定し、コールをすべて残りのサーバ(パブリッシャ)に送信するには、該当するCisco Unity Connection 連動ガイド( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_installation_and_configuration_guides_list.html )の「Setting Up the PIMG Units」または「Setting Up the TIMG Units」を参照してください。
SIP を使用するその他の連動
電話システム上のボイスメール ポートのハント グループを設定し、残っているサーバ(パブリッシャ)にだけコールを送信するには、電話システムの資料を参照してください。