Connection 8.x クラスタ内のパブリッシャ サーバのホスト名の変更
Connection 8.x クラスタ内のパブリッシャ サーバのホスト名を変更するには
ステップ 1 DNS サーバでパブリッシャ サーバの DNS レコードを新しいホスト名に変更します。
ステップ 2 DNS の変更がパブリッシャ サーバに伝送されることを確認します。SSH アプリケーションを使用してパブリッシャ サーバにログインし、 utils network host <hostname> CLI コマンドを実行します。
新しいホスト名が正しい IP アドレスに解決されない場合は、次の手順に進まないでください。
ステップ 3 サブスクライバ サーバでステップ 2 を繰り返します。
ステップ 4 任意 :パブリッシャ サーバの Cisco Unity Connection Administration で SMTP ドメインを変更します(この変更は自動的にサブスクライバ サーバにレプリケートされます)。
a. [システム設定(System Settings)] > [SMTP の設定(SMTP Configuration)] の順に展開して [サーバ(Server)] を選択します。
b. [SMTP ドメインの変更(Change SMTP Domain)] を選択して [SMTP ドメイン(SMTP Domain)] フィールドの値を変更します。
c. [保存(Save)] を選択します。
ステップ 5 パブリッシャ サーバの Connection Administration でパブリッシャ サーバのホスト名を変更します。
a. [システム設定(System Settings)] を展開して [クラスタ(Cluster)] を選択します。
b. [検索(Find)] を選択してサーバの一覧を表示します。
c. 名前を変更するサーバのホスト名を選択します。
d. [サーバの設定(Server Configuration)] ページで [ホスト名/IP アドレス(Hostname/IP Address)] フィールドの値を新しい名前に変更します。
e. [保存(Save)] を選択します。
ステップ 6 任意 :パブリッシャ サーバの Connection Administration で、サーバのネットワーク上での表示名を変更します。
a. [ネットワーク(Networking)] を展開して [ロケーション(Locations)] を選択します。
b. 名前を変更するサーバの表示名を選択します。
c. [ロケーションの編集(Edit Location)] ページで [表示名(Display Name)] フィールドの値を新しい名前に変更します(このフィールドは表示用のものなので、サーバのホスト名と一致している必要はありません)。
d. [保存(Save)] を選択します。
ステップ 7 サブスクライバ サーバで、サブスクライバ サーバがパブリッシャ サーバの認識に使用する名前を変更します。
a. Cisco Unified Operating System Administration で、[設定(Settings)] メニューから [IP] > [パブリッシャ(Publisher)] を選択します。
b. パブリッシャ サーバのホスト名を変更します。
c. [保存(Save)] を選択します。
SSH アプリケーションを使用してサブスクライバ サーバにログインし、 utils system restart CLI コマンドを実行してサーバを再起動します。
ステップ 8 パブリッシャ サーバの Cisco Unified Operating System Administration でパブリッシャ サーバの名前を変更します。
a. [設定(Settings)] メニューから [IP] > [イーサネット(Ethernet)] を選択します。
b. パブリッシャ サーバのホスト名を変更します。
c. [保存(Save)] を選択します。パブリッシャ サーバが自動的に再起動します。
d. パブリッシャ サーバの再起動が完了するまで待ちます。パブリッシャ サーバで Connection Administration にログインできるようになったら、ステップ 9 に進みます。
ステップ 9 SSH アプリケーションを使用してサブスクライバ サーバにログインし、 utils system restart CLI コマンドを実行してサーバを再起動します。
ステップ 10 サブスクライバ サーバの再起動が完了するまで待ちます。サブスクライバ サーバで Connection Administration にログインできるようになったら、ステップ 11 に進みます。
ステップ 11 パブリッシャ サーバで utils dbreplication reset all CLI コマンドを実行してレプリケーションをリセットします。
ステップ 12 レプリケーションのリセット処理が完了するまで待ちます。処理が完了したことを判断する手順は、次のとおりです。
a. パブリッシャ サーバに接続して Real-Time Monitoring Tool(RTMT)にログインします。
b. [System] メニューで [Performance] > [Open Performance Monitoring] を選択します。
c. 右側のペインで [Number of Replicates Created and State of Replication] を展開し、[Replicate_State] をダブルクリックします。
d. [Object Instances] ダイアログボックスで [ReplicateCount] を選択し、[Add] を選択します。
e. 値が [2.0] になるまで待ちます。
表示される可能性のある値とその意味の詳細を確認するには、[Replicate_State] を右クリックして [Counter Description] を選択します。
f. [File] メニューで [Exit] を選択して RTMT を終了します。
ステップ 13 SSH アプリケーションを使用してパブリッシャ サーバにログインし、 utils system restart CLI コマンドを実行してサーバを再起動します。
このコマンドを実行すると Connection クラスタ サーバのサーバ ステータスが変更され、パブリッシャ サーバのステータスが [Secondary] に、サブスクライバ サーバのステータスが [Primary] になります。
ステップ 14 utils cuc cluster makeprimary <name_of_publisher_server> CLI コマンドを実行してパブリッシャ サーバのステータスを [Primary] に変更します。