この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Interactive Voice Response(IVR)オプションは、Cisco Unity Express と統合される別個のアドオン ライセンス パッケージです。IVR 用に説明されている機能は、別個の IVR ソフトウェア ライセンスを購入した場合にのみ使用できます(別個の IVR ソフトウェア ライセンスの取得方法の詳細については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 7.0 』を参照してください)。
このマニュアルでは、Cisco Unity Express IVR アプリケーションを設定する、Cisco Unity Express Interactive Voice Response(IVR)の Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)のコマンドとタスクについて説明します。このマニュアルは、『 Cisco Unity Express 7.0 CLI Administrator Guide 』と併用してください。
このマニュアルは、『 Cisco Unity Express 7.0 GUI Administrator Guide 』で説明されている Graphical User Interface(GUI; グラフィカル ユーザ インターフェイス)管理タスクを補完するものです。
このマニュアルでは、Cisco Unity Express IVR アプリケーションについて取り上げます。Cisco ルータ、Cisco ネットワーク モジュール、Cisco Unified Communications Manager Express ルータ、または Cisco Unified Communications Manager Express サーバのインストールについては説明しません。これらのトピックの詳細については、「その他のリファレンス」を参照してください。
Cisco Unity Express アプリケーションのコマンドは、Cisco IOS ソフトウェアのコマンドと構造が類似しています。ただし、Cisco Unity Express のコマンドは Cisco IOS の構成に作用しません。
Cisco Unity Express のハードウェアおよびソフトウェアのプラットフォームに関する詳細については、『 Release Notes for Cisco Unity Express 7.0 』を参照してください。
(注) Cisco Unity Express モジュールが格納されているルータには、Uninterruptible Power Supply(UPS; 無停電電源)を接続することを強くお勧めします。信頼性の高い UPS ユニットを使用すると、ルータおよび Cisco Unity Express モジュールの運用を維持するための電力を継続的に得ることができます。電力消費は Cisco プラットフォームによって異なるため、装置の容量と実行時間を考慮に入れてください。UPS には、ルータにCisco Unity Express を正しくシャットダウンさせてからルータの電源を切るシグナリング メカニズムが備えられている必要があります。
表 1 に、Cisco Unity Express の機能をバージョン別に示します。特定のバージョンで導入された機能は、そのバージョンおよび以降のバージョンで利用できます。
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Cisco Unity Express は、ボイスメールおよび自動受付に加えて、IVR(Interactive Voice Response; 自動音声応答)をシステムの主要コンポーネントとしてサポートします。 |
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Cisco Unity Express は、次のエンタープライズ データベースおよび SMB データベースをサポートします。 |
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ユーザが VoiceXML スクリプトを展開できるようになります。このスクリプトは、IVR アプリケーションと JSP および Java ファイルの静的コンテンツを表し、IVR アプリケーションの動的コンテンツを生成します。 |
IVR アプリケーションは Web Archive(WAR; Web アーカイブ)ファイル形式を使用するパッケージです。これには、VoiceXML、JSP および Java ファイルのコンパイル バージョンと、そのプロパティおよび設定ファイルが含まれています。 |
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Cisco Unity Express IVR は発信電子メール通知をサポートします。これにより、ユーザが他のユーザに電子メールを送信して、その IVR オーダーの受信を確認できます。 |
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IVR により、ユーザが Cisco Unity Express を使用して発信ファックス通知を統合できるようになります。発信ファックスは、特別な形式の電子メール アドレスを使用して生成されます。ファックス サブシステムでは、ファックス メッセージのディスポジションを記述する電子メール通知を生成します。 |
ファックスは、設定可能なファックス SMTP サーバに送信されます。ファックス SMTP サーバ設定は、発信電子メールの送信に使用する SMTP サーバ設定とは異なります。 |
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Cisco Unity Express IVR スクリプトの作成方法については、『 Cisco Unity Express 7.0 Guide to Writing and Editing Scripts 』を参照してください。 |
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Cisco Unity Express IVR リアルタイム統計情報収集ツールにより、連絡先、アプリケーション タスク、およびエンジン タスクなどの主要なワークフロー コンポーネントについてのリアルタイム統計情報を使用できます。このリアルタイム レポート作成機能により、各連絡先またはアプリケーションについての要約または詳細リアルタイム統計情報を利用できます。 |
リアルタイム統計情報の性質上、要約値には、前回統計がクリアされた以降に累積された情報のみ反映されます。累積された統計要約データは GUI インターフェイスを使用して手動でクリアするか、または日次スケジュールを設定することによって深夜 12 時に自動的にクリアすることができます。 |