コンタクト センターのシステム インストールおよびアップグレード マニュアル Cisco Unified Communications System Release 7.0(1)
偏向のない言語
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
- Updated:
- 2017年6月9日
章のタイトル： システム インストールの準備
システム インストールの準備
この章では、一般的なインストールのアプローチをはじめ、インストールするコンタクト センター コンポーネントのリリース セット ソフトウェア バージョン、システム インストールに影響を与える依存関係など、実際にインストール プロセスを開始する前に確認しておくべき情報について説明します。
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「始める前に」
（注） コンタクト センター コンポーネントの名前の多くは、Cisco Unified Communications System の各リリースごとに変更されています。このマニュアルでは、以前のリリースの製品を指す場合でも、最新の製品名のみを使用しています。
始める前に
Cisco Unified Communications コンタクト センター製品ファミリのインストール、および設定を始める前に、シスコの製品展開とライフサイクル モデルの一環をなす計画、設計、実装について必要なタスクをすでに行なっていることを確認します。
（注） システム レベルの展開とライフサイクル モデルの詳細については、次の URL の Cisco Unified Communications System Technical Information Site を参照してください。
http://www.cisco.com/go/unified-techinfo
このセクションでは、計画、設計、および実装に必要なタスクの一部を示します。
• 次の URL の Steps to Success で、インストール前のプランニング ガイドラインを確認する。
http://www.cisco.com/web/partners/support/steps-to-success/index.html
• コール フロー、キャパシティと重要機能、および業務上の依存関係など、業務や技術に関する要件を評価する。
• レガシー製品およびサードパーティ製品の統合を検討する（「システム インストールの計画」を参照）。
• システム パスワードの要件を評価し、パスワードの同期およびメンテナンス方法を作成する。
• 保守、トレーニングのサポート方法とライフサイクル サポートについて評価する。
• ニーズに適した製品およびコンポーネントの選択など、上位および下位の設計を行う。
• 次の URL の Cisco Solution Reference Network Design（SRND）マニュアルに記載されている推奨事項を使用する。
http://www.cisco.com/go/srnd
• コンタクト センター システムのシステムについての説明、アーキテクチャ、およびテストに関する情報を確認する。
http://www.cisco.com/iam/unified/ipcc701/index.htm
（注） 準備、計画、および設計フェーズの作業を実行すると、業務要件に適用される Cisco Unified Communications System のコンポーネントが判明します。これらのコンポーネントを展開に含める必要があります。
• 設計フェーズで作成した、設計および特殊な機能に関する考慮事項を確認する。
（注） 導入フェーズで作成する導入計画では、システム インストールのステージング、フェーズ、および期限を設定する必要があります。
• インストール前および計画に関する資料（サイトの調査書、装置リスト、および製品固有のマニュアルなど）を確認する。
• 各サイトでハードウェアの設置および確認作業を実行する。作業の一部を次に示します。
–ラック レイアウト、ケーブル接続、ポート固有の詳細などを記録する。
• 各サイトでソフトウェアのインストールおよび確認作業を実行する。作業の一部を次に示します。
–インストールするシステム コンポーネントごとに、必要なインストール ディスクがすべてそろっていることを確認する。
–必要なソフトウェア アプリケーション（サードパーティ アプリケーションを含む）のインストール ディスクがすべてそろっていることを確認する。
–次の URL から、適切なソフトウェアのインストールおよび運用に必要なライセンス ファイルにアクセスし、ダウンロードする。
http://www.cisco.com/go/license
システム インストールの方法
インストール前の作業を完了したら、個々の Cisco Unified Communications Manager クラスタおよび関連するコンタクト センター コンポーネントを一回でインストールして、次のクラスタをインストールします。
コンタクト センター コンポーネントのインストールでは、次の点を考慮してください。
• このコンポーネントが提供するサービスの相対的な重要性。たとえば、基本的な電話サービスは、補足サービスやボイス メッセージ サービスよりも重要であると見なされます。
• 相互運用性が保証されるようにシステム コンポーネントを統合および設定する。詳細については、「システム インストールの計画」の「相互運用性と互換性に関するポータル」を参照してください。
表2-1 にコンタクト センター環境にインストールに関する一般的なアプローチを示します。
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スイッチ、ルータ、ワイヤレス、セキュリティ コンポーネントなどのネットワーク インフラストラクチャをインストールおよび設定します。 |
これらのコンポーネントを最初にインストールすることにより、インフラストラクチャが Cisco Unified Communications System のコンポーネントに必要なサービスをサポートできるようにする必要があります。 |
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システム サーバにオペレーティング システムをインストールし、ディレクトリとネットワーク サービスをインストールおよび設定します。 |
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詳細については、「システム インストールの依存関係」を参照してください。 |
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ゲートウェイ、ゲートキーパー、ネットワーク管理ツール、その他のサードパーティ サービスおよびアプリケーションをインストールおよび設定します。 |
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リリース セット バージョン
このセクションでは、Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) コンタクト センター コンポーネントの各ソフトウェア バージョンを示します。内容は次のとおりです。
ソフトウェア バージョン マトリクス
表2-2 に、コンタクト センター テスト環境で使用された Cisco Unified Communications System Release 7.0(1) コンポーネントのリリース バージョンを示します。
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Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise および Cisco Unified Contact Center Enterprise |
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Cisco Unified Intelligent Contact Management Enterprise および Cisco Unified Contact Center Enterprise オペレーティング システム |
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Cisco Unified IP IVR 1 |
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Cisco Unity Connection 2 |
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Cisco Unified IP Phone （7921G（ワイヤレス）、7940、7940G、7960、7960G、7962、7970、7970G、7985G（ビデオ）） |
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Cisco Catalyst 6500 シリーズ スイッチ Firewall Services Module3 |
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Cisco Security Agent for Unified Intelligent Contact Management Enterprise |
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Cisco Unified Operations Manager 3 |
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Cisco IOS メインライン リリース 4 |
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Cisco 3825、3845（Unified CVP VXML、音声/データ、H.323、SIP、MGCP、IOS ベース トランスコーダおよびコンファレンス ブリッジ、Cisco Unified Border Element ゲートウェイ） |
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| 1.2008 年第 4 四半期から入手可能な Engineering Special or Service Release では、障害 CSCsr91804 に対応します。 2.2008 年第 4 四半期から入手可能な Engineering Special or Service Release では、障害 CSCsr83757 に対応します。 4.追加の PSTN の基本機能、およびコンタクト センター環境でロールバック テストの一環として実行したロード テストには、IOS メインライン リリース 12.4(18b) を使用しました。 |
システム インストールの依存関係
各リリース セット内のコンポーネントは、相互に互換性があり、正常に相互運用できます。統合システムの個々のコンポーネントをインストールする場合、すべてのコンポーネントのインストールが完了するまで、または特定の初期設定やセットアップが完了して、すでにインストールされているコンポーネントと、新たにインストールするコンポーネントの相互運用性が確認されるまで、システム全体が動作しないことがあります。
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