リモート接続先プロファイル テンプレート
BAT リモート接続先プロファイル テンプレートを使用して、デバイス プール、場所、コーリング サーチ スペース、プレゼンス グループ、およびプライバシー情報などのリモート接続先の共通属性を定義できます。
リモート接続先プロファイル テンプレートの検索
複数のリモート接続先プロファイル(RDP)テンプレートが存在することがあるため、Cisco Unified Communications Manager では特定の基準に基づいて特定のテンプレートを検索できます。
手順
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
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ステップ 2 |
最初の [UDP テンプレートの検索(Find UDP Templates where)] ドロップダウン リスト ボックスから、次の条件のいずれかを選択します。
2 番目の [リモート接続先テンプレートの検索(Find Remote Destination Template where)] ドロップダウン リスト ボックスから、次の条件のいずれかを選択します。
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ステップ 3 |
必要に応じて適切な検索テキストを指定し、[検索(Find)] をクリックします。
検出されたテンプレートのリストが次の分類で表示されます。
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ステップ 4 |
レコードのリストから、検索条件と一致するテンプレート名をクリックします。 [リモート接続先プロファイルテンプレートの設定(Remote Destination Profile Template Configuration)] ウィンドウが表示されます。 |
リモート接続先プロファイル テンプレートの作成
テンプレートを作成し、リモート接続先プロファイルを一括して追加できます。
手順
ステップ 1 |
の順に選択します。 |
ステップ 2 |
[新規追加(Add New)] をクリックします。 |
ステップ 3 |
表示されるフィールドに、設定の詳細情報を入力します。 |
ステップ 4 |
[保存(Save)] をクリックします。 |
次のタスク
ステータスにトランザクションが完了したことが示されたら、回線の属性を追加できます。
リモート接続先プロファイル テンプレートでの回線の追加または更新
BAT テンプレートに 1 つ以上の回線を追加したり、既存の回線を更新したりできます。
手順
ステップ 1 |
回線を追加する RDP テンプレートを見つけます。 |
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ステップ 2 |
[リモート接続先プロファイルテンプレートの設定(Remote Destination Profile Template Configuration)] ウィンドウで、[関連情報(Associated Information)] 領域にある [回線[1] -新規DNの追加(Line [1] Add a new DN)] をクリックします。 |
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ステップ 3 |
「表 1」で説明されている回線設定の適切な値を入力または選択し、[保存(Save)] をクリックします。 BAT によって、回線が電話テンプレートの設定に追加されます。このバッチ内のすべての RDP は、この回線に選択した設定を使用します。
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ステップ 4 |
他の回線の設定を追加するには、ステップ 2 からステップ 3 を繰り返します。
シスコでは、回線テンプレートに英数字を使用することを推奨します。数字のみを指定した場合、実際の電話番号と競合してしまう可能性があるためです。この方法を使用することにより、コール ピックアップ グループ番号やコール パーク番号などの機能とも競合せずに済みます。 |
リモート接続先プロファイル テンプレートの削除
不要になった RDP テンプレートを削除できます。
手順
ステップ 1 |
削除する RDP テンプレートを検索します。 |
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ステップ 2 |
[リモート接続先プロファイル テンプレートの検索/一覧表示(Find and List Remote Destination Profile Templates)] ウィンドウで、削除するテンプレートの横にあるチェックボックスをオンにして、[選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。 削除操作の確認を求めるメッセージが表示されます。 |
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ステップ 3 |
テンプレートを削除するには、[OK] をクリックします。[リモート接続先プロファイル テンプレートの検索/一覧表示(Find and List Remote Destination Profile Templates)] ウィンドウのテンプレート リストからテンプレート名が消去されます。
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リモート接続先プロファイル テンプレートのフィールドの説明
次の表で、リモート接続先プロファイル テンプレートのフィールドについて説明します。
(注) |
BAT ユーザ インターフェイスで名前にアスタリスクが付いているフィールドには、必ず値を入力する必要があります。アスタリスクが付いていないフィールドはオプションとして扱ってください。 |
フィールド |
説明 |
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テンプレート名 |
テンプレート名を入力します。 |
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説明 |
作成する RDP テンプレートの説明を入力します。説明には、任意の言語で最大 50 文字を指定できますが、二重引用符(")、パーセント記号(%)、アンパサンド(&)、バックスラッシュ(\)、山カッコ(<>)は使用できません。 |
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[ユーザID( User ID)] |
Cisco Unified Communications Manager ユーザ ID を入力します。 |
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[デバイス プール(Device Pool)] |
この RDP グループのデバイス プールを選択します。 |
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[コーリング サーチ スペース(Calling Search Space)] |
この RDP グループのコーリング サーチ スペースを選択します。 コーリング サーチ スペースは、ダイヤルされた番号のルーティング方法を決定するために検索されるルート パーティションのコレクションを指定します。 |
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[メディアリソースリスト(Media Resource List)] |
この RDP グループのメディア リソース グループ リスト(MRGL)を選択します。 MRGL は、メディア リソース グループの優先順位付けされたリストを指定します。アプリケーションは、使用可能なメディア リソースの中から MRGL で定義されている順に、必要なメディア リソースを選択できます。 |
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[ユーザ保留音のソース(User Hold Audio Source)] |
この RDP グループのユーザ保留音源を選択します。 ユーザ保留音源は、ユーザがコールを保留にすると再生される保留音の音源を指定します。 |
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[ネットワーク保留 MOH 音源(Network Hold MOH Audio Source)] |
ユーザがコールを転送する際、または電話会議やコール パークを開始する際にシステムがコールを保留にすると再生される保留音の音源を選択します。 |
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[所在地( Location)] |
この RDP グループに適切なロケーションを選択します。 ロケーションは、このロケーションに対して送受信可能な帯域幅の合計を指定します。ロケーションを [なし(None)] に設定した場合、ロケーション機能はこのデバイスが消費する帯域幅を追跡しません。 |
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ユーザ ロケール(User Locale) |
ドロップダウン リスト ボックスから、電話機のユーザー インターフェイスに関連付けるロケールを選択します。ユーザ ロケールは、言語とフォントを含め、ユーザをサポートするための一連の詳細情報を識別します。 Cisco Unified Communications Manager は、ローカリゼーションをサポートしている電話機モデルに対してのみこのフィールドを有効にします。
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[プライバシー(Privacy)] |
[プライバシー(Privacy)] ドロップダウン リスト ボックスから、[オン(On)]、[オフ(Off)]、または [デフォルト(Default)] を選択します。 |
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[プレゼンス グループ(Presence Group)] |
プレゼンス エンティティのステータスを RDP が受信できるようにするには、電話番号に適用されるプレゼンス グループのステータスの閲覧が許可されているプレゼンス グループ([Presence Group Configuration(プレゼンス グループの設定)] ウィンドウで指定されています)を選択します。 |
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[再ルーティング用コーリングサーチスペース(Rerouting Calling Search Space)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、再ルーティングに使用するコーリング サーチ スペースを選択します。 参照元の再ルーティング コーリング サーチ スペースを使用して、参照先へのルートが検索されます。コーリング サーチ スペースの再ルーティングが原因で参照操作が失敗すると、参照のプリミティブは "405 Method Not Allowed" メッセージで要求を拒否します。 リダイレクト(3xx)プリミティブおよび転送機能も再ルーティング コーリング サーチ スペースを使用してリダイレクト先または転送先を検索します。 |
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[プレゼンテーションインジケータを無視(内線コールのみ)(Ignore Presentation Indicators (internal calls only))] |
このチェックボックスをオンにすると、Cisco Unified Communications Manager は内部コールに対して受信したすべての表示制限を無視します。 |