2024 年 8 月

今回のリリースでの新機能

次の新リリースが、Cisco Spaces に導入されています。

ロケーション サービス リリース 3.1.0.156

導入された新機能は次のとおりです。

  • Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラ、Cisco IOS XE 17.15.1 の UWB AP から AP レンジングのサポート

  • Netconf 接続を含む Cisco Spaces:コネクタ 接続テストの機能拡張

  • 次の問題が対処されています。

    • 大量のトラフィックがある場合に、重複接続と特殊なケースが原因で発生するデータドロップの問題

    • パブリッシャが原因で発生するローカル Firehose データドロップの問題

    • Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラのログイン情報が Cisco Spaces:コネクタ ログに出力されるセキュリティの問題

    • AP AnyLocate 機能の気圧データ収集の問題

このリリースでの変更点

Cisco Spaces ダッシュボード では、次の機能強化が加えられました。

このリリースでは、バックエンド操作を最適化することで Cisco Spaces のパフォーマンスが向上し、信頼性と効率が向上します。また、問題の修正に対処するためのプラットフォームライブラリのアップグレードも含まれています。

パフォーマンスの強化には、次の最適化が含まれます。

  • マップサービス統合 API

  • マップのインポートプロセス

  • デジタル化に関する統計情報

問題

「問題」では、Cisco Spaces アプリケーションでの予期しない動作について説明します。

未解決の問題

この項では、Cisco Spaces のこのリリースの未解決の問題を示します。

表 1. Cisco Spaces の未解決の問題
問題識別子 問題の説明

CSCwk97830

Hotspot 3.1:OpenRoaming プロファイルを更新すると、Hotspot 3.1 の Domain Name System(DNS)設定が削除されます。

解決済みの問題

この項では、Cisco Spaces のこのリリースで解決された問題を示します。

表 2. Cisco Spaces の解決済みの問題
問題識別子 問題の説明

CSCwj71573

コントローラのステータスは、コネクタでは「Degraded」と表示されるが、コントローラでは「Active」と表示される