ロケーション階層の概要
Cisco DNA Spaces では、Cisco AireOS ワイヤレスコントローラ、Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラ、Cisco Meraki などのワイヤレスネットワークで定義したものと同じ構造のロケーションをインポートできます。
Cisco DNA Spaces のお客様にはそれぞれデフォルトのお客様名(ルート名)が提供され、このお客様名は Cisco DNA Spaces ロケーション階層のルートロケーションとして機能します。
Cisco DNA Spaces はユニバーサルアカウントを提供するため、複数のワイヤレスネットワークのロケーションをインポートして管理できます。プロキシミティルールには、複数のワイヤレスネットワークのロケーションを含めることができます。
キャプティブポータルルール、エンゲージメントルール、ロケーションペルソナルールなどのプロキシミティルールを作成し、ロケーション階層内の任意のロケーションのアクセスポイント、ユーザー、および子ロケーションを表示できます。ロケーション階層の各ロケーションのアクセスポイント、プロキシミティルール、子ロケーション、およびユーザーの数が、その特定のロケーションに対して表示されます。たとえば、あるグループのプロキシミティルール、子ロケーション、およびユーザーの数は、ロケーション階層のそのグループに対して表示されます。これらのロケーションパラメータの数は、累積的に表示されます。
ロケーション階層には、Cisco Prime Infrastructure または Cisco DNA Center からインポートされたマップで定義されている階層構造が自動的に反映されます。
Cisco DNA Spaces ダッシュボードでは、次の方法を使用して、キャンパス、ビルディング、フロアなどのロケーションのみをロケーション階層に選択的にインポートすることを可能にしています。
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AP ゾーンの追加
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ビルディングの追加
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キャンパスの追加
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CMX ゾーンの追加
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フロアの追加
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