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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章のコマンドは、Cisco MDS 9000 ファミリのマルチレイヤ ディレクタおよびファブリック スイッチに対応しています。ここでは、コマンド モードに関係なく、すべてのコマンドがアルファベット順に記載されています。各コマンドの適切なモードを確認するには、「CLI コマンド モードの概要」を参照してください。詳細については、『Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide』を参照してください。
Internet Key Exchange(IKE; インターネット キー エクスチェンジ)プロトコルの ID を設定するには、IKE コンフィギュレーション サブモードで identity コマンドを使用します。ID を削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
no identity {address | hostname}
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このコマンドを使用するには、 crypto ike enable コマンドを使用して IKE プロトコルをイネーブルにする必要があります。
スイッチに証明書を設定する前に、ホスト名およびドメイン名を設定し、そのホスト名に対応する ID を設定します。これにより、証明書を認証に使用できます。
(注) ホスト名は、スイッチの Fully Qualified Domain Name(FQDN; 完全修飾ドメイン名)です。IKE ID のスイッチ FQDN を使用するには、まずスイッチ名とドメイン名を設定する必要があります。FQDN では、認証のため RSA シグニチャを使用する必要があります。
次に、IKE ID をスイッチの IP アドレスに設定する例を示します。
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順次配信をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで in-order-guarantee コマンドを使用します。順次配信をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
in-order-guarantee [vsan vsan-id ]
no in-order-guarantee [vsan vsan-id ]
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次に、スイッチ全体の順次配信をイネーブルにする例を示します。
次に、スイッチ全体の順次配信をディセーブルにする例を示します。
次に、特定 VSAN の順次配信をイネーブルにする例を示します。
次に、特定 VSAN の順次配信をディセーブルにする例を示します。
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イニシエータのバージョンおよびアドレスを設定するには、Internet Key Exchange(IKE; インターネット キー エクスチェンジ)コンフィギュレーション サブモードで initiator コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
initiator version version address ip-address
no initiator version version address ip-address
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このコマンドを使用するには、 crypto ike enable コマンドを使用して IKE プロトコルをイネーブルにする必要があります。
次に、IKE プロトコルのイニシエータ情報を表示する例を示します。
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Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのすべてのモジュールをアップグレードするには、 install all コマンドを使用します。このアップグレードは、現在のスイッチの設定に応じて、中断が発生したり、発生しなかったりする場合があります。
install all [{ asm-sfn | kickstart | ssi | system} URL]
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install all コマンドは、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのすべてのモジュールをアップグレードします。
ヒント Cisco MDS SAN-OS 3.1(3) へのソフトウェアのアップグレード中は、オンラインであるすべてのモジュールはテストされ、モジュールが障害の発生した CompactFlash で稼働している場合、インストレーションは停止します。これが発生すると、状況が修正されるまでスイッチをアップグレードできません。システム メッセージではモジュール情報が表示され、トラブルシューティングするため system health cf-crc-check module CLI コマンドを実行する必要があることを示します。
リモート ファイルをコピーするには、リモート パス全体を正確に指定してください。
詳細な手順については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、システムおよびキックスタート ファイルがローカルに指定されている場合における、 install all コマンドの出力結果を表示する例を示します。
次に、システムおよびキックスタート ファイルがリモートで指定されている場合における、 install all コマンドの出力結果を表示する例を示します。
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Cisco MDS 9513 スイッチ ディレクタのクロック モジュールの Electrically Programmable Logical Device(EPLD)イメージをアップグレードするには、 install clock-module コマンドを使用します。
install clock-module [ epld {bootflash: | slot0: | volatile:}]
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アクティブ スーパーバイザ上でこのコマンドを使用して、指定された EPLD イメージからスタンバイ クロック モジュール EPLD をインストールします。クロック モジュールをアップグレードしたあと、変更を反映させるためシャーシ全体の電源を再投入します。シャーシのリブートでは十分ではありません。電源をオフにしたあと、もう一度オンにする必要があります。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9513 マルチレイヤ スイッチ ディレクタでのみサポートされます。
次に、クロック モジュールのEPLD イメージをアップグレードする例を示します。
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スーパーバイザまたはスイッチング モジュールの BIOS をプログラムするには、 install license コマンドを使用します。
install license [bootflash: | slot0: | volatile:] file-name
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ターゲット ファイル名が、コピー元 URL のあとに示された場合、ライセンス ファイルはその名前でインストールされます。それ以外の場合、コピー元 URL のファイル名が使用されます。また、このコマンドはインストール前のライセンス ファイルも検証します。
次に、bootflash: のディレクトリにある license-file という名前のファイルをインストールする例を示します。
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スーパーバイザまたはスイッチング モジュールの BIOS をプログラムするには、 install module bios コマンドを使用します。
install module module-number bios { system [bootflash: | slot0: | volatile: | system-image ]}
Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチのスロット 1 ~ 9 です。 |
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BIOS をアップグレードした場合、新しい BIOS を反映させるため、システムを再起動する必要があります。トラフィックに影響が出ないよう、ユーザの都合のよい時間帯に再起動のスケジュールを合わせることができます。
BIOS のアップグレード後は、コンソールのボー レートが自動的にデフォルト(9600)に戻ります。
URL は、常にスーパーバイザ モジュールのシステム イメージ URL で、bootflash: または slot0: のディレクトリが指定されています。
次に、システムのアップグレードを中断なしに実行する例を示します。
Electrically Programmable Logical Device(EPLD)モジュールをアップグレードするには、 install module epld コマンドを使用します。このコマンドはスーパーバイザ モジュール専用で、スイッチング モジュールでは使用できません。
install module module-number epld [bootflash: | ftp: | scp: | sftp: | tftp: | volatile:]
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アクティブ スーパーバイザ モジュールからこのコマンドを実行して、他のモジュールをアップグレードします。
オンラインでないモジュールを強制的にアップグレードした場合、すべての EPLD が強制的にアップグレードされます。モジュールがスイッチに存在しない場合、エラーが表示されます。モジュールが存在する場合、コマンド処理が継続します。
次に、スロット 2 のモジュールの EPLD をアップグレードさせる例を示します。
次に、スロット 2 のモジュールの EPLD を強制的にアップグレードさせる例を示します。
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アクティブまたはスタンバイ スーパーバイザ モジュールのいずれかのブートローダをアップグレードするには、 install module loader コマンドを使用します。このコマンドはスーパーバイザ モジュール専用で、スイッチング モジュールでは使用できません。
install module module-number loader kickstart [bootflash: | slot0: | volatile: | kickstart-image ]
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install module loader コマンドを実行する前に、リリース ノートに目を通して、ブートローダとキックスタート イメージ、またはシステム イメージ間に互換性の問題がないかを確認してください。
現在インストールされているローダのバージョンと同一のバージョンがインストールされた場合は、ローダのアップグレードは行われません。現在のバージョンとインストールしたバージョンが同一の場合に、強制的にローダをアップグレードするには、 init system コマンドを使用します。
次に、システムのアップグレードを中断なしに実行する例を示します。
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SSM 上で SSI イメージのアップグレードを中断なく実行するには、 install ssi コマンドを使用します。
install ssi {bootflash: | slot0: | modflash:} file-name module slot
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ファイバ チャネル スイッチングに対してのみ設定されている場合、 install ssi コマンドを使用して、SSI ブート イメージをアップグレードまたはダウングレードできます。SSM が VSFN またはインテリジェント ストレージ サービスに設定されている場合、 boot コマンドを使用して SSI ブート変数を再設定し、モジュールをリロードする必要があります。
install ssi コマンドは暗黙で SSI ブート変数を設定します。
(注) install ssi コマンドを使用するには、SSM では EPLD バージョン 2.1(2) が稼働している必要があります。EPLD をアップグレードするには、Cisco MDS 9500 シリーズ スイッチに SSM をインストールしている必要があります。
(注) install ssi コマンドは、SSM modflash にあるファイルをサポートしません。
次に、スロット 2 のモジュールに SSI ブート イメージをインストールする例を示します。
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Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのインターフェイスを設定するには、コンフィギュレーション モードで interface コマンドを使用します。
interface { cpp | fc | fc-tunnel | fcip | gigabitethernet | iscsi | mgmt | port-channel | svc | vsan }
(注) Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem と Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter では、構文が次のように異なります。
interface {bay port | ext port}
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次の形式でコマンドを実行して、インターフェイスの範囲を指定できます。
次に、mgmt 0 インターフェイスを選択し、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードにする例を示します。
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HP c-Class BladeSystem 用シスコ ファブリック スイッチおよび IBM BladeCenter 用シスコ ファブリック スイッチでファイバ チャネル インターフェイスを設定するには、コンフィギュレーション モードで interface bay または interface ext コマンドを使用します。
interface { bay port | ext port }
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次に、ファイバ チャネル インターフェイス bay2 を設定し、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードを開始する例を示します。
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Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのファイバ チャネル インターフェイスを設定するには、EXEC モードで interface fc コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
interface fc slot / port
channel-group { group-id [force] | auto}fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
fspf {cost link-cost vsan vsan-id | ficon portnumber portnumber | dead-interval seconds vsan vsan-id | hello-interval seconds vsan vsan-id | passive vsan vsan-id | retransmit-interval seconds vsan vsan-id }
interface fc slot / port
no channel-group { group-id [force] | auto}no fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
no fspf {cost link_cost vsan vsan-id | ficon portnumber portnumber | dead-interval seconds vsan vsan-id | hello-interval seconds vsan vsan-id | passive vsan vsan-id | retransmit-interval seconds vsan vsan-id }
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次の形式でコマンドを実行して、インターフェイスの範囲を指定できます。
interface space fc1/1 space - space 5 space , space fc2/5 space - space 7
ポート番号の割り当てについての詳細は、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
インターフェイスをイネーブルにするには、 no shutdown コマンドを使用します。
channel-group auto コマンドでは、ポート チャネルの自動作成がイネーブルになります。ポート チャネルの自動作成がインターフェイスに対してイネーブルになっている場合、古いソフトウェア バージョンにダウングレードする前、または手動で設定されたチャネル グループのインターフェイスを設定する前に、まずこのコンフィギュレーションをディセーブルにする必要があります。
次に、ファイバ チャネル インターフェイス 9 のポート 1 ~ 4 を設定する例を示します。
次に、ファイバ チャネル インターフェイスをイネーブルにする例を示します。
次に、FICON ポート番号を、選択したファイバ チャネル インターフェイスへ割り当てる例を示します。
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ファイバ チャネル トンネルを設定し、RSPAN トラフィックをサポートするには、 interface fc-tunnel コマンドを使用します。設定されたトンネルを削除、またはデフォルトの状態に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
interface fc-tunnel number
destination ip-address
explicit-path path-name
source ip-address ]
no interface fc-tunnel number
no destination ip-address |
no explicit-path path-name
no source ip-address
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次に、送信元スイッチ(スイッチ S)から FC トンネル(100)を開始する例を示します。
次に、送信元スイッチ(スイッチ S)の IP アドレスを FC トンネル(100)にマッピングする例を示します。
次に、宛先スイッチ(スイッチ D)の IP アドレスを FC トンネル(100)にマッピングする例を示します。
次に、このインターフェイスのトラフィック フローをイネーブルにする例を示します。
次に、送信元スイッチ(スイッチ S)に設定されたパスを参照する例を示します。
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Fibre Channel over IP Protocol(FCIP)インターフェイスを設定するには、 interface fcip コマンドを使用します。FCIP インターフェイスをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
interface fcip interface_number
bport
bport-keepalives
channel-group number [ force ]
fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
ficon portnumber portnumber |
fspf {cost link-cost | dead-interval seconds | hello-interval seconds | passive | retransmit-interval seconds } vsan vsan-id
passive-mode
peer-info ipaddr ip-address [port number ]
qos control control-value data data-value
special-frame peer-wwn pwwn-id
tcp-connections number
time-stamp [acceptable-diff number ]
use-profile profile-id
interface fcip interface_number
no bport
no bport-keepalives
no channel-group number [ force ]
no fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
no ficon portnumber portnumber
no fspf {cost link-cost | dead-interval seconds | hello-interval seconds | passive | retransmit-interval seconds } vsan vsan-id
no qos control-value data data-value
no passive-mode
no peer-info ipaddr ip-address [port number ]
no special-frame peer-wwn pwwn-id
no tcp-connections number
no time-stamp [acceptable-diff number ]
no use-profile profile-id
Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)値を設定し、すべての IP パケットをマークします。 |
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次の形式でコマンドを実行して、インターフェイスの範囲を指定できます。
interface fcip1 space - space 5 space , space fcip10 space - space 12 space
ポート番号の割り当てについての詳細は、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、Fibre Channel over IP(FCIP)インターフェイスを選択し、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードにする例を示します。
次に、FICON ポート番号を、選択した FCIP インターフェイスへ割り当てる例を示します。
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ギガビット イーサネット インターフェイスを設定するには、 interface gigabitethernet コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドのno形式を使用します。
interface gigabitethernet slot / port
cdp enable
channel-group group-id [force]
isns profile-name
interface gigabitethernet slot / port
no cdp enable
no channel-group
no isns profile-name
Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)コンフィギュレーション パラメータをイネーブルにします。 |
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次の形式でコマンドを実行して、インターフェイスの範囲を指定できます。
interface gigabitethernet 1/1 space - space 2 space , space gigabitethernet 3/1 space - space 2
次に、スロット 4 のポート 1 にあるギガビット イーサネット インターフェイスを設定する例を示します。
次に、選択したギガビット イーサネット インターフェイスの IP アドレスおよびサブネット マスクを入力する例を示します。
次に、選択したギガビット イーサネット インターフェイスの IP 最大伝送ユニット(maximum transmission unit; MTU)値を変更する例を示します。
次に、選択したギガビット イーサネット インターフェイスの Virtual Router(VR)ID の作成、VR ID(VRRP グループ)の仮想 IP アドレスの設定、およびプライオリティの割り当てを実行する例を示します。
次に、選択したギガビット イーサネット インターフェイスをチャネル グループに追加する例を示します。そのチャネル グループが存在しない場合、新たに作成され、ポートがシャットダウンされます。
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iSCSI インターフェイスを設定するには、 interface iscsi コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
interface iscsi slot / port
mode {pass-thru | store-and-forward}
tcp qos value
interface iscsi slot / port
no mode {pass-thru | store-and-forward | cut-thru}
no tcp qos value
no interface iscsi slot / port
Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)値を設定し、すべての出力 IP パケットに適用します。有効範囲は 0 ~ 63 です。 |
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iSCSI インターフェイスを設定するには、 iscsi enable コマンドを使用して iSCSI をイネーブルにします。
次の形式でコマンドを実行して、インターフェイスの範囲を指定できます。
interface iscsi space fc1/1 space - space 5 space , space fc2/5 space - space 7
次に、iSCSI インターフェイス 9/1 ~ 9/4 の store-and-forward モードをイネーブルにする例を示します。
次に、iSCSI インターフェイス 9/1 のデフォルトの pass-thru モードに戻る例を示します。
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管理インターフェイスを設定するには、コンフィギュレーション モードで interface mgmt コマンドを使用します。
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管理インターフェイス(mgmt 0)をシャットダウンする場合、処理を実行する前に、追加の確認メッセージが表示されます。必要に応じて、 force オプションを使用して、この確認を回避できます。
次に、管理インターフェイスの設定、設定されたインターフェイスで使用できるオプションの表示を実行し、コンフィギュレーション モードに戻る例を示します。
次に、 force オプションを使用せずに、管理インターフェイスをシャットダウンする例を示します。
次に、 force オプションを使用して、管理インターフェイスをシャットダウンする例を示します。
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Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチのポートチャネル インターフェイスを設定するには、 interface port-channel コマンドを使用します。
interface port-channel number
channel mode active
fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
fspf [cost link_cost | dead-interval seconds | ficon portnumber portnumber | hello-interval seconds | isns profile-name | passive | retransmit-interval seconds ]
interface port-channel number
no channel mode active
no fcdomain rcf-reject vsan vsan-id
no fspf [cost link_cost | dead-interval seconds | ficon portnumber portnumber | hello-interval seconds | isns profile-name | passive | retransmit-interval seconds ]
no interface port-channel number
このインターフェイスを Internet Storage Name Service(iSNS)プロファイルにタグ付けします。 |
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ポート番号の割り当てについての詳細は、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、コンフィギュレーション モードを開始して、ポートチャネル インターフェイスを設定する例を示します。
次に、FICON ポート番号を、選択したポートチャネル ポートへ割り当てる例を示します。
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スイッチに Cisco SME インターフェイスを設定するには、interface sme コマンドを使用します。インターフェイスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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このコマンドを使用するには、cluster enable コマンドを使用してクラスタリングを有効にし、sme enable コマンドを使用して Cisco SME サービスをアクティブにする必要があります。
一度インターフェイスを設定したら、no shutdown コマンドを使用してインターフェイスをイネーブルにします。
Cisco SME インターフェイスを削除するには、まずクラスタからスイッチを削除します。no sme cluster コマンドを使用し、クラスタからスイッチを削除した後、no interface コマンドを使用し、インターフェイスを削除します。
次に、MPS-18/4 モジュール スロットおよびデフォルトの Cisco SME ポートで Cisco SME インターフェイスを設定しイネーブルにする例を示します。
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クラスタにローカルまたはリモート スイッチから Cisco SME インターフェイスを追加するには、interface sme コマンドを使用します。インターフェイスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
interface sme (slot/port) [force]
no interface sme (slot/port) [force]
Cisco SME クラスタ コンフィギュレーション サブモード
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このコマンドを実行する前に、まず fabric-membership コマンドを使用しノードを設定する必要があります。
このコマンドを使用するには、cluster enable コマンドを使用してクラスタリングを有効にし、sme enable コマンドを使用して Cisco SME サービスをアクティブにする必要があります。
Cisco SME インターフェイスを削除するには、まずクラスタからスイッチを削除する必要があります。 no sme cluster コマンドを使用し、クラスタからスイッチを削除した後、no interface コマンドを使用し、インターフェイスを削除します。
次に、ノードが属するファブリックを指定し、force オプションを使用してローカル スイッチから Cisco SME インターフェイス(4/1)を追加する例を示します。
次に、ノードが属するファブリックを指定し、force オプションを使用してリモート スイッチから Cisco SME インターフェイス(4/1)を追加する例を示します。
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VSAN インターフェイスを設定するには、 interface vsan コマンドを使用します。VSAN インターフェイスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、VSAN インターフェイスを選択し、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードにする例を示します。
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アクセス リストをインターフェイスに適用するには、インターフェイス モードで ip access-group コマンドを使用します。前回実行したコマンドを無効、またはデフォルトの設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip access-group access-list-name [in | out]
IP アクセス リスト名を指定します。最大 64 文字までの英数字が可能で、テキストでは大文字と小文字が区別されません。 |
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ip access-group コマンドはインターフェイスに対するアクセスを制御します。1 つのインターフェイスは 1 つのアクセス リストに対応します。アクセス グループはただちにアクティブになります。
このアクセス リストを使用してアクセス グループを作成する前に、アクセス リストのルールを作成することを推奨します。
アクセス リストの前にアクセス グループを作成した場合、アクセス リストは空なので、アクセス リストが作成され、そのインターフェイスのすべてのパケットが廃棄されます。
入力トラフィックのアクセス グループの設定は、ローカルとリモート トラフィックの両方に適用されます。出トラフィックのアクセス グループ設定は、ローカル トラフィックのみに適用されます。各トラフィック タイプごとに、異なるアクセス リストを適用できます。
次に、入力トラフィックと出トラフィックの両方に aclPermit と呼ばれるアクセス グループを作成する例を示します(デフォルト)。
次に、aclPermit と呼ばれるアクセス グループを削除する例を示します。
次に、入力トラフィックに aclDenyTcp と呼ばれる(まだ存在していない場合)アクセス グループを作成する例を示します。
次に、入力トラフィックの aclDenyTcp と呼ばれるアクセス グループを削除する例を示します。
次に、ローカル出トラフィックに aclPermitUdp と呼ばれる(まだ存在していない場合)アクセス リストを作成する例を示します。
次に、ローカル出トラフィックの aclPermitUdp と呼ばれるアクセス リストを削除する例を示します。
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IP Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)を設定するには、コンフィギュレーション モードで ip access-list コマンドを使用します。以前に実行したコマンドを無効にするか、出荷時の設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
ip access-list list-name {deny | permit} ip-protocol
{ src-addr src-wildcard }
{ dest-addr dest-wildcard | operator port-value }
[ operator port port-value ]
[established | icmp-type icmp-value ]
[tos tos-value ]
[log-deny]
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個々の ACL エントリの最後に log-deny オプションを使用すると、ACL 番号、パケットが許可されたか禁止されたか、およびポート特定の情報が表示されます。このオプションは、廃棄エントリ(複数可)と一致するパケットに関する情報ログ メッセージを送信します。
次に、aclPermit と呼ばれる IP-ACL を作成して、任意の送信元アドレスから任意の宛先アドレスへの IP トラフィックを許可する例を示します。
次に、aclPermit と呼ばれる IP-ACL を削除する例を示します。
次に、aclPermit を更新して、任意の送信元アドレスから任意の宛先アドレスまでの TCP トラフィックを禁止する例を示します。
次に、このネットワークを許可する IP-ACL を定義する例を示します。255.255.255.255 から 255.255.248.0(通常のマスク)を差し引いて、0.0.7.255 とします。
次に、指定のネットワークで送受信されるすべての IP トラフィックを許可する例を示します。
次に、1.2.3.0 から送信元ポート 5 を経由して任意の宛先に送信される TCP トラフィックを禁止する例を示します。
次に、IP-ACL からこのエントリを削除する例を示します。
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ギガビット イーサネット インターフェイスのローカル IP アドレスを Fibre Channel over IP(FCIP)プロファイルに割り当てるには、 ip address コマンドを使用します。IP アドレスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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FCIP プロファイルを作成するには、ギガビット イーサネット インターフェイスのローカル IP アドレスを FCIP プロファイルに割り当てる必要があります。
次に、ギガビット イーサネット インターフェイスのローカル IP アドレスを FCIP プロファイルに割り当てる例を示します。
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ギガビット イーサネット インターフェイスに IP アドレスを割り当てるには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで ip address コマンドを使用します。IP アドレスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、ギガビット イーサネット インターフェイスに IP アドレスを割り当てる例を示します。
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Fibre Channel over IP(FCIP)リンク上の圧縮をイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで ip-compression コマンドを使用します。圧縮をディセーブルにするには、コマンドのno形式を使用します。
ip-compression [auto | mode1 | mode2 | mode3]
no ip-compression [auto | mode1 | mode2 | mode3]
次の高帯域幅リンクの高速圧縮をイネーブルにします。 |
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キーワードが high-throughput および high-comp-ratio から mode1 、 mode2 、および mode3 に変更されました。 |
コマンドに圧縮モードが入力されていない場合、デフォルトは auto になります。
Cisco SAN-OS Release 1.3 で導入された FCIP 圧縮機能がリンクでイネーブルであれば、IP パケットを FCIP リンクで圧縮できます。デフォルト設定では、FCIP 圧縮はディセーブルです。イネーブルにすると、特にモードの指定がなければソフトウェアは使用している auto モードを破棄します。
Cisco SAN-OS Release 2.0(1b) 以降では、次のモードで FCIP 圧縮を設定できます。
• mode1 :高帯域幅リンク(>25 Mbps)に対応した高速圧縮モード
• mode2 :中帯域幅リンク(10 ~ 25 Mbps)に対応した中速圧縮モード
• mode3 :低帯域幅リンク(<10 Mbps)に対応した高圧縮モード
• auto モード(デフォルト):リンクの帯域幅に応じて(リンクの帯域幅は FCIP プロファイルの TCP パラメータで選択されます)適切な圧縮方式が選択される
IP 圧縮機能の動作は、IPS モジュールと MPS-14/2 モジュールでは異なります。 mode2 および mode3 は両方のモジュール内でソフトウェア圧縮を実行するのに対し、 mode1 は、MPS-14/2 モジュールではハードウェアベースの圧縮を実行し、IPS-4 および IPS-8 モジュールではソフトウェア圧縮を実行します。
Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(1a) 以降のオプション auto モードは、圧縮モードを組み合わせて WAN の帯域幅を効果的に活用します。WAN の帯域幅使用率を最大限利用できるように圧縮モードが動的に変更されます。
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デフォルト ゲートウェイの IP アドレスを設定するには、 ip default-gateway コマンドを使用します。デフォルト ゲートウェイの IP アドレスをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip default-gateway destination-ip-address [interface cpp slot_number / processor-number / vsan-id ]
no ip default-gateway destination-ip-address [interface cpp slot / processor-number / vsan-id ]
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次に、IP デフォルト ゲートウェイを 1.1.1.4 に設定する例を示します。
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デフォルト ネットワークの IP アドレスを設定するには、コンフィギュレーション モードで ip default-network コマンドを使用します。デフォルト ネットワークの IP アドレスをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip default-network ip-address
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次に、デフォルト ネットワークの IP アドレスを 1.1.1.4 に設定する例を示します。
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IP ドメイン リストを設定するには、コンフィギュレーション モードで ip domain-list コマンドを使用します。IP ドメイン リストをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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Domain Name System(DNS; ドメイン ネーム システム)サーバのルックアップ機能をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで ip domain-lookup コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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IP アドレスの代わりに、有意の名前を使用してスイッチを設定できます。設定された名前は自動的に対応する IP アドレスを調べます。
次に、DNS サーバのルックアップ機能を設定する例を示します。
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ドメイン名を設定するには、コンフィギュレーション モードで ip domain-name コマンドを使用します。ドメイン名を削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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ネーム サーバを設定するには、コンフィギュレーション モードで ip name-server コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、ネーム サーバを IP アドレス 1.1.1.4 で設定する例を示します。
次に、最初のアドレス(15.1.0.1)をプライマリ サーバとして、2 番めのアドレス(15.2.0.0)をセカンダリ サーバとして指定する例を示します。
次に、設定したサーバを削除し、出荷時の設定に戻す例を示します。
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スタティック ルートを設定するには、コンフィギュレーション モードで ip route コマンドを使用します。
ip route ip-address subnet-mask [ nexthop_ip-address ] [ interface { gigabitethernet slot / port | mgmt 0 | port-channel channel-id | vsan vsan-id } | distance distance-number ]
no ip route ip-address subnet-mask [ nexthop_ip-address ] [ interface { gigabitethernet slot / port | mgmt 0 | port-channel channel-id | vsan vsan-id } | distance distance-number ]
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IP 転送機能をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで ip routing コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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ミリ秒を指定して、指定されたギガビット イーサネット インターフェイスに到達するパケットを遅延させるには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim delay コマンドを使用します。
ips netsim delay-ms milliseconds ingress gigabitethernet slot/port
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このコマンドを使用するには、 ips netsim enable コマンドを使用して IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにする必要があります。
このコマンドでは、ギガビット イーサネット インターフェイスに着信するすべてのパケットに遅延を設定します。遅延は単一方向です。反対の方向に遅延を設定するには、隣接するインターフェイスのスロットおよびポート番号を使用します。
次に、ギガビット イーサネット インターフェイス 2/3 に着信するパケットに 50 ミリ秒の遅延を設定する例を示します。
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マイクロ秒を指定して、指定されたギガビット イーサネット インターフェイスに到達するパケットを遅延させるには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim delay コマンドを使用します。
ips netsim delay-us microseconds ingress gigabitethernet slot/port
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このコマンドを使用するには、 ips netsim enable コマンドを使用して IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにする必要があります。
このコマンドでは、ギガビット イーサネット インターフェイスに着信するすべてのパケットに遅延を設定します。遅延は単一方向です。反対の方向に遅延を設定するには、隣接するインターフェイスのスロットおよびポート番号を使用します。
次に、ギガビット イーサネット インターフェイス 2/3 に着信するパケットに 50 マイクロ秒の遅延を設定する例を示します。
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指定されたギガビット イーサネット インターフェイスの n 番めのパケットごとにパケットをドロップするには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim drop nth コマンドを使用します。
ips netsim drop nth packet {burst burst-size ingress gigabitethernet slot/port | ingress gigabitethernet slot/port }
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このコマンドを使用するには、 ips netsim enable コマンドを使用して IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにする必要があります。
パケット ドロップを(キューがフルでない場合でも)ランダムに(パーセントで指定)、または N 番めのパケットごとにシミュレートするようネットワーク シミュレータを設定できます。パーセントは 10000 パケット中のパケット数として表示されます。たとえば、パケットの 1% をドロップする場合、これを 10000 パケット中 100 パケットとして指定します。ランダム ドロップを使用して IP ネットワークの実際のシナリオをシミュレートするには、ドロップ パーセントは、指定されたトラフィック方向のパケット ドロップの 0 ~ 1% の間である必要があります。
オプションのバースト パラメータを使用する場合、指定されたパケット数がドロップされます。バースト パラメータを指定しない場合、1 つのパケットのみがドロップされます。ランダム ドロップまたは N 番めのドロップのバースト制限は 1 ~ 100 パケットです。ドロップされたパケットのパーセントを指定する場合、バースト パラメータを考慮してください。たとえば、10,000 パケット中 100 パケット(1%)、バースト 2 のランダム ドロップを選択した場合、200 パケット(2%)が 10,000 パケットごとにドロップされます。バーストに 2 を指定すると、パケット ドロップが倍になります。
次に、100 番めのパケットごとに 2 つのパケットを同時にドロップするようインターフェイスを設定する例を示します。
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指定されたギガビット イーサネット インターフェイスでランダムにパケットをドロップするには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim drop random コマンドを使用します。
ips netsim drop random packet-percentage {burst burst-size ingress gigabitethernet slot/port | ingress gigabitethernet slot/port }
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このコマンドを使用するには、 ips netsim enable コマンドを使用して IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにする必要があります。
パケット ドロップを(キューがフルでない場合でも)ランダムに(パーセントで指定)、または N 番めのパケットごとにシミュレートするようネットワーク シミュレータを設定できます。パーセントは 10000 パケット中のパケット数として表示されます。たとえば、パケットの 1% をドロップする場合、これを 10000 パケット中 100 パケットとして指定します。ランダム ドロップを使用して IP ネットワークの実際のシナリオをシミュレートするには、ドロップ パーセントは、指定されたトラフィック方向のパケット ドロップの 0 ~ 1% の間である必要があります。
オプションのバースト パラメータを使用する場合、指定されたパケット数がドロップされます。バースト パラメータを指定しない場合、1 つのパケットのみがドロップされます。ランダム ドロップまたは N 番めのドロップのバースト制限は 1 ~ 100 パケットです。ドロップされたパケットのパーセントを指定する場合、バースト パラメータを考慮してください。たとえば、10,000 パケット中 100 パケット(1%)、バースト 2 のランダム ドロップを選択した場合、200 パケット(2%)が 10,000 パケットごとにドロップされます。バーストに 2 を指定すると、パケット ドロップが倍になります。
次に、パケットの 1% をドロップするようインターフェイスを設定する例を示します。
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2 つのギガビット イーサネット インターフェイスのネットワーク シミュレーション モードでの動作をイネーブルにするには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim enable コマンドを入力します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
ips netsim enable interface gigabitethernet slot/port gigabitethernet slot/port
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このコマンドをイネーブルにすると、2 つのギガビット イーサネット インターフェイスはネットワーク特性をシミュレートします。最初に指定されたインターフェイスは入力ポートで、2 番めに指定されたインターフェイスは出力ポートです。これらのポートは隣接している必要があります。入力ポートは奇数番号のポートである必要があります。
このコマンドで設定されたインターフェイスは、FCIP または iSCSI に使用できません。SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードがオフである場合、ネットワーク シミュレーション用に設定されたインターフェイスは通常動作に戻ります。
次に、IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにし、ネットワーク シミュレーションにインターフェイス 2/3 および 2/4 を設定する例を示します。
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指定されたギガビット イーサネット インターフェイスの帯域幅をキロバイト/秒で制限するには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim max-bandwidth-kbps コマンドを使用します。
ips netsim max-bandwidth-kbps bandwidth ingress gigabitethernet slot/port
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このコマンドを使用するには、 ips netsim enable コマンドを使用して IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにする必要があります。
次に、インターフェイスの帯域幅を 4500 Kbps に制限する例を示します。
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指定されたギガビット イーサネット インターフェイスの帯域幅を megabytes per second(Mbps; メガバイト/秒)で制限するには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim max-bandwidth-mbps コマンドを使用します。
ips netsim max-bandwidth-mbps bandwidth ingress gigabitethernet slot/port
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このコマンドを使用するには、 ips netsim enable コマンドを使用して IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにする必要があります。
次に、インターフェイスの帯域幅を 45 Mbps に制限する例を示します。
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指定されたギガビット イーサネット インターフェイスのキューのサイズを制限するには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim qsize コマンドを使用します。
ips netsim qsize queue-size ingress gigabitethernet slot/port
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このコマンドを使用するには、 ips netsim enable コマンドを使用して IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにする必要があります。
このコマンドは、指定されたギガビット イーサネット インターフェイスのキュー サイズをレート制限します。推奨するネットワーク シミュレーションのキュー サイズは 50000 ~ 150000 です。キューがフルになると、パケットはドロップされます。
次に、キュー サイズを 75 KB に制限する例を示します。
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指定されたギガビット イーサネット インターフェイスに着信するパケットをリオーダーするには、SAN 拡張チューナー コンフィギュレーション サブモードで ips netsim reorder コマンドを使用します。
ips netsim reorder {nth packet distance dist-packet ingress gigabitethernet slot/port | nth packet ingress gigabitethernet slot/port } | {random percent distance dist-packet ingress gigabitethernet slot/port | random percent ingress gigabitethernet slot/port }
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このコマンドを使用するには、 ips netsim enable コマンドを使用して IP ネットワーク シミュレータをイネーブルにする必要があります。
パケットを(キューがフルでない場合でも)ランダムに(パーセントで指定)、または N 番めのパケットごとにリオーダーするようネットワーク シミュレータを設定できます。パーセントは 10000 パケット中のパケット数として表示されます。たとえば、パケットの 1% をリオーダーする場合、これを 10000 パケット中 100 パケットとして指定します。ランダム リオーダーを使用して IP ネットワークの実際のシナリオをシミュレートするには、パーセントは、指定されたトラフィック方向にリオーダーされたパケットの 0 ~ 1% の間である必要があります。
オプションのバースト パラメータを使用する場合、指定されたパケット数がリオーダーされます。バースト パラメータを指定しない場合、1 つのパケットのみがリオーダーされます。
次に、距離制限 5 の 50% でリオーダーする例を示します。
次に、距離制限 5 の 50 番めごとにリオーダーする例を示します。
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IPv6 Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)を設定し、IPv6-ACL コンフィギュレーション サブモードを開始するには、コンフィギュレーション モードで ipv6 access-list コマンドを使用します。IPv6 ACL をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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ipv6 access-list コマンドを使用してスイッチに IPv6 ACL を設定する前に、IPv6 の機能および拡張アドレッシング機能についてよく理解しておきます。特に、異なるタイプの IPv6 アドレス形式、IPv6 アドレス プレフィクス形式、および異なる IPv6 アドレス タイプを理解することが重要です。IPv6 の詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、List1 という IPv6 アクセス リストを設定し、IPv6-ACL コンフィギュレーション サブモードを開始する例を示します。
次に、List1 という IPv6 アクセス リストとそのエントリをすべて削除する例を示します
IPv6 処理をイネーブルにし、インターフェイスに IPv6 アドレスを設定するには、コンフィギュレーション サブモードで ipv6 address コマンドを使用します。IPv6 アドレスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
ipv6 address ipv6-address-prefix
no ipv6 address ipv6-address-prefix
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ipv6 address コマンドを使用して、IPv6 処理をイネーブルにし、インターフェイスに IPv6 アドレスを設定できます。IPv6 アドレスは IPv6 トラフィックを転送するインターフェイス上に設定する必要があります。
ユニキャスト アドレスを割り当てると、リンク ローカル アドレスを生成し、暗黙で IPv6 をイネーブルにします。
(注) ipv6 address コマンドの ipv6-address-prefix 引数は、RFC 2373 に記載されたように、16 ビット値をコロンで区切った 16 進数としてアドレスを指定する必要があります。スラッシュ記号(/)は、アドレスの連続する上位何ビットがプレフィクス(アドレスのネットワーク部分)を構成するかを示す 10 進値です。
次に、ユニキャスト IPv6 アドレスをインターフェイスに割り当て、そのインターフェイスで IPv6 処理をイネーブルにする例を示します。
インターフェイス上でステートレス自動設定を使用して IPv6 アドレスの自動設定をイネーブルにし、そのインターフェイスで IPv6 処理をイネーブルにします。 |
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インターフェイス上でステートレス自動設定を使用して IPv6 アドレスの自動設定をイネーブルにし、そのインターフェイスで IPv6 処理をイネーブルにするには、コンフィギュレーション サブモードで ipv6 address autoconfig コマンドを使用します。インターフェイスからアドレスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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ipv6 address autoconfig コマンドを使用して、指定されたインターフェイスで IPv6 ステートレス自動設定をイネーブルにできます。自動設定の詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、インターフェイスで IPv6 ステートレス自動設定をイネーブルにする例を示します。
IPv6 処理をイネーブルにし、インターフェイスに IPv6 リンク ローカル アドレスを設定するには、コンフィギュレーション サブモードで ipv6 enable コマンドを使用します。IPv6 処理をディセーブルにし、リンク ローカル アドレスを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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インターフェイスで IPv6 をイネーブルにすると、リンク ローカル アドレスが自動的に割り当てられます。このアドレスは、スイッチ上の通信に使用されます。
次に、インターフェイスで IPv6 処理をイネーブルにする例を示します。
IPv6 近隣探索コマンドをインターフェイスに設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで ipv6 nd コマンドを使用します。IPv6 近隣探索設定コマンドを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
ipv6 nd { dad attempts number | reachable-time time | retransmission-time time }
no ipv6 nd { dad attempts number | reachable-time time | retransmission-time time }
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リダイレクト メッセージのターゲット アドレス(最終の宛先)がリンク ローカル アドレスによって隣接ルータを確実に識別するために、ルータは隣接ルータごとにリンク ローカル アドレスを決定できる必要があります。スタティック ルーティングの場合、ネクストホップ ルータのアドレスはルータのリンク ローカル アドレスを使用して指定します。ダイナミック ルーティングの場合、すべての IPv6 ルーティング プロトコルは隣接ルータのリンク ローカル アドレスを交換する必要があります。
(注) DAD 試行回数が大きい(3 以上)と、アドレスの割り当てが遅れます。
IPv6 近隣探索の詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
switch(config)# interface gigabitethernet 2/2
switch(config-if)# ipv6 nd dad attempts 2
次に、到達可能性期間を 10000 ミリ秒に設定する例を示します。
switch(config-if)# ipv6 nd reachability-time 10000
次に、再送信時間を 20000 ミリ秒に設定する例を示します。
IPv6 スタティック ルートを設定するには、コンフィギュレーション モードで ipv6 route コマンドを使用します。IPv6 スタティック ルートを削除またはディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
ipv6 route destination-address-prefix next-hop-address [distance distance-metric | interface { gigabitethernet slot/port | mgmt number | port-channel number | vsan vsan-id }]
[distance distance-metric ]
no ipv6 route destination-address-prefix next-hop-address [distance distance-metric | interface { gigabitethernet slot/port | mgmt number | port-channel number | vsan vsan-id }]
[distance distance-metric ]
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ipv6 route コマンドを使用してスイッチに IPv6 機能を設定する前に、IPv6 の機能および拡張アドレッシング機能についてよく理解しておきます。特に、異なるタイプの IPv6 アドレス形式、IPv6 アドレス プレフィクス形式、および異なる IPv6 アドレス タイプを理解することが重要です。IPv6 の詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、デフォルトのスタティック IPv6 ルートをギガビット イーサネット インターフェイスに設定する例を示します。
次に、完全指定のスタティック ルートをギガビット イーサネット インターフェイスに設定する例を示します。
次に、指定されたネクストホップ アドレスへの再帰スタティック ルートを設定する例を示します。
次に、指定されたネクストホップ アドレス(このアドレスから出力インターフェイスが自動的に取得されます)、および指定されたインターフェイスへの再帰スタティック ルートを設定する例を示します。
IPv6 Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)を設定し、IPv6-ACL コンフィギュレーション サブモードを開始します。 |
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IPv6 ユニキャスト ルーティングをイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで ipv6 routing コマンドを使用します。IPv6 ユニキャスト ルーティングをディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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ipv6 routing コマンドを使用してスイッチに IPv6 機能を設定する前に、IPv6 の機能および拡張アドレッシング機能についてよく理解しておきます。特に、異なるタイプの IPv6 アドレス形式、IPv6 アドレス プレフィクス形式、および異なる IPv6 アドレス タイプを理解することが重要です。IPv6 の詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、IPv6 ルーティングをイネーブルにする例を示します。
次に、IPv6 ルーティングをディセーブルにする例を示します。
IPv6 Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)を設定し、IPv6-ACL コンフィギュレーション サブモードを開始します。 |
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インターフェイス上でパケットのトラフィックをフィルタリングするよう IPv6 Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで ipv6 traffic-filter コマンドを使用します。スイッチの IPv6-ACL トラフィック フィルタリングを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
ipv6 traffic-filter access-list-name { in | out }
no ipv6 traffic-filter access-list-name { in | out }
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次に、testfilter というインバウンド パケットのトラフィック フィルタリングを設定する例を示します。
switch(config)# interface gigabitethernet 2/2
iSCSI のデフォルト認証方式を設定するには、 iscsi authentication コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
iscsi authentication {chap | chap -none | none | username username password [0 | 7] password }
no iscsi authentication {chap | chap -none | none | username}
Challenge Handshake Authentication Protocol(CHAP; チャレンジ ハンドシェーク認証プロトコル)または認証なしのいずれかを設定します。 |
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パスワードがクリアテキスト Challenge Handshake Authentication Protocol(CHAP; チャレンジ ハンドシェーク認証プロトコル)パスワードであることを指定します。 |
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デフォルトでは、Cisco MDS 9000 ファミリ スイッチは認証なし、または CHAP 認証のある iSCSI イニシエータを承認します。CHAP 認証が常に必要な場合、 iscsi authentication chap コマンドを使用します。認証なしの状態が常に必要な場合、 iscsi authentication none コマンドを使用します。
chap-none オプションを使用して、CHAP または認証なしのどちらか一方しか許可されていないグローバル コンフィギュレーションを上書きします。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次に、ISCSI 認証に対してのみ CHAP を設定する例を示します。
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iSCSI イニシエータのスタティック WWN 割り当てと、システムが WWN プールで使用可能とみなすものの間の競合に関する現在の実行コンフィギュレーションをチェックするには、コンフィギュレーション モードで iscsi duplicate-wwn-check コマンドを使用します。
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Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(2) 以前では、アップグレードが失敗したり、システム ソフトウェアを手動でダウングレードする(すなわち、 install all コマンドを使用せずに手動で古い Cisco MDS SAN-OS リリースを起動した場合)と、システムによってスタティック iSCSI イニシエータに割り当てられた WWN が不注意にシステムに復帰する場合があります。このような場合、システムはあとでそれらの WWN を他の iSCSI イニシエータ(ダイナミックまたはスタティック)に割り当てることがあり、矛盾が発生します。
Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(2) では、 iscsi duplicate-wwn-check コマンドを使用して、システムに属する設定済み WWN を検査し、削除できます。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次に、iSCSI イニシエータのスタティック WWN 割り当てと、システムが WWN プールで使用可能とみなすものの間の競合に関する現在の実行コンフィギュレーションをチェックする例を示します。
次に、矛盾する nWWN および pWWN を削除する例を示します。
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永続的な WWN を iSCSI イニシエータ コンフィギュレーション サブモードの iSCSI イニシエータに割り当てます。 |
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ダイナミック イニシエータ モードを設定するには、コンフィギュレーション モードで iscsi dynamic initiator コマンドを使用します。デフォルトのモードに戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
iscsi dynamic initiator {deny | islb}
no dynamic initiator {deny | islb}
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• iSCSI ― ダイナミック イニシエータは iSCSI イニシエータとして取り扱われ、ダイナミック仮想ターゲットと設定済みの iSCSI 仮想ターゲットにアクセスできます。
• iSLB ― ダイナミック イニシエータは iSLB イニシエータとして取り扱われ、ダイナミック仮想ターゲットにアクセスできます。
• Deny ― ダイナミック イニシエータは、MDS スイッチにログインできません。
iSCSI ダイナミック イニシエータは、デフォルトの動作モードです。この設定は、CFS を使用して配信されます。
(注) ダイナミック イニシエータ モードは、CLI を使用してのみ設定できます。Device Manager やファブリック マネージャを使用して設定することはできません。
ダイナミック iSCSI イニシエータをスタティック iSCSI イニシエータに変換し、その WWN を永続化できます。
ダイナミック iSLB イニシエータをスタティック iSLB イニシエータに変換し、その WWN を永続化できます。
(注) ダイナミック iSCSI イニシエータをスタティック iSLB イニシエータに変換したり、ダイナミック iSLB イニシエータをスタティック iSCSI イニシエータに変換することはできません。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次のコマンドを使用すると、ダイナミック イニシエータ モードを iSLB として設定します。
次のコマンドを使用すると、ダイナミック イニシエータ モードを deny として設定します。
次のコマンドを使用すると、デフォルトの iSCSI のダイナミック イニシエータ モードに戻ります。
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Cisco MDS スイッチの iSCSI 機能をイネーブルにするには、 iscsi enable コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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iSCSI 機能の設定および確認コマンドは、iSCSI がスイッチでイネーブルの場合にのみ、使用できます。この機能をディセーブルにした場合、関連するすべての設定は自動的に廃棄されます。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次のコマンドは、iSCSI 機能をディセーブルにします(デフォルト)。
各 IPS ラインカードの iSCSI 機能をイネーブルにして対応する iSCSI インターフェイスを作成するには、iscsi enable module コマンドを使用します。
iscsi enable module module-num
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次に、スイッチの目的のモジュール番号で iSCSI インターフェイスをイネーブルにする例を示します。
(注) iSCSI 機能をイネーブルにしてから、このコマンドを実行する必要があります。
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ファイバ チャネル ターゲットのダイナミック マッピングを許可するには、 iscsi import target fc コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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このコマンドは、すべてのファイバ チャネル ターゲットを iSCSI にダイナミックにインポートするよう iSCSI を設定します。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次に、ファイバ チャネル ターゲットのダイナミック マッピングを許可する例を示します。
次に、ファイバ チャネル ターゲットのダイナミック マッピングをディセーブルにする例を示します。
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iSCSI イニシエータ アイドル タイムアウトを設定するには、 iscsi initiator idle-timeout コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
iscsi initiator idle-timeout seconds
no iscsi initiator idle-timeout seconds
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アイドル タイムアウト値が 0 に設定されると、イニシエータ終了からの最終セッション後、イニシエータ情報がただちに消去されます。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次に、iSCSI イニシエータ アイドル タイムアウトを 180 秒に設定する例を示します。
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永続的な World Wide Name(WWN)を iSCSI イニシエータに割り当てる、または、iSCSI イニシエータをデフォルト以外の VSAN(仮想 SAN)に割り当てるには、 iscsi initiator ip-address コマンドを使用します。デフォルトの設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
iscsi initiator ip-address ipaddress
static { nwwn | pwwn } { wwn-id | system-assign number }
vsan vsan-id
iscsi initiator ip-address ipaddress
no static { nwwn | pwwn } { wwn-id | system-assign number }
no vsan vsan-id
no iscsi initiator ip-address ipaddress
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iSCSI イニシエータが、FC WWN と永続的なバインディングをする必要がある状況では、このコマンドを使用してください。また、iSCSI イニシエータは複数の VSAN に配置できます。iSCSI ホストは 1 つまたは複数の VSAN のメンバーになることができます。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次のコマンドは、イニシエータ ノードの IP アドレスを使用して、iSCSI イニシエータを設定します。
次のコマンドは、設定された iSCSI イニシエータを削除します。
次のコマンドは、スイッチの WWN プールを使用して、iSCSI イニシエータに nWWN を割り当て、永続的に保持します。
次のコマンドは、nWWN としてユーザ指定の WWN を iSCSI イニシエータに割り当てます。各 iSCSI ノードには、1 つの nWWN のみ指定できます。
次のコマンドは、スイッチの WWN プールを使用して、iSCSI イニシエータに 2 つの pWWN を割り当て、永続的に保持します。
次のコマンドは、pWWN としてユーザ指定の WWN を iSCSI イニシエータに割り当てます。
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iSCSI イニシエータ名を設定し、iSCSI 設定モードに変更するには、 iscsi initiator name コマンドを使用します。出荷時の設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
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iSCSI イニシエータが、FC WWN と永続的なバインディングをする必要がある状況では、このコマンドを使用してください。また、iSCSI イニシエータは複数の VSAN に配置できます。iSCSI ホストは 1 つまたは複数の VSAN のメンバーになることができます。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次に、イニシエータ ノードの iSCSI 名を使用して、iSCSI イニシエータを設定する例を示します。
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iSCSI インターフェイスの VSAN(仮想 SAN)メンバシップを設定するには、 iscsi interface vsan-membership コマンドを使用します。この機能を無効にするか、または工場出荷時の設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
iscsi interface vsan-membership
no iscsi interface vsan-membership
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iscsi interface vsan-membership コマンドがディセーブルの場合、iSCSI VSAN メンバシップを設定できません。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次のコマンドは、iSCSI インターフェイスの VSAN メンバシップをイネーブルにします。
次のコマンドは、iSCSI インターフェイスの VSAN メンバシップをディセーブルにします(デフォルト)。
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自動的に割り当てられた nWWN または pWWN マッピングを永続的に保存するには、 iscsi save-initiator コマンドを使用します。
iscsi save-initiator [ip-address ip-address | name name ]
イニシエータ名または IP アドレスが指定されていない場合、すべてのイニシエータにマッピングされている nWWN または pWWN が永続的なものになります。
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iscsi save-initiator コマンドを実行したあと、 copy running-config startup-config を使用して、スイッチの再起動をマッピングしている nWWN または pWWN を保存してください。
ダイナミック iSCSI イニシエータがログインしたあとに、自動的に割り当てられた nWWN/pWWN マッピングを永久に保持して、このイニシエータが次回にログインしたときに同じマッピングが使用するように設定します。
ダイナミック iSCSI イニシエータをスタティック iSCSI イニシエータに変換し、その WWN を永続化できます。
(注) ダイナミック iSCSI イニシエータをスタティック iSLB イニシエータに変換したり、ダイナミック iSLB イニシエータをスタティック iSCSI イニシエータに変換することはできません。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次に、すべてのイニシエータをマッピングしている nWWN または pWWN を保存する方法を示します。
次に、iqn.1987-02.com.cisco.initiator という名前のイニシエータにマッピングしている nWWN または pWWN を保存する方法を示します。
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スタティックな iSCSI 仮想ターゲットを作成するには、 iscsi virtual-target コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
iscsi virtual-target name name
advertise interface { gigabitethernet slot / port [. subinterface ] | port-channel channel-id [. subinterface ]}
all-initiator-permit
initiator { initiator-name | ip-address ipaddress [ netmask ]} permit
pwwn pwwn-id [ fc-lun number iscsi-lun number [secondary-pwwn pwwn-id [sec-lun number ]] | secondary-pwwn pwwn-id ]
revert-primary-port
trespass
iscsi virtual-target name name
no advertise interface { gigabitethernet slot / port [. subinterface ] | port-channel channel-id [. subinterface ]}
no all-initiator-permit
no initiator { initiator-name | ip-address ipaddress [ netmask ]} permit
no pwwn pwwn-id [ fc-lun number iscsi-lun number [secondary-pwwn pwwn-id [sec-lun number ]] | secondary-pwwn pwwn-id ]
no revert-primary-port
no trespass
no iscsi virtual-target name name
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このコマンドは、iSCSI イニシエータによって、アクセスのためのスタティックな iSCSI ターゲットを設定するために使用されます。仮想ターゲットには、FC ターゲット、または FC ターゲット全体の LUN のサブセットが含まれている可能性があります。
FC ターゲット全体を iSCSI ターゲットにマッピングする場合、LUN を指定しないでください。すべての FC LUN ターゲットは iSCSI に向けられます。
(注) CLI は、0x プレフィクスを含むか含まないかに関係なく、LUN ID 値を 16 進数値として解釈します。
1 つの iSCSI ターゲットは、複数の FC ターゲットを保有することはできません。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次に、スタティック仮想ターゲットを作成し、ISCSI ターゲット コンフィギュレーション サブモードを開始する例を示します。
次のコマンドは、指定のインターフェイス上のみに仮想ターゲットをアドバタイズします。デフォルトでは、すべての IPS モジュールのすべてのインターフェイスにアドバタイズされます。
次のコマンドは、FC ターゲットに仮想ターゲット ノードをマッピングします。
次のコマンドは、仮想ターゲット ノードのセカンダリ pWWN を入力します。
LUN オプションを使用して、異なる FC LUN を異なる iSCSI 仮想ターゲットにマッピングします。すでにすべての FC ターゲットをマッピングしている場合、このオプションは使用できません。
次のコマンドは、指定の iSCSI イニシエータ ノードのこの仮想ターゲットへのアクセスを許可します。このコマンドを複数回実行して、複数のイニシエータを許可することもできます。
次のコマンドは、指定のイニシエータ ノードが仮想ターゲットにアクセスできないようにします。
次のコマンドは、指定の IP アドレスのこの仮想ターゲットへのアクセスを許可します。
次のコマンドは、指定の IP アドレスが仮想ターゲットにアクセスできないようにします。
次のコマンドは、このサブネットワークのすべてのイニシエータが、仮想ターゲットへのアクセスを許可します。
次のコマンドは、このサブネットワークのすべてのイニシエータが、仮想ターゲットにアクセスできないようにします。
次のコマンドは、すべてのイニシエータ ノードのこの仮想ターゲットへのアクセスを許可します。
次のコマンドは、すべてのイニシエータ ノードが仮想ターゲットにアクセスできないようにします。
次のコマンドは、プライマリおよびセカンダリ ポートを設定し、 trespass コマンドを使用して、特定のポートから他のポートに LUN を移動させます。
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未決定の iSCSI サーバ ロード バランシング(iSLB)設定を廃棄するには、 islb abort コマンドを使用します。
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islb abort コマンドを使用して、iSLB 設定に対する未決定変更を廃棄して、ファブリックのロックを解除できます。このアクションは、ファブリック内の任意のスイッチのアクティブな設定には影響しません。
Cisco Fabric Services(CFS)セッションを開始したユーザのみが、CFS セッションを開始したスイッチ上でのみ、 islb abort コマンドを実行できます。
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未決定の iSCSI サーバ ロード バランシング(iSLB)設定を確定するには、 islb commit コマンドを使用します。
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islb commit コマンドを使用して、iSLB 設定に対する未決定変更を確定して、ファブリックのロックを解除できます。このアクションは、ファブリック内のすべての Cisco MDS スイッチ上のアクティブな設定を変更します。
Cisco Fabric Services(CFS)セッションを開始したユーザのみが、CFS セッションを開始したスイッチ上でのみ、 islb commit コマンドを実行できます。
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iSCSI サーバ ロード バランシング(iSLB)設定の Cisco Fabric Services(CFS)をイネーブルにするには、 islb distribute コマンドを使用します。SCSI 設定配信をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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islb distribute コマンドでは、Cisco Fabric Services(CFS)インフラストラクチャを使用してファブリック内の他の Cisco MDS スイッチへの iSLB 構成情報の配信をイネーブルにできます。1 台の MDS スイッチのコンソールからファブリック全体で iSLB 設定を同期化できます。
(注) CFS を使用してファブリック中に配信される唯一のイニシエータ設定は、スタティックにマッピングされた iSLB イニシエータ設定です。ダイナミックおよびスタティックにマッピングされた iSCSI イニシエータ設定は配信されません。iSCSI イニシエータのアイドル タイムアウトおよびグローバル認証パラメータも配信されます。
iSLB と Inter-VSAN Routing(IVR)両方を使用している場合、次の条件を満たしているか確認します。そうでない場合、ファブリックでトラフィックが中断することがあります。
• ファブリック内の 1 台以上のスイッチで両方の機能をイネーブルにする必要があります。
• スイッチのゾーニング(通常ゾーン、IVR ゾーン、および iSLB ゾーン)を設定し、アクティブにする必要があります。
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iSCSI サーバ ロード バランシング(iSLB)イニシエータを設定し、iSLB イニシエータ コンフィギュレーション サブモードを開始するには、 islb initiator コマンドを使用します。設定済みの iSLB イニシエータを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
islb initiator {ip-address { ip-address | ipv6-address } | name name }
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islb initiator コマンドを使用して、iSLB イニシエータ コンフィギュレーション サブモードを開始し、iSLB イニシエータにスタティック マッピングを設定できます。
次に、iSLB イニシエータ コンフィギュレーション サブモードを開始し、iSLB イニシエータに(IPv4 ip-address オプションを使用して)スタティック マッピングを設定する例を示します。
次に、設定された iSLB イニシエータを削除する例を示します。
次に、iSLB イニシエータ コンフィギュレーション サブモードを開始し、iSLB イニシエータに(IPv6 オプションを使用して)スタティック マッピングを設定する例を示します。
次に、設定された iSLB イニシエータを削除する例を示します。
次に、iSLB イニシエータ コンフィギュレーション サブモードを開始し、iSLB イニシエータに(name オプションを使用して)スタティック マッピングを設定する例を示します。
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iSLB イニシエータに自動的に割り当てられた nWWN または pWWN マッピングを永続的に保存するには、 islb save-initiator コマンドを使用します。
islb save-initiator [ip-address ip-address | name name ]
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自動的に割り当てられた nWWN/pWWN マッピングを保存すると、イニシエータが次回にログインしたときに同じマッピングを使用できます。
ダイナミック iSLB イニシエータをスタティック iSLB イニシエータに変換し、その WWN を永続化できます。
(注) ダイナミック iSCSI イニシエータをスタティック iSLB イニシエータに変換したり、ダイナミック iSLB イニシエータをスタティック iSCSI イニシエータに変換することはできません。
(注) iSLB イニシエータのダイナミックマッピングをスタティックにする方法は、iSCSI の場合と同じです。
(注) スタティックにマッピングされた iSLB イニシエータ設定は、CFS を使用してファブリック中に配信されます。ダイナミックおよびスタティックに設定された iSCSI イニシエータ設定は配信されません。
次に、名前で指定された iSLB イニシエータに自動的に割り当てられた nWWN および pWWN を保存する例を示します。
次に、IPv4 アドレスで指定された iSLB イニシエータに自動的に割り当てられた nWWN および pWWN を保存する例を示します。
次に、すべての iSLB イニシエータに自動的に割り当てられた nWWN および pWWN を保存する例を示します。
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iSLB 仮想ターゲットを設定し、iSLB ターゲット コンフィギュレーション サブモードを開始するには、 islb virtual-target name コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
islb virtual-target name name
{all-initiator-permit |
initiator { initiator-name permit | ip address { A.B.C.D permit | X:X:X::X permit}} |
pWWN permit |
revert-primary-port permit |
trespass permit}
islb virtual-target name name
{no all-initiator-permit |
no initiator { initiator-name permit | ip address { A.B.C.D permit | X:X:X::X permit}} |
no pWWN permit |
no revert-primary-port permit |
no trespass permit}
no islb virtual-target name name
ファイバ チャネル ターゲットの pWWN を指定します。フォーマットは hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh:hh です。 |
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次に、スタティック仮想ターゲットを作成し、iSLB ターゲット コンフィギュレーション サブモードを開始する例を示します。
すべての iSLB イニシエータのターゲットへのアクセスを許可する例を示します。
次のコマンドは、指定の IP アドレスのこの仮想ターゲットへのアクセスを許可します。
次に、指定の IP アドレスが仮想ターゲットにアクセスできないようする例を示します。
次に、このサブネットワークのすべてのイニシエータが、仮想ターゲットへアクセスできる例を示します。
次に、このサブネットワークのすべてのイニシエータが、仮想ターゲットにアクセスできない例を示します。
次に、pWWN をファイバ チャネル ターゲットにマッピングする例を示します。
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iSCSI サーバ ロード バランシング(iSLB)を Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP; 仮想ルータ冗長プロトコル)グループに設定するには、 islb vrrp コマンドを使用します。VRRP グループの iSLB 設定をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
islb vrrp { group-number load-balance | ipv6 group-number load-balance}
no islb vrrp { group-number load-balance | ipv6 group-number load-balance}
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ホストは、ポータル アドレスとして VRRP アドレスで設定されます。VRRP マスター ポートは、イニシエータから最初の iSCSI セッションを受信すると、その特定のホスト用にスレーブ ポートを割り当てます。マスター ポートが故障したときに復旧が必要になる場合、この情報は Cisco Fabric Services(CFS)経由ですべてのスイッチに同期化されます。イニシエータは、一時的なリダイレクト iSCSI ログイン応答を受信します。次に、ホストは、物理 IP アドレスでスレーブ ポートにログインします。スレーブ ポートがダウンすると、ホストはマスター ポートへ戻ります。マスター ポートは、スレーブ ポートがダウンし、ホストを別のスレーブ ポートへリダイレクトすることを CFS 経由で認識します。
IPv4 および IPv6 には別の VRRP グループがあります。アドレス ファミリごとに 256 の仮想ルータが許可されます。
(注) イニシエータは、マスター インターフェイスの物理 IP アドレスへリダイレクトすることもできます。
ヒント ロード バランシング配信は、セッションの数でなく、ポートの数に基づいています。
次に、IPv4 仮想ルータ グループ 20 の VRRP ロード バランシングをイネーブルにする例を示します。
次に、IPv4 仮想ルータ グループ 20 の VRRP ロード バランシングをディセーブルにする例を示します。
次に、IPv6 仮想ルータ グループ 30 の VRRP ロード バランシングをイネーブルにする例を示します。
次に、IPv6 仮想ルータ グループ 30 の VRRP ロード バランシングをディセーブルにする例を示します。
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iSCSI サーバ ロードバランシング(iSLB)自動ゾーンをアクティブにするには、 islb zoneset activate コマンドを使用します。
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イニシエータ ターゲットを持つイニシエータの自動ゾーニングは、デフォルトではイネーブルです。
自動ゾーンが VSAN(仮想 SAN)に作成されるためには、その VSAN でゾーン セットがアクティブでなければいけません。少なくとも他の変更が 1 度でもゾーン セットで行われた場合のみ zoneset activate コマンドが自動ゾーンを作成します。
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Internet Storage Name Service(iSNS)プロファイルにギガビット イーサネットまたはポートチャネル インターフェイスをタグ付けするには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで isns コマンドを使用します。インターフェイスのタグを解除するには、コマンドの no 形式を使用します。
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このコマンドを使用するには、 isns-server enable コマンドを使用して iSNS をイネーブルにする必要があります。
関連 iSNS オブジェクト(iSNS プロファイルにタグ付けされた)を iSNS サーバに再登録するには、EXEC モードで isns reregister コマンドを使用します。
次に、iSNS プロファイルにギガビット イーサネット インターフェイスをタグ付けする例を示します。
次に、iSNS プロファイルにポートチャネル インターフェイスをタグ付けする例を示します。
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Internet Storage Name Service(iSNS)の Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにするには、 isns distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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このコマンドを使用するには、 isns-server enable コマンドを使用して iSNS をイネーブルにする必要があります。
iSCSI イニシエータの pWWN および nWWN を設定し、iSCSI イニシエータのグループがプロキシ イニシエータを使用して、所定の nWWN/pWWN のペアを共有することを許可できます。iSNS サーバに登録した iSCSI イニシエータの数は、iSNS サーバに登録した iSCSI ターゲットの数よりも多くなります。スイッチ全体で iSCSI イニシエータ エントリを同期化するために、スイッチ全体で iSNS サーバに iSCSI イニシエータ コンフィギュレーションを配信できます。
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Entity Status Inquiry(ESI)再試行回数を設定するには、コンフィギュレーション モードで isns esi retries コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
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このコマンドを使用するには、 isns-server enable コマンドを使用して Internet Storage Name Service(iSNS)をイネーブルにする必要があります。
iSNS クライアントは、ユーザ設定インターバルで ESI ポートを照会します。応答の受信は、クライアントが引き続き有効であることを示しています。設定値に基づき、インターバルはクライアントがサーバから登録解除されるまでに失敗した試行回数を指定します。
次に、ESI の再試行回数を 8 回に制限するよう変更する例を示します。
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Internet Storage Name Service(iSNS)プロファイルを作成し、iSNS プロファイル コンフィギュレーション サブモードを開始するには、コンフィギュレーション モードで isns profile name コマンドを使用します。iSNS プロファイルを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
isns profile name profile-name
no isns profile name profile-name
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このコマンドを使用するには、 isns-server enable コマンドを使用して iSNS をイネーブルにする必要があります。
次に、iSNS プロファイル名を指定し、iSNS プロファイル コンフィギュレーション サブモードを開始する例を示します。
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すでに Internet Storage Name Service(iSNS)プロファイルにタグ付けされたインターフェイスの iSNS オブジェクトをすべて登録するには、 isns register コマンドを使用します。
isns reregister {gigabitethernet slot / number | port-channel channel-group }
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次のコマンドは、タグ付きインターフェイスのポータルおよびターゲットを再登録します。
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Internet Storage Name Service(iSNS)サーバをイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで isns-server enable コマンドを使用します。iSNS をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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isns-server enable コマンドを実行することで、iSNS を設定するために使用されるコマンドがイネーブルになります。
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進行中の Inter-VSAN Routing(IVR)Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションを廃棄するには、コンフィギュレーション モードで ivr abort コマンドを使用します。
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次に、進行中の IVR CFS 配信セッションを廃棄する例を示します。
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ファブリック内で進行中の Inter-VSAN Routing(IVR)Cisco Fabric Services(CFS)配信セッションに関する未決定コンフィギュレーションを適用するには、コンフィギュレーション モードで ivr commit コマンドを使用します。
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次に、ファブリックのスイッチに IVR コンフィギュレーションを適用する例を示します。
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アクティブ サービス グループをユーザ設定のサービス グループにコピーするには、EXEC モードで ivr copy active-service-group user-configured-service-group コマンドを使用します。
ivr copy active-service-group user-configured-service-group
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次に、アクティブ サービス グループをユーザ定義のサービス グループにコピーする例を示します。
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アクティブな Inter-VSAN Routing(IVR)VSAN(仮想 SAN)トポロジをユーザ設定のトポロジにコピーするには、EXEC モードで ivr copy active-topology user-configured-topology コマンドを使用します。
ivr copy active-topology user-configured-topology
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許可されていない、アクティブな IVR トポロジを編集する必要がある場合、 ivr copy active-topology user-configured-topology コマンドは役立ちます。代わりに、アクティブ IVR トポロジをユーザ設定のトポロジにコピーしてから、ユーザ設定のトポロジを編集します。
次に、アクティブ IVR トポロジをユーザ設定のトポロジにコピーする例を示します。
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アクティブなゾーン セットをフル ゾーン セットにコピーするには、EXEC モードで ivr copy active-zoneset full-zoneset コマンドを使用します。
ivr copy active-zoneset full-zoneset
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アクティブ ゾーン セットをフル ゾーン セットにコピーすると、フル ゾーニング データベースの共通のゾーンおよびゾーン セット設定が上書きされる可能性があります。
次に、アクティブ ゾーン セットをフル ゾーン セットにコピーする例を示します。
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自動的に検出された Inter-VSAN Routing(IVR)VSAN(仮想 SAN)トポロジをユーザ設定のトポロジにコピーするには、EXEC モードで ivr copy auto-topology user-configured-topology コマンドを使用します。
ivr copy auto-topology user-configured-topology
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ivr copy auto-topology user-configured-topology コマンドを使用して、自動的に検出された VSAN トポロジをユーザ設定のトポロジにコピーしたあと、 ivr commit コマンドを使用して、未決定の設定変更を、Cisco Fabric Services(CFS)配信を使用する IVR トポロジに適用する必要があります。
次に、ユーザ設定のトポロジで自動的に検出された VSAN トポロジをコピーする例を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)の Cisco Fabric Services(CFS)配信をイネーブルにするには、 ivr distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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次に、IVR ファブリック配信をイネーブルにする例を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)機能をイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで ivr enable コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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IVR 機能は、IVR に参加するファブリックのすべてのエッジ スイッチでイネーブルである必要があります。
IVR 機能の設定および表示コマンドは、IVR がスイッチでイネーブルの場合にのみ、使用できます。
この設定をディセーブルにした場合、関連するすべての設定は自動的に廃棄されます。
(注) このコマンドは、Cisco MDS 9124 スイッチ、Cisco Fabric Switch for HP c-Class BladeSystem、Cisco Fabric Switch for IBM BladeCenter でサポートされていません。
次のコマンドは、コンフィギュレーション モードを開始して、スイッチ上の IVR 機能をイネーブルにします。
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IVR 永続的 FC ID を作成するには、 ivr fcdomain database autonomous-fabric-num コマンドを使用します。所定の AFID および VSAN の IVR fcdomain エントリを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
ivr fcdomain database autonomous-fabric-num afid-num vsan vsan-id
no ivr fcdomain database autonomous-fabric-num afid-num vsan vsan-id
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次に、AFID 10 および VSAN 20 の IVR fcdomain データベース コンフィギュレーション サブモードを開始する例を示します。
次に、AFID 10 および VSAN 20 の永続的 FC ID データベース エントリすべてを削除する例を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)の Network Address Translation(NAT; ネットワーク アドレス変換)機能を明示的にイネーブルにするには、コンフィギュレーション モードで ivr nat コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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ivr nat コマンドを使用すると、明示的に IVR の NAT 機能をイネーブルにできます。SAN-OS Release 1.3.x から SAN-OS Release 2.x へアップグレードしても、自動的に ファイバ チャネル NAT 機能はイネーブルになりません。また、このコマンドを使用すると、SAN-OS Release 2.x 以降の非 NAT モードでも操作を継続できます。
(注) 非 NAT モードを操作して、フレーム ペイロード内に FCID が組み込まれた独自のプロトコルをサポートすることを推奨します。
次に、IVR の NAT 機能を明示的にイネーブルにする方法を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)によってアドバタイズされたデバイスをリフレッシュするには、EXEC モードで ivr refresh コマンドを使用します。
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次に、IVR によってアドバタイズされたデバイスをリフレッシュする例を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)サービス グループをアクティブにするには、コンフィギュレーション モードで ivr service-group activate コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
ivr service-group activate [default-sg-deny]
no ivr service-group activate [default-sg-deny]
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IVR サービス グループを有効にするには、設定された IVR サービス グループをアクティブにする必要があります。設定された IVR サービス グループがアクティブ化されると、1 つのグループがある場合、現在アクティブ化されているサービス グループはこのグループに置き換えられます。
default-sg-deny オプションを指定して IVR サービス グループをアクティブにすると、デフォルトのサービス グループ ポリシーを deny に設定します。デフォルトのサービス グループ ポリシーを allow に変更するには、 default-sg-deny オプションを指定しないで ivr service-group activate コマンドをふたたび実行します。
次に、デフォルトの IVR サービス グループをアクティブにする例を示します。
次に、デフォルトの IVR サービス グループ ポリシーを deny に設定する例を示します。
次に、デフォルトの IVR サービス グループをディセーブルにする例を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)サービス グループを設定するには、コンフィギュレーション モードで ivr service-group name コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
ivr service-group name service-group
no ivr service-group name service-group
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複雑なネットワーク トポロジでは、IVR に対応した VSAN(仮想 SAN)が少ない場合があります。非 IVR 対応の VSAN へのトラフィック量を軽減するには、IVR 対応の VSAN へのトラフィックを制限するサービス グループを設定します。サービス グループは AFID と VSAN の組み合わせです。最大 16 のサービス グループを設定できます。VSAN または AFID は 1 つのサービス グループに所属できます。新しい IVR 対応のスイッチがネットワークに追加された場合、サービス グループを更新して新しい VSAN を含める必要があります。
すべてのサービス グループで最大 128 の AFID/VSAN の組み合わせが可能です。ただし、128 の組み合わせすべては 1 つのサービス グループ内に存在できます。
デフォルトのサービス グループ ID は 0 です。デフォルトのサービス グループは、ユーザ定義のサービス グループに属さないすべての VSAN 向けです。
IVR サービス グループを設定する前に、次の内容をイネーブルにしてください。
• IVR トポロジ自動検出( ivr commit auto コマンドを使用)
autonomous-fabric-id(IVR トポロジ データベース設定) コマンドを使用すると、IVR トラフィックをサービス グループで設定した Autonomous Fabric ID(AFID)および VSAN に制限できます。
次に、IVR サービス グループを設定して、IVR サービス グループ コンフィギュレーション モードにする例を示します。
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特定 VSAN(複数可)の Inter-VSAN Routing(IVR)仮想ドメインを、その VSAN(仮想 SAN)の割り当てられたドメイン リストに追加するには、 ivr virtual-fcdomain-add コマンドを使用します。IVR 仮想ドメインを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
ivr virtual-fcdomain-add vsan-ranges vsan-range
no ivr virtual-fcdomain-add vsan-ranges vsan-range
IVR VSAN または VSAN(仮想 SAN)範囲を指定します。VSAN ID の値の有効範囲は 1 ~ 4093 です。 |
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現在アクティブなドメインを指定した VSAN の fcdomain マネージャ リストから削除するには、 no ivr virtual-fcdomain-add コマンドを使用します。
次のコマンドは、IVR 仮想ドメインを VSAN 1 に追加します。
次のコマンドは、IVR 仮想ドメインを追加しない出荷時の設定に戻します。
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特定の Autonomous Fabric ID(AFID)およびVSAN の IVR 対応のすべてのスイッチに、request domain_ID(RDI) モードを設定するには、ivr virtual-fcdomain-add2 コマンドを使用します。RDI モードを削除するには、コマンドの no 形式を使用します。
ivr virtual-fcdomain-add2 autonomous-fabric-id value vsan-ranges value
no ivr virtual-fcdomain-add2 autonomous-fabric-id value vsan-ranges value
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次に、特定の AFID および VSAN に RDI モードを設定する例を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)トポロジの手動検出または自動検出を設定するには、コンフィギュレーション モードで ivr vsan-topology コマンドを使用します。
ivr vsan-topology {activate | auto}
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このコマンドを使用するには、はじめに ivr enable コマンドを使用して IVR をイネーブルにして、次に ivr vsan-topology database コマンドを使用して IVR データベースを設定する必要があります。
次に、 ivr vsan-topology activate コマンドが VSAN トポロジ データベースを有効にする例を示します。
次に、VSAN トポロジ データベースを auto モードにして、スイッチの IVR トポロジ自動検出機能を有効にする例を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)トポロジ データベースを設定するには、コンフィギュレーション モードで ivr vsan-topology database コマンドを使用します。IVR トポロジ データベースを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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このコマンドを使用するには、まず ivr enable コマンドを使用して IVR をイネーブルにします。
IVR トポロジでは、最大 64 の VSAN(仮想 SAN)を利用できます(現行の Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(1a) では、128 の VSAN を利用可能)。次の情報を利用して、IVR トポロジを指定します。
• IVR に対応したスイッチの World Wide Name(WWN)
• 2 つの VSAN に同じ VSAN 番号が割り当てられていても、論理的、物理的に分かれていれば判断できる Autonomous Fabric ID(AFID)。Cisco MDS SAN-OS Release 1.3(1) 以降では、デフォルトの AFID(AFID 1)のみサポートされています。そのため、ネットワーク内の一意でない VSAN ID はサポートされません。現行の Cisco MDS SAN-OS Release 2.1(1a) では、最大 64 の AFID を指定できます。
(注) 単一の AFID では、IVR トポロジで、論理的、物理的に分かれている 2 つの VSAN が同じ VSAN 番号を持つことはできません。
no ivr vsan-topology database コマンドは、設定したデータベースをクリアするのみで、アクティブなデータベースはクリアしません。設定されたデータベース内のユーザ定義のエントリのみ削除できます。auto モード エントリのみ、アクティブ データベースに残ります。
次のコマンドは、コンフィギュレーション モードを開始します。次に、IVR 機能のイネーブル化、VSAN トポロジ データベースの開始、および pWWN の設定を実行します。VSAN は VSAN 2 および 2000 と関連します。
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指定 VSAN(仮想 SAN)から重複仮想ドメインを取り消すには、EXEC モードで ivr withdraw domain コマンドを使用します。
ivr withdraw domain domain-id vsan vsan-id
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ivr virtual-fcdomain-add コマンドをイネーブルにすると、リンクは重複仮想ドメイン ID のためにアップにならないことがあります。そのような場合、EXEC モードで ivr withdraw domain コマンドを使用して、その VSAN から一時的に重複仮想ドメインを取り消します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)のゾーンを設定するには、 ivr zone name コマンドを使用します。IVR のゾーンをディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
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次のコマンドは、コンフィギュレーション モードを開始して、IVR 機能のイネーブル化、IVZ の作成、および pWWN-VSAN メンバーの追加を実行します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)のゾーンの名前を変更するには、 ivr zone rename コマンドを使用します。
ivr zone rename current-name new-name
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次に、IVR ゾーンの名前を east から west に変更する例を示します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)のゾーンセットを設定するには、 ivr zoneset コマンドを使用します。出荷時の設定に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
ivr zoneset {activate name ivzs-name [force] | name ivzs-name }
no ivr zoneset {activate name ivzs-name [force] | name ivzs-name }
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次のコマンドは、コンフィギュレーション モードを開始して、IVR 機能のイネーブル化、IVZS の作成、IVZ メンバーの追加、および IVZS の有効化を実行します。
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Inter-VSAN Routing(IVR)のゾーン セットの名前を変更するには、 ivr zoneset rename コマンドを使用します。
ivr zoneset rename current-name new-name
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次に、IVR ゾーン セットの名前を north から south に変更する例を示します。
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