この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章のコマンドは、Cisco MDS 9000 ファミリのマルチレイヤ ディレクタおよびファブリック スイッチに対応しています。ここでは、コマンド モードに関係なく、すべてのコマンドがアルファベット順に記載されています。各コマンドの適切なモードを確認するには、「コマンド モード」を参照してください。詳細については、『Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide』を参照してください。
Cisco SME のデータのオフライン リカバリを実行するには、Linux ベースのシステムで odrt.bin コマンドを使用します。MSM-18/4 モジュールまたは Cisco MDS 9222i ファブリック スイッチが利用できない場合は、このコマンドを使用してデータを回復できます。
odrt.bin [--help][--version]{-h | -l | -r | -w}{ if =input_device_or_file | of =output_device_or_file | kf =key_export_file | verbose =level}
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• テープからディスク ― このモードでは、odrt.bin コマンドはテープから暗号化されたデータを読み取り、それを中間ファイルとしてディスクに保存します。'-r' フラグを使用してこのモードを呼び出します。入力パラメータはテープ デバイス名です。ディスク上のファイル名は出力パラメータです。
• ディスクからテープ ― このモードでは、odrt.bin コマンドはディスク上の中間ファイルを読み取り、(該当する場合は)そのデータの圧縮を解除して、テープに平文データを書き込みます。復号化鍵は、Cisco Key Management Center(KMC)からエクスポートされたボリューム グループ ファイルから取得します。'-w' フラグを使用してこのモードを呼び出します。入力パラメータはディスク上のファイル名です。テープ デバイス名は出力パラメータです。ボリューム グループ ファイル名(鍵エクスポート ファイル)をパラメータとして指定することもできます。コマンド プロンプトで鍵エクスポート パスワードを入力する必要があります。
次のコマンドは、テープの Cisco テープ ヘッダ情報を読み取り、出力します。
次に、テープ上のデータを読み取り、それをディスク上の中間ファイルに保存する例を示します。
次のコマンドは、中間ファイルの暗号化または圧縮されたデータを読み取り、それを復号化または圧縮を解除したデータに戻してからテープに書き込みます。
トラスト ポイント CA の Online Certificate Status Protocol(OCSP)の HTTP URL を設定するには、トラスト ポイント コンフィギュレーション サブモードで ocsp url コマンドを使用します。OCSP 設定を廃棄するには、コマンドの no 形式を使用します。
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トラスト ポイントに設定された失効チェック方式に方式の 1 つとして OCSP が含まれている場合のみ、MDS スイッチは OCSP プロトコルを使用して、ピア証明書の失効ステータスをチェックします(たとえば、IKE または SSH のセキュリティまたは認証交換中に提示)。OCSP はオンライン プロトコルを使用し、ネットワーク トラフィックを生成して、CA の OCSP サービスがネットワークのオンラインで使用できる必要がある CA の最新の CRL に対して、証明書の失効ステータスをチェックします。
一方、失効チェックが MDS スイッチでキャッシュ CRL によって実行された場合、ネットワーク トラフィックは生成されません。キャッシュ CRL には最新の失効情報は含まれません。
次に、OCSP の URL を指定して失効した証明書をチェックする例を示します。
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インターフェイスをアウト オブ サービスにするには、インターフェイス コンフィギュレーション サブモードで out-of-service コマンドを使用します。インターフェイスを使用可能に戻すには、コマンドの no 形式を使用します。
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out-of-service コマンドを使用する前に、 shutdown コマンドを使用してインターフェイスをディセーブルにする必要があります。
インターフェイスがアウト オブ サービスになると、インターフェイスに関連付けられている共有リソースはすべて解放されます。
次に、インターフェイスをアウト オブ サービスにする例を示します。
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Cisco MDS 9500 シリーズ ディレクタのスーパーバイザ モジュールの一体型クロスバーを正常にシャットダウンさせるには、EXEC モードで out-of-service module コマンドを使用します。
モジュール番号を指定します。Cisco MDS 9506 および 9509 ディレクタの場合、有効範囲は 1 ~ 6 です。Cisco MDS 9513 ディレクタの場合、有効範囲は 1 ~ 3 です |
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MDS 9500 シリーズ ディレクタからクロスバーを取り外す前に、クロスバーの正常なシャットダウンを実行する必要があります。
Cisco MDS 9513 または 9509 ディレクタのスーパーバイザ モジュールの一体型クロスバーを正常にシャットダウンさせるには、EXEC モードで out-of-service module コマンドを入力します。
slot は、一体型クロスバーが存在する Supervisor-1 モジュールまたは Supervisor-2 モジュールのシャーシ スロット番号を示します。
(注) 一体型クロスバー モジュールを再度アクティブにするには、Supervisor-1 モジュールまたは Supervisor-2 モジュールを取り外し、再挿入または交換する必要があります。
クロスバー管理の詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、一体型クロスバーを正常にシャットダウンする例を示します。
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Cisco MDS 9513 ディレクタの外部クロスバー スイッチング モジュールを正常にシャットダウンさせるには、EXEC モードで out-of-service xbar コマンドを使用します。
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MDS 9500 シリーズ ディレクタからクロスバーを取り外す前に、クロスバーの正常なシャットダウンを実行する必要があります。
管理者は、Cisco MDS 9513 の外部クロスバー スイッチング モジュールを正常にシャットダウンさせるには、EXEC モードで out-of-service xbar コマンドを入力する必要があります。
slot は、外部クロスバー スイッチング モジュールのスロット番号を示します。
(注) 外部クロスバー スイッチング モジュールを再度アクティブにするには、クロスバー スイッチング モジュールを取り外し、再挿入または交換する必要があります。
クロスバー管理の詳細については、『 Cisco MDS 9000 Family CLI Configuration Guide 』を参照してください。
次に、Cisco MDS 9513 ディレクタの外部クロスバー スイッチング モジュールを正常にシャットダウンする例を示します。
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Cisco MDS 9500 シリーズ ディレクタのスーパーバイザ モジュールの一体型クロスバーを正常にシャットダウンします。 |
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