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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ご使用のソフトウェア リリースで、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の警告および機能情報については、https://tools.cisco.com/bugsearch/ の Bug Search Tool およびご使用のソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。このモジュールに記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「新機能および変更された機能に関する情報」の章または以下の「機能の履歴」表を参照してください。
この表には、機能の追加や変更によるリリースの更新内容のみが記載されています。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
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ポリシー プログラミング中のエラーを表示。 |
6.2(2) |
ポリシー プログラミング中にエラーを生成するインターフェイスおよび VLAN を表示する show interface status error policy コマンドが追加されました。 |
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インターフェイスから SNMP カウンタをクリア |
6.2(2) |
インタフェースから SNMP 値をクリアするためのオプションを提供するキーワード snmp を含めるため clear counters interface コマンドが更新されました。 |
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FEX |
6.2(2) |
Cisco ファブリック エクステンダは、キュー マッピングへのホスト インターフェイス(HIF)および DSCP 上のレイヤ 3 プロトコル隣接関係をサポートします。
|
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サブインターフェースの出力の表示拡張 |
6.1(1) |
show interface eth コマンド出力が更新されました。 |
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インターフェイス統計情報の 3 つの設定可能なサンプリング間隔 |
4.2(1) |
load-interval コマンドが追加されました。 |
||
レイヤ 3 インターフェイス |
4.0(1) |
この機能が導入されました。 |
レイヤ 3 インターフェイスは、IPv4 および IPv6 パケットをスタティックまたはダイナミック ルーティング プロトコルを使って別のデバイスに転送します。レイヤ 2 トラフィックの IP ルーティングおよび内部 Virtual Local Area Network(VLAN)ルーティングにはレイヤ 3 インターフェイスが使用できます。
共有インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスとして設定することはできません。共有インターフェイスについては、『Cisco NX-OS FCoE Configuration Guide for Cisco Nexus 7000 and Cisco MDS 9500』を参照してください。
Cisco NX-OS リリース 6.2(2) 以降のリリースでは、Cisco ファブリック エクステンダがキュー マッピングへのホスト インターフェイス(HIF)および DSCP 上のレイヤ 3 プロトコル隣接関係をサポートします。Cisco リリース 6.2(2) より前は、ファブリック エクステンダ(FEX)ポートをホスト接続のためのレイヤ 3 インターフェイスとして設定できますが、ルーティング用には設定できません。ファブリック エクステンダの詳細については、『Configuring the Cisco Nexus 2000 Series Fabric Extender』を参照してください。ファブリック エクステンダの詳細については、『Configuring the Cisco Nexus 2000 Series Fabric Extender』を参照してください。
ポートをレイヤ 2 インターフェイスまたはレイヤ 3 インターフェイスとして設定できます。ルーテッド インターフェイスは、IP トラフィックを他のデバイスにルーティングできる物理ポートです。ルーテッド インターフェイスはレイヤ 3 インターフェイスだけで、スパニングツリー プロトコル(STP)などのレイヤ 2 プロトコルはサポートしません。
すべてのイーサネット ポートは、デフォルトでルーテッド インターフェイスです。このデフォルト動作を変更するには、CLI セットアップ スクリプトまたは system default switchport コマンドを使用します。
ポートに IP アドレスを割り当て、ルーティングをイネーブルにし、このルーテッド インターフェイスにルーティング プロトコル特性を割り当てることができます。
Cisco リリース 4.2(1) からスタティック Media Access Control(MAC)アドレスをレイヤ 3 インターフェイスに割り当てられます。デフォルトでは、レイヤ 3 インターフェイスの MAC アドレスは、割り当て先の仮想デバイス コンテキスト(VDC)の MAC アドレスです。MAC アドレスの設定については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。
ルーテッド インターフェイスからレイヤ 3 ポート チャネルも作成できます。ポート チャネルの詳細については、「ポート チャネルの設定」を参照してください。
ルーテッド インターフェイスおよびサブインターフェイスは、指数関数的に減少するレート カウンタをサポートします。Cisco NX-OS はこれらの平均カウンタを用いて次の統計情報を追跡します。
レイヤ 3 インターフェイスとして設定した親インターフェイスに仮想サブインターフェイスを作成できます。親インターフェイスは物理ポートでもポート チャネルでもかまいません。
親インターフェイスはサブインターフェイスによって複数の仮想インターフェイスに分割されます。これらの仮想インターフェイスに IP アドレスやダイナミック ルーティング プロトコルなど固有のレイヤ 3 パラメータを割り当てることができます。各サブインターフェイスの IP アドレスは、親インターフェイスの他のサブインターフェイスのサブネットとは異なります。
サブインターフェイスの名前は、親インターフェイスの名前(たとえば Ethernet 2/1)+ ピリオド(.)+そのインターフェイス独自の番号です。たとえば、イーサネット インターフェイス 2/1 に Ethernet 2/1.1 というサブインターフェイスを作成できます。この場合、.1 はそのサブインターフェイスを表します。
Cisco NX-OS では、親インターフェイスがイネーブルの場合にサブインターフェイスがイネーブルになります。サブインターフェイスは、親インターフェイスには関係なくシャットダウンできます。親インターフェイスをシャットダウンすると、関連するサブインターフェイスもすべてシャットダウンされます。
サブインターフェイスを使用すると、親インターフェイスがサポートするそれぞれの仮想ローカル エリア ネットワーク(VLAN)に独自のレイヤ 3 インターフェイスを実現できます。この場合、親インターフェイスは別のデバイスのレイヤ 2 トランキング ポートに接続します。サブインターフェイスを設定したら 802.1Q トランキングを使って VLAN ID に関連付けます。
以下の図は、インターフェイス E 2/1 のルータ B に接続するスイッチのトランク ポートを示しています。このインターフェイスには 3 つのサブインターフェイスがあり、トランキング ポートに接続する 3 つの VLAN にそれぞれ関連付けられています。
VLAN の詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』を参照してください。
VLAN インターフェイスまたはスイッチ仮想インターフェイス(SVI)は、デバイス上の VLAN を同じデバイス上のレイヤ 3 ルータ エンジンに接続する仮想ルーテッド インターフェイスです。VLAN には 1 つの VLAN インターフェイスだけを関連付けることができますが、VLAN に VLAN インターフェイスを設定する必要があるのは、VLAN 間でルーティングする場合か、または管理 VRF(仮想ルーティング/転送)以外の VRF インスタンスを経由してデバイスを IP ホスト接続する場合だけです。VLAN インターフェイスの作成をイネーブルにすると、Cisco NX-OS によってデフォルト VLAN(VLAN 1)に VLAN インターフェイスが作成され、リモート スイッチ管理が許可されます。
設定の前に VLAN ネットワーク インターフェイス機能をイネーブルにする必要があります。Cisco NX-OS リリース 4.2 から、システムは機能のディセーブル化の前に自動的にチェックポイントを作成するため、このチェックポイントにロールバックできます。ロールバックおよびチェックポイントについては、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。
VLAN と同じ VDC に VLAN ネットワーク インターフェイスを設定する必要があります。
(注) |
VLAN 1 の VLAN インターフェイスは削除できません。 |
VLAN インターフェイスをルーティングするには、トラフィックをルーティングする VLAN ごとに VLAN インターフェイスを作成し、その VLAN インターフェイスに IP アドレスを割り当ててレイヤ 3 内部 VLAN ルーティングを実現します。IP アドレスおよび IP ルーティングの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。
以下の図は、デバイス上の 2 つの VLAN に接続されている 2 つのホストを示しています。VLAN ごとに VLAN インターフェイスを設定し、VLAN 間の IP ルーティングを使ってホスト 1 とホスト 2 を通信させることができます。VLAN 1 は VLAN インターフェイス 1 のレイヤ 3 で、VLAN 10 は VLAN インターフェイス 10 のレイヤ 3 で通信します。
(注) |
シャーシ内に F1 シリーズ モジュールがある Cisco Nexus 7000 シリーズ デバイスでインバンド管理のための VLAN インターフェイスを設定できます。 |
ループバック インターフェイスは、常にアップ状態にある単独のエンドポイントを持つ仮想インターフェイスです。ループバック インターフェイスを通過するパケットはこのインターフェイスでただちに受信されます。ループバック インターフェイスは物理インターフェイスをエミュレートします。VDC ごとに最大 1024 のループバック インターフェイスが設定できます。VDC には 0 ~ 1023 の番号が付いています。
ループバック インターフェイスを使用すると、パフォーマンスの分析、テスト、ローカル通信が実行できます。ループバック インターフェイスは、ルーティング プロトコル セッションの終端アドレスとして設定することができます。ループバックをこのように設定すると、アウトバウンド インターフェイスの一部がダウンしている場合でもルーティング プロトコル セッションはアップしたままです。
Cisco NX-OS は、IP トンネルとしてトンネル インターフェイスをサポートします。IP トンネルを使うと、同じレイヤまたは上位層プロトコルをカプセル化して、2 台のルータ間で作成されたトンネルを通じて IP の結果を転送できます。IP トンネルの詳細については、「IP トンネルの設定」を参照してください。
レイヤ 3 インターフェイスは、ステートフル再起動とステートレス再起動をサポートします。切り替え後、Cisco NX-OS は実行時の設定を適用します。
ハイ アベイラビリティの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS High Availability and Redundancy Guide』を参照してください。
レイヤ 3 インターフェイスは、仮想ルーティング/転送(VRF)インスタンスをサポートします。VRF は仮想化デバイス コンテキスト(VDC)内にあります。特に別の VDC や VRF を設定しない限り、デフォルトでは、Cisco NX-OS のデフォルトの VDC およびデフォルトの VRF が使用されます。ある VDC に設定されたレイヤ 3 論理インターフェイス(VLAN インターフェイス、ループバック)は、同じ番号を持つ別の VDC に設定されたレイヤ 3 論理インターフェイスとは区別されます。たとえば、VDC 1 のループバック 0 は VDC 2 のループバック 0 とは異なります。
VDC ごとに最大 1024 のループバック インターフェイスを設定できます。
このインターフェイスは VRF に関連付けることができます。VLAN インターフェイスの場合、VLAN と同じ VDC に設定する必要があります。
VDC については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』を、VRF でのインターフェイスの設定については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。
(注) |
そのインターフェイスに IP アドレスを設定する前に、インターフェイスを VRF に割り当てる必要があります。 |
vPC には、ライセンスは必要ありません。ライセンス パッケージに含まれていない機能はすべて Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされており、追加費用は一切発生しません。NX-OS ライセンス方式の詳細については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。
IP トンネルには Enterprise Services ライセンスが必要です。Cisco NX-OS ライセンス方式の詳細と、ライセンスの取得および適用の方法については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。
他のインターフェイスにはライセンスが必要ありません。
レイヤ 3 インターフェイスの設定には次の注意事項と制約事項があります。
レイヤ 3 インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスに変更する場合、Cisco NX-OS はインターフェイスをシャットダウンしてインターフェイスを再度イネーブルにし、レイヤ 3 固有の設定をすべて削除します。
レイヤ 2 インターフェイスをレイヤ 3 インターフェイスに変更する場合、Cisco NX-OS はインターフェイスをシャットダウンしてインターフェイスを再度イネーブルにし、レイヤ 2 固有の設定をすべて削除します。
Cisco Nexus 2000 ファブリック エクステンダは、ポートに接続されたデバイスとのルーティング プロトコルの隣接に参加できません。スタティックな直接ルートだけがサポートされます。この制限事項は、サポートされる接続例両方に適用されます。
レイヤ 3 ルータ インターフェイスおよびサブインターフェイスは、F1 I/O モジュールでは設定できません。
F2 シリーズ I/O モジュールは VLAN 単位の統計情報はサポートしません。したがって、show interface コマンドは、スイッチ仮想インターフェイス(SVI)の VLAN 単位の Rx/Tx カウンタまたは統計情報を表示しません。
(注) |
Cisco IOS の CLI に慣れている場合、この機能に対応する Cisco NX-OS コマンドは通常使用する Cisco IOS コマンドと異なる場合があるので注意してください。 |
パラメータ |
デフォルト |
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管理状態 |
閉じる |
任意のイーサネット ポートをルーテッド インターフェイスとして設定できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
インターフェイス メディアをポイント ツー ポイントまたはブロードキャストのどちらかとして設定するには、medium コマンドを使用します。
コマンド |
目的 |
---|---|
medium {broadcast | p2p} | インターフェイス メディアをポイント ツー ポイントまたはブロードキャストのどちらかとして設定します。 |
デフォルト設定は broadcast であり、この設定はどの show コマンドにも表示されません。ただし、p2p に設定を変更した場合、show running-config コマンドを入力すると、この設定が表示されます。
レイヤ 3 インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスに変換するには、switchport コマンドを使用します。
コマンド |
目的 |
---|---|
switchport | インターフェイスをレイヤ 2 インターフェイスとして設定し、このインターフェイス上のレイヤ 3 固有の設定を削除します。 |
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 2/1 switch(config-if)# no switchport switch(config-if)# ip address 192.0.2.1/8 switch(config-if)# copy running-config startup-config
インターフェイスのデフォルト設定がルーテッドされます。レイヤ 2 にインターフェイスを設定するには、switchport コマンドを入力します。レイヤ 2 インターフェイスをルーテッド インターフェイスに変更する場合は、no switchport コマンドを入力します。
ルーテッド インターフェイスまたはルーテッド インターフェイスで作成したポート チャネルに 1 つまたは複数のサブインターフェイスを設定できます。
親インターフェイスをルーテッド インターフェイスとして設定します。
「ルーテッド インターフェイスの設定」の項を参照してください。
このポート チャネル上にサブインターフェイスを作成するには、ポート チャネル インターフェイスを作成します。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
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ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 2 | switch(config)# interface ethernetslot/port | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 3 | switch(config-if)# ip addressip-address/length
|
このインターフェイスの IP アドレスを設定します。IP アドレスおよび IPv6 アドレスの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。 |
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ステップ 4 | switch(config-if)# encapsulation dot1qvlan-id | サブインターフェイス上の IEEE 802.1Q VLAN カプセル化を設定します。範囲は 2 ~ 4093 です。 |
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ステップ 5 | switch(config-if)# show interfaces | (任意) レイヤ 3 インターフェイスの統計情報を表示します。 |
||||
ステップ 6 | switch(config)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
switch# configure terminal switch(config)# interface ethernet 2/1.1 switch(config-if)# ip address 192.0.2.1/8 switch(config-if)# encapsulation dot1Q 33 switch(config-if)# copy running-config startup-config
switch# show interface ethernet 1/2.1 Ethernet1/2.1 is down (Parent Interface Admin down) admin state is down, Dedicated Interface, [parent interface is Ethernet1/2] Hardware: 40000 Ethernet, address: 0023.ac67.9bc1 (bia 4055.3926.61d4) Internet Address is 10.10.10.1/24 MTU 1500 bytes, BW 40000000 Kbit, DLY 10 usec reliability 255/255, txload 1/255, rxload 1/255 Encapsulation 802.1Q Virtual LAN, Vlan ID 11, medium is broadcast Auto-mdix is turned off EtherType is 0x8100 L3 in Switched: ucast: 0 pkts, 0 bytes - mcast: 0 pkts, 0 bytes L3 out Switched: ucast: 0 pkts, 0 bytes - mcast: 0 pkts, 0 bytes
ルーテッド インターフェイス、ポート チャネル、またはサブインターフェイスに帯域幅を設定できます。上位層プロトコルは帯域幅パラメータを使用してパス コストを計算します。サブインターフェイスの帯域幅は、次のいずれかの方法で設定できます。
サブインターフェイスの帯域幅を設定しない場合、または親インターフェイスの帯域幅を継承しない場合、サブインターフェイスの帯域幅は次の方法で決定されます。
親インターフェイスがアップしている場合、サブインターフェイスの帯域幅は親インターフェイスの動作速度と同じです。ポートの場合、サブインターフェイスの帯域幅は設定されているリンク速度またはネゴシエート対象のリンク速度です。ポート チャネルの場合、サブインターフェイスの帯域幅は、ポート チャネルの各メンバのリンク速度の集合です。
親インターフェイスがダウンしている場合、サブインターフェイスの帯域幅は親インターフェイスのタイプによって異なります。
インターフェイスの帯域幅を設定するには、インターフェイス モードで次のコマンドを使用します。
コマンド |
目的 |
---|---|
帯域幅 | ルーテッド インターフェイス、ポート チャネル、またはサブインターフェイスに帯域幅パラメータを設定します。 |
親インターフェイスから帯域幅を継承するようにサブインターフェイスを設定するには、インターフェイス モードで次のコマンドを使用します。
コマンド |
目的 |
---|---|
bandwidth inherit [value] | 設定された帯域幅の値を継承するように、このインターフェイスのすべてのサブインターフェイスを設定します。値を設定しない場合、サブインターフェイスは親インターフェイスの帯域幅を継承します。指定できる範囲は 1 ~ 10000000(KB 単位)です。 |
VLAN インターフェイスを作成して内部 VLAN ルーティングを行うことができます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
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ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||||
ステップ 2 | switch(config)#feature interface-vlan | VLAN インターフェイス モードをイネーブルにします。 |
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ステップ 3 | switch(config)# interface vlannumber | VLAN インターフェイスを作成します。number の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
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ステップ 4 | switch(config-if)# ip addressip-address/length
|
このインターフェイスの IP アドレスを設定します。IP アドレスおよび IPv6 アドレスの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。 |
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ステップ 5 | switch(config-if)# show interface vlannumber | (任意) レイヤ 3 インターフェイスの統計情報を表示します。 |
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ステップ 6 | switch(config-if)# show interface status error policy [detail] | (任意) ポリシー プログラミング中にエラーを生成するインターフェイスおよび VLAN が表示され、ポリシーがハードウェア ポリシーと一致することを確認できます。 エラーを生成するインターフェイスの詳細を表示するには、detail コマンドを使用します。 |
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ステップ 7 | switch(config-if)# no shutdown | (任意) ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。 |
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ステップ 8 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
switch# configure terminal switch(config)# feature interface-vlan switch(config)# interface vlan 10 switch(config-if)# ip address 192.0.2.1/8 switch(config-if)# copy running-config startup-config
シャーシ内に F1 シリーズ モジュールのみがある場合に、Cisco Nexus 7000 シリーズ デバイスでインバンド管理のための VLAN インターフェイスを設定できます。
注意 |
F1 シリーズ モジュールのインバンド管理には専用の VLAN を使用することを推奨します。インバンド管理に使用している VLAN 上でデータ トラフィックを実行しないでください。 |
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)#feature interface-vlan | VLAN インターフェイス モードをイネーブルにします。 |
ステップ 3 | switch(config)# interface vlannumber | VLAN インターフェイスを作成します。number の範囲は 1 ~ 4094 です。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# no shutdown | インターフェイスを管理上のアップ状態にします(インターフェイスをイネーブルまたはディセーブルにします)。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# management | VLAN インターフェイスの IP アドレスへのインバンド管理アクセスを許可します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# ip addressip-address/length | このインターフェイスの IP アドレスを設定します。IP アドレスの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。 |
ステップ 7 | switch(config-if)# show interface vlannumber | (任意) レイヤ 3 インターフェイスの統計情報を表示します。 |
ステップ 8 | switch(config-if)# show interface status error policy [detail] | (任意) ポリシー プログラミング中にエラーを生成するインターフェイスおよび VLAN が表示され、ポリシーがハードウェア ポリシーと一致することを確認できます。 エラーを生成するインターフェイスの詳細を表示するには、detail コマンドを使用します。 |
ステップ 9 | switch(config-if)# no shutdown | (任意) ポリシーがハードウェア ポリシーと一致するインターフェイスおよび VLAN のエラーをクリアします。このコマンドにより、ポリシー プログラミングが続行でき、ポートがアップできます。ポリシーが対応していない場合は、エラーは error-disabled ポリシー状態になります。 |
ステップ 10 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
switch# configure terminal switch(config)# feature interface-vlan switch(config)# interface vlan 5 switch(config-if)# no shutdown switch(config-if)# management switch(config-if)# ip address 192.0.2.1/8 switch(config-if)# copy running-config startup-config
ループバック インターフェイスを設定して、常にアップ状態にある仮想インターフェイスを作成できます。
ループバック インターフェイスの IP アドレスが、ネットワークの全ルータで一意であることを確認します。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||||
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ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
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ステップ 2 | switch(config)# interface loopbackinstance | ループバック インターフェイスを作成します。範囲は 0 ~ 1023 です。 |
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ステップ 3 | switch(config-if)# ip addressip-address/length
|
このインターフェイスの IP アドレスを設定します。IP アドレスおよび IPv6 アドレスの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。 |
||||
ステップ 4 | switch(config-if)# show interfaces loopbackinstance | ループバック インターフェイスの統計情報を表示します。 |
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ステップ 5 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
switch# configure terminal switch(config)# interface loopback 0 switch(config-if)# ip address 192.0.2.100/8 switch(config-if)# copy running-config startup-config
VRF にレイヤ 3 インターフェイスを追加できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
VRF 用のインターフェイスを設定した後で、トンネル インターフェイスに IP アドレスを割り当てます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interfaceinterface-type number | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# vrf member vrf-name | このインターフェイスを VRF に追加します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# ip addressip-address/length | このインターフェイスの IP アドレスを設定します。IP アドレスの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# show vrf [vrf-name] interfaceinterface-type number | (任意) VRF 情報を表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
switch# configure terminal switch(config)# interface loopback 0 switch(config-if)# vrf member RemoteOfficeVRF switch(config-if)# ip address 209.0.2.1/16 switch(config-if)# copy running-config startup-config
コマンド |
目的 |
---|---|
show interface ethernetslot/port |
レイヤ 3 インターフェイスの設定情報、ステータス、カウンタ(インバウンドおよびアウトバウンド パケット レートおよびバイト レートが 5 分間に指数関数的に減少した平均値を含む)を表示します。 |
show interface ethernetslot/portbrief | レイヤ 3 インターフェイスの動作ステータスを表示します。 |
show interface ethernetslot/portcapabilities | レイヤ 3 インターフェイスの機能(ポート タイプ、速度、およびデュプレックスを含む)を表示します。 |
show interface ethernetslot/portdescription | レイヤ 3 インターフェイスの説明を表示します。 |
show interface ethernetslot/portstatus | レイヤ 3 インターフェイスの管理ステータス、ポート モード、速度、およびデュプレックスを表示します。 |
show interface ethernetslot/port.number | サブインターフェイスの設定情報、ステータス、カウンタ(インバウンドおよびアウトバウンド パケット レートおよびバイト レートが 5 分間に指数関数的に減少した平均値を含む)を表示します。 |
show interface port-channelchannel-id.number | ポート チャネル サブインターフェイスの設定情報、ステータス、カウンタ(インバウンドおよびアウトバウンド パケット レートおよびバイト レートが 5 分間に指数関数的に減少した平均値を含む)を表示します。 |
show interface loopbacknumber | ループバック インターフェイスの設定情報、ステータス、カウンタを表示します。 |
show interface loopbacknumberbrief | ループバック インターフェイスの動作ステータスを表示します。 |
show interface loopbacknumberdescription | ループバック インターフェイスの説明を表示します。 |
show interface loopbacknumberstatus | ループバック インターフェイスの管理ステータスおよびプロトコル ステータスを表示します。 |
show interface vlannumber | VLAN インターフェイスの設定情報、ステータス、カウンタを表示します。 |
show interface vlannumberbrief | VLAN インターフェイスの動作ステータスを表示します。 |
show interface vlannumberdescription | VLAN インターフェイスの説明を表示します。 |
show interface vlannumberprivate-vlan mapping | VLAN インターフェイスのプライベート VLAN 情報を表示します。 |
show interface vlannumberstatus | VLAN インターフェイスの管理ステータスおよびプロトコル ステータスを表示します。 |
show interface status error policy [detail] | ハードウェア ポリシーと矛盾するインターフェイスおよび VLAN のエラーを表示します。 detail コマンドを使用すると、エラーを受信するインターフェイスおよび VLAN の詳細を表示できます。 |
コマンド |
目的 |
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load- interval {intervalseconds {1 | 2 | 3}} | Cisco Nexus 7000 シリーズ デバイスの Cisco NX-OS Release 4.2(1) から、3 種類のサンプリング間隔をビットレートおよびパケットレートの統計情報に設定します。VLAN ネットワーク インターフェイスでの範囲は 60 ~ 300 秒であり、レイヤ インターフェイスでの範囲は 30 ~ 300 秒です。 |
show interface ethernetslot/portcounters | レイヤ 3 インターフェイスの統計情報を表示します(ユニキャスト、マルチキャスト、ブロードキャスト)。 |
show interface ethernetslot/portcounters brief | レイヤ 3 インターフェイスの入力および出力カウンタを表示します。 |
show interface ethernetslot/portcounters detailed [all] | レイヤ 3 インターフェイスの統計情報を表示します。オプションとして、32 ビットと 64 ビットのパケットおよびバイト カウンタ(エラーを含む)をすべて含めることができます。 |
show interface ethernetslot/portcounters errors | レイヤ 3 インターフェイスの入力および出力エラーを表示します。 |
show interface ethernetslot/portcounters snmp | SNMP MIB から報告されたレイヤ 3 インターフェイス カウンタを表示します。 |
show interface ethernetslot/port.numbercounters | サブインターフェイスの統計情報(ユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャスト)を表示します。 |
show interface port-channelchannel-id.numbercounters | ポート チャネル サブインターフェイスの統計情報(ユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャスト)を表示します。 |
show interface loopbacknumbercounters | ループバック インターフェイスの入力および出力カウンタ(ユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャスト)を表示します。 |
show interface loopbacknumbercounters detailed [all] | ループバック インターフェイスの統計情報を表示します。オプションとして、32 ビットと 64 ビットのパケットおよびバイト カウンタ(エラーを含む)をすべて含めることができます。 |
show interface loopbacknumbercounters errors | ループバック インターフェイスの入力および出力エラーを表示します。 |
show interface vlannumbercounters | VLAN インターフェイスの入力および出力カウンタ(ユニキャスト、マルチキャスト、およびブロードキャスト)を表示します。 |
show interface vlannumbercounters detailed [all] | VLAN インターフェイスの統計情報を表示します。オプションとして、レイヤ 3 パケットおよびバイト カウンタをすべて含めることができます(ユニキャストおよびマルチキャスト)。 |
show interface vlannumbercounters snmp | SNMP MIB から報告された VLAN インターフェイス カウンタを表示します。 |
これらのコマンドについては、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Command Reference』を参照してください。
関連項目 |
マニュアル タイトル |
---|---|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Command Reference』 |
|
『Interfaces Configuration Guide, Cisco DCNM for LAN』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Configuration Guide』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS High Availability and Redundancy Guide』 |
|
『Cisco Nexus 2000 Series NX-OS Fabric Extender Software Configuration Guide for Cisco Nexus 7000 Series Switches, Release 6.x』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』 |
|
『Cisco NX-OS Licensing Guide』 |
|
VLAN、MAC アドレス テーブル、プライベート VLAN、およびスパニング ツリー プロトコル。 『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS FabricPath Command Reference』 |
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/datacenter/nexus7000/sw/fabricpath/command/reference/fp_cmd_book.html |
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS FabricPath Configuration Guide』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Release Notes』 |
MIB |
MIB のリンク |
---|---|
MIB を検索およびダウンロードするには、次の URL にアクセスしてください。 http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml |