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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ご使用のソフトウェア リリースで、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。最新の警告および機能情報については、https://tools.cisco.com/bugsearch/ の Bug Search Tool およびご使用のソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。このモジュールに記載されている機能の詳細、および各機能がサポートされているリリースのリストについては、「新機能および変更された機能に関する情報」の章または以下の「機能の履歴」表を参照してください。
この表には、機能の追加や変更によるリリースの更新内容のみが記載されています。
機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
M3 上の BFD FSA オフロード |
7.3(0)DX(1) |
M3 ライン カード上の BFD FSA オフロードに対するサポートが追加されました。 |
HSRPv6 に対する BFD サポート |
7.3(0)D1(1) |
HSRPv6 上の BFD に対するサポートが追加されました。 |
リンク単位の効率化に対処するための BFD 拡張機能 |
7.3(0)D1(1) |
BFD アドレス リンク単位効率化に対する拡張機能として、すべての LAG メンバー インターフェイス上で個別の BFD セッションを設定するためのサポートが追加されました。 |
アンナンバード インターフェイス上の BFD |
7.2(1)D1(1) |
アンナンバード インターフェイス上で BFD を設定するためのサポートが追加されました。 |
F3 上の BFD FSA オフロード |
7.2(1)D1(1) |
F3 ライン カード上の BFD ACP オフロードに対するサポートが追加されました。 |
FabricPath コア上のレイヤ 2 経由の BFD に対するサポート |
7.2(0)D1(1) |
FabricPath コア上のレイヤ 2 経由の BFD に対するサポートが追加されました。 |
Fabricbath コア上の SVI 経由の BFD に対するサポート |
7.2(0)D1(1) |
Fabricbath コア上の SVI 経由の BFD に対するサポートが追加されました。 |
IPv6 スタティック ルートでの BFD |
6.2(2a) |
インターフェイス上のすべての IPv6 スタティック ルートで BFD を設定するためのサポートが追加されました。 |
BFD 相互運用性 |
6.2(2) |
Cisco NX-OS ソフトウェアおよび Cisco IOS ソフトウェアで BFD 相互運用性を設定するためのサポートが追加されました。 |
IPv6 での BFD |
6.2(2) |
IPv6 での BFD のサポートが追加されました。 |
OSPFv3 での BFD |
6.2(2) |
OPSPv3 での BFD のサポートが追加されました。 |
IS-ISv6 での BFD |
6.2(2) |
IS-ISv6 での BFD のサポートが追加されました。 |
M2 および F2 モジュール上での BFD |
6.1(1) |
M2 および F2 モジュールのサポートに関する注記が追加されました。 |
BFD 認証 |
5.2(1) |
キー付き SHA-1 認証は BFD パケットでサポートされます。 |
VRRP 用 BFD |
5.2(1) | VRRP の BFD のサポートが追加されました。 |
BFD |
5.0(2) | この機能が導入されました。 |
BFD は、メディア タイプ、カプセル化、トポロジ、およびルーティング プロトコルの転送パス障害を高速で検出するように設計された検出プロトコルです。BFD を使用することで、さまざまなプロトコルの Hello メカニズムにより、変動速度ではなく一定速度で転送パス障害を検出できます。BFD はプロファイリングおよびプランニングを簡単にし、再コンバージェンス時間の一貫性を保ち、予測可能にします。
BFD は 2 台の隣接デバイス間のサブセカンド障害を検出し、BFD の負荷の一部を、サポートされるモジュール上のデータ プレーンに分散できるため、プロトコル hello メッセージよりも CPU を使いません。
Cisco NX-OS は、BFD 非同期モードをサポートします。BFD 非同期モードでは、2 個の隣接するデバイス間で BFD 制御パケットが送信され、デバイス間の BFD ネイバー セッションがアクティベートされ、維持されます。両方のデバイス(または BFD ネイバー)で BFD を設定できます。インターフェイスおよび適切なプロトコルで一度 BFD がイネーブルになると、Cisco NX-OS は BFD セッションを作成し、BFD セッション パラメータをネゴシエートし、BFD 制御パケットをネゴシエートされた間隔で各 BFD ネイバーに送信し始めます。BFD セッション パラメータは、次のとおりです。
目的の最小送信間隔:このデバイスが BFD Hello メッセージを送信する間隔。
必要最小受信間隔:このデバイスが別の BFD デバイスからの BFD Hello メッセージを受け付ける最小間隔。
検出乗数:転送パスの障害を検出するまでに喪失した、別の BFD デバイスからの BFD Hello メッセージの数。
以下の図に、BFD セッションがどのように確立されているかを示します。この図は、OSPF と BFD を実行する 2 台のルータがある単純なネットワークを示します。OSPF がネイバーを検出すると(1)、OSPF 隣接ルータで BFD ネイバー セッションを開始する要求が、ローカル BFD プロセスに送信されます(2)。OSPF ネイバー ルータとの BFD ネイバー セッションが確立されました(3)。
一度 BFD セッションが確立され、タイマー ネゴシエーションが終了すると、BFD ネイバーは、より速い速度の場合を除き IGP Hello プロトコルと同じ動作をする BFD 制御パケットを送信し、活性度を検出します。BFD は障害を検出しますが、プロトコルが障害の発生したピアをバイパスするための処置を行う必要があります。
BFD は転送パスに障害を検出したとき、障害検出通知を BFD 対応プロトコルに送信します。ローカル デバイスは、プロトコル再計算プロセスを開始してネットワーク全体の収束時間を削減できます。
以下の図に、ネットワークで障害が発生した場合を示します(1)。OSPF ネイバー ルータでの BFD ネイバー セッションが停止されます(2)。BFD はローカル OSPF プロセスに BFD ネイバーに接続できなくなったことを通知します(3)。ローカル OSPF プロセスは OSPF ネイバー関係を解除します(4)。代替パスが使用可能な場合、ルータはただちにそのパスでコンバージェンスを開始します。
(注) |
BFD 障害検出は 1 秒未満で行われます。これは OSPF Hello メッセージが同じ障害を検出するより高速です。 |
Cisco NX-OS は、BFD をサポートする互換性のあるモジュールへ BDF 動作を配布できます。このプロセスで、BFD パケット処理の CPU の負荷を、BFD ネイバーに接続された各モジュールへオフロードします。すべての BFD セッションはモジュール CPU 上で行われます。BFD 障害が検出されたときに、モジュールはスーパーバイザに通知します。
BFD エコー機能は、転送エンジンからリモート BFD ネイバーにエコー パケットを送信します。BFD ネイバーは検出を実行するために同じパスに沿ってエコー パケットを返送します。BFD ネイバーは、エコー パケットの実際の転送に参加しません。エコー機能および転送エンジンが検出の処理を行います。BFD はエコー機能がイネーブルになっている場合に非同期セッションの速度を低下させ、2 台の BFD ネイバー間で送信される BFD 制御パケット数を減らすために、slow timer を使用できます。また、転送エンジンは、リモート システムを含めないでリモート(ネイバー)システムの転送パスをテストするので、パケット間遅延の変動が少なくなり、障害検出時間が短縮されます。
BFD ネイバーの両方がエコー機能を実行している場合、エコー機能には非対称性がありません。
(注) |
ユニキャスト リバース パス転送チェック(uRPF)はデフォルトではディセーブルです。これを BFD のあるインターフェイス機能でイネーブルにする必要がある場合は、BFD エコー機能がディセーブルになっている必要があります。 |
Cisco NX-OS は BFD パケットを隣接する BFD ピアから受信したことを確認するためにパケットの存続可能時間(TTL)値を使用します。すべての非同期およびエコー要求パケットの場合、BFD ネイバーは TTL 値を 255 に設定し、ローカル BFD プロセスは着信パケットを処理する前に TTL 値を 255 として確認します。エコー応答パケットの場合、BFD は TTL 値を 254 に設定します。
Cisco NX-OS リリース 5.2 以降では、BFD パケットの SHA-1 認証を設定できます。
BFD は、ステートレス リスタートと In-Service Software Upgrade(ISSU)をサポートします。ISSU を使用すると、転送に影響を与えることなく、ソフトウェアをアップグレードできます。リブートまたはスーパーバイザ スイッチオーバー後に、Cisco NX-OS が実行コンフィギュレーションを適用し、BFD がただちに制御パケットを BFD ピアに送信します。
BFD は、仮想ルーティングおよび転送(VRF)インスタンスをサポートしています。VRF は仮想化デバイス コンテキスト(VDC)内にあります。特に別の VDC や VRF を設定しない限り、デフォルトでは、Cisco NX-OS のデフォルトの VDC およびデフォルトの VRF が使用されます。詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』を参照してください。
この機能は、Cisco IOS ソフトウェア、Cisco NX-OS ソフトウェアおよび Cisco IOS XR ソフトウェア間の BFD 相互運用性を実現します。
F3 ライン カード上の BFD ファブリック サービス アクセラレータ(FSA)オフロードを使用すれば、F3 ライン カード上のネットワーク プロセッサ ユニットに対する非同期およびエコー BFD 送信(Tx)および受信(Rx)のオフロードを実現できます。F3 ライン カード上の BFD FSA オフロード機能は、ルーティング テーブルを再計算するために迅速な障害検出パケットまたはメッセージをルーティング プロトコルに送信することにより、スケールを改善し、ネットワーク全体の収束時間を短縮します。bfd hw-offload-module module-name コマンドを使用して、各 VDC の F3 ライン カード上の BFD FSA オフロードを明示的に有効にする必要があります。この機能を無効にするには、no bfd hw-offload-module module-name コマンドを使用します。この機能は、その特定の VDC 内のライン カード上でホストされているアクティブな BFD セッションが存在しない場合にのみ有効にできます。
BFD FSA オフロード機能は、Cisco Nexus 7000 シリーズ リリース 7.3(0)DX(1) の M3 ライン カードで導入されます。
FSA への BFD セッションのオフロードは、F3 ライン カード上ではデフォルトで無効になっており、M3 ライン カード上ではデフォルトで有効になっています。セッションが FSA にオフロードされた場合は、BFD セッションが 15 ms で動作できます。
シスコ ユニファイド ファブリックは、相互接続を備えた 1024 個のリーフからなる 32 個のスパインをサポートする必要があります。32 スパイン Vinci Fabric では、1 つのリーフに 32 個のレイヤ 3 リンク(スパインごとに 1 つずつ)が割り当てられます。同様に、各スピネットに 1024 個のレイヤ 3 リンク(リーフごとに 1 つずつ)が割り当てられます。通常、スパインとリーフ上の各レイヤ 3 リンクには同数の IP アドレスが必要なため、割り当てと管理が複雑になります。この複雑さを軽減するために、これらのリンク 3 レイヤは指定されたループバック インターフェイスから IP アドレスを抽出します。このようなレイヤ 3 リンクは「アンナンバード リンク」と呼ばれます。これらのレイヤ 3 アンナバード リンクは、それぞれのルータの MAC アドレスに関連付けられます。BFD がこれらのリンク上の迅速な障害検出に使用されます。これには、アンナンバード インターフェイス経由の BFD に対するサポートが不可欠です。
OSPF プロトコルと IS-IS プロトコルのどちらかを使用して、スパインとリーフ間のレイヤ 3 接続を提供することができます。
アドレス ファミリのサポート
BFD クライアントは、IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスのいずれかを使用して BFD をブートストラップすることができます。
エコーのサポート
デフォルトで、エコー機能が IPv4 BFD セッションと IPv6 BFD セッションの両方でサポートされます。ただし、BFD IPv6 セッションがリンクローカル アドレスを使用してブートストラップされた場合は、エコーはサポートされません。
アンナンバード ポート チャネル経由の BFD セッション
論理モード セッションとリンク単位モード セッションの両方がサポートされます。デフォルトで、ポート チャネル上の設定なしで、BFD セッションが論理モードになります。
次の設定は、アンナンバード インターフェイスでサポートされません。
リンク単位の効率化機能に対処するための双方向転送(BFD)拡張機能を使用すれば、すべてのリンク集約グループ(LAG)メンバー インターフェイス(RFC 7130 で規定されている)上で個別の BFD セッションを設定することができます。
この拡張機能により、BFD セッションはポート チャネルの各メンバー リンク上で動作します。BFD がリンク障害を検出すると、そのメンバー リンクが転送テーブルから削除されます。BFD セッションは個別のポート チャネル インターフェイス上で作成されるため、このメカニズムが迅速な障害検出を可能にします。
ユーザは、メイン ポート チャネル インターフェイス経由で RFC 7130 BFD を設定できます。このインターフェイスでは、メンバーごとに 1 つずつのマイクロ BFD セッションを使用することによる LAG 経由の帯域幅モニタリングが実行されます。メンバー ポートのいずれかがダウンすると、そのポートが転送テーブルから削除されます。これにより、そのメンバー上のトラフィックのブラックホール化が回避されます。
マイクロ BFD セッションは、LACP ベースのポート チャネルと非 LACP ベースのポート チャネルの両方でサポートされます(ポート チャネルのメンバー リンク上で動作する BFD セッションは「マイクロ BFD セッション」と呼ばれます)。
マイクロ BFD セッションの設定方法の詳細については、「マイクロ BFD セッションの設定」のトピックを参照してください。
vPC には、ライセンスは必要ありません。ライセンス パッケージに含まれていない機能はすべて Cisco NX-OS システム イメージにバンドルされており、追加費用は一切発生しません。NX-OS ライセンス方式の詳細については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。
IP トンネルには Enterprise Services ライセンスが必要です。Cisco NX-OS ライセンス方式の詳細と、ライセンスの取得および適用の方法については、『Cisco NX-OS Licensing Guide』を参照してください。
他のインターフェイスにはライセンスが必要ありません。
BFD には、次の前提条件があります。
BFD 機能をイネーブルにする必要があります。
BFD をイネーブルにする任意のクライアント プロトコルでは、そのクライアント プロトコルの BFD をイネーブルにします。
BFD 対応インターフェイスでインターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)リダイレクト メッセージをディセーブルにします。
デフォルト VDC の同一 IP の送信元および宛先アドレスの IP パケット検証チェックをディセーブルにします。
設定作業とともに一覧表示されているその他の詳細な前提条件を参照してください。
Cisco NX-OS リリース 6.2(2) 以降では、IPv6 の BFD がサポートされます。
BFD の Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)IPv6 クライアントを設定するには、IS-IS がすべてのルータで実行している必要があります。さらに、BFD セッションの基本パラメータは BFD ネイバーに対して BFD セッションを実行するインターフェイス上で設定する必要があります。
Cisco IOS ソフトウェア、Cisco NX-OS ソフトウェア、および Cisco IOS XR ソフトウェアの間で BFD の相互運用性をイネーブルにするには、エコー モードで BFD を使用します。さらに、BFD の一部であるすべてのインターフェイス、およびピア デバイスでも no ip redirect コマンドを設定します。
BFD 設定時の注意事項と制約事項は次のとおりです。
BFD は BFD バージョン 1 をサポートします。
Cisco NX-OS リリース 6.2(2) 以降のリリースでは、BFD は IPv4 と IPv6 をサポートします。
BFD は、インターフェイスごとのアドレス ファミリ(IPv4 または IPv6)1 つにつき 1 セッションだけサポートします。
BFD は、シングルホップ BFD をサポートします。
ボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)の BFD は、シングルホップ External BGP(EBGP)および Internal BGP(iBGP)ピアをサポートしています。
BFD は、Cisco NX-OS リリース 5.2 以降ではキー付き SHA-1 認証をサポートします。
BFD は、次のレイヤ 3 インターフェイスをサポートします。物理インターフェイス、ポート チャネル、サブインターフェイス、および VLAN インターフェイス。
BFD はレイヤ 3 隣接情報に応じて、レイヤ 2 のトポロジ変更を含むトポロジ変更を検出します。レイヤ 3 隣接情報が使用できない場合、VLAN インターフェイス(SVI)の BFD セッションはレイヤ 2 トポロジのコンバージェンス後に稼働しない可能性があります。
BFD は、単一のインターフェイス上の同一サブネット内の複数の IPv6 ネクスト ホップのモニタリングをサポートしていません。
2 台のデバイス間のスタティック ルート上の BFD については、両方のデバイスが BFD をサポートする必要があります。デバイスの一方または両方が BFD をサポートしていない場合、スタティック ルートはルーティング情報ベース(RIB)でプログラミングされません。
BFD は、BFD マルチホップをサポートしません。iBGP 用に BFD を設定する場合は、接続先のインターフェイスで BGP ネイバーの update-source コマンドを設定する必要があります。
ポート チャネル設定の制限事項
SVI の制限事項
ASIC リセットにより他のポートのトラフィックが中断されます。このイベントは、その他のポートの SVI セッションがフラップする原因になることがあります。ASIC がリセットする既存のトリガーには、VDC をリロードしている VDC 間のポート移動があります。また、キャリア インターフェイスが仮想ポート チャネル(vPC)の場合、BFD は SVI インターフェイスではサポートされません。
トポロジを変更すると(たとえば、VLAN へのリンクの追加または削除、レイヤ 2 ポート チャネルからのメンバの削除など)、SVI セッションが影響を受ける場合があります。SVI セッションはダウンした後、トポロジ ディスカバリの終了後に起動する場合があります。
(注) |
SVI のセッションがフラップしないようにし、トポロジを変更する必要がある場合は、変更を加える前に BFD 機能をディセーブルにして、変更後、BFD を再度イネーブルにできます。また、大きな値(たとえば、5 秒)になるように BFD タイマーを設定し、上記のイベントの完了後に高速なタイマーに戻すこともできます。 |
N7K-F132XL-15 モジュール上でのみメンバー ポートがある VLAN インターフェイスを通した BFD はサポートされません。N7K-F132XL-15 モジュール上でのみメンバー ポートを持ついずれかの VLAN を通した BFD をディセーブルにする必要があります。
(注) |
(たとえば、OSPF から)ルータ レベルで BFD をイネーブルにすると、N7K-F132XL-15 ラインカードを通した BFD セッションは発生しません。OSPF などのルーティング プロトコルについては、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。 |
分散レイヤ 3 ポート チャネルで BFD エコー機能を設定した場合、メンバー モジュールをリロードすると、そのモジュールでホストされた BFD セッションがフラップされ、そのためパケット損失が発生します。
レイヤ 2 スイッチを間に入れずに BFD ピアを直接接続する場合、代替策として BFD per-link を使用できます。
(注) |
BFD per-link モードとサブインターフェイス最適化をレイヤ 3 ポート チャネルで同時に使用することはサポートされていません。 |
BFD エコー機能は、IPv6 リンクローカル アドレスを使用する場合、サポートされません。
IPv4 と IPv6 上の HSRP が BFD でサポートされます。
BFD は、エニーキャスト HSRP ではサポートされません。
サポートされている Cisco NX-OS デバイスのラインカードによって生成される BFD パケットは COS 6/DSCP CS6 とともに送信されます。BFD パケットの DSCP/COS 値は、ユーザが設定可能な値ではありません。
BFD アドレス リンク単位の制限:
BFD セッションを実行している 2 台のスイッチ(ピア デバイス)間で直接接続されたポート チャネル インターフェイスでのみサポートします。
On モードと LACP モードの両方でレイヤ 3 ポート チャネル インターフェイスをサポートします。
レイヤ 3 機能を備えたすべてのライン カードをサポートします。
IPv6 はサポートされていません。
ファブリック ポート チャネルはサポートされません。
vPC はサポートされていません。
ポート チャネル経由の仮想スイッチ インターフェイスはサポートされません。
ストレージ VDC はサポートされません。
エコー機能は、マイクロ BFD セッションではサポートされません。
RFC 7130 リンクは、独自のリンクおよび BFD 論理リンクとともに設定できません。
RFC 7130 がメイン ポート チャネル インターフェイス上で設定され、論理 BFD がサブインターフェイス上で設定されている場合は、論理 BFD セッションのアグレッシブ タイマーを RFC 7130 BFD セッションより短くする必要があります。
マイクロ BFD セッションは、ポート チャネル サブインターフェイスではサポートされません。
FEX インターフェイス(HIF)ポートはサポートされません。
IEFT-BFD がポート チャネル インターフェイス上で有効になっている場合は、ポート チャネルの動作状態は、セッションを確立可能な最小のマイクロ BFD セッション メンバーに依存します。ポート チャネルをアップにするために必要なリンクの最小数が満たされていない場合は、ポート チャネル インターフェイスがダウンします。その結果、ポート チャネル サブインターフェイスと論理 BFD セッションもダウンします。
LACP ポート チャネルのメンバーがホット スタンバイ状態で、アクティブ リンクの 1 つで BFD 障害が発生した場合は、ホット スタンバイ リンクが直接起動しない可能性があります。BFD 障害が発生したアクティブ リンクがダウンすると、ホット スタンバイ メンバーがアクティブになります。このシナリオでは、ホット スタンバイが起動する前にポート チャネルがダウンする可能性があります。
BFD リンク単位は、BFD ではサポートされません。これは、EIGRP、OSPF、および ISIS でのみサポートされます。
パラメータ |
デフォルト |
---|---|
BFD 機能 |
ディセーブル |
必要最小受信間隔 |
50 ミリ秒 |
目的の最小送信間隔 |
50 ミリ秒 |
検出乗数 |
3 |
エコー機能 |
イネーブル |
モード |
非同期 |
ポート チャネル |
論理モード(送信元/宛先ペアのアドレスごとに 1 セッション)。 |
slow timer |
2000 ミリ秒 |
サブインターフェイスの最適化 |
ディセーブル |
グローバル レベル、およびインターフェイスまたはサブインターフェイス レベルで BFD を設定できます(物理インターフェイスとポート チャネルの場合)。インターフェイスまたはサブインターフェイスの設定はグローバル設定よりも優先されます。サポートされているインターフェイス上で、サブインターフェイス レベルの設定は、サブインターフェイスの最適化がイネーブルになっていない限りインターフェイスまたはポート チャネル設定よりも優先されます。詳細については、「サブインターフェイスの BFD の最適化」の項を参照してください。
(注) |
BFD per-link モードとサブインターフェイス最適化をレイヤ 3 ポート チャネルで同時に使用することはサポートされていません。 |
ポート チャネルのメンバである物理ポートについては、メンバ ポートはマスター ポート チャネルの BFD 設定を継承します。メンバ ポート サブインターフェイスは、サブインターフェイスの最適化がイネーブルになっていない限りマスター ポート チャネルの BFD 設定より優先することができます。
BFD の設定には、次の作業を行います。
ステップ 1: BFD 機能の有効化
ステップ 2:グローバルな BFD パラメータの設定または インターフェイスでの BFD の設定
ステップ 3: IPv6 用の BFD の設定
デバイス VDC 内のインターフェイスおよびプロトコルで BFD を設定する前に、BFD 機能をイネーブルにする必要があります。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
no feature bfd コマンドを使用して、BFD 機能をディセーブルにし、関連するコンフィギュレーションをすべて削除します。
コマンド |
目的 |
---|---|
no feature bfd | BFD 機能をディセーブルにして、関連するすべての設定を削除します。 |
デバイスのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定できます。BFD セッション パラメータは、スリーウェイ ハンドシェイクの BFD ピア間でネゴシエートされます。
インターフェイスでこれらのグローバルなセッション パラメータを上書きするには、「インターフェイスでの BFD の設定」を参照してください。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
インターフェイスのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定できます。BFD セッション パラメータは、スリーウェイ ハンドシェイクの BFD ピア間でネゴシエートされます。
この設定は、設定されたインターフェイスのグローバル セッション パラメータより優先されます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
||
ステップ 3 | switch(config)# bfd intervalmintxmin_rxmsecmultipliervalue | デバイスのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定します。インターフェイスで BFD セッション パラメータを設定することにより、このコマンドでこれらの値を無効にすることができます。mintx および msec の範囲は 15 ~ 999 ミリ秒で、デフォルトは 50 です。乗数の範囲は 1 ~ 50 です。乗数のデフォルトは 3 です。
|
||
ステップ 4 | switch(config-if)# bfd authentication keyed-sha1 keyididkeyascii_key | (任意) インターフェイスですべての BFD セッションの SHA-1 認証を設定します。ascii_key 文字列は BFD ピア間で共有する秘密キーです。id 値は、0 ~ 255 の数字で、この特定の ascii_key に割り当てられます。BFD パケットは、複数のアクティブ キーでの使用が許可されている id でキーを指定します。 インターフェイスの SHA-1 認証をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。 |
||
ステップ 5 | switch(config-if)# show running-config bfd | (任意) BFD の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
||
ステップ 6 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
ポート チャネルのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定できます。パーリンク モードがレイヤ 3 ポート チャネルに使用される場合、BFD により、ポート チャネルの各リンクのセッションが作成され、集約結果がクライアント プロトコルへ提供されます。たとえば、ポート チャネルの 1 つのリンクの BFD セッションが稼働している場合、OSPF などのクライアント プロトコルにポート チャネルが稼働していることが通知されます。BFD セッション パラメータは、スリーウェイ ハンドシェイクの BFD ピア間でネゴシエートされます。
この設定は、設定されたポート チャネルのグローバル セッション パラメータより優先されます。ポート チャネルのメンバ ポートはメンバ ポートのサブインターフェイス レベルで BFD パラメータを設定しない限り、ポート チャネルの BFD セッション パラメータを継承します。その場合、サブインターフェイス最適化がイネーブルにされていなければ、メンバ ポート サブインターフェイスはサブインターフェイス BFD コンフィギュレーションを使用します。詳細については、「サブインターフェイスの BFD の最適化」の項を参照してください。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD をイネーブルにする前に、ポート チャネルの Link Aggregation Control Protocol(LACP)がイネーブルにされていることを確認します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interface port-channelnumber | ポート チャネル コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされる数値の範囲を表示します。 |
||
ステップ 3 | switch(config-if)# bfd per-link | ポート チャネルのリンクごとに BFD セッションを設定します。 |
||
ステップ 4 | switch(config-if)# bfd intervalmintxmin_rxmsecmultipliervalue | デバイスのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定します。インターフェイスで BFD セッション パラメータを設定することにより、このコマンドでこれらの値を無効にすることができます。mintx および msec の範囲は 15 ~ 999 ミリ秒で、デフォルトは 50 です。乗数の範囲は 1 ~ 50 です。乗数のデフォルトは 3 です。
|
||
ステップ 5 | switch(config-if)# bfd authentication keyed-sha1 keyididkeyascii_key | (任意) インターフェイスですべての BFD セッションの SHA-1 認証を設定します。ascii_key 文字列は BFD ピア間で共有する秘密キーです。id 値は、0 ~ 255 の数字で、この特定の ascii_key に割り当てられます。BFD パケットは、複数のアクティブ キーでの使用が許可されている id でキーを指定します。 インターフェイスの SHA-1 認証をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。 |
||
ステップ 6 | switch(config-if)# show running-config bfd | (任意) BFD の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
||
ステップ 7 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
BFD モニタ対象リンクの一端または両端で BFD エコー機能を設定できます。エコー機能は設定された slow timer に基づいて必要最小受信間隔を遅くします。RequiredMinEchoRx BFD セッション パラメータは、エコー機能がディセーブルの場合、ゼロに設定されます。slow timer は、エコー機能がイネーブルの場合、必要最小受信間隔になります。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
インターネット制御メッセージ プロトコル(ICMP)のリダイレクト メッセージが BFD 対応インターフェイスでディセーブルであることを確認します。インターフェイスで no ip redirects コマンドを使用します。
同一の送信元アドレスおよび宛先アドレスを調べる IP パケット検証チェックがディセーブルになっていることを確認します。デフォルト VDC では no hardware ip verify address identical コマンドを使用します。このコマンドの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』を参照してください。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# bfd slow-timerecho-interval | エコー機能で使用される slow timer を設定します。この値は BFD が新しいセッションを開始する速度を決定し、BFD エコー機能がイネーブルの場合に非同期セッションの速度を低下させるために使用されます。この値は、エコー機能がイネーブルの場合、必要最小受信間隔より優先されます。指定できる範囲は 1000 ~ 30000 ミリ秒です。デフォルトは 2000 です。 |
ステップ 3 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# bfd echo | エコー機能をイネーブルにします。デフォルトではイネーブルになっています。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# show running-config bfd | (任意) BFD の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
サブインターフェイスで BFD を最適化できます。BFD により、設定されているすべてのサブインターフェイスのセッションが作成されます。BFD により、設定されている最小の VLAN ID を持つサブインターフェイスがマスター サブインターフェイスとして設定され、そのサブインターフェイスは親インターフェイスの BFD セッション パラメータを使用します。残りのサブインターフェイスは slow timer を使用します。最適化されたサブインターフェイス セッションでエラーが検出されると、BFD により、その物理インターフェイスのすべてのサブインターフェイスがダウンとマークされます。
(注) |
ハードウェア オフロード機能が有効になっているときは、サブインターフェイスの数が 750 未満の場合にのみ bfd optimize subinterface コマンドを設定します。そうしなければ、BFD セッションが確立されません。 |
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
これらのサブインターフェイスが別の Cisco NX-OS デバイスに接続するようにしてください。この機能は、Cisco NX-OS でだけサポートされます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# bfd optimize subinterface | BFD 対応インターフェイスのサブインターフェイスを最適化します。デフォルトではディセーブルになっています。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# show running-config bfd | (任意) BFD の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
BFD パラメータを設定する場合は、IPv4 または IPv6 アドレス ファミリを指定できます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# bfd [ipv4 | ipv6] interval [intervalmin_rx interval multiplierinterval-multiplier | BFD セッション パラメータを、デバイスのすべての BFD セッションに対しミリ秒単位で設定します。 |
BFD をデバイスでイネーブルにする必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interface typenumber | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# bfd [ipv4 | ipv6] interval [intervalmin_rx interval multiplierinterval-multiplier | BFD セッション パラメータを、デバイスのすべての BFD セッションに対しミリ秒単位で設定します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# bfd [ipv4 | ipv6] authentication keyed-sha1 keyididkeyascii_key | (任意) 指定されたアドレス ファミリのすべての BFD セッションに対する Secure Hash Algorithm 1(SHA-1)認証を設定します。 |
インターフェイス上のすべての IPv6 スタティック ルートに対する BFD を設定できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD がスタティック ルートの両端のデバイスでイネーブルになっていることを確認します。
BFD セッション パラメータを設定します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# vrf contextvrf-name | VRF コンフィギュレーション モードを開始して、IPv6 スタティック ルートで BFD を設定します。 |
ステップ 3 | switch(config-vrf)# ipv6 routeroute interface {nh-address | nh-prefix} | IPv6 スタティック ルートを作成します。 |
ステップ 4 | switch(config-vrf)# ipv6 route static bfdnetwork-interface {nh-address | nh-prefix} | このインターフェイスとネクスト ホップの組み合わせ上のすべての IPv6 スタティック ルートに対し BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 5 | switch(config-vrf)# show bfd neighbors | (任意) BFD ネイバーに関する情報を表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-vrf)# show ipv6 route static | (任意) スタティック ルートを表示します。 |
ステップ 7 | switch(config-vrf)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
switch(config)# vrf context red switch(config-vrf)# ipv6 route 1::5/64 ethernet 3/1 2::2 switch(config-vrf)# ipv6 route static bfd ethernet 3/1 2::2 <===Enables BFD on static routes for the interface/next hop combination.
BFD エコー機能は、IPv6 リンクローカル アドレスを持つデバイスではサポートされません。
エコー機能はデフォルトでイネーブルになっています。IPv4、IPv6、またはすべてのアドレス ファミリでディセーブルにできます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# bfd [ipv4 | ipv6] echo | 指定されたアドレスに対するエコー機能をイネーブルにします。デフォルトではイネーブルになっています。 指定されたアドレス ファミリに対するエコー機能をディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。 |
すべてのエコー フレームの発信元アドレスとしてループバック インターフェイスを設定するには、このタスクを実行します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interface loopback number | ループバック インターフェイスを作成し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# ip addressip-address mask | インターフェイスの IP アドレスを設定します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# ipv6 address{ipv6-address / prefix-length | prefix-name sub-bits / prefix-length} | すべてのエコー フレームの発信元アドレスとして IPv6 アドレスを設定します。 |
エコー モードはデフォルトでイネーブルになっています。スロータイマー値を設定し、アドレス ファミリに対するエコー モードをディセーブルまたはイネーブルにできます。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# bfd [ipv4 | ipv6] slow-timer[interval] | 指定したアドレス ファミリに対するエコー機能で使用するために、slow timer をミリ秒単位で設定します。 |
Border Gateway Protocol(BGP)用に BFD を設定できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# router bgpas-number | BGP をイネーブルにして、ローカル BGP スピーカに AS 番号を割り当てます。AS 番号は 16 ビット整数または 32 ビット整数にできます。上位 16 ビット 10 進数と下位 16 ビット 10 進数による xx.xx という形式です。 |
ステップ 3 | switch(config-router)# neighbor {ip-address | ipv6-address} remote-asas-number | リモート BGP ピアの IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスおよび AS 番号を設定します。ip-address の形式は x.x.x.x です。ipv6-address の形式は A:B::C:D です。 |
ステップ 4 | switch(config-router-neighbor)# bfd | この BGP ピアの BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 5 | switch(config-router-neighbor)# show running-config bfd | (任意) BFD の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-router-neighbor)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)の BFD を設定できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
EIGRP 機能をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# router eigrpinstance-tag | インスタンス タグを設定して、新しい EIGRP プロセスを作成します。インスタンス タグには最大 20 文字の英数字を使用できます。大文字と小文字を区別します。 AS 番号であると認められていない instance-tag を設定する場合は、autonomous-system コマンドを使用して AS 番号を明示的に設定する必要があります。そうしないと、この EIGRP インスタンスはシャットダウン状態のままになります。 |
ステップ 3 | switch(config-router-neighbor)# bfd | (任意) すべての EIGRP インターフェイスの BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 4 | switch(config-router-neighbor)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# ip eigrpinstance-tagbfd | (任意) EIGRP インターフェイスで BFD をイネーブルまたはディセーブルにします。インスタンス タグには最大 20 文字の英数字を使用できます。大文字と小文字を区別します。 デフォルトではディセーブルになっています。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# show ip eigrp [vrfvrf-name] [interfacesif] | (任意) EIGRP に関する情報を表示します。vrf-name には最大 32 文字の英数字文字列を指定します。大文字と小文字は区別されます。 |
ステップ 7 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
Open Shortest Path First バージョン 2(OSPFv2)で BFD を設定できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
OSPF 機能をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# router ospfinstance-tag | 新規 OSPFv2 インスタンスを作成して、設定済みのインスタンス タグを割り当てます。インスタンス タグには最大 20 文字の英数字を使用できます。大文字と小文字を区別します。 |
ステップ 3 | switch(config-router)# bfd | (任意) すべての OSPFv2 インターフェイスの BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 4 | switch(config-router)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# ip ospf bfd | (任意) OSPFv2 インターフェイスで BFD をイネーブルまたはディセーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# show ip ospf [vrfvrf-name] [interfacesif] | (任意) OSPF に関する情報を表示します。vrf-name には最大 32 文字の英数字文字列を指定します。大文字と小文字は区別されます。 |
ステップ 7 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
BFD は、IPv6 ネットワークのリンクステート ルーティング プロトコルである Open Shortest Path First バージョン 3(OSPFv3)をサポートします。
OSPFv3 に対する BFD サポートをイネーブルにするには、2 つの方法があります。
ルータ コンフィギュレーション モードで bfd コマンドを入力して、OSPFv3 がルーティングしているすべてのインターフェイスに対して BFD をイネーブルにできます。インターフェイス コンフィギュレーション モードで ospfv3 bfd disable コマンドを入力して、個々のインターフェイス上で BFD サポートをディセーブルにできます。
インターフェイス コンフィギュレーション モードで ospfv3 bfd コマンドを入力して、OSPFv3 がルーティングしているインターフェイスのサブセットに対して BFD をイネーブルにできます。
(注) |
OSPF は、FULL ステートの OSPF ネイバーに対する BFD セッションを開始するだけです。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
||
ステップ 3 | switch(config-if)# bfd intervalmintxmin_rxmsecmultipliervalue | デバイスのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定します。インターフェイスで BFD セッション パラメータを設定することにより、このコマンドでこれらの値を無効にすることができます。mintx および msec の範囲は 15 ~ 999 ミリ秒で、デフォルトは 50 です。乗数の範囲は 1 ~ 50 です。乗数のデフォルトは 3 です。
|
||
ステップ 4 | switch(config-if)# end | インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
OSPFv3 は、参加しているすべてのデバイスで実行されている必要があります。BFD セッションを BFD ネイバーに対して実行するインターフェイスで、BFD セッションの基本パラメータを設定する必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# router ospfv3process-id | OSFPv3 ルーティング プロセスを設定します。 |
ステップ 3 | switch(config-router)# bfd | ルーティング プロセスに参加するすべてのインターフェイスに対して BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 4 | switch(config-router)# exit | EXEC モードに戻すには、このコマンドを 2 回入力します。 |
ステップ 5 | switch# show bfd neighbors [details] | 既存の BFD 隣接関係の詳細なリストを表示します。 |
ステップ 6 | switch# show ospfv3 [process-id] | OSPFv3 ルーティング プロセスに関する一般的な情報を表示します。 |
OSPFv3 は、参加しているすべてのデバイスで実行されている必要があります。BFD セッションを BFD ネイバーに対して実行するインターフェイスで、BFD セッションの基本パラメータを設定する必要があります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# ospfv3 bfd [disable] | OSPFv3 ルーティング プロセスに関連付けられた 1 つ以上のインターフェイスに対して、インターフェイスごとに BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# exit | EXEC モードに戻すには、このコマンドを 2 回入力します。 |
ステップ 5 | switch# show bfd neighbors [details] | 既存の BFD 隣接関係の詳細なリストを表示します。 |
ステップ 6 | switch# show ospfv3 [process-id] | OSPFv3 ルーティング プロセスに関する一般的な情報を表示します。 |
Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロトコル用に BFD を設定できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
IS-IS 機能をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# router isisinstance-tag | instance tag を設定して、新しい IS-IS インスタンスを作成します。 |
ステップ 3 | switch(config-router)# bfd | (任意) すべての IS-IS インターフェイスの BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 4 | switch(config-router)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# isis bfd | (任意) IS-IS インターフェイスで BFD をイネーブルまたはディセーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 |
ステップ 6 | switch(config-if)# show isis [vrfvrf-name] [interfacesif] | (任意) IS-IS に関する情報を表示します。vrf-name には最大 32 文字の英数字文字列を指定します。大文字と小文字は区別されます。 |
ステップ 7 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
BFD で登録されたプロトコルとして IS-IS で BFD サポートが設定される場合、IS-IS が BFD から転送パスの検出障害メッセージを受信します。IS-IS に対する BFD サポートは、ルータ アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードまたはインターフェイス コンフィギュレーション モードで設定できます。IS-IS IPv6は、シングルトポロジ モードで実行します。
IS-IS BFD は、シングルトポロジ モードに同時隣接している IPv4 と IPv6 の両方をサポートします。BFD が IPv4 と IPv6 の両方にイネーブルの場合、IS-IS は BFD に 2 つの BFD セッション作成要求を送信します。シングルトポロジ モードでは、IS-IS 隣接状態は、両方のBFD セッションがアップした場合にのみ実行できます。BFD セッションのいずれかがダウンすると、関連する IS-IS 隣接状態もまたダウンします。
IS-IS BFD IPv6 がインターフェイスでディセーブルの場合、IS-IS は隣接デバイスから IPv6 の関連 BFD セッションを削除します。IS-IS 隣接エントリを削除すると、すべての BFD セッションも削除されます。IS-IS は、次のいずれかのイベントが発生したときに要求した各 BFD セッションを削除するように BFD に要求します。
IS-IS は、次の条件がすべて満たされると、インターフェイスと隣接デバイスの IPv6 アドレスに対する BFD セッションを要求します。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# isis ipv6 bfd | IS-IS に設定されている特定のインターフェイスで BFD IPv6 をイネーブルにします。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# end | インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 5 | switch(config)# show isis interfacetype number | (任意) IS-IS に関するインターフェイス情報を表示します。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# router isisprocess-id | IS-IS ルーティング プロトコルをイネーブルにし、ルータ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-router)# metric-style transition | (任意) 新しいスタイル、タイプ、長さ、値オブジェクト(TLV)のみを生成し受け入れるように、IS-IS を実行しているデバイスを設定します。 |
ステップ 4 | switch(config-router)# address-family ipv6 unicast | 標準の IPv6 アドレス プレフィックスを使用する IS-IS ルーティング セッションを設定するアドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 5 | switch(config-router-af)# bfd | ルーティング プロセスに参加するすべてのインターフェイスに対して BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 6 | switch(config-router-af)# end | アドレス ファミリ コンフィギュレーション モードを終了し、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 7 | switch(config)# show isis [process-id] | (任意) IS-IS に関するインターフェイス情報を表示します。 |
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
feature-set fabricpath コマンドを入力すると、ISIS 機能がデフォルトで有効になります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# [no] bfd fabricpath encap-ce | ユーザが、セッション単位で L2BFD フレームのカプセル化モードを選択できるようにします。コマンドを有効にすると、Fabricpath カプセル化を使用せずにフレームが送信されます。デフォルト モードは、Fabricpath カプセル化を使用してフレームが送信されます。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# fabricpath isis bfd | インターフェイス上で FabricPath BFD をイネーブルにします。 |
この例では、特定のインターフェイス上で FabricPath BFD を設定する方法を示します。
switch# configure terminal switch(config)# [no] bfd fabricpath encap-ce switch(config-if)# fabricpath isis bfd
正しい VRF を使用していることを確認します。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
feature-set fabricpath コマンドを入力すると、ISIS 機能がデフォルトで有効になります。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# fabricpath domain default | グローバル FabricPath レイヤ 2 Intermediate System to Intermediate System(IS-IS)コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-fabricpath-isis)# bfd | すべての IS-IS インターフェイス上で FabricPath BFD をイネーブルにします。 |
この例では、すべての IS-IS インターフェイス上で FabricPath BFD を設定する方法を示します。
switch# configure terminal switch(config)# fabricpath domain default switch(config-fabricpath-isis)# bfd
Hot Standby Router Protocol(HSRP)用に BFD を設定できます。アクティブおよびスタンバイの HSRP ルータは BFD を介して相互に追跡しています。スタンバイ HSRP ルータ上の BFD がアクティブ HSRP ルータが動作していないことを検知すると、スタンバイ HSRP はこのイベントをアクティブ タイマー失効として取り扱いアクティブ HSRP ルータとして役割を引き継ぎます。
show hsrp bfd-sessions コマンドは、すべてのインターフェイスの HSRP BFD セッション情報を表示するために使用します。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
HSRP 機能をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# hsrp bfd all-interfaces | (任意) HSRP インターフェイスですべての BFD をイネーブルまたはディセーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 |
ステップ 3 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# hsrp bfd | (任意) HSRP インターフェイスで BFD をイネーブルまたはディセーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# show running-config hsrp | (任意) HSRP の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
仮想ルータ冗長プロトコル(VRRP)の BFD を設定できます。アクティブおよびスタンバイの VRRP ルータは BFD を介して相互に追跡しています。スタンバイ VRRP ルータ上の BFD がアクティブ VRRP ルータが動作していないことを検知すると、スタンバイ VRRP はこのイベントをアクティブ タイマー失効として取り扱いアクティブ VRRP ルータとして役割を引き継ぎます。
show vrrp detail では、このイベントが BFD@Act-down または BFD@Sby-down として表示されます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
BFD セッション パラメータを設定します。
VRRP 機能をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 3 | switch(config-if)# vrrpgroup-no | VRRP グループ番号を指定します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# vrrp bfdaddress | VRRP インターフェイスで BFD をイネーブルまたはディセーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# show running-config vrrp | (任意) VRRP の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
PIM(Protocol Independent Multicast)プロトコルの BFD を設定できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
PIM 機能をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# ip pim bfd | PIM の BFD をイネーブルにします。 |
ステップ 3 | switch(config)# interfaceint-if | (任意) インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 4 | switch(config-if)# ip pim bfd-instance [disable] | PIM インターフェイスの BFD をイネーブルまたはディセーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 |
ステップ 5 | switch(config-if)# show running-config pim | (任意) PIM の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-if)#copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
インターフェイスのスタティック ルータの BFD を設定できます。仮想ルーティングおよび転送(VRF)インスタンス内のスタティック ルートでの BFD を任意で設定できます。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 | switch(config)# vrf contextvrf-name | (任意) VRF コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 | switch(config-vrf)# ip routeroute interface {nh-address | nh-prefix} | スタティック ルートを作成します。? キーワードを使用して、サポートされているインターフェイスを表示します。 |
ステップ 4 | switch(config-vrf)# ip route static bfd interface {nh-address | nh-prefix} | インターフェイスのすべてのスタティック ルートの BFD をイネーブルにします。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
ステップ 5 | switch(config-vrf)# show ip route static [vrfvrf-name] | (任意) スタティック ルートを表示します。 |
ステップ 6 | switch(config-vrf)# copy running-config startup-config | (任意) 実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 |
MPLS トラフィック エンジニアリング(TE)は BFD を使用して、ノード障害の検出を高速化し、転送パス障害の検出時間を短縮します。MPLS TE 高速再ルーティングの BFD は、トンネルで高速再ルーティングをイネーブルにすると自動的に設定されます。詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS MPLS Configuration Guide』の「Configuring MPLS TE Fast Reroute Link and Node Protection」の章を参照してください。
グローバルまたは VRF レベルで BFD がイネーブルになっているルーティング プロトコルのインターフェイスで BFD を選択的にディセーブルにできます。
インターフェイスで BFD をディセーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで次のコマンドのいずれかを使用します。
コマンド |
目的 |
---|---|
ip eigrpinstance-tagbfd disable |
EIGRP インターフェイスで BFD をディセーブルにします。インスタンス タグには最大 20 文字の英数字を使用できます。大文字と小文字を区別します。 |
ip ospf bfd disable |
OSPFv2 インターフェイスで BFD をディセーブルにします。 |
isis bfd disable |
IS-IS インターフェイスで BFD をディセーブルにします。 |
ステップ 1 |
アンナンバードのイーサネット インターフェイス上で ISIS を設定する手順を以下に示します。
|
ステップ 2 |
アンナンバード インターフェイスの IP アドレスが抽出されるループバック インターフェイスを設定する手順を以下に示します。
|
次の例では、ISIS プロトコルを使用したアンナンバード イーサネット インターフェイス上で BFD を設定する方法を示します。
interface Ethernet1/2 medium p2p ip unnumbered loopback1 isis metric 10 level-1 isis circuit-type level-1 ip router isis 100 isis bfd no shutdown router isis 100 net 49.0001.0000.0000.000a.00 is-type level-1 address-family ipv6 unicast
次の例では、OSPF と VRF を使用したアンナンバード インターフェイス経由で BFD を設定する方法を示します。
vrf context vrf3 interface Ethernet1/14 medium p2p vrf member vrf3 ip unnumbered loopback1 ip router ospf 10 area 0.0.0.0 no shutdown interface loopback1 vrf member vrf3 ip address 10.1.1.2/32 line vty router ospf 10 bfd vrf vrf3 bfd
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされるインターフェイスを表示します。 |
||
ステップ 3 | switch(config-if)# ip ospf bfd | OSPFv2 インターフェイスで BFD をイネーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 サポートされている任意のプロトコルの BFD をイネーブルにできます。 |
||
ステップ 4 | switch(config-if)# no ip redirect | デバイスがリダイレクトを送信しないようにします。 |
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ステップ 5 | switch(config-if)# bfd intervalmintxmin_rxmsecmultipliervalue | デバイスのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定します。インターフェイスで BFD セッション パラメータを設定することにより、このコマンドでこれらの値を無効にすることができます。mintx および msec の範囲は 15 ~ 999 ミリ秒で、デフォルトは 50 です。乗数の範囲は 1 ~ 50 です。乗数のデフォルトは 3 です。
|
||
ステップ 6 | switch(config-if)# exit | インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、EXEC モードに戻ります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interfaceint-if | ダイナミック スイッチ仮想インターフェイス(SVI)を作成します。 |
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ステップ 3 | switch(config-if)# bfd intervalmintxmin_rxmsecmultipliervalue | デバイスのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定します。インターフェイスで BFD セッション パラメータを設定することにより、このコマンドでこれらの値を無効にすることができます。mintx および msec の範囲は 15 ~ 999 ミリ秒で、デフォルトは 50 です。乗数の範囲は 1 ~ 50 です。乗数のデフォルトは 3 です。
|
||
ステップ 4 | switch(config-if)# no ip redirect | デバイスがリダイレクトを送信しないようにします。 |
||
ステップ 5 | switch(config-if)# ip addressip-address/length | このインターフェイスの IP アドレスを設定します。 |
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ステップ 6 | switch(config-if)# ip ospf bfd | OSPFv2 インターフェイスで BFD をイネーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 |
||
ステップ 7 | switch(config-if)# exit | インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、EXEC モードに戻ります。 |
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ステップ 8 | switch(config)# interfaceint-if | 上記手順に従って設定された別のスイッチに接続するポートを設定します。 |
||
ステップ 9 | 次のいずれかを実行します。 | インターフェイスが、従来のイーサネット トランク ポートまたはファブリック パス ポートとして設定されます。 | ||
ステップ 10 | switch(config-if)# end | 特権 EXEC モードに戻ります。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | switch# configure terminal | グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 2 | switch(config)# interfacetype number.subinterface-id | ポート チャネル コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされる数値の範囲を表示します。 |
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ステップ 3 | switch(config-if)# bfd intervalmintxmin_rxmsecmultipliervalue | デバイスのすべての BFD セッションの BFD セッション パラメータを設定します。インターフェイスで BFD セッション パラメータを設定することにより、このコマンドでこれらの値を無効にすることができます。mintx および msec の範囲は 15 ~ 999 ミリ秒で、デフォルトは 50 です。乗数の範囲は 1 ~ 50 です。乗数のデフォルトは 3 です。
|
||
ステップ 4 | switch(config-if)# no ip redirect | デバイスがリダイレクトを送信しないようにします。 |
||
ステップ 5 | switch(config-if)# ip ospf bfd | OSPFv2 インターフェイスで BFD をイネーブルにします。デフォルトではディセーブルになっています。 |
||
ステップ 6 | switch(config-if)# exit | インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、EXEC モードに戻ります。 |
switch# show bfd neighbors details OurAddr NeighAddr LD/RD RH/RS Holdown(mult) State Int Vrf 10.1.1.1 10.1.1.2 1140850707/2147418093 Up 6393(4) Up Vlan2121 default Session state is Up and using echo function with 50 ms interval Local Diag: 0, Demand mode: 0, Poll bit: 0, Authentication: None MinTxInt: 50000 us, MinRxInt: 2000000 us, Multiplier: 3 Received MinRxInt: 2000000 us, Received Multiplier: 4 Holdown (hits): 8000 ms (0), Hello (hits): 2000 ms (108) Rx Count: 92, Rx Interval (ms) min/max/avg: 347/1996/1776 last: 1606 ms ago Tx Count: 108, Tx Interval (ms) min/max/avg: 1515/1515/1515 last: 1233 ms ago Registered protocols: ospf Uptime: 0 days 0 hrs 2 mins 44 secs Last packet: Version: 1 - Diagnostic: 0 State bit: Up - Demand bit: 0 Poll bit: 0 - Final bit: 0 Multiplier: 4 - Length: 24 My Discr.: 2147418093 - Your Discr.: 1140850707 Min tx interval: 2000000 - Min rx interval: 2000000 Min Echo interval: 1000 - Authentication bit: 0 Hosting LC: 10, Down reason: None, Reason not-hosted: None
switch# show bfd neighbors details OurAddr NeighAddr LD/RD RH/RS Holdown(mult) State Int Vrf 10.0.2.1 10.0.2.2 1140850695/131083 Up 270(3) Up Po14.121 default Session state is Up and not using echo function Local Diag: 0, Demand mode: 0, Poll bit: 0, Authentication: None MinTxInt: 50000 us, MinRxInt: 50000 us, Multiplier: 3 Received MinRxInt: 100000 us, Received Multiplier: 3 Holdown (hits): 300 ms (0), Hello (hits): 100 ms (3136283) Rx Count: 2669290, Rx Interval (ms) min/max/avg: 12/1999/93 last: 29 ms ago Tx Count: 3136283, Tx Interval (ms) min/max/avg: 77/77/77 last: 76 ms ago Registered protocols: ospf Uptime: 2 days 21 hrs 41 mins 45 secs Last packet: Version: 1 - Diagnostic: 0 State bit: Up - Demand bit: 0 Poll bit: 0 - Final bit: 0 Multiplier: 3 - Length: 24 My Discr.: 131083 - Your Discr.: 1140850695 Min tx interval: 100000 - Min rx interval: 100000 Min Echo interval: 0 - Authentication bit: 0 Hosting LC: 8, Down reason: None, Reason not-hosted: None
BFD 設定情報を表示するには、次のいずれかの作業を実行します。
コマンド |
目的 |
---|---|
show running-config bfd |
実行 BFD コンフィギュレーションを表示します。 |
show startup-config bfd |
次のシステム起動時に適用される BFD コンフィギュレーションを表示します。 |
show bfd neighbors |
BFD ネイバーに関する情報を表示します。 |
show bfd neighbors neighbors |
BFD ネイバーに関する詳細情報を表示します。 |
switch# show bfd neighbors OurAddr NeighAddr LD/RD RH/RS Holdown(mult) State Int Vrf *10.2.2.2 10.2.2.1 1124073477/1 Up N/A(3) Up Eth1/45 default 10.1.1.2 10.1.1.1 1124073478/1 Down N/A(3) Down Eth1/46 default *10.3.3.2 10.3.3.1 1124073479/1 Up N/A(3) Up Eth1/47 default 10.4.4.2 10.4.4.1 1124073480/1 Down N/A(3) Down Eth1/48 default
次の例では、F3 および M3 ライン カード上の BFD ACP オフロードを確認する方法を示します。出力には、特定のセッションがオフロードされたことを示すフィールドが表示されます。
switch# show bfd neighbors details OurAddr NeighAddr LD/RD RH/RS Holdown(mult) State Int Vrf *10.2.2.1 10.2.2.2 1107296257/1124073474 Up 4880(3) Up Eth1/2 default Session state is Up and using echo function with 50 ms interval Local Diag: 0, Demand mode: 0, Poll bit: 0, Authentication: None MinTxInt: 50000 us, MinRxInt: 2000000 us, Multiplier: 3 Received MinRxInt: 2000000 us, Received Multiplier: 3 Holdown (hits): 6000 ms (0), Hello (hits): 2000 ms (1142) Rx Count: 1139, Rx Interval (ms) min/max/avg: 0/5132/1693 last: 1119 ms ago Tx Count: 1142, Tx Interval (ms) min/max/avg: 1689/1689/1689 last: 1120 ms ago Registered protocols: hsrp_engine Uptime: 0 days 0 hrs 32 mins 3 secs Last packet: Version: 1 - Diagnostic: 0 State bit: Up - Demand bit: 0 Poll bit: 0 - Final bit: 0 Multiplier: 3 - Length: 24 My Discr.: 1124073474 - Your Discr.: 1107296257 Min tx interval: 50000 - Min rx interval: 2000000 Min Echo interval: 50000 - Authentication bit: 0 Hosting LC: 1, Down reason: None, Reason not-hosted: None, Offloaded: Yes
これらのコマンド出力のフィールドの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Command Reference』を参照してください。
正しい VDC を使用していることを確認します(または switchto vdc コマンドを使用します)。
BFD 機能をイネーブルにします。詳細については、次のサイトを参照してください。 BFD 機能の有効化
ステップ 1 |
インターフェイス ポート チャネルを設定します。 switch(config)# interface port-channel port-number ポート チャネル コンフィギュレーション モードを開始します。? キーワードを使用して、サポートされる数値の範囲を表示します。 |
ステップ 2 |
レイヤ 3 ポート チャネルとしてインターフェイスを設定します。 switch(config)# no switchport |
switch(config)# interface port-channel port-number
|
switch(config-if)# port-channel bfd track-member-link |
switch(config-if)# port-channel bfd destination ip-address |
マイクロ BFD セッション設定を確認するには、次のコマンドを任意の順序で使用します。
ステップ 1 |
ポート チャネルとポート チャネル メンバーの動作状態を表示します。 switch# show port-channel summary |
ステップ 2 |
ポート チャネル メンバー上のマイクロ BFD セッションを表示します。 switch# show bfd neighbors |
ステップ 3 |
ポート チャネル インターフェイスの BFD セッションと、メンバーの関連するマイクロ BFD セッションを表示します。 switch# show bfd neighbors details |
ステップ 4 |
BFD のテクニカル サポート情報を表示します。 switch# show tech-support bfd |
ステップ 5 |
イーサネット ポート マネージャ、イーサネット ポートチャネル マネージャ、および LACP のテクニカル サポート情報を表示します。 switch# show tech-support lacp all |
ステップ 6 |
ポート チャネル インターフェイスの実行コンフィギュレーション情報を表示します。 switch# show running-config interface port-channel port-channel-number |
この例では、次のトポロジを使用しています。
スイッチ 1 のサンプル設定
feature bfd configure terminal interface port-channel 10 port-channel bfd track-member-link port-channel bfd destination 10.1.1.2 port-channel bfd start 60 ip address 10.1.1.1/24
スイッチ 2 のサンプル設定
feature bfd configure terminal interface port-channel 10 port-channel bfd track-member-link port-channel bfd destination 10.1.1.1 port-channel bfd start 60 ip address 10.1.1.2/24
次に、show port-channel summary コマンドの出力結果を示します。
下記に表示される出力にはフィールドの説明も表示されます。
switch(config-if-range)# show port-channel summary Flags: D - Down P - Up in port-channel (members) I - Individual H - Hot-standby (LACP only) s - Suspended r - Module-removed b - BFD Session Wait S - Switched R - Routed U - Up (port-channel) M - Not in use. Min-links not met -------------------------------------------------------------------- Group Port- Type Protocol Member Ports Channel -------------------------------------------------------------------- 10 Po10(RD) Eth NONE Eth7/26(b) Eth7/27(b) Eth7/28(b)
次に、show bfd neighbors detail コマンドの出力結果を示します。
出力にはフィールドの説明も表示されます。
switch(config-if-range)# show bfd neighbors detail OurAddr NeighAddr LD/RD RH/RS Holdown(mult) State Int Vrf 10.1.1.1 10.1.1.2 1107296277/0 Down N/A(3) Down Po10 default Session state is Down and not using echo function Local Diag: 1, Demand mode: 0, Poll bit: 0, Authentication: None MinTxInt: 0 us, MinRxInt: 0 us, Multiplier: 0 Received MinRxInt: 0 us, Received Multiplier: 0 Holdown (hits): 0 ms (0), Hello (hits): 0 ms (0) Rx Count: 0, Rx Interval (ms) min/max/avg: 0/0/0 last: 0 ms ago Tx Count: 0, Tx Interval (ms) min/max/avg: 0/0/0 last: 0 ms ago Registered protocols: eth_port_channel Downtime: 0 days 0 hrs 0 mins 4 secs Last packet: Version: 0 - Diagnostic: 0 State bit: AdminDown - Demand bit: 0 Poll bit: 0 - Final bit: 0 Multiplier: 0 - Length: 24 My Discr.: 0 - Your Discr.: 0 Min tx interval: 0 - Min rx interval: 0 Min Echo interval: 0 - Authentication bit: 0 Hosting LC: 0, Down reason: Control Detection Time Expired, Reason not-hosted: SUCCESS, Offloaded: No Parent session, please check port channel config for member info
BFD 設定情報を表示するには、次のいずれかの作業を実行します。
コマンド |
目的 |
---|---|
show running-config bfd |
実行 BFD コンフィギュレーションを表示します。 |
show startup-config bfd |
次のシステム起動時に適用される BFD コンフィギュレーションを表示します。 |
これらのコマンド出力のフィールドの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Command Reference』を参照してください。
BFD を表示するには、次のコマンドを使用します。
コマンド |
目的 |
---|---|
show bfd neighbors [applicationname] [details] |
BGP や OSPFv2 などのサポートされるアプリケーションの BFD に関する情報を表示します。 |
show bfd neighbors [interfaceint-if] [details] |
インターフェイスの BGP セッションに関する情報を表示します。 |
show bfd neighbors [dest-ipip-address] [src-ipip-address][details] |
インターフェイス上の指定された BGP セッションに関する情報を表示します。 |
show bfd neighbors [vrfvrf-name] [details] |
VRF の BFD に関する情報を表示します。 |
これらのコマンド出力のフィールドの詳細については、『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Command Reference』を参照してください。
feature bfd feature ospf router ospf Test1 interface ethernet 2/1 ip ospf bfd no shutdown
feature bfd feature eigrp bfd interval 100 min_rx 100 multiplier 4 router eigrp Test2 bfd
関連項目 |
マニュアル タイトル |
---|---|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Interfaces Command Reference』 |
|
『Interfaces Configuration Guide, Cisco DCNM for LAN』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS System Management Configuration Guide』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS High Availability and Redundancy Guide』 |
|
『Cisco Nexus 2000 Series NX-OS Fabric Extender Software Configuration Guide for Cisco Nexus 7000 Series Switches, Release 6.x』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Virtual Device Context Configuration Guide』 |
|
『Cisco NX-OS Licensing Guide』 |
|
VLAN、MAC アドレス テーブル、プライベート VLAN、およびスパニング ツリー プロトコル。 『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Layer 2 Switching Configuration Guide』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS FabricPath Command Reference』 |
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/datacenter/nexus7000/sw/fabricpath/command/reference/fp_cmd_book.html |
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS FabricPath Configuration Guide』 |
|
『Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Release Notes』 |
RFC 5881 |
『BFD for IPv4 and IPv6 (Single Hop)』 |