始める前に
Cisco 無線 IP 電話 を設置する前に、次の項を確認してください。
• 「ネットワーク要件」
• 「Cisco CallManager の設定」
• 「無線ネットワークとアクセス ポイントの設定」
• 「安全情報とパフォーマンス情報」
ネットワーク要件
ネットワーク上で Cisco 無線 IP 電話 7920 を Cisco IP Phone のエンドポイントとして正常に動作させるには、ネットワークは次の要件を満たしている必要があります。
• 動作している VoIP ネットワーク
–Voice over IP(VoIP)が、Cisco ルータおよびゲートウェイで設定されている
–ネットワークに Cisco CallManager Release 3.3(3)SR1以降がインストールされ、コールを処理するように設定されている
(注) Cisco 無線 IP 電話 7920 は Cisco CallManager 3.2 で使用できますが、このとき、電話機を Cisco IP Phone 7960 デバイス タイプに設定する必要があります。「Cisco 7920 電話タイプのサポート」を参照してください。
• DHCP または IP アドレス、ゲートウェイ、サブネット マスクの手動割り当てをサポートする IP ネットワーク
• 動作している無線ネットワーク
–Voice over WLAN が、Cisco Aironet アクセス ポイントで設定されている
–無線音声ユーザを認証するセキュリティが実装されている
関連項目
• 「Cisco CallManager の設定」
• 「無線ネットワークとアクセス ポイントの設定」
• 「安全情報とパフォーマンス情報」
Cisco CallManager の設定
Cisco IP Phone には、コールを処理する Cisco CallManager が必要です。 電話機を管理し、コールのルーティングと処理を正しく行うように Cisco CallManager を適切に設定するには、『 Cisco CallManager Administration Guide (Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド)』または Cisco CallManager Administration アプリケーションの状況依存ヘルプを参照してください。
表 3-1 で、Cisco CallManager Administration を使用して行う設定アクティビティについて説明し、参考資料を示します。
関連項目
• 「ネットワーク要件」
• 「無線ネットワークとアクセス ポイントの設定」
• 「安全情報とパフォーマンス情報」
無線ネットワークとアクセス ポイントの設定
ここでは、音声パフォーマンスを最適化するために必要な、主要なアクセス ポイント(AP)の設定オプションを示します。 Cisco Aironet アクセス ポイントを設置するときのすべての設定手順またはオプションを示すものではありません。 AP 設定の詳細については、使用するモデルに対応した『 Cisco Aironet Access Point Installation and Configuration Guide (Cisco Aironet アクセス ポイント インストレーション コンフィギュレーション ガイド)』を参照してください。
無線音声 LAN を設定するときは、AP で Cisco IOS バージョン 12.2(15)JA 以降を実行することをお勧めします。 IOS を実行する、推奨される AP は、次のとおりです。
• Aironet 350 シリーズ
• Aironet 1100 シリーズ
• Aironet 1200 シリーズ
表 3-2 で、Cisco Aironet アクセス ポイントに対する設定アクティビティについて説明し、参考資料を示します。
表 3-2 Cisco Aironet AP の設定作業
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Cisco IOS のバージョンが推奨バージョンであることの確認 |
System Software の下に、Cisco IOS バージョン 12.2(15)JA 以降があることを確認します。 |
『 Wireless 7920 Design and Deployment Guide 』を参照してください。 「Cisco Aironet アクセス ポイントとの対話」 |
音声用補助 VLAN の設定 |
音声トラフィックを分離し、QoS を有効にするには、AP とネットワーク スイッチに独立した音声 VLAN が必要です。 |
『 Wireless 7920 Design and Deployment Guide 』を参照してください。 「無線ネットワークにおける音声品質」 |
各 VLAN の Service Set Identifier(SSID)の設定 |
相互に通信する無線デバイスのセットの識別子です。 複数の AP が同じ SSID を使用することによって、無線電話のグループをサポートできます。 |
『 Wireless 7920 Design and Deployment Guide 』を参照してください。 「Cisco Aironet アクセス ポイントとの対話」 |
VLAN の QoS 設定値の設定 |
音声 VLAN 用の QoS ポリシーを作成し、より高い CoS を音声トラフィックに割り当てます。 無線電話の QoS 要素を有効にして、チャネル利用率を電話機に提供します。 |
『 Wireless 7920 Design and Deployment Guide 』を参照してください。 「無線ネットワークにおける音声品質」 |
ARP キャッシングの有効化 |
このオプションを有効にすると、双方向オーディオが保証されます。 デフォルトでは、AP の ARP キャッシングは無効です。 |
『 Wireless 7920 Design and Deployment Guide 』を参照してください。 |
無線(802.11b)設定値の設定 |
データ レート:11Mbps のみ使用可能です。 送信電力:Cisco 無線 IP 電話 7920 と同じ設定値(20mW)を使用します。 デフォルト無線チャネル:特定の無線チャネルを設定します。「Least congested channel」オプションは使用しないでください。 |
『 Wireless 7920 Design and Deployment Guide 』を参照してください。 |
音声 VLAN 用セキュリティの設定 |
認証および暗号化に、次のいずれかのセキュリティ タイプを使用します。 • 40 ビットまたは 128 ビット暗号化を使用する静的 WEP • RADIUS サーバを使用する LEAP |
『 Wireless 7920 Design and Deployment Guide 』を参照してください。 「無線ネットワークにおけるセキュリティのしくみ」 |
関連項目
• 「ネットワーク要件」
• 「Cisco CallManager の設定」
• 「安全情報とパフォーマンス情報」
安全情報とパフォーマンス情報
Cisco IP Phone を設置する前に、次の警告を確認してください。 これらの警告の各国語版については、デバイスに付属の『 Regulatory Compliance and Safety
Information for the Cisco Wireless IP Phone 7920 』を参照してください。
警告 危険であることを意味します。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策をとるよう努めてください。警告の各国語版を参照するには、各注意事項の番号と、装置に付属の「Translation Safety Warnings」の番号を照らし合せてください。
警告 システムを電源に接続する前に、設置手順書を読んでください。
警告 この装置は、通常電源を使用して動作しているため、停電時には緊急時サービスにアクセスできません。 緊急時サービスにアクセスできるように、代替手段を用意する必要があります。 この装置のコール制限機能によって、緊急時サービスへのアクセスが影響を受けることがあります。
警告 高水準の爆発性ガスが存在する可能性があるエリアなど、危険な環境で Cisco 無線 IP 電話 7920 を使用することは推奨されません。 このような環境で無線デバイスを使用する前に、サイトの安全技術者と確認をしてください。
警告 プラグとソケットの結合部は、デバイスを切断する主要な場所になるので、常にアクセス可能な状態にしてください。
警告 この製品には、設置作業の一部として、短絡(過電流)保護が必要です。 必ず、各国または地域の配線規定に従って設置してください。
警告 屋内の電源を使用してください。
バッテリの安全性に関する注意
このバッテリの安全性に関する注意は、Cisco 無線 IP 電話 7920 のメーカーに承認されたバッテリに適用されます。
警告 バッテリの交換方法が正しくないと、爆発する危険性があります。 必ず、メーカーが推奨する種類または同等の種類のバッテリと交換してください。 使用済みのバッテリは、メーカーの指示に従って廃棄してください。
警告 バッテリ パックを火または水の中に捨てないでください。 火の中に投入すると、バッテリが爆発することがあります。
注意
バッテリ パックは、このデバイスでのみ使用してください。
注意
バッテリ パックを分解したり、潰したり、穴を開けたり、燃やしたりしないでください。
注意
バッテリ パックの発火、焼け焦げ、損傷を防ぐために、バッテリの接点が金属に触れないようにしてください。
注意
損傷したバッテリ、または液漏れしたバッテリは、特に注意して扱ってください。 電解液に触れた場合は、触れた場所を石けんと水で洗ってください。 電解液が目に入った場合は、15 分間水で目を洗い、医師の診断を受けてください。
注意
周囲の気温が摂氏 40 度(華氏 104 度)を超える環境で、バッテリ パックに充電をしないでください。
注意
周囲の気温が摂氏 60 度(華氏 140 度)を超える環境にバッテリ パックを置かないでください。
注意
バッテリ パックを処分するときは、バッテリの処分またはリサイクルに関する地域の規制について、地域の廃棄物処理業者に問い合せてください。
注意
交換用バッテリを入手するには、地域の業者に問い合せてください。 必ず、シスコの部品番号が付いているバッテリを使用してください。
標準バッテリ:CP-BATT-7920-STD
拡張バッテリ:CP-BATT-7920-EXT
注意
電話機に付属の、シスコの電源モジュールを使用してください。 電源モジュールを交換する必要がある場合は、シスコの部品番号のリストを参照してください。
北米:CP-PWR-7920-NA
中央ヨーロッパ:CP-PWR-7920-CE
英国:CP-PWR-7920-UK
中国:CP-PWR-7920-CN
日本:CP-PWR-7920-JP
このマニュアルに記述されている警告の各国語版については、製品に付属の
『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Wireless IP Phone 7920 』を参照してください。
関連項目
• 「ネットワーク要件」
• 「Cisco CallManager の設定」
• 「無線ネットワークとアクセス ポイントの設定」
Cisco IP Phone への電源供給
Cisco 無線 IP 電話 7920 は、電源にバッテリを使用します。 ここでは、バッテリの取り付けと充電について説明します。内容は次のとおりです。
• 「バッテリの取り付け」
• 「バッテリ充電用の電源モジュール」
• 「電話機のバッテリの充電」
• 「デスクトップ充電器の使用方法」
バッテリの取り付け
Cisco 無線 IP 電話 7920 は、電源にバッテリを使用します。 次の 2 種類のバッテリ モデルから選択できます。
• 標準
• 拡張
バッテリの設計
表 3-3 で、Cisco 無線 IP 電話 7920 に使用できるバッテリの種類を説明します。
表 3-3 Cisco 無線 IP 電話 7920 に使用できるバッテリ
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標準 |
リチウムイオン |
1440/1560 mAh |
3.5 時間 |
21 時間 |
拡張 |
リチウムイオン |
1960 mAh |
4.25 時間 |
30 時間 |
(注) 標準バッテリのキャパシティーは、1440 mAh または 1560 mAh です。
バッテリを Cisco 無線 IP 電話に取り付ける手順は、次のとおりです。 この手順の概要図については、図 3-1 を参照してください。
手順
ステップ 1 Cisco 無線 IP 電話 7920 の下部にある対応するスロットに、バッテリ キャッチ(図 3-1)を取り付けます。バッテリと電話機の金属接点が触れ合っていることを確認します。
ステップ 2 バッテリを電話機の本体に押し込んで、固定します。
ステップ 3 バッテリを取り外すには、ロック キャッチを押して、バッテリを持ち上げて取り外します。
図 3-1 Cisco 無線 IP 電話 7920 のバッテリの取り付け
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ロック キャッチ:バッテリを取り外すときに押します。 |
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キャッチ:バッテリを取り付ける電話機の下部のスロットに挿入します。 |
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金属接点:バッテリの接点と電話機の接点を合わせます。 |
(注) 各 Cisco 無線 IP 電話 7920 のメディア アクセス制御(MAC)アドレスが、電話機の背面のバッテリの下にある印字されたラベルに表示されています。
関連項目
• 「バッテリ充電用の電源モジュール」
• 「電話機のバッテリの充電」
• 「デスクトップ充電器の使用方法」
バッテリ充電用の電源モジュール
図 3-2 で示す AC アダプタを使用して、電話機のバッテリを素早く充電できます。 アダプタを使用するには、壁面コンセントにプラグを差し込み、Cisco 無線 IP 電話 7920 の下部またはデスクトップ充電器の背面にコネクタを差し込みます。 バッテリの充電中も電話機を使用できます。
図 3-2 電源モジュール
2 種類のバッテリの充電時間を 表 3-4 に示します。 充電の状態は、電話機のディスプレイまたはデスクトップ充電器の前面で確認します。 バッテリが完全に充電されると、充電は終了します。バッテリを充電器に長時間置いたままにしても、悪影響はありません。 リチウムイオン バッテリにはメモリがないため、不完全な充電によってバッテリ寿命が短くなることはありません。 バッテリは、4000 回まで再充電できます。
表 3-4 充電時間に関する情報
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標準 |
3.5 時間 |
6 時間 |
拡張 |
4.5 時間 |
8.5 時間 |
関連項目
• 「バッテリの取り付け」
• 「電話機のバッテリの充電」
• 「デスクトップ充電器の使用方法」
電話機のバッテリの充電
Cisco 無線 IP 電話 7920 の電源は、再充電可能なリチウムイオン バッテリです。 バッテリを充電する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 電源モジュールのケーブルを電話機の差し込み口に接続します。
ステップ 2 電源モジュールを壁面 AC コンセントに接続します(図 3-3)。
電話機の電源がオフの場合、画面に「Battery Charging」というメッセージが表示されます。バッテリが充電されている場合は、「Battery Full」と表示されます。
電話機の電源がオンの場合、現在の電力レベルを示すバッテリ インジケータ バーが点滅します。 バッテリが充電されている場合は、インジケータ バーは点滅せず、「Charging Complete」と表示されます。
ステップ 3 バッテリが完全に充電されたら、電話機と充電器の接続を解除し、電源コードを壁面 AC コンセントから抜きます。
図 3-3 電話機のバッテリの充電
デスクトップ充電器の使用方法
デスクトップ充電器(図 3-4)は、電話機に取り付けた電話用バッテリと予備バッテリの両方を同時に充電できます。
図 3-4 デスクトップ充電器
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上部コンパートメント:電話機用 |
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AC アダプタ:壁面コンセントに差し込みます。 |
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下部コンパートメント:バッテリ用 |
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LED インジケータ:バッテリの充電状態を示します。 |
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USB ケーブル(A-B タイプ):電話機を PC に接続します。 |
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デスクトップ充電器を使用するには、図 3-4 を参照して、次の手順に従います。
手順
ステップ 1 AC アダプタを壁面コンセントに差し込み、コネクタ(4)をデスクトップ充電器の背面に挿入します。
ステップ 2 Cisco 無線 IP 電話 7920 を充電器の上部コンパートメント(1)に挿入します。
ステップ 3 予備バッテリを下部コンパートメント(2)に挿入します。
(注) バッテリを取り付けた電話機だけを挿入して充電できます。 予備バッテリだけを挿入して充電することもできます。 また、電話機と予備バッテリの両方を同時に充電することもできます。
バッテリの充電中は、LED インジケータ(5)が赤く点灯します。 バッテリの充電が完了すると、インジケータは緑色になります。 完全に充電されると、バッテリの充電は終了します。 電話機またはバッテリを長時間充電器に置いたままにしても、問題はありません。
表 3-5 に、バッテリ充電時間に関する情報を示します。 充電の状態は、LED インジケータで確認します。 バッテリが完全に充電されると、充電は終了します。
表 3-5 バッテリ充電時間と充電の構成
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バッテリのみ |
6 時間 |
電話機に取り付けたバッテリ |
3.5 時間 |
電話機に取り付けたバッテリと予備バッテリの両方 |
6 時間 |
(注) Cisco 無線 IP 電話 7920 およびバッテリに充電しながら Cisco 7920 設定ユーティリティを使用して設定をインポートまたはエクスポートするには、標準 USB ケーブル(A-B タイプ)でデスクトップ充電器を PC に接続します(図 3-4 の下の表中の項目 3 を参照)。 Cisco 無線 IP 電話 の USB ポートを有効にする必要があります。詳細については、「USB ドライバのインストール」を参照してください。
関連項目
• 「無線 IP 電話 7920 の電源投入」
• 「バッテリの取り付け」
• 「電話機のバッテリの充電」
• 「USB ドライバのインストール」
無線 IP 電話 7920 の電源投入
Cisco 無線 IP 電話 7920 のバッテリを充電した後、電話機を起動できます。 電話機の起動については、次の項を参照してください。
• 「電話機のアクティブ モードとスタンバイ モード」
• 「DHCP を使用しないネットワーク用の起動設定」
Cisco 無線 IP 電話 7920 の電源をオンにするには、Power On ボタンを 2 ~ 3 秒押したままにすると、次のステップが繰り返されて電話起動プロセスが開始します。
Cisco Light Extensible Authentication Protocol(LEAP)環境では、LEAP パスワードを設定しておく必要があります。
1. LCD 画面に Cisco Systems, Inc., copyright 画面が表示されます。
2. 電話機が起動するときに、LCD 画面に次のメッセージが表示されます。
• Authenticating with AP
• Configuring IP network
• Downloading load ID
• Downloading config file
• Connecting to CallManager
• Registering to CallManager
3. 次の情報が、メイン LCD 画面に表示されます。
• 現在の時刻と日付
• プライマリ電話番号
• 起動メッセージ
• ソフトキー ラベル
この段階をエラーなしで終えた場合、電話機は正しく起動します。 これで電話機はスタンバイ モードになり、コールの送受信ができるようになります。
右上隅のシグナル アイコンは、無線アクセス ポイントと電話機の間の信号の強さを示します。 コールを正しく送受信するには、適切な信号が必要です。 アイコンは、6 本の縦線で信号の強さを表します。 シグナル アイコンの縦線が 2 本以下の場合は、信号が弱いために、電話機のパフォーマンスに問題が生じることがあります。
(注) 弱い信号を受信すると、電話機に「Weak signal detected」というメッセージが表示され、Normal プロファイルで指定した警告音が送信されます。 警告音の変更については、『Cisco Wireless IP Phone 7920 Guide(Cisco 無線 IP 電話 7920 電話ガイド)』の「Using and Changing Profiles(プロファイルの使用方法と変更方法)」の章を参照してください。
このステップが正常に完了しなかった場合は、「起動と接続の問題の解決」を参照してください。
関連項目
• 「電話機のアクティブ モードとスタンバイ モード」
• 「DHCP を使用しないネットワーク用の起動設定」
電話機のアクティブ モードとスタンバイ モード
Cisco 無線 IP 電話 7920 の電源がオンのとき、2 つのモードのいずれかになります。
アクティブ モード :通話中、チャネルのスキャン中、CDP パケットまたはキープアライブ メッセージの送信中、または Cisco CallManager に登録中の場合、電話機はアクティブ モードです。 アクティブな RTP ストリームがある間、電話機はアクティブ モードのままで、電力を消費します。 標準バッテリのアクティブ モードでの通話時間は 3 時間で、拡張バッテリの通話時間は 4.25 時間です。
スタンバイモード :アイドル時間が数分続くと、バッテリの寿命を維持するために、電話機はスタンバイ モードになります。 スキャンが完了した後は、2 秒でスタンバイ モードになります。 標準バッテリのスタンバイ時間は 21 時間で、拡張バッテリのスタンバイ時間は 30 時間です。
次のイベントに反応して、電話機はスタンバイ モードからアクティブ モードに移行します。
• キー パッドのアクティビティ
• ローミング
• 電話機の電源の入れ直し
• ネットワーク接続の切断
• RF 接続の切断
• スケジュールされた CDP またはキープアライブ パケットの送信
関連項目
• 「DHCP を使用しないネットワーク用の起動設定」
• 「起動と接続の問題の解決」