Connection SRSV 9.1 へのアップグレードについて
アップグレードの開始時に、非アクティブなパーティションで再起動するかどうかを選択します。再起動することを選択した場合は、アップグレードが完了すると Connection SRSV が自動的に再起動し、アップグレードしたバージョンの Connection SRSV が実行されます。再起動しない場合は、アップグレード完了後に、手動でアップグレード後のバージョンに切り替える必要があります。
Connection SRSV をバージョン 9.1 にアップグレードする際は次の考慮事項に注意してください。
• Connection SRSV を初めてアップグレードする場合は、アップグレード時に新しいバージョンが空のパーティションにコピーされます。
• Connection SRSV 9.1 へのアップグレードには、約 4 時間が必要です。
• アップグレードしたソフトウェアへの切り替えには約 2 時間が必要です。
Connection SRSV 9.1 にアップグレードする際の Connection の機能の状態
Connection SRSV 9.1 へのアップグレードの実行では、その全期間を通じて Connection は全面的にディセーブルになります。
ローカル DVD による Connection SRSV 9.1 ソフトウェアから出荷されている Connection SRSV 9.1 バージョンへのアップグレード
ローカル DVD を実行して Connection SRSV をアップグレードするには、次のいずれかの方法を実行します。
• シスコから発送された DVD を使用する。
• Cisco.com から署名済みの .iso ファイルをダウンロードし、ダウンロードしたソフトウェアのディスク イメージを作成する。ダウンロードした .iso ファイルからディスク イメージを抽出し、それを DVD に書き込む。
警告 Connection SRSVVM コンソールを使用して ISO ファイルをマウントする場合、インストール プロセスの終了時にディスクがイジェクトされないことに注意してください。
ヒント DVD ISO ファイルは必ず VMware の [設定の編集(Edit Settings)] メニューからマウントしてください。
CLI インターフェイスを使用したアップグレード プロセスの詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html )の utils system upgrade コマンドを参照してください。
ローカル DVD を使用して Connection SRSV 9.1 バージョンにアップグレードするには
ステップ 1 Connection SRSV を収録した DVD を Connection SRSV のディスク ドライブに挿入します。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューから、[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 4 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページの [ソース(Source)] フィールドで、[DVD/CD] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、スラッシュ( / )を入力します。
ステップ 6 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 7 インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。アップグレード ファイルが Connection SRSV のハード ディスクにコピーされます。ファイルがコピーされると、画面にチェックサム値が表示されます。
ステップ 8 チェックサムを確認します。
ステップ 9 次のページで、アップグレードの進行状況をモニタします。
このステップの途中で Connection SRSV とリモート サーバとの接続が失われた場合、またはブラウザを閉じた場合は、[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページを再度表示しようとすると、次のメッセージが表示されることがあります。
Warning: Another session is installing software, click Assume Control to take over the installation.
アップグレードのモニタリングを継続する場合は、[制御の取得(Assume Control)] を選択します。
Real-Time Monitoring Tool でアップグレードをモニタすることもできます。
ステップ 10 [次へ(Next)] を選択します。
(注) • Connection クラスタを設定していない場合は、手動切り替えバージョンまたは自動切り替えバージョンを選択できるオプションがあります。
• Connection クラスタを設定している場合は、自動切り替えバージョンのオプションを選択する必要があります
アップグレードの初期フェーズで、Cisco Unified Operating System Administration の [インストール ログ(Installation Log)] テキスト ボックスがアップグレードの処理に関する情報で更新されますが、サーバの初回自動再起動後、更新は行われなくなります。アップグレードが完了したかどうかを確認するには、コンソールで Connection SRSV を確認します。完了している場合は、コンソール画面にインストールが完了していることを示すメッセージと、コマンドライン インターフェイスのログイン プロンプトが表示されます。
ステップ 11 アップグレードの成功を確認するには、CLI コマンド、 show cuc version を実行します。アクティブなパーティションにアップグレードされたバージョンがあり、アクティブでないパーティションに古いバージョンがある場合は、アップグレードが成功しています。
ネットワーク ロケーションによる Connection SRSV 9.1 ソフトウェアから出荷されている Connection SRSV 9.1 バージョンへのアップグレード
ネットワーク ロケーションから Connection SRSV をアップグレードするには、Cisco.com から署名済みの .iso ファイルをダウンロードし、その .iso ファイルを FTP または SFTP サーバにコピーします。Connection SRSV では、シスコから発送された DVD の内容や、ダウンロードした .iso ファイルから抽出した内容を FTP または SFTP サーバにコピーすることはできません。これは、改ざんされたソフトウェアを使用したアップグレードを予防するためです。
CLI インターフェイスを使用したアップグレード プロセスの詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html )の utils system upgrade コマンドを参照してください。
ネットワーク ロケーションから Connection SRSV 9.1 バージョンにアップグレードするには
ステップ 1 Connection SRSV がアクセスできる FTP サーバまたは SFTP サーバ上のフォルダにアップグレード ファイルをコピーします。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューから、[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 4 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページの [ソース(Source)] フィールドで、[リモート ファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、アップグレード ファイルを格納したフォルダのパスを入力します。
アップグレード ファイルが Linux または UNIX サーバ上にある場合は、フォルダ パスの先頭にスラッシュ(/)を入力する必要があります (たとえば、アップグレード ファイルが upgrade フォルダにある場合は、 /upgrade と入力する必要があります)。
アップグレード ファイルが Windows サーバ上にある場合は、次のように FTP または SFTP サーバに適切な構文を使用する必要があります。
• パスの記述はスラッシュ(/)で開始し、その後のパスの区切りにもスラッシュを使用します。バック スラッシュ(\)は使用しません。
• パスの先頭部分は、サーバ上の FTP または SFTP のルート フォルダにする必要があります。したがって、ドライブ文字(C: など)で始まる Windows の絶対パスは入力できません。
ステップ 6 [サーバ(Server)] フィールドにサーバ名または IP アドレスを入力します。
ステップ 7 [ユーザ名(User Name)] フィールドに、リモート サーバにログインするときに使用するエイリアスを入力します。
ステップ 8 [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドに、リモート サーバにログインするときに使用するパスワードを入力します。
ステップ 9 [転送プロトコル(Transfer Protocol)] フィールドで、適切な転送プロトコルを選択します。
ステップ 10 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 11 インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。アップグレード ファイルが Connection SRSV サーバのハード ディスクにコピーされます。ファイルがコピーされると、画面にチェックサム値が表示されます。
ステップ 12 チェックサムを確認します。
ステップ 13 次のページで、アップグレードの進行状況をモニタします。
このステップの途中で Connection SRSV とリモート サーバとの接続が失われた場合、またはブラウザを閉じた場合は、[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページを再度表示しようとすると、次のメッセージが表示されることがあります。
Warning: Another session is installing software, click Assume Control to take over the installation.
アップグレードのモニタリングを継続する場合は、[制御の取得(Assume Control)] を選択します。
Real-Time Monitoring Tool でアップグレードをモニタすることもできます。
ステップ 14 [次へ(Next)] を選択します。
(注) • Connection クラスタを設定していない場合は、手動切り替えバージョンまたは自動切り替えバージョンを選択できるオプションがあります。
• Connection クラスタを設定している場合は、自動切り替えバージョンのオプションを選択する必要があります
アップグレードの初期フェーズで、Cisco Unified Operating System Administration の [インストール ログ(Installation Log)] テキスト ボックスがアップグレードの処理に関する情報で更新されますが、サーバの初回自動再起動後、更新は行われなくなります。アップグレードが完了したかどうかを確認するには、コンソールで Connection SRSV を確認します。完了している場合は、コンソール画面にインストールが完了していることを示すメッセージと、コマンドライン インターフェイスのログイン プロンプトが表示されます。
ステップ 15 アップグレードの成功を確認するには、CLI コマンド、 show cuc version を実行します。アクティブなパーティションにアップグレードされたバージョンがあり、アクティブでないパーティションに古いバージョンがある場合は、アップグレードが成功しています。