Connection クラスタが設定されていない単一サーバへの 9.x パブリッシャ サーバの変換
サブスクライバ サーバを Connection クラスタから削除し、Connection クラスタを取り消すことができます。パブリッシャ サーバは Connection クラスタでない単一のサーバとなり、サブスクライバ サーバはネットワークから削除されます
(注) • Connection クラスタでない単一のサーバとしてサブスクライバ サーバを使用するには、サーバに Connection を再インストールする必要があります。
• Connection クラスタからパブリッシャ サーバを削除することはできません。
この項の 5 つの手順を、示されている順序で実行します。
パブリッシャ サーバのステータスを手動で [プライマリ(Primary)] に変更するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability にログインします。
ステップ 2 [ツール(Tools)] メニューで [クラスタ管理(Cluster Management)] を選択します。
ステップ 3 [クラスタ管理(Cluster Management)] ページの [サーバ マネージャ(Server Manager)] でパブリッシャ サーバを見つけます。
ステップ 4 パブリッシャ サーバのステータスが [プライマリ(Primary)] の場合は、この手順の以降のステップを省略して次の手順に進みます。
パブリッシャ サーバのステータスが [セカンダリ(Secondary)] の場合は、ステップ 5 に進みます。
パブリッシャのステータスが [非アクティブ(Deactivated)] の場合は、[セカンダリ(Secondary)] に変更します。
a. パブリッシャ サーバの [サーバ ステータスの変更(Change Server Status)] カラムで [アクティベート(Activate)] を選択します。
b. サーバのステータス変更の確認を求められたら、[OK] を選択します。
c. [サーバ ステータス(Server Status)] カラムでパブリッシャ サーバのステータスが [セカンダリ(Secondary)] になっていることを確認します。
ステップ 5 パブリッシャ サーバの [サーバ ステータスの変更(Change Server Status)] カラムで [プライマリにする(Make Primary)] を選択します。
ステップ 6 サーバのステータス変更の確認を求められたら、[OK] を選択します。
変更が完了すると、[サーバ ステータス(Server Status)] カラムに変更されたステータスが表示されます。
(注) サブスクライバ サーバのステータスは自動的に [セカンダリ(Secondary)] に変更されます。
サブスクライバ サーバのステータスを手動で [セカンダリ(Secondary)] から [非アクティブ(Deactivated)] に変更するには
ステップ 1 Real-Time Monitoring Tool(RTMT)にログインします。
ステップ 2 [Cisco Unity Connection] メニューで [ポート モニタ(Port Monitor)] を選択します。右側のペインに [ポート モニタ(Port Monitor)] ツールが表示されます。
ステップ 3 [ノード(Node)] フィールドでサブスクライバ サーバを選択します。
ステップ 4 右側のペインで [ポーリングの開始(Start Polling)] を選択します。
ステップ 5 ボイス メッセージ ポートがサーバのコールを処理中でないかどうか確認します。
ステップ 6 ボイス メッセージ ポートがサーバのコールを処理中でない場合は、ステップ 7 に進みます。
サーバのコールを処理しているボイス メッセージ ポートがある場合は、Cisco Unity Connection Serviceability の [クラスタ管理(Cluster Management)] ページの [ポート ステータスの変更(Change Port Status)] でサブスクライバ サーバに対し [コールの取得の停止(Stop Taking Calls)] を選択して、サーバのすべてのポートがアイドル状態であることが RTMT に表示されるのを待ちます。
ステップ 7 Cisco Unity Connection Serviceability の [クラスタ管理(Cluster Management)] ページの [サーバ マネージャ(Server Manager)] で、サブスクライバ サーバの [サーバ ステータスの変更(Change Server Status)] カラムにある [非アクティブ化(Deactivate)] を選択します。
ステップ 8 サーバのステータス変更の確認を求められたら、[OK] を選択します。
変更が完了すると、[サーバ ステータス(Server Status)] カラムにサブスクライバ サーバの変更されたステータスが表示されます。
環境からサブスクライバ サーバを取り除くには
ステップ 1 サブスクライバ サーバをシャットダウンします。
[サーバ ステータス(Server Status)] カラムでサブスクライバ サーバのステータスが [機能していない(Not Functioning)] であると表示されます。
ステップ 2 サブスクライバ サーバからネットワーク ケーブルを取り外します。
サブスクライバ サーバを環境から取り除くことができます。
クラスタからサブスクライバ サーバを削除するには
ステップ 1 パブリッシャ サーバで Cisco Unity Connection Administrationにログインします。
ステップ 2 Cisco Unity Connection Administrationで [システム設定(System Settings)] を展開してから、[クラスタ(Cluster)] を選択します。
ステップ 3 [サーバの検索と一覧表示(Find and List Servers)] ページで [検索(Find)] を選択して、クラスタ内のすべてのサーバを表示します。
ステップ 4 サブスクライバ サーバの名前の先頭にあるチェックボックスをオンにし、[選択項目の削除(Delete Selected)] を選択します。
ステップ 5 サーバの削除の確認を求められたら、[OK] を選択します。
すべてのコールが残っている Connection サーバに転送されるようにするには
電話システム連動の種類に応じて、該当する資料を参照してください。
Skinny Client Control Protocol(SCCP)による Cisco Unified Communications Manager との連動
a. サブスクライバ サーバに接続していた電話システム上のポートを削除するには、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html )を参照してください。
b. 電話システムでボイスメール ポートのハント グループから残りのサーバ(パブリッシャ)のみに通話が送信されるように設定します。
Skinny Client Control Protocol(SCCP)による Cisco Unified Communications Manager Express との連動
a. サブスクライバ サーバに接続していた電話システム上のポートを削除するには、『 Cisco Unified Communications Manager Express System Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_installation_and_configuration_guides_list.html )を参照してください。
b. 電話システムでボイスメール ポートのハント グループから残りのサーバ(パブリッシャ)のみに通話が送信されるように設定します。
SIP トランクによる Cisco Unified Communications Manager との連動
電話システム上のボイスメール ポートのハント グループを設定し、残っているサーバ(パブリッシャ)にだけコールを送信するには、『 Cisco Unified Communications Manager Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html )を参照してください。
SIP トランクによる Cisco Unified Communications Manager Express との連動
電話システム上のボイスメール ポートのハント グループを設定し、残っているサーバ(パブリッシャ)にだけコールを送信するには、『 Cisco Unified Communications Manager Express System Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps4625/products_installation_and_configuration_guides_list.html )を参照してください。
PIMG/TIMG 装置による連動
PIMG/TIMG 装置を設定し、コールをすべて残りのサーバ(パブリッシャ)に送信するには、該当する Cisco Unity Connection 連動ガイド( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_installation_and_configuration_guides_list.html )の「Setting Up the PIMG Units」または「Setting Up the TIMG Units」を参照してください。
SIP を使用するその他の連動
電話システムでボイスメール ポートのハント グループから残りのサーバ(パブリッシャ)のみに通話が送信されるように設定するには、電話システムのマニュアルを参照してください。