Connection 9.x へのアップグレードについて
Connection 7.x、8.0、8.5 からバージョン 9.x へのアップグレードについては、以下の考慮事項に注意してください。
• Connection サーバを初めてアップグレードする場合は、アップグレード時に新しいバージョンが空のパーティションにコピーされます。
• Connection サーバを以前にアップグレードしている場合は、アップグレード時に新しいバージョンが非アクティブなパーティションにコピーされます。非アクティブなパーティションは、通常、アクティブなパーティションで実行されているバージョンより古い Connection のバージョンが含まれるパーティションです。(以前に新しいバージョンにアップグレードして、古いバージョンに戻している場合、非アクティブなパーティションに現在実行されているバージョンより新しい Connection のバージョンが含まれています)。アップグレードを開始する前に非アクティブなパーティションに含まれていたソフトウェアは、上書きされます。
• 現在のバージョンによっては、希望のバージョンまでに 2 回アップグレードする必要があります。その場合、アップグレードが完了すると現在のバージョンは使用できなくなります。これは、現在のバージョンを含むパーティションが 2 回めのアップグレードで上書きされるためです。
• Cisco MCS 7825-H3 サーバ(またはそれと同等である HP DL320G5)をアップグレードする場合、Connection では、ハードウェアベースの RAID をソフトウェアベースの RAID に変換するため、ハード ディスクを再フォーマットする必要が生じます。アップグレードが完了すると、ハード ディスクには Connection の最新バージョンのみが残ります。
• MCS 7825-H3 または HP DL320G5 サーバのアップグレード時に、Connection はデータおよび音声メッセージを外部ドライブに保存します。これらのサーバでアップグレードを行うには、128 GB 以上の USB フラッシュ ドライブまたは外部ハード ディスクが必要です。
Connection 8.6 からバージョン 9.x へのアップグレードについては、以下の考慮事項に注意してください。
• Connection サーバを初めてアップグレードする場合は、アップグレード時に新しいバージョンが空のパーティションにコピーされます。
• Connection サーバを以前にアップグレードしている場合は、アップグレード時に新しいバージョンが非アクティブなパーティションにコピーされます。非アクティブなパーティションは、通常、アクティブなパーティションで実行されているバージョンより古い Connection のバージョンが含まれるパーティションです。(以前に新しいバージョンにアップグレードして、古いバージョンに戻している場合、非アクティブなパーティションに現在実行されているバージョンより新しい Connection のバージョンが含まれています)。アップグレードを開始する前に非アクティブなパーティションに含まれていたソフトウェアは、上書きされます。
• 現在のバージョンによっては、希望のバージョンまでに 2 回アップグレードする必要があります。その場合、アップグレードが完了すると現在のバージョンは使用できなくなります。これは、現在のバージョンを含むパーティションが 2 回めのアップグレードで上書きされるためです。
• Connection クラスタをアップグレードするには、約 4 時間かかります。
• データ サイズによっては、アップグレード後のソフトウェアへの切り替えにしばらく時間がかかる場合があります。
Connection 7.x、8.0、8.5 から Connection 9.x へのアップグレード中の Connection 機能のステータス
Connection 7.x、8.0、8.5 から Connection 9.x へのアップグレード時にクラスタがない場合、アップグレードの期間全体にわたってConnectionが完全に無効になります。
クラスタをアップグレードする場合、アップグレードはパブリッシャ サーバで開始されます。パブリッシャ サーバでの Connectionの機能は、アップグレードの期間全体にわたって完全に無効になります。パブリッシャ サーバのアップグレード中にサブスクライバ サーバで使用可能な機能については、以下のことに注意してください。
• 電話システムがコールをサブスクライバ サーバに転送する場合、外部の発信者と Connection ユーザは音声メッセージを残すことができますが、メッセージはユーザのメールボックスには即時配信されません。
• Connection ユーザは、電話ユーザ インターフェイス(タッチトーン カンバセーション)を使用して、管理者がアップグレードを開始する前に録音されていたメッセージを聞くことができます。しかし、アップグレード中に録音されたメッセージを聞くことはできず、Connection でメッセージのステータスが必ずしも保持されません。たとえば、ユーザがアップグレード中に音声メッセージを再生すると、メッセージはアップグレード後に再び新規作成としてマーク付けされる場合があります。ユーザがメッセージを削除した場合でも、アップグレード後にメッセージが再表示されることがあります。
• Connection ユーザは、ViewMail for Outlook、Web Inbox、または IMAP 電子メール アプリケーションなどのグラフィカル ユーザ インターフェイスを使用して Connection にアクセスすることはできません。
• Connection ユーザがアップグレード中にタッチトーン カンバセーションを使用して個人設定やその他の設定を変更しても、変更はたいてい失われます (アップグレード中に、変更が保存される短い時間がありますが、このような時間を識別することはかなり困難です)。
• Cisco Unified Operating System Administration は利用可能ですが、Connection の管理 や Cisco Unity Connection Serviceability など他の管理ユーザ インターフェイスは利用可能ではありません。また、Connection 管理 API を使用して開発されたカスタム管理インターフェイスも利用可能ではありません。
• アップグレード時間中、サイト内ネットワーキングとサイト間ネットワーキングは無効になります。ネットワークの他のノードで行われたディレクトリ変更は、アップグレードが完了するまで、アップグレード中のサーバやクラスタにはレプリケートされません。
パブリッシャ サーバのアップグレードが完了すると、フル機能がパブリッシャ サーバに復元されます。
クラスタ内のサブスクライバ サーバでアップグレードを開始する場合:
• サブスクライバ サーバに録音されているメッセージはパブリッシャ サーバにコピーされ、パブリッシャ サーバはメッセージをユーザのメールボックスへの配信を開始します。
• サブスクライバ サーバでの Connectionの機能は、アップグレードの期間全体にわたって完全に無効になります。
サブスクライバ サーバのアップグレード中、パブリッシャ サーバに録音されているメッセージは、パブリッシャ サーバのユーザ メールボックスに配信されます。サブスクライバ サーバのアップグレードが完了すると、メッセージはサブスクライバ サーバにレプリケートされ、サブスクライバ サーバのユーザ メールボックスに配信されます。1 つの受信トレイしか設定されていない場合、メッセージはユーザ メールボックスに配信された後で Exchange と同期されます。アップグレード中に大量のメッセージが録音されている場合、メッセージの配信、レプリケーション、および Exchange との同期までに、大きな遅延が発生する可能性があります。
Connection 9.x にアップグレードする場合に再設定が必要な機能
Connection 8.5 には、現在 Connection ユニファイド メッセージングに搭載されている次の機能の拡張機能が搭載されています。
• Text To Speech を使用した Exchange の電子メールへのアクセス。
• 電話による Exchange のカレンダーへのアクセスにより、今後の会議のリストを聞いたり、会議の開催者にメッセージを送信したり、参加者に会ったりすることが可能。
• Exchange の連絡先をインポートし、Connection Personal Call Transfer Rules で使用したり、ボイス コマンドを使用して電話をかける際に使用することが可能。
Connection 8.0 またはそれ以前のバージョンからアップグレードし、Connection で Exchange の電子メール、予定表、または連絡先にアクセスする場合、それらの機能は再設定しない限り動作しません。タスク リストに、アップグレード プロセスのどの段階でこれらの機能を再設定するかを示します。
Connection 7.x、8.0、8.5 の Connection 9.x へのアップグレード時間
Connection 9.x へのアップグレードでは、Connection サーバで Linux オペレーティング システムへの大きなアップグレードを行う必要があります。これは、アップグレード プロセス全体で大きな割合を占めます。理想的な条件では、クラスタ化されていない Connection サーバのアップグレードは 4 時間以上かかります。理想的でない条件、たとえば、低速のネットワーク接続を介してネットワーク ドライブからアップグレードを行う場合などは、アップグレードがそれより数時間長くかかる可能性があります。クラスタ内の両方のサーバをアップグレードするには、クラスタ化されていないサーバのアップグレードのほぼ 2 倍の時間がかかります。
Cisco MCS 7825-H3 サーバ(またはそれと同等である HP DL320G5)で Connection をアップグレードする場合、ハードウェアベースの RAID がソフトウェアベースの RAID に変換されるため、Connection のデータと音声メッセージを外部ドライブにコピーすることが必要になります。理想的な条件では、クラスタ化されていない 7825-H3 サーバのアップグレードは 6 時間以上かかり、2 台の 7825-H3 サーバを含むクラスタのアップグレードはそのほぼ 2 倍の時間がかかります。
アップグレードの時間を短縮するには、アップグレードを開始する 2、3 日前までに、ユーザに対し、古い音声メッセージを削除するとともに Connection の削除済みアイテム フォルダを空にするよう依頼します。音声メッセージを削除すると、エクスポートされるデータの量が減少するため、少なくとも多少はどのアップグレードの時間も短縮されます。メッセージ削除の効果は、通常 MCS 7825-H3 サーバと HP DL320G5 サーバでの方が大きなものになります。これは、エクスポート対象がメッセージに関するデータのみでなくメッセージ全体であるためです。
(注) デフォルトでは、ユーザが Connection 音声メッセージを削除すると、削除されたメッセージは Connection の削除済みアイテム フォルダに移動されますが、このフォルダもアップグレード時にエクスポートされます。(Connection への IMAP アクセスが設定されている場合、ユーザが電話ユーザ インターフェイス、Cisco Unity Inbox、または任意の電子メール アプリケーションなどのメッセージをどのように削除したかに関係なく、メッセージは削除済みアイテム フォルダに移動されます)。削除済みメッセージを削除済みアイテム フォルダに移動するよう Connection を設定している場合は、アップグレード時にエクスポートされるメッセージ数を減らすため、ユーザがメッセージを削除するとともに Connection の削除済みアイテム フォルダを空にする必要があります。
ユーザを Cisco Unity から移行した場合の FIPS モードの有効化
以下の両方が該当する場合、Connection 9.x で FIPS モードを有効にすると、Connection ユーザが電話ユーザ インターフェイス(タッチトーン カンバセーション)にサインインして音声メッセージを再生または送信したり、ユーザ設定を変更したりすることができなくなります。
• ユーザが Cisco Unity 5.x またはそれ以前のバージョンで作成され、その後 Connection に移行した場合。
• Connection ユーザが、Cisco Unity 5.x またはそれ以前のバージョンで割り当てられたタッチトーン カンバセーション PIN を保持している場合。
ユーザは、ID(通常はユーザの内線番号)と PIN を入力して、タッチトーン カンバセーションにサインインします。ID と PIN は、ユーザが作成されたときに割り当てられます。PIN を変更できるのは管理者またはユーザです。Connection の管理 では、管理者が PIN にアクセスできないように、PIN がハッシュされます。Cisco Unity 5.x またはそれ以前のバージョンでは、Cisco Unity は MD5 ハッシュ アルゴリズムを使用して PIN をハッシュしていました。Cisco Unity 7.x 以降、および Connection では、復号化がより困難な SHA-1 アルゴリズム(FIPS 準拠)を使用して PIN をハッシュします。(MD5 は FIPS 準拠ではありません)。
ユーザが Connection をコールして ID と PIN を入力した場合、Connection が、ユーザの PIN が MD5 と SHA-1 のどちらでハッシュされたのかを判別するためのデータベースのチェックを行います。続いて、 Connection はユーザが入力した PIN をハッシュし、その PIN を Connection データベース内でハッシュされた PIN と比較します。PIN が一致した場合は、ユーザがログインします。
FIPS モードを有効にすると、Connection は、ユーザの PIN が MD5 と SHA-1 のどちらでハッシュされたのかを判別するためのデータベースのチェックを行わなくなります。その代わりに、Connection は SHA-1 で PIN をハッシュし、その PIN を Connection データベース内のハッシュされた PIN と比較するだけになります。PIN が MD5 でハッシュされている場合、ユーザが入力した PIN とデータベース内の PIN は一致しないため、ユーザはサインインすることができなくなります。
(注) Connection のユーザ アカウントが最初に Cisco Unity 5.x またはそれ以前のバージョンで作成されたが、ユーザがタッチトーン カンバセーションを使用してログインしたことがない場合は、FIPS モードが有効なときに PIN が無効であっても問題ではありません。
ユーザ アカウントの PIN が MD5 でハッシュされた可能性がある場合に、ユーザがタッチトーン カンバセーションを使用してログインできるようにするには、MD5 でハッシュされたパスワードを SHA-1 でハッシュされたパスワードに置換する方法を利用することができます。
• User Data Dump ユーティリティの最新バージョンを使用して、MD5 によってハッシュされた PIN を持っているユーザの数を判別します。各ユーザの [Pin_Hash_Type] カラムに MD5 または SHA1 のいずれかが表示されます。このユーティリティの最新バージョンをダウンロードして [ヘルプ(Help)] を表示する方法については、次の URL にある Cisco Unity Tools Web サイトの User Data Dump のページを参照してください。 http://ciscounitytools.com/Applications/CxN/UserDataDump/UserDataDump.html
(注) User Data Dump ユーティリティの古いバージョンには、[Pin_Hash_Type] カラムは含まれていません。
• FIPS モードを有効にするには、Connection の管理 の [パスワードの設定(Password Settings)] ページの [次回サインイン時に、ユーザによる変更が必要(User Must Change at Next Sign-In)] チェックボックスをオンにします。この後、ユーザに Connection にサインインして PIN を変更するよう推奨します。
• それでも PIN を変更しないユーザがいる場合は、Bulk Password Edit ユーティリティを実行してください。Bulk Password Edit では、特定の PIN(たとえば、MD5 でハッシュされたすべての PIN)をランダムな値に変更できます。また、変更されたデータを .csv ファイルにエクスポートすることもできます。エクスポートされるファイルには、PIN が変更された各ユーザの名前、エイリアス、電子メール アドレス、および新しい PIN が含まれます。この .csv ファイルを使用して、新しい PIN を持つ各ユーザに電子メールを送信することができます。このユーティリティは、次の URL にある Cisco Unity Tools Web サイトから入手できます。 http://www.ciscounitytools.com/Applications/CxN/BulkPasswordEdit/BulkPasswordEdit.html
Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x へのライセンスの移行
Cisco Unity または Cisco Unity Connection の古いバージョンから Connection 9.x に移行するには、ライセンスをアップグレードする必要があります。詳細については、次の項を参照してください。
• Cisco Unity から Cisco Unity Connection 9.x へのライセンスの移行
• Cisco Unity Connection 7.x または 8.x から Connection 9.x へのライセンスの移行
Cisco Unity Connection 7.x または 8.x から Connection 9.x へのライセンスの移行
Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 7.x または 8.x から Connection 9.x にライセンスを移行するには、以下の方法のいずれかを使用できます。
• COBRAS ツールの使用
• アップグレード プロセスの使用
COBRAS ツールの使用
COBRAS ツールを使用して、Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 7.x または 8.x から Connection 9.x にライセンスを移行できます。
注意 データのエクスポートではインストールされているライセンスのデータのみが移行されるので、Cisco Unity Connection 8.6(2) 以前のリリースで提供されているライセンスをすべてインストールしてから、データをエクスポートする必要があります。
Cisco Unity Connection 8.6(2) 以前のリリースから Cisco Unity Connection 9.x にライセンスを移行するための手順
ステップ 1 COBRAS Export ツールを起動します。
ステップ 2 [バックアップオプション(Backup Option)] タブの [Connection 9.x 以降に移行するためのライセンスの詳細(License Details for Migration to Connection 9.x and later)] フィールドに移動します。Cisco Unity からレガシー ライセンスのデータをエクスポートするために、[バックアップオプション(Backup Option)] タブの [Connection 9.x 以降に移行するためのライセンスの詳細(License Details for Migration to Connection 9.x and later)] チェック ボックスを選択します。ポップアップが表示されます。
ステップ 3 CLI 資格情報を入力して [OK] をクリックします。
ステップ 4 [バックアップの保存先の選択(Select Backup Destination)] タブで、レガシー ライセンスのデータのエクスポート先とするバックアップ場所に移動します。
ステップ 5 [データのエクスポート(Export Data)] タブをクリックして、レガシー ライセンスのデータをエクスポートします。
(注) 同様に、COBRAS Import ツールを使用して、バックアップを Connection 9.x にインポートすることができます。バックアップ データを Connection 9.x にインポートすると、レガシー ライセンス情報が Connection 9.x データベースに格納されます。 COBRAS ツールの詳細については、http://www.ciscounitytools.com/Applications/General/COBRAS/COBRAS.html リンクにアクセスしてください。
レガシー ライセンス情報のアップロードが完了したら、Connection 9.x を設定し、ELM サーバと同期する必要があります。詳細については、『ELM User Guide』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/elmuserguide/9_0_1/CUCM_BK_E596FD72_00_enterprise-license-manager-user-90.html )を参照してください。
ELM サーバで同期が完了すると、移行のため、Connection 9.x のレガシー ライセンス情報が ELM サーバに送信されます。これで、ELM サーバを使用してライセンスを移行できるようになりました。ELM サーバを使用したライセンスの移行の詳細については、『ELM User Guide』の「Migrate licenses using Upgrade Licenses wizard」を参照してください。
アップグレード プロセスの使用
Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 7.x または 8.x を Connection 9.x にアップグレードする場合は、アップグレード中に、前バージョンのレガシー ライセンス情報が Connection 9.x データベースにアップロードされます。アップグレード プロセスが完了したら、Connection 9.x を設定し、ELM サーバと同期する必要があります。詳細については、『ELM User Guide』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/elmuserguide/9_0_1/CUCM_BK_E596FD72_00_enterprise-license-manager-user-90.html )を参照してください。
Connection 9.x で ELM サーバ用の設定が完了すると、レガシー情報が ELM サーバに送信されます。これで、ELM サーバを使用してライセンスを移行できるようになりました。ELM サーバを使用したライセンスの移行の詳細については、『ELM User Guide』の「Migrate licenses using Upgrade Licenses wizard」を参照してください。
警告 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMailリリース 9.x にアップグレードする前に、9.x より以前のすべてのライセンスが 9.x より以前の Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail および Cisco Unity にインストールされている必要があります。これは、インストールされているライセンス情報のみが、ライセンスの移行対象となるレガシー ライセンス データと見なされるためです。リリース 9.x にアップグレードした後では、Enterprise License Manager を使用しても、9.x より前のライセンスは Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x に適用できません。
Connection クラスタでない Connection 7.x、8.0、または 8.5 ソフトウェアから出荷されている 9.x バージョンにアップグレードするためのタスク リスト
既存の Connection 7.x、8.0、または 8.5 サーバから出荷されている 9.x バージョン(Connection クラスタ設定なし)にアップグレードするには、次のタスクを実行します。
1. Cisco MCS 7825-H3 サーバまたはそれと同等である HP DL320G5 で Connection をアップグレードする場合 :128 GB 以上の USB フラッシュ ドライブまたは外部ハード ディスクを確保します。
アップグレード中に、Connection サーバのディスク ドライブはハードウェアベースの RAID からソフトウェアベースの RAID に変換されます。RAID の変換の前に、USB ドライブが再フォーマットされ、Connection サーバのデータおよび音声メッセージがドライブにコピーされます。RAID が再設定されると、データおよび音声メッセージが Connection サーバのディスク ドライブに復元されます。
注意 保存したいデータが含まれる USB ドライブは使用しないでください。アップグレード中に、USB ドライブは再フォーマットされ、ドライブにある既存のデータはすべて消去されます。
2. アップグレード中は、無効化または制限されている機能のリストを確認します。「Connection 7.x、8.0、8.5 から Connection 9.x へのアップグレード中の Connection 機能のステータス」を参照してください。
3. 再設定しない限り動作しない機能のリストを確認します。「Connection 9.x にアップグレードする場合に再設定が必要な機能」を参照してください。
4. Connection ユーザ アカウントを Cisco Unity から移行していて、FIPS モードを有効にする場合 :ユーザがタッチトーン カンバセーションにサインインできないようにする FIPS 準拠でない電話ユーザ インターフェイス(タッチトーン カンバセーション)の PIN の説明を参照してください。「ユーザを Cisco Unity から移行した場合の FIPS モードの有効化」を参照してください。
5. 該当する『 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.<x> Supported Platforms List 』を参照し、以下を判断してください。
• 現在の Connection サーバが Connection 9.x でサポートされているかどうか。
• 現在の Connection サーバがサポートされている場合は、ハードディスクの交換が必要かどうか。
• 現在の Connection サーバがサポートされている場合は、メモリの増設が必要かどうか。
この資料は、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html から入手可能です。
サーバがサポートされていない場合は、新しいサーバの後継ライセンス ファイルを取得する前にサーバを交換してください。
また、Connection を物理サーバから仮想マシンに移行する場合は、アップグレードを行う前に、仮想マシンに移行し、仮想マシンの後継ライセンス ファイルを取得します。
6. 出荷されているバージョンへのアップグレードに関するその他の情報については、該当するバージョンの『 Release Notes for Cisco Unity Connection 』を参照してください。 特に、「Installation and Upgrade Information」の項の情報に注意してください。リリース ノートは、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_release_notes_list.html から入手可能です。
7. Connection 9.x サーバにアップグレードする前に、既存の Connection サーバにライセンスをインストールします。アップグレード中に、レガシー ライセンス情報が Connection データベースにアップロードされます。「Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x へのライセンスの移行」を参照してください。Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x のライセンスの詳細については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/administration/guide/9xcucsagx.html )の「Managing Licenses in Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail」の章を参照してください。
警告 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMailリリース 9.x にアップグレードする前に、9.x より以前のすべての有効なライセンスが 9.x より以前の Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail および Cisco Unity にインストールされている必要があります。これは、インストールされているライセンス情報のみが、ライセンスの移行対象となるレガシー ライセンス データと見なされるためです。リリース 9.x にアップグレードした後では、Enterprise License Manager を使用しても、9.x より前のライセンスは Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x に適用できません。
8. アップグレードに必要なソフトウェアが準備してあることを確認します。次の点に注意してください。
• Cisco.com から ciscocm.refresh_upgrade.cop(Cisco Option Package)ファイルをダウンロードする必要があります。.cop ファイルは、Connection 9.x にアップグレードするために必要なパッチを Connection の現行バージョンに適用します。.cop ファイルを Cisco.com からダウンロードする方法については、該当する『 Release Notes for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_release_notes_list.html )の「Installation and Upgrade Information」を参照してください。
• Connection サーバの交換が必要で、サーバで現在 Connection 7.0(1) ~ 7.1(2) を実行している場合は、Connection 7.1(3) ソフトウェアも必要です。ただし、7.1(3) よりも前のConnection 7.x バージョンの中には、直接 Connection 7.1(3) にアップグレードできないバージョンもあるため、直接 Connection 7.1(3) にアップグレードできる中間バージョンのソフトウェアも必要になる可能性があります。サポートされているアップグレードについては、『 Cisco Unified Communications Manager Software Compatibility Matrix 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/compat/ccmcompmatr.html )の「Supported Cisco Unified Communications Manager Upgrades」を参照してください。
(注) 7.x およびそれ以降のバージョンでは、Cisco Unified CM と Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail のバージョン番号は同じです。
次の 2 つの理由により、Connection 7.1(3) ソフトウェアが必要です。1 つめの理由は、古いサーバの一部は Connection 8.x の仕様をサポートしておらず、これらの古いサーバ上で、Connection 8.x をインストールまたはアップグレードしようとすると失敗するためです。また、バージョン 7.1(3) よりも前の Connection ソフトウェアには、新しいサーバに必要なドライバが含まれていません。これは、バージョン 7.1(3) よりも前の Connection を新しいサーバにインストールしたり、ディザスタ リカバリ システム を使用して新しいサーバにデータを移行したり、新しいサーバを Connection 9.x にアップグレードしたりすることができないことを意味します。
• Connection サーバを交換したり、サーバ内のハード ディスクを交換する場合は、Cisco.com からダウンロードするソフトウェアは、新規のインストールには使用できないため、物理 DVD を発注する必要があります。
• サーバを交換せず、サーバ内のハード ディスクも交換しない場合は、アップグレード用のソフトウェアを Cisco.com からダウンロードしてください。ソフトウェアを Cisco.com からダウンロードする方法については、該当する『 Release Notes for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_release_notes_list.html )の「Installation and Upgrade Information」を参照してください。
サーバまたはサーバ内のハード ディスクを交換しない場合でも、Connection 9.x にアップグレードする前に、中間のバージョンにアップグレードするためのソフトウェアが必要になる可能性があります。サポートされているアップグレードについては、『 Cisco Unified Communications Manager Software Compatibility Matrix 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/compat/ccmcompmatr.html )の「Supported Cisco Unified Communications Manager Upgrades」を参照してください。
9. Connection サーバに英語(米国)以外の言語がインストールされており、その言語を引き続き使用したい場合 :該当する Connection 9.x の言語ファイルをダウンロードします。を参照してください。
注意 Connection サーバに英語(米国)以外の言語がインストールされていて、使用されている場合は、アップグレード プロセスの後で Connection 9.x バージョンの同じ言語をインストールする必要があります。これを行わないと、Connection のカンバセーションが一部のユーザで正常に動作しなくなります。
10. タスク 8. に記述されている中間バージョンへのアップグレードが必要な場合 :必要に応じて Connection をアップグレードします。Connection 7.x より新しいバージョンの Connection 7.x にアップグレードする方法については、『 Upgrade Guide for Cisco Unity Connection Release 7.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/upgrade/guide/7xcucrugx.html )の「 Upgrading Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 7.x to the Shipping 7.x Version 」の章を参照してください。
Connection 7.x サーバに Connection 9.x ライセンス ファイルをインストールしないでください。
注意 中間バージョンへのアップグレードにメジャー バージョンへのアップグレードが含まれる場合(2.x から 7.x にアップグレードする場合など)、Connection が再び動作するようにするには、Connection 9.x へのアップグレードを実行する必要があります。レガシー ライセンス情報として 2.x のライセンス データを 9.x に送信するには、中間バージョンへのアップグレードを行うため、アップグレード ライセンスを入手し、インストールする必要があります。
11. Connection 7.x からアップデートするときに、現在のサーバを Connection 9.x 用に使用し、ハードディスクを交換するか、またはメモリを増設する場合 :
a. ディザスタ リカバリ システム を使用してサーバのバックアップを行います。このバックアップは、交換用ハード ディスクにデータを復元するために使用します。詳細については、『 Disaster Recovery System Administration Guide for Cisco Unity Connection Release 7.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/drs_administration/guide/7xcucdrsag.html )を参照してください。
b. ハードディスクを交換するか、メモリを増設(または両方を実行)します。「Connection 9.x をサポートするためのメモリ アップグレードまたはハードディスク交換(特定のサーバのみ)」を参照してください。
c. タスク 11.a. でサーバをバックアップしたときにインストールされていたバージョンの Connection を再インストールします。『 Installation Guide for Cisco Unity Connection Release 7.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/installation/guide/7xcucigx.html )を参照してください。
d. タスク 11.a. で作成した DRS バックアップを使用して、サーバ上にデータを復元します。
e. タスク 14. に進みます。
12. Connection 7.x からアップグレードするときに、Connection サーバを交換する場合 :サーバを交換します。『 Upgrade Guide for Cisco Unity Connection Release 7.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/upgrade/guide/7xcucrugx.html )の「 Replacing Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 7.x Servers 」の章の「Replacing a Single 7.x Server Without a Connection Cluster」を参照してください。
13. 交換するハードディスクまたは交換するサーバのバックアップがない場合 :ディザスタ リカバリ システム を使用して、サーバのバックアップを行います。詳細については、該当する『 Disaster Recovery System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html )を参照してください。
注意 Cisco MCS 7825-H3 サーバまたはそれと同等である HP DL320G5 で Connection をアップグレードする場合は、Connection 9.x にアップグレードした後で、復帰機能を使用して前のバージョンに戻すことはできません。前のバージョンに戻すには、そのバージョンをインストールし、DRS バックアップからデータを復元する必要があります。
14. Connection サーバで、Connection 9.x へのアップグレードに必要な Cisco Option Package をインストールします (これは、タスク 8. でダウンロードした Cisco Option Package です)。「Connection 7.x、8.0、8.5 から出荷されている 9.x バージョンへのアップグレードに必要な Cisco Option Package をインストールします。」を参照してください。
15. Connection が Cisco MCS 7825-H3 サーバまたは HP DL320G5 サーバで実行されている場合 :128 GB 以上の USB フラッシュ ドライブまたは外部ハード ディスクを Connection サーバに接続します。
注意 保存したいデータが含まれる USB ドライブは使用しないでください。アップグレード中に、USB ドライブは再フォーマットされ、ドライブにある既存のデータはすべて消去されます。
16. 必要に応じて、Connection 9.x の言語をインストールします。を参照してください。
日本語をインストールして Cisco Unity Connection Administration をローカライズするには、Cisco Unified Communications Manager の日本語ユーザ ロケールもインストールする必要があります。該当する『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html )の「Software Upgrades」の章の「Locale Installation」を参照してください。
他の言語をインストールして Cisco Personal Communications Assistant をローカライズする場合も、それぞれ該当する Cisco Unified Communications Manager のユーザ ロケールをインストールする必要があります。該当する『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html )の「Software Upgrades」の章の「Locale Installation」を参照してください。
17. Connection ソフトウェアをアップグレードします。該当する項を参照してください。
• 「ローカル DVD からの Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 の出荷されている 9.x バージョンへのアップグレード」
• 「ネットワーク ロケーションからの Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 の出荷されている 9.x バージョンへのアップグレード」
18. Connection 7.x または 8.0 から Connection 9.x 以降にアップグレードする場合で、次のいずれかが該当する場合 :必要に応じて、ユニファイド メッセージングを設定するか、ユニファイド メッセージングの設定を確認、アップデートします。
– アップグレード前は、Exchange の電子メールへのアクセスに Text To Speech を使用していた。
– アップグレード前は、Exchange のカレンダーへのアクセスに電話を使用していた。
– アップグレード前は、Personal Call Transfer Rules またはボイス コマンドに Exchange の連絡先を使用していた。
– アップグレード前は、MeetingPlace カレンダーにアクセスしていた。
– Connection と Exchange のメールボックス(単一受信トレイ)を同期させたい。
詳細については、『 Unified Messaging Guide for Cisco Unity Connection Release 9.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/unified_messaging/guide/9xcucumgx.html )の該当する章を参照してください。
次の点に注意してください。
– Connection 7.x または 8.0 の外部サービスは、ユニファイド メッセージング サービスに変換されます。ユニファイド メッセージング サービスは有効化されますが、デフォルトの設定が使用中の Active Directory および Exchange の設定に対して理想的ではない場合があります。
– Connection データベースに保存されていて、Exchange へのアクセスに使用されていたユーザ パスワードは、Connection 8.5 では使用されなくなりました。Connection では、パスワードの代わりに Active Directory で作成した 1 つ以上のユニファイド メッセージング アカウントを使用して Exchange にアクセスします。
19. タスク 18. で単一受信トレイを設定し、単一受信トレイ機能を完全に使用したい場合 :次のタスクを実行します。
a. 現在、ワークステーション上の Outlook が、Connection のボイス メッセージに IMAP を使用してアクセスするように設定されている場合は、Outlook から IMAP プロファイルを削除します。
b. ワークステーションで、Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook Release 8.5 をインストールするか、これにアップグレードし、ViewMail を Exchange で Connection ボイス メッセージにアクセスするように設定します。
Connection クラスタである Connection 7.x、8.0、または 8.5 ソフトウェアから出荷されている 9.x バージョンにアップグレードするためのタスク リスト
Connection 7.x、8.0 または 8.5 クラスタ内のパブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバから出荷されている Connection 9.x バージョンにアップグレードするには、次のタスクを実行します。
1. Connection クラスタ内のサーバの一方または両方が Cisco MCS 7825-H3 サーバまたはそれと同等である HP DL320G5 の場合 :128 GB 以上の USB フラッシュ ドライブまたは外部ハード ディスクを確保します。
アップグレード中に、MCS 7825-H3 サーバまたは HP DL320 G5 サーバのディスク ドライブはハードウェアベースの RAID からソフトウェアベースの RAID に変換されます。RAID の変換の前に、USB ドライブが再フォーマットされ、Connection サーバのデータおよび音声メッセージがドライブにコピーされます。RAID が再設定されると、データおよび音声メッセージが Connection サーバのディスク ドライブに復元されます。
注意 保存したいデータが含まれる USB ドライブは使用しないでください。アップグレード中に、USB ドライブは再フォーマットされ、ドライブにある既存のデータはすべて消去されます。
2. Connection 9.x にアップグレードする場合:パブリッシャ サーバおよびサブスクライバ サーバのステータスが [アクティブ(Active)] であることを確認します。サーバのステータスを確認するには、[Cisco Unity Connection Serviceability] > [ツール(Tools)] > [クラスタ管理(Cluster Management)] に移動します。また、データベース レプリケーションの実行状態を確認し、CLI コマンド、 show cuc cluster status を実行する必要があります。詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html )の該当する項を参照してください。
次の点に注意してください。
– パブリッシャ サーバのステータスは [プライマリ(PRIMARY)]、サブスクライバ サーバのステータスは [セカンダリ(SECONDARY)] である必要があります。
– 必ずパブリッシャ サーバを先にアップグレードし、その後でサブスクライバ サーバをアップグレードします。
3. アップグレード中は、無効化または制限されている機能のリストを確認します。「Connection 7.x、8.0、8.5 から Connection 9.x へのアップグレード中の Connection 機能のステータス」を参照してください。
4. 再設定しない限り動作しない機能のリストを確認します。「Connection 9.x にアップグレードする場合に再設定が必要な機能」を参照してください。
5. Connection ユーザ アカウントを Cisco Unity から移行していて、FIPS モードを有効にする場合 :ユーザがタッチトーン カンバセーションにサインインできないようにする FIPS 準拠でない電話ユーザ インターフェイス(タッチトーン カンバセーション)の PIN の説明を参照してください。「ユーザを Cisco Unity から移行した場合の FIPS モードの有効化」を参照してください。
6. 『 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x Supported Platforms List 』を参照し、以下を判断してください。
• 現在の Connection サーバが Connection 9.x でサポートされているかどうか。
• 現在の Connection サーバがサポートされている場合は、ハードディスクの交換が必要かどうか。
• 現在の Connection サーバがサポートされている場合は、メモリの増設が必要となる機能を追加するかどうか。
この資料は、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html から入手可能です。
サーバがサポートされていない場合は、ライセンス ファイルを取得する前にサーバを交換してください。ライセンス ファイルは、サーバの MAC アドレスに関連付けされています。
7. 出荷されているバージョンへのアップグレードに関するその他の情報については、該当するバージョンの『 Release Notes for Cisco Unity Connection 』を参照してください。 特に、「Installation and Upgrade Information」の項の情報に注意してください。リリース ノートは、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_release_notes_list.html から入手可能です。
8. Connection 9.x サーバにアップグレードするため、既存の Connection サーバにライセンスをインストールします。アップグレード中に、レガシー ライセンス情報が Connection データベースにアップロードされます。「Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x へのライセンスの移行」を参照してください。Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x のライセンスの詳細については、『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/administration/guide/9xcucsagx.html )の「Managing Licenses in Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail」の章を参照してください。
警告 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMailリリース 9.x にアップグレードする前に、9.x より以前のすべてのライセンスが 9.x より以前の Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail および Cisco Unity にインストールされている必要があります。これは、インストールされているライセンス情報のみが、ライセンスの移行対象となるレガシー ライセンス データと見なされるためです。リリース 9.x にアップグレードした後では、Enterprise License Manager を使用しても、9.x より前のライセンスは Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x に適用できません。
9. アップグレードに必要なソフトウェアが準備してあることを確認します。次の点に注意してください。
• Cisco.com から ciscocm.refresh_upgrade.cop(Cisco Option Package)ファイルをダウンロードする必要があります。.cop ファイルを Cisco.com からダウンロードする方法については、該当する『 Release Notes for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_release_notes_list.html )の「Installation and Upgrade Information」を参照してください。
• Connection サーバの交換が必要で、サーバで現在 Connection 7.0(1) ~ 7.1(2) を実行している場合は、Connection 7.1(3) ソフトウェアも必要です。ただし、7.1(3) よりも前のConnection 7.x バージョンの中には、直接 Connection 7.1(3) にアップグレードできないバージョンもあるため、直接 Connection 7.1(3) にアップグレードできる中間バージョンのソフトウェアも必要になる可能性があります。サポートされているアップグレードについては、『 Cisco Unified Communications Manager Software Compatibility Matrix 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/compat/ccmcompmatr.html )の「Supported Cisco Unified Communications Manager Upgrades」を参照してください。
(注) 7.x およびそれ以降のバージョンでは、Cisco Unified CM と Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail のバージョン番号は同じです。
2 つの理由により、Connection 7.1(3) ソフトウェアと Connection 7.1(5) ソフトウェアが必要です。1 つめの理由は、古いサーバの一部は Connection 8.x の仕様をサポートしておらず、これらの古いサーバ上で、Connection 8.x をインストールまたはアップグレードしようとすると失敗するためです。また、バージョン 7.1(3) よりも前の Connection ソフトウェアには、新しいサーバに必要なドライバが含まれていません。このため、バージョン 7.1(3) よりも前の Connection を新しいサーバにインストールしたり、ディザスタ リカバリ システム を使用して新しいサーバにデータを移行したり、新しいサーバを Connection 9.x にアップグレードしたりすることができなくなります。
• Connection サーバを交換したり、サーバ内のハード ディスクを交換する場合は、Cisco.com からダウンロードするソフトウェアは、新規のインストールには使用できないため、物理 DVD を発注する必要があります。
• サーバを交換せず、サーバ内のハード ディスクも交換しない場合は、アップグレード用のソフトウェアを Cisco.com からダウンロードしてください。ソフトウェアを Cisco.com からダウンロードする方法については、該当する『 Release Notes for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_release_notes_list.html )の「Installation and Upgrade Information」を参照してください。
• サーバを交換しない場合でも、Connection 9.x にアップグレードする前に、中間のバージョンにアップグレードするためのソフトウェアが必要になる可能性があります。サポートされているアップグレードについては、『 Cisco Unified Communications Manager Software Compatibility Matrix 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/compat/ccmcompmatr.html )の「Supported Cisco Unified Communications Manager Upgrades」を参照してください。
10. Connection サーバに英語(米国)以外の言語がインストールされており、その言語を引き続き使用したい場合 :該当する Connection 9.x の言語ファイルをダウンロードします。を参照してください。
注意 Connection サーバに英語(米国)以外の言語がインストールされていて、使用されている場合は、以降のアップグレード プロセスで Connection 9.x バージョンの同じ言語をインストールする必要があります。これを行わないと、Connection のカンバセーションが一部のユーザで正常に動作しなくなります。
11. タスク 9. に記述されている中間バージョンへのアップグレードが必要な場合 :必要に応じて Connection をアップグレードします。Connection 7.x より新しいバージョンの Connection 7.x にアップグレードする方法については、『 Upgrade Guide for Cisco Unity Connection Release 7.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/upgrade/guide/7xcucrugx.html )の「 Upgrading Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 7.x to the Shipping 7.x Version 」の章を参照してください。
Connection 7.x サーバに Connection 8.x ライセンス ファイルをインストールしないでください。
注意 中間バージョンへのアップグレードにメジャー バージョンへのアップグレードが含まれる場合(2.x から 7.x にアップグレードする場合など)、Connection が再び動作するようにするには、Connection 9.x へのアップグレードを実行する必要があります。アップグレードに必要なライセンス ファイルを取得するために ELM サーバと統合する場合、シスコからお送りするのは 9.x のライセンス ファイルのみです。これは、中間のバージョンには使用できません。
12. Connection 7.x からアップグレードするときに、現在のサーバを Connection 9.x 用に使用し、サーバの一方または両方を交換するか、一方または両方のサーバのハードディスクを交換する場合 :サーバを交換するか、サーバのハードディスクを交換します。『 Upgrade Guide for Cisco Unity Connection Release 7.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/upgrade/guide/7xcucrugx.html )の「 Replacing Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 7.x Servers or Hard Disks 」の章の該当する項を参照してください。
13. Connection 7.x からアップグレードするときに、現在の Connection サーバにメモリを増設する場合 :「Connection 9.x をサポートするためのメモリ アップグレードまたはハードディスク交換(特定のサーバのみ)」 を参照してください。
14. 交換するハード ディスクまたは交換するサーバのバックアップがない場合 :ディザスタ リカバリ システム を使用して、パブリッシャ サーバのバックアップを行います。詳細については、該当する『 Disaster Recovery System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html )を参照してください。
注意 Cisco MCS 7825-H3 サーバまたはそれと同等である HP DL320G5 で Connection をアップグレードする場合は、Connection 9.x にアップグレードした後で、復帰機能を使用して前のバージョンに戻すことはできません。前のバージョンに戻すには、そのバージョンをインストールし、DRS バックアップからデータを復元する必要があります。
15. Connection 9.x にアップグレードする前に、パブリッシャとサブスクライバに a.cop ファイルをインストールします (これは、タスク 9. でダウンロードした Cisco Option Package です)。.cop ファイルは、Connection 9.x にアップグレードするために必要なパッチを Connection の現行バージョンに適用します。「Connection 7.x、8.0、8.5 から出荷されている 9.x バージョンへのアップグレードに必要な Cisco Option Package をインストールします。」を参照してください。
16. パブリッシャ サーバが Cisco MCS 7825-H3 サーバまたは HP DL320G5 サーバである場合 :128 GB 以上の USB フラッシュ ドライブまたは外部ハード ディスクをパブリッシャ サーバに接続します。
注意 保存したいデータが含まれる USB ドライブは使用しないでください。アップグレード中に、USB ドライブは再フォーマットされ、ドライブにある既存のデータはすべて消去されます。
17. パブリッシャ サーバで、Connection ソフトウェアをアップグレードします。該当する項を参照してください。
• 「ローカル DVD からの Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 の出荷されている 9.x バージョンへのアップグレード」
• 「ネットワーク ロケーションからの Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 の出荷されている 9.x バージョンへのアップグレード」
注意 パブリッシャ サーバのアップグレードが完了するまで、サブスクライバ サーバのアップグレードを開始しないでください。そうでないと、パブリッシャ サーバのアップグレードが完了するまで両方のサーバの Connection の全機能が無効になります。また、サブスクライバ サーバのアップグレードが失敗し、再度サブスクライバ サーバをアップグレードする必要が生じます。
電話システムがコールをサブスクライバ サーバに転送する場合、外部の発信者と Connection ユーザは音声メッセージを残すことができますが、メッセージはユーザのメールボックスには即時配信されません。
18. サブスクライバ サーバが Cisco MCS 7825-H3 サーバまたは HP DL320G5 サーバである場合 :128 GB 以上の USB フラッシュ ドライブまたは外部ハード ディスクをパブリッシャ サーバに接続します。
パブリッシャ サーバが Cisco MCS 7825-H3 サーバまたは HP DL320G5 サーバである場合、タスク 16. でパブリッシャ サーバに接続したのと同じドライブを使用することができます。
19. サブスクライバ サーバ上で、パブリッシャ サーバのステータスが Primary、サブスクライバ サーバのステータスが Secondary になっていることを確認します。手順については、『 Cluster Configuration and Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/cluster_administration/guide/9xcuccagx.html )の「Administering a Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.x Cluster」の章を参照してください。
20. パブリッシャ サーバがコールを受け入れ、音声メッセージをユーザに配信していることを確認します。
21. サブスクライバ サーバで、Connection 9.x へのアップグレードに必要な Cisco Option Package をインストールします (これは、タスク 9. でダウンロードした Cisco Option Package です)。「Connection 7.x、8.0、8.5 から出荷されている 9.x バージョンへのアップグレードに必要な Cisco Option Package をインストールします。」を参照してください。
22. サブスクライバ サーバで、Connection ソフトウェアをアップグレードします。該当する項を参照してください。
• 「ローカル DVD からの Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 の出荷されている 9.x バージョンへのアップグレード」
• 「ネットワーク ロケーションからの Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 の出荷されている 9.x バージョンへのアップグレード」
電話システムがコールをパブリッシャ サーバに転送する場合、外部の発信者と Connection ユーザは音声メッセージを残すことができます。メッセージはユーザのメールボックスに即時配信されます。
注意 Cisco MCS 7825-H3 サーバまたはそれと同等である HP DL320G5 で Connection をアップグレードする場合は、Connection 9.x にアップグレードした後で、復帰機能を使用して前のバージョンに戻すことはできません。前のバージョンに戻すには、そのバージョンを再インストールする必要があります。
23. 必要に応じて、Connection 9.x の言語をインストールします。を参照してください。
最初にパブリッシャ サーバに言語をインストールし、次にサブスクライバ サーバにインストールします。
日本語をインストールして Cisco Unity Connection Administration をローカライズするには、Cisco Unified Communications Manager の日本語ロケールもインストールする必要があります。該当する『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html )の「Software Upgrades」の章の「Locale Installation」を参照してください。
他の言語をインストールして Cisco Personal Communications Assistant をローカライズする場合も、それぞれ該当する Cisco Unified Communications Manager のロケールをインストールする必要があります。該当する『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』( http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html )の「Software Upgrades」の章の「Locale Installation」を参照してください。
24. Connection 7.x または 8.0 から Connection 9.x にアップグレードする場合で、次のいずれかが該当する場合 :必要に応じて、ユニファイド メッセージングを設定するか、ユニファイド メッセージングの設定を確認、アップデートします。
– アップグレード前は、Exchange の電子メールへのアクセスに Text To Speech を使用していた。
– アップグレード前は、Exchange のカレンダーへのアクセスに電話を使用していた。
– アップグレード前は、Personal Call Transfer Rules またはボイス コマンドに Exchange の連絡先を使用していた。
– アップグレード前は、MeetingPlace カレンダーにアクセスしていた。
– Connection と Exchange のメールボックス(単一受信トレイ)を同期させたい。
詳細については、『 Unified Messaging Guide for Cisco Unity Connection Release 9.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/unified_messaging/guide/9xcucumgx.html )の該当する章を参照してください。
次の点に注意してください。
– Connection 7.x または 8.0 の外部サービスは、ユニファイド メッセージング サービスに変換されます。ユニファイド メッセージング サービスは有効化されますが、デフォルトの設定が使用中の Active Directory および Exchange の設定に対して理想的ではない場合があります。
– Connection データベースに保存されていて、Exchange へのアクセスに使用されていたユーザ パスワードは、Connection 8.5 では使用されなくなりました。Connection では、パスワードの代わりに Active Directory で作成した 1 つ以上のユニファイド メッセージング アカウントを使用して Exchange にアクセスします。
25. タスク 24. で単一受信トレイを設定し、単一受信トレイ機能を完全に使用したい場合 :次のタスクを実行します。
a. 現在、ワークステーション上の Outlook が、Connection のボイス メッセージに IMAP を使用してアクセスするように設定されている場合は、Outlook から IMAP プロファイルを削除します。
b. ワークステーションで、Cisco Unity Connection ViewMail for Microsoft Outlook Release 8.5 をインストールするか、これにアップグレードし、ViewMail を Exchange で Connection ボイス メッセージにアクセスするように設定します。
Connection 9.x をサポートするためのメモリ アップグレードまたはハードディスク交換(特定のサーバのみ)
(注) アップグレードするサーバでメモリのアップグレードもハードディスクの交換も必要ない場合は、この項を省略してください。
Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 7.x を実行していて、Connection 9.x の使用にも適したサーバでも、Connection 9.x をサポートするためにハードディスクの交換が必要になる場合があります。さらに、一部の機能(たとえばサイト内またはサイト間ネットワーキングなど)をアップグレードしたサーバに追加する場合、メモリの増設が必要になることもあります。
使用している Connection サーバの詳細については、『 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.<x> Supported Platforms List 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html )で該当するサーバに適用される表を参照してください。
警告 オン/オフのスイッチがあるシステムでは、電源をオフにし電源コードを抜いてから作業を行ってください。ステートメント 1
警告 電話網電圧への接触を防ぐため、シャーシを開ける前には電話網ケーブルを抜いてください。ステートメント 2
警告 本装置の設置および保守は、必ず AS/NZS 3260 Clause 1.2.14.3 Service Personnel に定められているサービス担当者が行ってください。ステートメント 88
警告 作業中は、カードの静電破壊を防ぐため、必ず静電気防止用リスト ストラップを着用してください。感電する危険があるので、手や金属工具がバックプレーンに直接触れないようにしてください。ステートメント 94
警告 保護カバーは製品の重要な一部です。保護カバーを取り付けていない状態で装置を操作しないでください。カバーを所定の位置に取り付けていない状態での装置の操作は、安全規格に不適合になります。火災または感電事故が発生する危険性があります。ステートメント 117
警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001
警告 インストレーション手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004
警告 ラックに装置を取り付けたり、ラック内の装置のメンテナンス作業を行ったりする場合は、事故を防ぐため、装置が安定した状態で置かれていることを十分に確認してください。安全を確保するために、次の注意事項を守ってください。
• ラックに設置する装置が 1 台だけの場合は、ラックの一番下に取り付けます。
• ラックにすでに他の装置が搭載されている場合は、最も重いコンポーネントをラックの一番下にして、重い順に下から上へと搭載するようにしてください。
• ラックにスタビライザが付いている場合は、スタビライザを取り付けてから、ラックに装置を設置したり、ラック内の装置を保守したりしてください。ステートメント 1006
警告 バッテリが適正に交換されなかった場合、爆発の危険があります。交換用バッテリは元のバッテリと同じものか、製造元が推奨する同等のタイプのものを使用してください。使用済みのバッテリは、製造元の指示に従って廃棄してください。ステートメント 1015
警告 この装置は、立ち入りが制限された場所への設置を前提としています。立ち入りが制限された場所とは、特殊なツール、ロックおよびキー、または他のセキュリティ手段を使用しないと入室できない場所を意味します。ステートメント 1017
警告 感電を防ぐため、安全超低電圧(SELV)回路を電話網電圧(TNV)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路が、WAN ポートには TNV 回路が組み込まれています。一部の LAN ポートおよび WAN ポートでは、共に RJ-45 コネクタが使用されています。ケーブルを接続する際、注意してください。ステートメント 1021
警告 火災の危険性を抑えるため、必ず 26 AWG 以上の太さの電話線コードを使用してください。ステートメント 1023
警告 この装置は必ずアースを接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の危険な電圧および電流による感電を防ぐこと、他の装置への Electromagnetic Interference(EMI; 電磁干渉)の影響を防ぐこと、およびシャーシ内の冷気の流れを適切な状態に保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。ステートメント 1029
警告 この装置の設置、交換、または保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030
警告 本製品の最終処分は、各国のすべての法律および規制に従って行ってください。ステートメント 1040
(上記の安全上の警告の各国語版については、『 Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/regulatory/compliance/ucwarns.html )を参照してください)
Connection 9.x をサポートするためにメモリをアップグレードする、またはハードディスクを交換するには(特定のサーバのみ)
ステップ 1 カバーを取り外します。
ステップ 2 メモリの増設を行わない場合は、ステップ 3 に進んでください。
サーバ モデルに応じて、メモリ モジュールを適切なスロットまたは場所に取り付けます。詳細については、『 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail 9.<x> Supported Platforms List 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html )を参照してください。
注意 新しいメモリ モジュールを誤ったスロットに取り付けると、サーバとオペレーティング システムがそのモジュールを認識しない場合や、Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail のパフォーマンスが低下する場合があります。
ステップ 3 ハードディスクの交換を行わない場合は、ステップ 4 に進んでください。
サーバのハードディスクをすべて交換します。
注意 既存のハードディスクを取り外し、それと同じ台数のハードディスクを取り付ける必要があります。台数が異なると、Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail のインストールが失敗します。
a. サーバに設置されているハードディスクの現在の場所(ハードディスクとハードディスク スロットの対応関係を含む)を書き留めます。交換が失敗して現在の構成に戻す場合に、既存のハードディスクをそれぞれの現在の位置に戻す必要があります。
b. サーバからドライブ トレイを取り外します。
c. ドライブ トレイから古いハードディスクを取り外します。
d. ドライブ トレイに新しいハードディスクを取り付けます。
e. ドライブ トレイを、手順 a. で記録した場所に取り付けなおします。
ステップ 4 カバーを取り付けなおします。
Connection 7.x、8.0、8.5 から出荷されている 9.x バージョンへのアップグレードに必要な Cisco Option Package をインストールします。
(注) Cisco Option Package をインストールすると、Connection 管理アプリケーションおよびコマンドライン インターフェイスへのアクセスが一時的に影響を受けます。
次の、該当する手順に従ってください。
• 「Connection 7.x、8.0、8.5 から出荷されている 9.x バージョンへのアップグレードに必要な Cisco Option Package をローカル DVD からインストールするには」
• 「Connection 7.x、8.0、8.5 から出荷されている 9.x バージョンへのアップグレードに必要な Cisco Option Package をネットワーク ロケーションからインストールするには」
Connection 7.x、8.0、8.5 から出荷されている 9.x バージョンへのアップグレードに必要な Cisco Option Package をローカル DVD からインストールするには
ステップ 1 Cisco Option Package(.cop)ファイルが収録された DVD を Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail サーバのディスク ドライブに挿入します。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバをアップグレードする場合に、Cisco Unified Operating System Administration にアクセスするには、次にアクセスします。
http://<Connection_servername>/cmplatform
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューから、[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 4 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページの [ソース(Source)] フィールドで、[DVD/CD] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、スラッシュ( / )を入力します。
ステップ 6 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 7 インストールするソフトウェアを選択し、[次へ(Next)] を選択します。
.cop ファイルが Connection サーバのハード ディスクにコピーされます。ファイルがコピーされると、画面にチェックサム値が表示されます。
ステップ 8 チェックサムを確認します。
ステップ 9 [次へ(Next)] を選択し、インストールを開始します。
インストール中、[ステータス(Status)] フィールドの値は [実行中(Running)] です。インストールが完了すると、[ステータス(Status)] フィールドの値が [完了(Complete)] に変わります。
次の点に注意してください。
– すべてのコマンドライン インターフェイス セッションは、自動的に終了します。
– Cisco Tomcat Service が自動的に再起動するには数分かかる場合があります。
ステップ 10 .cop ファイルの正常なインストールが反映されるよう、Cisco Unified Operating System Administration アプリケーションからログアウトします。
ステップ 11 Cisco Tomcat Service の実行状態を確認し、CLI コマンド、 utils service list を実行します。詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html )の該当する項を参照してください。
Connection 7.x、8.0、8.5 から出荷されている 9.x バージョンへのアップグレードに必要な Cisco Option Package をネットワーク ロケーションからインストールするには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail サーバがアクセスできる FTP サーバまたは SFTP サーバに Cisco Option Package(.cop)ファイルをコピーします。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバをアップグレードする場合に、Cisco Unified Operating System Administration にアクセスするには、次にアクセスします。
http://<Connection_servername>/cmplatform
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューから、[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 4 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページの [ソース(Source)] フィールドで、[リモート ファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、.cop ファイルを格納したフォルダのパスを入力します。
.cop ファイルが Linux または UNIX サーバ上にある場合は、フォルダ パスの先頭にスラッシュ(/)を入力する必要があります (たとえば、.cop ファイルが cop フォルダにある場合は、 /cop と入力する必要があります)。
.cop ファイルが Windows サーバ上にある場合は、次のように FTP または SFTP サーバ用に適切な構文を使用する必要があります。
• パスの記述はスラッシュ(/)で開始し、その後のパスの区切りにもスラッシュを使用します。バック スラッシュ(\)は使用しません。
• パスの先頭部分は、サーバ上の FTP または SFTP のルート フォルダにする必要があります。したがって、ドライブ文字(C: など)で始まる Windows の絶対パスは入力できません。
ステップ 6 [サーバ(Server)] フィールドにサーバ名または IP アドレスを入力します。
ステップ 7 [ユーザ名(User Name)] フィールドに、リモート サーバにログインするときに使用するエイリアスを入力します。
ステップ 8 [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドに、リモート サーバにログインするときに使用するパスワードを入力します。
ステップ 9 [転送プロトコル(Transfer Protocol)] フィールドで、適切な転送プロトコルを選択します。
ステップ 10 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 11 インストールするソフトウェアを選択し、[次へ(Next)] を選択します。
.cop ファイルが Connection サーバのハード ディスクにコピーされます。ファイルがコピーされると、画面にチェックサム値が表示されます。
ステップ 12 チェックサムを確認します。
ステップ 13 [次へ(Next)] を選択し、インストールを開始します。
インストール中、[ステータス(Status)] フィールドの値は [実行中(Running)] です。インストールが完了すると、[ステータス(Status)] フィールドの値が [完了(Complete)] に変わります。
次の点に注意してください。
– すべてのコマンドライン インターフェイス セッションは、自動的に終了します。
– Cisco Tomcat Service が自動的に再起動するには数分かかる場合があります。
ステップ 14 .cop ファイルの正常なインストールが反映されるよう、Cisco Unified Operating System Administration アプリケーションからログアウトします。
ステップ 15 Cisco Tomcat Service の実行状態を確認し、CLI コマンド、 utils service list を実行します。詳細については、『 Command Line Interface Reference Guide for Cisco Unified Communications Solutions 』( http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/prod_maintenance_guides_list.html )の該当する項を参照してください。
ローカル DVD からの Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 の出荷されている 9.x バージョンへのアップグレード
ローカル DVD を実行して Connection をアップグレードするには、次のいずれかの方法を実行します。
• シスコから発送された DVD を使用する。
• Cisco.com から署名済みの .iso ファイルをダウンロードし、ダウンロードしたソフトウェアのディスク イメージを作成する。ダウンロードした .iso ファイルからディスク イメージを抽出し、それを DVD に書き込む。
警告 ConnectionVM コンソールを使用して ISO ファイルをマウントする場合、インストール プロセスの終了時にディスクがイジェクトされないことに注意してください。
ヒント DVD ISO ファイルは必ず VMware の [設定の編集(Edit Settings)] メニューからマウントしてください。
注意 クラスタをアップグレードする場合は、パブリッシャ サーバのアップグレードが完了するまで、サブスクライバ サーバのアップグレードを開始しないでください。そうでないと、パブリッシャ サーバのアップグレードが完了するまで両方のサーバの Connection の全機能が無効になります。また、サブスクライバ サーバのアップグレードが失敗し、再度サブスクライバ サーバをアップグレードする必要が生じます。
ローカル DVD から Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 を出荷されている 9.x バージョンにアップグレードするには
ステップ 1 Connection を収録した DVD を Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail サーバのディスク ドライブに挿入します。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバをアップグレードする場合に、Cisco Unified Operating System Administration にアクセスするには、次にアクセスします。
http://<Connection_servername>/cmplatform
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューから、[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 4 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページの [ソース(Source)] フィールドで、[DVD/CD] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、スラッシュ( / )を入力します。
ステップ 6 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 7 インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。アップグレード ファイルが Connection サーバのハード ディスクにコピーされます。ファイルがコピーされると、画面にチェックサム値が表示されます。
ステップ 8 チェックサムを確認します。
ステップ 9 次のページで、アップグレードの進行状況をモニタします。
このステップの途中でリモート サーバとの接続が失われた場合、またはブラウザを閉じた場合は、[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページを再度表示しようとすると、次のメッセージが表示されることがあります。
警告: 別のセッションでソフトウェアがインストール中です。[制御の取得(Assume Control)] をクリックすると、インストールを引き継ぐことができます。(Warning: Another session is installing software, click Assume Control to take over the installation.)
アップグレードのモニタリングを継続する場合は、[制御の取得(Assume Control)] を選択します。
Real-Time Monitoring Tool でアップグレードをモニタすることもできます。
ステップ 10 [次へ(Next)] を選択します。
アップグレードの初期フェーズで、Cisco Unified Operating System Administration の [インストール ログ(Installation Log)] テキスト ボックスがアップグレードの処理に関する情報で更新されますが、サーバの初回自動再起動後、更新は行われなくなります。アップグレードが完了したかどうかを確認するには、コンソールで Connection サーバを確認します。完了している場合は、コンソール画面にインストールが完了していることを示すメッセージと、コマンドライン インターフェイスのログイン プロンプトが表示されます。
ステップ 11 アップグレードの成功を確認するには、CLI コマンド、 show cuc version を実行します。アクティブなパーティションにアップグレードされたバージョンがあり、アクティブでないパーティションに古いバージョンがある場合は、アップグレードが成功しています。
ネットワーク ロケーションからの Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 の出荷されている 9.x バージョンへのアップグレード
ネットワーク ロケーションから Connection をアップグレードするには、Cisco.com から署名済みの .iso ファイルをダウンロードし、その .iso ファイルを FTP または SFTP サーバにコピーします。Connection では、シスコから発送された DVD の内容や、ダウンロードした .iso ファイルから抽出した内容を FTP または SFTP サーバにコピーすることはできません。これは、改ざんされたソフトウェアを使用したアップグレードを予防するためです。
注意 クラスタをアップグレードする場合は、パブリッシャ サーバのアップグレードが完了するまで、サブスクライバ サーバのアップグレードを開始しないでください。そうでないと、パブリッシャ サーバのアップグレードが完了するまで両方のサーバの Connection の全機能が無効になります。また、サブスクライバ サーバのアップグレードが失敗し、再度サブスクライバ サーバをアップグレードする必要が生じます。
ネットワーク ロケーションから Connection 7.x、8.0、8.5、または 8.6 を出荷されている 9.x バージョンにアップグレードするには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Surviable Remote Site VoiceMail サーバがアクセスできる FTP または SFTP サーバ上のフォルダにアップグレード ファイルをコピーします。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
Connection クラスタ内のサブスクライバ サーバをアップグレードする場合に、Cisco Unified Operating System Administration にアクセスするには、次にアクセスします。
http://<Connection_servername>/cmplatform
ステップ 3 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] メニューから、[インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 4 [ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページの [ソース(Source)] フィールドで、[リモート ファイルシステム(Remote Filesystem)] を選択します。
ステップ 5 [ディレクトリ(Directory)] フィールドに、アップグレード ファイルを格納したフォルダのパスを入力します。
アップグレード ファイルが Linux または UNIX サーバ上にある場合は、フォルダ パスの先頭にスラッシュ(/)を入力する必要があります (たとえば、アップグレード ファイルが upgrade フォルダにある場合は、 /upgrade と入力する必要があります)。
アップグレード ファイルが Windows サーバ上にある場合は、次のように FTP または SFTP サーバに適切な構文を使用する必要があります。
• パスの記述はスラッシュ(/)で開始し、その後のパスの区切りにもスラッシュを使用します。バック スラッシュ(\)は使用しません。
• パスの先頭部分は、サーバ上の FTP または SFTP のルート フォルダにする必要があります。したがって、ドライブ文字(C: など)で始まる Windows の絶対パスは入力できません。
ステップ 6 [サーバ(Server)] フィールドにサーバ名または IP アドレスを入力します。
ステップ 7 [ユーザ名(User Name)] フィールドに、リモート サーバにログインするときに使用するエイリアスを入力します。
ステップ 8 [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドに、リモート サーバにログインするときに使用するパスワードを入力します。
ステップ 9 [転送プロトコル(Transfer Protocol)] フィールドで、適切な転送プロトコルを選択します。
ステップ 10 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 11 インストールするアップグレード バージョンを選択し、[次へ(Next)] を選択します。アップグレード ファイルが Connection サーバのハード ディスクにコピーされます。ファイルがコピーされると、画面にチェックサム値が表示されます。
ステップ 12 チェックサムを確認します。
ステップ 13 次のページで、アップグレードの進行状況をモニタします。
このステップの途中でリモート サーバとの接続が失われた場合、またはブラウザを閉じた場合は、[ソフトウェアのインストール/アップグレード(Software Installation/Upgrade)] ページを再度表示しようとすると、次のメッセージが表示されることがあります。
警告: 別のセッションでソフトウェアがインストール中です。[制御の取得(Assume Control)] をクリックすると、インストールを引き継ぐことができます。(Warning: Another session is installing software, click Assume Control to take over the installation.)
アップグレードのモニタリングを継続する場合は、[制御の取得(Assume Control)] を選択します。
Real-Time Monitoring Tool でアップグレードをモニタすることもできます。
ステップ 14 [次へ(Next)] を選択します。
アップグレードの初期フェーズで、Cisco Unified Operating System Administration の [インストール ログ(Installation Log)] テキスト ボックスがアップグレードの処理に関する情報で更新されますが、サーバの初回自動再起動後、更新は行われなくなります。アップグレードが完了したかどうかを確認するには、コンソールで Connection サーバを確認します。完了している場合は、コンソール画面にインストールが完了していることを示すメッセージと、コマンドライン インターフェイスのログイン プロンプトが表示されます。
ステップ 15 アップグレードの成功を確認するには、CLI コマンド、 show cuc version を実行します。アクティブなパーティションにアップグレードされたバージョンがあり、アクティブでないパーティションに古いバージョンがある場合は、アップグレードが成功しています。
Connection 9.x ソフトウェアのアップグレード後バージョンへの切り替え
アップグレードの終了時に、アップグレードされたパーティションに自動的に切り替えることを選択しなかった場合は、パーティションを切り替える準備が整った時点で、次の手順を実行します。
Connection 9.x ソフトウェアのアップグレード後バージョンに切り替えるには
ステップ 1 最新のバックアップがない場合は、ディザスタ リカバリ システム を使用してサーバのバックアップを行います。詳細については、『 Disaster Recovery System Administration Guide for Cisco Unity Connection Release 9.x 』( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/9x/drs_administration/guide/9xcucdrsag.html )を参照してください。
ステップ 2 Cisco Unified Operating System Administration にログインします。
ステップ 3 [設定(Settings)] メニューから、[バージョン(Version)] を選択します。
ステップ 4 [バージョン設定(Version Settings)] ページで、[バージョンの切り替え(Switch Versions)] を選択すると、次が実行されます。
• Connection サービスが停止します。
• 旧バージョンがインストールされているパーティションのデータが、新バージョンがインストールされているパーティションにコピーされます。メッセージは共通パーティションに保存されているので、コピーされません。
• Connection サーバが再起動されて、新しいバージョンに切り替わります。
(注) show cuc version CLI コマンドを使用して、アップグレード ソフトウェアのインストールのステータスを確認できます。アップグレードが完了すると、アクティブでないパーティションにアップグレードされたソフトウェアがあり、アクティブなパーティションに古いソフトウェアがある状態になります。