Cisco CallManager システム パフォーマンス モニタリング
Windows 2000 Performance アプリケーションは、ローカルまたはリモートでの Cisco CallManager のインストレーションに対し、システムとデバイスの統計を収集して表示するために使用します。この管理ツールにより、各コンポーネントの操作を修得することなく、システムを十分に理解できます。また、この管理ツールにより、一般的な情報と特定の情報がリアルタイムで報告されます。
Cisco CallManager パラメータを追加した後、システムにより生成された統計をCisco CallManager で表示するための条件を定義できます。
Performance アプリケーションの詳細については、Microsoft Windows 2000 のマニュアルを参照してください。
Real-Time Monitoring ツールには、Microsoft Performance アプリケーションと同様の機能があります。詳細については、 第 9 章「Real-Time Monitoring ツール」 を参照してください。
Performance データ構造
Cisco CallManager は、パフォーマンス モニタリング統計を表示するために Performance フレームワークを使用します。Performance は、オブジェクト指向コードとしてデータのコレクションをカテゴリ化します。Cisco CallManager インストール プロセスは、Cisco CallManager 機能を記述するオブジェクト カウンタのセットを追加することで、このコレクションを展開します。図 12-1を参照してください。
Performance インターフェイスにより、Cisco CallManager カウンタを表示できるようになります。Windows 2000 のマニュアルには、オペレーティング システムまたは他のアプリケーションから利用可能なオブジェクトとカウンタについての追加情報が説明されています。
図 12-1 Cisco Call Manager オブジェクト カウンタ
Microsoft Performance 設定のチェックリスト
表 12-1 に、Microsoft Performance を設定する手順の概要を示します。
表 12-1 Microsoft Performance 設定のチェックリスト
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ステップ 1 |
Microsoft Performance プログラムを開始して、Cisco CallManager カウンタを追加します。 |
『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 Microsoft Performance プログラムの起動 」 |
ステップ 2 |
モニタする Cisco CallManager カウンタを追加します。 |
『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 Microsoft Performance プログラムの起動 」 |
ステップ 3 |
Performance プログラムが収集した統計を表示して分析します。 |
『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』の「 パフォーマンス統計の表示 」 |