ホットライン
ホットライン機能は、Private Line Automatic Ringdown(PLAR; 専用回線自動切断)機能の拡張機能です。この機能を使用すると、ユーザが電話機をオフフックにすると(または、[発信] ソフトキーまたは回線キーを押すと)電話機が事前に設定された番号をすぐにダイヤルするように、電話機を設定できます。ホットライン機能を使用する場合、コールを受信するホットライン デバイスでは、別のホットライン デバイスからのコールだけを受信し、ホットライン以外の発信者を拒否するという追加的な制限が発生します。
通常、ホットライン電話機の機能セットは制限されています。ホットライン電話機の機能を制限するには、電話機にソフトキー テンプレートを適用します。ホットライン電話機は、コールの発信専用、コールの終端専用、またはコールの発信と終端用に設定できます。
ホットラインでは、ホットライン電話機が別のホットライン電話機からのコールを受信できるように、ルート クラス シグナリングを使用します。また、ホットラインでは、発信者 ID に基づく、設定可能なコールのスクリーニングを使用できます。これにより、受信側ホットライン電話機では、コールをスクリーニングし、スクリーニング リスト内の発信者だけが接続を許可されるようにできます。
この章では、Cisco Unified Communications Manager のホットライン機能について説明します。この章では、次のトピックについて取り上げます。
• 「ホットラインの設定チェックリスト」
• 「Cisco Unified Communications Manager のホットラインの概要」
• 「ホットラインのシステム要件」
• 「ホットラインのインストールとアクティブ化」
• 「ホットラインの設定」
• 「ホットラインのトラブルシューティング」
• 「関連項目」
ホットラインの設定チェックリスト
ホットライン機能は、Private Line Automatic Ringdown(PLAR; 専用回線自動切断)機能の拡張機能です。この機能を使用すると、ユーザが電話機をオフフックにすると(または、[発信] ソフトキーまたは回線キーを押すと)電話機が事前に設定された番号をすぐにダイヤルするように、電話機を設定できます。ホットライン機能を使用する場合、コールを受信するホットライン デバイスでは、別のホットライン デバイスからのコールだけを受信し、ホットライン以外の発信者を拒否するという追加的な制限が発生します。
通常、ホットライン電話機の機能セットは制限されています。ホットライン電話機の機能を制限するには、電話機にソフトキー テンプレートを適用します。ホットライン電話機は、コールの発信専用、コールの終端専用、またはコールの発信と終端用に設定できます。
ホットラインでは、ホットライン電話機が別のホットライン電話機からのコールを受信できるように、ルート クラス シグナリングを使用します。また、ホットラインでは、発信者 ID に基づく、設定可能なコールのスクリーニングを使用できます。これにより、受信側ホットライン電話機では、コールをスクリーニングし、スクリーニング リスト内の発信者だけが接続を許可されるようにできます。
表 26-1 は、ネットワークでホットラインを設定するためのチェックリストです。 表 26-1 と「関連項目」を併せて参照してください。
Cisco Unified Communications Manager のホットラインの概要
ホットライン機能は、Private Line Automatic Ringdown(PLAR; 専用回線自動切断)機能の拡張機能です。この機能を使用すると、ユーザが電話機をオフフックにすると(または、[発信] ソフトキーまたは回線キーを押すと)電話機が事前に設定された番号をすぐにダイヤルするように、電話機を設定できます。電話機のユーザは、PLAR 用に設定された電話機から別の番号をダイヤルできません。ホットラインを使用する場合、PLAR を使用する電話機に関して、次の追加的な制限と管理者コントロールが発生します。
• コールを受信するホットライン デバイス(ホットラインを使用するように設定されたデバイス)は、別のホットライン デバイスからのコールだけを受信し、ホットライン以外の発信者を拒否します。
• ホットライン電話機は、コール専用、受信専用、またはコールと受信の両方用に設定できます。
• ホットライン電話機で使用可能な機能を制限するには、電話機にソフトキー テンプレートを適用します。
• アナログ ホットライン電話機は、着信フックフラッシュ信号を無視します。
ルート クラス シグナリング
ルート クラスは、コールのトラフィック クラスを識別する DSN コードです。ルート クラスによって、ダウンストリーム デバイスに特殊なルーティング要件または終端要件が通知されます。ホットライン電話機では、1 台のホットライン電話機からの同じルート クラスでのコールだけを受信できます。
コールのルート クラスを設定するには、ルート パターンまたはトランスレーション パターンを設定します。
設定可能なコールのスクリーニング
設定可能なコールのスクリーニングを使用すると、受信側ホットライン電話機で発信者 ID 情報に基づいてコールをスクリーニングし、スクリーニング リスト内の発信者だけが接続を許可されるようにできます。
コールのスクリーニングの設定項目は、トランスレーション パターンを使用して設定します。
ホットライン機能の詳細については、次の各項で説明します。
• 「電話機のコールと受信の設定項目の設定」
• 「コールのスクリーニングの設定」
電話機のコールと受信の設定項目の設定
ホットライン電話機は、コール専用、受信専用、またはコールと受信の両方用に設定できます。この設定は、次の例の説明に従い、Calling Search Spaces(CSS; コーリング サーチ スペース)およびパーティションを使用して行います。
1. NoRouteCSS という名前の CSS、および EmptyPartition と IsolatedPartition という名前の 2 つのパーティションを作成します。
2. EmptyPartition パーティションはいずれの回線にも割り当てません。
3. EmptyPartition パーティションだけを選択するように NoRouteCSS CSS を設定します。
4. CSS のいずれのウィンドウでも IsolatedPartition パーティションを選択しません。
5. 受信専用の場合は、電話機に NoRouteCSS CSS を割り当てます。
6. コール専用の場合は、電話機に IsolatedPartition パーティションを割り当てます。
コーリング サーチ スペースおよびパーティションを使用したコールのスクリーニングの設定
すべてのスイッチ間(回線間)ホットライン コールについて、コールのスクリーニングを設定するには、次の例の説明に従って、Calling Search Space(CSS; コーリングサーチスペース)およびパーティションの設定を管理します。
1. 終端側の回線をパーティションに割り当てて回線を保護します。
2. スクリーニング リストを作成します。このとき、終端側のホットラインへの接続を許可する発信側のホットライン電話機の CSS にだけ、終端側のパーティションを含めます。
発信側番号ルーティングを使用したコールのスクリーニングの設定
トランクは複数の着信/発信電話機に関連付けられるため、「コーリング サーチ スペースおよびパーティションを使用したコールのスクリーニングの設定」で説明されている、CSS およびパーティションによるコールのスクリーニング方法を使用して DN ごとのスクリーンを作成できません。Cisco Unified Communications Manager では、発信側番号を使用してルーティング決定を行うことができます。
また、このコールのスクリーニング方法は回線にも使用できますが、次のような、トランクを使用する接続パスにおいて特に役立ちます。
電話機 - PBX - ゲートウェイ - Cisco Unified Communications Manager - ゲートウェイ - PBX - 電話機
PBX でスクリーニングを行うことができない場合は、この方法を使用すると、Cisco Unified Communications Manager により PBX のスクリーニングを行うことができます。
図 26-1 とその後の説明でこの方法について解説します。
図 26-1 発信側番号ルーティングを使用したコールのスクリーニング
• InboundDevice_C はコールが着信したトランクまたは回線の着信 CSS です。
• InboundDevice_P は InboundDevice_C のメンバとなっているパーティションです。
• XP(BobsDN) は InboundDevice_P のメンバとなっているトランスレーション パターンであり、これにより Bob の DN へのすべてのコールが Bob のスクリーニング機能に転送されます。[トランスレーションパターン(Translation Pattern)] ウィンドウで [発呼側番号によるネクストホップのルート(Route Next Hop By Calling Party)] チェックボックスがオンになっています。ネクストホップの CSS は BobsScreener_C に設定されています。
着信 PLAR 回線の場合、このパターンは空白に一致し、空白の着信側を Bob の DN に変換します。
• XP(*) は、接続先にスクリーニングが関連付けられていないすべての着信コールを表す、ワイルドカードのトランスレーション パターンです。
• BobsScreener_C および BobsScreener_P はそれぞれ、Bob の発信側番号のスクリーニング パターンを保持する CSS とパーティションです。
• XP(AlicesDN) は BobsScreener_P に属しているトランスレーション パターンであり、接続を許可する必要がある発信側(Alice)を表しています。これらのパターンでは、CSS に OutboundDevice_C が設定されている必要があります。
• OutboundDevice_C、OutboundDevice_P、および DN(cdpnXxxx) または RP(cdpnXxxx) はすべて、回線およびトランク経由で発信されるように設定された通常のダイヤル プランです。
DN とルート パターンの両方ではなく、いずれか一方がパーティションの一部となります。
スクリーニング リストを作成するには、許可に使用するパターンごとに 1 つのトランスレーション パターンを作成します。
ホットラインのシステム要件
Cisco Unified Communications Manager には、次のホットラインのシステム要件があります。
• クラスタ内の各サーバに Cisco Unified Communications Manager 8.0(1) 以降が必要です。
• MGCP ゲートウェイの POTS 電話機(FXS)。
• SCCP ゲートウェイの POTS 電話機(FXS)。
ヒント Cisco Feature Navigator を使用すると、特定のソフトウェア リリース、機能セット、およびプラットフォームをサポートする Cisco IOS および Catalyst OS ソフトウェア イメージを判別できます。Cisco Feature Navigator にアクセスするには、http://www.cisco.com/go/cfn に移動します。Cisco Feature Navigator へのアクセスには、Cisco.com のアカウントは必要ありません。
ホットラインをサポートするデバイス
ホットラインをサポートするデバイスの完全なリストを作成するには、Cisco Unified Reporting アプリケーションを使用します。そのためには、次の手順に従います。
1. 次のいずれかの方法を使用して、Cisco Unified Reporting を起動します。
Web アプリケーションへのアクセスを許可されるまで、ユーザの認証には Cisco Tomcat サービスが使用されます。アプリケーションには次の方法でアクセスできます。
– Cisco Unified Communications Manager の管理ページのナビゲーション メニューで [Cisco Unified Reporting] を選択し、[移動(Go)] をクリックします。
– Cisco Unified Real-Time Monitoring Tool(RTMT)メニューで [File] > [Cisco Unified Reporting] の順に選択します。
– https://<サーバ名または IP アドレス>:8443/cucreports/ と入力し、認証済みのユーザ名とパスワードを入力します。
2. ナビゲーション バーで、[System Reports] をクリックします。
3. 左側のカラムに表示されたレポートのリストで、[Unified CM Phone Feature List] オプションをクリックします。
4. [Generate a new report] リンクをクリックして新規レポートを生成するか、または、レポートがすでに存在する場合は、[Unified CM Phone Feature List] リンクをクリックします。
5. ホットラインをサポートするすべてのデバイスのレポートを生成するには、対応するドロップダウン リスト ボックスから次の設定を選択し、[Submit] ボタンをクリックします。
[Product]:[All]
[Feature]:[Hotline]
[List Features] ペインに、ホットライン機能をサポートするすべてのデバイスのリストが表示されます。カラムの見出し([Product] または [Protocol])の隣にある上下の矢印キーをクリックして、リストをソートできます。
Cisco Unified Reporting アプリケーションの詳細については、次の URL の『 Cisco Unified Reporting Administration Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/voicesw/ps556/prod_maintenance_guides_list.html
ホットラインのインストールとアクティブ化
Cisco Unified Communications Manager のインストール後、必要な設定作業を実行すると、ネットワークでホットラインをサポートできます。実行する必要がある設定作業については、「ホットラインの設定チェックリスト」を参照してください。
ホットラインの設定
この項は、次の内容で構成されています。
• 「ホットラインのサービス パラメータの設定」
• 「Cisco Unified Communications Manager の管理でのホットラインの設定項目へのアクセス」
ヒント ホットラインを設定する前に、「ホットラインの設定チェックリスト」を確認してください。
ホットラインのサービス パラメータの設定
表 26-2 に、ホットラインに関して設定できるサービス パラメータの説明を示します。Cisco Unified Communications Manager の管理ページでサービス パラメータを設定するには、[システム(System)] > [サービスパラメータ(Service Parameters)] を選択します。
これらすべてのサービス パラメータで Cisco Unified Communications Manager サービスがサポートされています。
ヒント エンタープライズ パラメータを設定する手順については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』のの章を参照してください。サービス パラメータを設定する手順については、『Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド』のを参照してください。
表 26-2 ホットラインのエンタープライズ パラメータとサービス パラメータ
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Route Class Trunk Signaling Enabled |
このパラメータは、Cisco Unified Communications Manager が、ルート クラス シグナリング対応のトランクでルート クラス シグナリングを処理(着信)および送信(発信)するかどうかを指定します。ルート クラス トランク シグナリングは、ルート クラスを使用する IP スイッチと TDM スイッチ間のインターワーキングを可能にします。ルート クラス トランク シグナリングを有効にする場合は [True]、無効にする場合は [False] に設定します。 このフィールドは必須です。デフォルトは [True] です。 |
SIP Satellite Avoidance Route Class Label |
このパラメータは、SIP Route Class Naming Authority サービス パラメータで指定されているドメイン名のオーナーによって定義された、SIP シグナリングにおける衛星回避ルート クラスを表すラベルを指定します。Cisco Unified Communications Manager では、このパラメータの値と SIP Route Class Naming Authority パラメータの値を組み合わせ、SIP 衛星回避ルート クラス値を表す完全なシグナリング構文を作成します。このラベルは、衛星回避ルート クラスに基づいてルーティング決定を行う TDM ネットワークとのインターワーキング時に役立ちます。このパラメータは、ベンダー固有または配置固有の要件に基づいて変更できます。遠端のスイッチが、このパラメータで設定したのと同じ値を受信することが前提となっていることを確認します。サービス パラメータ SIP Route Class Naming Authority の詳細については、このパラメータのヘルプ テキストを参照してください。 このパラメータに指定する値には、次の規則が適用されます。 • 最大 64 文字。 • 指定できるのは英数字(A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9)またはダッシュ(-)だけです。 • ダッシュを指定できるのは英数字の間だけです。 このフィールドは必須かつ非表示です。デフォルトは [nosat] です。 ホットライン機能では、このパラメータを使用しません。ホットライン機能がサポートしているのは他のルート クラス機能です。 |
SIP Hotline Voice Route Class Label |
このパラメータは、SIP Route Class Naming Authority サービス パラメータで指定されているドメイン名のオーナーによって定義された、SIP シグナリングにおけるホットライン ボイス ルート クラスを表すラベルを指定します。Cisco Unified Communications Manager では、このパラメータの値と SIP Route Class Naming Authority パラメータの値を組み合わせ、SIP ホットライン ボイス ルート クラス値を表す完全なシグナリング構文を作成します。このラベルは、ホットライン ボイス ルート クラスに基づいてルーティング決定を行う TDM ネットワークとのインターワーキング時に役立ちます。このパラメータは、ベンダー固有または配置固有の要件に基づいて変更できます。遠端のスイッチが、このパラメータで設定したのと同じ値を受信することが前提となっていることを確認します。サービス パラメータ SIP Route Class Naming Authority の詳細については、このパラメータのヘルプ テキストを参照してください。 このパラメータに指定する値には、次の規則が適用されます。 • 最大 64 文字。 • 指定できるのは英数字(A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9)またはダッシュ(-)だけです。 • ダッシュを指定できるのは英数字の間だけです。 このフィールドは必須です。デフォルトは [hotline] です。 |
SIP Hotline Data Route Class Label |
このパラメータは、SIP Route Class Naming Authority サービス パラメータで指定されているドメイン名のオーナーによって定義された、SIP シグナリングにおけるホットライン データ ルート クラスを表すラベルを指定します。Cisco Unified Communications Manager では、このパラメータの値と SIP Route Class Naming Authority パラメータの値を組み合わせ、SIP ホットライン データ ルート クラス値を表す完全なシグナリング構文を作成します。このラベルは、ホットライン データ ルート クラスに基づいてルーティング決定を行う TDM ネットワークとのインターワーキング時に役立ちます。このパラメータは、ベンダー固有または配置固有の要件に基づいて変更できます。遠端のスイッチが、このパラメータで設定したのと同じ値を受信することが前提となっていることを確認します。サービス パラメータ SIP Route Class Naming Authority の詳細については、このパラメータのヘルプ テキストを参照してください。 • このパラメータに指定する値には、次の規則が適用されます。 • 最大 64 文字。 • 指定できるのは英数字(A ~ Z、a ~ z、0 ~ 9)またはダッシュ(-)だけです。 • ダッシュを指定できるのは英数字の間だけです。 このフィールドは必須です。デフォルトは [hotline-ccdata] です。 |
Cisco Unified Communications Manager の管理でのホットラインの設定項目へのアクセス
表 26-3 に、Cisco Unified Communications Manager の管理でのホットラインの設定項目を示します。ただし、 表 26-2 で説明されているホットラインのサービス パラメータは除きます。関連する設定手順については、次の項を参照してください。
• 「ホットラインのサービス パラメータの設定」
• 『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の
表 26-3 Cisco Unified Communications Manager の管理でのホットラインの設定項目
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[デバイス(Device)] > [電話(Phone)]
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[ホットラインデバイス(Hot line Device)] |
このデバイスをホットライン デバイスにするには、このチェックボックスをオンにします。コールを受信するホットライン デバイスは、別のホットライン デバイスからのコールだけを受信し、ホットライン以外の発信者を拒否します。この機能は、オフフックになると自動的に 1 つの電話番号をダイヤルするように電話機を設定する PLAR の拡張機能です。ホットラインを使用する場合、PLAR を使用するデバイスに適用できる追加的な制限が発生します。 また、ホットラインを実装するには、補足サービス ソフトキーのないソフトキー テンプレートを作成し、ホットライン デバイスに適用する必要があります。 |
[デバイス(Device)] > [トランク(Trunk)]
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[ルートクラスシグナリングを使う(Route Class Signaling Enabled)] |
ドロップダウン リストで、ポートのルート クラス シグナリングを有効または無効にします。次のいずれかの値を選択します。 • [デフォルト(Default)]:この値を選択すると、デバイスでは Route Class Signaling サービス パラメータの設定値を使用します。 • [オフ(Off)]:この値は、ルート クラス シグナリングを有効にする場合に選択します。この設定は、Route Class Signaling サービス パラメータよりも優先されます。 • [オン(On)]:この値は、ルート クラス シグナリングを無効にする場合に選択します。この設定は、Route Class Signaling サービス パラメータよりも優先されます。 ルート クラス シグナリングによって、受信側デバイスに特殊なルーティング要件または終端要件が通知されます。ポートでホットライン機能をサポートできるようにするには、この設定を有効にする必要があります。 このパラメータは SIP トランクで使用可能です。 |
[デバイス(Device)] > [ゲートウェイ(Gateway)]
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[ルートクラスシグナリングを使う(Route Class Signaling Enabled)] |
ドロップダウン リストで、ポートのルート クラス シグナリングを有効または無効にします。次のいずれかの値を選択します。 • [デフォルト(Default)]:この値を選択すると、デバイスでは Route Class Signaling サービス パラメータの設定値を使用します。 • [オフ(Off)]:この値は、ルート クラス シグナリングを有効にする場合に選択します。この設定は、Route Class Signaling サービス パラメータよりも優先されます。 • [オン(On)]:この値は、ルート クラス シグナリングを無効にする場合に選択します。この設定は、Route Class Signaling サービス パラメータよりも優先されます。 ルート クラス シグナリングによって、受信側デバイスに特殊なルーティング要件または終端要件が通知されます。ポートでホットライン機能をサポートできるようにするには、この設定を有効にする必要があります。 このパラメータは MGCP PRI および T1/CAS ゲートウェイ ポートで使用可能です。 |
[ボイスルートクラスの符号化(Encode Voice Route Class)] |
ボイス コールのボイス ルート クラスを符号化するには、このチェックボックスをオンにします。ボイスはデフォルトのルート クラスであるため、通常は明示的な符号化は必要ありません。無効(デフォルト設定)の場合、ポートではボイス ルート クラスが明示的に符号化されません。ボイス ルート クラス(明示的に符号化されているかどうかに関係なく)は、ダウンストリーム デバイスでコールをボイスとして識別するために使用できます。 このパラメータは MGCP T1/CAS ゲートウェイ ポートで使用可能です。 |
[コールルーティング(Call Routing)] > [ルート/ハント(Route/Hunt)] > [ルートパターン(Route Pattern)]
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[ルートクラス(Route Class)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、このルート パターンのルート クラス設定を選択します。 • [デフォルト(Default)] • [ボイス(Voice)] • [データ(Data)] • [衛星回避(Satellite Avoidance)] • [ホットラインボイス(Hotline voice)] • [ホットラインデータ(Hotline data)] ルート クラスは、コールのトラフィック クラスを識別する DSN コードです。ルート クラスによって、ダウンストリーム デバイスに特殊なルーティング要件または終端要件が通知されます。[デフォルト(Default)] 設定では、着信コールの既存のルート クラスが使用されます。 デフォルト以外のルート クラス設定を使用するのは、着信 T1 CAS ルート クラス桁数を Cisco Unified Communications Manager ルート クラス値に変換(および桁数を除去)する場合だけにしてください。パターン設定を使用する他の着信コールに、デフォルト以外のルート クラス設定を割り当てる必要はありません。 |
[コールルーティング(Call Routing)] > [トランスレーションパターン(Translation Pattern)]
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[ルートクラス(Route Class)] |
ドロップダウン リスト ボックスから、このトランスレーション パターンのルート クラス設定を選択します。 • [デフォルト(Default)] • [ボイス(Voice)] • [データ(Data)] • [衛星回避(Satellite Avoidance)] • [ホットラインボイス(Hotline voice)] • [ホットラインデータ(Hotline data)] ルート クラスは、コールのトラフィック クラスを識別する DSN コードです。ルート クラスによって、ダウンストリーム デバイスに特殊なルーティング要件または終端要件が通知されます。[デフォルト(Default)] 設定では、着信コールの既存のルート クラスが使用されます。 デフォルト以外のルート クラス設定を使用するのは、着信 T1 CAS ルート クラス桁数を Cisco Unified Communications Manager ルート クラス値に変換(および桁数を除去)する場合だけにしてください。パターン設定を使用する他の着信コールに、デフォルト以外のルート クラス設定を割り当てる必要はありません。 |
[発呼側番号によるネクストホップのルート(Route Next Hop By Calling Party Number)] |
発信側番号に基づいてルーティングを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。これは、発信者 ID 情報に基づいたコールのスクリーニングがクラスタ間で機能するために必要となります。 |
[デバイス(Device)] > [デバイスの設定(Device Settings)] > [ソフトキーテンプレート(Softkey Template)]
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ホットライン電話機から補足サービス ソフトキーを削除するソフトキー テンプレートを設定します。 |
ホットラインのトラブルシューティング
ホットラインのトラブルシューティングについては、『 Troubleshooting Guide for Cisco Unified Communications Manager』を参照してください。