障害復旧
障害復旧システム(DRS; 障害復旧システム)は、Cisco Unified CM の管理ページから起動することができ、完全なデータのバックアップ機能および復元機能を提供します。障害復旧システム を使用して、スケジュールされた自動データ バックアップまたはユーザ起動のデータ バックアップを定期的に実行できます。
障害復旧システム は、次の機能を備えています。
• バックアップ タスクおよび復元タスクを実行するためのユーザ インターフェイス
• バックアップ機能および復元機能を実行するための分散システム アーキテクチャ
• スケジュールされたバックアップ
• 物理テープ ドライブまたはリモート SFTP サーバへのアーカイブ バックアップ
お客様との Service Level Agreement(SLA; サービス レベル契約)によっては、実行可能な障害復旧モデルがウォーム スタンバイ モデルになります。このモデルでは、2 番目の Cisco Unity Connection サーバがリモート ロケーションまたは障害復旧用ロケーションに配置されますが、データベースにデータは入力されません。毎夜間に実行される Connection システムで DRS バックアップが実行され、これらのバックアップはリモート ロケーションまたは障害復旧用ロケーションに格納されます。障害が発生した場合、バックアップはリモート ロケーションまたは障害復旧用ロケーションにある Connection サーバに復元されます。バックアップ サーバ用のライセンス ファイルを事前に購入することも、元の Connection システムからバックアップ用の Connection サーバにライセンス ファイルを転送することもできます。
障害復旧システムの詳細については、『 Disaster Recovery System Administration Guide for Cisco Unity Connection Release 7.x 』を参照してください。このドキュメントは、 http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/drs_administration/guide/7xcucdrsag.html から入手可能です。