この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、DPE で使用する CLI コマンドについて詳細に説明しています。コマンドライン インターフェイスの起動方法と停止方法、およびハードウェア Device Provisioning Engine(DPE)の場合と Solaris DPE の場合で異なる点を取り上げます。
このマニュアルで説明されている CLI は、DPE-590 デバイスと DPE-2115 デバイスの両方で使用されます。これらのハードウェア DPE で使用されるコマンドと Solaris DPE で使用されるコマンドは異なる場合があります。それぞれのタイプの DPE で使用されるコマンドについては、「コマンドの使用方法」を参照してください。
コマンドライン インターフェイスへのアクセス方法は、ハードウェア DPE と Solaris DPE とで異なります。ハードウェア DPE にアクセスするには、Telnet を使用するか、または実際の DPE デバイスのコンソール ポートにアクセスします。Solaris の CLI には、ポート 2323 に Telnet 接続している場合にのみアクセスできます。
DPE-590 または DPE-2115 のいずれかを使用している場合、コンピュータをハードウェア DPE のシリアル コンソール ポートに接続する必要があります。接続したら、次の手順を実行します。
ステップ 1 コンピュータと DPE 間の Hyper Terminal 接続を開始します。接続されると、DPE パスワードを入力するように求められます。
ステップ 2 DPE パスワードを入力して、必要な CLI 操作を続行します。
(注) デフォルトの DPE パスワードは changeme ですが、このパスワードは、BACC 管理者のユーザ インターフェイスを開始するために使用するパスワードとは異なります。
Solaris Device Provisioning Engine のコマンドライン インターフェイスには、リモート ホストまたはローカル ホストのいずれかからアクセスできます。
リモート ホストから Solaris DPE のコマンドライン インターフェイスにアクセスするには、次のコマンドを実行します。
ローカル ホストから Solaris DPE のコマンドライン インターフェイスにアクセスするには、次のいずれかのコマンドを実行します。
(注) Solaris CLI に対して Telnet 接続できない場合、CLI が実行されていないことが考えられます。そのときは、次のコマンドを使用して CLI サーバを起動する必要があります。
/etc/init.d/bprAgent start cli
CLI コマンドの中には、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できるものがあります。一方、そのいずれかでしか使用できないものもあります。個々のコマンドでサポートされている DPE は、それぞれのコマンドの説明で適切に示されています。また、このサポート状況は 表1-1 でも簡単に確認できます。
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BACC CLI は、次の機能グループで構成されています。各章では、それぞれのグループについて詳しく説明しています。