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この章では、ハードウェア DPE とソフトウェア DPE の両方で実行できるコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドについて詳細に説明しています。これらのコマンドは、Broadband Access Center for Cable(BACC)の Device Provisioning Engine(DPE)を管理および監視するために使用されます。
(注) CLI コマンドには、ハードウェア DPE とソフトウェア DPE の両方で実行できるものもありますが、特定の DPE タイプでしか使用できないものもいくつかあります。コマンドのリストおよび使用できる DPE については、「コマンドの使用方法」および表1-1 を参照してください。
ここでは、DPE に作用する次の構成コマンドについて説明します。
• 「dpe provisioning-group primary」
• 「no dpe provisioning-group primary」
• 「dpe provisioning-group secondary」
• 「no dpe provisioning-group secondary」
• 「interface ethernet 0...1 provisioning enabled」
• 「interface ethernet 0...1 provisioning fqdn」
• 「interface ethernet <intf0|intf1> provisioning enabled」
• 「interface ethernet <intf0|intf1> provisioning fqdn <fqdn>」
• 「no tftp allow-write-access」
(注) この付録で紹介されている DPE の CLI コマンドの出力例は、コマンドをハードウェア DPE と Solaris DPE のどちらで実行したかによって、若干異なる場合があります。
このコマンドは、ローカル ユーザ(ログイン)認証またはリモート TACACS+ ユーザ認証を実行するように CLI を設定するときに使用します。この設定は、すべての Telnet インターフェイスおよびコンソール CLI インターフェイスに適用されます。
aaa authentication コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
• local:これまでのすべてのバージョンの BACC で使用されているデフォルトの認証方式です。
• tacacs:この認証方式では、TACACS+ サーバ リストで見つかった各サーバとの TACACS+ 交換が CLI によって試行されます。この試行は、指定した回数だけ継続されます。プロトコル交換が成功する前にサーバ リストの最後に到達した場合は、自動的にローカル認証モードになります。したがって、TACACS+ サービスがまったく使用不可である場合でも CLI にアクセスできます。
(注) TACACS+ 認証ではユーザ名とパスワードを入力するように求められますが、ローカル認証ではパスワードの入力だけが求められます。このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。ハードウェア DPE では、コンソール モードでのみ使用できます。
認証モードを TACACS に設定する場合の aaa authentication コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE キャッシュ全体を消去して、サーバをクリーンな状態にリセットするときに使用します。DPE を再起動すると、RDU に接続されて、RDU のデータベースに格納されている情報を基にキャッシュが再作成されます。DPE で大きな問題が発生したときは、キャッシュをクリアするだけです。このコマンドを実行すると、自動的に DPE のデバイス キャッシュが再作成されるか、キャッシュへの読み込みが再開されます。このプロセスは、完了までに長時間かかる場合があります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
clear cache コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
コマンドを入力すると、DPE キャッシュがクリアされ、その結果クリアになった領域の大きさを示すプロンプトが表示されます。キャッシュをクリアできない状況が存在する場合は、失敗の理由も表示されます。
このコマンドは、DPE 上の DOCSIS 共有秘密(DSS)を設定するときに使用します。DSS は、CMTS メッセージの完全性チェック(MIC)の計算に使用されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。ハードウェア DPE では、コンソール モードでのみ使用できます。
docsis shared-secret コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
• (format):後続の共有秘密ストリングが、クリア テキストで入力されるか、暗号化されたテキスト ストリングとして入力されるかを指定します。フォーマットを指定するには、次のように入力します。
–0:クリア テキスト ストリングを使用する場合。これがデフォルトの設定です。
–7:IOS によって暗号化された共有秘密テキスト ストリングを使用する場合。
このコマンドを実行した後に show running config コマンドを使用すると、新しい行が表示され、共有秘密とそのフォーマットが示されます。
docsis shared-secret コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE の DSS 機能をディセーブルにするときに使用します。このコマンドを使用しても、DSS の使用が完全にディセーブルになるわけではありません。DPE の DSS をディセーブルにすると、ローカル機能の代わりに RDU のグローバル DSS が使用されます。
このコマンドを入力すると、DSS は即座にディセーブルになります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。ハードウェア DPE では、コンソール モードでのみ使用できます。
no docsis shared-secret コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE で Network Registrar 拡張ポイントとの通信に使用されるポート番号を設定するときに使用します。ファイアウォールに関連した理由で変更する必要がない限り、このポート番号はそのまま使用できます。
(注) このコマンドを実行する前に、DPE を停止しておく必要があります。稼動中の DPE でこのコマンドを実行しようとした場合、「ERROR: DPE must be stopped before changing the port number」というエラー メッセージが表示されます。このコマンドによって変更された内容を有効にするには、DPE を再起動する必要があります。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
dpe port コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
このコマンドは、DPE サーバで使用されるプライマリ プロビジョニング グループを設定するときに使用します。ほとんどの DPE は単一のプライマリ プロビジョニング グループを使用して構成されますが、複数のプロビジョニング グループを選択すると、複数の DHCP サーバでこの DPE を使用できるようになります。
(注) 音声技術がイネーブルになっているとき、DPE は常に単一のプロビジョニング グループにしか所属できません。
デバイス数の多いプロビジョニング グループを新しく割り当てたとき、DPE を再起動するのに長時間かかる場合があります。これは、各プロビジョニング グループではキャッシュの同期化、新しいプロビジョニング グループではキャッシュの完全な再作成が必要なためです。
通常の状況では、プロビジョニング グループは、DPE が最初にネットワーク上に配置されたときにのみ変更するものです。
(注) プロビジョニング グループの変更内容を有効にするには、DPE を再起動する必要があります。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
dpe provisioning-group primary コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• name:割り当てられたプライマリ プロビジョニング グループを表します。
• *:複数のプロビジョニング グループのエントリを許可します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
dpe provisioning-group primary コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、構成されたプライマリ プロビジョニング グループをクリアするときに使用します。プライマリ プロビジョニング グループが利用できない場合、他のプロビジョニング グループのバックアップまたは TFTP ファイル キャッシュとして、DPE を使用することができます。
(注) 変更内容を有効にするには、DPE を再起動する必要があります。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
no dpe provisioning-group primary コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
コマンドを入力すると、設定されているすべてのプライマリ プロビジョニング グループがクリアされます。このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して DPE を再起動することで変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
no dpe provisioning-group primary コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE サーバで使用されるセカンダリ プロビジョニング グループを設定するときに使用します。ほとんどの DPE は単一のプライマリ プロビジョニング グループを使用して構成されますが、複数のプロビジョニング グループを選択すると、複数の DHCP サーバでこの DPE を使用できるようになります。セカンダリ プロビジョニング グループは、プライマリ プロビジョニング グループが利用できないか過負荷の状態に陥っている場合にのみ、プロビジョニングに使用されます。
デバイス数の多いプロビジョニング グループを新しく割り当てたとき、DPE を再起動するのに長時間かかる場合があります。これは、各プロビジョニング グループではキャッシュの同期化、新しいプロビジョニング グループではキャッシュの完全な再作成が必要なためです。
通常の状況では、プロビジョニング グループは、デバイスが最初にネットワーク上に配置されたときにのみ変更するものです。
(注) プロビジョニング グループの変更内容を有効にするには、DPE を再起動する必要があります。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
dpe provisioning-group secondary コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• name:割り当てられたセカンダリ プロビジョニング グループを表します。
• *:複数のプロビジョニング グループのエントリを許可します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
dpe provisioning-group secondary コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、構成されたセカンダリ プロビジョニング グループをクリアするときに使用します。セカンダリ プロビジョニング グループが利用できない場合、他のプロビジョニング グループのプライマリとして、DPE を使用することができます。
(注) このコマンドによって変更された内容を有効にするには、DPE を再起動する必要があります。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
no dpe provisioning-group secondary コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
コマンドを入力すると、設定されているすべてのセカンダリ プロビジョニング グループがクリアされます。このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して DPE を再起動することで変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
no dpe provisioning-group secondary コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、この DPE が接続される RDU を表示するときに使用します。通常、RDU はデフォルトのポートに設定しますが、セキュリティ上の理由から、RDU を標準以外のポートで実行するように設定することもできます。
(注) 変更内容を有効にするには、DPE を再起動する必要があります。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
dpe rdu-server コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <host>:RDU が実行されているホストを表します。
• <port>:DPE との接続に使用される RDU のリスニング ポート番号(通常は 49187)を表します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
dpe rdu-server コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、この DPE が接続される RDU を割り当てるときに使用します。これは、関連付けられたポートの IP アドレスとして指定します。通常、RDU はデフォルトのポートに常駐しますが、セキュリティ上の理由から、RDU を標準以外のポートに設定することもできます。
(注) 変更内容を有効にするには、DPE を再起動する必要があります。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
dpe rdu-server コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <x.x.x.x>:RDU の IP アドレスを表します。
• <port>:DPE との接続に使用される RDU のリスニング ポート(通常は 49187)を表します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
dpe rdu-server コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE を再起動するときに使用します。DPE は、リロード オペレーションを行う前に実行されている必要があります。DPE が 60 秒以内に停止されていない場合、BACC エージェントによって DPE が自動的に停止され、その旨を伝えるアラート メッセージが表示されます。メッセージが表示された後、DPE が再起動します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
dpe reload コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
このコマンドは、RDU との通信に必要な共有秘密情報を設定するときに使用します。2 台のサーバで設定された共有秘密情報が一致しない場合、通信は失敗します。セキュリティ上の理由から、このコマンドはコンソール接続の場合にのみ利用できます。Telnet 接続の場合はアクセスできません。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。ハードウェア DPE では、コンソール モードでのみ使用できます。変更内容を有効にするには、DPE を再起動する必要があります。
dpe shared-secret コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
<secret> は、RDU の共有秘密を表します。このコマンドをコンソール モードで実行した場合、これは暗号化されたテキストとして表示されることがあります。Telnet セッションで実行した場合は、共有秘密情報が設定されていることのみ通知されます。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に dpe reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
dpe shared-secret コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE を起動するときに使用します。DPE がすでに実行されているときは使用できません。DPE を正常に起動しても、DPE が正常に実行されるという保証はありません。DPE ログをチェックして、DPE が正しく起動されたことを確認します。さらに、ログを定期的にチェックして、別のエラーが発生していないかどうかを確認します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
dpe start コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
このコマンドは、DPE を停止するときに使用します。DPE が実行されていないときは使用できません。DPE が 60 秒以内に停止されていない場合、DPE エージェントによって DPE が自動的に停止され、その旨を伝えるアラート メッセージが表示されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
dpe stop コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
このコマンドは、イーサネットのインターフェイスをプロビジョニング オペレーションに使用するかどうかを制御するときに使用します。このコマンドは、スプリット ネットワーキングの使用を許可するときに使用します。スプリット ネットワーキングとは、通信に直面するデバイスをプロビジョニング システム側の通信と分離するための技術です。プロビジョニングがイネーブルになっているポートだけが、DHCP サーバとの通信に使用されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
interface ethernet <0...1> provisioning enabled コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <0...1>:イーサネットのインターフェイスを表します。
• <true/false>:このインターフェイスでプロビジョニングがイネーブルになっているかどうかを示します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
interface ethernet <0...1> provisioning enabled コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、特定のインターフェイスに完全修飾ドメイン名を設定するときに使用します。プロビジョニング FQDN は、特定の DPE インターフェイスを接続するためにデバイスに設定する FQDN です。そのインターフェイス上でプロビジョニングがイネーブルになっている場合にのみ使用されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
interface ethernet <0...1> provisioning fqdn コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <0...1>:イーサネットのインターフェイスを表します。
• <fqdn>:特定のインターフェイスに設定される完全修飾ドメイン名を表します。
(注) 両方の DPE アプライアンス インターフェイスの IP をイネーブルにし、プロビジョニング FQDN を同一の名前に設定しても、PacketCable には何の影響もありません。この音声技術には、常に最初のインターフェイスの IP アドレスが使用されるためです。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
interface ethernet <0...1> provisioning fqdn コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、「interface ethernet 0...1 provisioning enabled」のコマンドと同じ機能を実行するときに使用します。唯一の例外は、このコマンドは Solaris DPE に限り実行可能であるということです。プロビジョニング FQDN は、特定の DPE インターフェイスを接続するためにデバイスに設定する FQDN です。そのインターフェイス上でプロビジョニングがイネーブルになっている場合にのみ使用されます。
(注) このコマンドは、Solaris DPE に限り使用できます。
interface ethernet [intf0/intf1] provisioning enabled コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <intf0/intf1>:イーサネットのインターフェイスを表します。
• <true> :イネーブルになっているプロビジョニングを示します。
• <false> :ディセーブルになっているプロビジョニングを示します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
interface ethernet [intf0/intf1] provisioning enabled コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、特定のインターフェイスに完全修飾ドメイン名を設定するときに使用します。これは、DHCP オプション 177 サブオプション -3 の SNMPEntity として送信される FQDN です。
(注) このコマンドは、Solaris DPE に限り使用できます。
interface ethernet [intf0/intf1] provisioning fqdn コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <intf0/intf1>:イーサネットのインターフェイスを表します。
• <fqdn> :特定のインターフェイスに設定される完全修飾ドメイン名を表します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「dpe reload」を参照してください。
interface ethernet [intf0/intf1] provisioning fqdn コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、デバイス構成の設定を表示するときに使用します。
このコマンドをライセンスのない DPE で実行した場合は、次のようなメッセージが表示されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show device-config コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
<mac> には、任意のデバイスの MAC アドレスを指定します。有効な MAC アドレス形式は、type,len,addr です。次の例を参考にしてください。
• 9,10,43:43:31:32:33:34:35:36:2d:41
正確なサイズのオクテット、たとえば 000102030405 や 00:01:02:03:04:05(MAC アドレス ヘッダーが 1,6 である場合)も使用できます。
show device-config コマンドの使用例を次に示します。この使用例の目的上、DPE の MAC アドレスを 1,6,00:00:00:00:00:03 と仮定します。
(注) ここでは、デモのためにコマンドの出力例の一部のみ紹介しています。
このコマンドは、DPE が実行されているかどうかをチェックするときに使用します。結果として、プロセスの状態および稼動の統計(実行されている場合)が表示されます。このコマンドによって、DPE が正常に実行されているかどうかは確認できません。プロセスが実行されているかどうかのみ示されます。ただし、DPE が実行されているときに出力される DPE 統計は、DPE によって要求が正常にサービスされているかどうかを確認するために使用できます。
このコマンドをライセンスのない DPE で実行した場合は、次のようなメッセージが表示されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show dpe コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
このコマンドは、現在の DPE 設定を表示するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show dpe config コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
show dpe config コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、TFTP の書き込み要求によるディレクトリの作成を許可するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
tftp allow-create-dirs コマンドの使用例を次に示します。
(注) TFTP の読み取りオペレーション中、TFTP サーバではキャッシュのみが検索されます。ただし、tftp allow-read-access CLI コマンドが実行されている場合、キャッシュの前にローカル ファイル システムが検索されます。必要なファイルがローカル ファイル システムに存在する場合は、そこから読み取りが行われます。それ以外の場合、TFTP サーバではキャッシュだけが検索され、そこにファイルが存在すればそのまま使用されます。キャッシュにファイルが存在しない場合、TFTP サーバから RDU にファイルの要求が送信されます。
TFTP では、DPE キャッシュへの書き込みは行われません。対象となるのは、ローカル ファイル システムだけです。tftp allow-write-access DPE CLI コマンドを実行すると、TFTP ホーム ディレクトリに書き込むことができます。デフォルトでは、ディレクトリの作成やファイルの上書きは許可されていませんが、tftp allow-create-dirs や tftp allow-override コマンドを使用すれば可能になります。
このコマンドは、TFTP の書き込み要求によるディレクトリの作成をディセーブルにするときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
no tftp allow-create-dirs コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、TFTP の書き込み要求による既存ファイルの上書きを許可するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
tftp allow-override コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、TFTP の書き込み要求による既存ファイルの上書きをディセーブルにするときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
no tftp allow-override コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、ファイル システムからの TFTP の読み取り要求をイネーブルにするときに使用します。このコマンドがイネーブルなとき、ローカル ディレクトリに DPE の必要なファイルが見つからない場合は、DPE キャッシュが検索されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
tftp allow-read-access コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、ファイル システムからの TFTP の読み取り要求をディセーブルにするときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
no tftp allow-read-access コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、ローカル ファイル システムへの TFTP の書き込み要求をサポートするときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
tftp allow-write- access コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、ファイル システムへの TFTP の書き込み要求をディセーブルにするときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
no tftp allow-write-access コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、TFTP の動的構成要求における要求者の IP アドレスの検証をイネーブルにするときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
tftp verify-ip コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
tftp verify-ip コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、TFTP の動的構成要求における要求者の IP アドレスの検証をディセーブルにするときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
no tftp verify-ip コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
no tftp verify-ip コマンドの使用例を次に示します。