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この章では、Broadband Access Center for Cable(BACC)のハードウェア DPE を管理および監視するために使用できるコマンドライン インターフェイス(CLI)コマンドについて詳細に説明しています。
ここでは、DPE 全体に作用するシステム コマンドについて説明します。次のようなコマンドがあります。
• 「enable」
• 「exit」
• 「help」
• 「interface ethernet 0...1 ip address」
• 「interface ethernet 0...1 ip enabled」
• 「reload」
• 「show interface ethernet <0...1> config」
• 「show interface ethernet <0...1> stats」
• 「show interface ethernet <intf0|intf1> config」
• 「show interface ethernet <intf0|intf1> stats」
• 「uptime」
このコマンドは、現在の時刻を設定するときに使用します。時刻の設定には DPE の日付が使用され、時刻は 24 時間形式で表されます。DPE では、時間合せに GMT が使用され、時刻の変更は即座に有効になります。
(注) ネットワーク タイム プロトコル(NTP)が使用されている場合、このコマンドを使用する必要はありません。詳細については、「ntp server(ホスト)」を参照してください。
このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
clock set コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <hh:mm:ss>:現在の時刻を 24 時間形式で表します。たとえば、午前 5 時は 05:00:00、午後の 11:37:30 は 23:37:30 と表されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
disable コマンドは、DPE CLI がイネーブル モードになっている場合にのみ使用します。いったんディセーブル モードをアクティブにすると、システム構成を表示できるコマンドだけが利用可能になります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
このコマンドは、DPE でイネーブル モードに入るためのアクセス パスワードを変更するときに使用します。すでにイネーブル モードになっている場合は、イネーブル パスワードだけを変更できます。いったんパスワードを変更すると、どのユーザもその時点から、イネーブル モードに入るために新しいパスワードの使用が要求されます。
このコマンドは、TACACS 認証がイネーブルになっている場合は使用できません(詳細については、「aaa authentication」を参照してください)。
(注) このコマンドを使用しても、ログイン パスワードは変更されません。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
enable password コマンドを入力するときは、コマンドラインまたは表示されたプロンプトに対して、パスワードを指定できます。次の構文を使用する必要があります。
<password> は、現在有効なパスワードを表します。または、オプションで新しいパスワードを指定します。このパラメータを省略した場合は、パスワードを入力するように求められます。
enable password コマンドの使用例を次に示します。
(注) 例によっては、パスワードのメッセージが異なることに注意してください。
enable コマンドは、イネーブル モードに入るときに使用します。システム構成を表示するとき、イネーブル モードである必要はありません。ただし、システムの構成、状態、およびデータを変更するときは、イネーブル モードでなければなりません。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
enable コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
コマンドを入力すると、DPE をイネーブル状態にするときに使用されるパスワードを入力するように求められます。
(注) パスワードの設定については、「enable password」を参照してください。
このコマンドは、DPE への Telnet 接続またはコンソール接続を閉じて、コンソールのログイン プロンプトに戻るときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
exit コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
このコマンドは、DPE CLI の使用方法に関するヘルプ画面を表示するときに使用します。特定のコマンドについてのヘルプが必要な場合は <system_command> ? を入力します。また、利用可能なコマンドをすべて表示するには ? を入力します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
1. コマンドの引数を入力しようとしているときは、完全なヘルプが利用できます。show ? のように入力すると、指定可能な引数の説明が表示されます。
2. 引数の一部だけを入力し、それに相当する引数を調べたいときは、部分的なヘルプが用意されています。たとえば、show stat? のように入力します。
help コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
このコマンドは、DPE のホスト名を設定するときに使用します。ホスト名は、主に DPE での表示に使用され、DPE の IP アドレスの DNS 名と一致している必要があります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
hostname コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
<hostname> は、割り当てられている DPE のホスト名を表します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「reload」を参照してください。
このコマンドは、DPE で使用されているイーサネット インターフェイスの IP アドレスを設定するときに使用します。この IP アドレスは、有効なゲートウェイと常に合わせておく必要があります。ゲートウェイが無効な場合、リブートが発生して、DPE がネットワーク上で使用できなくなる可能性があります。IP アドレスが正しく設定されていない場合は、DPE のコンソール ポートを使用して、デバイスを有効な IP で設定し直します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
interface ethernet <0...1> ip address コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <0...1>:イーサネットのインターフェイスを表します。
• <x.x.x.x>:割り当てられている DPE の IP アドレスを表します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「reload」を参照してください。
interface ethernet <0...1> ip address コマンドの使用例を次に示します。
(注) 変更内容を有効にするには、デバイスを再起動する必要があります。
このコマンドは、IP 通信をサポートするようにイーサネットのインターフェイスを設定するかどうかを制御するときに使用します。両方のインターフェイスがディセーブルになっている場合、デバイスにはネットワークの接続性がありません。通常は、冗長性またはスプリット ネットワーキングの使用を可能にするために、両方のインターフェイスがイネーブルになっていて、ネットワークに接続されています。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
interface ethernet <0...1> IP enabled コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <0...1>:イーサネットのインターフェイスを表します。
• <true/false>:DPE の IP インターフェイスがイネーブルかどうかを示します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「reload」を参照してください。
interface ethernet <0...1> ip enabled コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE のデフォルト ゲートウェイを設定するときに使用します。このデフォルト ゲートウェイは、いずれかの DPE インターフェイスから直接アクセスできるものでなければなりません。そうでないと、DPE は利用できなくなります。
DPE をリブートする前に、この設定を確認する必要があります。無効な値が設定されている場合、コンソール ポートから物理的に DPE に接続することが必要になることもあります。距離がある場合には、実際的ではありません。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
ip default-gateway コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
(x.x.x.x) は、デフォルト ゲートウェイの IP アドレスを表します。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「reload」を参照してください。
ip default-gateway コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE のデフォルト ゲートウェイをクリアするときに使用します。デフォルト ゲートウェイが指定されていない場合、直接のネットワーク接続か DPE のコンソール ポートを使用する以外に、DPE を利用できません。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
no ip default-gateway コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
このコマンドを使用したときは、このコマンドの後に reload コマンドを実行して変更内容を有効にする必要があります。詳細については、「reload」を参照してください。
no ip default-gateway コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE のドメイン名を設定するときに使用します。このドメイン名は、RDU への接続、または ping や traceroute コマンドの実行など、通信オペレーションの名前解決の際に使用されるものです。ドメイン名は、DPE にも関連付けられます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
ip domain-name コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
ip domain-name コマンドの使用例を次に示します。
(注) このコマンドによって変更された内容は、即座に有効になります。
このコマンドは、DPE のドメイン名をクリアするときに使用します。ドメイン名が指定されていない場合、すべてのリモート ホスト名を完全修飾ドメイン名で指定する必要があります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
no ip domain-name コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
no ip domain-name コマンドの使用例を次に示します。
(注) このコマンドによって変更された内容は、即座に有効になります。
このコマンドは、DPE で使用されるネーム サーバの IP アドレスを設定するときに使用します。ネーム サーバは、ホスト名を通信の IP アドレスに解決するために使用されます。RDU の指定に FQDN が使用される場合、RDU との通信を正常に行うには、有効なネーム サーバを指定する必要があります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
ip name-server コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
ip name-server コマンドの使用例を次に示します。
(注) このコマンドによって変更された内容は、即座に有効になります。
このコマンドは、DPE のネーム サーバをクリアするときに使用します。構成されているネーム サーバがない場合、すべての通信に明示的な IP アドレスを使用する必要があります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
no ip name-server コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
no ip name-server コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE のカスタム ルートを設定するときに使用します。次の構文の説明で示すように、3 つのパラメータが必要です。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
ip route コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
このコマンドは、指定されたカスタム ルートをクリアするときに使用します。ただし、デフォルト ルートはこの方法で削除できません。デフォルト ルートを変更するには、ip default-gateway コマンドを使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
no ip route コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
<x.x.x.x> は、システムから削除するルートを表します。
(注) このコマンドによって変更された内容は、即座に有効になります。
このコマンドは、ホストとして、タイム同期用のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバを指定するときに使用します。すべてのサーバを特定するのに必要な数のホストを指定できます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
ntp server(ホスト)コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
• <host_n>:1 つ目のサーバ ホスト名を表します。
• <host_ n+ >:2 つ目以降のサーバ ホスト名を表します。これは、1 つのホスト名だけを入力する場合は省略できます。
ホストが 1 台である場合と複数である場合の ntp server コマンドの使用例を次に示します。
ホストが 1 台である場合の ntp server コマンドの使用例を次に示します。
ホストが複数である場合の ntp server コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、IP アドレス形式を使用して、タイム同期用のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバを指定するときに使用します。すべてのサーバを特定するのに必要な数の IP アドレスを指定できます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
IP アドレスが 1 つである場合と複数である場合のこのコマンドの使用例を次に示します。
IP アドレスが 1 つである場合の ntp server コマンドの使用例を次に示します。
IP アドレスが複数である場合の ntp server コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、ネットワーク タイム プロトコル(NTP)をディセーブルにするときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
no ntp server コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
no ntp server コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、現在のシステム パスワードを変更するものであり、TACACS 認証がイネーブルになっている場合は使用できません(詳細については、「aaa authentication」を参照してください)。以降のログイン、および管理者アカウントを使用した FTP アクセスのパスワードは自動的に変更されます。
(注) このコマンドによって変更された内容は新しいユーザには有効ですが、現在ログインしているユーザの接続は解除されません。
このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
password コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
このコマンドは、DPE の電源をオフにするときに使用します。コマンドを実行すると、現在のユーザはすべてシステムから削除され、DPE がクリーンにシャットダウンされます。このコマンドを実行する前に、約 30 秒の間、ハード ドライブのアクティビティがないことを確認する必要があります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
poweroff コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
Telnet セッションでの poweroff コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE をリブートするときに使用します。コマンドを実行すると、現在のユーザはすべてシステムとの接続を解除されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
reload コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
このコマンドは、現在のシステムの時刻と日付を表示するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show clock コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
このコマンドは、利用可能な DPE コマンドの一覧を表示するときに使用します。表示されるコマンドは、使用中の接続タイプ(イネーブルまたはディセーブル)によって異なります。セキュリティ上の理由から、ハードウェア DPE で Telnet セッションとオペレーションのコンソール モードのどちらが使用されているかによって、このコマンドの出力結果は異なります。
show commands コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
show commands コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE が実行されているデバイスの CPU 使用状況を表示するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show cpu コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
ハードウェア DPE の場合の show cpu コマンドの使用例を次に示します。
Solaris DPE の場合の show cpu コマンドの使用例を次に示します。
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このコマンドは、DPE が現在使用しているディスクを確認するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show disk コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
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このコマンドは、DPE のホスト名を表示するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show hostname コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
show hostname コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、イーサネットのインターフェイスの設定を表示するときに使用します。これらは DPE のリブート時に使用される設定です。現在設定されている IP アドレスを表示するには、 show interface ethernet <0...1> config コマンドを使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
show interface ethernet <0...1> config コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
show interface ethernet <0...1> config コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE のイーサネット インターフェイスの統計を表示するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
show interface ethernet <0...1> stats コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
show interface ethernet <0...1> stats コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、イーサネットのインターフェイスの設定を表示するときに使用します。これらは DPE のリブート時に使用される設定です。現在設定されている IP アドレスを表示するには、 show interface ethernet [intf0|intf1] config コマンドを使用します。
(注) このコマンドは、Solaris DPE に限り使用できます。
show interface ethernet [intf0|intf1] config コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
show interface ethernet <intf0/intf1> config コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE のイーサネット インターフェイスの統計を表示するときに使用します。
(注) このコマンドは、Solaris DPE に限り使用できます。
show interface ethernet [intf0/intf1] stats コマンドを入力するときは、次の構文を使用する必要があります。
show interface ethernet [intf0|intf1] stats コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE の IP ルーティング テーブル(すべてのカスタム ルートを含む)を表示するときに使用します。デフォルト ゲートウェイはフラグ列に G フラグで示され、デフォルト ゲートウェイの開始を表します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show ip route コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
show ip route コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE の現在の一般的な IP 設定を表示するときに使用します。特定のインターフェイス設定を表示する場合は、 show interface コマンドを使用します。これらは DPE のリブート時に使用される設定です。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show ip コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
このコマンドは、DPE が実行されているデバイスで現在使用可能なメモリおよびスワップ領域を表示するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show memory コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
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このコマンドは、DPE の現在の設定を表示するときに使用します。このコマンドを実行すると、すべての設定オプションが表示されます。オプションの設定には、実際のコマンドが使用されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show running-config コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
show running-config コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE キャッシュに格納されているファイルだけを表示するときに使用します。このコマンドでは、ローカル ディレクトリにあるファイルは表示されません。ファイル サイズも一緒に表示されます。
このコマンドをライセンスのない DPE で実行した場合は、次のようなメッセージが表示されます。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show tftp files コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
show tftp files コマンドの使用例を次に示します。
(注) このコマンドを使用して、最大 500 個までの TFTP ファイルを表示できます。
このコマンドは、デバイスで実行されている DPE ソフトウェアの現在のバージョンを表示するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
show version コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
CLI では、TACACS+ サーバのリストが保持されています。このコマンドは、TACACS+ サーバを CLI の TACACS+ サーバ リストの末尾に追加するときに使用します。TACACS+ 認証がイネーブルの場合、各サーバの認証はリストされている順序で試行されます。この試行は、認証交換が成功するまで、またはリストの最後に到達するまで継続されます。リストの最後に到達した場合、CLI は自動的にローカル認証モードに戻ります。
オプションで暗号キーを指定すると、CLI で TACACS+ 暗号化を使用できます。この暗号キーを使用する場合、暗号キーは、指定した TACACS+ サーバで設定されているキーと一致する 必要があります 。暗号キーを省略すると、TACACS+ 暗号化はディセーブルになります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。ハードウェア DPE では、コンソール モードでのみ使用できます。
tacacs-server コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
tacacs-server コマンドの使用例を次に示します。
次の例では、IP アドレス(10.0.1.1)を使用し、暗号化なしで TACACS+ サーバを追加しています。
次の例では、IP アドレス(10.0.1.1)を使用し、暗号キー(hg667YHHj)を指定して TACACS+ サーバを追加しています。
次の例では、ホスト名(tacacs1.cisco.com)を使用し、暗号化なしで TACACS+ サーバを追加しています。
次の例では、ホスト名(tacacs1.cisco.com)を使用し、暗号キー(hg667YHHj)を指定して TACACS+ サーバを追加しています。
このコマンドは、TACACS+ サーバを CLI の TACACS+ サーバ リストから削除するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。ハードウェア DPE では、コンソール モードでのみ使用できます。
no tacacs-server コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
no tacacs-server コマンドの使用例を次に示します。
次の例では、IP アドレスを使用して TACACS+ サーバを削除しています。
次の例では、ホスト名を使用して TACACS+ サーバを削除しています。
特定の TACACS+ サーバを到達不能であると CLI が見なすまで実行される TACACS+ プロトコル交換のリトライ回数を設定します。この制限に達すると、CLI は TACACS+ サーバ リストの次のサーバに進みます。または、TACACS+ リストの最後に到達した場合は、ローカル認証に戻ります。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。ハードウェア DPE では、コンソール モードでのみ使用できます。
tacacs-server retries コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
<value> は、1 ~ 100 の無次元数です。このコマンドのデフォルト値は 2 です。
(注) この値はすべての TACACS+ サーバに適用されます。
tacacs-server retries コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、プロトコル交換が失敗したと見なすまで CLI が TACACS+ サーバの応答を待機する最大時間を設定するときに使用します。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。ハードウェア DPE では、コンソール モードでのみ使用できます。
tacacs-server timeout コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
<value> には、CLI が待機する時間の長さを指定します。この値の有効範囲は 1 ~ 300 秒で、デフォルト値は 5 秒です。
(注) この値はすべての TACACS+ サーバに適用されます。
タイムアウト値を 10 秒に設定する場合の tacacs-server timeout コマンドの使用例を次に示します。
このコマンドは、DPE で新しいソフトウェア アップグレードが必要なときに使用します。このとき、アップロードされたアップグレード ファイルが使用されます。これらのファイルは、.bpr という拡張子を持ち、FTP 着信ディレクトリに FTP 送信されます。アップグレードのプロセスでは、利用可能なアップデートがすべてスキャンされ、必要なアップデートが決定されます。ファイルは次のカテゴリに分類されます。
• 無効:DPE によって要求された形式と一致しないファイルです。
• 適用不可:DPE ではこれらのパッチは許可されません。アップデートが旧バージョンからのものであるか、またはバージョン間(現在のバージョンとアップデートされたバージョン)の差が大きすぎるためです。
• 適用可:これらのファイルを使用したアップデートが可能です。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE に限り使用できます。
upgrade コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。
コマンドを入力すると、DPE アップグレード プロセスが開始されます。アップデートが完了すると、アップデートが成功したことを示すプロンプトが表示されます。
このコマンドは、システムの稼動時間の長さを表示するときに使用します。この情報は、デバイスがリブートする頻度を測定するときに役立ちます。また、安定した状態での DPE の信頼性をチェックするときにも有用です。
(注) このコマンドは、ハードウェア DPE と Solaris DPE の両方で使用できます。
uptime コマンドを入力するときは、次のように入力するだけです。