この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco ONS 15216 EDFA3 FTP コマンドラインについて説明します。また、FTP サーバと ONS 15216 EDFA3 間でイメージやコンフィギュレーション ファイルを取得する方法や送信する方法についても説明します。
FTP は TCP/IP ネットワークを介してマシン間でファイルを共有するためのクライアント/サーバ プロトコルです。ローカル マシンでは、FTP クライアントが実行されます。リモート マシンには FTP サーバ が置かれます。2 つのマシン間でファイルを交換する前に、このサーバに接続する必要があります。
FTP セッションを開始するには、次のコマンドを使用します。
100.110.120.100 はホストの IP アドレスです。
接続が確立されると、RWA(読み取り/書き込み/管理)ユーザはユーザ名およびパスワードを使用してログインできます。FTP ホストに接続している場合は、 dir コマンドを使用してファイルの一覧を表示できます。この一覧には、リモート サーバ上のファイルおよびディレクトリが表示されます。 dir にファイル名を指定しない場合は、現在のディレクトリ内のファイルがすべて表示されます。
取得されるファイルはテキスト ファイルでないため、ファイル転送にはバイナリ モードを使用します。bin コマンドを使用して、バイナリ ファイル転送であることを指定します。
get コマンドを使用すると、ファイルが 1 つダウンロードされます。get コマンドの例は次のとおりです。
remote-file は取得するファイル、 local-file (オプション)はファイル システムにファイルを格納する場合の名前です。 get コマンドは、リモート サーバからローカル マシンにリモート ファイルをコピーします。ローカル ファイルのファイル名を指定すると、ダウンロードしたファイルにこの名前が使用されます。ローカル ファイル名を省略すると、ファイルはローカル デフォルト ディレクトリに同じ名前でコピーされます。
FTP セッションをログオフするには、FTP コマンドラインで quit 、 bye 、または disconnect と入力します。これらのコマンドはリモート サーバからユーザを切断して、FTP シェルを終了します。
FTP コマンドライン モードで help または ? コマンドを入力すると、すべての FTP コマンドが一覧表示されます。例11-1 を参照してください。
特定のコマンドのヘルプを表示するには、 help または ? のあとに、コマンド名を入力します(例11-2 を参照)。
(注) EDFA3 FTP Server はワイルドカード(*)コマンド、複数ファイルの送受信コマンド(mget、mput など)、または mkdir/rmdir や rename コマンドをサポートしません。
(注) ディレクトリを削除する場合は、rmdir でなく delete コマンドを使用できます。