l2tp tunnel hello
L2TP over IPsec 接続における hello メッセージの間隔を指定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで l2tp tunnel hello コマンドを使用します。この間隔をデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
l2tp tunnel hello interval
no l2tp tunnel hello interval
構文の説明
interval |
hello メッセージ間の間隔(秒)。デフォルトは 60 秒です。指定できる範囲は 10 ~ 300 秒です。 |
コマンド デフォルト
デフォルトは 60 秒です。
コマンド モード
次の表に、コマンドを入力できるモードを示します。
コマンドモード |
ファイアウォールモード |
セキュリティコンテキスト |
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ルーテッド |
トランスペアレント |
シングル |
マルチ |
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コンテキスト |
システム |
||||
グローバル コンフィギュレーション |
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— |
— |
コマンド履歴
リリース |
変更内容 |
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7.2(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
l2tp tunnel hello コマンドは、ASA による L2TP 接続の物理層に関する問題の検出を有効にします。デフォルトは 60 秒です。デフォルト設定を使用すると、L2TP トンネルが 180 秒後に切断されることが予想されます。60 秒未満の値に設定すると、問題が発生している接続はより早く切断されます。L2TP の最大再試行回数は 3 回です。
例
次に、hello メッセージ間の間隔を 30 秒に設定する例を示します。
ciscoasa(config)# l2tp tunnel hello 30