P コマンド
この章では、P で始まる Cisco Nexus Virtual Services Appliance コマンドについて説明します。
packet vlan
Virtual Supervisor Module(VSM)ドメイン パケット VLAN の VLAN ID を変更するには、 packet vlan コマンドを使用します。
packet vlan vlanid
構文の説明
vlanid |
VSM ドメイン パケット VLAN を識別する番号を指定します。有効な範囲は 1 ~ 3967 および 4048 ~ 4093 です。 |
コマンド モード
SVS ドメイン コンフィギュレーション(config-svs-domain)
ネットワーク管理者
コマンド履歴
|
|
4.0(4)SP1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、VSM ドメイン パケット VLAN の VLAN ID を 1117 に変更する例を示します。
n1010# configure terminal
n1010(config)# svs-domain
n1010(config-svs-domain)# packet vlan 1117
関連コマンド
|
|
login virtual-service-blade |
変更する VSM の Cisco Nexus 1000V CLI にログインします。 |
show svs-domain |
VSM のドメイン設定を表示します。 |
control vlan |
VSM ドメイン制御 VLAN の VLAN ID を変更します。 |
password strength-check
パスワードの強度の確認をイネーブルにするには、 password strength-check コマンドを使用します。パスワードの強度の確認をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
password strength-check
no password strength-check
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
デフォルト
この機能は、デフォルトでイネーブルにされています。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション(config)
ネットワーク管理者
コマンド履歴
|
|
4.0(4)SP1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、パスワードの強度の確認をイネーブルにする例を示します。
n1010# configure terminal
n1010(config)# password strength-check
次に、パスワードの強度の確認をディセーブルにする例を示します。
n1010# configure terminal
n1010(config)# no password strength-check
関連コマンド
|
|
role name |
ユーザ ロールに名前をつけて、そのロールのロール コンフィギュレーション モードに切り替えます。 |
show password strength-check |
パスワードの強度の確認の設定を表示します。 |
username |
ユーザ アカウントを作成します。 |
ping
別のデバイスへのネットワーク接続を IPv4 アドレス指定を使用して判別するには、 ping コマンドを使用します。
ping [ dest-ipv4-address | hostname | multicast multicast-group-address interface [ethernet slot/port | loopback number | mgmt0 | port-channel channel-number | vethernet number ] ] [ count { number | unlimited }] [ df-bit ] [ interval seconds ] [ packet-size bytes ] [ source src-ipv4-address ] [ timeout seconds ] [ vrf vrf-name ]
構文の説明
dest-ipv4-address |
宛先デバイスの IPv4 アドレスを指定します。形式は、 A . B . C . D です。 |
hostname |
宛先デバイスのホスト名。ホスト名では、大文字と小文字が区別されます。 |
multicast |
(任意)マルチキャスト ping を指定します。 |
multicast-group-address |
マルチキャスト グループ アドレスを指定します。形式は、 A . B . C . D です。 |
interface |
マルチキャスト パケットを送信するインターフェイスを指定します。 |
ethernet slot/port |
(任意)イーサネット インターフェイスのスロットとポート番号を指定します。 |
loopback number |
(任意)仮想インターフェイス番号を 0 ~ 1023 の範囲内で指定します。 |
mgmt0 |
(任意)管理インターフェイスを指定します。 |
port-channel channel-number |
(任意)ポートチャネル インターフェイスを 1 ~ 4096 の範囲内で指定します。 |
vethernet number |
(任意)仮想イーサネット インターフェイスを 1 ~ 1048575 の範囲内で指定します。 |
count |
(任意)送信の回数を指定します。 |
number |
ping の数。有効な範囲は 1 ~ 655350 です。デフォルトは 5 です。 |
unlimited |
無制限の回数の ping を許可します。 |
df-bit |
(任意)IPv4 ヘッダーの do-not-fragment ビットをイネーブルにします。デフォルトでは無効になっています。 |
interval seconds |
(任意)送信の間隔を秒数で指定します。範囲は 0 ~ 60 です。デフォルトは 1 秒です。 |
packet-size bytes |
(任意)送信するパケットサイズをバイト数で指定します。有効な範囲は 1 ~ 65468 です。デフォルト値は 56 バイトです。 |
source scr-ipv4-address |
(任意)使用する送信元 IPv4 アドレスを指定します。形式は、 A . B . C . D です。デフォルトは、デバイスの管理インターフェイスの IPv4 アドレスです。 |
timeout seconds |
(任意)無応答タイムアウトの間隔を秒数で指定します。指定できる範囲は 1 ~ 60 です。デフォルトは 2 秒です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティングおよびフォワーディング)の名前を指定します。デフォルトはデフォルト VRF です。 |
デフォルト
デフォルト値については、このコマンドの「構文の説明」を参照してください。
コマンド モード
任意のコマンド モード
ネットワーク管理者
コマンド履歴
|
|
4.0(4)SP1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、別のデバイスへの接続を IPv4 アドレス指定を使用して判別する例を示します。
n1010# ping 172.28.231.246 vrf management
PING 172.28.231.246 (172.28.231.246): 56 data bytes
64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=1 ttl=63 time=0.799 ms
64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=2 ttl=63 time=0.597 ms
64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=3 ttl=63 time=0.711 ms
64 bytes from 172.28.231.246: icmp_seq=4 ttl=63 time=0.67 ms
--- 172.28.231.246 ping statistics ---
5 packets transmitted, 4 packets received, 20.00% packet loss
round-trip min/avg/max = 0.597/0.694/0.799 ms
関連コマンド
|
|
ping6 |
IPv6 アドレスを使用して別のデバイスとの接続を確認します。 |
port-profile
ポート プロファイルを作成してポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始するには、 port-profile コマンドを使用します。ポート プロファイル コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
port-profile name
no port-profile name
構文の説明
name |
ポート プロファイル名。名前の長さは最大 80 文字です。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション(config)
ネットワーク管理者
コマンド履歴
|
|
4.0(4)SP1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco Nexus 1000V 上の各ポート プロファイルのポート プロファイル名は一意であることが必要です。
例
次に、AccessProf という名前のポート プロファイルを作成する例を示します。
n1010# configure terminal
n1010(config)# port-profile AccessProf
次に、AccessProf という名前のポート プロファイルを削除する例を示します。
n1010# configure terminal
n1010(config)# no port-profile AccessProf
関連コマンド
|
|
show port-profile name profile_name |
ポート プロファイルに関する情報を表示します。 |
pwd
現在のディレクトリを表示するには、 pwd コマンドを使用します。
pwd
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
コマンド履歴
|
|
4.0(4)SP1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、現在のディレクトリを表示する例を示します。
関連コマンド
|
|
cd |
現在の作業ディレクトリを変更します。 |
dir |
ディレクトリの内容を表示します。 |
rmdir |
ディレクトリを削除します。 |