Cisco ICM ソフトウェアアップグレードマイグレーションガイド ICM 4.6.2 からICM 5.0(0)、および ICM 4.6.2 またはICM 5.0(0) からICM/IP Contact Center Enterprise Edition リリース

ICM 4.6.2 から ICM 5.0 へのアップグレード計画

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アップグレード計画

ICM システムのアップグレードを計画する際には、まず次のものを作成します。

• ネットワーク インベントリ

• データ バックアップ計画

• ネットワーク設定のバックアップ

• デフォルト ルーティング計画

• テスト計画

• 詳細な アップグレード作業のスケジュール

• アップグレード手順の定義

• アップグレード後のテストの定義

• 関係者への通知

ICM 4.6.2 ベースライン

ICM システム 4.6.2 から ICM システム 5.0 へのアップグレードを実施する前に、次のベースラインを構築する必要があります。

• Cisco ICM 4.6.2

• Microsoft SQL 7.0 SP3/4

• Microsoft Windows 2000 SP3

（注） 『Cisco ICM Windows 2000 Planning for Release 5.0』および『Cisco ICM Release 5.0 Staging on Windows 2000』を参照してください。

（注） IPCC システムをアップグレードする場合は、ICM ソフトウェア 5.0 のリリース ノートにある IPCC の項、または 5.0 の『Cisco ICM ソフトウェア管理ガイド』を参照してください。

ハードウェアに関する推奨事項

ICM システムのハードウェア（ハード ドライブ、メモリなど）は、ICM ソフトウェア リリース 5.0 を使用するための要件を満たしている必要があります。

ICM システムを適切に運用するには、ハードウェアの仕様が非常に重要となります。アップグレードの前にすべてのサーバを監査して、ハードウェアのアップグレードが必要かどうかを判断する必要があります。

最初に、ICM 5.0 のハードウェア仕様とソフトウェア仕様を確認してください。ICM ソフトウェア バージョン 5.0 へのアップグレードに必要なハードウェアの最小要件は、次の URL にある Cisco ICM の『Bill of Material』（BOM）に記載されています。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/icm/ccbubom/ccbubom.pdf

ソフトウェア要件

Cisco ICM ソフトウェア リリース 5.0 を使用するには、少なくとも次のレベルのサード パーティ ソフトウェアを各 ICM コンポーネントで使用する必要があります。

関連資料

ICM システムのアップグレードを計画する際には、ICM、IPCC、および Remote Monitoring Suite に関連する Cisco Intelligent Call Management の資料を参照する必要があります。

ICM システムを 4.6.2 から 5.0 へアップグレードする際には、次の資料をいつでも参照できるように準備しておいてください。

• 『Cisco ICM Software Documentation Set』（ICM ソフトウェア バージョン 5.0）

• 『Cisco ICM Software WebView Administrator Guide』（ICM ソフトウェア バージョン 5.0）

• Cisco ICM ソフトウェア 5.0 のリリース ノート

• 5.0 のソフトウェア CD に収録されているホット フィックスの Read Me ファイル