IPCC Enterprise サーバ プラットフォーム
IPCC 7.0(0) のコンポーネントがサポートされているのは、Cisco MCS または MCS と同等のサーバだけです。 プラットフォームのサイジングに関する推奨ガイドラインなど、ハードウェア要件の個別項目(サーバの特定ブランドやモデルではありません)については、『 Cisco ICM/IPCC Enterprise 7.0(0) Bill of Materials 』(BOM)を参照してください。
『 Cisco ICM/IPCC Enterprise 7.0(0) Bill of Materials 』は Cisco.com から入手できます。次の URL にアクセスしてください。
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1001/products_usage_guidelines_list.html
次の表は、同じマシンにインストールできる IPCC コンポーネントについての一般的なガイドラインです。 詳細な展開モデル、パフォーマンスの制約、ネットワークに関する考慮事項、およびインストール オプションについては、『 Cisco IP Contact Center Enterprise Edition ネットワーク デザイン(SRND) 』を参照してください。
(注) IPCC コンポーネントは、必ず「クリーン」な状態のマシン(オペレーティング システムと前提ソフトウェアを新規にインストールしたマシン)にインストールしてください。 どのような場合でも、IPCC コンポーネントをドメイン コントローラや DNS サーバにインストールすることは避けてください。
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CallManager |
専用マシンにインストールしてください。 CallManager と同じマシンには、他の IPCC Enterprise コンポーネントをインストールしないでください。 |
ICM |
ICM ソフトウェア コンポーネントは、耐障害性を確保するために、(サイド A およびサイド B に)二重化してインストールしてください。 ICM Logger は、他の ICM ソフトウェア コンポーネントと別のマシンにインストールしてください。 一般的に、CTI サーバは IPCC PG と同じマシンにインストールします(これは、必須条件ではありません)。 |
IP IVR |
IP IVR は、ICM Logger またはアドミン ワークステーションと同じマシンにインストールしないでください。 |
CTI OS および CAD |
CTI OS Agent Desktop と Supervisor Desktop は、別々のマシンにインストールしてください。 |
Cisco Collaboration Server |
Collaboration Server のデータベース サーバとクライアントは、別々のマシンにインストールしてください。 Cisco Collaboration Server を Dynamic Content Adapter と同じマシンにインストールしないでください。 |
Cisco E-Mail Manager |
E-Mail Manager のデータベース サーバとクライアントは、別々のマシンにインストールしてください。 |
Dynamic Content Adapter |
Dynamic Content Adapter は、専用のマシンにインストールしてください。 Dynamic Content Adapter を Cisco Collaboration Server と同じマシンにインストールしないでください。 |
Cisco Media Blender |
IPCC Enterprise ネットワークおよび Active Directory ドメインの要件について
System IPCC 7.0(0) コンポーネントには、Windows Active Directory ドメインが必要です。 Active Directory の設定とその他のネットワーク設定の要件の詳細については、『 Cisco ICM/IPCC Enterprise & Hosted Editions ステージング ガイド 』を参照してください。 ネットワークに関するその他の検討事項や計画に関するガイドラインについては、『 Cisco IP Contact Center Enterprise Edition ネットワーク デザイン(SRND) 』を参照してください。
IPCC Enterprise のサード パーティ ソフトウェア要件について
多くの IPCC コンポーネントには、そのインストール前にロードされていなければならないサード パーティ製の前提ソフトウェアがあります。 各 IPCC コンポーネントの前提ソフトウェアを確認するには、次のドキュメントを参照してください。
(注) サポートされているサード パーティ製ソフトウェアのバージョンについては、『Cisco ICM/IPCC Enterprise 7.0(0) Bill of Materials』を参照してください。
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Cisco CallManager |
『 CallManager インストレーション ガイド 』 |
Cisco IP-IVR |
『 Cisco IP IVR インストレーション・ガイド 』 |
Cisco ISN |
『 Cisco Internet Service Node Installation Guide 』 |
Cisco ICM ソフトウェア |
『 ICM Installation Guide for Cisco ICM Enterprise Edition 』 |
Cisco CTI Object Server |
『 CTI OS System Manager's Guide for Cisco ICM/IPCC Enterprise & Hosted Editions 』 |
Cisco Collaboration Server |
『 Cisco Collaboration Server Installation Guide for Cisco ICM/IPCC Enterprise & Hosted Editions 』 |
Cisco Media Blender |
『 Cisco Media Blender Installation Guide for Cisco ICM/IPCC Enterprise & Hosted Edition s』 |
Cisco Dynamic Content Adapter |
『 Cisco Dynamic Content Adapter Installation and Integration Guide 』 |
Cisco E-Mail Manager |
『 Cisco E-Mail Manager Installation and Configuration Guide for Cisco ICM/IPCC Enterprise & Hosted Edition s』 |
ライセンス要件とシステム制約
ライセンス要件とシステム制約については、『 Cisco Intelligent Contact Management Software Release 7.0(0) Bill of Materials 』を参照してください。
IPCC の国際化サポートとローカリゼーションのサポート
System IPCC Enterprise の国際化サポートとローカリゼーションのサポートの詳細については、『 Cisco Intelligent Contact Management Software Release 7.0(0) Bill of Materials 』を参照してください。
IPCC 環境でサポートされていないコンポーネント機能について
このセクションでは、IPCC Enterprise の展開で使用した場合にサポートされなくなる各コンポーネントの機能を示します。
• IPCC Enterprise では、CRS クラスタリング(同じ CTI ルート ポイントにフェールオーバーする二重化された IP IVR)はサポートされません。
• CRS 4.0(IP IVR)では、スクリプト用のリポジトリ プロファイルを複数のクラスタで共有することは許可されません。
• IPCC Enterprise 7.0 ではパーティショニングはサポートされません。
IPCC Enterprise コンポーネントをインストールして設定する前に、『 ICM/IPCC Enterprise 7.0 Release Notes 』を参照して、IPCC Enterprise 環境でサポートされていないコンポーネント機能および設定を確認してください。 IPCC Enterprise では、Cisco Call Manager の一部の機能を使用できないため、特に注意が必要です。
『 ICM/IPCC Enterprise 7.0 Release Notes 』は、
http://www.cisco.com/en/US/products/sw/custcosw/ps1001/prod_release_notes_list.html で参照できます。