Client Matter Codes の概要
Client Matter Codes 機能を使用する場合、ユーザはクライアント マター コードを入力して、特定のダイヤルされた番号に接続する必要があります。ルート パターンを使用して CMC を有効または無効にし、複数のクライアント マター コードを設定できます。CMC 対応のルート パターンを使用してルーティングされる番号をダイヤルすると、ユーザはトーンによってクライアント マター コードの入力を求められます。ユーザが有効な CMC を入力すると、コールが開始されます。ユーザが無効なコードを入力すると、リオーダーが発生します。CMC は CDR に書き込みを行うため、CAR(CDR Analysis and Reporting)を使用して情報を収集できます。CAR はクライアントのアカウンティングと料金請求のレポートを生成します。
Client Matter Codes 機能は、各クライアントのコールの長さを追跡する必要がある法律事務所、会計事務所、コンサルティング会社、その他の企業や組織などで役立ちます。CMC を実装する前に、CMC を通して追跡するクライアント グループ、個人、集団などのすべてのリストを入手しておく必要があります。コードを連続して割り当てるか、任意の順番で割り当てるか、または既存のクライアント番号を CMC に使用するかなど、特定のコード構造が必要であるかどうかを決定します。追跡する各クライアント(またはグループ、個人など)には、Cisco CallManager Administration の Client Matter Code Configuration ウィンドウでクライアント マター コードを追加する必要があります。次に、Cisco CallManager Administration で、新しいルート パターンまたは既存のルート パターンに対して CMC を有効にします。CMC の設定が完了したら、CMC 対応のルート パターンを指定するようにダイヤル プランのドキュメントを更新したことを確認します。
ヒント ほとんどのコールでユーザが CMC を入力するように設定する場合は、ダイヤル プランのほとんどまたはすべてのルート パターンで、CMC を有効にすることを考慮してください。このような場合、ユーザはクライアントに関連していないコールに関しては、CMC と コードを 1 つ(555 など)取得する必要があります。すべてのコールが自動的にユーザに対して CMC の入力を求めます。ユーザは、CMC を起動したり、特別な数字をダイヤルする必要はありません。たとえば、ユーザが電話番号をダイヤルすると、システムはユーザに対してクライアント コードの入力を求めます。クライアントの事柄に関連するコールの場合、ユーザは適切な CMC を入力します。コールがクライアントに無関係な場合、ユーザは 555 を入力します。
選択した番号のユーザだけが CMC を入力する場合は、たとえば、8.@ を使用するなど、CMC 専用のルート パターンを新しく作成することを考慮してください。このようなパターンを作成すると、ユーザが 8 で始まる電話番号を入力した場合だけ、システムはクライアント コードの入力を求めます。このような方法で CMC を実装すると、CMC を起動する手段を提供しながら、既存のダイヤル プランをそのまま残すことができます。たとえば、クライアントに関連するコールでは、ユーザは 8-214-555-1234 をダイヤルして、CMC を起動します。クライアントに関連しない一般的なコールでは、ユーザは通常通り、214-555-1234 だけをダイヤルします。
Forced Authorization Codes の概要
Cisco CallManager Administration のルート パターンを使用して FAC を有効にする場合は、意図したコールの受信者に接続するために、認証コードを入力する必要があります。ユーザが FAC 対応のルート パターンを使用してルーティングされる番号をダイヤルすると、システムは認証コードの入力を求めるトーンを再生します。
Cisco CallManager Administration では、様々なレベルの認証を設定できます。ユーザ認証コードが、ダイヤルした番号へのルーティングに指定された認証のレベルに一致していないか、または超えている場合、ユーザにはリオーダー音が聞こえます。認証が受け入れられると、コールが開始されます。認証の名前は CDR(Call Detail Record)に書き込みを行うため、CAR(CDR Analysis and Reporting)を使用して情報を編成できます。CAR はアカウンティングと料金請求のレポートを生成します。
FAC は、単科大学や総合大学など、特定のクラスのコールへのアクセスを制限することで利点を得られるさまざまな組織で使用できます。同様に、一意の認証コードを割り当てることによって、どのユーザがコールを発信したかを判別できます。各ユーザに認証コードを指定し、適切な チェックボックスをオンにして、関連するルート パターンの FAC を有効にし、そのルート パターンを使用したコールに最小限の認証レベルを指定します。Cisco CallManager Administration のルート パターンを更新した後、ダイヤル プランのドキュメントを更新して、FAC 対応のルート パターンを定義し、認証レベルを設定します。
FAC を実装するには、認証レベルのリストと対応する説明を作成して、レベルを定義する必要があります。認証レベルは 0~255 の範囲で指定する必要があります。シスコでは、任意の認証レベルを使用することができるため、組織にとって意味のある番号を定義できます。レベルを定義する前に、システムに対して設定できる例またはレベルを示した次の事項を検討してください。
• 北米での州間の長距離電話に認証レベル 10 を設定する。
• 州内のコールは州間のコールよりもコストがかかることがあるため、北米での州内の長距離電話に認証レベル 20 を設定する。
• 国際電話に認証レベル 30 を設定する。
ヒント 認証レベルを 10 ずつ増加することで、より多くの認証コードを追加する必要がある場合に備えたスケーラビリティのある構造を確立できます。
インタラクションおよび制限事項
CMC と FAC は同時に実装することも、別々に実装することもできます。たとえば、ユーザに対し、長距離電話などの特定のクラスのコールをかけることを許可するとともに、特定のクライアントへのコールのクラスを割り当てるとします。前の例で示したように CMC と FAC を同時に実装した場合、ユーザは番号をダイヤルし、プロンプトが示されたらユーザ固有の認証コードを入力して、次のプロンプトでクライアント マター コードを入力します。CMC と FAC のトーンはユーザには同じ音に聞こえるため、これらの機能では、最初のトーンの後で認証コードを、2 番目のトーンの後で CMC を入力するようユーザに指示します。
Cisco CallManager が提供する冗長性は、Cisco CallManager で実行される通常のプロセスを処理します。
CMC 機能と FAC 機能は、すべての Cisco IP Phone モデルと MGCP 制御によるアナログ ゲートウェイで動作します。
CMC および FAC を実装する前に、次の制限事項を確認してください。
• 電話番号をダイヤルした後、聴覚に障害のあるユーザは、認証コードまたはクライアント マター コードを入力する前に 1~2 秒待つ必要があります。
• FAC 対応ルート パターンまたは CMC 対応ルート パターンに転送されるコールは、コードを入力するユーザがいないため失敗します。この制限事項は、Cisco CallManager Administration または Cisco CallManager User Options ページで設定されたコールの転送に適用されます。コールの転送を設定することはできますが、FAC 対応ルート パターンまたは CMC 対応ルート パターンに転送されたすべてのコールはリオーダーになります。ユーザが CFwdALL ソフトキーを押し、FAC または CMC が有効になっているルート パターンの番号を入力すると、ユーザはリオーダーを受信し、コールの転送は失敗します。
FAC または CMC が有効なルート パターンにコールが転送されるような設定を防止することはできません。コードが入力されないため、これらのルート パターンを使用して転送されたコールは切断されます。コール処理割り込みを最小限にするには、コールの転送を設定する前に番号をテストします。これを行うには、転送先の番号をダイヤルします。コードを入力するように求められても、その番号へのコール転送は設定しないでください。この方法をユーザにアドバイスし、転送コールが目的の宛先に到達しないことによって発生する苦情の件数を削減します。
• シスコは、FAC または CMC をローカライズしていません。CMC 機能と FAC 機能は、Cisco CallManager がサポートしているどのロケールに対しても、同じデフォルト トーンを使用しています。
• Cisco CallManager ではユーザに対してコードの入力を求めるタイミングを判別できないため、CMC 機能と FAC 機能は、オーバーラップ送信をサポートしていません。Route Pattern Configuration ウィンドウの Require Forced Authorization Code または Require Client Matter Code チェックボックスをオンにすると、Allow Overlap Sending チェックボックスは無効になります。Allow Overlap Sending チェックボックスをオンにすると、Require Forced Authorization Code および Require Client Matter Code チェックボックスは無効になります。
• システムは、H.323 ゲートウェイとのオーバーラップ送信とオーバーラップ受信をサポートしています。H.323 モジュールのユーザは、H.323 デバイスにセットアップ メッセージを送信するために、すべての桁をダイヤルする必要はありません。Route Pattern Configuration ウィンドウの Allow Overlap Sending チェックボックスをオンにすると、個々のルート パターンのオーバーラップ送信機能を有効にできます。オーバーラップ受信機能を有効にするには、Overlap Receiving Flag for H.323 サービス パラメータを設定します。
• FAC と CMC のトーンを再生できるのは、SCCP Phone、TAPI/JTAPI ポート、および MGCP FXS ポートの上だけです。
• H.323 アナログ ゲートウェイはトーンを再生できないため、FAC または CMC をサポートしていません。
• FAC と CMC をサポートする CTI デバイスには、制限事項があります。詳細については、「CTI、JTAPI、および TAPI アプリケーションでの FAC/CMC の使用方法」を参照してください。
• Cisco WebDialer は FAC または CMC をサポートしていません。
• Cisco IP SoftPhone はトーンを再生できませんが、Cisco SoftPhone ユーザが電話番号をダイヤルした後、コードを入力する前にユーザが 1~2 秒待つことで、CMC および FAC を使用できます。
• FAC または CMC に # を追加しない場合、システムは T302 タイマーを待ち、コールを延長します。
• ダイヤルした番号が FAC または CMC を有効にしたルート パターンを使用してルーティングされる場合、電話機の Redial ソフトキーを押すときは、認証コードまたは CMC を入力する必要があります。シスコは、以前のコールで入力されたコードを保存しません。
• 短縮ダイヤル ボタンには、認証コードまたは CMC を設定できません。システムがコードの入力を求めたら、コードを入力する必要があります。
Cisco Bulk Administration Tool(BAT)の使用方法
CMC および FAC の挿入、更新、削除には、BAT を使用します。これらの作業を行うための詳細については、このリリースの Cisco CallManager と互換性のある『 Cisco CallManager Bulk Administration ガイド 』を参照してください。
CAR(CDR Analysis and Reporting)の使用方法
CAR(CDR Analysis and Reporting)を使用すると、認証コード名、認証レベル、および CMC の詳細などのコール詳細を提供するレポートを実行できます。CAR でレポートを生成する方法の詳細については、『 Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド 』と『 Cisco CallManager Serviceability システム ガイド 』を参照してください。
CTI、JTAPI、および TAPI アプリケーションでの FAC/CMC の使用方法
多くの場合、Cisco CallManager は CTI、JTAPI、または TAPI アプリケーションに対して、ユーザがコール中にコードを入力する必要があることをアラートできます。ユーザがコールを発信する場合、Ad Hoc 会議を作成するか、FAC または CMC を有効にしたルート パターンを使用して打診転送を実行しますが、ユーザはトーンを受信したら、コードを入力する必要があります。ユーザが FAC または CMC を有効にしたルート パターンを使用してコールを転送またはブラインド転送する場合、ユーザはトーンを受信しないため、アプリケーションがコードを Cisco CallManager に送信する必要があります。Cisco CallManager が適切なコードを受信すると、コールは目的の宛先に接続されます。Cisco CallManager が適切なコードを受信しない場合、Cisco CallManager はどのコードが欠落しているかを示すエラーをアプリケーションに送信します。
Cisco CallManager は、FAC または CMC を有効にしたルート パターンを使用したコール転送をサポートしていません。詳細については、「インタラクションおよび制限事項」を参照してください。
システム要件
次の情報は、CMC および FAC を使用する場合の最小限の要件です。
• Cisco CallManager 4.1:クラスタ内のすべてのサーバ
• 最新のサポート パックをインストールした Microsoft Windows 2000:クラスタ内のすべてのサーバ
CMC および FAC のインストール
CMC および FAC 機能は、Cisco CallManager のインストール時に自動的にインストールされます。これらの機能を Cisco CallManager ネットワークで使用できるようにするには、「CMC および FAC の設定チェックリスト」で説明されている作業を実行する必要があります。
CMC および FAC の設定チェックリスト
CMC および FAC を設定する際は、 表5-1 をガイドとして使用します。
クライアント マター コードの検索
Cisco CallManager を使用すると、特定の条件に基づいて、特定の CMC を検索できます。CMC を検索するには、次の手順を実行します。
(注) ブラウザ セッションでの作業中、Cisco CallManager Administration は、検索プリファレンスを保持します。ほかのメニュー項目に移動してこのメニュー項目に戻った場合、検索を変更するかブラウザを閉じない限り、Cisco CallManager Administration によって検索プリファレンスが保持されます。
手順
ステップ 1 Feature >Client Matter Code を選択します。
Find and List ウィンドウが表示されます。
ヒント データベースに登録されているすべての CMC を検索するには、検索文字を入力せずに Find をクリックします。
ステップ 2 最初の Find Client Matter Codes where ドロップダウン リスト ボックスから、Client Matter Code または Description などのオプションを 1 つ選択します。
(注) 最初のドロップダウン リスト ボックスで選択した基準によって、検索で生成されるリストのソート方法が決まります。たとえば、Client Matter Code を選択すると、結果リストの左のカラムに Client Matter Code カラムが表示されます。
ステップ 3 2 番目の Find Client Matter Codes where ドロップダウン リスト ボックスから、begins with、contains、ends with、is exactly などのオプションを 1 つ選択します。
ステップ 4 必要に応じて適切な検索文字を入力して、 Find をクリックします。また、ページごとに表示する項目の件数を指定できます。
(注) 適切な CMC の横にあるチェックボックスをオンにして、Delete Selected をクリックすると、Find and List ウィンドウから複数の認証コードを削除できます。ウィンドウに表示されたすべての CMC を削除するには、Matching records タイトルバーのチェックボックスをオンにして、Delete Selected をクリックします。
ステップ 5 レコードのリストで、表示する CMC をクリックします。
選択した CMC がウィンドウに表示されます。
関連項目
• 「Client Matter Codes の概要」
• 「インタラクションおよび制限事項」
• 「システム要件」
• 「CMC および FAC の設定チェックリスト」
• 「クライアント マター コードの追加」
• 「クライアント マター コードの更新」
• 「クライアント マター コードの削除」
• 「CMC の設定項目」
• 「ルート パターンでの Client Matter Codes の有効化」
CMC の設定項目
表5-2 と次の項を併せて使用します。
• 「クライアント マター コードの追加」
• 「クライアント マター コードの更新」
表5-2 CMC を追加する場合の設定項目
|
|
Client Matter Code |
コールを開始するときにユーザが入力する一意のコードを 16 桁以内で入力します。このコードを使用したコールは、CDR に表示されます。 |
Description |
50 文字以内の名前を入力します。このオプション フィールドはクライアント コードをクライアントに関連付けます。 |
Forced Authorization Code の検索
Cisco CallManager を使用すると、特定の条件に基づいて、特定の FAC を検索できます。FAC を検索するには、次の手順を実行します。
(注) ブラウザ セッションでの作業中、Cisco CallManager Administration は、検索プリファレンスを保持します。ほかのメニュー項目に移動してこのメニュー項目に戻った場合、検索を変更するかブラウザを閉じない限り、Cisco CallManager Administration によって検索プリファレンスが保持されます。
手順
ステップ 1 Feature > Forced Authorization Code を選択します。
Find and List ウィンドウが表示されます。
ヒント データベースに登録されているすべての認証コードを検索するには、検索文字を入力せずに Find をクリックします。
ステップ 2 最初の Find Authorization Codes where ドロップダウン リスト ボックスから、Authorization Code Name、Authorization Code、または Authorization Code Level などのオプションを 1 つ選択します。
(注) 最初のドロップダウン リスト ボックスで選択した基準によって、検索で生成されるリストのソート方法が決まります。たとえば、Authorization Code Name を選択すると、結果リストの左のカラムに Authorization Code Name カラムが表示されます。
ステップ 3 2 番目の Find Authorization Codes where ドロップダウン リスト ボックスから、begins with、contains、ends with、is exactly などのオプションを 1 つ選択します。
ステップ 4 必要に応じて適切な検索文字を入力して、 Find をクリックします。また、ページごとに表示する項目の件数を指定できます。
(注) 適切な FAC の横にあるチェックボックスをオンにして、Delete Selected をクリックすると、Find and List ウィンドウから複数の認証コードを削除できます。ウィンドウに表示されたすべての FAC を削除するには、Matching records タイトルバーのチェックボックスをオンにして、Delete Selected をクリックします。
ステップ 5 レコードのリストで、表示する認証コードをクリックします。
選択した FAC がウィンドウに表示されます。
関連項目
• 「Forced Authorization Codes の概要」
• 「インタラクションおよび制限事項」
• 「システム要件」
• 「CMC および FAC の設定チェックリスト」
• 「Forced Authorization Code の追加」
• 「Forced Authorization Code の更新」
• 「Forced Authorization Code の削除」
• 「FAC の設定項目」
• 「ルート パターンでの Forced Authorization Codes の有効化」
FAC の設定項目
表5-3 と次の項を併せて使用します。
• 「Forced Authorization Code の追加」
• 「Forced Authorization Code の更新」
表5-3 FAC の設定項目
|
|
Authorization Code Name |
一意の名前を 50 文字以内で入力します。この名前は、認証コードと特定のユーザまたはユーザのグループを関連付けます。このコードを使用するコールについては、この名前が CDR に表示されます。 |
Authorization Code |
一意の認証コードを 16 文字以内で入力します。ユーザは、FAC 対応ルート パターンを使用してコールを発信するときに、このコードを入力します。 |
Authorization Level |
0~255 の範囲の 3 桁の認証レベルを入力します。デフォルトは 0 です。認証コードに割り当てるレベルによって、ユーザが FAC 対応ルート パターンを使用してコールをルーティングできるかどうかが決定されます。コールを正しくルーティングするには、ユーザ認証レベルが、コールのルート パターンに指定されている認証レベルと比較して同等または上位である必要があります。 |
ユーザへの情報の提供
機能の設定が完了したら、次の情報をユーザに通知します。
• 「インタラクションおよび制限事項」に説明されている制限事項をユーザに通知します。
• たとえば認証コード、認証レベル、クライアント マター コードなど、これらの機能を使用するために必要なすべての情報をユーザに提供します。番号をダイヤルするとコードの入力を求めるトーンが聞こえることを、ユーザに通知します。
• FAC の場合、ユーザ認証コードを入力して発信されたコールは、ユーザまたはユーザの部署に属すると見なされます。認証コードを覚えておくか、安全な場所に記録しておくようユーザに勧めます。
• ユーザが使用できるコールの種類を通知します。たとえば、電話機の管理者に問題を知らせる前に、ユーザは電話を切り、ダイヤルした番号とコードをリトライする必要があります。
• トーンが完了する前にコードを入力できることをユーザに通知します。
• ユーザがコードを入力した後、コールをすぐにルーティングするには、電話機の # を押します。押さない場合、コールはディジット間タイマー(T302)が満了した後に接続されます。このタイマーは、デフォルトで 15 秒です。
• ユーザが無効なコードを入力すると、電話はリオーダー音を再生します。コードの入力を間違えた場合は、電話を切り、もう一度コールを開始する必要があります。リオーダー音が続く場合は、ユーザは電話またはシステムの管理者に、コードに問題がある可能性があることを知らせる必要があります。
その他の情報
関連項目
• 『 Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「ルート パターンの設定」
• 『 Cisco CallManager システム ガイド 』の「ルート プランの概要」
その他のシスコ マニュアル
• Cisco CallManager Bulk Administration ガイド
• Cisco CallManager Serviceability システム ガイド
• Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド