電話からの Cisco Unity Connection SRSV へのアクセス
このマニュアルでは、シスコが販売するもの、およびお客様が用意するものを含めて、Cisco Unity Connection SRSV でサポートされるプラットフォームについて説明します。
Connection のインストール アプリケーションでは、このマニュアルに示す仕様またはモデルと完全に適合していない限り、サーバにインストールできないようになっています。
Connection SRSV のカンバセーションについて
電話で Cisco Unity Connection SRSV にアクセスすると、Connection SRSV のカンバセーションが再生されます。録音された指示とプロンプトに従い、メッセージを受信できます。Connection SRSV へのアクセスには、任意の電話を使用できます。
電話の次の機能を使用して、Connection SRSV を使用できます。
電話のキーパッド |
電話のキーパッドでキーを押します。 |
Connection SRSV のカンバセーションでの電話のキーパッドの使用
Connection SRSV のカンバセーションにはいくつかのバージョンがあり、それぞれで Connection SRSV メニュー オプションのキーパッドのマッピングが異なります。(たとえば、あるバージョンではメッセージを削除するのに 3 を押しますが、別のバージョンではメッセージを削除するのに 7 を押すことがあります)。
ユーザに対して再生されるカンバセーションのバージョンは、Connection SRSV の管理者が決定します。通常は、ユーザが使い慣れているキーパッド マッピングが設定されたカンバセーションを管理者が選択します。どのカンバセーションを使用するよう設定されているかについては、Connection SRSV の管理者に問い合わせてください。
ボイスメールの基本
Cisco Unity Connection SRSV の呼び出し
Cisco Unity Connection SRSV は、デスクフォン、社内の別の電話機から呼び出すことができます。
手順
ステップ 1 該当する番号をダイヤルして Connection SRSV を呼び出します。
ステップ 2 社内の別の電話機から呼び出している場合は、Connection SRSV が応答したら、*(アスタリスク キー)を押します。
ステップ 3 指示に従って ID を入力し、#(ポンド キー)を押します。
ステップ 4 Connection SRSV PIN を入力して、# を押します。
ボイス メッセージの送信
ボイス メッセージは、内線番号をダイヤルしなくても他の Cisco Unity Connection SRSV ユーザに送信できます。
ヒント Connection SRSV では、すばやく選択できるように、一致リストが再生されます。リストから受信者を選択するには # を押します。前の名前に移動するには 7 を、次の名前に移動するには 9 を押します。リストの最初に移動するには 77 を、リストの最後に移動するには 99 を押します。
受信確認の管理
Cisco Unity Connection SRSV を使用して作業している場合は、次のタイプの受信確認を処理する可能性があります。
メッセージを目的の受信者に配信できなかった場合に、通知される不達確認メッセージ。
メッセージを確認する場合、Connection SRSV はその他のメッセージとともに受信確認を再生します。他のメッセージと同じ方法で受信確認を再生して削除します。返信または転送はできません。
開封確認では、送信したメッセージを再生した受信者のリストが Connection SRSV によって再生されます。不達確認(NDR)では、Connection SRSV によって、メールボックスでメッセージを受け入れなかった受信者が示されます。
Connection SRSV が NDR を再生した後は、元のメッセージを再生し、それを受信できなかった受信者に再送できます。メッセージを再送するときに、コメントを録音したり、受信者リストを変更したり、配信オプションを変更したりすることができます。メッセージを再送すると、Connection SRSV によって NDR が自動的に削除されます。
• 電話のキーパッドを使用した受信確認の管理
• 電話のキーパッドを使用した受信確認の管理
手順
ステップ 1 コールをして Connection SRSV にログインします。
ステップ 2 メイン メニューで、[新規メッセージを再生(Play New Messages)] オプションを選択し、[受信確認(Receipts)] を選択します。
ステップ 3 指示に従って、受信確認を管理します。
メッセージ ジャンプ オプションを使用したメッセージの検索
メッセージを聞く際、メッセージ ジャンプ オプションを使用して、メッセージの番号を入力することによって特定のメッセージを検索できます。
• 電話のキーパッドを使用したメッセージ ジャンプでのメッセージの検索
• 電話のキーパッドを使用したメッセージ ジャンプでのメッセージの検索
手順
ステップ 1 コールをして Connection SRSV にログインします。
ステップ 2 メイン メニューで、適切なメニュー オプション([新規メッセージを再生(Play new messages)] または [古いメッセージを確認(Review Old Messages)])を選択します。
ステップ 3 メッセージ ジャンプ ショートカット キーを押します。
ヒント メッセージ番号を入力するプロンプトを再生するために使用するショートカット キーについては、Connection SRSV の管理者に問い合わせてください。
ステップ 4 指示に従ってメッセージ番号を入力し、その後に # を入力します。
ステップ 5 プロンプトに従って、再生したメッセージを処理します。
削除されたメッセージの管理
削除されたメッセージについて
Cisco Unity Connection SRSV では、削除済みメッセージが保存されるので、再生、復元、または完全に削除できます。
削除済みメッセージの完全な削除
メッセージの削除は、特に Cisco Unity Connection SRSV が一定時間の経過後にメッセージを自動的に削除するように設定されていない場合、メールボックスのサイズを削減できる重要な手段です。
メッセージ保持ポリシーを適用するようにシステムが設定されているかどうかを、Connection SRSV の管理者に確認してください。Connection SRSV では、メッセージ保存ポリシーが適用されていても示されず、またポリシーの結果としてメッセージが完全に削除される前に警告は示されません。Connection SRSV に保持ポリシーが設定されていない場合は、定期的にメッセージを完全に削除してください。
電話のキーパッドを使用したメッセージの完全削除
手順
ステップ 1 コールをして Connection SRSV にログインします。
ステップ 2 メイン メニューで、[古いメッセージを確認(Review Old Messages)]、[削除済みメッセージ(Deleted Messages)] オプションの順に選択します。
ステップ 3 指示に従って、削除されたメッセージの確認と削除を個別に行うか、すべてのメッセージを同時に削除します。
削除済みメッセージのチェック
削除済みメッセージは、新しいメッセージや開封済みメッセージと同様に、再生できます。また、削除済みメッセージは、新しいメッセージまたは開封済みメッセージとして復元することもできます。
デフォルトでは、最も新しいメッセージが最初に再生されます。削除されたメッセージでは、メッセージ タイプ メニューを使用可能にしたり、タイプによって再生順序を指定したりできないことに注意してください。
電話のキーパッドを使用した削除されたメッセージの確認
手順
ステップ 1 コールをして Connection SRSV にログインします。
ステップ 2 メイン メニューで、[古いメッセージを確認(Review Old Messages)]、[削除済みメッセージ(Deleted Messages)] オプションの順に選択します。
ステップ 3 プロンプトに従って、再生した削除済みメッセージを処理します。
緊急連絡先番号の変更
組織外の緊急連絡先番号を指定するには、外線通話に必要なアクセス コード(たとえば 9)から入力を始めます。
再生設定について
再生設定によって、次の再生音量と再生速度を変更できます。
• 再生時の個々のメッセージ。
• 現在の電話セッションのカンバセーション(Connection SRSV がプロンプトを再生している間はいつでも可能)。
個々のメッセージの再生の変更は、同じ電話セッション中に再生する他のメッセージの再生には影響しません。カンバセーションの再生の変更は電話を切るまで有効です。次回 Connection SRSV に発信するときには、再生設定はデフォルトにリセットされます。
(注) カンバセーションの速度または音量を調整する場合は、ボイス コマンドを使用します。電話のキーパッドは使用できません。
個々のメッセージの再生音量の変更
電話でメッセージを聞く場合には、メッセージの音量を調整できます。音量を変更しても、同じセッションで別のメッセージを聞く場合には、その再生音量には影響しません。
電話のキーパッドを使用した個々のメッセージの再生音量の変更
手順
再生音量の調整で押すキーは、カンバセーションによって異なります。再生音量の変更用に割り当てられているキーについては、システム管理者に問い合わせてください。メッセージが再生されている間、次の音量設定の間で切り替えを行えます。
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|
キーを一度押す |
音量が上がります。 |
キーをもう一度押す |
音量が下がります。 |
キーをもう一度押す |
音量が標準に戻ります。 |
個々のメッセージの再生速度の変更
メッセージを電話で聞く場合には、メッセージの再生速度を調整できます。速度を変更しても、同じセッションで別のメッセージを聞く場合には、その再生速度には影響しません。
• 電話のキーパッドを使用した個々のメッセージの再生速度の変更
• 電話のキーパッドを使用した個々のメッセージの再生速度の変更
手順
再生速度を調整するために押下するキーは、カンバセーションによって異なります。再生速度を変更するためにどのキーが割り当てられているかをシステム管理者に問い合わせてください。メッセージを再生中に、次の速度設定を使用します。
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|
減速キーを押す |
メッセージを低速で再生します。 |
高速キーを一度押す |
メッセージを高速で再生します。 |
高速キーをもう一度押す |
メッセージをより高速で再生します。 |
Connection カンバセーションの再生音量の変更
Connection SRSV がプロンプトを再生している間に、いつでもボイス コマンドを使用して、Cisco Unity Connection SRSV のカンバセーションの音量を変更できます。(電話のキーパッドを使用して、カンバセーションの音量を調整することはできません)。
変更は電話を切るまで有効です。次回 Connection SRSV に発信すると、音量はデフォルト設定にリセットされます。
Connection カンバセーションの再生速度の変更
Connection SRSV がプロンプトを再生している間に、いつでもボイス コマンドを使用して、Cisco Unity Connection SRSV のカンバセーションの速度を変更できます。(電話のキーパッドを使用して、カンバセーションの速度を調整することはできません)。
変更は電話を切るまで有効です。次回 Connection SRSV に発信すると、速度はデフォルト設定にリセットされます。
Cisco Unity Connection の電話メニュー
メイン メニューとショートカット(クラシック カンバセーション)
メイン メニューが再生されている間に、次のキーを押します。
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|
新しいメッセージを再生する |
1 |
開封済みメッセージを確認する |
3、1 |
削除されたメッセージを確認する (一部のシステムでは使用不可) |
3、2 |
メッセージ再生中のメニューとショートカット(クラシック カンバセーション)
メッセージが再生されている間に、次のキーを押します。
|
|
最初からメッセージを再生する |
1 |
番号でメッセージを再生する |
1 2 |
前のメッセージを再生する |
1 4 |
次のメッセージを再生する |
6 |
保存する |
2 |
削除する |
3 |
再生速度を下げる |
4 |
音量を変更する (一部のシステムでは使用不可) |
5 |
再生速度を上げる |
6 |
メッセージの巻き戻し |
7 |
一時停止/再開する |
8 |
早送りする |
9 |
最後まで早送りする |
# |
開封済みメッセージとして復元する (一部のシステムでは使用不可) |
# 2 |
新規メッセージとして保存/復元する (一部のシステムでは使用不可) |
# 6 |
メッセージ プロパティを再生する |
# 9 |
メッセージをスキップし、そのまま保存する |
# # |
キャンセルまたは戻る |
* |
ヘルプ |
0 |
メッセージ再生後のメニューとショートカット(クラシック カンバセーション)
メッセージが再生された後に、次のキーを押します。
|
|
再度メッセージを再生する |
1 |
番号でメッセージを再生する |
1 2 |
前のメッセージを再生する |
1 4 |
開封済みメッセージとして保存/復元する (一部のシステムでは使用不可) |
2 |
削除する |
3 |
メッセージを転送する |
5 |
新規メッセージとして保存/復元する |
6 |
巻き戻す |
7 |
メッセージ プロパティを再生する |
9 |
そのまま保存する |
# |
キャンセルまたは戻る |
* |
ヘルプ |
0 |
録音メニュー(クラシック カンバセーション)
メッセージを録音するときに、次のキーを使用します。
メッセージ再生後のメニューとショートカット(代行キーパッド マッピング N)
メッセージが再生された後に、次のキーを押します。
|
|
巻き戻す |
4 |
そのまま保存する |
6 |
送信者を呼び出す (一部のシステムでは使用不可) |
9 |
メッセージ プロパティを再生する |
7 0 |
返信する |
7 1 |
再度メッセージを再生する |
7 2 |
メッセージを転送する |
7 3 |
全員に返信する |
7 4 |
削除する |
7 6 |
開封済みメッセージとして保存/復元する (一部のシステムでは使用不可) |
7 7 |
新規メッセージとして保存/復元する (一部のシステムでは使用不可) |
7 8 |
キャンセルまたは戻る |
* |
オペレータ |
0 |
録音メニュー(代行キーパッド マッピング N)
メッセージ、名前、およびグリーティングを録音するときに、次のキーを使用します。