ブランチの一覧表示
次に、Connection サーバに存在するブランチを一覧表示する *GET* 要求の例を示します。
GET https://<connection-server>/vmrest/branches
次は、前述の *GET* 要求からの応答例です。実際の結果は、ユーザが提供した情報によって異なります。
応答コード:200
<URI>/vmrest/branches/1e0ed69d-028d-4156-9d68-f14a90438448</URI>
<ObjectId>1e0ed69d-028d-4156-9d68-f14a90438448</ObjectId>
<IsDisabled>false</IsDisabled>
<OperatorObjectId>159bb671-cbba-4964-b06b-871f990e1de8</OperatorObjectId>
<ProvisionState>0</ProvisionState>
<ServerAddress>mysrsv.cisco.com</ServerAddress>
<SyncGreetings>false</SyncGreetings>
<SyncVoiceName>false</SyncVoiceName>
<UserName>admin</UserName>
<VmUploadState>0</VmUploadState>
<DisplayName>Branch1</DisplayName>
<PartitionObjectId>d6ac04c5-fb36-4e21-9e60-d15e0f9c6971</PartitionObjectId>
<PartitionURI>/vmrest/partitions/d6ac04c5-fb36-4e21-9e60-d15e0f9c6971</PartitionURI>
<SmtpDomain>mysrsv.cisco.com</SmtpDomain>
<URI>/vmrest/branches/c3816faf-8dc6-48f3-9c6a-b8e93bba1c42</URI>
<ObjectId>c3816faf-8dc6-48f3-9c6a-b8e93bba1c42</ObjectId>
<IsDisabled>false</IsDisabled>
<OperatorObjectId>159bb671-cbba-4964-b06b-871f990e1de8</OperatorObjectId>
<ProvisionState>0</ProvisionState>
<ServerAddress>mysrsv1.cisco.com</ServerAddress>
<SyncGreetings>false</SyncGreetings>
<SyncVoiceName>false</SyncVoiceName>
<UserName>admin</UserName>
<VmUploadState>0</VmUploadState>
<DisplayName>Branch2</DisplayName>
<PartitionObjectId>765cd618-0cff-43a4-b781-efdba282dba4</PartitionObjectId>
<PartitionURI>/vmrest/partitions/765cd618-0cff-43a4-b781-efdba282dba4</PartitionURI>
<SmtpDomain>mysrsv1.cisco.com</SmtpDomain>
次の表は、データ フィールドの一覧です。
表 24-1 データ フィールドの説明:ブランチの一覧表示
|
|
|
|
ObjectId |
読み取り/書き込み |
objectid |
中央の Connection サーバにあるブランチのオブジェクト ID。 |
IsAlive |
読み取り |
true/false |
中央の Connection サーバとブランチの Connection SRSV サーバ間の接続ステータス。 |
IsDisabled |
読み取り/書き込み |
true/false |
中央の Connection サーバのブランチの無効ステータス。 |
OperatorObjectId |
読み取り/書き込み |
objectid |
中央の Connection サーバのブランチのオペレータ ユーザとして割り当てられているユーザのオブジェクト ID。 |
Port |
読み取り/書き込み |
ポート番号 |
ブランチ サーバの PAT ポート番号。 |
ProvisionState |
読み取り/書き込み |
0:アイドル 1:スケジュール済み 2:進行中 |
中央の Connection サーバのブランチの現在のプロビジョニング ステータス。 |
ServerAddress |
読み取り/書き込み |
FQDN、IP アドレス |
ブランチ サーバのアドレス。 |
SyncGreetings |
読み取り/書き込み |
true/false |
ユーザのグリーティングの同期を有効または無効にするオプション。 |
SyncVoiceName |
読み取り/書き込み |
true/false |
ユーザの音声名の同期を有効または無効にするオプション。 |
UserName |
読み取り/書き込み |
文字列 |
中央の Connection とブランチの Connection SRSV サーバ間の REST 通信に使用されるユーザ名。 |
VmUploadState |
読み取り/書き込み |
0:アイドル 1:スケジュール済み 2:進行中 |
中央の Connection サーバのブランチの現在のボイスメールのアップロード ステータスが表示されます。 |
DisplayName |
読み取り/書き込み |
文字列 |
中央の Connection サーバ上のブランチの Connection SRSV サーバの表示名。 |
PartitionObjectId |
読み取り/書き込み |
ObjectId |
中央の Connection サーバのブランチに関連付けられているパーティションのオブジェクト ID。 |
SmtpDomain |
読み取り/書き込み |
ドメイン名(Domain Name) |
ブランチの Connection SRSV サーバの SMTP ドメイン。 |
個々のブランチのデータの表示
次に、中央の Connection サーバに存在する個々のブランチのプロパティを一覧表示する *GET* 要求の例を示します。
GET https://<connection-server>/vmrest/branches/<objectid>
次は、前述の *GET* 要求からの応答例です。実際の結果は、ユーザが提供した情報によって異なります。
応答コード:200
<URI>/vmrest/branches/c3816faf-8dc6-48f3-9c6a-b8e93bba1c42</URI>
<ObjectId>c3816faf-8dc6-48f3-9c6a-b8e93bba1c42</ObjectId>
<IsDisabled>false</IsDisabled>
<OperatorObjectId>159bb671-cbba-4964-b06b-871f990e1de8</OperatorObjectId>
<ProvisionState>0</ProvisionState>
<ServerAddress>mysrsv.cisco.com</ServerAddress>
<SyncGreetings>false</SyncGreetings>
<SyncVoiceName>false</SyncVoiceName>
<UserName>admin</UserName>
<VmUploadState>0</VmUploadState>
<DisplayName>branch16</DisplayName>
<PartitionObjectId>765cd618-0cff-43a4-b781-efdba282dba4</PartitionObjectId>
<PartitionURI>/vmrest/partitions/765cd618-0cff-43a4-b781-efdba282dba4</PartitionURI>
<SmtpDomain>mysrsv.cisco.com</SmtpDomain>
次の表は、データ フィールドの一覧です。
表 24-2 データ フィールドの説明:個々のブランチのデータの表示
|
|
|
|
URI |
読み取り |
ブランチにアクセスするための URL。 |
特定のブランチのサーバ アドレス。 |
ObjectId |
読み取り/書き込み |
オブジェクト ID |
中央の Connection サーバにあるブランチのオブジェクト ID。 |
IsAlive |
読み取り/書き込み |
true/false |
中央とブランチの Connection サーバ間の接続ステータス。 |
IsDisabled |
読み取り/書き込み |
true/false |
中央の Connection サーバのブランチの無効ステータス。 |
OperatorObjectId |
読み取り/書き込み |
Objectid |
中央の Connection サーバのブランチのオペレータ ユーザとして割り当てられているユーザのオブジェクト ID。 |
Port |
読み取り/書き込み |
ポート番号 |
ブランチ サーバの PAT ポート番号。 |
Provision |
読み取り/書き込み |
状態 0 = アイドル、1 = スケジュール済み、2 = 進行中 |
中央の Connection サーバのブランチの現在のプロビジョニング ステータス。 |
ServerAddress |
読み取り/書き込み |
FQDN、IP アドレス |
ブランチの Connection サーバのアドレス。 |
SyncGreetings |
読み取り/書き込み |
true/false |
ユーザのグリーティングの同期を有効または無効にするオプション。 |
SyncVoiceName |
読み取り/書き込み |
true/false |
ユーザの音声名の同期を有効または無効にするオプション。 |
UserName |
読み取り/書き込み |
文字列 |
特定のブランチの管理者のユーザ名。 |
VmUploadState |
読み取り/書き込み |
0:アイドル 1:スケジュール済み 2:進行中 |
中央の Connection サーバのブランチの現在のボイスメールのアップロード ステータス。 |
DisplayName |
読み取り/書き込み |
文字列 |
中央の Connection サーバ上のブランチ サーバの表示名。 |
PartitionObjectId |
読み取り/書き込み |
ObjectId |
中央の Connection サーバのブランチに関連付けられているパーティションのオブジェクト ID。 |
PartitionURI |
読み取り/書き込み |
URL パーティション |
中央の Connection サーバのブランチに関連付けられている URL。 |
SmtpDomain |
読み取り/書き込み |
ドメイン名(Domain Name) |
ブランチ サーバの SMTP ドメイン。 |
ブランチの作成
次に、中央の Connection サーバにブランチを作成するために使用される *POST* 要求の例を示します。
POST https://<connection-server>/vmrest/branches
<IsDisabled>false</IsDisabled>
<OperatorObjectId>159bb671-cbba-4964-b06b-871f990e1de8</OperatorObjectId>
<ServerAddress>mysrsv.cisco.com</ServerAddress>
<SyncGreetings>false</SyncGreetings>
<SyncVoiceName>false</SyncVoiceName>
<UserName>admin</UserName>
<Password>test</Password>
<DisplayName>branch16</DisplayName>
<PartitionObjectId>765cd618-0cff-43a4-b781-efdba282dba4</PartitionObjectId>
<SmtpDomain>mysrsv.cisco.com</SmtpDomain>
必須プロパティは、ServerAddress、UserName、Password、DisplayName、PartitionObjectId、および SmtpDomain です。
この API に返される成功の応答コードは 201 です。エラー応答コードとデータは、ユーザが指定する情報によって異なります。
応答コード:201
/vmrest/branches/c3816faf-8dc6-48f3-9c6a-b8e93bba1c42
次の表は、データ フィールドの一覧です。
表 24-3 データ フィールドの説明:ブランチの作成
|
|
|
|
IsDisabled |
読み取り/書き込み |
true/false |
ブランチを有効化、つまりアクティブにします。 |
OperatorObjectId |
読み取り/書き込み |
オペレータのオブジェクト ID。 |
ブランチの Connection サーバで受信したメッセージを同期するために使用する必要があるオペレータまたはユーザ。 |
Port |
読み取り/書き込み |
ポート番号 |
ブランチが Cisco Unity Connection と通信するために使用するポート番号。 |
ServerAddress |
読み取り/書き込み |
FQDN、IP アドレス |
ブランチの Connection SRSV サーバの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)。 |
SyncGreetings |
読み取り/書き込み |
true/false |
ブランチの Connection SRSV サーバのユーザに対するグリーティングを同期します。 |
SyncVoiceName |
読み取り/書き込み |
true/false |
ブランチの Connection SRSV サーバのユーザの録音された音声名を同期します。 |
UserName |
読み取り/書き込み |
文字列 |
ブランチの Connection サーバの管理者のユーザ名。 |
Password |
読み取り/書き込み |
文字列 |
ブランチの Connection サーバの管理者のパスワード。 |
DisplayName |
読み取り/書き込み |
文字列 |
中央の Connection サーバ上のブランチ サーバの表示名。 |
PartitionObjectId |
読み取り/書き込み |
ObjectId |
中央の Connection サーバのブランチに関連付けられているパーティションのオブジェクト ID。 |
SmtpDomain |
読み取り/書き込み |
ドメイン名(Domain Name) |
ブランチ サーバの SMTP ドメイン。 |
ブランチの更新
次に、中央の Connection サーバのブランチを更新するために使用される *PUT* 要求の例を示します。
PUT https://<connection-server>/vmrest/branches/c3816faf-8dc6-48f3-9c6a-b8e93bba1c42
<IsDisabled>false</IsDisabled>
<OperatorObjectId>159bb671-cbba-4964-b06b-871f990e1de8</OperatorObjectId>
<ServerAddress>mysrsv.cisco.com</ServerAddress>
<SyncGreetings>false</SyncGreetings>
<SyncVoiceName>false</SyncVoiceName>
<UserName>admin</UserName>
<Password>test</Password>
<DisplayName>branch16</DisplayName>
<PartitionObjectId>765cd618-0cff-43a4-b781-efdba282dba4</PartitionObjectId>
<SmtpDomain>mysrsv.cisco.com</SmtpDomain>
<ProvisionState>1</ProvisionState>
<VmUploadState>0</VmUploadState>
この *PUT* 要求は、ブランチでのプロビジョニングおよびボイスメールのアップロードのスケジューリングにも使用されます。前述の XML に示されているプロパティのみ、ブランチの修正時に書き込み可能です。任意の時点において、1 つのブランチにスケジュール設定できるのは、プロビジョニングとボイスメール アップロードのいずれか一方だけです。そのため、ProvisionState プロパティと VmUploadState プロパティを同時に要求 XML に指定することはできません。これらのフィールドの値は 1 のみです。
この API に返される成功の応答コードは 201 です。エラー応答コードとデータは、ユーザが指定する情報によって異なります。
応答コード:201
/vmrest/branches/c3816faf-8dc6-48f3-9c6a-b8e93bba1c42
次の表は、データ フィールドの一覧です。
表 24-4 データ フィールドの説明:ブランチの更新
|
|
|
|
IsDisabled |
読み取り/書き込み |
true/false |
ブランチを有効化、つまりアクティブにします。 |
OperatorObjectId |
読み取り/書き込み |
オペレータのオブジェクト ID。 |
ブランチの Connection サーバで受信したメッセージを同期するために使用する必要があるオペレータまたはユーザ。 |
Port |
読み取り/書き込み |
ポート番号 |
ブランチが Cisco Unity Connection と通信するために使用するポート番号。 |
ServerAddress |
読み取り/書き込み |
FQDN、IP アドレス |
ブランチの Connection サーバの IP アドレスまたは完全修飾ドメイン名(FQDN)。 |
SyncGreetings |
読み取り/書き込み |
true/false |
ブランチのユーザに対するグリーティングを同期します。 |
SyncVoiceName |
読み取り/書き込み |
true/false |
ブランチのユーザの録音された音声名を同期します。 |
UserName |
読み取り/書き込み |
文字列 |
ブランチの Connection SRSV サーバの管理者のユーザ名。 |
Password |
読み取り/書き込み |
文字列 |
ブランチの Connection SRSV サーバの管理者のパスワード。 |
DisplayName |
読み取り/書き込み |
文字列 |
中央の Connection サーバ上のブランチ サーバの表示名。 |
PartitionObjectId |
読み取り/書き込み |
ObjectId |
中央の Connection サーバのブランチに関連付けられているパーティションのオブジェクト ID。 |
SmtpDomain |
読み取り/書き込み |
ドメイン名(Domain Name) |
ブランチ サーバの SMTP ドメイン。 |
ProvisionState |
読み取り/書き込み |
0:アイドル 1:スケジュール済み 2:進行中 |
中央の Connection サーバのブランチの現在のプロビジョニング ステータス。 |
VmUploadState |
読み取り/書き込み |
0:アイドル 1:スケジュール済み 2:進行中 |
中央の Connection サーバのブランチの現在のボイスメールのアップロード ステータス。 |
ブランチの削除
次に、中央の Connection サーバのブランチを削除するために使用される Delete 要求の例を示します。
DELETE /vmrest/branches/c3816faf-8dc6-48f3-9c6a-b8e93bba1c42
ブランチは、プロビジョニングやボイスメールのアップロードが進行中状態でない場合に、この API を使用してのみ削除できます。
この API に返される成功の応答コードは 201 です。エラー応答コードとデータは、ユーザが指定する情報によって異なります。
応答コード:201 データ:NA
ブランチへのユーザの割り当て
次に、ブランチのパーティションを割り当てることでユーザにブランチを割り当てるために使用される PUT 要求の例を示します。
PUT /vmrest/users/<userObjectId>
<PartitionObjectId>partitionObjectIdMappedToBranch</PartitionObjectId>
ブランチのパーティション情報を取得する場合は、API を使用してブランチの詳細を表示できます。詳細については、「個々のブランチのデータの表示」を参照してください。この項の応答 XML に指定されている PartitionObjectId 要素はブランチにマッピングされるパーティションを表します。
応答コード:204
ブランチのユーザの削除
次に、ユーザのパーティションをブランチにマッピングされていない他のパーティションに変更して、ブランチからユーザを削除するために使用される PUT 要求の例を示します。
PUT /vmrest/users/<userObjectId>
<PartitionObjectId>partitionObjectIdNotMappedToBranch</PartitionObjectId>
ブランチのパーティション情報を取得する場合は、API を使用してブランチの詳細を表示できます。詳細については、「個々のブランチのデータの表示」を参照してください。この項の応答 XML に指定されている PartitionObjectId 要素はブランチにマッピングされるパーティションを表します。
応答コード:204
特定のブランチに属しているすべてのユーザの一覧表示
次に、ブランチのパーティション オブジェクト ID で検索して、特定のブランチに属しているユーザを一覧表示するために使用される GET 要求の例を示します。
GET /vmrest/users?query=(PartitionObjectId is partitionObjectIdMappedToBranch)
応答コード:200
<URI>/vmrest/users/cb13e6a9-7322-45fa-91cd-7a0b1e21b754</URI> <ObjectId>cb13e6a9-7322-45fa-91cd-7a0b1e21b754</ObjectId>
表 24-5 データ フィールドの説明:特定のブランチに属しているすべてのユーザの一覧表示
|
|
|
|
URI |
読み取り |
ブランチにアクセスするための URL。 |
特定のブランチのサーバ アドレス。 |
ObjectId |
読み取り/書き込み |
オブジェクト ID |
中央の Connection サーバにあるブランチのオブジェクト ID。 |
ブランチのコール ハンドラの作成
次に、コール ハンドラを作成するために使用される PUT 要求の例を示します。
POST /vmrest/handlers/callhandlers?templateObjectId=<callhandlerTemplateObjectId>
<DisplayName>Test</DisplayName>
これは、ブランチでも使用できるコール ハンドラを作成するための既存の API です。
応答コード:201
/vmrest/handlers/callhandlers/<callhandlerObjectId>