Cisco Unified Presence でのユーザ グループの管理方法
• 「ユーザ グループの設定」
• 「ユーザ グループの検索」
• 「ユーザ グループへのアプリケーション ユーザの追加」
• 「ユーザ グループへの権限の割り当て」
• 「ユーザ グループの削除」
• 「ユーザ グループからのユーザの削除」
• 「ユーザの権限、ユーザ グループ、およびアクセス権の表示」
ユーザ グループの設定
Cisco Unified Presence サーバ内でユーザ グループを管理(追加、変更、および削除)できます。各ユーザ グループには、1 人または複数のエンドユーザやアプリケーション ユーザを含めることができます。その後で、これらのユーザ グループを 1 つまたは複数の権限に割り当てることができます。
手順
ステップ 1 [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] の順に選択します。
ステップ 2 次のいずれかの操作を実行します。
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既存のユーザ グループをコピーする |
a. 該当するユーザ グループを検索します。 b. コピーするユーザ グループの名前をクリックします。 c. [コピー(Copy)] をクリックします。 d. 権限の名前を新たに入力し、表示されるポップアップ ウィンドウで [OK] をクリックします。 e. ステップ 3 に進みます。 |
新規のユーザ グループを追加する |
a. [新規追加(Add New)] をクリックします。 b. 新規のユーザ グループの名前を入力します。 c. [OK] をクリックします。 d. ステップ 3 に進みます。 |
既存のユーザ グループを更新する |
a. 該当するユーザ グループを検索します。 b. 更新するユーザ グループの名前をクリックします。 c. ステップ 3 に進みます。 |
ステップ 3 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 4 このユーザ グループへのユーザの追加を実行します。
ステップ 5 このユーザ グループへの権限の割り当てを実行します。
トラブルシューティングのヒント
• ユーザ グループの名前は最大 50 の英数字で、スペース、ピリオド(.)、ハイフン(-)、およびアンダースコア(_)を使用できます。ユーザ グループの名前が一意であることを確認してください。
• 標準のユーザ グループは削除できませんが、標準のユーザ グループのユーザ メンバシップを更新することは可能です。
• Admin-3rd Party API グループと Admin-CUMA グループには権限は割り当てられていません。これらのグループは、サードパーティ API または Cisco Unified Mobility Advantage の管理者がアプリケーション ユーザとしてログインするときに使用可能な特定のアプリケーション ユーザを作成する場合にだけ使用します。
関連項目
• 「ユーザ グループの検索」
• 「ユーザ グループへのアプリケーション ユーザの追加」
• 「ユーザ グループへの権限の割り当て」
ユーザ グループの検索
ネットワークに複数のユーザ グループが存在する場合があるため、Cisco Unified Presence では、具体的な検索条件に基づいて特定のユーザ グループを検索できます。
手順
ステップ 1 [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] の順に選択します。
ステップ 2 データベースのすべてのレコードを検索するには、ダイアログボックスが空であることを確認して、ステップ 4 に進みます。
ステップ 3 レコードをフィルタリングまたは検索するには、次のいずれかの操作を実行します。
• 最初のリスト ボックスから検索パラメータを選択します。
• 2 番目のリスト ボックスから検索パターンを選択します。
• 必要に応じて適切な検索テキストを指定します。
ステップ 4 [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 5 表示されるレコードのリストから、次の 1 つまたは複数の操作を実行します。
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レコードを表示する |
該当するレコードのリンクをクリックします。 |
レコード リストのソート順序を逆にする |
リストのヘッダーにある上向き矢印または下向き矢印をクリックします。 |
関連項目
「Web ブラウザ セッション」
ユーザ グループへのアプリケーション ユーザの追加
始める前に
ユーザ グループを設定します。
手順
ステップ 1 [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] の順に選択します。
ステップ 2 ユーザの追加先となるユーザ グループを検索します。
ステップ 3 更新するユーザ グループの名前をクリックします。
ステップ 4 アプリケーション ユーザを追加するには、[グループにアプリケーション ユーザを追加(Add App Users to Group)] をクリックします。
ステップ 5 [アプリケーション ユーザの検索と一覧表示(Find and List Application Users)] ポップアップ ウィンドウで次の操作を実行します。
a. [アプリケーション ユーザの検索(Find Application User)] リスト ボックスから、追加するアプリケーション ユーザを選択します。
b. [検索(Find)] をクリックします。
ステップ 6 表示される検索結果のリストで次の操作を実行します。
a. このユーザ グループに追加するアプリケーション ユーザをチェックします。
b. リストが複数のウィンドウにわたっている場合、下部のリンクをクリックすると、さらに検索結果を表示できます。
ステップ 7 [選択項目の追加(Add Selected)] をクリックします。
ステップ 8 [保存(Save)] をクリックして、このユーザ グループに加えた変更を保存します。
トラブルシューティングのヒント
• ユーザ ID でアプリケーション ユーザを検索できます。また、フィールドを空白のままにすることもできます。この場合は、すべてのアプリケーション ユーザが表示されます。
• 検索結果のリストには、すでにそのユーザ グループに属しているアプリケーション ユーザは表示されません。
• アプリケーション ユーザを追加したら、そのユーザの [権限(Permission)] 列で [i] アイコンをクリックすると、そのユーザの権限を表示できます。
次の操作
• 「ユーザ グループの設定」
• 「ユーザ グループの検索」
• 「ユーザ グループへの権限の割り当て」
ユーザ グループへの権限の割り当て
完全なアクセス権を持つユーザは、ユーザ グループに権限を割り当てることができます。権限が割り当てられたユーザ グループは、その権限に含まれているリソースにアクセスできます。
(注) ユーザ グループに権限を割り当てる場合、管理者はそのユーザ グループに Standard Unified CM Admin Users 権限を割り当てる必要があります。この権限により、ユーザは Cisco Unified Presence の管理ページにログインできます。
始める前に
• ユーザ グループにアプリケーション ユーザを追加します。
• Admin-3rd Party API グループと Admin-CUMA グループには権限は割り当てられていません。これらのグループは、サードパーティ API または Cisco Unified Mobility Advantage の管理者がアプリケーション ユーザとしてログインするときに使用可能な特定のアプリケーション ユーザを作成する場合にだけ使用します。
手順
ステップ 1 [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] の順に選択します。
ステップ 2 権限を割り当てるユーザ グループを検索します。
ステップ 3 権限を割り当てるユーザ グループの名前をクリックします。
ステップ 4 [関連リンク(Related Links)]リスト ボックスから次の操作を実行します。
a. [ユーザ グループに権限を割り当て(Assign Role to User Group)] を選択します。
b. [移動(Go)] をクリックします。
ステップ 5 [グループに権限を割り当て(Assign Role to Group)] をクリックして、このユーザ グループに追加の権限を割り当てます。
ステップ 6 必要な場合は、権限検索の検索条件を使用して、権限リストの範囲を絞り込みます。
ステップ 7 次のいずれかの操作を実行します。
a. このユーザ グループに割り当てる権限名の横にあるチェックボックスをオンにします。
b. このユーザ グループに権限を割り当てずに [権限の検索と一覧表示(Find and List Roles)] ポップアップ ウィンドウを閉じる場合は、[閉じる(Close)] をクリックします。
ステップ 8 [選択項目の追加(Add Selected)] をクリックします。
ステップ 9 [保存(Save)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
割り当てられている権限をこのユーザ グループから削除するには、[権限の割り当て(Role Assignment)] ペインにある権限を選択して [権限の割り当ての削除(Delete Role Assignment)] をクリックします。このユーザ グループから割り当て解除する権限ごとに、この手順を繰り返します。
関連項目
• 「ユーザ グループの検索」
• 「ユーザ グループへのアプリケーション ユーザの追加」
ユーザ グループの削除
Cisco Unified Presence の管理ページからユーザ グループ全体を削除できます。
始める前に
ユーザ グループを削除すると、Cisco Unified Presence により、データベースからすべてのユーザ グループ データが削除されます。ユーザ グループに割り当てられている権限を確認するには、[ユーザ グループの設定(User Group Configuration)] ウィンドウで [関連リンク(Related Links)]リスト ボックスから [依存関係レコード(Dependency Records)] を選択して [移動(Go)] をクリックします。システムで依存関係レコードが有効でない場合、[依存関係レコード要約(Dependency Records Summary)] ウィンドウにメッセージが表示されます。
手順
ステップ 1 [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] の順に選択します。
ステップ 2 削除するユーザ グループを検索します。
ステップ 3 削除するユーザ グループの名前をクリックします。
ステップ 4 グループ全体を削除する場合は、[削除(Delete)] をクリックします。
ステップ 5 ユーザ グループを削除すると元に戻すことができなくなるという内容の警告メッセージがダイアログボックスに表示された場合は、次の操作を実行します。
a. 操作を続ける場合は、[OK] をクリックします。
b. 操作をキャンセルする場合は、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
関連項目
• 「ユーザ グループの検索」
• 「ユーザ グループからのユーザの削除」
ユーザ グループからのユーザの削除
手順
ステップ 1 [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] の順に選択します。
ステップ 2 ユーザを削除するユーザ グループを検索します。
ステップ 3 更新するユーザ グループの名前をクリックします。
ステップ 4 このユーザ グループから削除するユーザの名前の横にあるチェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [選択項目の削除(Delete Selected)] をクリックします。
ステップ 6 削除するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、次の操作を実行します。
a. 操作を続ける場合は、[OK] をクリックします。
b. 操作をキャンセルする場合は、[キャンセル(Cancel)] をクリックします。
関連項目
「ユーザ グループの検索」
ユーザの権限、ユーザ グループ、およびアクセス権の表示
手順
ステップ 1 [ユーザ管理(User Management)] > [ユーザ グループ(User Group)] の順に選択します。
ステップ 2 「ユーザ グループの検索」 の手順に従って、割り当てられた権限を表示するユーザが属しているユーザ グループを確認します。
ステップ 3 ユーザに割り当てられた権限を表示するユーザ グループの名前をクリックします。
ステップ 4 特定のユーザの [権限(Role)] 列で [i] アイコンをクリックします。
[ユーザ特権(User Privilege)] ウィンドウが表示されます。選択したユーザに関して次の情報が表示されます。
• そのユーザが属しているユーザ グループ。
• そのユーザに割り当てられている権限。
• そのユーザがアクセスできるリソース。各リソースに関して次の情報が表示されます。
– アプリケーション
– リソース
– 権限( 読み取り と 更新 の一方または両方)
ステップ 5 ユーザの設定に戻るには、次のいずれかの操作を実行します。
a. [関連リンク(Related Links)]リスト ボックスの [ユーザの設定に戻る(Back to User)] を選択します。
b. [移動(Go)] をクリックします。
トラブルシューティングのヒント
特定のユーザを選択してから、そのユーザの権限を表示することもできます。次の操作を実行します。
• [ユーザ管理(User Management)] > [アプリケーション ユーザ(Application User)] の順に選択します(アプリケーション ユーザの場合)。
• [ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] の順に選択します(エンドユーザの場合)。