accounting
アカウンティング コンフィギュレーション モードを開始するには、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで accounting コマンドを使用します。アカウンティング コンフィギュレーションを工場出荷時のデフォルト値に変更するには、このコマンドの no 形式または default 形式を使用します。
accounting
no accounting
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
RADIUS アカウンティングはイネーブルではありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、アカウンティング コンフィギュレーション モードを開始して RADIUS アカウンティングを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)>
次の例では、アカウンティング コンフィギュレーション モードで入力されたすべての値をデフォルト値に戻す方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> no accounting
関連コマンド
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client-side |
クライアント側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
enable (アカウンティング) |
Cisco Unified SIP Proxy で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
event |
RADIUS アカウンティング イベントを設定します。 |
header (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングのヘッダーを設定します。 |
server-side |
サーバ側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
client-side
クライアント側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにするには、Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション モードで client-side コマンドを使用します。クライアント側で RADIUS アカウンティングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
client-side
no client-side
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
RADIUS のクライアント側アカウンティングはディセーブルです。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション(cusp-config-acct)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
クライアント側アカウンティングとは、REP SIP 要素(この場合は Cisco Unified SIP Proxy)がクライアントとして動作し、要求を送信する(INVITE/BYE を送信する)発信側のアカウンティングのことです。呼のクライアント側のアカウンティングは、全体について(またはノードについて)イネーブルまたはディセーブルに設定できます。イネーブルにした後に、クライアント側のトランザクションで定義されるアカウンティングのトリガーによって、アカウンティングの動作を詳しく定義します。
例
次の例では、クライアント側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにする方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> enable
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> client-side
次の例では、クライアント側で RADIUS アカウンティングをディセーブルにする方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> no client-side
関連コマンド
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accounting |
RADIUS アカウンティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
enable (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
event |
RADIUS アカウンティング イベントを設定します。 |
header (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングのヘッダーを設定します。 |
server-side |
サーバ側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
enable(アカウンティング)
Cisco Unified SIP Proxy で RADIUS アカウンティングをイネーブルにするには、Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション モードで enable コマンドを使用します。RADIUS アカウンティングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
enable
no enable
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
RADIUS アカウンティングはディセーブルです。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション(cusp-config-acct)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
enable コマンドを入力すると、すべてのアカウンティング関連のコマンド設定が有効になります。コマンドが変更されなかった場合、デフォルトの設定値が有効になります。
RADIUS アカウンティングがディセーブルの場合、 client-side コマンドと server-side コマンドがイネーブルの場合でも、アカウンティングは実行されません。RADIUS アカウンティングがイネーブルの場合、 client-side コマンドがイネーブルの場合はクライアント側でアカウンティングが実行され、 server-side コマンドがイネーブルの場合はサーバ側で実行されます。
例
次の例では、RADIUS アカウンティングをイネーブルにする方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> enable
次の例では、RADIUS アカウンティングをディセーブルにし、Cisco Unified SIP Proxy のその他すべての設定よりも優先する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> no enable
関連コマンド
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accounting |
RADIUS アカウンティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
client-side |
クライアント側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
event |
RADIUS アカウンティング イベントを設定します。 |
header (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングのヘッダーを設定します。 |
server-side |
サーバ側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
event
RADIUS アカウンティング イベントを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション モードで event コマンドを使用します。RADIUS アカウンティング イベントを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
event { server | client } { request | response } sequence sequence-number {start | interim | stop | stop-fail} [ condition condition ]
no event { server | client } { request | response } sequence sequence-number {start | interim | stop | stop-fail} [ condition condition ]
構文の説明
server |
サーバ側で RADIUS アカウンティング イベントをイネーブルにします。 |
client |
クライアント側で RADIUS アカウンティング イベントをイネーブルにします。 |
request |
SIP 要求の受信時に発生する RADIUS アカウンティング イベントをイネーブルにします。 |
response |
SIP 応答の受信時に発生する RADIUS アカウンティング イベントをイネーブルにします。 |
sequence sequence-number |
RADIUS アカウンティング イベントのシーケンス番号を指定します。 |
start |
RADIUS アカウンティングの start イベントをイネーブルにします。start イベントは、正常な呼の確立の、INVITE 要求に対する 200 Ok 応答などです。 |
interim |
RADIUS アカウンティングの interim イベントをイネーブルにします。interim イベントは、ダイアログ中の、re-INVITE 要求などです。 |
stop |
RADIUS アカウンティングの stop イベントをイネーブルにします。stop イベントは、正常な呼の完了の、BYE 要求などです。 |
stop-fail |
RADIUS アカウンティングの stop-fail イベントをイネーブルにします。stop-fail イベントは、呼の確立エラーの、INVITE 要求に対する非 200 最終応答などです。 |
condition condition |
(オプション) trigger condition コマンドを使用して設定する条件の名前を指定します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション(cusp-config-acct)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、サーバ トランザクション側で要求を受信したときに、トリガー条件 c1 を満たす場合に送信する RADIUS Start イベントを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> event server request sequence 1 start condition c1
次の例では、サーバ トランザクション側で応答を受信したときに、無条件に送信される RADIUS Stop イベントを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> event client response sequence 1 stop
次の例では、要求トランザクションの start イベントの場合にサーバ側の RADIUS アカウンティングを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> no event server request sequence 1 start
関連コマンド
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accounting |
RADIUS アカウンティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
client-side |
クライアント側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
enable (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
header (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングのヘッダーを設定します。 |
server-side |
サーバ側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
header(アカウンティング)
RADIUS メッセージに含める SIP ヘッダーを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション モードで header コマンドを使用します。RADIUS メッセージから SIP ヘッダーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
header header-name { request | response }
no header header-name { request | response }
構文の説明
header-name |
SIP ヘッダーの名前を指定します。 Cisco Unified SIP Proxy 1.0 では、RADIUS アカウンティング イベントのサポートされる SIP ヘッダーは via ヘッダーだけです。 |
request |
SIP 要求ヘッダーが RADIUS メッセージに含まれることを指定します。 |
response |
SIP 応答ヘッダーが RADIUS メッセージに含まれることを指定します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション(cusp-config-acct)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用して指定したヘッダーは、( event コマンドを使用して設定される)Start および Interim RADIUS メッセージにだけ追加されます。Stop メッセージについては、ヘッダーは Stop-fail イベントのためにだけ存在します。
例
次の例では、要求 SIP メッセージの via ヘッダーを RADIUS アカウンティング メッセージに追加する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> header via request
次の例では、RADIUS アカウンティング レコードから、要求 SIP メッセージから取得した via ヘッダーを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> no header via request
関連コマンド
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accounting |
RADIUS アカウンティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
client-side |
クライアント側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
enable (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
event |
RADIUS アカウンティング イベントを設定します。 |
server-side |
サーバ側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
server-side
サーバ側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにするには、Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション モードで server-side コマンドを使用します。サーバ側で RADIUS アカウンティングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
server side
no server side
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
RADIUS のサーバ側アカウンティングはディセーブルです。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy アカウンティング コンフィギュレーション(cusp-config-acct)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
サーバ側アカウンティングとは、REP SIP 要素(この場合は Cisco Unified SIP Proxy)がサーバとして動作し、トランザクション要求 12(着信 INVITE/BYE)を受信する着信側のアカウンティングのことです。呼のこちら側のアカウンティングは、全体について(またはノードについて)イネーブルまたはディセーブルに設定できます。イネーブルにする場合、サーバ側のトランザクションで定義されるアカウンティングのトリガーによって、アカウンティングの動作を詳しく定義します。
例
次の例では、サーバ側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにする方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct> enable
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> server-side
次の例では、サーバ側で RADIUS アカウンティングをディセーブルにする方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> accounting
se-10-0-0-0(cusp-config-acct)> no server-side
関連コマンド
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accounting |
RADIUS アカウンティング コンフィギュレーション モードを開始します。 |
client-side |
クライアント側で RADIUS アカウンティングをイネーブルにします。 |
enable (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
event |
RADIUS アカウンティング イベントを設定します。 |
header (アカウンティング) |
RADIUS アカウンティングのヘッダーを設定します。 |