trigger condition
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始するには、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで trigger condition コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
trigger condition trigger-condition-name
no trigger condition trigger-condition-name
構文の説明
trigger-condition-name |
トリガー条件の名前を指定します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドはトリガー条件を設定します。トリガー条件は、トリガーと特定の条件(SIP メッセージ内の特定のヘッダーまたはフィールドに対する一致ルールを含む)を関連付けます。
トリガーは、それぞれの受信された要求に対して真偽を評価される名前付き条件です。条件が真である場合、プリセットされた動作が起動されます。
モジュールを実行するには、サーバで次のことを行う必要があります。
1. 適切なトリガーを特定します。
2. シーケンス番号によってトリガーの順序を決定します。
3. 要求に対して名前付きトリガー条件を評価します。条件が真である場合、次の手順が実行されます。真でない場合は、次のトリガーが確認されます。
4. 一致したトリガー条件に対応する、モジュール トリガーのパラメータからモジュール実行の詳細を判断します。
trigger condition コマンドは、トリガー ポイントの名前を指定し、条件の真偽テストを指定し、評価するトリガー セットでの位置を特定します。トリガー ポイントとして評価できる条件の種類は次のとおりです。
• メッセージが要求または応答のいずれであるか
• 要求方式のタイプ
• 応答コード(明示的なコードまたはコードのクラスのいずれか)
• User Agent ヘッダーフィールド値
• Request-URI の一致部分
• Route ヘッダー フィールドの一致部分
• IP アドレスおよびポートの一致
これらのトリガー ポイントは、トリガー コンフィギュレーション モードでコマンドを使用して設定します。
trigger condition コマンドは、トリガーを発生させるために一致する必要のある条件の正規表現を入力値とします。正規表現の詳細については、http://java.sun.com/docs/books/tutorial/extra/regex/ を参照してください。
(注) すべてのトリガー条件では「response」または「request」のいずれかにしかならない、MESSAGE フィールドを除く正規表現をサポートします。
例
次の例では、新しいトリガー条件 t1 を作成し、特定の条件が設定されるトリガー コンフィギュレーション モードを開始する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)>
次の例では、トリガー条件 t1 を削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> no trigger condition t1
関連コマンド
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header |
このヘッダーの正規表現と一致する場合に発生するトリガーを設定します。 |
in-network |
サーバ側トランザクションについてトリガー条件の着信ネットワークを設定します。 |
local-ip |
着信要求を受け入れるローカルリッスン IP アドレスをトリガー条件に割り当てます。 |
local-port |
ローカル リッスン ポートをトリガー条件に割り当てます。 |
message |
SIP メッセージのヘッダーが要求ヘッダーまたは応答ヘッダーのいずれであるかに基づいて、トリガー条件を発生させるかどうかを決定します。 |
method (トリガー シーケンス) |
要求の特定の SIP 方式名でトリガーが発生する、トリガー条件を設定します。 |
mid-dialog |
ダイアログ中の応答で発生するトリガーを設定します。 |
out-network |
クライアント側トランザクションに対するトリガー条件の発信ネットワークを設定します。 |
protocol |
トリガー条件にプロトコルを割り当てます。 |
proxy-route header-param |
指定されたヘッダー パラメータの正規表現と一致する場合に発生するトリガーを設定します。 |
proxy-route uri-component |
指定された URI コンポーネントの正規表現と一致する場合に発生するトリガーを設定します。 |
proxy-route uri-param |
指定された URI パラメータの正規表現と一致する場合に発生するトリガーを設定します。 |
remote-ip |
トリガー条件のリモート IP ネットワークを設定します。 |
remote-port |
トリガー条件のリモート ポートを設定します。 |
request-uri uri-param |
指定された URI パラメータの正規表現と一致する場合に発生するトリガーを設定します。 |
response-code |
特定の応答で発生するトリガー条件を設定します。 |
time |
指定された時間ポリシーを満たす場合に発生するトリガーを設定します。 |
trigger post-normalization
特定の正規化ポリシーの発信 SIP メッセージの正規化後アルゴリズムを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで trigger post-normalization コマンドを使用します。正規化ポリシーから正規化後ポリシー アルゴリズムを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
trigger post-normalization sequence sequence-number { by-pass | policy policy } [ condition trigger-condition ]
no trigger post-normalization sequence sequence-number policy policy [ condition trigger-condition ]
構文の説明
sequence sequence-number |
シーケンス番号を指定します。 |
by-pass |
RFC 3263 を使用してルーティングが直接行われるように指定します。 |
policy policy |
正規化後アルゴリズムを適用する、あらかじめ定義されたポリシー名を指定します。 by-pass が選択されていると、ルーティングは RFC 3263 を使用して直接行われます。 |
condition trigger-condition |
(オプション)正規化後アルゴリズムを適用する、あらかじめ定義されたトリガー条件を指定します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ルーティング ポリシーが適用された後にどの正規化ポリシーが実行されるのかを決定するには、このコマンドを使用します。ルーティング ポリシーが適用される前にどの正規化ポリシーが実行されるのかを決定するには、 trigger pre-normalization コマンドを使用します。
例
次の例では、無条件に実行されるようにポリシー p1 を呼び出す方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger post-normalization sequence 10 policy p1
次の例では、無条件に実行されるように by-pass ポリシーを呼び出す方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger post-normalization sequence 10 by-pass
次の例では、正規化後のポリシー p1 に対する呼び出しを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> no trigger post-normalization sequence 10 policy p1
関連コマンド
|
|
trigger pre-normalization |
着信 SIP メッセージの正規化前アルゴリズムを正規化ポリシーに設定します。 |
trigger pre-normalization
着信 SIP メッセージの正規化前アルゴリズムを正規化ポリシーに設定するには、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで trigger pre-normalization コマンドを使用します。正規化前ポリシー アルゴリズムを正規化ポリシーから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
trigger pre-normalization sequence sequence-number { by-pass | policy policy } [ condition trigger-condition ]
no trigger pre-normalization sequence sequence-number { by-pass | policy policy } [ condition trigger-condition ]
構文の説明
sequence sequence-number |
シーケンス番号を指定します。 |
by-pass |
RFC 3263 を使用してルーティングが直接行われるように指定します。 |
policy policy |
正規化前アルゴリズムを適用する、あらかじめ定義されたポリシー名を指定します。 by-pass が選択されていると、ルーティングは RFC 3263 を使用して直接行われます。 |
condition trigger-condition |
(オプション)正規化前アルゴリズムを適用する、あらかじめ定義されたトリガー条件を指定します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ルーティング ポリシーが適用される前にどの正規化ポリシーが実行されるのかを決定するには、このコマンドを使用します。ルーティング ポリシーが適用された後にどの正規化ポリシーが実行されるのかを決定するには、 trigger post-normalization コマンドを使用します。
例
次の例では、無条件に実行されるようにポリシー p1 を呼び出す方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger pre-normalization sequence 10 policy p1
次の例では、無条件に実行されるように by-pass ポリシーを呼び出す方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger pre-normalization sequence 10 by-pass
次の例では、正規化前のポリシー p1 に対する呼び出しを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> no trigger pre-normalization sequence 10 policy p1
関連コマンド
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|
trigger post-normalization |
発信 SIP メッセージの正規化後アルゴリズムを特定の正規化ポリシーに設定します。 |
trigger routing
ルーティング ポリシーをトリガー条件と関連付けるには、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで trigger routing コマンドを使用します。ルーティング ポリシーと条件の間の関連付けを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
trigger routing sequence sequence-number { by-pass | policy policy } [ condition trigger-condition ]
no trigger routing sequence sequence-number { by-pass | policy policy } [ condition trigger-condition ]
構文の説明
sequence sequence-number |
シーケンス番号を指定します。 |
by-pass |
RFC 3263 を使用してルーティングが直接行われるように指定します。 |
policy policy |
ルーティング アルゴリズムを適用する、あらかじめ定義されたポリシー名を指定します。 by-pass が選択されていると、ルーティングは RFC 3263 を使用して直接行われます。 |
condition trigger-condition |
(オプション)ルーティング ポリシーを適用する、あらかじめ定義されたトリガー条件を指定します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ルーティング トリガーにより、受信した要求に対して、設定されたルーティング ポリシーのどれが実行されるのかが決定します。要求の特性が特定の条件と一致する場合、指定されたルーティング ポリシーが実行され、要求のネクストホップが決定します。
例
次の例では、ポリシー p1 を条件 t1 に関連付ける方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger routing sequence 10 policy p1 condition t1
次の例では、by-pass ポリシーを条件 mid-dialog に対して関連付ける方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger routing sequence 10 by-pass condition mid-dialog
次の例では、ポリシーと条件の関連付けを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> no trigger routing sequence 10 sequence 10 policy p1
関連コマンド
|
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trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
sequence(トリガー)
既存のトリガー条件のシーケンス番号を設定し、トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードを開始するには、トリガー コンフィギュレーション モードで sequence コマンドを使用します。シーケンス番号をトリガー条件から削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
sequence sequence
no sequence sequence
構文の説明
sequence |
トリガーが評価される順番を示す整数。 |
コマンド モード
Trigger コンフィギュレーション(cusp-config-trigger)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
すべてのトリガー シーケンス コンフィギュレーション モード コマンドは、 and 条件を設定します。つまり、特定のトリガーが発生するためには、すべての条件が一致する必要があります。トリガー シーケンスのリストが or 条件のリストとして評価されるため、1 つが一致すると、それ以降のシーケンス番号は無視されます。
例
次の例では、シーケンス番号 1 を既存のトリガー条件 t1 に割り当てる方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)>
次の例では、シーケンス番号 1 を既存のトリガー条件 t1 から削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> no sequence 1
関連コマンド
|
|
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
header(トリガー シーケンス)
このヘッダーの正規表現と一致する場合に発生するトリガーを設定するには、トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで header コマンドを使用します。トリガーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
header header-name { first | last | all } header-value
no header header-name { first | last | all } header-value
構文の説明
header-name |
ヘッダーの名前を指定します。 |
first |
このヘッダーの最初の出現時にトリガーされるように設定します。 |
last |
このヘッダーの最後の出現時にトリガーされるように設定します。 |
all |
このヘッダーのすべての出現時にトリガーされるように設定します。 |
header-value |
トリガーされるヘッダーの値を指定します。 |
コマンド デフォルト
このヘッダーのトリガー条件は設定されません。
コマンド モード
トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、ヘッダー user@example.com の最初の出現時に、このトリガーが発生するように設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> header From first user@example.com
次の例では、mid-dialog を使用してトリガーを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no header
in-network
サーバ側トランザクションに対するトリガー条件の着信ネットワークを設定するには、トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで in-network コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
in-network network-name
no in-network
構文の説明
network-name |
トリガー条件の着信ネットワーク名を指定します。 |
コマンド デフォルト
ネットワーク名は設定されていません。
コマンド モード
トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドの値を正規表現として入力します。
例
次の例では、トリガー条件の「internal」というネットワークの in-network フィールドを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 22
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> in-network internal
次の例では、トリガー条件から in-network フィールドを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 22
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no in-network
関連コマンド
|
|
out-network |
クライアント側トランザクションに対するトリガー条件の発信ネットワークを設定します。 |
sequence sequence-number |
シーケンス番号を指定します。 |
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
local-ip
特定のローカル IP アドレスでトリガーが発生する、トリガー条件を設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで local-ip コマンドを使用します。ローカル IP アドレスをトリガー条件から削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
local-ip local-listen-ip
no local-ip
構文の説明
local-listen-ip |
着信要求を受け入れるインターフェイス IP アドレスまたはホスト名。 |
コマンド デフォルト
ローカル IP アドレスまたはホスト名は設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドの値を正規表現として入力します。
例
次の例では、トリガー条件のローカル リッスン IP アドレスを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 18
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> local-ip 10.1.1.1
次の例では、トリガー条件からローカル リッスン IP アドレスを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 18
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no local-ip
関連コマンド
|
|
local-port |
ローカル リッスン ポートをトリガー条件に割り当てます。 |
remote-ip |
トリガー条件のリモート IP ネットワークを設定します。 |
remote-port |
トリガー条件のリモート ポートを設定します。 |
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
local-port
特定のローカル リッスン ポートでトリガーが発生する、トリガー条件を設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで local-port コマンドを使用します。トリガー条件からローカルリッスン ポートを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
local-port local-listen-port
no local-port
構文の説明
local-listen-port |
ローカルリッスン ポート番号を指定します。 |
コマンド デフォルト
ローカルリッスン ポートはトリガー条件に割り当てられません。
コマンド モード
トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
正規表現としてこのコマンドの値を入力します。
例
次の例では、トリガー条件にローカルリッスン ポートを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 19
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> local-port 5060
次の例では、トリガー条件からローカルリッスン ポートを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 19
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no local-port
関連コマンド
|
|
local-ip |
着信要求を受け入れるローカルリッスン IP アドレスをトリガー条件に割り当てます。 |
remote-ip |
トリガー条件のリモート IP ネットワークを設定します。 |
remote-port |
トリガー条件のリモート ポートを設定します。 |
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
message
SIP メッセージのヘッダーが要求ヘッダーか応答ヘッダーかに基づいて、トリガー条件が発生するかどうかを決定するには、トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで message コマンドを使用します。トリガー条件からメッセージ トリガーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
message { request | response }
no message
構文の説明
request |
SIP メッセージのヘッダーが要求ヘッダーの場合にトリガー条件が発生することを指定します。 |
response |
SIP メッセージのヘッダーが応答ヘッダーの場合にトリガー条件が発生することを指定します。 |
コマンド デフォルト
メッセージは設定されていません。
コマンド モード
トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドに正規表現は使用できません。
例
次の例では、着信メッセージが SIP 要求ヘッダーの場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> message request
次の例では、着信メッセージが SIP 応答ヘッダーの場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> message response
次の例では、トリガー条件から message フィールドを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> no message
関連コマンド
|
|
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
method(トリガー シーケンス)
要求に含まれる特定の SIP メソッド名でトリガーが発生するトリガー条件を設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで method コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
method method-name
no method
構文の説明
method-name |
要求の SIP メソッド名を指定します。 |
コマンド デフォルト
メソッド名は設定されません。
コマンド モード
トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
正規表現としてこのコマンドの値は入力できません。
例
次の例では、トリガー条件のメソッド名を INVITE に設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 3
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> method INVITE
次の例では、トリガー条件からメソッド名を削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 3
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no method
関連コマンド
|
|
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
mid-dialog
ダイアログ中の応答で発生するトリガーを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで mid-dialog コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
mid-dialog
no mid-dialog
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド デフォルト
トリガーはダイアログ中の応答で発生しません。
コマンド モード
トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、ダイアログ中の応答でトリガーを発生するよう設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> mid-dialog
次の例では、ダイアログ中の応答でトリガーを発生しないように設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no mid-dialog
out-network
クライアント側トランザクションのトリガー条件として発信ネットワークを設定するには、トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで out-network コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
out-network network-name
no out-network
構文の説明
network-name |
トリガー条件の発信ネットワークを指定します。 |
コマンド モード
トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドの値を正規表現として入力します。
例
次の例では、トリガー条件の「external」というネットワークの out-network フィールドを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 23
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> out-network external
次の例では、トリガー条件から out-network フィールドを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 23
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no out-network
関連コマンド
|
|
in-network |
サーバ側トランザクションについてトリガー条件の着信ネットワークを設定します。 |
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
protocol
特定のプロトコル名で発生するトリガーのトリガー条件を設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで protocol コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
protocol { tcp | tls | udp }
no protocol
構文の説明
tcp |
トリガー条件の転送プロトコルとして TCP を設定します。 |
tls |
トリガー条件の転送プロトコルとして TLS を設定します。 |
udp |
トリガー条件の転送プロトコルとして UDP を設定します。 |
コマンド デフォルト
プロトコルは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、転送プロトコルとして UDP を使用するトリガー条件を設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 24
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> protocol udp
次の例では、トリガー条件から転送プロトコル名を削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 24
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no protocol
関連コマンド
|
|
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
proxy-route header-param
指定したヘッダー パラメータの正規表現に一致する場合に発生するトリガーを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで proxy-route header-param コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
proxy-route header-param header-param-name match-string
no proxy-route header-param header-param-name
構文の説明
header-param-name |
一致するヘッダー パラメータの名前を指定します。この引数に正規表現は使用できません。 |
match-string |
ヘッダー パラメータが一致する必要がある値を指定します。 |
コマンド デフォルト
トリガー条件にヘッダー パラメータは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、ヘッダー パラメータ service-ref が abczyx123 に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> proxy-route header-param service-ref abczyx123
次の例では、トリガー条件からヘッダー パラメータを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no proxy-route header-param service-ref
関連コマンド
|
|
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
proxy-route uri-component
指定した URI コンポーネントの正規表現に一致する場合に発生するトリガーを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで proxy-route uri-component コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
proxy-route uri-component host host | port port | scheme scheme | uri uri | user user
no proxy-route uri-component host host | port port | scheme scheme | uri uri | user user
構文の説明
host host |
ホスト URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
port port |
ポート URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
scheme scheme |
スキーム URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
uri uri |
URI URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
user user |
ユーザ URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
コマンド デフォルト
トリガー条件に URI コンポーネントは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、ユーザ コンポーネントが 949 に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> proxy-route uri-component user 949
次の例では、スキーム コンポーネントが sip に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> proxy-route uri-component scheme sip
次の例では、ホスト コンポーネントが 10.3.29.107 に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> proxy-route uri-component host 10.3.29.107
次の例では、ポート コンポーネントが 5060 に一致するときに発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> proxy-route uri-component port 5060
次の例では、URI が sip:9495550101@10.3.29.107 に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> proxy-route uri-component uri sip:9495550101@10.3.29.107
次の例では、トリガー条件からユーザ URI コンポーネントを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no proxy-route uri-component user
proxy-route uri-param
指定した URI パラメータの正規表現に一致する場合に発生するトリガーを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで proxy-route uri-param コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
proxy-route uri-param uri-param-name match-string
no proxy-route uri-param uri-param-name
構文の説明
uri-param-name |
一致する URI パラメータの名前を指定します。この引数に正規表現は使用できません。 |
match-string |
パラメータが一致する必要がある値を指定します。 |
コマンド デフォルト
トリガー条件に URI パラメータは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、URI パラメータ transport が tcp に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> proxy-route uri-param transport tcp
次の例では、トリガー条件からユーザ URI パラメータを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no proxy-route uri-param transport
remote-ip
ピア要素の特定のリモート IP アドレスでトリガーが発生するトリガー条件を設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで remote-ip コマンドを使用します。トリガー条件からリモート IP アドレスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
remote-ip remote-ip
no remote-ip [ remote-ip ]
構文の説明
remote-ip |
リモート IP アドレスを指定します。 |
コマンド デフォルト
リモート IP アドレスは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、トリガー条件のリモート IP アドレスを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 20
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> remote-ip 10.1.1.2
次の例では、トリガー条件からリモート IP アドレスを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1 sequence 20
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 20
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no remote-ip
関連コマンド
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trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
remote-port
ピア要素の特定のリモート ポート番号でトリガーが発生するトリガー条件を設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで remote-port コマンドを使用します。トリガー条件からリモート ポートを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
remote-port remote-port
no remote-port remote-port
構文の説明
remote-port |
リモート ポート番号を指定します。 |
コマンド デフォルト
リモート ポート番号は設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
正規表現としてこのコマンドの値を入力します。
例
次の例では、トリガー条件のリモート ポートを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 21
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> remote-port 5060
次の例では、トリガー条件からリモート ポートを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 21
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no remote-port
関連コマンド
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|
trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
request-uri uri-component
指定した URI コンポーネントの正規表現に一致する場合に発生するトリガーを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで request-uri uri-component コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
request-uri uri-component host host | port port | scheme scheme | uri uri | user user
no request-uri uri-component host host | port port | scheme scheme | uri uri | user user
構文の説明
host host |
ホスト URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
port port |
ポート URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
scheme scheme |
スキーム URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
uri uri |
URI URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
user user |
ユーザ URI コンポーネントが一致する必要がある値を指定します。 |
コマンド デフォルト
トリガー条件に URI コンポーネントは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、ユーザ コンポーネントが 949 に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> request-uri uri-component user 949
次の例では、スキーム コンポーネントが sip に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> request-uri uri-component scheme sip
次の例では、ホスト コンポーネントが 10.3.29.107 に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> request-uri uri-component host 10.3.29.107
次の例では、ポート コンポーネントが 5060 に一致するときに発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> request-uri uri-component port 5060
次の例では、URI が sip:9495550101@10.3.29.107 に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> request-uri uri-component uri sip:9495550101@10.3.29.107
次の例では、トリガー条件からユーザ URI コンポーネントを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no request-uri uri-component user
request-uri uri-param
指定した URI パラメータの正規表現に一致する場合に発生するトリガーを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで request-uri uri-param コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
request-uri uri-param uri-param-name match-string
no request-uri uri-param uri-param-name
構文の説明
uri-param-name |
一致する URI パラメータの名前を指定します。この引数に正規表現は使用できません。 |
match-string |
パラメータが一致する必要がある値を指定します。 |
コマンド デフォルト
トリガー条件に URI パラメータは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、URI パラメータ transport が tcp に一致する場合に発生するトリガーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> request-uri uri-param transport tcp
次の例では、トリガー条件からユーザ URI パラメータを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no request-uri uri-component transport
response-code
特定の応答で発生するトリガー条件を設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで response-code コマンドを使用します。トリガー条件から応答コードを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
response-code code
no response-code code
構文の説明
code |
トリガー条件の SIP 応答コードを指定します。数値を指定できます。または N(/d){2} という形式で設定できます(この N はクラス応答の数値です)。たとえば、2xx 応答には 2 を入力します。 |
コマンド デフォルト
応答コードは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、トリガー条件の応答コードを 408 に設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 4
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> response-code 408
次の例では、トリガー条件から応答コードを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 4
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no response-code
関連コマンド
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trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
time
指定した時間ポリシーを満たす場合に発生するトリガーを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで time コマンドを使用します。時間ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
time policy
no time
構文の説明
policy |
policy time コマンドを使用して以前に設定した時間ポリシーを指定します。 |
コマンド デフォルト
時間ポリシーは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger-seq)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例では、時間ポリシー friday を満たす場合に発生するトリガー条件 t1 を設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> time fridays
次の例では、時間ポリシーを使用してトリガー条件を削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config-rg)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no time
関連コマンド
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trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
user-agent-hdr
User Agent ヘッダーフィールドの値で発生するトリガー条件を設定するには、Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション モードで user-agent-hdr コマンドを使用します。トリガー条件を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
user agent-hdr user-agent-hdr-value
no user agent-hdr user-agent-hdr-value
構文の説明
user-agent-hdr-value |
user-agent ヘッダーフィールドを指定します。 |
コマンド デフォルト
user-agent ヘッダーフィールドは設定されません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy トリガー シーケンス コンフィギュレーション(cusp-config-trigger)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
正規表現としてこのコマンドの値を入力します。
例
次の例では、トリガー条件の user-agent ヘッダーを設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 26
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> user-agent-hdr Cisco SIPGateway/IOS-12.x
次の例では、トリガー条件から user agent ヘッダーを削除する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> trigger condition t1
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger)> sequence 26
se-10-0-0-0(cusp-config-trigger-seq)> no user-agent-hdr
関連コマンド
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trigger condition |
トリガー条件を作成し、Cisco Unified SIP Proxy トリガー コンフィギュレーション モードを開始します。 |