clear
候補コンフィギュレーション内にある未処理のコミット可能なコンフィギュレーション コマンドをクリアするには、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで clear コマンドを使用します。このコマンドの no 形式はありません。
clear
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用後の候補コンフィギュレーションは、アクティブ コンフィギュレーションと同じものになります。
例
次の例では、候補コンフィギュレーションをクリアする方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> clear
関連コマンド
|
|
show configuration candidate |
コミットされていないコンフィギュレーション コマンドの値がコミットされた場合に、Cisco Unified SIP Proxy の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
commit
反映する Cisco Unified SIP Proxy ポリシー、SIP サーバ グループ、ルート グループ、ルート テーブル、および他のコミット可能なコンフィギュレーションの変更をイネーブルにするには、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで commit コマンドを使用します。
commit
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
通常の Cisco IOS ソフトウェア コマンドとは異なり、多くの Cisco Unified SIP Proxy コマンドでは、コンフィギュレーションの変更を反映するために commit コマンドを使用する必要があります。Cisco Unified SIP Proxy では、候補コンフィギュレーションとアクティブ コンフィギュレーションの概念が使用されます。 commit コマンドが入力される前は、コンフィギュレーションの変更は候補コンフィギュレーションに含まれています。 commit コマンドが入力されると、コンフィギュレーションの変更はアクティブ コンフィギュレーションの一部になります。
次のコンフィギュレーション モードのコマンドでは、コンフィギュレーションの変更を反映するために commit コマンドを発行する必要があります。
• ポリシー ルックアップ
• ポリシー正規化
• ポリシー時間
• ルート グループ
• ルート テーブル
• サーバ グループ SIP(選択されたコマンドに限られます)
(注) commit コマンドの前に入力したコンフィギュレーションの変更は、show configuration active コマンドを入力した場合には表示されませんが、show configuration candidate コマンドを入力した場合は表示されます。commit コマンドを使用すると、前回 commit コマンドを実行してから行われたコンフィギュレーションの変更が show configuration active コマンドの出力に表示されます。
次のコンフィギュレーション モードのコマンドでは、コマンドを反映するために commit コマンドを使用する必要はありません。
• アカウンティング
• SIP ネットワーク
• CUSP コンフィギュレーション モードでの SIP コマンド
• トリガー
これらのコマンドは、コミットされる必要のないコマンドの一部でしかありません。コミットできないコマンドは検証され、アクティブ コンフィギュレーションにただちに適用されます。 commit コマンドはこれらのコマンドに影響を与えません。
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了すると、コンフィギュレーションの変更をまだコミットしていない場合、その変更のコミットを求めるプロンプトが表示されます。Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了する前に変更をコミットするか、変更をコミットしないで単にコンフィギュレーション モードを終了することができます。コミットされていないすべてのコミット可能なコマンドは破棄できます。
例
次の例では、コンフィギュレーションの変更を反映できるように、時間ポリシーを設定し、commit コマンドを発行する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> policy time tp1
se-10-0-0-0(cusp-config-time)> sequence 1
se-10-0-0-0(cusp-config-time-seq)> start-time 14:15:20 jan 01 2008
se-10-0-0-0(cusp-config-time-seq)> end-time 12:00:00 dec 01 2008
se-10-0-0-0(cusp-config-time-seq)> month jan - feb , may , oct - dec
se-10-0-0-0(cusp-config-time-seq)> exit
se-10-0-0-0(cusp-config-time)> exit
se-10-0-0-0(cusp-config)> commit
関連コマンド
|
|
show configuration active |
アクティブな Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションを表示します。 |
show configuration candidate |
候補 Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションを表示します。 |
end
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションまたは EXEC モードを終了し、モジュール EXEC モードに戻るには、 end コマンドを使用します。
end
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
すべての Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション サブモード
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了するとき、未処理のコミットされていないコマンドがある場合は、既存のアクティブ コンフィギュレーションをコミットするかどうかを確認するプロンプトが表示されます。コマンドをコミットしないで終了すると、未処理のコミット可能なコマンドはすべてクリアされます。
例
次の例では、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードを終了し、モジュール EXEC モードを開始する方法を示します。
次の例では、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了し、コミットされていないコマンドをコミットし、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードを開始する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> end
Commit before exiting? (yes/no/cancel) [cancel]:y
Building CUSP configuration...
関連コマンド
|
|
configure |
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを開始します。 |
exit |
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードまたは EXEC モードを終了して、上位モードに戻ります。 |
exit
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションまたは EXEC モードを終了し、上位のモードに戻るには、 exit コマンドを使用します。
exit
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
すべての Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション サブモード
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了するとき、未処理のコミットされていないコマンドがある場合は、既存のアクティブ コンフィギュレーションをコミットするかどうかを確認するプロンプトが表示されます。コマンドをコミットしないで終了すると、未処理のコミット可能なコマンドはすべてクリアされます。
例
次の例では、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードを終了し、モジュール EXEC モードを開始する方法を示します。
次の例では、Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了し、コミットされていないコマンドをコミットし、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードを開始する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> exit
Commit before exiting? (yes/no/cancel) [cancel]:y
Building CUSP configuration...
関連コマンド
|
|
configure |
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを開始します。 |
end |
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードまたは EXEC モードを終了して、EXEC モードに戻ります。 |
lite-mode
レコードルート コンフィギュレーションを削除し、ライセンスの制限を変更するには、 lite-mode コマンドを使用します。
lite-mode
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
すべての Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション サブモード
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
8.5 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、lite モードを有効にする例を示します。
se-10-0-0-0(cusp-config)> lite-mode
load
サンプル テンプレート コンフィギュレーション ファイルを Cisco Unified SIP Proxy にロードするには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC コンフィギュレーション モードで load コマンドを使用します。このコマンドの no 形式はありません。
load { ftp-url | pfs-url | tftp-url }
構文の説明
ftp-url |
ロードするサンプル テンプレート コンフィギュレーション ファイルの FTP URL を指定します。 |
pfs-url |
アクティブ コンフィギュレーションがコピーされる Public File System (PFS) URL、またはアクティブ コンフィギュレーションにコピーされる PFS URL を指定します。PFS URL は、pfs:/cusp/config/ file_path という形式で指定する必要があります。 |
tftp-url |
ロードするサンプル テンプレート コンフィギュレーション ファイルの TFTP URL を指定します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
初期化プロセス中に、デフォルトのコンフィギュレーションが自動的にロードされます。サンプル テンプレート コンフィギュレーション ファイルをロードできるのは、システムが初期化され、デフォルトのコンフィギュレーションがシステムにロードされた後になります。
(注) このコマンドは、特定のファイルに列挙されているコンフィギュレーション コマンドをロードします。ファイル内のコミットできないコマンドが、ファイル内にある一連のコミット可能なコマンドに依存している場合、ファイル内のコミットできないコマンドの前に commit コマンドも列挙する必要があります。
例
次の例では、XXXXX という名前のサンプル テンプレート コンフィギュレーション ファイルをロードする方法を示します。
se-10-0-0-0# load-config XXXXX
関連コマンド
|
|
show configuration active |
アクティブな Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションを表示します。 |
show configuration active
ルート テーブルとルートを除くアクティブな Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションを表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードと Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで show configuration active コマンドを使用します。
show configuration active
特定のコンフィギュレーション コンテキストを表示するオプション キーワードのあるコマンドは、次のとおりです。
show configuration active accounting
show configuration active policy
show configuration active policy lookup
show configuration active policy normalization
show configuration active policy time
show configuration active route group
show configuration active route table
show configuration active server-group radius
show configuration active server-group sip
show configuration active server-group sip group
show configuration active server-group sip ping-options
show configuration active sip
show configuration active sip ip-address queue
show configuration active sip listen
show configuration active sip network
show configuration active sip record-route
show configuration active sip tls
show configuration active trigger
show configuration active trigger pre-normalization
show configuration active trigger post-normalization
show configuration active trigger routing
show configuration active verbose
構文の説明
すべてのキーワード |
(オプション)特定のコンフィギュレーション コンテキストを表すキーワードを入力して、そのコンテキストのアクティブ コンフィギュレーションだけを表示できます。 |
verbose |
(オプション)ルート テーブルとルートを表示します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
8.5 |
このコマンドが更新されました。 |
使用上のガイドライン
コミットされたすべてのコミット可能なコマンドおよびすべてのコミットできないコマンドを表示するには、このコマンドを使用します。すべてのアクティブ コンフィギュレーションを表示するか、または特定のコンフィギュレーション コンテキストのアクティブ コンフィギュレーションだけを表示できます。
verbose 引数を追加しない限り、システムによりルート テーブルまたはルートは表示されません。
例
次の例では、Cisco Unified SIP Proxy アクティブ コンフィギュレーションをすべて表示する方法を示します。
se-10.0.0.0(cusp)> show configuration active
Building CUSP configuration...
server-group sip global-load-balance request-uri
server-group sip retry-after 0
server-group sip element-retries udp 3
server-group sip element-retries tls 1
server-group sip element-retries tcp 1
no non-invite-provisional
retransmit-count invite-server-transaction 9
retransmit-count invite-client-transaction 5
retransmit-count non-invite-client-transaction 9
retransmit-timer clientIn 64000
retransmit-timer serverIn 64000
retransmit-timer TU2 32000
retransmit-timer TU1 5000
sip tcp connection-timeout 240
sip tcp max-connections 256
sip overload reject retry-after 0
no server-group sip global-ping
次の例では、RADIUS アカウンティング コンテキストだけのアクティブ コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-10.0.0.0(cusp)> show configuration active accounting
Building CUSP configuration...
次の例では、SIP リッスン ネットワーク コンテキストだけのアクティブ コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-192-168-20-42(cusp)> show configuration active sip listen
Building CUSP configuration...
sip ip-address listen external udp 192.168.20.42 5061
sip ip-address listen internal udp 192.168.20.42 5060
次の例では、SIP ネットワーク コンテキストだけのアクティブ コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-10.0.0.0(cusp)> show configuration active sip network
Building CUSP configuration...
sip ip-address network external standard
sip ip-address network internal standard
次の例では、トリガー条件コンテキストだけのアクティブ コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-10.0.0.0(cusp)> show configuration active trigger condition
Building CUSP configuration...
trigger condition default-condition
trigger condition mid-dialog
trigger condition radius-interim
次の例では、トリガー条件正規化前コンテキストだけのアクティブ コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-192-168-20-42(cusp)> show configuration active trigger pre-normalization
Building CUSP configuration...
trigger pre-normalization sequence 1 policy norm2 condition default-condition
次の例では、サーバ グループ SIP グループ コンテキストだけのアクティブ コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-192-168-20-42(cusp)> show configuration active server-group sip group
Building CUSP configuration...
server-group sip group sg1.cisco.com external
element ip-address 192.168.1.47 5060 udp q-value 0.5 weight 0
element ip-address 192.168.1.47 5061 udp q-value 0.7 weight 0
failover-resp-codes 500 , 503 , 506
次の例では、ポリシー正規化コンテキストだけのアクティブ コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-192-168-20-42(cusp)> show configuration active policy normalization
Building CUSP configuration...
policy normalization norm2
header add SUPPORTED sequence 1 first 100rel
header update REQUIRE first path
header update SUBJECT first Hello
次の例では、ポリシー検索コンテキストだけのアクティブ コンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-192-168-20-42(cusp)> show configuration active policy lookup
Building CUSP configuration...
sequence 1 to-lnx header ruri uri-component user
sequence 2 to-sun header ruri uri-component user
policy lookup mid-dialog-policy
sequence 1 mid-table header ruri uri-component uri
関連コマンド
|
|
show configuration candidate |
コミットされていないコンフィギュレーション コマンドの値がコミットされた場合に、Cisco Unified SIP Proxy の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
show configuration factory-default |
工場出荷時のデフォルト設定を表示します。 |
show configuration candidate
コミットされていないコンフィギュレーション コマンドの値がコミットされた場合に Cisco Unified SIP Proxy の実行コンフィギュレーションを表示するには、Cisco Unified SIP Proxy 管理モードまたは Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードで show configuration candidate コマンドを使用します。
show configuration candidate
特定のコンフィギュレーション コンテキストを表示するオプション キーワードのあるコマンドは、次のとおりです。
show configuration candidate accounting
show configuration candidate policy lookup
show configuration candidate policy normalization
show configuration candidate policy time
show configuration candidate route group
show configuration candidate route table
show configuration candidate server-group radius
show configuration candidate server-group sip
show configuration candidate server-group sip group
show configuration candidate server-group sip ping-options
show configuration candidate sip listen
show configuration candidate sip network
show configuration candidate sip record-route
show configuration candidate trigger condition
show configuration candidate trigger pre-normalization
show configuration candidate trigger post-normalization
show configuration candidate trigger routing
show configuration candidate verbose
構文の説明
すべてのキーワード |
(オプション)特定のコンフィギュレーション コンテキストを表すキーワードを入力して、そのコンテキストのコミットされていないコンフィギュレーションだけを表示できます。 |
verbose |
(オプション)ルート テーブルとルートを表示します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション(cusp-config)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
8.5 |
このコマンドが更新されました。 |
使用上のガイドライン
commit コマンドを入力する場合にアクティブ コンフィギュレーションの内容を表示するには、このコマンドを使用します。このコマンドは、アクティブ コンフィギュレーションに加え、前回 commit コマンドが入力されてから行われたすべての変更を表示します。
verbose 引数を追加しない限り、システムによりルート テーブルまたはルートは表示されません。
例
次の例では、 commit コマンドが入力された場合に Cisco Unified SIP Proxy 実行コンフィギュレーションをすべて表示する方法を示します。
se-10.0.0.0(cusp)> show configuration candidate
Building CUSP configuration...
server-group sip element-retries udp 3
server-group sip element-retries tls 1
server-group sip element-retries tcp 1
server-group sip global-load-balance request-uri
server-group sip retry-after 0
sip overload reject retry-after 0
sip tcp connection-timeout 240
sip tcp max-connections 256
no server-group sip global-ping
次の例では、RADIUS アカウンティング コンテキストだけのコミットされていないコンフィギュレーションを表示する方法を示します。
se-10.0.0.0(cusp)> show configuration candidate accounting
Building CUSP configuration...
関連コマンド
|
|
commit |
反映するように選択された Cisco Unified SIP Proxy コマンドのコンフィギュレーションの変更を有効にします。 |
show configuration active |
アクティブな Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションを表示します。 |
show configuration factory-default |
工場出荷時のデフォルト設定を表示します。 |
show configuration factory-default
工場出荷時のデフォルト設定を表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show configuration factory-default コマンドを使用します。
show configuration factory-default
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco Unified SIP Proxy の工場出荷時のデフォルト設定を表示するには、このコマンドを使用します。システムを工場出荷時のデフォルト設定にリセットする場合、システム上に格納されているこの設定になります。
例
次の例では、工場出荷時のデフォルト設定を表示する方法を示します。
se-10.0.0.0(cusp)> show configuration factory-default
Building CUSP configuration...
server-group sip global-load-balance call-id
server-group sip retry-after 0
server-group sip element-retries tcp 1
server-group sip element-retries udp 3
server-group sip element-retries tls 1
sip tcp connection-timeout 240
sip tcp max-connections 256
no server-group sip global-ping
関連コマンド
|
|
show configuration active |
アクティブな Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションを表示します。 |
show configuration candidate |
コミットされていないコンフィギュレーション コマンドの値がコミットされた場合に、Cisco Unified SIP Proxy の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
show sip
SIP ログ ファイルを表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show sip コマンドを使用します。
show sip { message | peg-counting } log [ options ]
構文の説明
message |
SIP メッセージ ログを表示します。 |
peg-counting |
SIP ペグ カウント ログを表示します。 |
options |
ログ ファイルを表示するオプションは次のとおりです。 • ログの末尾から数えて指定した行数にある内容を表示します。 • 別のコマンドに出力を送信します。 • ログの最新のエントリを表示し、その内容を更新し続けます。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
SIP メッセージ ログ ファイルは、10 MB ごとまたは毎晩交換され、pfs://cusp/log/sipmsg に格納されます。SIP ペグ カウント ログ ファイルは、10 MB ごとまたは毎晩交換され、pfs://cusp/log/pegcount に格納されます。
例
次の例は、 show sip message log コマンドの出力例です。
se-10.0.0.0(cusp)> show sip message log
Request received at Wed, 19 Nov 2008 21:01:25,081 GMT on 192.168.20.101 on port 6060 from the Remote IP 192.168.20.25 on port 6080
INVITE sip:735551212@192.1.1.75:6061 SIP/2.0
Via: SIP/2.0/UDP 192.168.20.5:6080;branch=z9hG4bK-1-0
To: sut <sip:735551212@192.1.1.75:6061>
From: sipp <sip:sipp@192.168.20.5:6080>;user=phone;vnd.pimg.port=1;tag=1
Contact: sip:sipp@192.168.20.5:6080
Call-ID:1-7675@192.168.20.5
P-Asserted-Identity: <sip:alice@home1.net>
Subject: Performance Test
Content-Type: application/sdp
o=user1 53655765 2353687637 IN IP4 192.168.20.5
次の例は、 show sip peg-counting log コマンドの出力例です。
se-10.0.0.0(cusp)> show sip peg-counting log
Delta In Delta Out Delta In Delta Out Total In Total Out Total In Total Out
Message Initial Initial Retrans Retrans Initial Initial Retrans Retrans
SUBSCRIBE 0 0 0 0 0 0 0 0