configure
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを開始するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで configure コマンドを使用します。Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了するには、 exit コマンドを使用します。
configure
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを開始するには、このコマンドを使用します。コンフィギュレーション モードから、すべてのコンフィギュレーション サブモードを開始できます。 configure コマンドを入力すると、システム プロンプトの表示が router-name (cusp)> から router-name (cusp-config)> に変わります。これは、ルータが Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードになっていることを示します。Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了して Cisco Unified SIP Proxy EXEC プロンプトに戻るには、 end を入力します。
例
次の例では、Cisco Unified SIP Proxy モジュールにアクセスし、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードを開始して、最終的に Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを開始する方法を示します。
Router# service-module integrated-service-engine 1/0 session
se-10-0-0-0(cusp)> configure
se-10-0-0-0(cusp-config)>
関連コマンド
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cusp |
Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードを開始します。 |
end |
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードを終了します。 |
exit |
Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーション モードまたはサブモードを終了して、上位モードに戻ります。 |
copy configuration active
指定するリモート ファイル システムにアクティブ コンフィギュレーションをコピーするには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで copy configuration active コマンドの次の構文を使用します。
copy configuration active { ftp-url | pfs-url | tftp-url }
指定するリモート ファイル システムをアクティブ コンフィギュレーションにコピーするには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで copy configuration active コマンドの次の構文を使用します。
copy { ftp-url | pfs-url | tftp-url } configuration active
構文の説明
ftp-url |
アクティブ コンフィギュレーションがコピーされる FTP URL、またはアクティブ コンフィギュレーションにコピーされる FTP URL を指定します。 |
pfs-url |
アクティブ コンフィギュレーションがコピーされる Public File System (PFS) URL、またはアクティブ コンフィギュレーションにコピーされる PFS URL を指定します。PFS URL は、pfs:/cusp/config/ file_path という形式で指定する必要があります。 |
tftp-url |
アクティブ コンフィギュレーションがコピーされる TFTP URL、またはアクティブコンフィギュレーションにコピーされる TFTP URL を指定します。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
リモート ファイル システムをアクティブ コンフィギュレーションにコピーした場合( copy { ftp-url | pfs-url | tftp-url } configuration active 構文を使用した場合)、システムをリブートする必要があります。
例
次の例では、アクティブ コンフィギュレーションをリモート ファイル システムにコピーする方法を示します。
se-192-168-20-51(cusp)> copy configuration active ftp://192.168.1.47/pub/cusp/mycfg
Address or name of remote host [192.168.1.47]?
Destination filename [pub/cusp/mycfg]?
Loading configuration to ftp://192.168.1.47/pub/cusp/mycfg: !
777 bytes transferred in 0.029 secs (26793 bytes/sec)
関連コマンド
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show configuration active |
アクティブな Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションを表示します。 |
rollback
Cisco Unified SIP Proxy モジュールをリブートしたときに、直前にコミットされたコンフィギュレーションにロールバックするには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで rollback コマンドを使用します。
rollback
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
モジュールのリブート後に有効になった、コミット済みのコンフィギュレーションを表示するには、 show configuration active コマンドを使用します。
例
次の例では、Cisco Unified SIP Proxy モジュールがリブートされたときに、直前にコミットされたコンフィギュレーションにシステムがロールバックされるように設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp)> rollback
関連コマンド
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rollback factory-default |
Cisco Unified SIP Proxy モジュールのリブート後に、システムを工場出荷時のデフォルト設定にロールバックします。 |
show configuration active |
アクティブな Cisco Unified SIP Proxy コンフィギュレーションを表示します。 |
rollback factory-default
Cisco Unified SIP Proxy モジュールをリブートしたときにシステムを工場出荷時のデフォルト設定にロールバックするには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで rollback factory-default コマンドを使用します。
rollback factory-default
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
モジュールのリブート後に有効になった工場出荷時のデフォルト設定を表示するには、 show configuration factory-default コマンドを使用します。
例
次の例では、Cisco Unified SIP Proxy モジュールがリブートされたときに、システムが工場出荷時のデフォルト設定にロールバックされるように設定する方法を示します。
se-10-0-0-0(cusp)> rollback factory-default
関連コマンド
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rollback |
Cisco Unified SIP Proxy モジュールをリブートしたときに、直前にコミットされたコンフィギュレーションにロールバックします。 |
show configuration factory-default |
Cisco Unified SIP Proxy の工場出荷時のデフォルト設定を表示します。 |
show license
初期インストール時に入力されたライセンス SKU、およびそのライセンスにより許可される Calls Per Second(CPS; 1 秒当たりのコール)数を表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show license コマンドを使用します。
show license
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例は、ライセンス FL-CUSP-10 により 10 CPS が許可されていることを示しています。
se-192-168-20-51(cusp)> show license
Installed license: FL-CUSP-10 (10 CPS)
Exceeding this limit will result in dropped calls.
show performance-data cps
Cisco Unified SIP Proxy が処理するコール数について、コール負荷などの有用なトラブルシューティング情報を表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show performance-data cps コマンドを使用します。
show performance-data cps
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.1.4 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例は、Cisco Unified SIP Proxy パフォーマンス データの表示例です。
se-192-168-20-42(cusp)> show performance-data cps
Rolling averages are used for license enforcement and cannot be cleared.
Rolling average for last 5 minutes (cps): 10.0
Rolling values (last ten 30-second windows):
300 300 300 300 300 300 300 300 300 300
Performance data since last clear-
Average call rate (cps): 10.0
Peak call rate (cps): 10.07
Number of dropped calls: 0
Performance data was last cleared at: Tue Sep 15 15:27:05 EDT 2009
show route table
指定された検索ルールに基づいて、特定のテーブルおよびキーの Cisco Unified SIP Proxy ルート情報を表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show route table コマンドを使用します。
show route table table-name key key rule [ exact | prefix | fixed number ]
構文の説明
table table-name |
ルート テーブル名を指定します。 |
key key |
ルート テーブルのキーを指定します。 key 引数にはワイルドカード(*)を使用できます。 |
rule |
一致に使用するためのルール(exact、prefix、または fixed)を指定します。 |
exact |
指定されたテーブル内のキーの完全一致ルールを使用して検索を行います。 |
prefix |
指定されたテーブル内のキーの最長プレフィクス一致ルールを使用して、検索を行います。 |
fixed |
完全一致ではなく、文字固定数一致ルールを使用して、指定されたテーブル内のキーの検索を行います。 |
number |
指定されたテーブル内でキーを一致させる、文字固定数。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.1.4 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例は、プレフィクス一致ルールを使用した show route table コマンドの出力例です。
se-10.0.0.0(cusp)> show route table t1 key 1800 rule prefix
次の例は、ルート テーブルに「key 555」が存在しない場合に完全一致ルールを使用した、 show route table コマンドの出力例です。
se-10.0.0.0(cusp)> show route table t1 key 555 rule exact
関連コマンド
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key default-sip |
RFC 3263 を使用してルーティングされるルート テーブル内のメッセージを設定します。 |
key group |
ルート グループをルーティング テーブルに割り当て、それをキー番号に関連付けます。 |
key policy |
ルート ポリシーをルーティング テーブル内のキーに割り当てます。 |
key response |
応答コードをルーティング テーブル内のキーに割り当てます。 |
key route-uri target-destination |
route-URI をルーティング テーブルの検索キーに割り当て、宛先を発信 SIP 要求に指定された値に置き換えます。 |
key target-destination |
ターゲット宛先を、発信 SIP 要求の指定された値で置き換えます。 |
route table |
ルート テーブルを作成し、ルート テーブル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
route table file |
ファイルからルート テーブルのルートをロードします。 |
show routes table
特定のテーブルおよびキーに対して使用可能な複数の Cisco Unified SIP Proxy ルートを表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show routes table コマンドを使用します。
show routes table table-name key key [ max-size max-size ]
構文の説明
table table-name |
ルート テーブル名を指定します。 |
key key |
ルート テーブルのキーを指定します。 key 引数にはワイルドカード(*)を使用できます。 |
max-size max-size |
返されるルートの最大数を指定します。デフォルトは 100 です。 |
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例は、 show routes table コマンドの出力例です。
se-10.0.0.0(cusp)> show routes table t1 key * max-size 10
First 10 matches in the t1 table that match the key *:
key k2 request-uri-host-port ahost n1
2 列目の出力は、ルート テーブルの検索キーです。3 列目はルートです。
関連コマンド
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key default-sip |
RFC 3263 を使用してルーティングされるルート テーブル内のメッセージを設定します。 |
key group |
ルート グループをルーティング テーブルに割り当て、それをキー番号に関連付けます。 |
key policy |
ルート ポリシーをルーティング テーブル内のキーに割り当てます。 |
key response |
応答コードをルーティング テーブル内のキーに割り当てます。 |
key route-uri target-destination |
route-URI をルーティング テーブルの検索キーに割り当て、宛先を発信 SIP 要求に指定された値に置き換えます。 |
key target-destination |
ターゲット宛先を、発信 SIP 要求の指定された値で置き換えます。 |
route table |
ルート テーブルを作成し、ルート テーブル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
route table file |
ファイルからルート テーブルのルートをロードします。 |
show status queue
アクティブな SIP キューの統計情報を表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show status queue コマンドを使用します。
show status queue
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
例
次の例は、 show status queue コマンドの出力例です。
se-192-168-20-51(cusp)> show status queue
Queue Name Current Length Active Threads
表 3 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
表 3 show status queue のフィールドの説明
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Queue Name |
SIP キューの名前です。 |
Current Length |
SIP キューの現在の長さです。 |
Active Threads |
SIP キューのアクティブなスレッドの数です。 |
関連コマンド
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show configuration active sip network |
SIP ネットワーク インターフェイス コンフィギュレーションを表示します。 |
show configuration active sip record-route |
SIP レコードルート コンフィギュレーションを表示します。 |
show status sip |
Cisco Unified SIP Proxy のステータスを表示します。 |
sip queue |
SIP キューを作成し、SIP キュー コンフィギュレーション モードを開始します。 |
show status sip
Cisco Unified SIP Proxy のステータスを表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show status sip コマンドを使用します。
show status sip
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、アクティブなクライアントおよびサーバ トランザクションに加え、TCP/TLS ライター スレッド情報を表示します。このコマンドは、SIP 関連のものではない可能性のあるキューを表示します。
例
次の例は、 show status sip コマンドの出力例です。
se-192-168-20-51(cusp)> show status sip
Client Transactions: 7575
Server Transactions: 3473
Total Threads for TCP/TLS Writer: 0
Min Threads for TCP/TLS Writer: 0
Active Threads for TCP/TLS Writer: 0
表 4 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
表 4 show status sip のフィールドの説明
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Client Transactions |
アクティブなクライアント トランザクションの数です。 |
Server Transactions |
アクティブなサーバ トランザクションの数です。 |
Total Threads for TCP/TLS Writer |
TCP/TLS ライター スレッドの総数です。 |
Min Threads for TCP/TLS Writer |
TCP/TLS ライター スレッドの最小数です。 |
Active Threads for TCP/TLS Writer |
TCP/TLS ライターのアクティブなスレッドの数です。 |
関連コマンド
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show configuration active sip network |
SIP ネットワーク インターフェイス コンフィギュレーションを表示します。 |
show configuration active sip record-route |
SIP レコードルート コンフィギュレーションを表示します。 |
show status queue |
現在アクティブな SIP キューの統計情報を表示します。 |
show trace options
トレース ロギングがイネーブルまたはディセーブルのどちらになっているのかを表示するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで show trace options コマンドを使用します。
show trace options
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは設定済みのカテゴリまたはコンポーネントのレベルを表示します。
例
次の例は、ルート カテゴリおよびデバッグ レベルでトレースがイネーブルになっていることを示しています。
se-192-168-20-51(cusp)> show trace options
関連コマンド
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|
trace disable |
トレースをディセーブルにします。 |
trace enable |
トレースをイネーブルにします。 |
trace level |
トレース レベルを設定します。 |
trace disable
トレースをディセーブルにするには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで trace disable コマンドを使用します。トレースをイネーブルにするには、 trace enable コマンドを使用します。
trace disable
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
trace disable コマンドを使用すると、 trace level コマンドで category に root を指定してトレース レベルを off に設定した場合と同じ効果が得られます。
例
次の例では、トレースをディセーブルにする方法を示します。
se-192-168-20-51(cusp)> trace disable
関連コマンド
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|
show trace options |
トレースがイネーブルかディセーブルかを表示します。 |
trace enable |
トレースをイネーブルにします。 |
trace level |
トレース レベルを設定します。 |
trace enable
トレースをイネーブルにするには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで trace enable コマンドを使用します。トレースをディセーブルにするには、 trace disable コマンドを使用します。
trace enable
構文の説明
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
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1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
トレースをイネーブルにした後で、 trace level コマンドを使用してトレース レベルを設定する必要があります。
例
次の例では、トレースをイネーブルにする方法を示します。
se-192-168-20-51(cusp)> trace enable
関連コマンド
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show trace options |
トレースがイネーブルかディセーブルかを表示します。 |
trace disable |
トレースをディセーブルにします。 |
trace level |
トレース レベルを設定します。 |
trace level
トレース レベルを設定するには、Cisco Unified SIP Proxy EXEC モードで trace level コマンドを使用します。トレース レベルをオフにするには、トレース レベルを off に設定します。
trace level [ debug | default | error | fatal | info | off | warn ] category/component category/component-name
構文の説明
category/component |
category/component-name サブシステムからのメッセージだけをログに記録します。コンポーネントは、基本的にカテゴリの定義済みリストです。 |
category/component-name |
メッセージがログに記録されるサブシステムです。 |
debug |
重大度がデバッグまたはそれ以上のメッセージをログに記録します。 |
default |
親のトレース レベルを使用します。 |
error |
重大度がエラーまたはそれ以上のメッセージをログに記録します。 |
fatal |
重大度が重大またはそれ以上のメッセージをログに記録します。 |
info |
重大度が情報またはそれ以上のメッセージをログに記録します。 |
off |
メッセージをログに記録しません。 |
warn |
重大度が警告またはそれ以上のメッセージをログに記録します。 |
コマンド デフォルト
トレース レベルはデバッグ カテゴリ ルートです。
コマンド モード
Cisco Unified SIP Proxy EXEC (cusp)
コマンド履歴
Cisco Unified SIP Proxy バージョン
|
|
1.0 |
このコマンドが追加されました。 |
1.1.4 |
このコマンドが変更されました。 |
使用上のガイドライン
trace enable コマンドを使用してトレースがイネーブルになっている場合に、トレース レベルを設定できます。リストの順序は、ログが最も多いものから少ないものになります。トレース レベルは次のとおりです。
• debug
• info
• warning
• error
• fatal
トレース レベルを off に設定すると、 category が root である場合に trace disable コマンドを使用した場合と同じ効果が得られます。トレース レベルを debug に設定すると、パフォーマンスに大きな影響を与えます。
カテゴリまたはコンポーネントは、特定の機能に関するメッセージをログに記録する場合にだけ使用できます。コンポーネントは基本的にカテゴリの定義済みリストであるため、コンポーネント オプションを使用してデバッグすることを推奨します。トレース レベル設定は、永続的なものではなく、リブート後にリセットされます。現在使用できるカテゴリはルートだけです。
例
次の例では、ルート カテゴリでトレースをイネーブルにする方法を示します。
se-192-168-20-51(cusp)> trace level debug category root
次の例では、ルーティング コンポーネントでのトレースをイネーブルにする方法を示します。
se-192-168-20-51(cusp)> trace level debug component routing
関連コマンド
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show trace options |
トレースがイネーブルかディセーブルかを表示します。 |
trace disable |
トレースをディセーブルにします。 |
trace enable |
トレースをイネーブルにします。 |