Exchange 2007 との予定表連動の作成
Exchange 2007 がインストールされている場合は、Cisco Unity Connection を Exchange 2007 と連動させることで、ユーザが次のことを行えるようになります。
• 電話で会議の予定を確認する。
• Exchange 連絡先をインポートする。この連絡先情報は、ユーザがパーソナル着信転送ルール Web ツールで作成するルールに使用したり、ユーザがボイス コマンドで通話を発信するときに使用したりすることができます。
予定表連動のための Exchange 2007 の設定
次の該当する手順を実行します。
• SSL を使用せずに Exchange 2007 サーバにアクセスする場合は、「予定表連動のために Exchange 2007 への基本的なアクセスを設定する(SSL を使用しない)」を実行します。
• SSL を使用して Exchange 2007 サーバに安全にアクセスする場合は、「予定表連動のために Exchange 2007 への安全なアクセスを設定する(SSL を使用する)」を実行します。
予定表連動のために Exchange 2007 への基本的なアクセスを設定する(SSL を使用しない)
ステップ 1 Exchange サーバで、 Exchange 管理コンソール を開きます。
ステップ 2 [Microsoft Exchange] >[受信者の構成] >[メールボックス] に移動します。
ステップ 3 予定表連動のために有効にするメールボックスを右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 4 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [メールボックスの機能] タブをクリックします。
ステップ 5 [Outlook Web Access] をクリックし、 [有効にする] アイコンをクリックします。
ステップ 6 [OK] をクリックします。
ステップ 7 Exchange 管理コンソールで、 [Microsoft Exchange] >[サーバーの構成] >[クライアント アクセス] に移動します。
ステップ 8 中下段にあるペインで、 [Outlook Web Access] タブをクリックします。
ステップ 9 [OWA] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 10 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [認証] タブをクリックします。
ステップ 11 [1 つまたは複数の標準認証方法を使用する] をクリックします。
ステップ 12 次の 1 つまたは複数のオプションのチェックボックスをオンにします。
• [基本]
• [ダイジェスト]
• [統合 Windows 認証]
ステップ 13 [OK] をクリックします。
ステップ 14 IIS マネージャ アプリケーションを開きます。
ステップ 15 [IIS] > [<サーバ名>] >[Web サイト] >[既定の Web サイト] に移動します。
ステップ 16 [既定の Web サイト] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 17 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [ディレクトリ セキュリティ] タブをクリックします。
ステップ 18 [認証とアクセス制御]で、 [編集] をクリックします。
ステップ 19 有効な認証方式が、ステップ 12 で有効にした認証方式と一致することを確認します。
ステップ 20 [OK] をクリックします。
ステップ 21 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [OK] をクリックします。
ステップ 22 Exchange 管理シェル を開きます。
ステップ 23 Exchange 管理シェルで、次のコマンドを入力します。
iisbreset /noforce
ステップ 24 Enter キーを押します。
予定表連動のために Exchange 2007 への安全なアクセスを設定する(SSL を使用する)
(注) すでに SSL による安全な IMAP を設定済みで、IMAP と IIS の両方の証明書を有効にしている場合は、次の手順をスキップして、「Exchange 2007 との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定」に進むことができます。
ステップ 1 Exchange Server サーバで、 Exchange 管理シェル アプリケーションを開きます。
ステップ 2 次のコマンドを入力します。<Exchange サーバ> は Exchange サーバの IP アドレスまたはホスト名で、<フレンドリ名> は Exchange サーバに対して選択したフレンドリ名です。
• new-exchangecertificate -generaterequest -domainname <Exchange サーバ> -friendlyname <フレンドリ名>-path c:\csr.txt
注意 Exchange サーバのドメイン名は、IP アドレスまたは完全修飾 DNS 名(推奨)である必要があります。これにより、Connection サーバは Exchange サーバに対して正常に ping を実行できます。IP アドレスまたは完全修飾 DNS 名でない場合、予定表連動が正常に機能しない可能性があります。
ステップ 3 Enter キーを押します。
ルート ディレクトリに Csr.txt という名前の Certificate Signing Request(CSR; 証明書署名要求)ファイルが作成されます。
ステップ 4 この CSR ファイルを Certification Authority(CA; 認証局)に送信します。認証局によって新しい証明書が生成され、返送されます。
(注) CA のパブリック ルート証明書またはパブリック ルート証明書チェーンのコピーを保持している必要があります。この証明書は、Exchange 2007 サーバを信頼するように Connection を設定するために必要です。
ステップ 5 次のコマンドを入力します。<パス> は、CA が新しいサーバ証明書を保存するディレクトリの場所です。
import-exchangecertificate -path <パス>
ステップ 6 Enter キーを押します。
ステップ 7 次のコマンドを入力します。
dir cert:\localmachine\my | fl
ステップ 8 Enter キーを押します。
ステップ 9 「フィンガープリント(thumbprint)」プロパティを強調表示し、 Ctrl-C を押して、そのプロパティをクリップボードにコピーします。
ステップ 10 IMAP を使用して外部電子メール サーバからの電子メールにアクセスするように Connection を設定し、さらに Exchange 2007 からの予定表データを使用するようにも設定する場合は、次のコマンドを入力します。<フィンガープリント> は、ステップ 9 でコピーした「フィンガープリント(thumbprint)」です。
enable-exchangecertificate -thumbprint <フィンガープリント> -services "IIS,IMAP"
IMAP を使用するように Connection を設定せずに、Exchange 2007 からの予定表データを使用するように設定する場合は、次のコマンドを入力します。<フィンガープリント> は、ステップ 9 でコピーした「フィンガープリント(thumbprint)」です。
enable-exchangecertificate -thumbprint <フィンガープリント> -services "IIS"
ステップ 11 Enter キーを押します。
ステップ 12 データをクリア テキストとして送信する場合は、この手順の残りのステップをスキップし、「Exchange 2007 との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定」に進みます。クリア テキストとして送信しない場合は、 IIS マネージャ アプリケーションを開きます。
ステップ 13 [IIS] > [<サーバ名>] >[Web サイト] >[既定の Web サイト] に移動します。
ステップ 14 [既定の Web サイト] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 15 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [ディレクトリ セキュリティ] タブをクリックします。
ステップ 16 [セキュリティ保護された通信]で、 [編集] をクリックします。
ステップ 17 [セキュリティ保護されたチャネルを要求] チェックボックスをオンにします。
ステップ 18 [OK] をクリックします。
ステップ 19 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [OK] をクリックします。
Exchange 2007 との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定
次の手順を実行します。
Exchange 2007 との予定表連動のために Cisco Unity Connection を設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 3 [外部サービスの新規作成(New External Service)]ページの[タイプ(Type)]リストで、 [Exchange 2007 External Service Template] をクリックします。
ステップ 4 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオンにして、予定表連動を有効にします。
ステップ 5 [表示名(Display Name)]フィールドに、内容の識別に役立つ名前を入力します。
ステップ 6 [サーバ(Server)]フィールドに、Exchange 2007 サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 7 [認証モード(Authentication Mode)]フィールドで、Exchange サーバによって使用される認証モードに一致する適切な設定をクリックします。
ステップ 8 [セキュリティ転送(Security Transport)]フィールドで、次の適切な設定をクリックします。
• [なし(None)] :Connection は、Exchange 2007 サーバとの接続にセキュリティを使用しません。
• [SSL] :Connection は、Exchange 2007 サーバとの接続に SSL を使用します。
ステップ 9 [SSL]を選択した場合、Connection が Exchange 2007 サーバ証明書を確認するようにするには、 [サーバ証明書を確認にする(Validate Server Certificate)] チェックボックスをオンにします。
注意 サーバ証明書の件名行または[subjectAltName:dnsname]フィールドの CN 値が、[サーバ(Server)]フィールドの設定と一致する必要があります。一致しない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
サーバ証明書に署名した認証局(CA)のルート証明書またはルート証明書チェーン内のすべての証明書が、Cisco Unified オペレーティングシステムの管理で Connection-trust 証明書としてインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
ステップ 10 [サービス機能(Service Capabilities)]で、 [予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 11 [テスト] をクリックします。Cisco Unity Connection の設定が正常に確認されたかどうかを示すメッセージが表示されます。
確認に失敗した場合は、Exchange 2007 と Cisco Unity Connection の設定を確認します。
ステップ 12 [保存(Save)] をクリックします。
Exchange 2007 との予定表連動のためのユーザの設定
次の手順を実行します。
(注) Exchange 2007 は、設定する Connection ユーザごとにユーザを必要とします。
Exchange 2007 との予定表連動のためにユーザを設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの新規作成(New External Service Accounts)]ページの[外部サービス(External Service)]フィールドで、「Exchange 2007 との予定表連動のために Cisco Unity Connection を設定する」で入力した表示名をクリックします。
ステップ 6 [電子メール(Email Address)]フィールドに、Exchange 2007 におけるユーザの電子メール アドレスを入力します。
ステップ 7 [ログイン タイプ(Login Type)]フィールドで、次の適切なオプションをクリックします。
• [接続エイリアスを使用(Use Connection Alias)] :このオプションは、ユーザの Windows ドメイン エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。
• [次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)] : (推奨) ユーザの Windows ドメイン エイリアスを入力します([ユーザー ID]設定が Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。
ステップ 8 (ステップ 7 で[次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)]オプションを選択した場合のみ) [ユーザID(User ID)]フィールドに、Exchange 2007 の[ユーザー ID]設定を入力します。
ステップ 9 [パスワード(Password)]フィールドに、ユーザの Windows ドメイン パスワードを入力します(パスワードがわかっている場合)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。
(注) [パスワード(Password)]フィールドを空白にした場合、ユーザは Cisco Personal Communications Assistant にログインして、[外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページでパスワードを入力する必要があります。詳細については、『Cisco Unity Connection Assistant Web ツール ユーザ ガイド Release 7.x』の「Cisco Unity Connection パスワードの変更」の章を参照してください。このドキュメントは、
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/user/guide/assistant/7xcucugasstx.html から入手可能です。
ステップ 10 [サービス機能(Service Capabilities)]で、 [予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)] チェックボックスをオンにします。
(注) ユーザは、[予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)]チェックボックスまたは[予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)]チェックボックスがオンになっている外部サービスを 1 つだけ保持できます。
ステップ 11 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 12 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Exchange 2007、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
ステップ 13 残りすべてのユーザについて、ステップ 2 ~ステップ 12 を繰り返します。
Exchange 2007 との予定表連動のテスト
次の手順を実行します。
Exchange 2007 との予定表連動のための設定をテストする
ステップ 1 Outlook にログインします。
ステップ 2 [検索]メニューで、 [予定表] をクリックします。
ステップ 3 [ファイル]メニューで、 [新規作成] >[会議出席依頼] をクリックします。
ステップ 4 必須フィールドに値を入力して、新しい会議を現在の時刻にスケジュールし、Cisco Unity Connection 上にアカウントを持つユーザを招待します。
ステップ 5 [送信] をクリックします。
ステップ 6 ステップ 4 で Outlook 会議に招待したユーザの Cisco Unity Connection メールボックスにログインします。
ステップ 7 そのユーザ アカウントがスピーチ アクセス用に設定されている場合は、 Play Meetings と言います。
そのユーザ アカウントがスピーチ アクセス用に設定されていない場合は、 6 を押し、プロンプトに従って会議のリストを再生します。
Connection によって、Exchange 2007 会議に関する情報が再生されます。
Exchange 2007 との予定表連動のための Cisco Unity Connection 設定の変更
予定表連動の作成後、Cisco Unity Connection 設定を変更できます。次の手順を実行します。
Exchange 2007 との予定表連動のための Cisco Unity Connection 設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、Connection を Exchange 2007 と連動させたときに作成した外部サービスの名前をクリックします。
ステップ 3 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオンにして、外部サービスを有効にします。
このチェックボックスがオフになっている場合、Exchange 2007 との連動は無効です。
ステップ 4 [表示名(Display Name)]フィールドに、内容の識別に役立つ名前を入力します。
ステップ 5 [サーバ(Server)]フィールドに、Exchange 2007 サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 6 [認証モード(Authentication Mode)]フィールドで、Exchange サーバによって使用される認証モードに一致する適切な設定をクリックします。
ステップ 7 [セキュリティ転送(Security Transport)]フィールドで、次の適切な設定をクリックします。
• [なし(None)] :Connection は、Exchange 2007 サーバとの接続にセキュリティを使用しません。
• [SSL] :Connection は、Exchange 2007 サーバとの接続に SSL を使用します。
ステップ 8 [SSL]を選択した場合、Connection が Exchange 2007 サーバ証明書を確認するようにするには、 [サーバ証明書を確認にする(Validate Server Certificate)] チェックボックスをオンにします。
注意 サーバ証明書の件名行または[subjectAltName:dnsname]フィールドの CN 値が、[サーバ(Server)]フィールドの設定と一致する必要があります。一致しない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
サーバ証明書に署名した認証局(CA)のルート証明書またはルート証明書チェーン内のすべての証明書が、Cisco Unified オペレーティングシステムの管理で Connection-trust 証明書としてインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
ステップ 9 [サービス機能(Service Capabilities)]で、 [予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 10 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 11 Exchange 2007 との連動を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Exchange 2007 と Cisco Unity Connection の設定を確認します。
Exchange 2007 との予定表連動のためのユーザ設定の変更
予定表連動の作成後、ユーザ設定を変更できます。次の手順を実行します。
Exchange 2007 との予定表連動のためのユーザ設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページの[表示名(Display Name)]カラムで、Exchange 2007 サービスの表示名をクリックします。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの編集(Edit External Service Account)]ページの[電子メール(Email Address)]フィールドに、Exchange 2007 におけるユーザの電子メール アドレスを入力します。
ステップ 6 [ログイン タイプ(Login Type)]フィールドで、次の適切なオプションをクリックします。
• [接続エイリアスを使用(Use Connection Alias)] :このオプションは、ユーザの Windows ドメイン エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。
• [次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)] : (推奨) ユーザの Windows ドメイン エイリアスを入力します([ユーザー ID]設定が Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。
ステップ 7 (ステップ 6 で[次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)]オプションを選択した場合のみ) [ユーザID(User ID)]フィールドに、Exchange 2007 の[ユーザー ID]設定を入力します。
ステップ 8 [パスワード(Password)]フィールドに、ユーザの Windows ドメイン パスワードを入力します(パスワードがわかっている場合)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。
(注) [パスワード(Password)]フィールドを空白にした場合、ユーザは Cisco Personal Communications Assistant にログインして、[外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページでパスワードを入力する必要があります。詳細については、『Cisco Unity Connection Assistant Web ツール ユーザ ガイド Release 7.x』の「Cisco Unity Connection パスワードの変更」の章を参照してください。このドキュメントは、
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/user/guide/assistant/7xcucugasstx.html から入手可能です。
ステップ 9 [サービス機能(Service Capabilities)]で、 [予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)] チェックボックスをオンにします。
(注) ユーザは、[予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)]チェックボックスまたは[予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)]チェックボックスがオンになっている外部サービスを 1 つだけ保持できます。
ステップ 10 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 11 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Exchange 2007、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
Exchange 2003 との予定表連動の作成
Exchange 2003 がインストールされている場合は、Cisco Unity Connection を Exchange 2003 と連動させることで、ユーザが次のことを行えるようになります。
• 電話または Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用して、会議の予定を確認する。
• Exchange 連絡先をインポートする。この連絡先情報は、ユーザがパーソナル着信転送ルール Web ツールで作成するルールに使用したり、ユーザがボイス コマンドで通話を発信するときに使用したりすることができます。
予定表連動のための Exchange 2003 の設定
次の該当する手順を実行します。
Exchange 2003 との予定表連動のための特権サービス アカウントを作成する
ステップ 1 ドメイン コントローラで、 [Active Directory ユーザーとコンピュータ] を開きます。
ステップ 2 [Users] を右クリックし、 [新規作成] >[ユーザー] をクリックします。
ステップ 3 エイリアス cucsvc を使用して、ドメイン ユーザ アカウントを作成します。
(注) このユーザのメールボックスを作成する必要はありません。
ステップ 4 Exchange サーバで、 [Microsoft Exchange] >[システム マネージャ] に移動します。
ステップ 5 [サーバー]で、サーバ名を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 6 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [セキュリティ] タブをクリックします。
ステップ 7 [追加] をクリックし、このストアに対する権限を持つアカウントのリストに cucsvc (ステップ 3 で作成したドメイン アカウントのエイリアス)を追加します。
ステップ 8 [名前の確認] をクリックします。
ステップ 9 [OK] をクリックします。
ステップ 10 リストで、 cucsvc (ステップ 3 で作成したドメイン アカウントのエイリアス)をクリックします。
ステップ 11 このドメイン アカウント エイリアスに[Receive As]、[Send As]、および[Administer Information Store]の各権限を設定します。他のすべての権限を拒否します。
ステップ 12 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [OK] をクリックします。
SSL を使用せずに Exchange 2003 サーバにアクセスする場合は、「予定表連動のために Exchange 2003 への基本的なアクセスを設定する(SSL を使用しない)」を実行します。
SSL を使用して Exchange 2003 サーバに安全にアクセスする場合は、「予定表連動のために Exchange 2003 への安全なアクセスを設定する(SSL を使用する)」を実行します。
予定表連動のために Exchange 2003 への基本的なアクセスを設定する(SSL を使用しない)
ステップ 1 ドメイン コントローラで、 [Active Directory ユーザーとコンピュータ] に移動します。
ステップ 2 [Users]で、Connection のアクセス先となる予定表を持つユーザ アカウントをすべて選択します。
ステップ 3 強調表示されたユーザを右クリックし、 [Exchange タスク] をクリックします。
ステップ 4 [Exchange タスク]ダイアログボックスで、 [Exchange の機能の構成] をクリックします。
ステップ 5 [プロトコル]で、 [Outlook Web Access] をクリックします。
ステップ 6 [有効にする] アイコンをクリックします。
ステップ 7 [次へ] をクリックします。
ステップ 8 [完了] をクリックします。
ステップ 9 Exchange サーバで、 Exchange システム マネージャ アプリケーションを開きます。
ステップ 10 [サーバー] > [<サーバ名>] >[プロトコル] >[HTTP] >[Exchange 仮想サーバー] に移動します。
ステップ 11 [設定] タブをクリックします。
ステップ 12 [フォーム ベース認証を有効にする] チェックボックスがオフになっていることを確認します。
ステップ 13 [OK] をクリックします。
ステップ 14 [サーバー] > [<サーバ名>] >[プロトコル] >[HTTP] >[Exchange 仮想サーバー] >[Exchange] に移動します。
ステップ 15 [Exchange] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 16 [Exchange 仮想サーバーのプロパティ]ダイアログボックスで、 [アクセス] タブをクリックします。
ステップ 17 次の各チェックボックスがオンになっていることを確認します。
• [読み取り]
• [書き込み]
• [ディレクトリの参照]
ステップ 18 [認証] をクリックします。
ステップ 19 次の 1 つまたは複数のオプションが有効になっていることを確認します。
• [基本]
• [ダイジェスト]
• [統合 Windows 認証]
ステップ 20 [OK] をクリックします。
ステップ 21 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [OK] をクリックします。
ステップ 22 IIS マネージャ アプリケーションを開きます。
ステップ 23 [IIS] > [<サーバ名>] >[Web サイト] >[既定の Web サイト] に移動します。
ステップ 24 [既定の Web サイト] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 25 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [ディレクトリ セキュリティ] タブをクリックします。
ステップ 26 [認証とアクセス制御]で、 [編集] をクリックします。
ステップ 27 有効な認証方式が、ステップ 19 で有効にした認証方式と一致することを確認します。
ステップ 28 [OK] をクリックします。
ステップ 29 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [OK] をクリックします。
予定表連動のために Exchange 2003 への安全なアクセスを設定する(SSL を使用する)
ステップ 1 Exchange サーバで、 IIS マネージャ アプリケーションを開きます。
ステップ 2 [IIS] >[Web サイト] >[既定の Web サイト] に移動します。
ステップ 3 [既定の Web サイト] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 4 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [ディレクトリ セキュリティ] タブをクリックします。
ステップ 5 [セキュリティ保護された通信]の [サーバ証明書] をクリックします。
ステップ 6 [次へ] をクリックします。
ステップ 7 [証明書の新規作成] をクリックします。
(注) このオプションを使用できない場合は、既存の証明書を削除して、このステップを再度実行する必要があります。
ステップ 8 [証明書の要求を作成して後で送信する] をクリックします。
ステップ 9 ウィザードのプロンプトに従って、組織の適切な情報を入力します。
注意 Exchange サーバ証明書の「一般名(Common Name)」は、Exchange サーバの IP アドレスまたは完全修飾 DNS 名(推奨)である必要があります。IP アドレスまたは完全修飾 DNS 名でない場合、予定表連動が正常に機能しない可能性があります。
ステップ 10 証明書署名要求(CSR)をファイルとして保存します。
ステップ 11 この CSR ファイルを Certification Authority(CA; 認証局)に送信します。認証局によって新しい証明書が生成され、返送されます。
(注) CA のパブリック ルート証明書またはパブリック ルート証明書チェーンのコピーを保持している必要があります。この証明書は、Exchange 2003 サーバを信頼するように Connection を設定するために必要です。
ステップ 12 IIS マネージャ アプリケーションに戻ります。
ステップ 13 [IIS] >[Web サイト] >[既定の Web サイト] に移動します。
ステップ 14 [既定の Web サイト] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 15 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [ディレクトリ セキュリティ] タブをクリックします。
ステップ 16 [セキュリティ保護された通信]の [サーバ証明書] をクリックします。
ステップ 17 [次へ] をクリックします。
ステップ 18 [保留中の要求を処理し、証明書をインストールする] をクリックし、 [次へ] をクリックします。
ステップ 19 ローカル ファイル システムを参照し、CA から送信された新しい証明書をクリックします。
ステップ 20 [次へ] をクリックします。
ステップ 21 証明書情報が有効であることを確認し、 [次へ] をクリックします。
ステップ 22 [完了] をクリックします。
ステップ 23 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [OK] をクリックします。
ステップ 24 IIS マネージャ アプリケーションに戻ります。
ステップ 25 [IIS] > [<サーバ名>] >[Web サイト] >[既定の Web サイト] に移動します。
ステップ 26 [既定の Web サイト] を右クリックし、 [プロパティ] をクリックします。
ステップ 27 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [ディレクトリ セキュリティ] タブをクリックします。
ステップ 28 [セキュリティ保護された通信]で、 [編集] をクリックします。
ステップ 29 [セキュリティ保護されたチャネルを要求] チェックボックスをオンにします。
ステップ 30 [OK] をクリックします。
ステップ 31 [プロパティ]ダイアログボックスで、 [OK] をクリックします。
Exchange 2003 との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定
次の手順を実行します。
Exchange 2003 との予定表連動のために Cisco Unity Connection を設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 3 [外部サービスの新規作成(New External Service)]ページの[タイプ(Type)]リストで、 [Exchange 2003 External Service Template] をクリックします。
ステップ 4 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオンにして、外部サービスを有効にします。
このチェックボックスがオフになっている場合、Exchange 2003 との連動は無効です。
ステップ 5 [表示名(Display Name)]フィールドに、内容の識別に役立つ名前を入力します。
ステップ 6 [サーバ(Server)]フィールドに、Exchange 2003 サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 7 [認証モード(Authentication Mode)]フィールドで、Exchange サーバによって使用される認証モードに一致する適切な設定をクリックします。
ステップ 8 [セキュリティ転送(Security Transport)]フィールドで、次の適切な設定をクリックします。
• [なし(None)] :Connection は、Exchange 2003 サーバとの接続にセキュリティを使用しません。
• [SSL] :Connection は、Exchange 2003 サーバとの接続に SSL を使用します。
ステップ 9 [SSL]を選択した場合、Connection が Exchange 2003 サーバ証明書を確認するようにするには、 [サーバ証明書を確認にする(Validate Server Certificate)] チェックボックスをオンにします。
注意 サーバ証明書の件名行または[subjectAltName:dnsname]フィールドの CN 値が、[サーバ(Server)]フィールドの設定と一致する必要があります。一致しない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
サーバ証明書に署名した認証局(CA)のルート証明書またはルート証明書チェーン内のすべての証明書が、Cisco Unified オペレーティングシステムの管理で Connection-trust 証明書としてインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
ステップ 10 [エイリアス(Alias)]フィールドに、Connection が Exchange 2003 サーバへのログインで使用する特権サービス アカウントの Windows ドメイン エイリアスを入力します。
この設定は、Exchange 2003 で設定されている特権サービス アカウントのユーザ ID と一致している必要があります。
ステップ 11 [パスワード(Password)]フィールドに、Connection が Exchange 2003 サーバへのログインで使用する特権サービス アカウントのパスワードを入力します。
この設定は、Exchange 2003 で設定されている特権サービス アカウントのユーザ パスワードと一致している必要があります。
ステップ 12 [サービス機能(Service Capabilities)]で、 [予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 13 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 14 Exchange 2003 との連動を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Exchange 2003 と Cisco Unity Connection の設定を確認します。
Exchange 2003 との予定表連動のためのユーザの設定
次の手順を実行します。
(注) Exchange 2003 は、設定する Connection ユーザごとにユーザを必要とします。
Exchange 2003 との予定表連動のためにユーザを設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの新規作成(New External Service Accounts)]ページの[外部サービス(External Service)]フィールドで、「Exchange 2003 との予定表連動のために Cisco Unity Connection を設定する」で入力した表示名をクリックします。
ステップ 6 [電子メール(Email Address)]フィールドに、Exchange 2003 におけるユーザのプライマリ SMTP アドレスを入力します。
ステップ 7 [ログイン タイプ(Login Type)]フィールドで、次の適切なオプションをクリックします。
• [接続エイリアスを使用(Use Connection Alias)] :このオプションは、Exchange 2003 の[ユーザー ID]設定が Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。
• [次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)] :Exchange 2003 の[ユーザー ID]設定を入力します([ユーザー ID]設定が Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。
ステップ 8 (ステップ 7 で[次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)]オプションを選択した場合のみ) [ユーザID(User ID)]フィールドに、Exchange 2003 の[ユーザー ID]設定を入力します。
ステップ 9 [サービス機能(Service Capabilities)]で、 [予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)] チェックボックスをオンにします。
(注) ユーザは、[予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)]チェックボックスまたは[予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)]チェックボックスがオンになっている外部サービスを 1 つだけ保持できます。
ステップ 10 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 11 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Exchange 2003、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
ステップ 12 残りすべてのユーザについて、ステップ 2 ~ステップ 11 を繰り返します。
Exchange 2003 との予定表連動のテスト
次の手順を実行します。
Exchange 2003 との予定表連動をテストする
ステップ 1 Outlook にログインします。
ステップ 2 [検索]メニューで、 [予定表] をクリックします。
ステップ 3 [ファイル]メニューで、 [新規作成] >[会議出席依頼] をクリックします。
ステップ 4 必須フィールドに値を入力して、新しい会議を現在の時刻にスケジュールし、Cisco Unity Connection 上にアカウントを持つユーザを招待します。
ステップ 5 [送信] をクリックします。
ステップ 6 ステップ 4 で Outlook 会議に招待したユーザの Connection メールボックスにログインします。
ステップ 7 そのユーザ アカウントがスピーチ アクセス用に設定されている場合は、 Play Meetings と言います。
そのユーザ アカウントがスピーチ アクセス用に設定されていない場合は、 6 を押し、プロンプトに従って会議のリストを再生します。
Connection によって、Exchange 2003 会議に関する情報が再生されます。
Exchange 2003 との予定表連動のための Cisco Unity Connection 設定の変更
予定表連動の作成後、Cisco Unity Connection 設定を変更できます。次の手順を実行します。
Exchange 2003 との予定表連動のための Cisco Unity Connection 設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、Connection を Exchange 2003 と連動させたときに作成した外部サービスの名前をクリックします。
ステップ 3 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオンにして、外部サービスを有効にします。
このチェックボックスがオフになっている場合、Exchange 2003 との連動は無効です。
ステップ 4 [表示名(Display Name)]フィールドに、内容の識別に役立つ名前を入力します。
ステップ 5 [サーバ(Server)]フィールドに、Exchange 2003 サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 6 [認証モード(Authentication Mode)]フィールドで、Exchange サーバによって使用される認証モードに一致する適切な設定をクリックします。
ステップ 7 [セキュリティ転送(Security Transport)]フィールドで、次の適切な設定をクリックします。
• [なし(None)] :Connection は、Exchange 2003 サーバとの接続にセキュリティを使用しません。
• [SSL] :Connection は、Exchange 2003 サーバとの接続に SSL を使用します。
ステップ 8 [SSL]を選択した場合、Connection が Exchange 2003 サーバ証明書を確認するようにするには、 [サーバ証明書を確認にする(Validate Server Certificate)] チェックボックスをオンにします。
注意 サーバ証明書の件名行または[subjectAltName:dnsname]フィールドの CN 値が、[サーバ(Server)]フィールドの設定と一致する必要があります。一致しない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
サーバ証明書に署名した認証局(CA)のルート証明書またはルート証明書チェーン内のすべての証明書が、Cisco Unified オペレーティングシステムの管理で Connection-trust 証明書としてインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
ステップ 9 [エイリアス(Alias)]フィールドに、Connection が Exchange 2003 サーバへのログインで使用する特権サービス アカウントの Windows ドメイン エイリアスを入力します。
この設定は、Exchange 2003 で設定されている特権サービス アカウントのユーザ ID と一致している必要があります。
ステップ 10 [パスワード(Password)]フィールドに、Connection が Exchange 2003 サーバへのログインで使用する特権サービス アカウントのパスワードを入力します。
この設定は、Exchange 2003 で設定されている特権サービス アカウントのユーザ パスワードと一致している必要があります。
ステップ 11 [サービス機能(Service Capabilities)]で、 [予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)] チェックボックスをオンにします。
ステップ 12 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 13 Exchange 2003 との連動を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Exchange 2003 と Cisco Unity Connection の設定を確認します。
Exchange 2003 との予定表連動のためのユーザ設定の変更
予定表連動の作成後、ユーザ設定を変更できます。次の手順を実行します。
Exchange 2003 との予定表連動のためのユーザ設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページの[表示名(Display Name)]カラムで、Exchange 2003 サービスの表示名をクリックします。
ステップ 5 [電子メール(Email Address)]フィールドに、Exchange 2003 におけるユーザのプライマリ SMTP アドレスを入力します。
ステップ 6 [外部サービスのアカウントの編集(Edit External Service Account)]ページの[ログイン タイプ(Login Type)]フィールドで、次の適切なオプションをクリックします。
• [接続エイリアスを使用(Use Connection Alias)] :このオプションは、Exchange 2003 の[ユーザー ID]設定が Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。
• [次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)] :Exchange 2003 の[ユーザー ID]設定を入力します([ユーザー ID]設定が Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。
ステップ 7 (ステップ 6 で[次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)]オプションを選択した場合のみ) [ユーザID(User ID)]フィールドに、Exchange 2003 の[ユーザー ID]設定を入力します。
ステップ 8 [サービス機能(Service Capabilities)]で、 [予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)] チェックボックスをオンにします。
(注) ユーザは、[予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)]チェックボックスまたは[予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)]チェックボックスがオンになっている外部サービスを 1 つだけ保持できます。
ステップ 9 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 10 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Exchange 2003、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動の作成
Cisco Unified MeetingPlace がインストールされている場合は、Cisco Unity Connection を Cisco Unified MeetingPlace と連動させることで、ユーザが電話で、会議の予定を確認し、開催中の会議に参加できるようになります。
予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace の設定
次の手順を実行します。
予定表連動のために Cisco Unified MeetingPlace を設定する
ステップ 1 管理者として Cisco Unified MeetingPlace 管理サーバにログインします。
ステップ 2 [User Configuration]>[User Profiles] をクリックします。
ステップ 3 [Add New] をクリックします。
ステップ 4 必須フィールドに次の値を入力して、特権サービス アカウントを作成します。
|
このフィールドは、空白のままにします。 |
|
Cisco Unity Connection と入力します。 |
|
cucsvc と入力するか、または必要な別のユーザ ID を入力します。 |
|
適切なパスワードを入力します。 |
|
適切なプロファイル番号を入力します。 |
|
適切なプロファイル パスワードを入力します。 |
|
[System Administrator] をクリックします。 |
(注) [User ID]、[User Password]、[Profile Number]、および[Profile Password]の各フィールドに入力する値は、「Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定」で使用します。
ステップ 5 [Save] をクリックします。
ステップ 6 Cisco Unified MeetingPlace からログオフします。
予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace 設定をテストする
ステップ 1 SSL が有効でない場合は、Web ブラウザの[アドレス]フィールドに次の URL を入力します
(<サーバ> は、Cisco Unified MeetingPlace サーバの IP アドレスまたはホスト名です)。
http://<サーバ>/webservices/services/meetingservice?wsdl
SSL が有効である場合は、次の URL を入力します。
https://<サーバ>/webservices/services/meetingservice?wsdl
ステップ 2 Enter キーを押します。
ステップ 3 ログインするように要求された場合、「予定表連動のために Cisco Unified MeetingPlace を設定する」で作成した特権サービス アカウントのユーザ ID とパスワードを入力します。
「XFire Services」というタイトルの Cisco Unified MeetingPlace WSDL ダウンロード ページが表示されます。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定
次の手順を実行します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のために Cisco Unity Connection を設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 3 [外部サービスの新規作成(New External Service)]ページの[タイプ(Type)]リストで、 [MeetingPlace 7.0 External Service Template] をクリックします。
ステップ 4 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオンにして、外部サービスを有効にします。
このチェックボックスがオフになっている場合、Cisco Unified MeetingPlace との連動は無効です。
ステップ 5 [表示名(Display Name)]フィールドに、内容の識別に役立つ名前を入力します。
ステップ 6 [サーバ(Server)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 7 [内線番号ダイヤル文字列を転送する(Transfer Extension Dial String)]フィールドに、電話機のユーザを Cisco Unified MeetingPlace サーバのガイダンスに転送するときに、Connection がダイヤルする必要のある数字を入力します。
ステップ 8 [セキュリティ転送(Security Transport)]フィールドで、次の適切な設定をクリックします。
• [なし(None)] :Connection は、Cisco Unified MeetingPlace サーバとの接続にセキュリティを使用しません。
• [SSL] :Connection は、Cisco Unified MeetingPlace サーバとの接続に SSL を使用します。
ステップ 9 [SSL]を選択した場合、Connection が Cisco Unified MeetingPlace サーバ証明書を確認するようにするには、 [サーバ証明書を確認にする(Validate Server Certificate)] チェックボックスをオンにします。
注意 サーバ証明書の件名行または[subjectAltName:dnsname]フィールドの CN 値が、[サーバ(Server)]フィールドの設定と一致する必要があります。一致しない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
サーバ証明書に署名した認証局(CA)のルート証明書またはルート証明書チェーン内のすべての証明書が、Cisco Unified オペレーティングシステムの管理で Connection-trust 証明書としてインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
ステップ 10 [エイリアス(Alias)]フィールドに、Connection が Cisco Unified MeetingPlace サーバへのログインで使用する特権サービス アカウントの Windows ドメイン エイリアスを入力します。
この設定は、「予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace の設定」で設定した特権サービス アカウントの[User ID]設定と一致している必要があります。
ステップ 11 [パスワード(Password)]フィールドに、Connection が Cisco Unified MeetingPlace サーバへのログインで使用する特権サービス アカウントのパスワードを入力します。
この設定は、「予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace の設定」で設定した特権サービス アカウントの[User Password]設定と一致している必要があります。
ステップ 12 [サービス機能(Service Capabilities)]で、次の適切なチェックボックスをオンにします。
• [予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが電話で会議の予定を聞くことができるようになります。
• [MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議のスケジュール設定および会議への参加を行えるようになります。
ステップ 13 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 14 Cisco Unified MeetingPlace との連動を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Cisco Unified MeetingPlace と Cisco Unity Connection の設定を確認します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のためのユーザの設定
次の手順を実行します。
(注) Cisco Unified MeetingPlace は、設定する Connection ユーザごとにエンド ユーザを必要とします。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のためにユーザを設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。[外部サービスのアカウントの新規作成(New External Service Account)]ページが表示されます。
ステップ 5 [外部サービス(External Service)]フィールドで、「Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定」で入力した表示名をクリックします。
ステップ 6 [ログイン タイプ(Login Type)]フィールドで、次の適切なオプションをクリックします。
• [接続エイリアスを使用(Use Connection Alias)] :このオプションは、Cisco Unified MeetingPlace プロファイル エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。
• [サーバのゲスト アカウントを使用(Use Server Guest Account)] :Connection は、Connection ユーザ エイリアスおよび[User ID]設定を使用せずに、ユーザをゲストとしてログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace は、パブリック会議に関する情報のみをユーザに提供します。
• [次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)] :Cisco Unified MeetingPlace のプロファイル エイリアスを入力します(Cisco Unified MeetingPlace プロファイル エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。
ステップ 7 (ステップ 6 で[次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)]オプションを選択した場合のみ) [ユーザID(User ID)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace の[User ID]設定を入力します。
ステップ 8 [サービス機能(Service Capabilities)]で、次の適切なチェックボックスをオンにします。
• [MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議のスケジュール設定および会議への参加を行えるようになります。
• [プライマリ会議サービス(Primary Meeting Service)] :複数の外部サービスで[MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)]チェックボックスがオンになっている場合は、このチェックボックスをオンにすると、Cisco Unified MeetingPlace 会議がこの Cisco Unified MeetingPlace サーバを介して設定されるようになります。このチェックボックをオフにすると、Cisco Unified MeetingPlace 会議が別のサーバを介して設定されるようになります。
ステップ 9 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 10 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Cisco Unified MeetingPlace、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
ステップ 11 残りすべてのユーザについて、ステップ 2 ~ステップ 10 を繰り返します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のテスト
次の手順を実行します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のための設定をテストする
ステップ 1 エンド ユーザとして Cisco Unified MeetingPlace にログインします。
ステップ 2 [Schedule] をクリックします。
ステップ 3 必須フィールドに値を入力して、新しい会議を現在の時刻にスケジュールし、Cisco Unity Connection 上にアカウントを持つユーザを招待します。
ステップ 4 ステップ 3 で Cisco Unified MeetingPlace 会議に招待したユーザの Connection メールボックスにログインします。
ステップ 5 そのユーザ アカウントがスピーチ アクセス用に設定されている場合は、 Play Meetings と言います。
そのユーザ アカウントがスピーチ アクセス用に設定されていない場合は、 6 を押し、プロンプトに従って会議のリストを再生します。
ステップ 6 今スケジュールした Cisco Unified MeetingPlace 会議が通知されるのが聞こえたときに、 Join と言うか、または電話機のキーパッドで適切なキーを押して、会議に参加します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のための Cisco Unity Connection 設定の変更
予定表連動の作成後、Cisco Unity Connection 設定を変更できます。次の手順を実行します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のための Cisco Unity Connection 設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、Connection を Cisco Unified MeetingPlace と連動させたときに作成した外部サービスの表示名をクリックします。
ステップ 3 連動の[サーバ タイプ(Server Type)]カラムに [MeetingPlace 7.0] と表示されていることを確認します。
ステップ 4 予定表連動を有効にするには、 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオンにします。予定表連動を無効にするには、 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオフにします。
ステップ 5 [表示名(Display Name)]フィールドに、内容の識別に役立つ名前を入力します。
ステップ 6 [サーバ(Server)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 7 [内線番号ダイヤル文字列を転送する(Transfer Extension Dial String)]フィールドに、電話機のユーザを Cisco Unified MeetingPlace サーバのガイダンスに転送するときに、Connection がダイヤルする必要のある数字を入力します。
ステップ 8 [セキュリティ転送(Security Transport)]フィールドで、次の適切な設定をクリックします。
• [なし(None)] :Connection は、Cisco Unified MeetingPlace サーバとの接続にセキュリティを使用しません。
• [SSL] :Connection は、Cisco Unified MeetingPlace サーバとの接続に SSL を使用します。
ステップ 9 [SSL]を選択した場合、Connection が Cisco Unified MeetingPlace サーバ証明書を確認するようにするには、 [サーバ証明書を確認にする(Validate Server Certificate)] チェックボックスをオンにします。
注意 サーバ証明書の件名行または[subjectAltName:dnsname]フィールドの CN 値が、[サーバ(Server)]フィールドの設定と一致する必要があります。一致しない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
サーバ証明書に署名した認証局(CA)のルート証明書またはルート証明書チェーン内のすべての証明書が、Cisco Unified オペレーティングシステムの管理で Connection-trust 証明書としてインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
ステップ 10 [エイリアス(Alias)]フィールドに、Connection が Cisco Unified MeetingPlace サーバへのログインで使用する特権サービス アカウントの Windows ドメイン エイリアスを入力します。
この設定は、「予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace の設定」で設定した特権サービス アカウントの[User ID]設定と一致している必要があります。
ステップ 11 [パスワード(Password)]フィールドに、Connection が Cisco Unified MeetingPlace サーバへのログインで使用する特権サービス アカウントのパスワードを入力します。
この設定は、「予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace の設定」で設定した API ユーザの[User Password]設定と一致している必要があります。
ステップ 12 [サービス機能(Service Capabilities)]で、次の適切なチェックボックスをオンにします。
• [予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが電話で会議の予定を聞くことができるようになります。
• [MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議のスケジュール設定および会議への参加を行えるようになります。
ステップ 13 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 14 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Cisco Unified MeetingPlace、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のためのユーザ設定の変更
予定表連動の作成後、ユーザ設定を変更できます。次の手順を実行します。
Cisco Unified MeetingPlace との予定表連動のためのユーザ設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページの[表示名(Display Name)]カラムで、Cisco Unified MeetingPlace サービスの表示名をクリックします。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの編集(Edit External Service Account)]ページの[ログイン タイプ(Login Type)]フィールドで、次の適切なオプションをクリックします。
• [接続エイリアスを使用(Use Connection Alias)] :このオプションは、Cisco Unified MeetingPlace プロファイル エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。
• [サーバのゲスト アカウントを使用(Use Server Guest Account)] :Connection は、Connection ユーザ エイリアスおよび[User ID]設定を使用せずに、ユーザをゲストとしてログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace は、パブリック会議に関する情報のみをユーザに提供します。
• [次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)] :Cisco Unified MeetingPlace のプロファイル エイリアスを入力します(Cisco Unified MeetingPlace プロファイル エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。
ステップ 6 (ステップ 5 で[次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)]オプションを選択した場合のみ) [ユーザID(User ID)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace の[User ID]設定を入力します。
ステップ 7 [サービス機能(Service Capabilities)]で、次の適切なチェックボックスをオンにします。
• [MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議のスケジュール設定および会議への参加を行えるようになります。
• [プライマリ会議サービス(Primary Meeting Service)] :複数の外部サービスで[MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)]チェックボックスがオンになっている場合は、このチェックボックスをオンにすると、Cisco Unified MeetingPlace 会議がこの Cisco Unified MeetingPlace サーバを介して設定されるようになります。このチェックボックをオフにすると、Cisco Unified MeetingPlace 会議が別のサーバを介して設定されるようになります。
ステップ 8 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 9 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Cisco Unified MeetingPlace、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動の作成
Cisco Unified MeetingPlace Express がインストールされている場合は、Cisco Unity Connection を
Cisco Unified MeetingPlace Express と連動させることで、ユーザが電話または Cisco Personal Communications Assistant(PCA)を使用して、会議の予定を確認し、開催中の会議に参加できるようになります。
次のタスク リストを使用して、予定表連動を作成します。
予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace Express の設定
次の手順を実行します。
予定表連動のために Cisco Unified MeetingPlace Express を設定する
ステップ 1 Cisco Unified MeetingPlace Express にログインし、 [Administration] をクリックします。
ステップ 2 [User Configuration]>[User Profile Management] をクリックします。
ステップ 3 [Add New] をクリックします。
ステップ 4 必須フィールドに次の値を入力して、API ユーザを作成します。
|
このフィールドは、空白のままにします。 |
|
Cisco Unity Connection と入力します。 |
|
cucsvc と入力するか、または必要な別のユーザ ID を入力します。 |
|
適切なパスワードを入力します。 |
|
適切なプロファイル番号を入力します。 |
|
[API User] をクリックします。 |
(注) [User ID]、[User Password]、および[Profile Number]の各フィールドに入力する値は、「Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定」で使用します。
ステップ 5 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 6 Cisco Unified MeetingPlace Express からログオフします。
予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace Express 設定をテストする
ステップ 1 SSL が有効でない場合は、Web ブラウザの[アドレス]フィールドに次の URL を入力します(<サーバ> は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの IP アドレスまたはホスト名です)。
http://<サーバ>.com/webservices/services/meetingservice?wsdl
SSL が有効である場合は、次の URL を入力します。
https://<サーバ>.com/webservices/services/meetingservice?wsdl
ステップ 2 Enter キーを押します。
ステップ 3 ログインするように要求された場合、「予定表連動のために Cisco Unified MeetingPlace Express を設定する」で入力した API ユーザのユーザ ID とパスワードを入力します。
「XFire Services」というタイトルの Cisco Unified MeetingPlace Express WSDL ダウンロード ページが表示されます。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定
次の手順を実行します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のために Cisco Unity Connection を設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 3 [外部サービスの新規作成(New External Service)]ページの[タイプ(Type)]リストで、 [MeetingPlace Express 2.0 External Service Template] をクリックします。
ステップ 4 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオンにします。
このチェックボックスがオフになっている場合、Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動は無効です。
ステップ 5 [表示名(Display Name)]フィールドに、内容の識別に役立つ名前を入力します。たとえば、「Cisco Unified MeetingPlace Express calendar」と入力します。
ステップ 6 [サーバ(Server)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 7 [内線番号ダイヤル文字列を転送する(Transfer Extension Dial String)]フィールドに、電話機のユーザを Cisco Unified MeetingPlace Express サーバのガイダンスに転送するときに、Connection がダイヤルする必要のある数字を入力します。
ステップ 8 [セキュリティ転送(Security Transport)]フィールドで、次の適切な設定をクリックします。
• [なし(None)] :Connection は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバとの接続にセキュリティを使用しません。
• [SSL] :Connection は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバとの接続に SSL を使用します。
ステップ 9 [SSL]を選択した場合、Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバ証明書を確認するようにするには、 [サーバ証明書を確認にする(Validate Server Certificate)] チェックボックスをオンにします。
注意 サーバ証明書の件名行または[subjectAltName:dnsname]フィールドの CN 値が、[サーバ(Server)]フィールドの設定と一致する必要があります。一致しない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
サーバ証明書に署名した CA のルート証明書またはルート証明書チェーン内のすべての証明書が、Cisco Unified オペレーティングシステムの管理で Connection-trust 証明書としてインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
ステップ 10 [エイリアス(Alias)]フィールドに、Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのログインで使用する API ユーザの Windows ドメイン エイリアスを入力します。
この設定は、「予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace Express の設定」で設定した API ユーザの[User ID]設定と一致している必要があります。
ステップ 11 [パスワード(Password)]フィールドに、Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのログインで使用する API ユーザのパスワードを入力します。
この設定は、「予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace Express の設定」で設定した API ユーザの[User Password]設定と一致している必要があります。
ステップ 12 [サービス機能(Service Capabilities)]で、次の適切なチェックボックスをオンにします。
• [予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが電話で会議の予定を聞くことができるようになります。
• [MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議のスケジュール設定および会議への参加を行えるようになります。
ステップ 13 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 14 Cisco Unified MeetingPlace Express との連動を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Cisco Unified MeetingPlace Express と Cisco Unity Connection の設定を確認します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のためのユーザの設定
次の手順を実行します。
(注) Cisco Unified MeetingPlace Express は、設定する Connection ユーザごとにエンド ユーザを必要とします。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のためにユーザを設定する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページで、 [新規追加(Add New)] をクリックします。[外部サービスのアカウントの新規作成(New External Service Accounts)]ページが表示されます。
ステップ 5 [外部サービス(External Service)]フィールドで、「Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のための Cisco Unity Connection の設定」で入力した表示名をクリックします。
ステップ 6 [ログイン タイプ(Login Type)]フィールドで、次の適切なオプションをクリックします。
• [接続エイリアスを使用(Use Connection Alias)] :このオプションは、Cisco Unified MeetingPlace Express プロファイル エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。
• [サーバのゲスト アカウントを使用(Use Server Guest Account)] :Connection は、Connection ユーザ エイリアスおよび[User ID]設定を使用せずに、ユーザをゲストとしてログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議に関する情報のみをユーザに提供します。
• [次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)] :Cisco Unified MeetingPlace Express のプロファイル エイリアスを入力します(Cisco Unified MeetingPlace Express プロファイル エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。
ステップ 7 (ステップ 6 で[次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)]オプションを選択した場合のみ) [ユーザID(User ID)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace Express の[User ID]設定を入力します。
ステップ 8 (有効な場合のみ) [ユーザ プロファイル番号(User Profile Number)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace Express の[User ID]設定を入力します。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。
ステップ 9 [サービス機能(Service Capabilities)]で、次の適切なチェックボックスをオンにします。
• [予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが電話で会議の予定を聞くことができるようになります。
(注) ユーザは、[予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)]チェックボックスまたは[予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)]チェックボックスがオンになっている外部サービスを 1 つだけ保持できます。
• [MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議のスケジュール設定および会議への参加を行えるようになります。
• [プライマリ会議サービス(Primary Meeting Service)] :複数の外部サービスで[MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)]チェックボックスがオンになっている場合は、このチェックボックスをオンにすると、Cisco Unified MeetingPlace Express 会議がこの Cisco Unified MeetingPlace Express サーバを介して設定されるようになります。このチェックボックをオフにすると、Cisco Unified MeetingPlace Express 会議が別のサーバを介して設定されるようになります。
ステップ 10 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 11 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Cisco Unified MeetingPlace Express、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
ステップ 12 残りすべてのユーザについて、ステップ 2 ~ステップ 11 を繰り返します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のテスト
次の手順を実行します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動をテストする
ステップ 1 エンド ユーザとして Cisco Unified MeetingPlace Express にログインします。
ステップ 2 [Schedule] をクリックします。
ステップ 3 必須フィールドに値を入力して、新しい会議を現在の時刻にスケジュールし、Cisco Unity Connection 上にアカウントを持つユーザを招待します。
ステップ 4 ステップ 3 で Cisco Unified MeetingPlace Express 会議に招待したユーザの Connection メールボックスにログインします。
ステップ 5 そのユーザ アカウントがスピーチ アクセス用に設定されている場合は、 Play Meetings と言います。
そのユーザ アカウントがスピーチ アクセス用に設定されていない場合は、 6 を押し、プロンプトに従って会議のリストを再生します。
ステップ 6 今スケジュールした Cisco Unified MeetingPlace Express 会議が通知されるのが聞こえたときに、 Join と言うか、または電話機のキーパッドで適切なキーを押して、会議に参加します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のための Cisco Unity Connection 設定の変更
予定表連動の作成後、Cisco Unity Connection 設定を変更できます。次の手順を実行します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のための Cisco Unity Connection 設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [システム設定(System Settings)] を展開し、 [外部サービス(External Services)] をクリックします。
ステップ 2 [外部サービスの検索(Search External Services)]ページで、Connection を Cisco Unified MeetingPlace Express と連動させたときに作成した外部サービスを見つけます。
ステップ 3 連動の[サーバ タイプ(Server Type)]カラムに [MeetingPlace Express 2.x] と表示されていることを確認します。
ステップ 4 Connection を Cisco Unified MeetingPlace Express と連動させたときに作成した外部サービスの名前をクリックします。
ステップ 5 予定表連動を有効にするには、 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオンにします。予定表連動を無効にするには、 [有効にする(Enabled)] チェックボックスをオフにします。
ステップ 6 [表示名(Display Name)]フィールドに、内容の識別に役立つ名前を入力します。
ステップ 7 [サーバ(Server)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバの IP アドレスまたはホスト名 URL を入力します。
ステップ 8 [内線番号ダイヤル文字列を転送する(Transfer Extension Dial String)]フィールドに、電話機のユーザを Cisco Unified MeetingPlace Express サーバのガイダンスに転送するときに、Connection がダイヤルする必要のある数字を入力します。
ステップ 9 [セキュリティ転送(Security Transport)]フィールドで、次の適切な設定をクリックします。
• [なし(None)] :Connection は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバとの接続にセキュリティを使用しません。
• [SSL] :Connection は、Cisco Unified MeetingPlace Express サーバとの接続に SSL を使用します。
ステップ 10 [SSL]を選択した場合、Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバ証明書を確認するようにするには、 [サーバ証明書を確認にする(Validate Server Certificate)] チェックボックスをオンにします。
注意 サーバ証明書の件名行または[subjectAltName:dnsname]フィールドの CN 値が、[サーバ(Server)]フィールドの設定と一致する必要があります。一致しない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
サーバ証明書に署名した CA のルート証明書またはルート証明書チェーン内のすべての証明書が、Cisco Unified オペレーティングシステムの管理で Connection-trust 証明書としてインストールされている必要があります。インストールされていない場合は、サーバ証明書の確認が失敗します。
ステップ 11 [エイリアス(Alias)]フィールドに、Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのログインで使用する API ユーザの Windows ドメイン エイリアスを入力します。
この設定は、「予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace Express の設定」で設定した API ユーザの[User ID]設定と一致している必要があります。
ステップ 12 [パスワード(Password)]フィールドに、Connection が Cisco Unified MeetingPlace Express サーバへのログインで使用する API ユーザのパスワードを入力します。
この設定は、「予定表連動のための Cisco Unified MeetingPlace Express の設定」で設定した API ユーザの[User Password]設定と一致している必要があります。
ステップ 13 [サービス機能(Service Capabilities)]で、次の適切なチェックボックスをオンにします。
• [予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議の予定を聞くことができるようになります。
• [MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議のスケジュール設定および会議への参加を行えるようになります。
• [プライマリ会議サービス(Primary Meeting Service)] :複数の外部サービスで[MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)]チェックボックスがオンになっている場合は、このチェックボックスをオンにすると、Cisco Unified MeetingPlace Express 会議がこの Cisco Unified MeetingPlace Express サーバを介して設定されるようになります。このチェックボックをオフにすると、Cisco Unified MeetingPlace Express 会議が別のサーバを介して設定されるようになります。
ステップ 14 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 15 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Cisco Unified MeetingPlace Express、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のためのユーザ設定の変更
予定表連動の作成後、ユーザ設定を変更できます。次の手順を実行します。
Cisco Unified MeetingPlace Express との予定表連動のためのユーザ設定を変更する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、 [(ユーザ(Users)] を展開し、 [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、ユーザのエイリアスをクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)] をクリックします。
ステップ 4 [外部サービスのアカウント(External Service Accounts)]ページの[表示名(Display Name)]カラムで、Cisco Unified MeetingPlace Express サービスの表示名をクリックします。
ステップ 5 [外部サービスのアカウントの編集(Edit External Service Account)]ページの[ログイン タイプ(Login Type)]フィールドで、次の適切なオプションをクリックします。
• [接続エイリアスを使用(Use Connection Alias)] :このオプションは、Cisco Unified MeetingPlace Express プロファイル エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと同一である場合に便利です。Connection は、Connection ユーザ エイリアスを使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。
• [サーバのゲスト アカウントを使用(Use Server Guest Account)] :Connection は、Connection ユーザ エイリアスおよび[User ID]設定を使用せずに、ユーザをゲストとしてログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議に関する情報のみをユーザに提供します。
• [次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)] :Cisco Unified MeetingPlace Express のプロファイル エイリアスを入力します(Cisco Unified MeetingPlace Express プロファイル エイリアスが Connection ユーザ エイリアスと異なる場合に便利です)。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。Cisco Unified MeetingPlace Express は、パブリック会議とプライベート会議に関する情報をユーザに提供します。
ステップ 6 (ステップ 5 で[次のユーザIDを使用:(Use User ID Provided Below)]オプションを選択した場合のみ) [ユーザID(User ID)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace Express の[User ID]設定を入力します。
ステップ 7 (有効な場合のみ) [ユーザ プロファイル番号(User Profile Number)]フィールドに、Cisco Unified MeetingPlace Express の[User ID]設定を入力します。Connection は、このフィールドの設定を使用してユーザをログインさせます。
ステップ 8 [サービス機能(Service Capabilities)]で、次の適切なチェックボックスをオンにします。
• [予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが電話で会議の予定を聞くことができるようになります。
(注) ユーザは、[予定表および個人連絡先へのユーザ アクセス(User Access to Calendar and Personal Contacts)]チェックボックスまたは[予定表へのユーザ アクセス(User Access to Calendar)]チェックボックスがオンになっている外部サービスを 1 つだけ保持できます。
• [MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)] :このチェックボックスをオンにすると、ユーザが会議のスケジュール設定および会議への参加を行えるようになります。
• [プライマリ会議サービス(Primary Meeting Service)] :複数の外部サービスで[MeetingPlaceスケジュール設定および参加設定(MeetingPlace Scheduling and Joining)]チェックボックスがオンになっている場合は、このチェックボックスをオンにすると、Cisco Unified MeetingPlace Express 会議がこの Cisco Unified MeetingPlace Express サーバを介して設定されるようになります。このチェックボックをオフにすると、Cisco Unified MeetingPlace Express 会議が別のサーバを介して設定されるようになります。
ステップ 9 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 10 ユーザの予定表設定を確認するには、 [テスト(Test)] をクリックします。[タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウにテスト結果が表示されます。
テストのいずれかの部分が失敗した場合は、Cisco Unified MeetingPlace Express、Cisco Unity Connection、およびユーザの設定を確認します。